2007年09月03日(月)
旅行1日目。普段コンパクトカーしか乗らないポナがステーションワゴンを運転!しかも先頭車として他の車を引き連れながらドライブ!果たして無事にたどり着けたのか!?
そして車中が盛り上がったその意外な理由とは!?
BS1とBS2しか映らない(=深夜アニメが見られない)宿泊先のバンガロー内では、酒を賭けたインディアンポーカーの激しい戦いが!ポナの運命やいかに!?
1日目の感想「運の流れは確率を変えるか」
2007年09月02日(日)
あんたかね、生きて帰ったっちゅう特攻機の搭乗員は。
(ザ・コクピット 音速雷撃隊)
というわけで、コンテスト応募作品の講評会に行ってきました。
市民会館の一室を借りて行われまして、100名ほどが入れそうな部屋に、担当者の方1名と私。広っ。
部屋には机がコの字状に並べられ、その上に講談社の出版物などが並べられておりました。
挨拶を交わした後、簡単なアンケートを記入。
そのアンケートを基に、講評から今後のことまで色々お話をしました。
私が一番聞きたかった「講評」については、以下の通り(覚え書きも兼ねて)
採点のポイント
「プロや美大生が多数参加した中で入選したのはすごい」「ホントに美術習ってないのですか?」「まず、なんともいえない表情が素晴らしい。見る目を惹きつけている」「次にメッセージ性・ストーリー性の高さ。訴求力がある」「色使いがとてもきれい」「出版側のニーズとしては、視線を集めてできるだけ長く見てもらえる絵が望ましい。ポナさんの絵はその2つの要求を満たしている」
と、まずはお褒めの言葉。
要するに、私の絵は特定のファンを持つ「絵画」ではなく、大衆に受ける「イラストレーション」なんだそうだ。
しかし、賞賛だけで終わってしまえば、それは講評会ではありません。ということで、いろいろツッコミもいただきました。
「構図に再考の余地あり。たとえば、天使をもう少し上のほうに配置して、その天使の視線の先に何かを描くことで、さらにメッセージ性を持たせることもできる」「あとは背景。これもストーリーを広げることができるし、遠近法を使って際立たせることもできる」
をぉ。
いやー、さすが、プロの目はごまかせませんな。
自分でも薄々気づいていた部分ではありますが、プロの口から語られることで、今の自分の画力を再認識させられました。
これだけでも講評会に行った甲斐があるってもんです。
総括すると、今回の絵は、見る側の感性に訴えるものは大きいが、技術にまだ改善の余地がある、ということでした。
その技術の向上のためには、その担当者の方の考えでは、一度原点に戻ること。
すなわちドローイングやデッサンなどを1から勉強しましょうということです。
2年間専門学校で専門的なことを勉強した人よりも、美大で2年間基礎を叩き込まれた人の絵の方がやはり上手なんだそうで、まあ基礎が大事というのはどんなことにも当てはまることですな。
「CGは、画力が10分の4の人の絵を、10分の6に見せることができる。でも、それが限界。それ以上を目指そうとなると、画力そのものを向上させないと」というお言葉がとても印象的でした。うむうむ。
「というわけで、ウチの通信教育なんですけれども、」
お、ついに怒涛の勧誘が始まるのか!?
バリア展開、圧力最大!
総員、対ショック用意!
行けーーーっ!!
担当者「興味のある方だけにご案内しているんですけれども、ポナさんはいかがされますか?」
ポナ「あー、結構です」
担当者「わかりました。それではこの話はおいておきますね」
勧 誘 終 了
早っ。
いや、企業のやるコンテストなんだから、もっと宣伝しても良いと思うんだけど?とこっちがこっちが心配になるくらい。
苦情がたくさんあったのか、この担当者の方の考えなのかはわかりませんが、ともかく勧誘は終了。
その後は、過去の自分の手描きイラストを見てもらったり、背景やパースや服のしわの表現などについて質問し、最後に社名入りスケッチブックと、ラミネート加工された私の絵をもらって帰りました。
「絵は80歳になっても続けられる趣味です。今は学業を頑張ってくださいね」