ムジナモタヌキモ通信

観察ノート 2007年 
ムジナモタヌキモ





今年もムジナモ、タヌキモの観察を継続します。

日付順に観察記録を掲載していきます

越冬芽 浮上から成長
開花準備から開花へ
秋の気配
越冬芽の成熟と沈下


越 冬 芽  浮上から成長


1月21日(日) 

今期は暖冬で雨も多い ひょっとしてムジナモの越冬芽(冬芽)の浮上が見られるのではと例年より早く観察に出かけた
昨日が大寒というのに気温は高め過ごしやすい一日 風のない曇天だった
水辺Mの西北端の川のようになったところに水田から雨水の流れ込むところがある そこにギンブナやモツゴの子魚の大群が押し寄せている 水温が高く流れがあるからなのかそれとも何か別の原因があるのか…
水位は冬の割には高い スイレンの葉はいくらかは見られる オオバナイトタヌキモはさすがほとんど衰退している ポイントBではムジナモもタヌキモも見られなかったが、ポイントDではムジナモの越冬芽が多数浮上し、葉を展開しているのもあった ポイントF西、ポイントFとGの中間あたりでもでもいくつかの浮上が見られた 今年も楽しみだ これからの寒さが心配だが…
タヌキモは全く確認できなかった
ポイント@ 水位 排水溝底から +2.5cm
ポイントD 13時20分 曇り 無風
       気温 10.5℃ 水温 9.6℃
ポイントF 13時47分 曇り 無風
       気温 9.6℃ 水温 7.6℃




ポイントD


ポイントD 今年も期待ができそう


ポイントD  ムジナモの浮上


ポイントD  ムジナモ越冬芽 葉を展開しているものも


ポイントD  ムジナモ越冬芽のアップ


ポイントF


ポイントF  アオミドロが発生


水辺M北西端  ギンブナの群れ 7.3cmほど


水辺M北西端 モツゴ(クチボソ)の群れ 3.3cmほど


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2月4日(日) 曇り→晴れ 北よりの風

今日は立春 暖冬とはいえ、一昨日・昨日は冬らしかったが、今日は暖かかった 水位はやや低下
ムジナモの越冬芽の浮上が多くなった ポイントDは多い ポイントFもよく目に付く ポイントGの西でも探すと見つけることができる
ただ、葉の展開はあまり進んでいない 1月21日と同程度である
水辺Mのフナやモツゴの大群は全くいなくなった 水田からの流れ込みがなくなったからであろう
ポイントG西でイチョウウキゴケが見られた
ポイント@ 水位 −2.5cm
ポイントD 11時23分 曇り 途中から日差しさす 
        西よりの弱い風 気温 11.8℃   水温  8.5℃
ポイントF 11時38分 曇天ながら日差しあり 
        西よりの弱い風 気温11.1℃    水温7.4℃
ポイントG 11時54分 気温が低く水温が高かった(なぜ?)
       西よりの風 曇り  気温 8.4℃   水温 9.4℃   
       



ポイントD 


ポイントFの西


ポイントFの東


ポイントGの西  イチョウウキゴケ


ポイントGの西


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2月18日(日) 

春一番も先日吹いて、雨ごとに春めいてくる 朝から曇り、午後3時ごろから日差しが見られた
昨日からの雨で、生育地の水はとても澄んでいた また、生育地全体がしっとりとしていた 
ポイントD、Gの西のムジナモの越冬芽の浮上は多い ポイントFあたりは少ない 他のポイントでは未確認 浮上は早かったが、葉の展開はあまり進んでいない
タヌキモは全域で確認できない 
ポイントEとFの間のシャジクモが、荒らされたのかほたんど壊滅状態であった 残念である 
水辺M西北端では、水田からの流れがあったが、期待に反してコブナ、モツゴは見られなかった 1年前も同じ傾向だったような…
ポイント@ 水位 +1.5cm
ポイントD 12時29分 曇り 無風    気温12.8℃ 水温10.7℃
ポイントF 12時49分 曇り 無風    気温11.2℃ 水温8.7℃
ポイントG 13時04分 曇り ややヒンヤリトシタ西の風
                         気温10.8℃ 水温j10.2℃

ポイントD


ポイントD ムジナモ越冬芽のアップ


ポイントEとFの間  壊滅状態のシャジクモ


ポイントFの西  イチョウウキゴケ

ポイントGの西  


水辺M北西端 魚影はない


水辺M北西端 魚影はない


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3月10日(土) 
昼過ぎまでは、高気圧におおわれ、快晴 うららかで暖かかった ときおりさわやかな風 夕方から雨 住宅の庭にはウメが咲き誇る
生育地西の草むらでは、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウがかわいく咲いている
水は澄んでいる スイレンが赤い葉を広げだしている
ポイント@、A、B、Cではムジナモもタヌキモも見られない
ムジナモが大きくなっている ポイントE、EとFの間でもでも越冬芽の浮上が確認できた ポイントF、Gの西では浮上数がふえた とりわけGの西では多かった
水中の小動物も見られ、ポイントGの西ではメダカが泳いでいた
ポイント@ −2.5cm
ポイントD 11時52分 快晴 無風 
       気温15.1℃ 水温 12.0℃(日陰) 14.0℃(日向)
ポイントF 12時22分 快晴 わずかな南風
       気温17.1℃ 水温10.3℃(半日向)
ポイントG 12時33分 快晴 心地よい南風
       気温16.4℃ 水温 7.4℃(日陰) 12.8℃(日向)       

生育地の西 オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ


ポイント@ ムジナモ、タヌキモは見られない


ポイントA  カキツバタ


ポイントD  ムジナモ


ポイントD  ムジナモ


ポイントE ムジナモ


ポイントE  タヌキモ


ポイントEとFの間 タヌキモ


ポイントFの西 タヌキモとムジナモ


ポイントF アオミドロの中のムジナモ

ポイントGの西  メダカ

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4月1日(日) 
昨晩は激しい雷雨であったが、今日は朝から曇り 正午ごろわずかにぱらついたが、14時ごろは明るくなった 暖かい日 静岡は真夏日だったという サクラの満開が近い
水辺Mのカモは数が減った カキツバタが伸びてきた スイレンの葉が増えた 観察を終えるころポイントB付近でウグイスが上手に鳴いていた
ポイントBではムジナモもタヌキモも見られない ポイントCでタヌキモが見られた ムジナモはポイントD、E〜Gで見られる  ポイントGの東端は昨年は見られなかったが、今日は結構見られた ただし、ポイントDに比して小さい 今年は、ポイントDFGが楽しみだ ポイントDに限らずアオミドロが目立つ
タヌキモも多数確認できた ポイントF西では、昨年同様底から生えているように見える株がいくつかあった 抜いてみても根はない 
ポイントEとFの間のシャジクモが復活しつつあった
ポイントG南の湿地のツクシは昨年に比べると非常に少なかった
ポイント@ 水位 −1.5cm
ポイントD 13時11分 曇り 弱い西風  
       気温22.6℃ 水温21.5℃
ポイントF 13時37分 曇り 弱い南風  
       気温20.6℃ 水温17.4℃
ポイントG 13時49分 曇天ながら明るくなってきた 無風
       気温20.1℃ 水温17.4℃ 







生育地の南西 道路沿い カンサイタンポポ


ポイントCの南の道路沿い カラスノエンドウ


ポイントC タヌキモ


ポイントD


ポイントD  ムジナモ


ポイントD  ムジナモ 3pほど 捕虫葉も


ポイントD タヌキモ 成長が早い
捕虫している

ポイントE  タヌキモ


ポイントE ムジナモ


ポイントEとFの間  復活してきたシャジクモ


ポイントFの西  タヌキモ


ポイントFの西 タヌキモ 白い部分は土中にあった


左のタヌキモを手のひらに もちろん根はない


ポイントG ムジナモ タヌキモ


ポイントG ムジナモ タヌキモ


水辺M   サクラ


ポイントGの南の湿地 ツクシ 昨年より少ない


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5月4日(金)
気温の上がった一日 昼ごろ曇っていたが3時ごろから薄日が差し出し再び晴れた 心地よい西風が吹く
タンポポの花は綿帽子となり、レンゲがきれい 木々の緑が鮮やかで、クロマツの花が咲いている
生育地の水面は、スイレンとコウホネが葉をぎっしりと茂らせている 岸辺にはカキツバタが気品高く咲いている 
水辺Mの水鳥たちは全然見られなかった
ポイント@ 水位 −6.0cm
ポイントB スイレンがほとんど覆い尽くす タヌキモもムジナモも
       わからなかった
ポイントD アオミドロが繁殖し、ムジナモやタヌキモは大変そう
ポイントE コウホネが全域を覆う
ポイントFの西 水はきれい ムジナモよりタヌキモのほうが優勢 
       タヌキモは地中から葉を出している Fの東にも同様の
       タヌキモがある
ポイントF アオミドロが繁殖 ムジナモの姿はあまり見られない
       イチョウウキゴケが多くなっていた
ポイントG ムジナモが減った 水位の低下で、干上がりって枯れた        のかも知れない



生育地の南西の水田  レンゲ


生育地の西の路傍 クモの巣にひっかかった綿毛


ポイントB南の堤 ワラビ


ポイントB南東 カキツバタ


ポイントD西の堤 ゼンマイ


ポイントD アオミドロに包囲されたムジナモ


ポイントE  カキツバタ


ポイントE南の堤 クロマツの雌花


ポイントFの西 ムジナモ タヌキモ


ポイントFの西 タヌキモ 基部は土の中


ポイントFの西 タヌキモ 土の中の基部の様子
一月前のタヌキモの方がわかりやすかった

ポイントF西 ムジナモ タヌキモ 



ポイントF アオミドロに包囲されている
ムジナモ タヌキモ 

ポイントFとGの間 カキツバタ

ポイントG 減ったムジナモ タヌキモ

 

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6月9日(土)
寒気の影響で天気が不安定だったが、午後は回復してきた(23℃ほど)  西寄りの微風 水位は回復していなかった(−3.5p)
水田は田植えが完了 水辺Mの北西の水路に、モツゴが再び戻ってきた フナは見られなかった
生育地は、カキツバタが殆ど咲き終わっており、果実が大きくなっていた スイレンが美しい花をいっぱい咲かせている
ポイントDのムジナモは、オオバナイトタヌキモに押しやられ、元気とは言えない 個体数もたいしたことなく期待をそがれた 昨年のような開花は期待できなさそう 岸辺の株を取って物差しに載せてみた 
ポイントF、F東のムジナモが元気だった しかし、狭い範囲に限られている
水辺Mの水の色が極端に濃い緑色 田から養分が流れ込み、より富栄養化に傾いたのかもしれない コイが岸よりのところで何箇所かで産卵行動をしていた

生育地西の水田


ポイントAの北  スイレン


ポイントD


ポイントD ムジナモ


ポイントD カキツバタの果実


ポイントF  カキツバタの株元のタヌキモ


ポイントE コウホネの花


ポイントE コウホネの花


ポイントFの西


ポイントF ムジナモ


ポイントF ムジナモ


ポイント8 タヌキモ ムジナモは?

水辺Mの北西端 モツゴ

水辺M  産卵行動中のコイの尾ひれ

 

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開花準備から開花へ


7月8日(日) 
梅雨の合間の蒸し暑い一日 観察中に晴れから曇りとなった ムジナモが開花しているのではと期待を胸に観察に向かった 水田の稲が順調に育っている 水路に水田側からの水が少し流れていて、水路に水辺Mからモツゴなど小魚が遡上していた フナは見当たらなかった キノコがたくさん生えている
梅雨の雨で水位は回復していた スイレンが生育地全面を覆うばかりである 
ポイントDでは、期待どおり2株が花を咲かそうとしていた まだ、気温が不十分なのか、咲き切らなかったのが残念 ポイントDは、スイレンやアシが昨年以上に勢力をましているので、ムジナモは昨年ほどの勢力はない また、アシや他の草のため、観察が昨年よりしづらくなった それでも、まだまだ今後が楽しみである
ポイントEとFの間の、マツの根元のシャジクモは、回復はなく、全滅のままであった
ポイントFは、結構ムジナモがよく育っている ポイントDに比べ、木陰のため水温が低いので開花は少し遅れると思われる 観察はしやすいので、こちらは昨年以上に楽しみである
ポイントGは、タヌキモはあるが、ムジナモは目につかなかった ウキクサが多い
水辺Mの水面の緑が濃い 一部は淡水赤潮が見られる 水田からの肥料分が流れ込み、富栄養化の傾向がずっと続いている
ポイントCあたりの南側の道路に水たまりができている 去年はカブトエビが孵化していたが、今年はオタマジャクシが孵化し元気に泳いでいた 
ポイント@ 水位 +3.5p
ポイントD 13時13分 晴れ ほぼ無風  気温30.8℃ 水温29.8℃
ポイントF 13時21分 曇り ほぼ無風  気温29.5℃ 水温27.3℃

ポイントD ムジナモのつぼみ


ポイントD ムジナモの花 咲き切れず.…


ポイントF ムジナモ群生


ポイントF ムジナモとイトトンボのおつながり


ポイントF ムジナモとジュンサイ


水辺M東岸 


水辺M西岸 淡水赤潮


ポイントF東の堤 キノコ


ポイントC南の道路の水たまり オタマジャクシ


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7月15日(日) 
大型で非常に強い台風4号の太平洋側通過の余波で、昼間も風がやや強かった くもり 梅雨と台風の雨で水位が14.0p高い 水田から水辺Mへの水路に雨水が流れ込み、水辺Mからモツゴがいっぱい溯上していた 4.50pもあろうかというコイも溯上を試みていた
水位が高くなって、ムジナモが観察しやすい ポイントBで今年初めてムジナモを確認できた また、ポイントEとFの中間からポイントFにかけてのやや沖合のコウホネの葉の間に結構ムジナモが生育しているのが確認できた
ポイントDは水草が去年よりたくさん生えているので、ムジナモは去年ほど勢いがない 今日は咲くかなと朝、下見に行った 一株つぼみがあったので、気温の上昇を願った 昼過ぎ期待して行ったが、気温が上がらず、残念ながらつぼみは開かなかった 
ポイントFとFの東はムジナモがよく成長している たまたま目についた3株体長を測ってみた 水温がポイントDより低いので開花は遅れるだろうが楽しみである(昨年はあまり開花しなかった) サンショウモは、去年同様今年も確認できないでいる
 今まで確認できなかったが、渡りをしない居残りのカモがやはりいた
ポイント@ +14.0p(午前中に測定)
ポイントD 12時38分 くもり やや強い風が舞っている 気温27.2℃ 水温25.0℃
ポイントF 12時56分 くもり 風やや弱い 気温26.7℃ 水温24.3℃ 


ポイントB やっと確認できたムジナモ


ポイントD 残念ながら咲けなかった
ムジナモのつぼみ

ポイントF よく成長したムジナモとタヌキモ


ポイントF よく成長したムジナモ19.5p
他に16.5p 19.8p

水辺M カモ


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7月16日(月) 
朝からはっきりしない天気 時々日差しがあるもほとんど曇っていた 気温上昇はあまり期待できない 
水田からの水辺Mnに流れる雨水はだいぶ減っていたものの、モツゴなどのジャミは昨日より減ったもののまだまだ遡上しようとしていた
水辺Mでは風の影響かムジナモ生育地側に淡水赤潮が流れ寄っていた まるで墨絵のよう
ポイントB西の堤ではネジバナが2輪咲いていた 色合いが濃かった
ポイントDの莟をつけたムジナモは、残念ながら今日も咲き切れなかった アップで観察すると少し開きかけていた オオバナイトタヌキモの花が咲いていた なお、タヌキモの花は全域で確認できない
昨日適当な写真がなかったので、ポイントFの西の西のムジナモの写真をの載せておく
ポイント@ 水位;12.0p
ポイントD 13時04分 曇り ほとんど無風 気温29.2℃ 水温26.6℃ 観測中に一時日差しあり
ポイントF 13時38分 くもり さわやかな微風 気温28.4℃ 水温26.1℃


生育地すぐ西の水路 水田から雨水が流れ込むあたり
モツゴなど

ポイントB西の堤 ネジバナ


ポイントD 昨日のつぼみをつけたムジナモ


掬い取ってアップで観察
あと一息・・・

ポイントD オオバナイトタヌキモの花


ポイントFの西の西
コウホネの間に結構ムジナモが生育

ポイントF ムジナモとイトトンボのおつながり
結構多い

水辺Mの淡水赤潮 北の堤側


水辺Mの淡水赤潮  ポイントDEの南側あたり


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7月21日(土) 
梅雨がなかなか明けず、今日も午前中は雨、午後曇りの梅雨空である 多種類のキノコが堤に生えている。水位はさらに上昇。気温が上昇しないので、ムジナモの開花はどうかなと期待半分、あきらめ半分である 
雨後ながらポイントDを期待していった 比較的岸寄りで一輪が開きかけていたが、気温不足か十分開けなかった 近くにつぼみを2輪確認できた さらにもう1株開花していた 撮影した写真をパソコンで確認すると、前述の花より良く開いていたようにも見える パソコン上で見て初めて気がついたが、同株には昨日あたりに咲いたであろう花茎を曲げたものもあった
ポイントFでは、まだ花は見られなかった 堤にはキノコが多い スギゴケを持ち上げながらカサを広げてキノコ軍団があった
水辺Mの水位も上昇した 水田側からの流れ込む速さも遅くなって、小魚の溯上も少なくなった 淡水赤潮がほぼ解消 
ポイント@ 水位 +17.0p (水路側は+13.0p)
ポイントD 13時20分 曇り ほぼ無風 気温28.8℃ 水温25.4℃
ポイントF 13時45分 曇り ほぼ無風 気温26.6℃ 水温24.9℃

ポイントBの東 勢力の劣るタヌキモ


ポイントD ムジナモ開花といえるか…


ポイントD ムジナモ開花と開花後


ポイントF南の堤 中央部分ではスギゴケを持ち上げながらカサを開いたキノコ軍団

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7月22日(日) 
一日中曇りであったが、昼ごろは雲間が切れ、一時的には日差しも漏れた 気温も上昇し期待が高まった ポイントDに急いで足を運ぶ ムジナモの開花は見られず 昨日見られたつぼみの株も見当たらない つぼみのあったあたりがやや乱雑で荒れている感じを受けた 残念… 
ポイントFでも花は見れれず 
水位が昨日よりは下がっていて、クサにひっかかったっムジナモがポイントDでもFでも見られた
ポイント@の排水溝より東側で、排水管はわからなかったが、生育地の水が、北の水路に流れていた 今まで気づかなかったことだが、もともと水位が高い時は流れていたのだろうか 水位が下がる理由はここにあるようだ
キノコがますます多く生えている ポイントFの東あたりのキノコはカビが生えていた
水辺Mでは再び淡水赤潮が増えていた
ポイント@ 水位 +15.5p (水路側+12.0p)
ポイントD 13時14分 曇り 一時日差しが届く ほぼ無風 気温30.8℃ 水温27.7℃
ポイントF 13時21分 曇り 弱い西風 気温29.4℃ 水温26.4℃

ポイントD クサにひっかかったムジナモ


ポイントFの西の西 ムジナモ群生
7月16日と同じポイント

ポイントAの北の堤あたり 大きなキノコ


ポイントFの東の堤 カビの生えたキノコ


ポイント@の東の水路 生育地側から水が出てきて、
その水が西側へ(右側へ)と流れていく

ポイントB西の水路 久しぶりのメダカ


水辺M  一日で再び増えた淡水赤潮


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7月27日(金) 
いい天気であった 気温上昇と開花を期待して観察に出かける しかし、ムジナモのつぼみはあったが、咲いた花は確認できなかった 今年はタヌキモの花も確認できていない
ポイントDはオオバナイトタヌキモが優勢で、ムジナモは衰退 オオバナイトタヌキモの花が少し増えた 5〜60pほどのタウナギを発見 元気がなった 釣りあげられたものかもしれない
ポイントBの西のカシの木の穴に何かいたので捕らえてみると、ヒラタクワガタであった 一昨年コクワガタのいた木である
水辺Mの淡水赤潮が広い範囲に広がっていた
ポイント@ 水位 +12.0p (水路側 +8.0p)
ポイントD 12時07分 快晴 弱い南風 気温32.2℃ 水温30.3℃(日向)
ポイントF 13時38分 快晴 弱い南よりの風 気温30.1℃ 水温28.0℃(日陰)


ポイントD ムジナモのつぼみ

.
ポイントD オオバナイトタヌキモの花


ポイントD タウナギ


ポイントB西の堤 ヒラタクワガタ


ポイントFあたりの堤 土を割りながら生えた
大きなキノコ カビが生えている

水辺M 広がった淡水赤潮


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8月3日(金) 
台風5号の余波で、朝から曇り 風も西寄りでやや強め 
こんな天気でも、ひょっとして咲いているかもという淡い期待をもって観察に行く 観測の終わりごろには一時的に本降りの雨となった ポイントを一通り見て、目を凝らしながら、帰る途中、ポイントFの西で、やや沖目に一輪咲いていた 期待がかないうれしい 今年見る一番の開き具合いだ
一眼レフカメラを持ってなかったので、写真撮影が難しい 掬い取ってアップでも撮影した 
オオバナイトタヌキモもポイントDで細々と咲いているだけ タヌキモはいまだに花を確認できていない
水辺Mの淡水赤潮は解消していた
ポイント@ 水位+8.5p (水路側+5.5p)
ポイントD 12時00分 曇り 南西のやや強い風 気温30.1℃ 水温25.2℃
ポイントF 12時13分 曇り・小雨のぱらつき 西寄りのやや強い風 岸寄りの水面は風は弱い
                               気温30.2℃ 水温25.2℃ (ポイントDより気温高い)


ポイントFの西 ムジナモの花
.
ポイントFの西 ムジナモの花アップ


ポイントF 水温測定


ポイントFの東 ムジナモとコウホネの花


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8月4日(土) 
朝から曇り 南よりのやさしいさわやかな風 観察中からだんだん雲が晴れてきた
気温も上昇し、ムジナモの開花を期待していった
期待にたがわず、ポイントFの東とFの西、ポイントGの中洲の西で沖目で開花していた(初見) 何れももう少しきれいに撮影をしたかったが、なかなか難しい
また、ポイントEとFの中間あたり、シャジクモが忽然と消えたばしょであるが、明日は開花するだろうつぼみがあった
ポイントFでジャミ(小魚)の群れが見られ、ポイントGのほうへ回遊していった フナではない様に見えたが…
水辺Mは、昨日は淡水赤潮が見られなかったが、今日は再び淡水赤潮が見られた 
ポイントBの西の水路で、5pほどのコガメがいた そのすぐ横で小さなカエルが自分より大きなショウリョウバッタを口に入れたが、結局逃げられていた
ポイント@ +6.0p(水路側+4.0p)
ポイントD12時25分 うす曇り 気温33.2℃ 水温29.3℃
ポイントF12時37分 うす曇り 気温31.9℃ 水温28.2℃

ポイントFの東 ムジナモの花

.
ポイントFの東 左の花のアップ


ポイントFの西 ムジナモの花

東 ポイントFの西 左の花のアップ


ポイントGの西 ムジナモの花


ポイントFからGへ  タヌキモとジャミの回遊


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8月5日(日) 
朝からいい天気であった さわやかな西寄りの風 
昨日のつぼみの開花が気になったが、それ以外仕事の関係で観察がおくれた 案の定、花はかなり閉じてしまっていた
それ以外では、今日開花したであろうものははわからなかった
ポイントDでは、オオバナイトタヌキモが多くなり、ムジナモはかなり減ってようで、あまり開花を期待できないような感じを受ける
ポイントGでは、最近ムジナモがわからなかったが、今日は照度が高くて見やすく、やっと確認できた
生育地西の水田の畔に、シラサギが23+1羽も群れていた
水辺Mは多少波立っていて淡水赤潮は見られなかった
ポイント@ +6.5p(水路側+4.0p)(昨日より上昇したことになるが、測定誤差範囲内なので実際はどうか?)
ポイントD14時40分 快晴 さわやかな西風 気温33.2℃ 水温31.2℃(日向)
ポイントF14時56分 快晴 さわやかな西風 気温34.3℃ 水温32.9℃(半日陰)


ポイントBの東 タヌキモ 花は見られず

.
ポイントFとGの間 もうほとんど閉じている


ポイントG 確認できたムジナモ


生育地西の水田 シラサギの群れ


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8月9日(木) 
昨日が立秋だが、暦のうえのことで暑い日が続く セミの鳴き声が続く
ポイントDはムジナモが少なく、花は咲きそうにない
以前岸際のカキツバタやアシが刈り取られたので、ポイントEとFの間からGの西にかけて、ムジナモが元気 ムジナモの花を何回も行ったり来たりし、目を皿のようにして探したが、残念ながつぼみも花も見られなかった 
コウホネの葉が枯れだした
ポイントFの西でやや小ぶりのメダカ
水位は安定 水色はこのところずっと濃い
ポイント@ 水位+5.0p(水路側+4.0p)
ポイントD13時10分 晴れ 弱い南寄りの風 気温34.1℃ 水温31.2℃(日陰)
ポイントF13時40分 晴れ 弱い南西の風 気温35.7℃(半日陰) 水温33.8℃(日向)

ポイントDの東  ムジナモと
葉を枯らし始めたコウホネ
.
ポイントFの西 メダカ


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8月12日(日)
今日も快晴の暑い一日 最近のムジナモの状況では、開花は期待できない 水位はやや低下
スイレンの花が少なくなったようだ また、一部葉を枯らし始めているのに気がついた ススキの穂が出始めた 赤トンボがいた(今年2回目) 予想通りムジナモの花には会えず 最近、気温は高いが、時期的に遅いからもうつぼみができないのか  一昨年はもっと遅くまで花が見られたのだが…
タヌキモの花も見られず、オオバナイトタヌキモの花も例年に比べ極端に少ない 
これらのことは、今年は梅雨明けがおくれ、7月初旬の気温があまり上がらなかったことが原因か?
ポイント@ 水位 +1.5p (水路側+1.5p)
ポイントD 12時40分  快晴 さわやかな南風 気温35.1℃ 水温33.2℃(日向)
ポイントF 12時58分  弱い風(回っている) 気温34.5℃ 水温29.6℃(日陰)

ポイント@  7月22日頃 水が漏れていたところ
堤の外側から見た様子

ポイントBの東 枯れかかったスイレンの葉


ポイントD 間隙は少ない


ポイントD 岸際のアップ ムジナモ タヌキモ
    オオバナイトタヌキモ カキツバタの種子

ポイントFの西の西の堤 一位の木の枝についた
              セミの抜け殻

ポイントFの西 タヌキモが水底から生えている
あたり 水生昆虫

ポイントF ムジナモ オオバナイトタヌキモ


ポイントF オオバナイトタヌキモのつぼみ


ポイントFの東 干上がりつつあるムジナモ
                  タヌキモ

ポイントFの東 赤トンボ


水辺M  淡水赤潮  手前は出始めたススキの穂


ポイントAの南 中央に大きなウシガエル
(DHVからの書き出しをトリミング)

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8月13日(月)
今日も晴れの夏らしい一日 東よりの風が心地よい
状況は昨日とほぼ同じ ムジナモの花もつぼみも見られなかった
アポイントF西にミズスマシがいた
今日に限らないが、多種のトンボがおり、カメがよく岸寄りにいる 
ポイントFの西で久しぶりにミズスマシの見事な泳ぎっぷりを見た メダカのやや小ぶりのもの(今年の子)もいた
ポイント@ 水位 +1.0p (水路側+1.0p)
ポイントD    13時00分 晴れ 東の風 気温33.0℃ 水温32.0℃
ポイントF    13時10分 晴れ 弱い風 気温32.4℃ 水温30.4℃(日向) 30.0℃(日陰)
ポイントGの西 13時20分 晴れ 微風   気温34.7℃ 水温34.6℃(日向)
ポイントG    13時23分 晴れ 微風   気温31.1℃  水温27.7℃(日陰)

ポイントB  タヌキモがひっそりと
         光不足で元気がない

ポイントD  やっと近くで咲いていた
       オオバナイトタヌキモ

ポイントEの東  樋のあたり
 ガマ コウホネ タヌキモなど

ポイントE  岸寄りにムジナモの群れ


ポイントFの西  ミズスマシがすいすいと
       左下はムジナモ

ポイントFの西  イトトンボと一緒に
           ちょっと一休み

ポイントF  この澄んだ水


ポイントF  オオバナイトタヌキモのつぼみ
       昨日のつぼみの隣

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8月15日(水)
今日は終戦記念日 快晴のとても暑い一日であった 今夏はあとそれほど観察はできないだろうということもあって、暑いさなか観察へ 今年はもうムジナモの花は見られないだろうというあきらめ半分、、一昨年はまだまだ咲いていたからひょっとしてまだ見られるかもという淡い期待半分である
散策者や自転車で走り抜ける人はいる 
生育地全体・動植物の様子は一昨日とあまり変わらない
ポイントDで気温を測定すると。温度計は37℃以上から読み取ろうそしている間にどんどん下がっていった このようなことは覚えがない 暖められた空気が風で移ったのか…? 安定したところで36.3℃であった それでも最高値である 
ポイントFの西には何匹かのミズスマシが集まりすいすい泳いでいた
ポイント@ 水位 ±0p
ポイントD 13時15分 快晴 さわやかな東の風 気温36.3℃ 水温35.4℃(日向)
ポイントF 13時40分 快晴 微風          気温35.2℃ 水温30.1℃(半日陰)
        

ポイントFの東  イチョウウキゴケ


ポイントFの東  カキツバタの果実と
          ムジナモ群生

ポイントFの東  ムジナモ群生


ポイントGの西  狭い隙間にムジナモ群生


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8月19日(日)
午前中雲が多かったが、昼からだんだん青空が増え、気温は最高値 猛暑日が続く
とうとうタヌキモの花を見ることができた ムジナモの花は見られない.…
オオバナイトタヌキモの花がポイントD以外でもちらほら見られる
ポイントGでは、ツクツクホウシが鳴いていた
水辺Mで久しぶりにハクチョウの泳ぐのを見た 今までどこにいたのか? 淡水赤潮は解消していない
水辺Mの北西端で、水田のために水を汲み上げていた
ポイント@ 水位−2.5p
ポイントD 12時28分 晴れ さわやかな西の風 気温37.0℃ 水温32.6℃
ポイントF 12時51分 晴れ 日差しなし 無風  気温35.1℃ 水温30.4℃
ポイントG 13時13分 晴れ さわやかな西の風 気温35.4℃ 水温28.3℃(日陰)

        

ポイントD  オオバナイトタヌキモの花々


ポイントFの西  タヌキモの花


ポイントFの東 岸際  スイレン


ポイントFの東 ムジナモ群生


ポイントG西 干上がりそうなイチョウウキゴケ
ムジナモ タヌキモ

水辺M 久々に見たハクチョウ


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8月26日(日)
快晴で風も弱く、残暑が厳しい ムジナモ生育地の西の水田では早くもイネに花が咲いていた 水路には黒っぽい水がせきとめてあったので、ポイントBの水門(樋?)から生育地の水を引いて田を潤したようだ
ムジナモの花を見るのも今日が最後との思いで観察に行くが、全くその雰囲気はなかった
水位が低下し、干上がりそうなムジナモがますます増えた
水辺Mの淡水赤潮が広い範囲で漂っていた
ポイントEでは、オオバナイトタヌキモの花が例年のようによく咲いていた
ポイントFの観察中にツクツクホウシの鳴き声
ポイントFとGの間あたりで、アメリカザリガニのハサミがあった 生きたザリガニを今年は見ていない しかし確実にいるということだろう
水辺M北西端の水路で、60pを超えるカムルチーがいた 元気はなかった 目が白っぽく、見えていないかもしれない
ポイント@ 水位 -6.0cm
ポイントD 13時08分 快晴 弱い南寄りの風          気温34.2℃ 水温33.8℃
ポイントF 13時34分 快晴 微風 ツクツクホウシの鳴き声 気温34.4℃ 水温28.5℃
ポイントG 13時50分 快晴 微風                 気温33.8℃

生育地西の水田 イネに花が咲いた


水辺M  オオバナイトタヌキモの花々


ポイントEとFの間 シャジクモ復活せず


ポイントF オオバナイトタヌキモの花


ポイントFとGの間  ザリガニの取れたハサミと
干上がったムジナモ、タヌキモ

ポイント@北側の堤 生育地側から写す
   ここから水が漏れ流れていたのでは.…

水辺M北西の水路にて   60p超す
  カムルチーの成魚 目が悪い…

8月29日(水)
雨がよく降る 
多分水辺Mの北西の水路に水田からの流れ込みがあり、ジャミ(モツゴなどの小魚)が流れに逆らって昇ってきているだろう 教材用に捕まえようと夕刻出かける ジャミはいっぱい捕れた 
水位はかなり上昇していた
ポイント@のすぐ北の水路に雨水が流れてきていたが、8月22日に水が漏れていたあたりで、ムジナモ生育地側に流れ込んでいた しかし、生育地側では流れ込みは見られない 雨水はどこへ流れて行ったのか…
カメラを持参してなかったので、写真はない
ポイント@ 水位+2.5p

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9月1日(土)
連日の雨なので、午前中に再度ジャミを取りに行く 水位はさらに回復していた
水辺Mの淡水赤潮はかなり広がっていた
ポイント@北の水路はほとんど流れがなかった
ポイント@ 水位+5.0p

生ポイント@北の水路 8月29日には雨水が堤側に流れ込んでいたが今日はほとんど流れなし

ポイントB  元気のないタヌキモ 株数も少ない
    8月5日のムジナモは確認できなかった

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 秋 の 気 配 

9月19日(水)
残暑がいつまでも厳しい日が続く 今日も暑い快晴の一日 しかし、秋の気配は確実に訪れている
ススキの穂がふえ、ハギの花が咲きだし、稲穂は頭を垂れる 夏場、キノコが目につかなかったが、再び出だした マンジュシャゲは遅れているようだ
スイレンの花はめっきり減った コウホネは、一部が衰退したままで、おおくは元気 まだまだ花をつけている 
遅れていたオオバナイトタヌキモは例年通り、わが天下とばかり花いっぱいだった 特にポイントEでは多かったムジナモはまだまだ元気 ポイントFあたりは、あいかわらず多い ツクツクホウシがずっと鳴いていた
これまでにも見られたが、ポイントFとGのあいだの南側の堤にいくつかのアリの巣が
ポイントGでは、風で移動したのか今までで一番多かった 
水辺Mの淡水赤潮が南西端に少しあって、解消していなかった
最近、雨が多いので、水位は意外と高かった
ポイント@ 水位+3.5p
ポイントD 14時48分    快晴 おもに北寄りの風  気温30.4℃ 水温28.0℃(日向と草陰の境)
ポイントF 15時05分    快晴 ほぼ無風       気温31.3℃ 水温29.0℃(木陰)
ポイントG 13時15分ごろ 快晴 弱い西の風      気温31.0℃ 水温27.4℃(木陰) 

生育地西の水田  頭を垂れるイネ


生育地西の水田  寝そべるタウナギ


ポイントB西の堤   ハギ


ポイントAとBの間の堤  16pを超えるキノコ


ポイントDの東の樋の近く オオバナイトタヌキモ


ポイントFの西  ムジナモとジュンサイ


ポイントFの西  コウホネの花とムジナモ


ポイントF  汚れでやや元気のないムジナモ


ポイントFとGの間の堤 アリの巣


ポイントG  増えていたたムジナモ


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越冬芽の成熟と沈下


10月14日(日)
遅れていた秋も気配が強くなってきた 午前中は曇りだったが、観察中は午後晴れていた その後再び曇り
稲の収穫の終わった水田の畔には、開花が数日遅れていたマンジュシャゲが、いまだに咲いている
水辺Mには淡水赤潮が広く見られる 水辺Mの北岸のサクラの葉がかなり落ちてしまっている ドングリが落ちはじめた ススキの穂がいっぱい キンモクセイは盛りを過ぎたがほのかな香りを漂わせている
生育地では、スイレンが葉を枯らし始めていて花はほとんど咲いていない コウホネも葉を枯らしてつつあるが、花はまだいくつも咲いている
タヌキモもムジナモも越冬芽(冬芽)ができてきた ポイントGは水温が低いためか、ムジナモの越冬芽が大きくなっている ムジナモは、小さくなったが個体数は減った様子はない
ポイント@ 水位 +1.5p
ポイントD 13時48分  晴れ ほぼ無風  気温22.3℃  水温20.0℃(日陰)
ポイントF 14時06分  晴れ ほぼ無風  気温24.4℃  水温19.5℃(日向)
ポイントG 13時15分  晴れ ほぼ無風  気温23.0℃  水温18.1℃(日陰) 

生育地西の水田の畔 マンジュシャゲ


生育地西の水田  刈り取りのあと


生育地西の水路  今年生まれのメダカ
            体長1.8p前後

ポイント@  花の咲いた野草


ポイントD ムジナモ タヌキモなど


ポイントE南の水辺M 紅葉始めのサクラと
淡水赤潮

ポイントEの東  コウホネの花
オオバナイトタヌキモの花

ポイントFの東  ムジナモとカキツバタの種子


ポイントFの西 越冬芽のできつつある
ムジナモ、タヌキモ

ポイントFの西  越冬芽のできつつある
   タヌキモ

ポイントFとGの間 ムジナモ


ポイントFとGの間 まだまだ元気
 ムジナモの群生

ポイントG  ムジナモの群生


ポイントG  ムジナモのアップ
              越冬芽ができつつある

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11月11日(日)
秋も深まってきた 朝から曇天 午後観察に行く 観察中に小雨が降り出した しばらくすると一時的に晴れ上がってきた 風はほとんどない
水辺Mにカモがいっぱいやってきている  昨日付近の小さな濠で淡水赤潮を見たが、水辺Mの淡水赤潮は解消していた
ムジナモの数はかなり減っており、越冬芽が大きくなった タヌキモも越冬芽をつくっているがあまり目につかない 
コウホネやスイレンは枯れつつあり、 花は見られなかった オオバナイトタヌキモはまだ花が見られるが、勢力は衰えてきている
ポイント@ 水位 +2.5p


水辺M  カモの群れ


ポイント@とAの西の堤  シイの実
今年は数が少ない

ポイントEの東 樋のあたり オオバナイトタヌキモ


ポイントEとFの間  ガマズミの実
コウホネがかなり枯れている

ポイントFの西  ムジナモ タヌキモ 


ポイントFの西  ムジナモ タヌキモの越冬芽

ポイントFとGの間  ムジナモ

ポイントG   ムジナモ

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12月2日(日)
午後観察に行く
多少の西風はあるものの、快晴で小春日和のしのぎやすい日 紅葉が進んでいる
水位が下がったためか、スイレンの葉が立っているところがある
ムジナモは、越冬芽しか見られない ポイントFあたりは少ないが、Fの東からGにかけては越冬芽が多い。浮いているものもあるが、すでに沈下しているものが多い 昨年まで、沈下した越冬芽はあまり確認できなかったように思うが、今年はよく見られた 来春の生育が楽しみである 
タヌキモは目につかなかった オオバナイトタヌキモはかなり衰退をしている それでも開花がほんの少しながら見られる
ポイント@ 水位ー3.5p


生育地南の紅葉


ポイントBからDを望む


ポイントCとDの間  スイレンの葉の立ち上がり


ポイントDの様子


ポイントE  オオバナイトタヌキモの花


ポイントFの東 ムジナモの越冬芽


ポイントGの西  ムジナモ越冬芽(水中)


ポイントGの西  水位低下で干上がりそうな
ムジナモ越冬芽

ポイントG ムジナモ越冬芽(水中)


ポイントG 浮いている ムジナモ越冬芽


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CONTENTS

自生するムジナモ

動画へのページ

ビデオ作品
タヌキモの観察

捕虫・吸水の動画


集まれムジナモの花


ムジナモ開花の様子

観察記録2011
ムジナモ&タヌキモ

観察記録2010
ムジナモ&タヌキモ


観察記録2009
ムジナモ&タヌキモ


観察記録2008
ムジナモ&タヌキモ

観察記録2007
ムジナモ&タヌキモ

観察記録2006
ムジナモ&タヌキモ


観察記録2005年
ムジナモ&タヌキモ


観察記録2004年
ムジナモ&タヌキモ

 

観察記録2003年
ムジナモT
ムジナモU

  タヌキモ 

観察記録2002年
ムジナモ
タヌキモ

顕微鏡下のタヌキモたち

タヌキモのはやわざ



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