ムジナモ&タヌキモ通信
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ムジナモ、タヌキモをページを分けずにまとめて載せています
日付順に写真を掲載しています
時期により、生育状況に応じたサブタイトルをつけています
![]() 2004年7月24日 |
冬を耐える 越冬芽の浮上 葉の展開と成長 タヌキモ開花 ムジナモ開花 秋の訪れ 越冬芽の形成 |
冬 を 耐 え る |
1月4日(日) 昼過ぎは曇天となったが、それほど寒くもなく穏やかな日 夏の間水面をぎっしり 水草が覆っていたが今は隙間だらけ… 生育が悪いのか 今だに浮いている越冬芽があるが春になったとき 葉を展開できるだろうか ちょっと心配 散策者やバードウオッチャ−が多い ポイント@〜Bの水の色が濃い褐色に見えた ポイント@ 水位 +2cm ポイントF 13時50分 曇り 無風 気温9.5℃ 水温7.2℃ |
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ポイントB オオバナイトタヌキモとムジナモの越冬芽 |
ポイントB オオバナイトタヌキモとタヌキモの越冬芽 |
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ポイントB 咲けなかった(?)オオバナイトタヌキモの花 |
ポイントG カキツバタの新芽 |
1月17日(土) 朝から雪 生育地全体が雪化粧 風はほとんどない 人の訪れはある 13日に雨が降ったものの、水位が低下 ポイント@ 水位 +0.5cm ポイントF 9時00分 気温1.6℃ 水温4.9℃ |
![]() ポイントE 雪とオオバナイトタヌキモ |
![]() ポイントF オオバナイトタヌキモ |
1月31日(土) 午前中雨がぱらついたが、穏やかな日和であった 午後は曇り時々晴れ バードウォッチャーや家族連れなど人の訪れが多い 水は澄んでいる ポイントEFで、少数の越冬芽が葉を展開していた ポイントFはアオミドロが発生 また、ポイントGでは浮いた越冬芽が多く みられた ポイント@ 水位 −0.5cm ポイントF 14時00分 気温9.7℃ 水温7.0℃ |
![]() ポイントEの越冬芽 |
![]() ポイントGの越冬芽 |
水質検査を実施した 昨夏との差がみられる 水辺Mは弱アルカリ性を示した CODの値がポイントにより違いがある |
ポイント | PH | NO2(mgNO2-‐N/L) | NH4(mgNH4+-N/L) | COD(mgO/L) | 色 | |
ポイント@ | 6.6 | 未測定 | 未測定 | 未測定 | 淡い褐色 | |
ポイントB | 6.5 | 未測定 | 未測定 | 13(+) | 淡い褐色 | |
ポイントE | 6.8 | 未測定 | 未測定 | 10 | 無色に近い | |
ポイントF | 6.6 | 0.006以下 | 0.16 | 20 | 無色に近い | |
水辺 M | 7.2 | 0.006以下 | 0.16 | 20 | 淡い褐色〜薄緑 | |
水道水 | 7.0 | 未測定 | 未測定 | 未測定 | 無色 |
2月8日(日) 放射冷却がきつく、ほぼ全面が結氷 水辺Mもかなりの部分が結氷していた 浮いている越冬芽は大丈夫だろうか 快晴 水位はさらに低下 ポイント@ 水位 −1.5cm ポイントF 9時15分 微風 気温3.2℃ 水温2.5℃(いつもの検温地点 ごく部分的に結氷していなかった) |
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![]() ポイントE 氷の下の越冬芽 |
![]() ポイントG 氷の下の越冬芽、オオバナイトタヌキモ |
越冬芽の浮上 |
2月21日(土) 昨日に続き、4月中旬並の春の陽気 多くのポイントでムジナモの越冬芽が浮上していた 昨年より早いようだ ポイントF、Gは多い(Gは、もともと沈まない越冬芽が多かった) ムジナモ達の今後の生長がとても楽しみ 晴れ 水位はさらに低下 水辺Mでは、タヌキモの確認はできなかった ポイント@ 水位 −3.5cm ポイントF 14時10分 弱い西の風 気温19.4℃ 水温11.9℃ |
![]() ポイントC付近 まだ少数 葉を展開しつつある |
![]() ポイントFの東 急に増えている |
2月29日(日) 午前中は雨 水位が少し回復 午後曇り 水辺東半分はムジナモの越冬芽の浮上が 非常に多い タヌキモの越冬芽の葉の展開が見られた ポイント@ 水位 −1.0cm ポイントF 12時35分 曇り 無風 気温9.0℃ 水温8.1℃ ポイントEとFの中間あたりで、いつのまに かタヌキモの越冬芽が葉を展開していた ポイントF〜G ムジナモの越冬芽の浮上 がぐっと増えた |
![]() ポイントGの西 ぐっと増えた |
![]() ポイントEとFの間 ムジナモの越冬芽とタヌキモの越冬芽 |
![]() ポイントEとFの間 ムジナモの越冬芽 |
葉の展開と成長 |
3月7日(日) 寒さが舞い戻った 朝、氷が張っていた 天候がめまぐるしく変化 日差しも時にさす 昼過ぎに一時的に北西の風と雪、その後回復 タヌキモがなぜかほとんど目につかなかった 水辺Mは水位が低く、タヌキモの姿がない ポイントF〜Gの越冬芽 葉の展開がよく進んでいる ポイント@ 水位 −1cm ポイントF 14時00分 曇り 無風 気温4.4℃ 水温6.5℃ |
![]() ポイントG |
3月13日(土) 穏やかな春日 快晴 爽やかな西の風 梅が満開、近くの水田の土手には オオイヌノフグリが咲いている 越冬芽の浮上が多くなり、ポイントF〜G はものすごい数 ポイントB〜DEでも岸辺に目をやれば、 すぐに見つかる程度 ポイント@ 水位 −3.5cm ポイントF 14時40分 快晴 弱い西の風 気温15.3℃ 水温12.7℃ ポイントG ジャミ(小魚)が岸辺に群れていた |
![]() ポイントG |
3月21日(日) 穏やか 2回の降雨にもかかわらず水位は低い 水はきれい タヌキモは捕中のうが見られる ポイント@ 水位-4cm 色薄くなり透明度増す ポイントE 数10cmのコイ ポイントF 14時 弱い西の風 水温測定用に 汲んだバケツの水の中で小さな水生 昆虫泳いでいる 気温11.9℃ 水温12.0℃ 風で集められたか、ムジナモが非常に多く 見事である 水辺M カモがかなり減ったようである 水色は緑が濃い 水位は低い タヌキモは確認できず |
![]() ポイントB ムジナモとタヌキモ |
![]() ポイントC ムジナモとタヌキモ タヌキモには早くも捕虫のうが |
![]() ポイントF 浮上数の増えたムジナモ |
3月28日(日) 気温が上昇 快晴 水位やや回復 水の透明度が高いのか底がよく見えた ポイントFは圧倒的な株数 ポイント@ 水位 0cm ポイントF 15時15分 無風 気温22.7℃ 水温18.1℃ ポイントGの小魚はメダカらしい 楽しみだ |
![]() ポイントF 順調に生育している |
4月4日(日) 桜はほぼ満開 朝から3時ごろまで雨で、 花冷えとなった 水位が上昇 雨上がりの水辺はムジナモが特にきれい ムジナモにも捕虫のうができてきた タヌキモは株数が増え大きくなっている ポイント@ 水位 +4cm ポイントA ムジナモ1株あり ポイントE タヌキモ24cm ポイントF 16時45分 無風 気温8.1℃ 水温12.1℃ ポイントG メダカは見られず |
![]() ポイントCの東 体長5cm 捕虫葉が できてきた 水生昆虫も一緒に |
![]() ポイントE タヌキモ 体長24cm |
![]() ポイントF 圧倒的な株数のムジナモ |
4月10日(土) 快晴 気温が上昇 初夏を思わせる 弱い南風がさわやか コイの回遊が多くなった スイレンが葉を展開し、かなり水面を覆う ポイント@ 水位 +3.5cm ポイントF 16時15分 弱い南西の風 気温24.8℃ 水温20.3℃ ポイントG メダカ以前のようには群れてはいな かったが、数尾岸寄りに |
![]() ポイントG メダカとムジナモ |
4月11日(土) 快晴 さわやかな南風の夏日 水辺の西半分は水色が褐色 東半分は それほどではない ポイントGに若いカモ2羽のの入水 初めての確認だ ポイントEとFの間からポイントGに かけては、ムジナモが水草の間にぎっしり ポイント@ 水位 +0.5cm ポイントF 14時15分 弱い南風 気温25.4℃ 水温21.5℃ 手に取りやすい(大きめ?)10株の 個体長を調査(cm) 8.2 5.0 6.4 6.4 7.3 6.7 4.3 7.2 4.5 5.2 平均6.6cm |
![]() ポイントE ムジナモとタヌキモ 今年は昨年よりムジナモが多いようだ |
![]() ポイントF メダカとムジナモ Fでははじめて見る |
![]() ポイントF 個体長の測定 順調に生育してる |
4月25日(日) 快晴 気温が低下 時にやや強い南風 ツツジが咲き、クロマツも雌花雄花が咲いている スイレンがかなりの割合で水面を覆っている カキツバタが咲き出した カシ類の雄花が 水面にいっぱい落ちていた ポイントGも水色が褐色 ポイントFは透明度高い 局部的に繁殖して いるアオミドロが勢力を増しているが心配する ほどではない ポイント@ 水位 +1.5cm ポイントF 14時25分 気温19.5℃ 水温17.4℃ |
![]() ポイントE〜F カキツバタ バックにムジナモ ヒメコウホネ |
5月2日(日) 曇り 南風 スイレンがポイントB〜Cでわずかながら咲き始めた ポイントDにはヒシが葉を広げだしていた コイの活動が活発に ムジナモの間を泳いでいる しかし、産卵行動はまだ見られず 水色は、ポイントF以外は、かなり黒っぽい ポイント@とAの中間あたりに、2羽の若いカモが入水 ポイントGにシラサギが1羽入水 ポイントFに、数株のイチョウウキゴケが サンショウモはまだ見られなかった 水辺Mでいまだにはタヌキモ確認できず ポイント@ 水位 −1.0cm ポイントF 14時25分 気温19.7℃ 水温20.8℃ |
![]() ポイントF イチョウウキゴケとムジナモ |
5月9日(日) 午前雨、午後曇り 弱い南風 連休中の雨もあったが,水位はあまり上がっていない ポイントBの南側のカキツバタの株元を見ると 光量不足だろうがタヌキモと少数のムジナモがあった カキツバタが満開 ヒメコウホネが咲き出した スイレンの開花数も増えている ポイントEとFの中間あたり、アオミドロガ増えている ポイントGの東の端に、ムジナモが風で流されてきていた 水辺Mは水位が少し上がり、岸近くでも、部分的に 水溜りができ、成長したタヌキモを2箇所で確認できた 1週間前は水もなく、タヌキモは見られなかったのに、 不思議だ でも、これで一安心 ポイント@ 水位 +1.0cm ポイントF 13時10分 弱い南風 気温20.3℃ 水温19.6℃ |
![]() ポイントE ヒメコウホネの開花 |
![]() ポイントC カキツバタとスイレン |
![]() ポイントF 満開のカキツバタとムジナモ |
![]() ポイントG 風に流されたか東端にもムジナモ |
![]() 水辺M わずかな水に葉を展開していたタヌキモ |
5月15日(土) うす曇り 南〜東風やや強し 13日の寒冷前線に伴う雨などで、水位が非常に高い 水色は、褐色から黒っぽい色 西半分は、スイレンがかなり水面をおおう カキツバタはまだ満開状態 観賞に訪れる人が多い イチョウウキゴケに続き、サンショウモも姿を見せ始めた ムジナモの成長は順調 水辺Mも、水位があがり、5/9のタヌキモは少し周りに広がっていた これで、昨年並の成長が期待できる ポイント@ 水位 +20.0cm ポイントBはスイレンが勢力を示し,隙間が少なくない ポイントF 水色が少しついていた 南〜東の風が強いが水面は波立たず イチョウウキゴケと共に、数株のサンショウモが 葉を展開 ムジナモともども今後の成長が楽しみ 10時45分 気温25.2℃ 水温21.7℃ |
![]() ポイントF 見事なムジナモ群生 |
![]() ポイントF サンショウモとムジナモ |
5月22日(土)うす曇り 無風 今月の記録的な雨で水位はほぼ最高位 |
![]() ポイント@ 排水溝 水位が高い |
5月30日(日)
地方によっては梅雨入りしたとはいうものの、天気がよく、真夏日となった |
![]() ポイントF サンショウモとムジナモ |
6月5日(土)夏を思わせる日 快晴 田植えが始まった 梅雨入りが予想より遅れているが、まもなくのようだ 週はじめの雨で水位はあまり下がっていない 遅れていたが、ポイント@でもスイレンが咲きだした |
![]() ポイントD 甲羅干しの子ガメとムジナモ |
タヌキモ開花 |
6月12日(日) 台風4号の影響は少なかった 朝から小雨が降ったり やんだりの空模様 無風 タヌキモの開花がポイントBの東やC、EとFの間、 Fの東で 見られた まだ岸辺から距離があるので花が 小さいように感じた クチナシも咲く 雨にぬれてスイレンの花もきれいだ ムジナモも鮮やかに見えた 小魚が水辺Mから水田の水路にいっぱい上っていた ポイント@ 水位+12.0cm ポイントF 14時30分曇り 無風 気温22.8℃ 水温22.0℃ |
![]() ポイントBの東 タヌキモの開花 |
![]() ポイントF西 色鮮やかなムジナモ |
![]() ポイントF 咲きかけのクチナシとムジナモ |
6月13日(日) 朝 快晴 弱い風 タヌキモの花が見たくなって、昨日に続き今日も生育地の観察に… |
![]() ポイントEとFの中間 タヌキモの花とムジナモ |
![]() ポイントFサンショウモ イチョウウキゴケとムジナモ |
6月20日(日) 昨夜からの雨も上がり、快晴 気温もぐんぐん上昇 |
![]() ポイントF 開ききったクチナシの花とムジナモ |
![]() ポイントF 勢力を増すオオバナイトタヌキモ |
![]() ポイントF メダカとムジナモ |
![]() ポイントFの東 カムルチーの幼魚とムジナモ |
![]() 水辺M ひ弱になったタヌキモ |
6月27日(日) 朝から時々小雨の曇天 キノコが良く生え出した |
![]() ポイントEとFの間 タヌキモの花々 |
![]() ポイントF東 タヌキモの花・ヒメコウホネ・ムジナモ |
![]() ポイントF東 タヌキモの花のアップ |
ムジナモ開花 |
7月4日(日) 待望のムジナモの花開く
晴れ 風弱し 真夏日で非常に暑い ポイント@では、排水溝が開かれていて、水がゆっくり流れていた |
![]() ポイントEとFの間 もうほとんど閉じている |
![]() ポイントEとFの間 倒れそうだった |
![]() ポイントFの東 オオバナイトタヌキモ |
7月10日(土) 朝から雨 正午頃から回復 西風 水辺全体でタヌキモの花が咲いている オオバナイトタヌキモの花も多くなった 雨後ながら、6日前には咲いていなかったポイントF あたりでムジナモが4輪開花(Fの西1輪 Fの東に3輪 EとFの間に1輪 花弁はしっかりと開いていた 写真撮影の露出が非常に難しい ポイント@ タヌキモが排水溝の木切れの外に流れ出して いた タヌキモはよく繁殖 ミズスマシが多数泳ぎ回 っていた 水位 +2.0cm ポイントF 東に3輪 西に1輪開花 岸辺近くで肉眼で よく見えた 連日開花しているのであろう 13時15分 快晴 西の風 気温28.8℃ 水温27.0℃ |
![]() ポイント@ ミズスマシ 集団で泳いでいた |
![]() ポイントFの東 |
![]() ポイントFの西 |
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![]() ポイントFの西 |
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![]() ポイントFの東 |
![]() ポイントFの東 |
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![]() ポイントFの西 タヌキモの花とイトトンボ |
![]() ポイントF ここではタヌキモの花は初めて |
7月18日(日)
昼頃は、南西のやや強めの風がふき、時々曇ったものの
暑かった
水位が低下する中でたくさん開花していた
ポイントGでは、水位が下がったため、多くのムジナモが
干上がりそうであった 雨が待たれる
オオバナイトタヌキモの花がここかしこで目立つ
水を採取し、PHや色合いについて調べた(結果は右表)
前回1月の検査より、酸性度が大きい値となっている
ポイント@ 水位 −3.5cm
ポイントF 晴れ・曇り 南西の風
12時40分 気温32.6℃ 水温27.4℃
PH 色 ポイント@ 5.7 淡い褐色 ポイントB 5.6 淡い褐色(一番濃い) ポイントE 5.5 淡い褐色(透明度やや高い ポイントF 5.8 淡い褐色(一番淡く、透明度高い) 水辺M 6.3 薄緑色・にごっている 水道水 7.0 無色・透明
ポイントFの西
ポイントFの西
ポイントG 息絶え絶えのムジナモ
ポイントC オオバナイトタヌキモ
7月19日(月)
夏の日差しがきつい 水位は更に低下
爽やかな南よりの風 連日のムジナモの開花
ムジナモの花とタヌキモの花を同じフレームに撮れた
ポイント@では、排水溝近くのタヌキモが干上がり
かけていた
ポイント@ 水位 -4.5cm
ポイントF 12時10分 快晴〜晴れ 南の風
気温34.6℃ 水温29.0℃
ポイントFの東 ムジナモの花とタヌキモの花
ポイントFの東 ムジナモの花々
ポイントFの西
7月24日(土) 快晴→晴れ
今日も暑い一日 水位が更に下がった
水温がはじめて30℃を超えた
ポイントBで開花をはじめて確認
観察を終えて帰る頃、農家の方が、
ポイントBの取水口から 水田に 水を引いていたので
更に水位は低下するだろう
水色は濃い褐色
ポイント@とAの間と、ポイントGにゴイサギ飛来
オオバナイトタヌキモの花がタヌキモの花より優性
ポイント@ -7.5cm これ以上低下したら測定が困難
ポイントF 12時00分 晴れ 弱い南西の風
気温33.9℃ 水温30.3℃
ポイントB はじめて開花を確認
手に取るように間近で観察できた
ポイントFの東
ポイントBの堤を挟んで西 水辺の水を水田へ
7月25日(日) 晴→曇り
午後になってだんだん曇ってきたが、今日も暑い一日
ポイントBの取水口は閉じられていたが、
水位はかなり低下 ポイント@では測定できなくなった
早くまとまった雨が待たれる
ポイント@に再びミズスマシがスイスイと…
ポイントFの東の岸際では、とうとう底が見え出した
何と水がないのに花を咲かせているではないか
そのけなげさに感激 撮影後沖側に放流
花のすぐ沖側にはジャンボタニシがいた 一昨年、
ポイントBで2個体見つけている やはりこの水辺に
定着しているようだ
ポイントF 12時50分 晴れ 爽やかな南風
気温34.4℃ 水温31.4℃
ポイントFの東 干上がった中での開花
ポイントFの東 水に戻す前にアップで撮影
ポイントFの東 ジャンボタニシ
7月30日(金) 朝7時ごろ 曇り 一時日差しあり 霧雨降る 蝉の鳴き声がにぎやか 西の空に虹が出ていた 朝なのでスイレンがきれい 雨が降らず、水位がどんどん低下している 台風10号の接近で今日・明日にも降水がありそうなので 水位の低下を確認しようと出勤前に観察する ポイント@では底がかなり現れた ポイントFやFの西は、もうギリギリ あと数cmで干上がる というところ それでも一昨年の渇水よりはましである 今日咲かせるであろうムジナモのつぼみをいくつか 確認できた |
![]() ポイント@ 底を見せてる排水溝付近 |
![]() ポイントFの東 岸際 水面には樹脂が浮かぶ |
![]() 西の空にかかる虹の橋 |
8月1日(日) 暑い一日 曇り時々晴れ 台風による雨はこの地域ではたいしたことはなく、水位は むしろ低下した カメが活発に活動していて姿をよくみせた (近くの水田では 3匹が集まっていた) ポイントAでは、カキツバタで見えにくかったが、タヌキモ、 オオバナイトタヌキモが結構生育 ムジナモも多分… ポイントF西では6輪ほどの開花 明日の開花も多そうだ 水位の低下で底が見え始めると、オオバナイトタヌキモの 繁茂が目立つ ポイントF 12j時55分 晴れ 南東の風 気温32.8℃ 水温30.1℃ |
![]() ポイントA タヌキモ オオバナイトタヌキモ |
![]() ポイントFの西 開花 右上は昨日開花したもの |
![]() ポイントFの西 左の画像の開花のアップ |
8月8日(日) 暑い一日 晴れたり曇ったり 昨夕のやや強いにわか雨により、水位を少し回復したが、 測定は不能、透明度高いような気がする ポイントFの 水温高い ムジナモが鮮やかできれいに見えた 水辺Mの水位は回復している 赤潮が発生 水田からの肥料の流入が原因か? タヌキモの開花数が減った ポイントEとFの間で タヌキモの開花はなし 代わりにオオバナイトタヌキモの花が真っ盛り ポイントFの西では、イトトンボが花に寄っていた ポイントFの東では、やや沖めでの開花を確認できた ゴイサギがポイント@、Gに時々いるが、今日もGにいた ポイントF 12時20分 晴れ 弱い南の風 気温31.5℃ 水温30.3℃ |
![]() 水辺M 広範囲に赤潮が |
![]() ポイントFの西 ムジナモの花とイトトンボ |
![]() ポイントFの東 やや沖めでの開花 |
8月13日(金) 真夏日が記録的に続いていて、今日も暑い一日 快晴 水位はやや増えているようだ そのためか ポイントFでの水温は低くなった 水辺Mの赤潮は消えていた 全域で目立つ花は、スイレンとオオバナイトタヌキモ ムジナモは、ポイントFあたりでやや遠めに 10輪ほどがひっそりと咲いていた(多い方) ポイントFの岸よりに、15cmほどのライギョ(カムルチー) の幼魚 ポイントF 13時20分 快晴 南西の風 気温34.2℃ 水温27.6℃ |
![]() ポイントFの西 ムジナモの花とイトトンボ |
![]() ポイントF 再びカムルチーの幼魚 |
![]() ポイントFの西 開花2輪 |
8月22日(日)
午前中は曇り、昼から晴れ
水位はやや回復 ポイント@でタヌキモ元気回復
ムジナモの開花数が減っている スイレンは今だ満開
気温、日照時間の関係か、ポイントFの西で3輪の開花を
確認したのみ、つぼみのままで咲けないものも数輪
タヌキモの花は、ポイントBの東で確認したのみ
ポイントFでムジナモ数を増している
ポイントF、Fの西にミズスマシ、ポイントFの西にメダカ
ポイントFの西は岸際がにごっていた
ポイント@ 水位−4.5cm
ポイントF 13時25分 晴れ ほとんど無風
気温31.1℃ 水温26.8℃
ポイント@ 水位上昇で回復しつつあるタヌキモ
ポイントB スイレン
ポイントE オオバナイトタヌキモ
ポイントFの西 3輪開花のみ
ポイントG ムジナモと大量発生のウキクサ
8月28日(日) 朝から曇り 東の風が吹いたりやんだり 時々強い 土手の草が刈られていた 水位は回復 気温が十分上がらず、ムジナモの開花は少ない ポイントF西で、7分方開花1輪、開花できないのが2輪 昨日の開花が1輪のみ確認できた 花もシーズンもいよいよ終わりだろう タヌキモのは、ポイントFの西東でわずかに開花 オオバナイトタヌキモ、スイレンはいまだに満開 ポイントB、その他で、ムジナモを観察しやすくなった ポイント@ 水位 +2.5cm ポイントF 12時50分 曇り この時はほとんど無風 気温27.5℃ 水温25.6℃ |
![]() ポイントCとDの間 ムジナモが見やすくなった |
![]() ポイントF西 開き切れないムジナモの花 |
![]() ポイントFの東 タヌキモの花も探さないと… |
秋の訪れ |
9月5日(日) 夜雨、朝から曇り、1時過ぎに多少日差しがあった ポイント@には萩が咲き出して、秋を感じさせる 雨が多く、西、南の堤とも色々なキノコが生えている カビの生えたキノコがいくつもあった 中には全身カビに覆われ、 真っ白なものも 花のシーズンを終えたのだろう 1輪の花も見れなかった 雨後でムジナモはきれいに見えた ポイント@ 水位 +4.5cm ポイントF 12時30分 曇り 無風 気温29.4℃ 水温26.7℃ |
![]() ポイント@付近 咲き出した萩 |
![]() ポイントF付近 キノコ 一部にはカビが |
![]() ポイントFの東 きれいだったムジナモ |
9月12日(日) 午前はいい天気 午後雲が出てきて、曇ったり晴れたり 水辺近くの水田は稲穂が頭を下げている 水田の畔には、真っ赤なマンジュシャゲの花が咲いていた スイレン、オオバナイトタヌキモの花は 一時に比べれば減っている ヒメコウホネはまだ結構咲いている 水位はやや減少 ムジナモは元気 ポイントEとFの間からポイントGまで ぎっしりと生育している ポイントGの北の奥にサギ(シラサギ?)が そして2羽のカモが奥に向かって泳いでいた ポイント@ 水位+0.5cm ポイントF 13時15分 曇り 東の風 気温30.3℃ 水温25.2℃ |
![]() 西となりの水田 マンジュシャゲと稲穂 |
![]() ポイントF東 ヒメコウホネの花とムジナモ |
![]() ポイントGの北 2羽のカモ |
9月18日(土) 14時頃から雨 しばらく雨 一時やむものの再び 雷鳴を伴ったややきつめの雨 南西〜西の風 雨のやんだ間にポイントBから@の観察ができたが 再度降り出した雨のため、ポイントC〜Gの観察は できなかった ポイント@ −3.5cm ポイントB 岸よりの幾つかのムジナモの形態が 変わっている 頂部が目立つので、越冬芽(冬芽、殖芽)かとも思ったが、 まだその時期ではないだろう 夏場の水位の低下で傷んだだけかもしれない… |
![]() ポイントB 頂部の目立つムジナモ |
9月23日(木) 曇り 時々日差しあり 風はほとんど吹かず 南側の堤にススキの穂が目立つようになった スイレンの花は数が減り、 ところどころにしか咲いていない 18日のような傷んだムジナモは目に付かない 元気だ ポイント@からAのあたりで甲高いキジらしきものの鳴き声 樹影で姿は確認できなかった ポイントGでシマヘビ出没 ポイント@ −3.5cm ポイントF 14時25分 曇り 無風 気温28.6℃ 水温25.0℃ |
![]() ポイントB東 ススキとオオバナイトタヌキモの花 |
10月3日(日) 昼頃1時雨、後曇り 風はほぼ無風 水位は回復している カキツバタが枯れてきて間隙ができ、ポイント@やAでは ムジナモやタヌキもがすこし観察しやすくなっている (Aではムジナモは未確認) このところ、ポイントFからGにかけてもヒメコウホネの 間を埋めるムジナモがよく見える。 ポイントAからBの間の堤に、コガメの遺体2つ 以前にも遺体があった 頭がやられているようで、 カラスなどの鳥によるものと思う サンショウモが枯れかかっている イチョウウキゴケは このところずっと確認できていない ポイント@ +7.0cm ポイントF 13時05分 曇り(弱い日差しあり) 無風 気温24.2℃ 水温21.3℃ |
![]() ポイントAとBの間の堤 コガメの遺体 |
![]() ポイントF東 サンショウモとムジナモ 赤いのはカキツバタの種子 |
![]() ポイントG 見事に群生しているムジナモ オオバナイトタヌキモはない 手前はカキツバタ |
越冬芽の形成 |
10月17日(日) 快晴 2週間ぶりの観察 周囲の水田は取り入れが終わっていた 金木犀のほのかな香り ガマの穂もほぼ成熟 スイレンはシーズンオフ 花は1輪確認できたのみ オオバナイトタヌキモはまだ花いっぱい ポイントBの北の堤にシイの果実がいっぱい落下 昨年はシイの果実の落下はなかったので、ブナと同様にシイは隔年に果実ができるのか、あるいは昨年が特別か? ポイントAでムジナモを探したが、確認できなかった ポイントG西の岸よりのムジナモは、昨年と同時期であるが 早くも越冬芽(冬芽)をつくっていた 水辺Mにはカモが多く泳いでいた ポイント@ +6.5cm ポイントF 13時40分 快晴 ほとんど無風 気温23.9℃ 水温17.0℃ 水が冷たく感じられた |
![]() ポイントBの北の堤 シイの実 |
![]() ポイントG西 ムジナモ越冬芽の形成 |
![]() 水辺Mのカモ |
10月24日(日) 晴れ 穏やかな日和 ナンキンハゼやヌルデが色づい てきて、秋らしくなってきた ドングリ シイがいっぱい落ちていた ムジナモの越冬芽がよく目立つようになった 大きな被害をもたらした台風や秋雨前線の雨で、 水位は高い ポイントGのムジナモの群生は、今だ見事 ポイント@ +16.5cm ポイントF 14時15分 晴れ 無風 気温21.7℃ 水温17.3℃ 水の透明度は高い |
![]() ポイントF ムジナモ越冬芽の形成 |
11月3日(水) 晴れ 時々曇り 西風 クチナシの果実が少し色づく 水位は今日も高い 水辺Mも高水位 オオバナイトタヌキモに押されて、少ないタヌキモが、 越冬芽をつくっている 他の水草が勢力を失ってきて、ムジナモを観察しやすい 越冬芽をつくりったムジナモは、、こじんまりとしてきている ポイント@ +16.5cm ポイントF11時30分 晴れ 西の風 気温18.6℃ 水温16.4℃ |
![]() ポイントF東 タヌキモ越冬芽の形成 |
11月14日(日) 曇り ほぼ無風の穏やかな日 水位はあいかわらず高い ポイントB、E、Gのムジナモも越冬芽をつくっている ポイントCとDの間の堤のスギの雄花が膨らんできた 水辺Mでは、カモが大分岸寄りにやってきていた ポイント@ +15.5cm ポイントF 13時35分 曇り 無風 気温15.7℃ 水温14.4℃ |
![]() ポイントG ムジナモ越冬芽の形成 |
11月23日(火) 穏やかな小春日和 無風 静か 適当に降雨があったため、高水位で安定している 鳥の鳴き声が耳によく入る 寒さが増して、水辺も大分小ざっぱりとしてきた 観察しやすくなったが、やはりポイントB〜Eのムジナモは 少ない ポイント@〜Fで、オオバナイトタヌキモの優勢さが目立つ そのオオバナイトタヌキモも、花はかなり減った ポイントFの西の堤では、桜を真似たか、 季節はずれのツツジが数輪咲いていた ポイント@ +15.5cm ポイントF 13時5分 快晴 無風 水澄んでいる 気温18.3℃ 水温12.1℃(日陰の水) |
![]() ポイント@ タヌキモ越冬芽の形成 |
![]() ポイントF西 ムジナモ越冬芽 水が澄んでいる |
![]() ポイントFの西 季節はずれのツツジ |
12月18日(土) 曇り 風のない穏やかな日 25日ぶりの観察 コウホネは葉を枯らしていた ポイントEとFの間から東はオオバナイトタヌキモが 一面を覆い尽くしている感じである 来年以降が心配 オオバナイトタヌキモの花はポイントBの2輪のみであった ポイントGのムジナモもなくなっていた 越冬芽も探さないとわからないほどになっていた ほとんどの越冬芽が水底に沈んだのだろう 水辺Mのカモは非常に数を増していた 季節はずれのツツジがまだ咲いていた ポイントBの南の堤の道路側に、これまた季節はずれの スミレが2輪咲いていた ポイント@ +6.5cm ポイントF 14時00分 曇り 無風 気温14.7℃ 水温8.0℃ |
![]() ポイントB 最後(?)のオオバナイトタヌキモの花 |
![]() ポイントF西 一面を覆うオオバナイトタヌキモ |
![]() ポイントG ムジナモ越冬芽 |
CONTENTS
自生するムジナモ
動画へのページ
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タヌキモの観察
捕虫・吸水の動画
集まれムジナモの花
ムジナモ開花の様子
観察記録2012〜
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2011
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2010
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2009
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2008
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2007
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2006
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2005年
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2004年
ムジナモ&タヌキモ
観察記録2003年
ムジナモT
ムジナモU
タヌキモ
観察記録2002年
ムジナモ
タヌキモ
顕微鏡下のタヌキモたち
タヌキモのはやわざ
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