ムジナモタヌキモ通信

観察ノート 2006年 
ムジナモタヌキモ






今年もムジナモ、タヌキモの観察をはじめました
日付順に観察記録を掲載していきます



ムジナモ群生   7月8日  ポイントD
ムジナモの花々  7月30日   ポイントD 

ムジナモの花  7月30日   ポイントD 

越冬芽浮上〜
ムジナモ・タヌキモ開花
秋の色・越冬芽


越 冬 芽浮上

2月19日(日) 曇天

今日は雨水。しかし、気温はさして上がらなかった。
久しぶりに、ムジナモ生育地を訪れた。水面は秋までのの賑やかさはない。犬の散歩をしている人もいて、結構人は多い。
ポイントEには、ごく少数の越冬芽が浮いていた。
ポイントFは、少なめながらある。ポイントFとGの中間点あたりから東にかなりの浮上が見られ、今後の展開が楽しみであった。
水辺Mは、例年通りカモが多い。
ポイント@ 水位  排水溝底から  −5.0cm
ポイントF 15時35分 
       曇り  無風  気温7.0
℃ 水温7.2℃


ポイントFとGの間


ポイントFとGの間


水辺Mのカモ


3月21日(火)

穏やかなお彼岸である うす曇りから晴れ
梅が良く咲いている 
生育地の南の湿地に土筆がいっぱい ヒメオドリコソウやホトケノザ、オオイヌノフグリが可愛く咲いている
生育地南のクロマツが手入れされ、掃除がされており、生育地全体が小奇麗であった
ムジナモは多数浮上し、風で集められている 
葉を展開し始めている 昨年並かそれ以上の浮上数である 
ポイントEとFの間ぐらいから東に多い
タヌキモも幾つかが葉を展開していた

ポイント@ 水位 +4.5cm
ポイントF 15時40分  晴れ 弱い西の風 
       水はすんでいてとてもきれい
       気温13.2℃ 水温11.2℃

ポイントBの東 タヌキモ


ポイントE ムジナモとタヌキモ


ポイントF西 葉を展開しつつあるムジナモ


4月23日(日)

朝方の雨が上がり、天気は回復 さわやかな風が吹く
スイレンが水面を覆い尽くしている 
多種類の野草の花が咲き、動物も活発に動き始めた
生育地南の堤では、モンキチョウが舞い、ワラビも芽を出し、葉を広げていた
タヌキモが目立つ ムジナモは3月21日に比べ個体数がかなり減ったように感じた どうしたのだろうか 
そういえば、昨年も同じような傾向があった 昨年は秋までには個体数がかなり増えていたので、それほど心配はいらないかな…
ポイントEとFの中間で体長50cmはあろうかというライギョの成魚を見た ルアーで釣り上げられたのかなと心配していた2、3年前に確認していた個体かもしれない…
ポイントFでは、カメがカラスガイを食べようと執拗にこづいていた 
一時カメは2匹になったが後からきたカメは早々に諦めてどこかへ行った
ポイントG西では、1.5mは超えるかというシマヘビに出くわした ここではシマヘビ以外のヘビを見たことがない
ポイントFで水温測定に水をペットボトルにとると、ミズスマシに似た1cmほどの水生昆虫が入ってきた 

ポイント@ 水位 +4.5cm
ポイントF 14時35分 晴れ さわやかな東よりの風
       気温22.2℃  水温17.5℃











ポイントB ムジナモ


ポイントE タヌキモ 捕虫のうもいっぱい


ポイントF西 ムジナモ 
捕虫葉もつけている

ポイントF 左下のカラスガイを襲うカメ


ポイントG西1.5mは超えるかという
シマヘビ

ポイントCの南の草はら 関西タンポポ


生育地西の水田の畔  レンゲソウ



5月13日(土)

昨晩から雨 気温が低い 
水位が上がっている 全域水色は褐色っぽい
生育地全域のカキツバタが開花 1年を通じて最もしっとりと美しい時期と思う コウホネも葉が大きくなっている
タヌキモが多くのポイントでよく生育している
ポイントDのアシやガマが刈られていた ムジナモが意外と多かった
一方、ムジナモはポイントFでの個体数が少なく、岸辺に僅かに見られるだけである
ポイントGでは、ざっと見ただけでは確認できなかった
ムジナモの生育状況は、全域にわたりおくれているように思う
生育地西を流れる水路(小川)で小魚をとろうとタモをいれると、毎回アメリカザリガニの子が2.、3個体入る 
今までこんなことはなかった…
昨年、生育地でもアメリカザリガニを捕らえた 
今後、ムジナモへの食害が心配である 
 ポイント@ 水位 +6.5cm
 ポイントF 14:30 雨 微風
        気温15.0℃  水温17.2℃




ポイントB カキツバタ


ポイントB ムジナモ タヌキモ 


ポイントD ムジナモ 


ポイントFの西 ムジナモ タヌキモ


ポイントB西の水路 アメリカザリガニの
子たち


6月4日(日)

気温が上昇 南よりの風が吹き、心地よい
水田では田植えの真っ盛り
せいいくちでは、カキツバタが盛期を過ぎ、花はごくわづか
スイレンがきれいに咲きだしている
しばらく雨が降らず、水位は低下 水色は褐色 ポイントEのような深いところでは黒っぽく見える
ムジナモは、アシやガマが刈られた後に群生しているポイントD以外では、数少ない
ポイントFでは、タヌキモが優勢で、ムジナモは全くの劣勢である 
オオバナイトタヌキモも少ないようで喜ばしい
ポイント@では、タヌキモも見られない
ノアザミも花が多いが、昨年見られたシロバナノアザミは確認できなかった
ポイント@ 水位−1.5cmほど
ポイントF 13時20分 晴れ 南よりの風
       気温28.0℃ 水温25.4℃

ポイントBの東 スイレンの花 


ポイントD ムジナモ群生 


ポイントD 水位低下で干上がった
ムジナモ 

ポイントF 優勢なタヌキモと
劣勢なムジナモ
 

ポイントA北 マツの切り株に生えたキノコ
 

7月2日(日)
蒸し暑い曇りの日、時折ほんの少し強めの西風が吹く 水位が上昇している 梅雨明けはもう少し先のようだ
生育地西の水田にやってくる野鳥や水辺Mにやってくる水鳥をねらうウオッチャーが非常に多かった 
水辺Mには半月ほど前から白鳥かな?という鳥がいる それをねらっている人もいるかも?
ポイントAの西にヤマモモのみがいっぱい落ちている 木にはもうほとんどついていないようだ 
スイレンとコウホネがよく花をつけている 例年と同じく生育地の東半分はスイレンが優勢、東半分はコウホネが優勢である
ポイントDのムジナモはいよいよ元気 2週間後には開花を期待してもいいかな?
ポイントFはややムジナモが増殖したかなという感じだ
ポイント@  水位+9.0cm
ポイントF  14時00分 時折やや強めの西よりの風
        曇り  気温26.9℃ 水温24.6℃


ポイントAの西 ヤマモモの実 


ポイントD トンボのおつながりとムジナモ 


ポイントEとFの間 コウホネの花


ポイントF ムジナモとジュンサイ・スイレン


ムジナモ開花

7月15日(土)  
 
梅雨明け宣言がなされてもおかしくない盛夏のいい天気だった 強い日差し、快い南〜西風
キノコが沢山生えていた カビの生えたキノコもいくつかあった
ポイントB南にセミの抜けがらがあった 鳴き声は聞こえず
ポイントDでムジナモが開花していて、興奮を覚えた 日当たりもいいし、株数も多いので、今日は開花しているのではと期待していたが、そのとおりだった
目が慣れてくると開花数が予想以上なことに気付き驚いた 4輪が近くにならんでいるのもあった
ただ観測時刻が遅かったので、花がほとんど閉じていたのが残念だった
ポイントFでは、タヌキモの開花が見られた 他のポイントでは確認できなかった ムジナモは株数が少なく、開花は見られなかった
イチョウウキゴケが2年ぶりに姿を見せてくれた
写真にはとれなかったが5〜60cmもあろうかというカムルチーの成魚らしきものが岸辺近くにいた 
ポイント@ 水色黒っぽい 水位+4.5cm
ポイントD 13時57分
       快晴〜晴れ さわやかな南よりの風
       気温35.4℃ 水温37.0℃
ポイントF 14時07分さわやかな南〜南西の風
       気温33.9℃ 水温30.3℃








ポイントD ムジナモ開花  


ポイントD  ムジナモの花とつぼみ 


ポイントD  ムジナモの花とつぼみ


ポイントF  タヌキモ開花


ポイントF  イチョウウキゴケとムジナモ


7月16日(日)   

晴れたり曇ったりの天気であったが気温は高い
観測時は晴れていた 昨日の轍を踏まないように早めに観測地に行く 
今日も西の水田の周りには野鳥の観測者がいっぱい 何でも東南アジアからの野鳥(レンカク?)がいるらしい…
さて、ポイントDでは、ムジナモは予想どおりいっぱい開花していたのである 岸辺から25cmほどのところでも咲いていて、間近に観察できた
ポイントEの東では、タヌキモの花とともに、幾株かのイチョウウキゴケ確認できた サンショウモに似たウキクサも
ポイント@ 水位 +4.5cm
ポイントD 12時30分 晴れ やや強い西よりの風
       気温34.1℃ 水温35.1℃
ポイントF 12時34分 晴れ やや強い西よりの風
       気温 32.8℃ 水温29.3℃



ポイントD ムジナモの花々 
 

ポイントD ムジナモの花  


ポイントD ムジナモの花とタヌキモの蕾

  

ポイントD ムジナモの花と昨日の花 
 

ポイントFの東 サンショウモ? ウキクサ?
(ウキクサのようだ)
  

ポイントFの東 タヌキモの花  


ポイントFの東 タヌキモの花  


7月17日(月)   

朝雨が降りだし、1日中雨となった 大雨の被害の出ている地域も幾つかあるようだ 気温は未測定だが、それ程上がってはいないだろう
雨の中ムジナモは咲くのだろうかと思いながら生育地に行く 
野鳥の観察者は雨といえども多い ムジナモの生育地の方は人気がない
ポイントDでは、なんと雨の中、あちらにもこちらにも必死に花を咲かしているいているではないか 昨日以上の花、蕾の数だった 雨にうたれて多くの花びらがしなだれかけているのが残念というか、憐れだった 大きな子房がよくわかる
ムジナモの花らと一緒に、タヌキモの花が開きかけていた 2、3日のうちには開ききるだろう
ポイントDはムジナモにとってとてもいい環境なのだろう
一昨年のポイントFの開花も多かったが、開花密度はポイントDの方がずっと高いようにおもう 日当たりがいいのが大きな要因と思われる
ただ気になることは、オオバナイトタヌキモが増えてきていることだ
ムジナモ頑張れ!!


ポイントD ムジナモの花  


ポイントD ムジナモの花

  

ポイントD ムジナモの花  


ポイントD ムジナモの花  


ポイントD タヌキモの花?とムジナモの蕾等
 

7月22日(土)

梅雨前線が南下して、今日は再び晴れの真夏日
心地よい風が時折吹く 
水位は最高で、ポイント@の排水溝の気切れを越えて流れ出ていた
雨のおかげで水がきれいだった
ムジナモもさぞかし咲くであろうと期待した
ポイントDにおいては、蕾、開きかけの花がいっぱいだった 
今年の観察の中では、一番多い
1時30分過ぎまで待ったが、あまり開かなかったのが残念 この3、4日の激しい雨で水温が下がったことが影響しているのだろうか
ポイントFでは、ムジナモが少し勢力を増してきたようだ
観察している時に、先日と同様大きなカムルチーが静かに寄ってきた
写真を写そうとしいている間に潜ってしまい、今日もうまく記録できなかった(ぶれた写真1枚のみ)
ポイントEとFの間の南側堤に、ミシシッピ―アカミミガメの子がが仰向けになって死んでいて、アリが食べているのか、中に出入りしていた
Fの東では、タヌキモが優勢なところがある タヌキモの花もここでは咲いているが、たのポイントでは見られなかった
生育地南の水辺Mや、生育地西の水田周りでは、例の東南アジアからの野鳥を写そうとする人でいっぱい 野鳥は見れなかった 白鳥も岸辺近くにいたが、全く人気がなかった
ポイント@ 水位 +34.5.cm
ポイントD 12時35分 晴れ 微風
        気温31.7℃ 水温27.6℃
ポイントF 12時40分 晴れ 心地よい西より〜南西の風
        気温30.3℃ 水温26.4℃

 ポイント@ オーバーフロー  


ポイントD 花と蕾

  

  ポイントD 花と昨日の花


ポイントD 開ききれない花


ポイントFの西 タヌキモの花


ポイントFの西 タヌキモの花


水辺Mの白鳥


ポイントEとF間 小亀の死骸  


ポイントF  カムルチーの成魚




7月23日(月) 
  
朝から曇り、風はなし 観察後の14時過ぎから一時小雨が降る
水位は少し下がった
ポイントDでは、ムジナモの花がいっぱい咲こうとしていた しかし、気温がもう一つ上がらないためか、開ききったのは数輪
岸よりに1輪咲ききったので幸運だった
写真撮影は難しい おしべの葯がピント合ってくれない
快晴の日に再挑戦である
野鳥の観察者が極端に減った 例のレンカクは飛び去ったのか…
ポイントEのタヌキモの花がきれいに咲いた
ポイント@ 水位30.0cm
ポイントD 13時14分 曇り 無風
       気温28.2℃ 水温25.8℃

ポイントF 13時31分 曇り 無風
       気温27.9℃ 水温24.4℃


ポイントD ムジナモの花


ポイントD ムジナモの花(右上と同じ花)


ポイントD ムジナモの花


ポイントFの西 タヌキモの花


ポイントFの西 タヌキモの花


7月29日(土)

午前中は晴れの真夏日 3時ごろにわか雨が降り、再び回復
晴れている間にムジナモの観察ができた 心地よい南西の涼風
今まで納得のいく花の写真が写せない 晴れている今日こそと気負ったが、なかなかである… ポイントDの 開花数は多い ただし、ポイントFでは、今日も咲いていない 株数も少ないのだが、つぼみらしきものも見られない 
タヌキモの花は、確認できなかった
ポイント@ 水位 +15.0cm
ポイントD 11時35分 晴れ 南西の涼風
      気温33.7℃ 水温34.2℃
ポイントF 11時55分 晴れ 南西の涼風
      気温32.8℃ 水温29.7℃


ポイントD


ポイントD


ポイントD


ポイントD


ポイントF ムジナモ 開花は…


ポイントF 捕虫のういっぱいのタヌキモ


7月30日(日)

梅雨前線が北から下がってきて雨も予想されたが、午前中は曇り、午後晴れで、真夏日となった 風はほとんど無風
ポイントDのムジナモは今日もいっぱい咲いた 観察した日の中で今季最高ではないかと思う
タヌキモの花は今日も見られなかった 
オオバナイトタヌキモの花も今年は一度も見られない
メダカも見かけない 生育地西の水路にはいるのに…
生育地の南測の道の水溜りに、何とカブトエビが数匹泳ぎ回っていた ちょっと時期外れである 田んぼの土が車によって運ばれ、孵化したのだろう ひょっとして今年の卵からの孵化かも知れない
水辺Mに赤潮が発生した
久しぶりに各ポイントのPHを測定した 過去のデータとは異なる結果だった 水色は、ポイントの@Bが褐色がやや濃い
水道水はアルカリ性度がやや強い また、ポイントEFは弱アルカリ性だった 梅雨の雨のせいだろうか  
ポイント @ B D E F 水道水
PH 6.3 6.0 6.5 7.5 7.1 7.8
ポイント@ 水位 +13.5cm
ポイントD 12時35分 晴れ 微風
      気温32.0℃ 水温32.6℃
ポイントF 12時54分 晴れ 微風
      気温32.7℃ 28.9℃


ポイントD 3輪の開花
YouTubeへのリンク

ポイントD 右上のムジナモのアップ
YouTubeへのリンク

ポイントD  ボールにすくい入れて近接撮影


ポイントD


南側道路の水たまり  カブトエビ


水辺Mに赤潮発生

 採取した水


8月5日(土)

朝から快晴の暑い日 風はあまりなく、セミの声がずっと聞こえている ひでりが続き水位も下がっている
ポイントDでは、水位が下がったため、干上がりそうなムジナモがいくつか… ムジナモの花は数輪と少なかった 水温が高いのが影響しているかも知れない  水面がやや汚く見える 油のようなものが少し浮いている 
オオバナイトタヌキモの花がぽつぽつと咲いている 群れだって咲いているのは見られなかった
ポイントD以外ではオオバナイトタヌキモの花は確認できなかった 
ポイントFで、タヌキモの花が見られた 他のポイントでは確認できなかった
スイレンは、7月末は少ないかなと思ったが、今日はたくさん咲いていた
小魚が見られないのが気になるので注意して観察したがやはり確認できなかった 
ポイントBで水田用に取水されていた 水が出てくる生育地西の水路あたりでは小魚が多かった 例年に比べ特にメダカが多い エビも泳いでいる メダカを捕らえてみると小ぶりなので今年孵化したメダカのようだ 生育地ではメダカを確認していないが、この地域とししてはメダカは確実に繁殖している
水辺Mの赤潮は少し減っているが、まだ解消していない
ポイント@ 水位+4.5cm
ポイントD 11時45分 快晴 南よりの微風 虫の声 
       気温35.3℃ 水温36.8℃
ポイントF 12時15分 快晴 心地よい風
       気温34.2℃ 水温30.5℃


ポイントD 干上がってもつぼみが


ポイントD ムジナモの花


ポイントD オオバナイトタヌキモの花


ポイントD スイレン


ポイントF タヌキモの花とムジナモ


ポイントB西の水路 メダカなどの小魚


8月6日(日

原爆忌の今日も暑い日であった 水田への取水は止まっていたが、水位は少し下がった 昨日同様スイレンはよく咲いている
ムジナモは、やはりつぼみが多い カキツバタのはで少し日差しが和らいでいるところには、2輪が隣で咲いていた やはり影のないところは水温が上がりすぎて花が開きにくいのだろう
ポイントEとFの中間ほどで、2輪が咲いていた ポイントD以外では初めての確認である  
ポイントFでも初めてつぼみを確認できた 近日中に咲くだろう
また、ポイントFでは、タヌキモの花が2株増え、3株咲いていた 
そのうちの1株には、水位が下がったことを如実に示すように、オオバナイトタヌキモが絡み付いていた
他のポイントではタヌキモの花は確認できなかった
ポイント@ 水位+2.5cm
ポイントD 12時04分 快晴 北よりの微風
       気温34.2℃ 水温36.4℃
ポイントF 12時40分 快晴 南よりの微風
       気温33.4℃ 水温30.3℃


ポイントD 3輪仲良く 


ポイントEとFの間 ムジナモの花


ポイントEとFの間 ムジナモの花


ポイントF オオバナイトヌキモをからませて


ポイントF ムジナモのつぼみ


ポイントB西の水路 メダカ


8月10日(木) 
 
午後5時ごろ 晴れ さわやかな風
6日(日)に見つけたポイントFのムジナモのつぼみが気になって夕方観察にいく
残念ながら、その株は見つけられなかった どうなったのか 咲いたのか咲かずに終わったのか…
ポイントF西で今年初めてメダカを確認できた 
カムルチーがポイントFによくきているので、カムルチー全部食べられたかなと心配していたが、無事でよかった
水位が下がりポイントFの水色も褐色っぽく見えた
コウホネが盛期を過ぎたのか、葉が枯れてきた
ポイントDで開花も少なくなった 一目見たときに確認できた、今日確実に咲いたであろうというのは1輪のみだった
水辺Mの赤潮は解消していた

ポイントE南のマツに見事な3次元的クモの巣があった 次の観察日まで残っていれば紹介するつもり


8月15日(火)

積雲が幾つか浮かんだ快晴の暑い終戦記念日であった  
水位が下がっている 水色が黒っぽい クマゼミの鳴き声が聞こえる堤の草が刈られていた
ポイントDでは、干上がったムジナモが多い ムジナモの花は見られなかった 小さなつぼみを1つ確認できたのみ
全域的には大したことはないが、ポイントDではオオバナイトタヌキモが勢力を増していて、ムジナモが押されている
ポイントFで、撮影はできなかったが、今日もメダカを見ることができた 10pほどのカムルチーの幼魚が悠然と泳いでいた
ポイントGの、カキツバタの株元でも干上がりそうなムジナモがあった
水辺Mの南東に再び赤潮が発生していた
ポイント@ 水位−5cm程
ポイントD 13時10分 快晴 弱い風 風向は変わっている
       気温36.6℃ 水温36.0℃
ポイントF 13時25分 弱い南よりの風
        気温36.4℃ 水温30.3℃



ポイントD 勢力を増すオオバナイトタヌキモ


ポイントD 干上がるムジナモ


ポイントG 干上がりそうなムジナモ


ポイントF沖より  枯れてきたコウホネ


ポイントG西 カムルチーの幼魚


ポイントE南 見事な3次元的クモの巣、獲物は…


水辺M  再び発生した赤潮と居残りカモ


8月27日(日)

今日も晴れ、風は普段よりやや強い
昨日は夕立があったが、連日のひでりで、水位が低下している 
生育地西の水田は、こぞって花が咲いている
ポイントBから、水田のために水を抜いていて、黒っぽい水が水路に出ていた
水位低下でポイントDのムジナモは大変だ
タヌキモの花は、今日もポイントFでのみ確認
水辺Mの南東の赤潮、なくならず
夕方、今日も夕立が…
各ポイントをカットで紹介する
ポイント@ 水位低下のため、水位が読めなかった
       −10pぐらいだろうか…
ポイントD オオバナイトタヌキモがいよいよ優勢 花ざかり
       水位低下でムジナモはあわれ
        13時28分 晴れ やや強い風 風向は変化
        気温31.2℃ 水温水位低下で測定できず
ポイントF 13時40分 晴れ 弱い風 雷鳴 ツクツクホウシ
        の声
        気温30.8℃ 水温28.3℃


生育地西の水田   イネの花


ポイント@ ムジナモもタヌキモも確認できず


ポイントA ムジナモもタヌキモも確認していない


ポイントB 水の採取で人の手が
ムジナモが2株あった

ポイントC スイレンがぎっしり


ポイントD 優勢になったオオバナイトタヌキモ


ポイントD オオバナイトタヌキモ


ポイントE コウホネがぎっしり


ポイントF西 メダカ


ポイントG 干上がりそうなタヌキモがある


水辺M  この2年タヌキモを見ていない


秋の色・越冬芽の形成



9月20日(水)

日本晴れのいい日和 わずかな風 秋の色が濃くなってきた
近隣の水田の稲穂も充実してき、畦には彼岸花が咲きだした 堤ではハギが咲き、ススキが穂を出した
先日の台風の余波か、まだ熟していないシイの実が葉つきでいくつか落ちていた 不思議なことに木に実が生っているのが全くわからない
スイレンの花は数が少ない コウホネの葉が青々とし元気いっぱいである
残念ながらクロマツのマツ枯れが続いている
ポイントDはオオバナイトタヌキモの花盛りでムジナモは非常にに少なくなっている ポイントFのムジナモはぼちぼちといった感じ
ポイント@ 水位 +4cm
ポイントD 13時20分 快晴 ごく弱い西風
       気温27.7℃ 水温27.1℃
ポイントF 13時30分 快晴 ごく弱い南風
       気温27.2℃ 水温22.8℃

生育地西の水田の畦  彼岸花と稲穂


ポイントB西 ハギの仲間? マメ科の花

 

ポイントB西  ハギ


ポイントBの北西  シイの実


ポイントD 勢力を誇るオオバナイトタヌキモ


ポイントE南  枯れたクロマツ


ポイントCとDの間 ススキの穂


ポイントF  イチョウウキゴケとムジナモ、タヌキモ
サンショウモはいずこへ?

10月8日(日)
午前中は晴れたり曇ったりだったが、午後はよく晴れた
風がやや強かった 
周囲の水田では収穫作業で忙しそうだった 
散策者、サイクリング者が多い
先週の雨にもかかわらず、水位は回復していなかった
紅葉とまではいかないが、ヌルデの葉が色づきはじめた 
ポイントBの北でシイの実が落ち始めた
ムジナモもタヌキモも越冬芽(冬芽)を作りはじめ、頂部の密度を増してきているものが多い
他の植物が枯れてきているのか、ポイントEとFの間や、ポイントGのムジナモが観察しやすくなった
ポイント@ 水位 −5.5cm
ポイントD 14時08分 快晴 やや強い西寄りの風 日陰 
       オオバナイトタヌキモの花多い
       気温22.1℃ 水温20.6℃
ポイントF 14時26分 晴れ 一時的に風弱し 取水部は日向になっ       ていた Fの西は、隙間が多い ムジナモが繁殖する空 
       間的余裕があるのだが…
       気温24.7℃ 水温20.6℃




生育地西の水田  収穫のあと


ポイント@  7〜8pほどのナメクジ


ポイントB  越冬芽(冬芽)ができてきたタヌキモ


ポイントC  色づきはじめたヌルデ


ポイントD   タヌキモ


ポイントEの東 タヌキモ優勢だったが… カメがのんびりと…


ポイントEとFの間  観察しやすくなったムジナモ


ポイントF   ムジナモ


ポイントF  ムジナモ・オオバナイトタヌキモ


ポイントG西  観察しやすくなったタヌキモムジナモ


ポイントG西  ミゾソバ



11月3日(金) 
今日は文化の日、天気の特異日で今年も 無風に近い、からっとした快晴のいい天気
紅葉が進んできた ポイントB北に、シイの実がいっぱい落ちていた
水辺Mにカモが増えていた また、赤潮が発生していた
水位は低い コウホネが枯れてきた ムジナモは少数が見られるだけだった
タヌキモも、繁茂していたポイントBの東やポイントEの東は、枯れかかっているのが遠めに観察できるが、ポイントFなどではもう見られなかった
オオバナイタヌキモは、ポイントCとDの間、ポイントDでまだ多くの花をつけていた
ポイント@  水位 −10cm以下
ポイントD 13時27分 快晴 ほぼ無風
       気温19.9℃ 水温16.8℃
ポイントF 13時43分 快晴 弱い南風
       気温22.2℃ 水温15.6℃

ポイントB  ムジナモ越冬芽


ポイントB北の堤  シイの実


ポイントBの対岸  ナンキンハゼ


ポイントBの東  枯れてきたタヌキモ、コウホネ


ポイントCとDの間  スギとツタ


ポイントCとDの間  オオバナイトタヌキモ


ポイントE  枯れてきたコウホネ


ポイントEとFの間 ムジナモ


水辺M  サクラとカモ


水辺M  甲羅干しをしているカメ


水辺M    赤潮発生


11月5日(日)

穏やかな日和
一昨日に引き続きムジナモ生育地を訪れた
前回、ポイントDの写真がなかったので、ポイントDのムジナモとオオバナイトタヌキモの写真を載せる
同じく前回、ポイントEとFの間でのムジナモの写真を載せているが、そのポイントの岸際にシャジクモの群生が見られるので、その報告を併せてする


ポイントD  ムジナモ


ポイントD  オオバナイトタヌキモなど


ポイントEとFの間  シャジクモ


ポイントEとFの間  シャジクモ アップ


ポイントEとFの間  シャジクモ 掌にとって


水辺M  ハクチョウ


12月16日(日)

冬が遅れていてまだ紅葉が楽しめる 朝から曇り気味だったが、観察した時間帯は快晴であった 日差しは柔らかく気温も高め、風は西よりでややひんやりとしていた 夕方小雨となった 最近雨が多く、水位は回復していた
雨の影響か、透明度が増しているものの冬としてはやや不足
西の堤に、ドングリがいっぱい落ちていた
コウホネは見られない スイレンも部分的に葉が見られるのみ 
オオバナイトタヌキモもかなり衰退した ポイントDの対岸では、小さくなったもののまだ開花していた 遠いので撮影は無理だった
タヌキモの越冬芽は見られなかった ムジナモの越冬芽はポイントDで少数見られた
ポイントG西で、カキツバタの新芽の隣にウキクサとアオミドロがあった
ポイント@ 水位 +2.0cm
ポイントD 14時33分 快晴 西寄りの風 
       管理小屋の影となっていた
       気温12.6℃ 水温9.0℃
ポイントF 14時44分 快晴 西よりの風 日差しあり
       気温12.9℃ 水温10.6℃


今年の観察も最後になるであろう 今年はポイントDでムジナモがいっぱい咲いたすばらしい年となった
来年もいっぱい咲くことを期待する ポイントFでもいっぱい咲いてほしい
皆さん、良いお年を

モミジ ポイントB西の路上


ポイントBの堤  カシの実


ポイントD  浮いていたムジナモの越冬芽
 

ポイントD すぐ近くにあったムジナモの越冬芽


ポイントF の西 オオバナイトタヌキモ


ポイントGの西 
カキツバタの新芽・ウキクサ・アオミドロ

ポイントEとFの間 色づいてきたクチナシの実


水辺M カモ


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