徒然ぶちまけ日記

HOME | SERCH | LIST | IMAGE LIST | RSS |
■2005年10月21日(Fri)  What chance, it is turned on.
 ファンタジアバトルロイヤル購入。
 近所の本屋にないと思ったら、ドラマガと別のスペースにおいてあった罠。
 表紙は紫。つか、Gosickです。看板です、鉄壁です、知らぬ奴は買うな。
 にしても小説の久城君、若旦那みたいだなw
 ヴィクトリカの新服は涼しそう。
 今期号はゴシックの下敷きにはじまり、探偵物と見せかけて実は遊戯王な『マルタ・サギー』 に、琥珀の心臓・七人の武器屋特集と自分には嬉しい記事ばっかりでうっはうは。
 連載人を含めれば、半分以上も読めて大満足。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ヒュウイの名前はあれ、ヒュウから来ています。
 なんのヒュウかは秘密。

 WEB拍手のぽえ〜んてのは、どせいさんですな。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ヒュウイの挨拶に、スー姉は微笑む事で挨拶を返す。
『おはようスーベリーア。今日もさわやか綺麗カワイイよ』
 どこからともなく聞こえるD・Jの声。
 スー姉は律儀に壁を二回叩く。
「スー姉、今日は調子いい?」
 二三段上から――こうしないと目線が合わないのだ――ヒュウイは長身の女性のご機嫌を伺う。
『今日は気圧も高いし、大丈夫っしょ』
 そんな声と、頷くのが同時。
「そうだな、下も晴れてた」
 昔ほどではないが、スー姉は気圧が低い日はよく体調を崩す。
 ヒュウイとD・Jが天気を話題にしているのはその為だった。
「じゃあさ、久々に一番上で俺の仕事見てくれよ」
『どの辺がじゃあなんだ、ボーイ』
「うるせえ」
 たしかに、言ってる自分にもよくわからなかったが。
『でも、スーと一緒いたら、ルーィちゃん怒らない?』
 そんなD・Jの台詞と一緒に、スー姉は軽く指を立て疑問の表情。
 ヒュウイは、心臓が焦げるような痛みをどうにか誤魔化し、
「いや、ルーィは運搬だから一緒に仕事しないし、って言うかそんな関係じゃないし」
 どうやら、今朝の朝礼のごたごたをしっかり訊かれていたらしい。
 無駄と知りつつ、壁をけっ飛ばしてやりたかった。
『あらあら、だめじゃな〜い。ボーイの嫁になってくれるおにゃの子なんて、ルーィたんぐらいしかいないのよん』
 微笑んで、頷くスー姉。
「黙れ壁。しばらく、コメントするな」
 階段を踏みつけながら、ヒュウイは切り出す。
 スー姉を、朝日に映える濃緑の髪を、わずかに化粧のかかった白い肌を、細い薄紅の唇を、さやかな反射する浅葱色の瞳を、見つめ、
「...あのさスー姉。何度も言ってるけど、俺は好きなのはスー姉だけだ。
俺が結婚したいぐらいに思うことができるのは、姉さんだけなんだ。
 嫁の貰い手が無いとか、自分は関係ないみたいに言わないでくれよ」
 臆面も淀みもなく、そんな言葉を真顔で言い切る。
『...ほほぅ』
 なんて声もするが、壁は言われたとおりに黙ってくれてはいるようだ。
 当のスー姉はと言うと、D・Jが喋らなくなったのを知って。
「ん〜...」
 と、唸った。
 それから見つめるヒュウイを見つめ返して、微笑む。
 どこか申し訳なさそうに。
 階段を踏み、間を詰めてヒュウイより高くなった目線でヒュウイを見下ろして。

――頭を撫でられた。

「っ...だから、スー姉。そうじゃなくて、」
『もしも〜し。後ろが来るよ〜ってか、支えてるんだけどぉ』
 D・Jがそんなことを言う。
 同じく、スー姉は屋上へとどんどんと昇っていってしまう。
 どんどんどんどんと、でも急ぐわけじゃなく、普通の足取りで、
――つまり、何とも思ってないわけで。
「あ〜も」
 ヒュウイは、頭を掻いて、採光窓に映る空を見上げ、ため息をつく。
 そのため息を聞いたのか、下段の方から声がした。
「お、なんだ。またフラれたのか、テッペン」
「おお、もうか。今日は早いな、ストンブリクの」
「いい加減ルーィちゃんで手を打ちゃいいのに。どっちにしろお前さんにはもったいないくらいだぞ、ヒュー坊」
 追いついた三人のおっさんは、よってたかって勝手なことをのたまう。
「うるさいなぁ、だいたい手を打つとかそう言う問題じゃないだろ、人として」
『わお、聞きましたお三方? 青春、青い春、意味的には春春。まっこと打算無き選択肢ぞなむ言いける』
「贅沢だよなぁ。竹付きの竹輪ぐらいはあるぞ」
「これだから、雲越え世代は夢見がちだというのだ」
「大人になったら、その台詞は例え正論でも言えなくなるからのう」
『いやいや、まったくっすよ』
「乗るなぁ!」
 ヒュウイは、階段を蹴飛ばして、三人のおっさんを威嚇して、
――そんでもって、がっくり肩を落とす。
「...そうじゃなくて、フラれる以前の問題だから滅入ってるんじゃないか」
「「「『ああ、なるほど』」」」
「いや、あっさり納得されても...」


(『天上へのモーダルシフト』)

■2005年10月19日(Wed)  新しい朝が来た
 トリビアでドラクエの音楽が流れていたので鼻血が出た。
 特に冒険の旅(�掘� が流れたときは、ちょっと涙でそうになったさ。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 レジオ体操も終了し、労働者達は思い思いの方角へと移動していく。
 下の階上の階へ走っていく者、新聞掲示板で外の情勢を確認する者、今日の仕事についてプチ会議を開く者。中には、朝食を取るため再び家に戻る鳶もいる。
「さて、じゃ、また屋上かな」
 ヒュウイはひとりでそんなことを呟いて、採光窓から陽の光を拝む。
 ちなみに、ルーィはヒュウイを避けるように持ち場へ走っていった。先ほど囃されたせいで、気まずいらしい。
『おー、がんばるね。少年! 今日も最先端組かぁ?』
「ん、まあな。外好きだし」
 塔の住人の仕事は、主に三つに分けられる。
 すなわち増築、運搬、その他だ。
 「増築」 は、最上階にて及びその周囲で塔を建築する者たち、つまりヒュウイ含めこの広場の大方の人間である。
 塔の成長に直接関わる花形の仕事だが、危険が多い、職業病が酷い、職人生命が短い、等の理由から成り手は少ない。D・J(レジオのこえ)がヒュウイを称えるのはこの辺の事情があってのことであった。
『物好きだねえ。若さ故の暴走で亡くすには、惜しい人材だよ』
 ヨヨヨとか、姿が見えればしなでも作ってそうな言い方で、レジオ。
「いや、なんでまた既に亡き者?」
 そんなことを呟き、ヒュウイは階段を再び駆け上がる。
 すぐ横には風力回転式の作業エレベーターがあるのだが、ヒュウイはここ一年で5・6度程度しか使ったことがない。
 と言うより、鳶の人間はエレベーターなど使わない。
 三百数十段、この階段を疲れを知らずに昇れなければ、引退を考えるべきだと言われているのだから。
 螺旋階段を駆け上る。
 しばらくすると、先を歩いていた鳶の背中が見えてきて、
「おおい、急ぐなよテッペン男。落ちるぞ」
「おっは、おっさん。急いだぐらいで落ちるんなら、鳶なんてやらないって」
 ペースをわきまえた確かな足取りを追い越し、ヒュウイは疾駆する。
 さらに二人、三人の背中を追い越しながら、
「ストンブリクの! お前、朝飯食ってないだろう!」
「ヒュー坊。ハンカチにティッシュにボンベ持ったか?」
「どっちもその通り〜!!」
「「あほたれ!」」
...追い越しながら走る。
 最後のひとり。
 平均年齢20代の鳶集団の中でも、ひときわ長身で均整のとれた肉付きの背中。
 しなやかな動きは軽やかで無駄がなく、ヒュウイの二歩分はあるかという幅の階段を歩くように、しかし常人が走るよりも速く昇っている。
 ヒュウイは、少し息を切らしながら、それすら追い抜いて、初めて振り返った。
「スー姉! おっは」
 スー姉と呼ばれた成人間際の女性は、にこりと微笑んで軽く手を挙げた。
 

(天上へのモーダルシフト)

■2005年10月18日(Tue)  万能棒
 スピードスティック(通販のゴルフ棒) がタダの棒のようにしか見えない。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 入り組んだ迷路のような屋上階を抜けて、塔内部へ。
 塔は基本的に外壁が螺旋階段になっていて、100m置きに床がある。
つまり、高さ100mで円上の外壁がある大広間がポツンとあるだけなのだ。

 基本的には。

「やば、朝礼はじまりそうだ」
 手すりもない螺旋階段の100m下を覗いて焦る。
 下では、鳶達がテントやシェルターからわらわらと姿を現していた。
「え、えぇ? ヒュウイ時間見てたんじゃなかったの?」
 ルーィがそう聞いたのは、ヒュウイが太陽の位置で時間が読めるという特技を持っていたからで、
「...その筈だけど、霞で陽が歪んでたのかもな」
 と、点在する採光窓から太陽の位置を確認しようとして、
「急ぐよ、ヒュウイ!」
「あ、ああ...」
 ルーィが駆けだしたので、あわててそれを追う。
『ちゃーん!
 ちゃちゃちゃちゃちゃ、ちゃちゃかちゃ!
 どんどんどんてれれー!!』
「あ、やべレジオはじまった」
 どこからともなく、と言うか塔全体に微妙に音がはずれた“歌声”が湧き出す。
 まるで少女のような可愛らしい声(ハッピーボイス)だが、ヒュウイはこの声を3歳児の頃から聞き親しんでいた。
『みなさーーーっん! おっはよー。略しておっよーー!!』
「なんだそのメリハリのない略し方は」
 聞く者を底抜けに脱力させる羽声に、ぐったりした心地でぼやく。
『今日も今日とて、双国管理塔最上階は快晴ですよーーお仕事日和ですよー!』
「...雲突き抜けて快晴もなにもあったもんじゃ無いわよね」
 と、これはルーィ。
『さあ、みんな顔を磨いて、眉を剃って、ヒゲを洗って、歯を抜いたかー!!』
「微妙にみんな違うわね」
「ていうか、朝から眉抜かんでも」
『うるさーーい!』
「うわっ」「きゃ」
 塔の各所に埋め込まれたレジオの音声がいきなりそんな子というものだから、ヒュウイとルーィは思わずのけぞってしまう。
『聞こえてるぞぉ、最先端階ぃ!
 その声はヒュウイ・ストンブリクと、ローシャリン・ルーィだなぁ!
 朝っぱらから屋上で逢い引きかぁ、ふざけんなこのバカップル!!
その位置からだとお前ら絶対遅刻だぞぉ。罰点1だからなぁ!!』
 と、階下から歓声が上がる。
 レジオ放送を聞いた鳶達が階上の二人に気がついたのだ。 
「え、えぇ? そんな、違いますって」
 囃し立てる口笛の中、なにやらルーィが激しく動揺して否定している。
 ヒュウイはため息をついて、遅刻確定の階段を駆け下りる。

(天上へのモーダルシフト)


■2005年10月17日(Mon)  ろーかる、うぇい
IMG_000275_1.jpg 500×200 44K
 双国管理塔に住み、双国管理塔を建設する住人達のことを、「塔の人」 と呼ぶ。
 余りにもそのままなネームのため、いい加減格好いい固有名詞をつけるべきではと言う話がたびたび持ち上がるのだが、そのたびに良い変名が思いつかずに立ち消えになる。
 塔の人は、聞くところによると3000人以上いるらしい。
 標高と同じ数だけいると考えるのがてっとりばやいと、大人達は言う。

「さ、そろそろ仕事が始まるな」
 櫓を降りて、ヒュウイは大きく伸びをした。
「今日は何メーターぐらいあがれるだろうな〜」
 昇りきった太陽に、問いかけるように。
「メーターって...100年かけて3000mちょいなのよ? どう考えても一日、10�僂盥圓韻襪呂困覆い犬磴覆い痢�
 同じくはしごを下りてきた、ルーィが冷静につっこみを入れる。
「気分だよ気分。それぐらいのつもりで働いてやると言う鳶のパッションの叫びさ。うはーーー!」
 山に向かって叫ぶが、山の方が低いのでコダマは起きなかった。

(天上へのモーダルシフト)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 絵と小説を日記で書くくせに、合わせ技はあんまりやったことはないなあと考え直す。
 まあ、実際どっちかに絞らないと時間が掛かりすぎるんですけどね。
 雲の下に見えるうにょうにょが「大地を這う蛇」 ですね。

■2005年10月16日(日)  たた、かえ、オオ、
kenji.jpg 300×300 51K
ラー油ブームです。

■2005年10月15日(土)  裏ハンター試験
Replay
snormal1016023404.png 300×300 12K
東京じゃロケテか...

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

英MI6の募集にアクセス殺到

「いや、これは採用募集と見せかけた一次試験なのだよ。
つまり、このサイトに隠された暗号を解読したモノだけが、
真の面接会場に辿り着くことが出来るのさっ!」
「な、なんだっ(ry」


■2005年10月14日(Fri)  よくはしらぬが。
ちょっと客が増えてるかなあと言う、印象。
ありがたいことです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


 それじゃな、と、ハバキは西の陽の光の届かぬ空へと歩き去って行く。
 残された少年と少女は、その光景を眺めながら。
「ねえ、ヒュウイ」
「ん?」
「ヒュウイが夜明け前にここに来るのって、ハバキさんに会いたいから?」
「そうだよ」
 あまりに簡単に白状したのが予想外で、ルーィは少しだけびっくりして、それから頬を赤らめ、最後には口をとがらせて仏頂面になった。
 西の空を見ているヒュウイはそれに気づかなかったが。
「なんなんだろうな、あの人。空に浮かんで飯とかどうしてるんだ?」
「知らないっ。山とかの食べ物食べてるんじゃないの?」
「え、なんで怒ってんの?」
 ようやく、ヒュウイは驚いた顔で振り向いた。
「別に」 と、頬をふくらませて。
 よくわからないまま、ヒュウイは再び西の空を眺める。
「...無理なんだよ。あの人は山も登れない」
 そこにハバキの姿はもうない。
「山も大地の内なんだ。標高3000mの山に登れば、プラス3000mの空に浮かぶだけ」
「...それって」
 ルーィは自分の思いつきにおそろしくなって、口を閉ざす。
 では、だとしたら彼は、今までずっと、
「最初会ったときに言われたんだよな。人と会話をしたのは1万年ぶりだって。
それ聞いて以来、なんかずっと。な」
 そんなことを言うヒュウイの顔には特に哀れみや同情めいた感情はくみ取れない。
 だから、たぶんそう言う理由ではないのだろう。
「そう...」
 ルーィも、ヒュウイにつきあうようにハバキと何度も会話を交わしたが、確かに彼はそんな『孤独』 を悲しんでいるようには思えなかった。
 刻の賢者。
 その存在はあらゆる概念をも超越する。
 在るようで亡き者、歴史の裏人、刻の漂流者。
「今度、お弁当持ってこようかな?」
「いいな、それ」

(天上へのモーダルシフト)





■2005年10月13日(木)  イゴスな逸品
mayura.png 300×300 13K
会計ねーちゃん。
極上で、自分が一番好きなキャラだったり。
にしても、ゲームの極上の方は、ちょっと強引なキャラ設定だなあ。


禁書目録5巻まで読み終えました。

とりあえず、異能者VS魔術師はいつになったら(ry
ヘタレが学園の長と交わした会話、(学園と魔術師は不干渉でなければどうたらと言っていた下り)が、足枷&抜け道になって、直接の異種格闘がないのが残念。
あと、超能力女子中学生が活躍するのはよかったけど、インデックスの影がどんどん薄くなっていくのが気に掛かるw

■2005年10月12日(Wed)  ことりばこ
ことりばこ読みました。

なかなか面白かったです。怖い怖い、田舎モノにとって怪談ってのは紛れもなくリアルなんですな。
怖いよりも先に話のもって行き方のうまさに感心してしまうあたりは、なんだかなあですが。
M氏が格好いいですね。
自分も、「畜生、こんなことならまじめに修行しておくべきだった!」
みたいな台詞吐いてみたいですよ。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


「ちょ、ヒュウイ詰めてよ」
「無茶言うな」
 標高ン千mにそそり立ち、強風に煽られている物見やぐらをイメージしてみよう。物見櫓というのは、遠くを見るために掘っ立てた、カバの背中程度の広さしかない板やぐらのことだ。
 そんな中に、三人の少年達がすし詰めになっているのである。
「てか、ハバキさんあんた飛べるんだから、飛んでくれよ」
「む、羽休めに塔に降り立ったというのに、この仕打ち」 
「休まりたいのなら、場所代をもらうっすよ。何せ、ここは宿場町の上なんだから」
「むぅ、存外無一文なり」
「びた銭も無いんですか?」
「この国々の貨幣はな」
 そういって、ハバキさんは物見櫓から飛び降りた。
 十数m下は目も新しい煉瓦敷きの床だが、万が一風に煽れでもすれば塔から放り出されかねない。そんなところを飛び降りたのだ。
 だが、ヒュウイもルーィも驚かなかった。
 そして、案の定ハバキは落ちることもなく、まるで階段を一段下に降りたのように空気の床を踏んだ。
「シンジョーさんのって、なんか、飛ぶって言うより」
「ああ、空中を歩いている。空が地面になってるみたいだよな」
「的を射た私見で意見だが、それだけだ。
なにより、我は実際に地面を踏んでいる」
 そう言えば以前、初めてヒュウイが彼に出会ったときに聞いた覚えがある。
 彼の足は実際に高度数千m下の地面を踏みしめているのだと。
 地面というか、正確には『大地』 を、らしい。建築物は含まれない。
 ハバキさんは土を踏めない身体だった。
 彼と大地の間には絶えず数千mもの距離が開き、遙か上の空を踏むことになる。
 ちなみに、地面から足までの距離は常に一定で、砂や砂利の凹凸も正確に影響するため、足が返す「空面」 の踏み触えは「地面」 そのものなのだそうな。
「ハバキさんと話できるのも、あと数ヶ月程度なんですね」
「否、常に一定量の位置エネルギーが身体に確保されてる以外は、存外普通の身体のつもりだ。昇るも潜るも、それなりの運動変換が必要だが、それだけといえばそれだけ」
「?」
「え〜と、つまり塔を昇る分には何の問題もないんだって」
 ルーィの補足で、ようやくヒュウイも納得する。
「なんだ、じゃあさ。ここが壁だけになっても登ってきてよ。何なら、この高さに扉つくっとくからさ」
 ハバキは、ヒュウイのいらぬお節介に目を細めて、首を振る。
「不要で無用だ。もとより、そんなモノ作れる技量も技術もないがな。
...怒るな。お前だけではなく、全員がだ。現に開閉式の窓すら無かろう」
「む、確かに」 
 この塔には開け閉めできる窓がない。全て頑丈な採光用のはめ殺しだ。
 開放窓なんて造ったら、塔の構造が弱くなるからと言うのが大人達の見解だったが、見解と言うだけあって、当人達もよくわかっていない。
 初代建築士達は全て死んでいるし、設計士に至っては歴史に名を残してすらいないかあだ。
「じゃあ、結局、もう会えないのか?」
 残念そうに言う、ヒュウイ。
 空を闊歩する少年は、
「落胆するな。まだまだ先のことだ」
 そんなことを言って、再び歩き始めた。

(天上へのモーダルシフト)

■2005年10月11日(Tue)  かわいたノドに流し込んだ甘い香り
ガンガン感想。

「スパイラル最終回」
下書き...orz
しっかし、見事に城平流の終わり方だったなあ。
本編最終回よりスパイラルアライブの再会に驚いた。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


 軍王国ライオアーク、統一議会アーガス。
 この両国の首都を結ぶ直線、その中点に存在するのが宿場町クロスボーダーであり、現在建設中の双国管理塔である。
 双国管理塔。名の通り二つの国を全て眺望できる見張り塔。
 いずれ雲を越えるこの塔が完成すれば、両国間のいがみ合いは自ずと消え去るだろうと言われている。
 ガキで、石を積むしか能のないヒュウイには何故塔が建てば戦争が終わるのか、さっぱり理解できなかったが、まあ知ってどうなるモノでもない。
 そもそも、誰の依頼で建てることになったのかすら、ヒュウイは知らない。
 建築の資金がどこから出るのかも。
 塔の建築はヒュウイの生まれるずっと昔から始まっていた。
 塔に住み塔を建てる鳶職人達は、既にすっかり世代が入れ替わり初代の鳶師は生きてすらいない。

 そして、ヒュウイが生きている間に塔が完成することは絶対に無い。

 それは過去に大地を這う蛇を創った人類達と同じように、
まさしく刻の遺産を造ろうとしているのだから。

 ただ塔を建てるためだけに生まれ、そして死んでいく。
 何故建てるのか、建てばどうなるのか。
 そんな、プロローグにもエピローグにも触れることなく。

 その事実を儚み、嘆く同僚達は多い。
 俺たちは途中でしかないのかと。
 今必死で、縄ばしごを昇ってくるルーィにしてもそうだ。
 私たちは、過去から、未来へ、ただ塔を建てるためだけに生きて死んでいくのかと。そんな、歴史年表に引かれた線の真ん中みたいな人生で、本当にいいのだろうかと。
 塔の真ん中の、図柄じゃ省略されてしまうだろう部分を造って死ぬ行き様で、幸せになれるのかと。
 ヒュウイは、思う。
 そんなことは知ったことじゃない。
 見下ろしてしまいそうな空を見上げて、ヒュウイは東の稜線を覗く。
 山の頂上と目線の一は、ほぼ同じだった。

 太陽は、ほぼ全身を出して尻だけ山にくっついている。
 それでも、下はまだまだ夜だろう。
 ヒュウイは、その朝焼けのような夜空を眺めた。

 焦点を定めて、目を懲らす。

 ある一点から、赤い夜の太陽を浴びて。
 人が塔へと飛んでくるのが見えた。

(天上へのモーダルシフト)


■2005年10月10日(月)  体育の日。
10月10日は萌えの日だそうです。

十十
日月 え

ね。
考えついた奴アホだ。


1010.jpg 321×305 40K

■2005年10月09日(Sun)  ロマンチックが止まらない
 モーダルシフトというのは、トラック運送を海運・鉄道に移行してCO2排出量を減らしていきましょうと言う取り組みのことです。
 一見すると時間の自由等が効かず不便になりそうですが、安く大量に輸送できる鉄道や海運の運用はコストや時間面からも優れており、国土交通省が物流輸送方法の見直しとして取り組んでいる総合物流対策なのです。

 考え方としては、修学旅行生を貸し切りバス一本で運ぶより、バス→鉄道→バスで運んだ方が安くすむよね、早いし。みたいな感じかな。

 にしても、モーダルシフトってブギポのMPLSみたいな名前ですね。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

購入リスト

「オレ様はワルガキッド2」
「99%の誘拐」

電撃の過剰供給について行けない。
シャナがやたら平積みしてるのはいいけど、シャナの表紙がある意味特徴的だから目に悪いこと悪いこと。
塩の街みたいな、いわゆるかしこ小説だろうから読もうとは思わないんだけど、こうもずらっと並んでいると思わず手に取って読んでしまいそうだ。


今週のジャンプ

「もて王」
 手塚ゾーンって素材そのものがギャグだよなあ。
 作者がようやくテニプリネタで攻めてきたw
 あとは、ネウロネタをやれば完璧だな。
 最初の一ページのやりとりが、銀魂みたいだなあと思った。
 やっぱり意識してるんだろうか。
 自分は銀魂はコントで、太蔵はバラエティだと思ってるんだけどなあ。
 笑う犬とめちゃイケみたいな違いで。

 どうでもいいけど、めちゃイケが一発変換できた。試しに氣志團を入れてみたらやっぱり変換できた。
 おそるべしATOK。勝訴おめでとう。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

「いやー今日も国境線が綺麗に見えらあな!」
 双国管理棟の(基礎の) てっぺんを踏んで、ヒュウイ(16歳・鳶職)は今日もご機嫌だった。
 アーガスとライオアーク、二つのいがみ合う国を分ける国境線を眺めふふんと鼻で笑う。
 高さ10m、厚さ5m、全長1000キロにも及ぶ壁が、塔から西へ東へと走っている。
 『大地を這う蛇』 と名付けられたこの国境壁。
 その来歴には両国の、忌まわしき戦争の歴史が見え隠れする。
 この馬鹿でかい壁さえなければ、どちらが勝つにせよ、戦争は終わっていただろうに...
 そう思い、嘆き、死んでいった者は余りにも多い。
「け、何が蛇だか。俺に言わせりゃミミズだっつーの」
 そんな歴史もどこ吹く風とばかりに、ヒュウイは威張る。無意味に。
 しかし、ヒュウイの言葉はあながち虚勢ではなかった。 
 現在建設中の「双国管理塔」 の頂景には、ヒュウイをしてそう言わしめるだけの説得力が確かにあった。
 国境は、地平線から地平線へとワンストロークの線の様にただ伸びている。
「へっ、こっからなら一跨ぎで国境を渡れそうだ。いや、足の指しゃくっただけで国越えができそうだな」
「あに馬鹿なこと言ってるんだよ」
 ヒュウイ! と恫喝。
 呼ばれて見下ろせば、ヒュウイのいる高台の下、建設中の骨組みが入り組む位置で少女が眉をつり上げていた。
「なんだ、ルーィか。何のようだよ?
いっとくけど仕事にはあと、二時間後ぐらいあるぞ」
 朝一で自分の好きな光景を堪能していたヒュウイは、あきらかに今日をそがれた様子で、幼なじみで同じ年生まれの少女に声をかけた。 
 東の地平線から、真っ赤な朝日が昇りかけている。
 塔の天辺でようやく陽の光が拝めると言うことは、下はまだまだ夜と言うことなのだが。
「その二時間で、あんたが風に吹かれて塔から命綱なしのバンジーしちゃわないか心配だから注意しに来たのよ!!」
 大声で言われて、さすがにヒュウイも口元をゆがめる。
 何も怒鳴らなくてもとは思うが、彼女も言っていたとおり塔には風が強く吹いているので、大声じゃないと聞こえないのだ。


(天上へのモーダルシフト)

■2005年10月08日(土)  アニメ感想
poteti.jpg 223×238 30K
『銀盤とシャナ』

どっちもラノベ→アニメ。
関西ではこれが連続で放映されるというミラクル。
東テレとTBSのクオリティーの差に涙が出た。
どっちもいい感じで滑り出していたように思う。
ラノベ特有のルール「5ページでつかみ序章でげっと」 な文法がうまく効いているのじゃないでしょうか。いや、しらんけど。
それに比べて、クラスターエッヂは別に続き見たいとは思わなかったなあ。
ここ最近、オリジナルアニメ(?) の一話がだんだん薄くなってきているような。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


『世界一受けたい授業』 で、
「油で満たした水槽に耐熱グラスを入れるとグラスが一瞬にして消える」
と言うネタを以前やっていたらしい。
要するに、グラスと油の屈折率が同じというネタなのだが。
なんだ、テレビでやったのか。
それならそれで、いろいろ使えるかなあ。
自分が知ったのは「殺意は砂糖の右側に」 で、そのときは純粋な天才科学者が知っていたネタだったんだけど、テレビでやったのなら、
「聞いたことある」 って言うこともできるかな。
トリビアってやつは、認知されれば認知されたで、使いようがあるもんだ。

■2005年10月07日(Fri)  そろそろHDD買うべきなんだろうか。
今シーズンのアニメ、見たいの関西じゃ全然やってないな〜と思っていたら、関東よりも放映日が遅い(&曜日がばらけている) だけで、自分が見たいのは結構やっている模様。

自分が見たいリスト

「ガン・オケ」
:ハードボイルドペンギンが出るらしい。
 式神三のストライダーウサギの方が気になるっちゃ気になる
 
「舞乙」
:チャンピョンの先行漫画がおもしろいので。

「ARIA」
:これはみれた。

「クラスターエッヂ」
:とりあえず、Surfaceが聞きたい。 

そんでもって「アカギ」
:これもまだやっていない。

この情報化社会において、二週間ないし一週間遅れのアニメ放映は、実のところ利点が大きい。
つまり、
関東で神アニメがもちきりに→噂を聞きつけビデオ予約。
のパターンができるからである。
似たようなのに、笑っていいともが夕方にやっている地方局があり、
噂の山崎邦生の乱入事件も録画ができたとかなんとか。
まあ、そんなところに利点をおかないとやっていけないのも地方局ではある。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 長い、どこまでも長い刀を携えた少年。
 長いとは言うが、いわゆる太刀ではない。
 太刀とは、刃を下に向け吊り下げる緩やかな反りの入った刀の総称だが、この剣にはそのどちらの特徴も含まれてはいない。
 少年は、身の丈三倍は有ろうかという長尺の直刀を背負っていた。

 少年、名を新庄ハバキと言う。

「この辺も治安が悪くなったモノだな...」

 少年特有の、甲高い声。

 街中だというのにエンカウントした暴徒の群れをにこの物言い。
 虚勢、あるいは余裕という風情ではない。
 ただ事実だけを、ボンヤリと確認しているような口ぶり。

 対して暴徒――ゴロツキの群れはあきらかに戸惑っていた。
 数巡の昔からスラムと化しているこの街に、見るからに幼い少年が長すぎてとても扱えそうに見えない刀を背負いやってきたのだ。
 これでちょっかいを出さないとなると、スラム住人の沽券に関わる。と、思ったどうかは定かではないが、最初に少年を囲ったのは、やはり少年達だった。
 そして今は、チンピラ予備軍を越えて、さらに上を行くゴロツキが出くわしている。

 だが、ゴロツキ達はあきらかに戸惑っていた。
 彼らもまた、自らの沽券のためだけに出てきている。
 何も知らず、なぜハバキが少年やチンピラ予備軍達を退けられたのかも知らないまま。

「治安? んなもの、オレが生まれる前からありゃしねえぞ」

 答えたのは、ゴロツキの中で中堅に属するモノだった。
 年齢にすればすでに四十は越えているだろう。
 少年は、そのゴロツキを見もせずに空を見上げぼやく、

「二国間挟に存在したこの街は、国境線上の宿場町として両国とは独立した発展を遂げている...だったか。
 あのころは何もかも、騒喧しかった。騒がしかったが、その喧噪は人々の笑う声によって創られていた」

 あまりにも容姿からかけ離れた台詞に、まるで台本をなぞっているかのような違和感が生じる。
 ざわめき。

「ガキ...何時の話をしているんだ」

 遠くを見ていた少年の瞳孔が、急に拡大する。
 ようやく、ゴロツキたちの言葉が耳に入ったのだ。

「さあね。時間の経過には疎くてな。ただ...」

 少年は、漆黒街と呼称される中でもさらに漆黒の塔を指さした。
 その塔は、遙か天井にまで伸び、暗雲すらを貫いて伸びていて、

「前に来たときは、そう。
――ちょうど、あれの天辺が見えていた頃だった」

(天上へのモーダルシフト)

■2005年10月06日(木)  新しい日々をつなぐのは 新しい君と僕なのさ
うわ「電車男」 すげえおもしろかった。
ソニンのわけのわからん関西弁(韓国訛り) もすごかったなあ。
と言うか、最後のエピローグが一番おもしろかった。
もう一つの電車男を上手い具合に処理してるよ。感動した。


今日読んだ本。

「とある魔術の禁書目録」(電撃文庫)
 弟に借りた。
 気になってはいたけど、何となく読みそびれていた(あの砂糖菓子もたいな絵がいかにも電撃って感じ)

 最初に出てきたレベル5の中学生エスパーに激しく萌えていたら、序盤以降一切出てこなかった罠。
 弟に聞くと3巻に出てくるらしい。
 2巻は堪え忍べと?
 結末がおもしろかったので、次巻も即読み。
 学園都市の五本の指という、レベル5エスパー女子中学生が出るまでは絶対読んでやる。
超度1: 静止している人や、特に超能力に敏感な人が感じる程度。
超度2: 大勢の人が感じる。戸や障子が揺れる程度。
超度3: 家屋が揺れ、電灯などの吊り下げ物が大きく動く。
超度4: 花びん等が倒れ、歩いている人にも感じられる。
   多くの人が驚いて外に飛び出す。
超度5: 壁に割れ目が入り、墓石が倒れる
超度6: 家屋倒壊3%以下 地割れや山崩れが発生する
超度7: あらゆるものが破壊され、ものが飛ぶ
レベル5のエスパーって、たいしたことないなあ。

って、それは絶チルやん。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 鴉丸を描こうとしてなんかヴィンぽくなったので放置した絵。
2005109.gif 250×250 11K

■2005年10月05日(水)  水曜のアリア
「ARIA」
あ〜。
日曜の朝とかに見れたら、のんびりできて良さそうだよな。
メイプルタウン物語みたいな(誰も知らんか、そうか)

この(深夜) 時間帯に見ると、いい睡眠誘導材になりそうで怖いw

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

(優しい人間)

「優しい、か。そうか、君にはきっと僕がそう映るんだろうね」
 彼は穏やかに微笑んだ。
「たまにね、君を見ると思ってしまうんだよ。
...ああ、この人は自分のことしか考えられない可哀想な人なんだ。本人には更正が不可能などうしようもない部分で駄目な人なんだ、って。
 だから、まわりの僕が、友人が、兄弟や、君を愛する人たちが、そこの部分はきっぱり諦めて受け入れてやるしかないんだ...って。
 そう思うとね。僕の心は不思議と穏やかになる。
生まれたての子犬を見たときよりも、ずっとね。
 僕の優しさはね、結局、誰かの何かを許すことなんだと思う。
そして許すってことは、諦めるってことだ。
 だから僕は君と言うどうしようもない人間を諦め続けることで、目の前の卑しい人物の我侭を哀れめば哀れむほど、僕はどんどん優しい人間になっていける気がしてくるんだ」
 彼は、また穏やかに微笑んだ。
「ねえ、こんなこと考える人間が本当に心の底から優しい人間だって言えるかい?」

■2005年10月04日(火)  決して楽じゃないが最高の世界!
アニマル横町が、めさくさおもしろい予感。
ここ
のFlashを視聴してビデオ撮っておこうと思った。

surfaceの新曲いいなあ。
『Re:START』 てタイトルも思わせぶりでいい。
前向きっぽい歌詞がいいですよね。surfaceって。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

どうやら、うちのページは普通に見ることができるようで一安心。
問題は、もうすぐ限界容量がくることぐらいか...

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

寄付金0円:ホワイトバンドキャンペーンは募金詐欺行為か

 まあ、肯定否定、なんであれこうして関心を示すことが世界平和のうんたらかんたら、と詐欺師の説法めいたことを言ってみる。
 もしくは半泣きで相手を言い負かそうとする小学生みたいな。
 あいかわらず日本の活動団体は会計が不透明なんで、思想に賛同する人は包帯に米三つ書いて巻くことをお薦め。
 「しない善よりする偽善」 ってのは、2ちゃんのボランティアのキャッチフレーズだったかな。
 ノリは好きだが、言葉は嫌いだけど、まあノリだからなあ。こんなのは。
そんな感じで。

 このノリで東トルの話もしようかと思ったけど、こっちは自分でも立ち位置決まってないからパス。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

「殺したりない罪人だとか、必要悪だとか、そんなもんがなんだって言うのよ」
 レンティスタは、血反吐を吐いて土を蹴った。
「救えないってのよ。あんたらは自分のナルシズムにすっかり陶酔しちゃってて、自分が吐いたつばがどこに落ちてるのかすら見てない。
 怪盗だかなんだか知らないけど...あんたらみたいな自称『正義の犯罪者』 が政府を下手に怒らせて、政府に反政府組織を撲滅する口実を与えて、そんでもって善良な、正攻法で世の中を変えようとしている人たちまでもが、治安維持の名の元に弾圧されてしまうの。
 私はそんなのを何度だってみてきた。知っている
 いい、あんたらの汚い尻を拭ってるのは、いつだってあんたらなんかじゃない。
 本気で国を憂えている、ただの人たちよ!!」
「いいたいことは、それだけか」 かすれ声が聞こえる。
 平たい声。相手の無知に憤るかのような。
 それはこちらも一緒だ。
「まだまだあるわよ。私は確信しているわ。
 あんたらみたいなコソ泥が出しゃばらなければ、もっと早くこの国を救えてた。
 国のため、民のためを思ってやった?
 なら、ここで否定してあげるわよ。
 少なくとも私の知識と見聞じゃ、そんな馬鹿が増えたところで国が救えた例なんて、どの時代にも存在しなかったわ!」
 とたん、男が地を蹴った。
 だが、そのときにはレンティスタの覚悟は終了していた。
「“山に葛――」
 男の拳が届く一歩手前で、詠唱が終わる。
《連続する制止(マインド・リストレイント)...Boot》
 とたん、男が、拳が、空に舞う塵の微粒子が、そして光が――
 45万分の1にまで、向かうべき方向への速度を緩やかにする。
 時の制止した――としか表現できないほどの遅々とした連続の中、レンティスタは目の前で制止している拳の正確な軌道を10秒かけて見切り、残り20秒をかけて最適な対処方法を導き、
 残り9970秒で、その対処方法を身体に覚え込ませてから、解除した。
 拳を、フェイントを、蹴りを、掴みを、隠し武器のすべてを紙一重で躱し、男のこめかみにサーカス・ミリオネアの正確な一撃を打ち据える。

(レンティスタ)



■2005年10月03日(月)  ちょっとした疑問。
ここの日記開くのに何秒ほどかかっていますか?
たまに5秒以上かかるんですよね。

ネットサーフィン(って言わないか最近は) してるとたまに読み込みの状態のまんま固まるブログとかがあるんですけど、うちの日記がそんな風になっていないかどうかが心配。

メイン二人。
ナイフのように握る銃があれば、一番安定して撃てると思うんだけどどうなんだろうか。反動全部受けちゃうから肩痛めそうだけど。
kai_hisa.jpg 343×336 53K

■2005年10月02日(日)  かもねかもね
 高層ビルを縫うように走るモノレール。
 人は、なんでこんなものを造ったんだろうか。
 窓からの眺望は最悪だった。
 壁もない、剥き出しのレールにしがみつく車両――何となく牛の肋骨を思い出すが、そこから覗く風景はレールと同じく、やはり剥き出しで、
 レールすら視界に入らぬ光景に、空中に浮かぶかのような錯覚を覚える。
 モノレールから覗く自分もまた、中空に剥き出されていた。

ああ、くらくらする。
 自分は今、アスファルトに林立する高層ビルの真ん中に、放り出されている。
 訳もわからぬ重圧に、押しつぶされそうで、無性に不安になる。
 だから都会は嫌いなのだ。

 ささやかなぼやきは、モノレールがモノレールを這う音にすり潰された。

(徒然)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 大阪行ってきました。
 いやしかし、都市って奴はあきまへんな(エセ関西弁)。
 なぜかっていうと、あれは設計自体が古くなるからです。
 建物が古くなるのは、まあ許せましょう。改築すればいいだけです。
 でも都市設計自体が古くなっては目も当てられません。
 新しさが売りの設計が、古くなって、10年もたてば四方360度すべてが古きに包まれて。
 建物は新しいくせに、どこか中途半端に古くさい。
 どこもそんなもんばっかだ。
 特に大阪って奴はバブルの遺産がよく目立つ気がします。

 ったく、なんでこんな時代に生かされなきゃいけないんだか。
 祭りが終わって、僕らは生まれたってか。
 

 購入リスト。

「女王騎士物語5」
「ヴァンパイア十字界5」
「WILD ARMS the 4th Detonator1」
「清村くんと杉小路くんよ2」
他一冊

女王騎士の4コマネタがやばいw
アルマ姫がスクウェア三大悪女みたいになったらすごいだろうな〜。

■2005年10月02日(日)  お茶を濁す
hubuhubu.jpg 436×401 65K
吹雪&フブキ。
&です×ではありません。
死ぬほどラフい絵ですんません。
余談ですが、阪神タイガースが優勝したので、一位呪文はまたタイガーでいけそうだなあと思いました。なんのこっちゃ。

鼻と頬骨が描く▽の赤みが萌えだということに気づいたので、そこら辺を書くのが最近の趣味。あまりやるとニホンザル。
みんなも是非チャレンジだ。

■2005年10月01日(土)  いったいなんなんだぁ〜
ガン種運命見終えました。
gs.png 551×223 7K

■2005年09月30日(金)  もうそろそろどうでもいいな。
PASTE3.jpg 332×263 32K
だんだん色つけがどうでもよくなってきた。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

エイベックスの公式見解っぽいのがでたらしい。

■いわゆる「のまネコ」問題についての当グループの考え方

まがりなりにも謝罪文で、被害届の話をする頭の悪さ。
「と、発表しようと思っていた矢先、」
とかもう、つっこみどころ満載でおなかがいっぱい。
思っていたって。結局謝りもしないのか、っていう以前に「思う」 なんて単語を公式な文章に使用するセンスのよさ。公告専用のライターとか雇ってないんだろうか。

 ちなみに脅迫とやらがあったのは今日の夜1時ぐらい。
 そしてこの発表が、17時ぐらいとまさしく「と、思っていた矢先」 だったり。
 あまりのタイミングの良さにマッチポンプ説まで出ていますが、まあ待っていたのは確かっぽい...
 いまさら被害者をアピールされてもなあ。



■2005年09月29日(木)  きみにとどくまで
よい最終回でした(2回目)

陰陽大戦記終わっちゃいました。
ソーマのかんちGUYっぷりに爆笑。
バイスッはいいなあ。ヤクモ最高。
イヅナさんは、今までどこにいたんだろう...


おお、質問がありました。
では答えましょう。

 勇者カイ記念大学はその名の通り、勇者カイを記念して倭国に作られた大学です。
 元は、世界が平和になったら学校に通ってみたいというカイのわがままを、トールが紙に起こし、フブキが資金援助をした形の学校。

 ただよしの三話ぐらいに記述がありますね。

 もともと戦勝記念学校とか雄々しい名前だったんですが(大学という概念もないし)、倭国が滅びた際に今の名前になりました。
 ノリは山本太郎記念病院とかそんな感じ。
 至る所に何かが狂った勇者カイの石像があり、特定の人間が見たら爆笑すること請け合い。

 立案した当人は義務教育並みの簡単な学習ができる施設を望んでいたんですが、完成間近で行方不明になった為か、いつの間にか大陸の最高学習機関に。
 以来、最古にして最高の大学として大陸に君臨することになりました。
 勇者カイを慕って創られた大学だけあって、クレバーメンズ――つまりカイの仲間たちのの文献や工芸品が多く寄贈されており、その辺が、校舎が築200年とぼろいにもかかわらず、知的水準が常に最先端な理由だったり。
 現在はバチカン市国のようにどこの国にも属していないが、この大学の卒業生は国境を越えてかなりの権威とされており、諸国から次々と入学希望者がやってくる。
 その門戸は果てしなく高い。
 ちなみに私設の軍隊も持っている。
 極上生徒会や、バラムガーデンぐらいには強いはず。

 ちなみにナエさんは特待生として何度かこの大学に留学しており、大学図書館の閉架倉庫のパス(これ持ってるだけで10代遊んで暮らせる) も持っています。

 ちょうどカイが魔王を倒して(?) 200年で、大学では創立200周年祭が一年ぶっ通しで開かれているはず。



 おー...1項目できた。
 あからさまにギャグのような響きなのに、まじめに答えちまったことを激しく後悔w

■2005年09月28日(水)  極上最終回
いい最終回だった。

惜しい作品を無くした。続編作ってくれないだろうか。
なんというか、サザエさんのようにやっているのが当然な番組になっていたんだよなあ。いつのまにか。
最初、全く期待していなかったのに、自分の中で極上がここまで好きになっていた。びっくりだ。

Aパートはまあなんじゃそりゃあみたいな感じでw
そして、聖奈さん笑顔が怖い。
確かにこの罪悪感は計り知れない物がありますね。
会長は気にしないんだろうけど。
ていうか、奏会長と聖奈さんがまだちょっと他人行儀なのが、歯がゆくてもう。
これからどんどん友情を深めていって欲しい。

Bパート。
すげえ一瞬でいろんなイベント流れて行ってますが、極上らしいというか。
歩と琴葉はまだカミングアウトしてないのだろうか。
このかぽぉもなんか良い感じだよなあ。
歩×琴葉 不動で。
奏が理事長になっただけで何も変わってない宮上学園に笑った。いいなあ、このノリ。

まゆらは最後までまゆらだったなあ。
ある意味無駄キャラと言うか、そこが良いんだけど。
あ〜続編希望続編希望続編希望。
小説でもゲームでもOVAでもいいや。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
アウトラインプロセッサ
の背景項目だけ抽出してみました。
以下はシリーズ・ネクロマンサー(なんかいいタイトル無いものか) の、現在ある背景に必要かもと思われた背景を付け足した物です。

   セット
      歴史背景
      舞台背景
      地理
         都市オークノート
         首都ルーズフェル
         スーガイタ
         北の群島
      文化
         インフラ
            カレンダー
            工学と魔術
            政治・法律
               政治背景
               外交
               税制
               法律と資格制度
            経済
            交通
            通信
            警察
               強盗犯罪課
               交通課
               推理課
               科学特捜課
            医療
            災害
            建築
         思想・宗教
            ナショナリズム
            地方都市としてのオークノート
            宗教
               国教
               精霊信仰
               倭塾
               魔法著作権協会
               二極の月
               統一神道
               魔王崇拝
               賢勇界
               聖徒会
               UnTitled
         娯楽
            文系
            体育会系
         学問
            全警連
            都市大学
            勇者カイ記念大学
            ノートン商業高校
            国語
            算数
            理科
            社会
            英語
            道徳
      魔術
         念動力
         ネクロマンシー
         一般の魔動技術
      その他の世界観
      用語集
   キャスト
      メイ・ネイザーリア
      タツマ・アヴェル
      ルイス・ヴァイン
      サナエ・バンプ
      ヒュアリィ・アヴェル
      タカ=セイビナ
      UnTitled
   断片
      ポートレイト
      ラフ

いらねえよいらねえよこんなに。
ついおもしろがっていろいろ作ってしまいましたが、どんな大作作る気なのかと。
ちなみに、BOXの中はほとんど未入力です。
聞きたい項目があれば、教えてください。日記のネタにしますw
つか、項目作るだけでだいぶんイメージがまとまってきましたね。

■2005年09月27日(火)  汚れっちまった悲しみに...
やっぱり特に書くこと無いなあ。

<杉村太蔵議員>党本部で会見

太蔵もて王サーガ。
視聴率持ってんなあ、この人。

 新入社員のような濃紺のスーツ姿で、世耕弘成・党広報本部長代理に付き添われて姿を見せた杉村氏は「品位のある言動を心がけ、政策を死ぬ気で勉強します」と充血した目を時おり用意した紙に走らせた。借りてきた猫のような態度に「ありのままの姿でない」と厳しい質問が飛んだ。しばらく絶句した杉村氏は「私は幅広い人間です」
早速洗脳が効いてきたようです。
コレはコレで、表現の自由の封殺だとかはやし立てられるんだろうなあ。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

のまネコ問題が、ついにヤフートピックスにまで現れるほどの問題になっていたりしてビックリしているわけですが。

と言うか、アレだなぁ。
ここぞとばかりにエイベックスを叩こう運動になってるのか。な〜る。
FLASH制作者サイドもエイベックスに全責押しつけた格好。
まあ、水は下に流れるということもあるし、元から嫌われていたエイベックスに全部水が流れたと言うことでもあるのかもしれない。

あいかわずマスコミの口は重たい、ってのはまあスポンサーとかいろいろあって仕方ないとして。
しかし、ここまでオオゴトになってしまったものをひた隠しにしていると、
どんどんとネットとの情報較差が開きすぎて、間接的に
「マスコミは嘘だらけ」 と言うことを証明してしまう結果に。
まあ、テメエでテメエの無能アピールするんだから、別に良いんだろうけど。


それはともかく、最近はもすかうが人気らしい。
いや〜いいわ、これ。
インパクトは薄いけど、地味に残る。
のまネコがインスパイヤされてるし。

「めざせモスクワ」 自体は昔はやった歌なのかな。
それともジンギスカン(歌手) がはやったのか。
いずれにせよ、カラオケで歌うことが可能です。

さあ、次はどこがインスパイヤするのだろう(怖くてできねえ)

■2005年09月26日(月)  神様が降りてくる夜 今日は...
tiri.jpg 289×325 37K
ポーズをどこぞから借りて勉強。
尻と上半身が同じラインにあるように見えたので、腰から下だけを拡大シャープ化して釣り合いを取らせてみた。
...すげえな、それ。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

テーマ=伝えたいこと。
そんな風に考えていた時期が
私にもありました。

んな感じ。

アウトラインプロセッサ、予想以上に頑張っています。
もう普通のワードにゃあ戻れないね。

あなたの小説にはテーマがないと以前怒られたことがあります。
別にいらんだろうと、自分は思いました。
今でも思っています。
娯楽番組にテーマなんてあるでしょうか。

有ると答える人もいるでしょう。
それは、テーマをどういうモノかと捉えているかの違いです。
無いと答える人とではテーマの位置づけが違うのです。
自分は無いと答える人で、おそらくその怒った人も無いと捉えるテーマ観を持っていたわけで、だから自分はそのときテーマなんて要らないと思いました。
しかし、よくよく見ればテーマの位置づけって奴が人によってずいぶん違うわけですよ。
必ずしも、
「テーマ=読者に伝えたいこと」
では無いわけです。
むしろ「文章作成ツールの一種」、「話にまとまりをつけるための背骨」
ぐらいに捉えている人も沢山いたわけで、
ああ、そのテーマなら自分も必要だと後になって納得したわけです。

そして、テーマが自分にとってそれが必要でないと思ったのなら、
テーマを自分にとって必要なモノとして解釈し直せばいいのだと、そう考えたわけでした。

■2005年09月25日(日)  結局パーツごとに見ていくしかないんだよな。
tun.jpg 180×172 19K
 ツンデレと言う言葉も市民権を得てきましたが、この言葉、
なかなか分類が難しいようです。
 テレ東は「周りにはツンツン、自分だけにはデレデレ」 と安易な型枠にはめ込もうとしていましたが、これは明らかに誤用です。
 まあ、精確な解釈は、はてなキーワード等で確認してください。
 自分はお笑いのように、ツンとデレの振れ幅を楽しむ美学と認識しています。

 ちなみに、自分が知る限りもっとも強固なツンデレは烈海王。

さておき、

 鼻に傾斜があるように、目から頬にかけても傾斜があります。
 自分もよく描く頬の赤線などは、ただ赤を差すだけでなく、
これを表現するためにもあるわけです。
 ってこれはまだまだかな。

■2005年09月24日(土)  もすかう
stamp.jpg 251×251 29K
切手はウェブマネーで買えないモノだろうか。
あと、富士見のアンケは作者さん読むのだろうか。

か、書くことがねえ...
なんか、順調にしっちゃかめっちゃかになってきています。

■2005年09月23日(金)  ゆくぞゆくぞゆくぞ
hemamusiyo.jpg 180×180 23Kヘマムシヨ入道。
一部で大人気。

意外と忘れがちなこと。
カタカナは平安時代から存在する。





_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

杉村議員いいスーツ着てるなあ。縦じまが若々しくていい感じ。
雨降り袖ってことはイタリア服かな。
あつらえたんだろうなあ。
杉村議員は、あの明け透けな感じが、どこぞのチキンハートよりよっぽど将来に期待できますね。
てか、
4年後に酸いも甘いも嗅ぎ分けた顔していたらそれはそれで面白いけど。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

「アリバイと〜」 は、昨日のでおしまいです。
いろいろ端折ってますが、まあ予定通りです。
ワイアット君の動機は一体なんだったのでしょうか。
ヒントは団長の選択肢と残された選択肢。
まあ、非常にくだらない理由です。ある意味リアル。
いやまあ、盗賊達の話はオマケでしてデューとおばさんの関係が上手く回るか試してみたかったんですけどね。いまいち性格がまとまらんかった。
この話は以前の「Q&A」 と同じく、もともとエントラの外伝として書こうと思っていた話で、テムズの息子と大人になったサリーが新大陸を旅すると言う、もともと、エントラの座談会で言ってた古のネタです。
エントラ知ってる方は、そう言うつもりで読み返して見ると面白いかもしれませんね。読み返す方はタイトルで検索してみましょう。
逆新婚旅行と言うのは書いている途中で思い付きましたが(もともと行方不明の母親を探すと言う予定だった)なかなかライトでいいアイデアだなあ。
しかしまあ...デュー・コーンウォルって語呂悪い。

■2005年09月22日(Thu)  泣いて怒ったり そして笑ったり 誰かを愛したり
忍空がウルトラジャンプで再連載されるそうです。
...お、おおおおお。
オレ、忍空の作者今の今まで死んだと思ってた。
いやマジで死亡説を本気で信じていました。
過労で、だったかな。先輩に聞いた覚えがあります。
だからずっと集英社の悪しき体制の犠牲になったんだって(いや、これはあってるか) 思ってました。

う〜ん。
嬉しいけれどびっくりしたなあ。
既に心の整理が出来ていた(失礼) だけに、どう捕らえればいいのやら。
いや、もちろん嬉しいんですけどね。
そうかぁ、再連載かあ。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

「一つ解らないんだけど」
「何? デュー」
「結局、おばさんがオレに教えた事って何?」
「愛と友情と真実と根性」
「...まあ、いろいろチョイスがおかしい気がするんだけど」
 その辺が根性の出番なのかもしれない。
「それにしても、デュー。よくあれだけのヒントで犯人を見つけられたわね。
きっかけが貴方のおっちょこちょいだったとはいえ、褒めてあげますよ」
「きっかけは、おばさんが新大陸についてから、ところ構わず迷推理をかまして来たからだと思うんだけど...」
 有名税という奴である。
 今や、金髪の探偵と少年のコンビはさるスジでは有名なのだそうで。
 派手なケンカでデューが目立ったのは確かだが、おばさんが連れ去られて悩み相談何て頼まれそうになってデューが駆けつけてチャンバラに――何てことになったのは明らかに彼女のせいだった。
 こっちの気苦労なんてしった事じゃなく、おばさん拳を口に近づけて、
「むふふ」
 なんて笑う。普段は無理して大人ぶってるくせに、デューの前だと、たまにこんな子供っぽい仕草をするのだ。
「どうもここがロンドンじゃないと思うと昔の血が騒ぐのよね。だぁれもお目付役がいないし。ほら、旅の恥は掻き捨てって言うじゃない?」
「よかった、一応恥だとは思ってるんだね」
 皮肉気に言うも、自分がお目付だと思われていないという事実に苦く笑う。 
「根性もなければ友情もない、そんな真実だった気がするけど」
「あ、駄目よデュー。その言い方だと回想に行っちゃうから」
 何がどう駄目なのだか。
「――犯人は、新聞記者の噂を団長に告げ口した男、ワイアットでした。
それを知った団長は怒り狂いワイアットを厳しく尋問しました。
 何故殺したと問う団長にワイアットはあっさりと自白。
 その自白は目も当てられないわがままな理屈でしたが、しかし40人の盗賊の数人がその自白に共感しました。そして盗賊団は空中分解し、血で血を洗う論争に。
...で、その隙に逃げるおばさんとオレ。それだけの話だけどね」
 そんなわけで、ここは何処ともしれぬ荒野である。
 まあ、道があるから歩けば街に着くだろう。だから歩いている。
「そう言えば、私犯人の自白聞き逃しちゃったわ。どうしましょう、きっと100年の過去から連なる、愛と狂気の復讐劇があったに違いないわ」
「それの何処がどうしましょうなのか知らないけど。そんな壮絶な理由じゃなかったから安心して良いよ」
 もっとも、教えるつもりはないが。
 叔母さんは推理して犯人だけ勘で当てていればいいのだ。 
「だいたい、おばさんが関わると余計に事態がややっこしくなるし」
「失礼ね、デュー。これでも私、軽く二回は銃に撃たれて生還している猛者なのよ」
「それがややっこしいんじゃないか」
 よく生きてるなあ、この人。
 そう言えば、母も包丁(だかなんだか) で刺されたことがあったか。
 近所の医者のおっさんが毎度手当をしたそうだが、あのおっさん、のっぺりほやほや間抜けそうな面してよっぽど名医なのだろうか。
 それとも、あの看護婦連中が優秀なのかな。
「ああ、そうだ。愛はなかったね」
「あら、デューが助けに来てくれたじゃない。私嬉しかったわよ。やっぱりお父さんの血を引いてるだけはあるわね」
「親父ねえ」
 けなし言葉に家族を引き合いにされるのは嫌だが、褒め言葉に使われるのも嫌なものだな。
 まったく、その言葉がなければ普通に喜べるというのに。
「若い燕なんて飼ってないで、そろそろ結婚考えなよ。もうあれだよ、ほんと...ええとロスタイム?」
「デュー、聞きなさいデュー。わ、私だってその気になればねぇ」
「あの小説家はどうなったのさ」
「そ、それはその...」 ごにょごにょと。
「...ったく、探偵事務所なんて珍奇でダーティなことやってるから誰も寄りつかなくなるんだよ。なにその髪の毛。ぼっさぼさじゃん。せっかく金髪なのに」
「べ、別に金髪が私のアイディンティティって訳じゃないもん」
 もん、て。
 デューは、ため息をついて道が延びる、地平線を見つめた。陽炎がぐにゃぐにゃと揺らぐ先にちょびちょびと建物の影が見えてくる。
 風が吹いた。砂が舞い、埃っぽい匂いが鼻をくすぐる。
「ま、いいや。次どこ行く?」
「え、いいの? もうちょっと構ってもいいのに...」
 残念がる叔母を余所に、デューは目を細めて風の吹いた先を思い、口許を引き絞る。
「ま、いいや」 もう一度呟く。
「せっかく逆新婚旅行に来てるんだからさ、めいっぱい遊んでかないとな、おばさん」
「うぅ、おばさんはやめて〜」
 
 かくて、少年と探偵の旅は続く。
――のかもしれない。

(アリバイと40人の盗賊)


PaintBBS Java like a children's Homepage
DiaryCGI [nicky!]
Sep / 2005
Su Mo Tu We Th Fr Sa

123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

<-neo / vin->
,
10月21日 What chance, it is turned on.
19日 新しい朝が来た
18日 万能棒
17日・ろーかる、うぇい
16日・たた、かえ、オオ、
15日・裏ハンター試験
14日 よくはしらぬが。
13日・イゴスな逸品
12日 ことりばこ
11日 かわいたノドに流し込んだ甘い香り
10日・体育の日。
09日 ロマンチックが止まらない
08日・アニメ感想
07日 そろそろHDD買うべきなんだろうか。
06日・新しい日々をつなぐのは 新しい君と僕なのさ
05日 水曜のアリア
04日 決して楽じゃないが最高の世界!
03日・ちょっとした疑問。
02日 かもねかもね
02日・お茶を濁す
01日・いったいなんなんだぁ〜
09月30日・もうそろそろどうでもいいな。
29日 きみにとどくまで
28日 極上最終回
27日 汚れっちまった悲しみに...
26日・神様が降りてくる夜 今日は...
25日・結局パーツごとに見ていくしかないんだよな。
24日・もすかう
23日・ゆくぞゆくぞゆくぞ
22日 泣いて怒ったり そして笑ったり 誰かを愛したり