ムジナモタヌキモ通信

観察ノート 2005年 
ムジナモタヌキモ









2005年7月29日
2005年9月10日

今年もムジナモ、タヌキモの観察をしようと思っています。
日付順に観察記録を掲載していきます

越冬芽
越冬芽の浮上から成長
夏の訪れ
タヌキモ開花
ムジナモ開花
秋の声
冬支度


越 冬 芽

1月3日(月)
 
晴れ 日差し柔らかく、風穏やかな正月日和
ムジナモ・タヌキモの生育地は静寂 観鳥に訪れる人は
いつも通り結構いる 水位は十分に保たれている
スイレンやヒメコウホネが葉をかなり枯らしているので
水面はさっぱりしている オオバナイトタヌキモが目立つ
浮いているムジナモ・タヌキモの越冬芽は、なかなか
見当たらない
ポイントF西のサツキは、花びらが枯れていたが、  
新たに蕾をつけていた 
ポイントFのクチナシの実は色を濃くしている
ポイント@ 水位+4.0p
ポイントF 15時20分 晴れ ごく弱い西の風
         水は良く澄んでいて、ほとんど無色
         気温12.9℃ 水温7.3℃

   

ポイントE オオバナイトタヌキモ、ガマ、ススキ

ポイントF クチナシの実 オオバナイトタヌキモ

ポイントG ムジナモ・タヌキモの越冬芽

1月30日(日)

昼頃は曇り、のち晴れ、季節風がややきつい
生育地全域で、オオバナイトタヌキモがかなり衰退していた
本日と1月3日のポイントEの写真を見比べるとよくわかる
ムジナモの越冬芽はまだ少数は浮いていた
水位はやや減少している
生育地の西側は、水色が黒っぽいのが変わっていない
水辺Mのカモは少ないようだった 他の水辺に一時的に
移動したのだろう
ポイント@ +1.0cm
ポイントF 14時15分 くもり 西の風やや強し
        気温9.6℃ 水温7.1℃
        温度測定後、雲が流れ、晴れから快晴に

ポイントE  コウホネの葉ががまばらに 

ポイントF ムジナモの越冬芽

ポイントG ムジナモの越冬芽

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越冬芽の浮上から成長


2月19日(土)

午前中くもり、時々雨であったが、昼からは雨となった
生育地のにしでは北の風を感じたが、生育地では殆ど風はない
生育地の西半分では、ムジナモの越冬芽はあまり見られない
ポイントEでは、未確認
ポイントFの西からポイントGにかけては、ムジナモの
越冬芽がいっぱい 浮上していた 
すでに一部は葉を展開しかけているものもあった
雨模様で、写真がきれいに撮れなかったのが残念
今年もムジナモの繁殖が大いに楽しみである
ポイント@ +1.0cm
ポイントF 14時30分 雨 ごく弱い北の風 
        水は、いつもよりごくわずかにごっていた
        気温12.0℃ 水温10.2℃

        

ポイントF西 越冬芽とオオバナイトタヌキモ 

ポイントG 越冬芽とカキツバタ

ポイントG 

2月20日(日)

写真撮影にと午前中に急いで観察に行った
くもりから晴れてきて、一時日差しもあった 昨日よりやや寒いように感じられた
バードウォッチングに訪れる人が多かった       

ポイントG

ポイントG 


3月6日(日)
 
午前中は晴れたり曇ったりだったが、午後はおおむね晴れる
周囲では北よりの風が吹いていたが、樹木で風が弱められ、
生育地は微風 気温ほどには寒さを感じなかった
オオバナイトタヌキモが衰える
全域で水底がよく見えた ポイント@〜Bあたりは水底が黒い
ポイントEで、はじめてムジナモの越冬芽2つが
浮上しているのを確認 葉は開いていなかった
同じ場所で、タヌキモの越冬芽2芽が浮上し、
葉を少し開き始めているのを確認
ポイント@ +2.0cm
ポイントF 12時35分 曇り→晴れ 弱い北西の風
        気温9.6℃ 水温7.0℃

ポイントE 葉を展開し始めたタヌキモ越冬芽

3月19日(土)

朝、冷え込んだ 快晴 刷毛ではいたような低空の白い雲が
きれいだった 周囲では、冷たい北風が吹いていた
柳の新緑がさわやか ウグイスの上手な鳴き声が聞こえる  
生育地に入ると樹木の陰で北風は殆ど吹かない
水は依然澄んでいる
スイレンの葉が目立つようになってきた
多くの場所でミジンコがかなり活発に泳ぎ回っている 
ポイントDで1株 Eで2株、タヌキモが8〜10cmほどに
成長していた それ以外のタヌキモは確認できなかった
ムジナモはポイントEとFの中間のややFよりから
株数が多い しかし、ポイントFでは昨年より少ないようだ
水辺Mでは、タヌキモは見当たらない コイが岸に近づいていた 
ポイント@ +1.0cm
ポイントF 10時10分 快晴 さわやかな南の風
        気温8.7℃ 水温8.8℃

       

水辺Mの柳

ポイントD タヌキモ

ポイントE タヌキモ

4月3日(日)

昼頃は良い天気になり、気温も上昇した やや遅いながら、各地で桜の開花便りも聞かれるいい季節となった 
スイレンの赤い葉が元気に成長している
ムジナモの成長は、昨年より1週間以上遅れているようだ 
ポイントF近くの堤に可憐なスミレが咲いていた
ポイント@の北川の岸よりに墨流し状の白いものがうすく浮いていた
はじめて見るものである 花粉かもしれない 水質悪化によるものでなければいいが… 
ムジナモの越冬芽の浮上がポイントB(5芽) ポイントC(10芽)を
はじめ色々なポイントで見られるようになった 
しかし、ポイントF近辺のムジナモが昨年に比べ,かなり
少数となっている  大繁殖していたオオバナイトタヌキモの影響か?
葉を展開したタヌキモもポイントBで確認できた
生育地から数百mのじめじめした土手で、モウセンゴケ1株を
確認できた 数年前はいっぱい生えていたのに… これからかな?
ポイントEでカワウが水中にもぐっていた タヌキモは6株に
ポイントGでメダカの群れが元気に泳いでいた
ポイント@ +1.0cm
ポイントF 14時40分 快晴 心地よい南の風
        気温18.2℃ 水温15.2℃






ポイント@ 墨流し状の白いもの 花粉?

ポイントB ムジナモ

ポイントC スイレンとカキツバタ

ポイントE ムジナモ

ポイントE タヌキモとコウホネ、カキツバタ

ポイトG メダカとムジナモ

ポイントE近くの堤 スミレ

生育地から数百m モウセンゴケ

 左のモウセンゴケの近く ショウジョウバカマ

4月17日(日)

春爛漫 いい季節となった 快晴 
ヤマザクラや八重ザクラが咲き誇る 
多くの野草が花をつけ、蝶が舞う
タヌキモの成長の速さに感心する 多くのポイントで見られた
ムジナモは、やはり昨年より個体数が少ないようだ 
捕虫のうができてきた
ポイントF西にオオバナイトタヌキモを確認 また一大勢力となるのだろうか アオミドロが激減
水辺Mでは、タヌキモを確認できなかった ,カモもいなくなっていた
ポイント@ +1.5cm
ポイントF アオミドロが多い ムジナモは少ない
       11:00 快晴 さわやかな弱い西の風
            気温20.3℃ 水温16.9℃
  
    

ポイントC西 ムジナモ

ポイントC タヌキモ

ポイントE 成長の速いタヌキモ

ポイントF西 オオバナイトタヌキモ

ポイントG 捕虫葉ができてきた

5月4日(水)

ゴールデンウイークも終盤 快晴、さわやかな風 絶好の行楽日和であった 
水位が低下 水色が黒っぽく見える(特に西半分) 水辺ではカキツバタが咲き出した スイレンが水面の多くを覆っている コウホネも元気に葉を水面に出した
ポイントBの東の沖で、赤っぽく見える7、8cmほどもあろうかという小魚が群れをなして、円を描くように泳いでいた 魚種不明(フナのようにも見えるがフナより赤っぽい) 2003年8月10日に接岸したジャミの群れを大きくしたような感じである
ムジナモは昨年に比べ激減 ポイントF、Gでは、2月、3月頃より減っているように思える 今後の消長が非常に心配
ポイントF付近は昨年の大繁茂と大違い 岸辺近くでその気になって探すと見られる程度 オオバナイトタヌキモはまだ広がっていないが、成長は速そうだ
ポイントGでは、2月頃は多く浮上していたが、浮上数はその後余り増えなかった 今日見ると、岸辺のカキツバタが伸びてきたこともあってあまり目に入らない カキツバタの株元を見ると、水位が低下しているので、何とか水に覆われているといった感じであった 今後の水位の低下が心配である。
ポイントBからDにかけては昨年並と言えようか カキツバタの株元など、岸辺で他の植物と混生しているのが確認できる
ポイント@ −3.0cm
ポイントF 14:03分 快晴 弱い南の風
       気温 26.6℃  水温24.8℃ 
   
                                                                                                           

ポイントB カキツバタ スイレン

ポイントB東 魚の群れ

ポイントF西 オオバナイトタヌキモ

ポイントG ムジナモ 水位低下で青息吐息

5月15日(日)

曇 生育地の西では、温かい西の風が吹いていた
水色が全域的に黒っぽい(褐色っぽい) ポイントGにおいても同様
1週間ほど前に降雨があったが、水位は回復していなかった
スイレンが咲きだし、カキツバタと美しき競演である
ポイント@では、今期はじめてタヌキモ2株を確認した
ポイント@西の堤では 既に咲き終わった株もあるが、写真のようにツツジがきれいに咲いていた
スイレンも、ポイントBから東にかけては咲き出した
ポイントFの東にタヌキモが多いが、全域的に昨年より少ない 
ムジナモは、残念ながらやはり少ない 岸際以外では確認できない 
今年は、丁度1年前の圧倒されるような景観は望めそうにない
水辺Mではタヌキモ未確認 6〜70cm?ほどの黒っぽい頭の平たい種類不明の魚が2回泥水から姿を見せた うろこがわからなかったからライギョかとも思うが、それにしては独特の模様がなかったが… 同時に
コイも岸に近づいていた 今日は見られなかったが、近々産卵行動が見られるだろう そういえば、ムジナモ生育地はコイが昨年あたりからめっきり減っている ルアー釣りのせいかも知れない
ポイント@ −2.0cm
ポイントF 14時02分 曇り 無風 (14時08分からにわか雨)
        気温23.4℃ 水温20.6℃       

ポイント@ タヌキモ 数メートル先にもう1株

ポイント@の西の堤 ツツジ

ポイントC カキツバタとスイレンの競演

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夏の訪れ



6月4日(土)

天気良く、気温が上昇 周りの水田は一斉に田植え作業
雨不足で、生育地の水も田に引かれていた
ポイント@〜Dはスイレンがぎっしり また、全域でスイレンの花ざかり
カキツバタは花期を過ぎ、ぽつぽつと咲いているだけ
ヒメコウホネが結構開花していた 
気温も上昇し、イトトンボなども増え、夏の訪れを感じる
ポイントDのムジナモの繁殖は昨年並
水位がいよいよ低下し、ポイントF、Gでは、干上がりそうな株もある 本格的な降雨が待たれる
ムジナモは、昨年の大繁殖には程遠い
サンショウモ、イチョウウキゴケは今だ確認できず
ポイント@ 水位測定できず −10cmぐらいか?
ポイントF 12時40分 弱い南風が心地よい
       気温29.4℃ 水温23.8℃


ポイントBから 水面を覆い尽くすスイレン

ポイントBの堤の西 水田への取水

ポイントD ムジナモ オオバナイトタヌキモ

ポイントE ヒメコウホネの花

ポイントE フナだったのか?

ポイントF西 メダカとムジナモ

ポイントFの堤  何の巣?

ポイントF東 息も絶え絶えのムジナモ、タヌキモ

ポイントG 干上がりそうなムジナモ

6月11日(土)

今日梅雨らしい 午前中は雨  しかし、水位の回復には至らず
水位は、4日(土)より更に低下していた
岸よりの浅瀬のムジナモは雨で一息とは言え、可愛そう
タヌキモの生育できる場所が狭められている
周りの水田は田植えが終わっていた
ヒメコウホネ、スイレンは花一杯 ノアザミもきれい
ポイントF西の水底に、小さな黒っぽい水生昆虫らしきものが
集まっていた

ポイントB南の堤 ノアザミ

ポイントB東 スイレンに押されているタヌキモ

ポイントE ヒメコウホネ

ポイントF西 ムジナモと水生昆虫

ポイントG ムジナモ 雨で一息

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タヌキモ開花


7月2日(土)

空梅雨が続いていたが、この4日ほどは、梅雨模様となった 
そろそろタヌキモの花が見られのではと期待していった
今日も観察中に降り出し、ビデオカメラがぬれた
雨のため暗く撮影しづらかった
水位の回復を期待したが、前回より水位は更に低下していた
更なる降水を期待する

ポイント@に例のフナかもしれない茶色っぽいジャミの群れ 
かなり小さく1cm未満であろうか 
ミズスマシも1匹いた
ポイントAの堤にはヤマモモの実がいっぱい落ちていた
スイレンは全域で最盛期と思えるほど
ポイントBは、スイレンのため、ムジナモタヌキモが生育するスペースが殆どないが、岸よりのマコモの裏側(東側)には株数は少ないもののムジナモもタヌキモも生育している
ポイントF東で、タヌキモの花3輪を今年初めて現認 昨年は6月12日に開花確認をしているから、今年ももうとっくに咲いていたのだろう
蕾は他のポイントにもいくつか見られたので、
これからは咲き続けるであろう
サンショウモ、イチョウウキゴケが今年は全然見られず、心配していた
サンショウモがタヌキモの花の岸側に2株あったのでやれやれ 
しかし、イチョウウキゴケは確認できなかった
今後見つかるだろうか?
ポイントFの岸よりは、昨年同様、オオバナイトタヌキモが増えてきた
クチナシは、1輪だけ残り花が咲いていた 

今年は、なんといってもムジナモの激減が残念 サンショウモやイチョウウキゴケの衰退もあり、そんなはずはないと思いつつ、水質が変わったのかとも思ってしまう…

ポイント@ 水位測定できず -15cmぐらいか?
ポイントF 12時35分 雨 時々南よりの風
       気温22.9℃ 水温22.9℃


ポイント@ ジャミ

ポイントA ヤマモモの実

ポイントE スイレン

ポイントF東 タヌキモの花

ポイントF東 サンショウモ

ポイントF クチナシ

7月3日(日)

   昼前から雨となった
   タヌキモの花が見たくなり雨中出かけた
   昨日はデジタルビデオカメラで静止画を撮影したが、今日はデジカメ1眼レフにした
   光量不足 しかも傘をさしながらの撮影で撮りにくかった
   タヌキモはポイントC、D、Fで咲いていた
   昨日のタヌキモの花のその後のようすも掲載した 咲いていた2輪はしぼみ、中央のものが咲いた
   ポイントDでシマヘビ出現 土の中に頭を突っ込もうとしていた えさでもいたのか?

   水辺Mに水田からの水が流れ込むあたり、小さな魚や沼エビが集まっている メダカも混じっている
   水位が上がれば、遡上できる
   タウナギの子魚が土の上を這っているのを見つけたが、すぐ水の中に逃げた

   そう言えば、一昨年7月31日、ポイントFでタウナギの子魚が
   水温測定のためのボールに入ったことがあった
 
   

  

ポイントF タヌキモの花

ポイントF東 前日のタヌキモの花

ポイントF東

ポイントD シマヘビ

7月10日(日)

今日も梅雨空、雨模様 5時過ぎから6時過ぎまで訪れた
穏やかな雨が降ったりやんだり…
ポイントB南で、生育地側から、水辺Mに向かって、イタチ(?)が
走った 
街中で見るイタチより小ぶりであった
遅れてきた梅雨のおかげで、なんとか水位が回復してきた
連日の雨のため昨年と同じように、キノコが生えてきている
ポイントFの南あたりの堤で、いくつかの穴が掘られていた 
大きなものは、直径10cmもある大きな穴であった
何の穴だろうか
ポイントBの西の水路にザリガニの死骸があった
また、ポイントCとDの中間あたりの堤に、ザリガニの足だけがあった こちらは人の仕業かもしれない
先週には、ポイントBから100mほど西の水田に死骸があったことを思い出す
生育地にザリガニが入らないことを願う
最近は、ルアー釣りをしている人らの仕業であろう
ブラックバスも見ないし、雷魚の成魚も見ない
コイもめっきり個体数が減った ザリガニの繁殖が心配

タヌキモの花は、ポイントE東に1輪確認できた
ポイント@  +1.0cm

ポイントB西の用水路 ザリガニ

ポイントE東 タヌキモの花

ポイントFとGの間  何の巣穴?

7月17日(日)

セミが鳴き、気温が上昇し、真夏を思わせる今日この頃
梅雨明け宣言もすぐされるであろう
昨年の今頃は、ムジナモが開花していたので、
ひょっとして今日はと期待しながら,生育地を訪れたが、
確認はできなかった
岸際のムジナモの株数が昨年より少ないので、開花してもその数は少ないだろう
タヌキモの花は、数輪確認 
オオバナイトタヌキモは開花せず こちらも昨年より遅い
今日、とうとうザリガニを発見した 残念な気持ちだ
多分ルアー釣りのためだと思うが、ブラックバスも
ライギョの成魚も見られなくなり、コイの成魚も数が
減ってしまった今、ザリガニがいないというのが
不思議なのかもしれない
ポイントG西に、白色のノアザミ1輪があった 管状花はまだ十分開いていなかった 近くには普通の紫色のノアザミが数株
そのすぐ近くで、ポイ捨てされたアルミ缶を片付けようと拾う
なんと缶から子どものザリガニが出てきたではないか 
アルミ缶を巣穴にしていたらしい
ということは、生育地にはザリガニが一杯いるということか…
今まで気付かなかったが、ポイントGに中州が出現 ちょっと気になる 
ポイント@BEF水辺Mで水採取 
ポイントEが最も透明度が高い 次いでポイントF 
ポイント@Aは褐色っぽい 水辺Mは緑っぽい
ポイント@では、排水溝に土嚢がつまれていた
農家の方が干でりでいざというときのために、水を大切にされているのであろう
ポイントBの堤で、カシの木にコクワガタがいた
ポイント@ +1.5cm
ポイントF 13時40分 雲り だんだん雲は薄くなっていった               無風
        気温30.9℃  水温28.5℃



ポイントB西のカシの木にいたコクワガタ


ポイントB スイレンの葉の上のムジナモ

ポイントCとDの間 タヌキモの花

ポイントE東 タヌキモの花

ポイントF東 ムジナモ

ポイントG西 白色のノアザミ

ポイントG西 ザリガニ

ポイントG西 ザリガニ

ポイントG 中州

水の色の比較

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ムジナモ開花

7月24日(日)  ムジナモの花咲く

暑い日である 今日はムジナモの花に会えるかもしれないという期待に応えてくれていた
ムジナモが咲いていたのだ しかも3輪がきれいに咲いていた
岸から少し遠いので、はっきりと撮れなかったのが残念
多分連日咲くだろうが、観察する時間がなかなかとれないので悔しい…
キノコが多い 特にポイント@からBにかけての堤には多かった はじめて見るような10cmオーバーのキノコがあった
オオバナイトタヌキモも咲き出した
ポイントDにサンショウモがあった オオバナイトタヌキモが咲いていた
ポイント@ −4.0cm
ポイントF 13時25分 快晴 微風
       気温32.2℃ 水温29.5℃

ポイントEとFの間 今年初見のムジナモの花

ポイントF

ポイントF

ポイントA西の堤 大きなキノコ 右下は水性ペン

ポイントD オオバナイトタヌキモの花

7月29日(金) 晴れ時々曇り

暑い日であった
ポイントB西の水路あたりから大小2頭のイタチが水田に入っていった そのあと、小さいほうはポイントBの叢へ、大きいほうは水辺Mの方へ姿を消した 7月10日に目撃したものと同じであろう
機敏なため、残念ながら撮影できなかった
ポイントB南の堤にニワトリの卵よりやや大きめの卵の殻があった 
以前も同様な殻があった 何の卵で、何が食べたのであろうか
ポイントEとFの間で、ムジナモが岸際で可憐に咲いていた
すぐ隣に、昨日あたりに咲いただろう株が複数あった
今日確認したのは、この1輪のみだった
タヌキモの花もオオバナイトタヌキモの花も少ないように思う
ポイント@ −4.5cm
ポイントF 晴れ、一時曇り さわやかな西の風
        気温33.9℃ 水温28.5℃

ポイントEとFの間 ムジナモの花

ポイントB南 卵の殻

ポイントF東 ヒメコウホネの花とトンボ

8月6日(土)

原爆忌の今日も暑い日であった 曇り 一時小雨 後晴れ
雷鳴が続く 水位は一段と低下 雨が欲しい カメが目立つ
ムジナモの花を期待していたが、確認できなかった
オオバナイトタヌキモの花が多くなってきた
ポイントDのサンショウモは不明となった
ポイントEで久々にコイが遊泳をしていた
ポイントFでポリ袋などのゴミの投棄が気になった
ポイント@ 水位不明 かなり低下している 
今期一番の低下と思われる
ポイントF13:20 曇り 微風 (後わずかなにわか雨 
           風やや強まる 雷鳴がしばらく続く)
      気温31.9℃ 水温29.9℃

ポイントE オオバナイトタヌキモの花

ポイントE 久々のコイ

ポイントEとFの間 イトトンボとタヌキモ

ポイントFの西 干上がりそうなムジナモ

ポイントF東 干上がりそうなムジナモ

8月9日(火) 

晴れ時々曇り 暑い 水位が益々低下
2002年以来の低水位ではなかろうか
ポイントEの東にも中州状態の部分ができた
いつもポイントFで水温を測定しているが、
今日は取水できなかったので、測定不能となった
ムジナモの花を期待したものの、今日も確認できず
この2、3日の間に咲いた様子もないようだ
今夏は、ムジナモもタヌキモもオオバナイトタヌキモも
開花数は昨年に比べてずっと少ない
ポイントEで今日もコイが遊泳していた
ポイントF 13時35分 晴れ 弱い西風
       気温33.3℃ 水温測定できず

ポイントB西の用水路 何ガメ?

ポイントE東 中州状態

ポイントF 干上がっている

8月14日(日)

朝から曇り、時々雨 昨日も多少の雨があったが、水位はいよいよ低下生育地東半分は、水底ちょいと言う箇所が多そうだ
盆ということもあってか、日曜日であるが人影は皆無
ポイントDのサンショウモ復活
太陽がが出てないから、花は無理かと思ったが、ポイントF付近で、
岸からやや遠いところで咲いていた 昨日も咲いていたようだ
また、咲ききらなかったのか、明日咲くのかというものもあった
タヌキモの花はポイントFあたりでしか見られない
ポイントF 13時00分 霧雨から小雨に 風なし セミの声
       気温28.6℃
 水温測定できず

ポイントC オオバナイトタヌキモの花

ポイントF西 タヌキモの花

ポイントF 水はなくともオオバナイトタヌキモの花

ポイントF西 ムジナモの花(遠すぎる)

ポイントF西  咲いた後? 明日は咲く? 

8月15日(月)  終戦記念日 曇り

昨日咲いてなかったものが今日は咲いているかと期待して観察に行ったが、もううなだれていた
つまり,昨日の段階で咲いた後か、咲けなかったということになる 時刻的には早いが咲き終わって閉じたものだったかもしれない
昨日、気がつかなかったが、咲き終えてうなだれているものが幾つか目に入った
残念ながら、しっかりと咲ききっているというものは確認できなかった
12時ごろ観察したらどうだったろうか?
あるいは、気温が十分上がっていないということが原因かもしれない
ポイントF 13時00分 曇り 一時ぱらつく 西の風
       気温28.8℃
 水温測定できず

ポイントF西 上の写真の1日後

ポイントF西 咲ききれない

ポイントEとFの間 咲ききれない

8月19日(金)

残暑が厳しい 晴れたり、曇ったり 観測後の14時ごろから雷鳴を伴った夕立となった
昨日や、夜の間ににわか雨が降ったが、水位は低位安定のまま
しっかりと開いたムジナモの花を見たいと、早めに生育地へ
しかし、花は見られない 目を凝らしているうちに,目が慣れてくるのか、蕾や花がだんだん大きくなって目につくのか, 蕾を含めて、ポイントF西で1輪、ポイントEとFの間で3輪計4輪確認できた いずれも岸から遠い
開きかけているのが2輪で、開ききった花はなかった 
時期的にもう遅いのだろうな…
ポイントF西でメダカ、ミズスマシが元気に泳いでいた
ポイントF 13時00分 曇り 弱い南の風
       気温33.7℃ 
       水温28.9℃(いつもの取水場所の近く)


ポイントF西 ムジナモ

ポイントEとFの間 ムジナモ

ポイントEとFの間 ムジナモ

ポイントF西 メダカとムジナモ

ポイントF西  ミズスマシとムジナモ
PHの測定
どのポイントもよく似た値となった04/01/31の測定値と比べると酸性度が高い 
水質が悪化したのだろうか 水位が低いことに関係しているのだろうか

それとも、酸性雨の影響か
ポイント 自宅水道水  ポイント@  ポイントB  ポイントE  ポイントF   水辺M 
PH 6.9 6.3 6.0 6.2 6.3 6.3

8月27日(土) 快晴 残暑が厳しい

残暑が厳しい 台風の影響も含めて多少の降水が数日あり、
水位の回復を期待していたが、僅かの上昇にとどまっていた
水位の測定はまだまだできない
生育地西の水田では、稲穂が出、地味ではあるが花が咲いていた
水田には水が張られていて、シャジクモが伸びていた
ヒメコウホネが多少衰退したためか、ポイントFあたりで、
ムジナモが群れているように観察された 
今年は群生をあまり見られなかったのが、これで少し安心した
ムジナモの花を見つけようと目を凝らして見やった
ポイントF西 クチナシの木の下あたりでやっと1輪見つけた 
残念ながら開ききれなかったようだ 時期が遅いのだろう
ざっと見た限りでは、タヌキモの花には気がつかなかった
タヌキモの花も今年は少ない オオバナイトタヌキモの花も
昨年、一昨年に比較するとぐっと少ない もちろんムジナモの花も…
ポイント@ 水位測定不能
ポイントF 13時00分 快晴 弱い西の風
       気温30.4℃ 水温26.6℃

ポイントF 今年1番の群生?

ポイントF西 咲ききれない

ポイントEとFの間 オオバナイトタヌキモの花

ポイントB西の水田 イネの花

ポイントB西の水田 シャジクモ

8月28日(日) 曇り 無風

   8月最後の日曜日 訪れる人は一人だけだった 曇り、風はなし ほんの一瞬ぱらっときた
    何とか咲ききったムジナモの花が見たかった 
    昨日とほとんど同じポイントに1輪が開きかけていた あと少し開いて欲しいのだが…
    昨日の1輪の開花後のうなだれた状態が見つけられなかった 昨日の1輪がこの1輪ということはないように思うが…
    スイレンは花の数がかなり減った ポイントBの東の岸寄りにきれいに咲いていた
    ポイントF 12時35分 曇り 無風 ウシガエルの鳴き声
           気温28.9℃ 水温26.2℃

ポイントF西 もう少し開いて欲しい

ポイントBの東 スイレン

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秋の声

910日(土) 晴れたり曇ったり

残暑が厳しいとは言え、だんだん秋らしくなってきた
前線とそれた台風の影響で雨が結構降ったので、
水位の回復を期待していた
しかし、さほどの水位上昇はなく、一息つけるといったところだった
ポイントB北の堤に、台風の風で落ちたのか、
熟していないシイの実があった
ポイントFあたりのムジナモの群生が、更に見ごたえのあるものになってきた やっと例年並といったところか
ポイント@ 水位 測定できず −10cm
ポイントF 1400分 うす曇り ごく弱い西の風
       ツクツクホウシの鳴き声
       気温30.7℃ 水温27.2℃

ポイントB北堤 シイの実

ポイントF ムジナモ群生

ポイントF西 ヒメコウホネの花

9月25日(日) 曇り一時晴れ

秋らしくなってきた 萩がまだ咲いている 
稲穂の下がった水田の畔では彼岸花が満開
ススキやアシの穂が目立つようになってきた
台風17号の影響で風がやや強い
再び水位が下がっていて心配
オオバナイトタヌキモの花が今年では一番元気
ポイントE東では、タヌキモの花が何輪もが競うように咲いていた 
こちらも今年一番 最近空き缶やゴミが多くなってきた ここにも…
ポイントFあたりのムジナモは元気だ
ポイントB南に 誰の仕業かカメの死骸が 
ポイント@ 水位 測定できず
ポイントF 14時50分 晴れ 舞っているが概ね西の風がやや強い 
気温25.0℃ 水温測定できず

生育地西の水田  彼岸花と稲穂

ポイントB南 カメの死骸

ポイントB南 萩

ポイントD対岸 満開のオオバナイトタヌキモ

ポイントE タヌキモの花と捨てられた空き缶

ポイントF 元気なムジナモ

ポイントF西 ジュンサイとムジナモ

10月10日(月)  朝から雨が降ったりやんだり
めっきり秋らしくなった 体育の日ではあるが、
朝から雨が降ったりやんだりの 周囲は刈り取られた水田が多い
秋雨前線に伴う雨で、水位がかなり回復していた
スイレンの花は探せば咲いているといったようにめっきり減った 
オオバナイトタヌキモの花も減った
ポイント@オオバナイトタヌキモが多くなった ここは開花していない
ポイントEからFにかけて、ヒメコウホネの葉が減って、水も澄んでいてムジナモが観察しやすくなった 見事なムジナモ群生である 
今年は、昨年、一昨年に比べ、ぐっと個体数を減らしたものと心配していたが、この時期昨年以上の繁殖のようすで、安心した
夏、これぐらいだったら、花もいっぱい咲いただろうに…
カモが飛来してきていて、水辺Mに集まりつつある
ポイント@ 水位−6.5cm
ポイントF 14時25分 曇り 風なし 
       気温22.2℃ 水温20.2℃

ポイント@ オオバナイトタヌキモ

水辺M カモ

ポイントF みごとなムジナモ群生

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冬 支 度

10月30日(日) 朝8時30分〜9時20分 快晴 風なし 

今年の秋はよく雨が降る 昨日の秋雨のお蔭で水位はよく回復
ポイント@の水は、にごっていた 他はよく澄んでいる
ポイントB北の堤には、シイの実がいっぱい落ちていた
オオバナイトタヌキモは、まだまだ花が咲いている
タヌキモの花が、ポイントEの東で3輪咲いていたので驚いた
ポイントFからGにかけては、とてもよく繁殖したムジナモが
観察しやすい
ムジナモは、来る冬にそなえて越冬芽をつくりつつある
水辺Mのカモが増えている
ポイントFの堤には、キノコが多く,、直径20cmほどの
大きなキノコもはえていた
ポイント@ 水位+2.5cm


ポイントE東 タヌキモの花

ポイントF 越冬芽を作りつつあるムジナモ

水辺M カモ

ポイントB東 紅葉したヌルデ

ポイントF 20cmはあろうかというキノコ


11月13日(日)
 
朝のうちは晴れ間もあったがだんだん雲が多くなった
サクラやナンキンハゼなど生育地の周囲の紅葉も一段と進んだ
周期的に雨があり、水位は安定している 水温は低下
オオバナイトタヌキモはまだまだ優勢で、しぶとく花を咲かせている
ムジナモは、越冬態勢 葉を残しているのはポイントFの東からG西のみである 昨年もポイントGのムジナモは遅れていた
もう時期が遅いのだろうか、タヌキモの越冬芽は目につかない 
ポイントFでは、ほとんどムジナモを見られず 一部で越冬芽を作りつつある株が見られる程度
ポイント@ 水位 +1.0p
ポイントF 13時40分 曇り 僅かな南西の風
       気温16.9℃ 水温12.8℃ うすい褐色



ポイントB 

ポイントF西 

ポイントGの東 越冬態勢がやや遅れている

12月4日(日)
小雨が降っている 気温が上がらない 水位はやや下がった
生育地の周辺のもみじの紅葉が美しい
クチナシの実が黄色く色づき出した ガマズミの赤い実が雨に打たれてあざやか
コウホネはかなり衰退
オオバナイトタヌキモにも衰退願いたいが、まだまだ元気である 
しかし、花はポイントC、CとDの間で見られるのみとなった
今季、タヌキモの越冬芽の確認をしてないので、探しながら水辺を観察すると、ポイントG西でいくつか見られた
ムジナモの越冬芽は、沈んだのであろう ほとんど目につかない タヌキモの越冬芽と同じ場所には、いくつか見られた 
ポイント@  水位 目測 −5cm
ポイントF  11時40分 小雨 微風 
         絶え間無い小鳥のさえずり
         気温5.9℃ 水温7.8℃

ポイントCとDの間 オオバナイトタヌキモの花

ポイントG西 タヌキモの越冬芽

ポイントFとGの間 鮮やかなガマズミの果実


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