徒然ぶちまけ日記

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2005年03月24日(木)  時には険しく長く辛い道でも 二人なら
ぐわぁあ、オープニング先週のラブシーンからだぁ...(悶)

今週の陰陽>>

「究極必殺! 刹管相輪串刺!!」
ヤクモのポーズが変(笑)
特にシルエットで両腕を10時15分に伸ばすあたりw


昨日の遊戯王GX>>

 壱・十・百・千・万丈目・サンダー!!

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 過去のトップ絵。
hubuki2.jpg 400×300 21K

2005年03月23日(水)  涙で滲んだ この時空を 見上げるたび...
 例えば、それが人生を左右するほどのモノだったとしても。
 果して、今でもそれを好きな自分はいるのか?
 好きと言うのは嘘で、好きだと言う自分が好きなだけなのではないか...と。

 そんな戸惑いを抱いてはいないだろうか。

 そう思ったのなら。

 それは間違いではない。
 疑問に思った時点で、その気持ちは存在する。
 否定しても覆らない。

 そして、それは、
 今がそうだと言うだけで。

 もし本当に、それが人生を左右したのなら、
 再度、触れれば。
 戸惑いなど消し去って、好きになれる。
 のではないか。と。

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 と言うわけで。
 昔のアニメとか小説とかも結構読むんですが、
これがまた見事に、今読むとつまらないんですな。

 あれ、この漫画俺もっと好きやったのになあ、とか。
 どうしよ、おれ「この漫画めちゃくちゃ好き」 とか人に言ってるけど、今読むとそうでもないぞ、とか。

 だからと言うわけでもないんですが、プロフィールの好きな作品とかに、昔の作品ばっかり列挙してる奴とか見ると、大人はうそつきなあ、と思うわけです。
 今、アバレとマジどっちが熱い? って聞かれたら、マジレンジャーって答えますよ。そう言うもんです、普通。

 旧スタイル時代の日記にも書いた...って言うか、自分はたびたび同じ考察を繰り返します。(そのたびに、少しずつ考え方が違ってきているから)

追記:
 じゃあ、「今も好き」 ってひとはどうなるんだみたいな意見もあるかとは思いますが、それは、
「今、好き」 ってことではないだろうか、と思うわけです。
 今はなき旧日記で書いたけど、
 宮崎映画なんかは子供から大人まで楽しめるけど、しかしそれは子供と大人が同じ楽しみ方をしていると言うわけではないのです。
 特撮だって、大人は人間ドラマを主眼に楽しんでいるけど、子供はライダーやロボットのアクションを楽しんでいる。
 ガンダム種運命だって、少年はガンダムに燃えてお兄ちゃんたちはルナマリアに萌える、と。
 それはやっぱり、
「今も(子供の頃と同様の感動を持って) 好き」
ではなくて、
「今、(大人になった自分の感性を持って) 好きになった」 なのであって...
 じゃあ何故それを「今も好き」 と言ってしまうのかと考えれば、冒頭の、
「それが好きだと言う自分が好きなだけなのではないか」
 と、思うわけです。ナルシズムですな。

 あの頃その時、それが好きだった自分を思い出して懐かしむ人とか、
 それが好きだったことで、今の自分がいるのだと確信している人とか。
 そう言う人はたくさんいるし、勿論自分だってそうで...
 けどやっぱり、今触れればつまんないと思うことはあるわけで。

 だからって、別にそれでいいじゃないかと。

 嘘までついて、「今も好き」 なんていう必要があるのかと。
 そんなのばっかりで、意味があるのかと。
 そんなことしたら、脳内でどんどんそれに対する美化が進まないかと。
 今に打ち勝つために、過去がどんどん嘘まみれに脚色されてしまわないかと。
 だから、人生を左右されたとかのたまってる作品に限ってリバイバルが面白くなくなるんじゃないか、と。

「今も好き」 なものがあるなら、「今、好き」 なのかを確認する必要がある。
 そう思って...ある意味開き直って確かめてみれば、まあ、いろいろ発見があるわけです。
 子供の頃と同じ楽しみ方ができるものも、子供の頃気付けなかった面白さも、子供の頃は面白かったのになと思う部分も、違和感なく受け入れられる。

 つまらなくなったっていいじゃないか、昔の俺はこれで感動したんだ。
...なぁんて結論に落ち着くとちょっと的から外れるわけですが(※)、まあそう言う心境でもあると。

※(基本は、もっと今に目を向けろ〜な意見です)

2005年03月22日(火)  オール(;0w0)ウェーイ コカコーラ
「ラジオ舞台裏漂流記、ただいま23:50ぷ〜ん!!」
「お〜」
「やってきました、本日のうらないカウントダウンコーナー!」
「いや、本日って...残り10分しかないぞ」
「今日のラッキーさんは申年生まれのあなた!」
「しかも干支占い? 微妙っ!」
「お昼にカレーを食べるともれなく幸せになれましたのに...」
「昨日言え! 昨日!!」
「そしてアンラッキーさんはごめんなさい酉年生まれのあなた!!
――今日一日不幸でしたか?」
「聴くな」
「ってうわ、酉年ってわたしだ。あれ、でも別に不幸でもなんでもなかったなぁ」
「そして否定するな」
「えっと、めざましテレビの星座占いが微妙な結果に終わります。残念」
「...どうつっこめばいいんだ」
「それでは、CM!」

(無題)

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久々にBLEACHを見たら、護廷十三隊がもう出ていた。
展開速ー

嚥下、嚥下とかいう言葉をうまく使えればウチの文章ももう少し語彙が豊富になるのに。と、どうでもいい妄想にとらわれた。
BLEACHの語彙の豊富さには負ける。

最近アニメの話ばっかりしている気がする。

とはいえ、毎週見ているアニメは、
「遊戯王GX」 と「テニプリ」 と「陰陽大戦記」 と「種運命」 だけだったりします。
 特撮も「マジレンジャー」 と「響鬼」 だけ。
 いうても、そんなに見ているわけじゃないんですな。
「グレネーダー」 も終わったしなあ。
 え、十分だって? いやいや、まだまだ...(本気で)

 深夜アニメとか面白そうなんだけどなあ。
 PSXとか買ったら絶対録画するのに。

2005年03月21日(月)  人生がワンツーパンチ。
7-2.jpg 295×248 86K 挿絵その2。
 自分で挿絵を書くと、文章が滞るなぁ。

 ただよしに使用する絵は、毎回めちゃくちゃ適当です。

2005年03月20日(日)  試食その2
 健多郎をさらに試食。
 今度は塩味だ!

微妙...というか普通。
まあ、塩味って元からさっぱりしてるからなあ。

関係ないけど、いかなごの釘煮を食べた。
親父殿がもらってきたらしい。
これは美味しかった。

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 なんか、どこぞの漫画ソフトには3Dの人形をぐりぐり動かせるソフトがついていて、それでパースも撮り放題と言う噂を聞いたのですが、本当でしょうか。
 いいなあ、欲しいなあ。

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「で、だ。報奨金は...まぁ出してもかまわないが、せいぜい路銀に色つけた程度が無難だと思うぞ。
 財政難なんだろ、化け熊の被害で。
 そっちも、文句ねえよな。なんならお前らに渡した情報をここと次行った街で...いや、世界呪法網で今すぐ公開してやろうか?」
「ぐっ...」
 それで、それで何故か狩人は反論を諦めた。
 冷えたきった室内に緩やかに響いたのは、村長の声だった。
「っふぉっふぉっふぉ」
 老人特有の...と見せかけて実はキャラ作りだと打ち明けていたが、まあそれはおいといて笑いながら、
「タロヒ...もうおしまいか?」
 モジャモジャの白髪の奥の眼光が鋭く光る。
「御爺...いえ、村長」
「ならおいが村長権限で口を挟もうかの」
「お、それならわいも」
 と、長老が口を挟むが、
「長老に権限は無いぞ、従兄弟よ」
「アチャーそれは盲点じゃった」
「あの、二人とも漫才してる場合じゃなくて...」
 シャアラが止めに入って、ようやく二人の掛け合いが収まる。
「おお、そうじゃった。ともかく、ジェイクには好きにやらせておけ」
「心配しないでも、こ奴は金を取ったりはせん」
 全員の視線が、ジェイクに注がれる。
 彼は居心地悪そうにそれを受け止めて、
「まあ、そういうことだ。ただし、いろいろと商売はさせてもらうがな」
 苦笑した。
 シャアラは、それでどんどん混乱してきたのだが(そもそも、何故こいつが村長長老の客人なのかも判らないままだったし) 事態はそのまま、終始ジェイクの思うがままに進んでしまった。

(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年03月19日(土)  ペプシ甲羅
 いつぞや知った時から、食べてみたかったのですが、なかなか売ってる店に出会わなかった。

ラーメンのクセにヘルシーを謡っちゃう
ふてぇラーメン「健多郎@日清」 を試食。


ちゃんと買ったのだから試食と言うのはおかしいかもしれないが、試しに食ってみたと言う意味ではあっている訳で、
こういう場合どういえばいいんだか。

食べたのはしょうゆ味。
さっぱりしてました。
こしのあるノンフライメンの食感が自分好みだったので、それだけで満足です。
これで健康にいいのならどんどん買っちゃうかもしれない。

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「あなたが? ...失礼ですが」
「俺は、ジェイク。ジェイク・ロフトだ。東の大陸のさらに東からやってきた」
 村の代表者たちが、ざわめく。
 村長と長老が、ただじっと場の様子を見守っている。
「東の...」
「あの英雄の大陸から」
 老人になるほど――魔属を直に知っている者ほど、東に対する畏怖は強い。
「けっ」 狩人が唾を吐いた。
「東の出身ってだけだ」
 とは言うものの、こいつもさっき東の力に怯えたばかりだ。
 ジェイクは続けた。
「どういう風に聞いているかは知らないが、東の大陸はそう、魔属と戦い勝利した歴史がある...今回の化け熊退治でも役に立てるはずだ」
「はったりだ! どれだけ東がスゴかろうと、こいつ自身はただの墓荒らしにすぎねぇ!!」
 割って入ったのは、狩人。
「おい! この仕事は俺たちが請け負ったんだ。いきなりしゃしゃり出て、横から手柄を掠めようなんざ、ちょいと道理にそれるんじゃないか!?」
「お前こそわざわざこんなところまで出向いたのに賞金の二重取りなんざぁ、よいとアコギすぎやしねえか?
 ったく、呼んでもないのにツケて来やがって。余計話がややっこしいだろうが」
「なんだとてめえ!」
「きゃ客人。後生ですから刺激しないでください」
 慌てて抑えに入るタロヒを手で制して、
「あんたも村を仕切ってるのならよく考えろ」
 突然矛先を変えられて、戸惑うタロヒさん。
「狩人がわざわざ、こんなヘンピな村に出向いてるってことはだな。
 もとからこいつら、化け熊を狩る気満々なのさ。交渉の余地とか無くな」
「え?」
「だよな」 と、訊ねるジェイクに狩人は応えるはずもなく。
 ジェイクは、う〜んと唸ってから。
「シャアラぐらいは気付くと思ってたんだが...だって、他に目的なんてねえだろ? 狩人が遠出するなんて」
「それは...」
 それはそうだが...だからと言って。
 口をつぐむ村人たちを見据えて、ジェイクは、
「まだわからねえか? こいつらは、元々狩る気なのに金を出せって言ってんだよ。払わなくても化け熊は狩るんだよ、どうせ」
「そんな、それじゃ詐欺じゃないか!」
 思わず口に出た言葉だが、ジェイクはこちらを向いてナイスタイミングと言いたそうに、片眉を上げた。
「詐欺ではないが、騙されて無駄金はたいてるのは確かだ」
「だ、黙れ! それ以上言うと本当に...」
「狩らないか? 今帰ると完全に赤字だな、お疲れ」
「ぐっ...」
 完全に、狩人が口をつぐんだ。
 もはや言い返せないのだろう。
 そして言い返せないことが、さらに狩人の立場を悪くしていく。
 悪循環だった。
 ぶるぶると口と肩を震わせるそいつを見て、シャアラの憎しみはすっかり晴れていた。
 そして、頭の冷えた脳みそであることに気付く。

(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年03月18日(金)  あう、すんません
最近更新が滞りがちです。
てか、ただよし更新しました。
でも続きモンです。
しかも誤字チェックしてません。
きっとボンゴボンゴ出てくるだろうなあ。

今回、ようやく自分がやりたかったことを取り入れました。
すなわち、日記に書いた文章をリメイク。
まあ、正確には「明日の俺」 から取り入れてるんですが。
楽かと思ったら、結構手直しに迫られて、労力はあんまし変わってません。

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「なあ...」
 なんだ、主人公。
「なんか、えこひいきされてないか?」
 んなこたぁない。
「挿絵と言い...」
 いや、挿絵は順次増やしていくつもりだけど。
「今回俺、場つなぎ役ぐらいでしか登場してないような」
 まあ、そうなるだろうな。
 ちなみに、続くのプロットでも、お前の出番はめっさ少ない。
「...俺、本当に主人公か?」
「本当にヒロインなのでしょうか?(どろどろ)」
 うわ増えた!?(驚)
「今回、お茶飲んだりとか所帯じみたことしかしていない気がするのですが...」
 それはいつもだろうが。
 うんいや、ヒロインに関しては意味が色々あるからなあ。
 比沙の場合、ヒーローに通ずるヒロインと言うか。
「なんにせよ、今回の話はどうなんだって話だよ。俺の出番増やせ!」
「異世界編が一段落着いたら、未来編に飛ぶつもりだったのでは?」
 いっぺんに聞くなっ。そもそも一段落ついてないだろーが。
「...そういや、なんかうやむやになった部分があったような」
 その話を振るな。
「で、結局今回の主人公は」
 二人いる。まあ、出番の数とタイトルで分かると思うけど。
「なるほど」
「さしずめ現代編ですね」
 この二人は思い入れがあってね。
「ほう」
 思い入れと言うか、同情してしまうと言うか。
 そもそも、登場の仕方からして不憫だし。
 姫ちゃんに対するエリカみたいなノリで登場させたのはいいものの、
更新直前段階で苗字すら決まってなかったと言う。
「そこまでぶっちゃけんでも」
 でもまあ、そうやって登場した割りに元キャラよりも愛着がわいてしまって、
「...あっちの二人には聞かせられんな」
 大体あいつら強すぎんだよ。
 ダイの大冒険で言えば、バーン戦のポップとポップだよ?
「どっちもポップかよ」
「けどそれは当然なのではありませんか? 一応、物語のファイナルパーティなのですから」
「ラスボス直前のメンバーみたいな感じだよな」
 てか、強くてニューゲームのノりだな。
 強いことはいいことだが、それじゃ色々ままならんと最近気付いたわけで。
「それは最初に気付け」くべきです」

(ページ全体もこまごまと弄ってたりするのだけど、誰も気付かないだろうなあ)

2005年03月17日(木)  いんをきれ
 リクとコゲンタの間には幼馴染も前の夫も割って入れないと、そう言う話に見えたのですがこんにちは、今日も元気です。
 零闘神機という隠し玉でパワーアップを果たしたヤクモの活躍に期待。
 モモちゃんが、「この人はもう戦いに疲れたの、お願いもう放っておいてあげて!」 ポジションを以後と演じきっていたわけですが、ああ言うポジションは好きだなあ。エイミとか、スクランの保健のせんせーとか。
 主人公逃避編にだけ出てくるヒロインみたいな、ってモモちゃんヒロインじゃないのかコゲンタがヒロインですか、いやむしろりっくんがヒロインか...深い。

 さて、テニプリが終わってしまうという情報ですが、まあ至る所で最終回スペシャルと銘打って宣伝しているようです。アイシルもそこで初お目見えかな。
 鈴音の声がファルファ星人ヤーコやってた人(中川翔子)になるみたいですね。
ヤーコだし、大丈夫かな。ロンブーヒル魔も慣れりゃ大丈夫な気がする。
 てか、のび太の声のオーディション受けてたのかぁ、この人。

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 雪路。
 二転三転しているわけですが、大分固まってきました。
 絵柄もあんまりかわらんようになったなあ。
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2005年03月16日(水)  さあ、なんもでないぞ。
ハヤテのごとく>>
 ヤシガニネタが面白すぎ(笑)
 リアルでヤシガニを体験した時は、絶望の味をはじめて舐めたような...そんな苦みばしった気がしたものです。

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「ああ、なんと例えればいいだろう。参加費がそのまま賞金になったかのようなこの虚無感!!」
「親丸もうけ?」
「うまい! けどなんか違うっ!!」

(徒然)

2005年03月15日(火)  日記書きのあるあるネタ
あ、ここ「て」 が抜けてる。
え〜っと、て、て
「て」 どっかで使ってたよな。
それをコピペすれば...
あれ、ないなぁ。
いや、確か上の段落あたりで「ている」 とか書いたはず、
くそ、ねえ!
「て」「て」「て」 だよ。何で無いねん!
ぐわぁもう、キーボードを使った方がよっぽど早いやん、
けど今更引けるか、「て」「て」「て」ぇええええ!!


...あるよね?

2005年03月14日(月)  マジキング、ナンバーワン!
trio.jpg 300×408 192K
上からシェディ、レンティスタ、ソルデスタ。
ほとんど即興で書いているので、服装もいい加減です。
気合で補ってください。
シェディの扱いがあれ気なのも気にしてはいけません。
だいたいキャラの服装が固定って言うのはおかしいんだよ。
オバQじゃあるまいし。

ソルデの持っているのが飛刀。
投げナイフに近い手裏剣です。
投げ打つと、戻るとまでは行かないものの、独特のカーブを描いて飛びます。
奇襲に使えます。
無論、缶切りにもなります。
ちなみに、『LOVERS』 に出てきた飛刀とは形が違います。
木の葉型です。
木の葉型なのは自分の趣味で、実際の飛刀が木の葉型かどうかは知りません。
袖口に刃を内側にして隠します。
腕をたらして内に捻ると柄が落ちてくるので手のひらに隠すように収めます。
そのままくないのように使ったり、
輪の外に指を添えて投げ打つなどの使用法があります。
糸を巻いて、チェーンエッジの用に使うこともできます。

なんか知らんが、自分はこの小道具を良く用います。

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(拾い物)


 (ノ・∀・)ノ = ●       (((●   
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニ
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニ
                       目
        ●)))            目
コニア画コニア画コニア画コニア画コニア
コニア画コニア画コニア画コニア画コニア

目        (((●             ミ
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニ  ●
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニ ヽ( `Д´)ノ

2005年03月13日(日)  限界チャレンジャー
今週のマジレン>>

 まさか、ロボットのカースタントが見れる火が来ようとは思わなかった。

 今週のビックリドッキリモンスターはタクシーに擬態したミミックでした。勿論タクシーは実物で撮影。
 巨大化したマジレンジャーVSモノホンのタクシーと言う頂上対決が実現。
 マジレンはなんつーかコンセプトが斬新ですな。
 そして相変わらず、火薬の量がおかしいw

今週の響鬼>>
「響さん! お友達監督不行き届きですよ!!」
 あきらって女の子だったのか...素で男だと思ってた。

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「それでは、自警団の補修資金を謝礼に回すということで異議は無いな」
「異議なし」
「幸い今は冬だ、化け熊以外の脅威は無い」
「シャアラもそれでよいな?」
 全員の視線が自分に集う。
「...ありません」
「聞こえねえよなぁ」
 大卓の上座に腰掛けふんぞり返っていた狩人(トーナのみ、他は待合室に残った) が、ニヤニヤとした顔でほざいた。
「異議ありません」
 下座に座していたシャアラは、無視して平静な声で繰り返した。
 苦渋に満ちた顔でも見たかったのだろうが、もはや諦めていたので落ち着いたものだった。
「ついでに目の治療代とやらも払ってやろうか。それと、あの似合わない包帯ファッションはやめたのか?」
 皮肉気に言ってやる。
 山を歩くのに、片目では距離感を失い危険だったのだろう。
 男はすでに包帯を取っ払っていた。元から傷など負っていなかったのだ。
 狩人は、一瞬憎々しげな表情をしたが、すぐにもとのにやけ面に戻った。
「吠えるなよ。機嫌損ねちまうじゃねえか。このまま帰ってもいいんだぜ?」
「シャアラ!」 麓の地主が慌てて怒鳴った。
「ぐっ...」
 自制したが駄目だった。
 喉の奥から悔しさが込み上げてくる。くそ、何でこんな奴に、貴重な自警団の運営資金を...
 こんな奴に、村を守って壊滅した自警団、化け熊相手に果敢に立ち向かい死傷や重傷を負った仲間達に当てるべき金が渡ってしまうなんて...
「異議あり」
 部屋の端から険悪な空気になった場をぶち壊すような声が上がった。
 村の代表と狩人がいぶかしげにそちらを向くが、シャアラは上座を向いたままだった。
 そこに誰がいるのか判っていたからだ。
 ドア横の壁に瀬を預けていた彼の、のほほんとした声がシャアラの耳に届く。
「その化け熊退治、俺にもやらせてくれねえか?」
 とたん、シャアラも振り向いた。

(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年03月12日(土)  そーんがーーーーいばいしょ
 タイトルに全く意味はなし。

 ドラえもんの声優が決まったようです。
 スネ夫の声は関智一だとかなんとか、ジャイアンの声が14歳だとか何とか。
 いろいろオモシロ要素が満載。
...ネタかなあ。ネタっぽいなあ(保険的発言) 

 お、ヤフーでニュースになってら。
 本当だったか、良かった(笑)

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 村の若人頭、地主、その他代表と村長長老が狩人たちと挨拶を交わしている間、シャアラは会議室の隅で傍観するように立っていたジェイクに近づいた。
「あんたが魔術士だなんて知らなかったぞ」
「いやまあ、魔術士じゃなくて魔術も使えるってだけなんだけどな」
 付喪神を手招きしながらジェイクは答える。
 それにしたって、スゴいことである。
 魔術の発展が遅れているこの大陸では、魔術師は奇異の存在だ。
 それこそ、精霊や付喪神(?) を見ただけで、一流の狩人が腰を抜かすぐらいに珍しい。
「またよろ〜」
「うい、また」
 手招きされた付喪神が、ジェイクの手のひらに載って手を振った。
 そして別れの挨拶を交わすとぽんと音を立てて、親指サイズの紐付きの人形に変わった。二頭身のマスコットのようなキャラクターだ。
 これが、先ほどの付喪神の正体と言ったところだろうか。
「ウチを助けたのもその力か?」
「付喪神は俺の力じゃない。付喪神ってのは、物に宿った精神な。
俺の魔術はその憑依した精神を現し世に顕現させる術だ」
 と、指先で正三角形と逆性三角形を描く。
 絵本でよく見た、六芒星の図形。
「特定のもの?」
「人の思いが募るもの。まぁ、おたからさ。長く時を経て人の思いの溜まったものには、相応の情報が刻まれる。聞いたことあるだろ。古いものには魂が宿るってな」
「そんな伝承は、この辺には無い...どうせ、物量が不足しがちな国がでっちあげた古物賛歌だろ?」
 あちらの大陸は、慢性的資源不足の国が幾つか存在するらしい。
 大昔の魔属との戦争で石材や木材、畑までもが一度壊滅しているからだ。
「まあな。俺のばあちゃんもよく、物を大事にしないともったいないお化けが出てくるよ、って脅かしてくれたもんだ」
「何でそこでお化けが出るんだよ、くだらない」
 山暮らしのシャアラは、物の大切さなど自然の理として身に染みている。
 お化けなどに脅されなくても、贅沢はしないし、できないのだ。
「くだらんことないぜ、坊主。何せ、この付喪神君は、いわばもったいないお化けだからな」
 にかりと笑うジェイク。
 そんなうちにも、会議が始まる様子だった。
 ...結局またどうやって助けたのかをはぐらかされた。


(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年03月11日(金)  あめあめふれ
ミクシィやってると、ここで書くことなくなるなあ。

今週の陰陽>>
 と、トラちゃんが(泣)
 記憶を失った闘神士はどうなるのか。
 来週はその辺にスポットが当たるのかな。
 ヤクモが再び登場するらしいので、その辺も楽しみ。

今月のガンガン>>
 『ひぐらしのく頃に』 が三誌合同で連載が始まるみたいです。
 良く聞くなあ、このソフト。面白いんだろうなぁ。
 世界の謎と、似たような匂いを感じる。
 謎ハンターかぁ、懐かしいなあ。

女王騎士>>
 ナガシゲつええ!!
 来月で試験編が終了。果たして、女王騎士は誰がなれるのか。
 ピエールには残って欲しいなあ。

十字界>>
 ラストの血だまりのコマ。すごい引きだなぁ。
 ブリジット視点の赤バラとステラ夫妻は不思議の塊のようですね。
 嫉妬しながらもブリジットがステラを認める描写を忘れない城平先生の演出はおみごと。とても丁寧です。
 ミステリ作家のすごいところは、話の構成が理路整然としていることですね。
 必要な情報を、必要なタイミングで過負荷無く提示できる力と言うか。

 今月のガンガンは380円。安い。100円も安い。
 しかし何故安いのかが判らんぞ(笑)
 税金対策か何かだろうか。

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 ふわっ、と生暖かい風が吹いた。
 獣の、羽毛の匂いがシャアラと狩人の間を抜ける。
「ストップ。です、よろし?」
 ミニチュアサイズの羽根の生えた――確か東方の貫頭衣と呼ばれる煌びやかな重ね着を来た人間が、シャアラの鼻先でそう言って首をかしげた。
「な...」
「せ、精霊!?」
 狩人が腰を抜かして、しりもちをついて後退る。
「むぃ、精霊じゃありま温泉」
「温泉?」
「みーは、じんせーれーのような誇大妄想狂じみた奴なのではないよろ」
 人精霊とは、人――主に英雄が死して精霊になったもので、確かにそう言う意味では誇大妄想狂が多いのは確かだが...
「じゃ、誰だよ」
 すっかり、やる気も失せてシャアラは聞いた。
「そいつぁ、付喪神だ」
 遅れて入ってきたそいつは、のんきな声でそう言った。
 そいつ――ジェイクは、指先に灯る蒼い光を振り払いながら、
「タロヒさん...だよな」
「え、ええ。あなたは?」
「俺は村長長老の客で御遣いだ。それより、そろそろ集会が始まるから呼んで来てくれ、って入り口で言われたたんだが」
 そんなことを言う。
「大叔父さんと爺ちゃんの? あ、いやそれより」
 タロヒさんは気を取り直して、精霊(もどき) に怯えたままの狩人たちに呼びかけた。
「皆様、準備ができました。依頼金や準備等を含めて皆様のことを紹介します」
 
(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年03月10日(木)  どーゆらいおおさっかー
 WA4のCMがはじまっているようです。

「どうして!」
世間知らずで無鉄砲、

「ごめんなさい...」
弱虫で泣き虫、

臆病者で口ばっかり、
「...すまん」

無愛想で近寄りがたい、
「出直して来い!」

この四人に世界の未来が託される、
ヤバくない?

いい感じのCMだ(笑)
どうでもいいですが、公式ページのイントロ聞いただけで感動が込み上げて来ます。
はやくして〜。
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2005年03月09日(水)  たちまちオツムが、
 近所の百円ショップが潰れて、セレクトショップみたいなのが新装開店したようです。ビラが入っていました。
 朝9:30からパンとジャムの安売りをするそうです。
 ちょうど9:00ごろそこを通りましたが、
...行列ができていました。
 すげぇ。

 今度は16:00から卵の安売りが行われたようです。
 10個100円。
...一時間前に行列が収拾つかなくなって、とっとと売ってしまったそうです。
 すげぇ。

 明日も安売りがあります。
 米二キロが割と信じられない値段だったはず。

 ガタガタガタガタ
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2005年03月08日(火)  夢を載せて走る夜明けには
キャラ分と、カナブンは似ている。

ヤフー新語に『萌え4コマ』 とか

なんじゃそりゃあ。
他にも「姫ロリ」 が新語らしい。
ナンジャソリャア( ゜д゜).。o(魂)

「あずまんが大王」 より前に「トリコロ」 を持ってくるあたりやら、
逆に未だに「あずまんが大王」 を持ってくるあたりとかに、
編者の趣味を感じる。つか、トリコロ最高だ!

「トリコロ」 もいいけど、「ぽてまよ」 もいいですね。
 癒されます。


 以下演劇予備知識。
 キャラ分と言うのはキャラクター分析のことです(まんまだ)
 だいたい、練習一週間以内ぐらいに行います。
 自分のやる役の立場、身なり、性格、癖、嗜好等を正確に把握し、その把握したキャラクターについて各々発表します。
 もう一個、テー分と言うのがあるのですが...嫌いなので自分はやりませんでした。雪路もテー分は嫌いです。おそらくしないでしょう。
 さて、テー分とは何?(知るかぁい)
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2005年03月07日(月)  おねがい三村さん。
三村風ツッコミをグーグル検索してみた。

一番面白いのはタイトルバーなのは言うまでもない。

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世界規模を思い知る光景。『YU-GI-OH! Online』編

 世界地図が日本中心じゃないわけですな。
 たとえば南半球の世界に行けば地図の『上』 が『南』 になるわけで、『北』 が『上』 なんてーのは、自分らの勝手な妄想だし。
 『大西洋』 だって、英語じゃ『Atlantic Ocean』 なわけだし。
 アトランティスは大西洋にありますなんて英語で言ったらアホ丸出しだよなあ。

 そんなわけで、
『ダディ・フェイス メドゥーサ』読了。
 いやあ、長かった。草刈親子アトランティスから帰ってこれないんじゃないかとあらゆる意味で心配してました。
 『ティティーツイスターズ』 がんばって欲しいなあ。

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「馬鹿な!」
 村長の孫、タロヒの下した決断にテーブルを叩いて反論するシャアラ。
「こいつらに金を払うだって!? この件はウチに委任するはずじゃなかったのか」
「そうがいうがな、シャアラ...」
 事実上、村のまとめ役であるタロヒが普段は温厚な顔をしかめる。
「ここにいる方たちは、何度もモンスターを狩った実績のある御方と言うじゃないか」
 タロヒさんは背後で談笑を交わす男たちに聞こえないように、ひそひそとこう続ける。
「確かに、賞金の二重取りは癪だが、それを言っている場合ではないだろう」
「足元見られてるんですよ!」
「ああ、その足元も、こちらの予算を正確に見越した正確な額だった。
払えないわけじゃない」
 細いタレ目をさらに細くする。
 強く言えないワリに打算が高いのはタロヒさんの長所だが、今は欠点だった。
「悪いが、村の予算を回させてもらうぞ。こんなところにまでわざわざ来てくれる狩人なんて、奇跡に近いんだ。村を預かる身として、このチャンスを逃すわけにはいかん」
「――っ」
 歯噛みする。
「街で何があったか知らないが、ガマンしてくれシャアラ。」
「そうだ、ガキはすっこんでろ」
 狩人が遠くから、野次を飛ばした。
「うるさい、その剥製に触るな! それは自警団が仕留めた羆なんだぞ」
 十数年前――シャアラが生まれた頃に、似たような化け熊騒動があった。
 今の化け熊程ではなかったが、それでも大物だった。
 犠牲者も出たし、自警団でも一人死んだ。この熊は、その犠牲者が今際のきわにつぶやいた――熊をしとめて剥製にして集会場に飾ってやりたかった、と言う冗談を汲んで剥製にされたのだと、団長は酒の席でよく語ってくれた。
「へ、こんな雑魚ごときを剥製にして喜んでんじゃねえよ」
 狩人は、剣を引き抜いた。
「...な。ちょ、やめろ!」
 そして、熊の剥製の頭に突き刺した。
 目の前が、真っ赤になる。
 シャアラは強く静止をかけるタロヒをつき飛ばして、殴りかかった。

(『ワイルド・ディキシィ』)




2005年03月06日(日)  時をかける希望
 今週のマジレンジャー。

 マジレンジャーのボスはトロルやワームなど、ものそい直球なネーミングです。
 こういうのも斬新かもね。
 で、今週はコカトリス。ゴーゴンやメデューサとかじゃないのがこだわってるっぽい。初期のモンコレのような。初期の。

 マジキング登場。
 予想通り、帽子をくいっと上げる仕草がかわいかった。
 ピンクはあれ、どこのパーツだ? 胸の天辺にちょこっと使われてるだけのような...
 マジキング時には五人は『魂』 として、チェスの碁盤の上みたいなフィールドに揃うわけですが、だからって五人が上半身だけ出してチェスのコマなのはどうだろなあ。
 あれでシリアスやるのかなあ。

 必殺技。
 千本ナイフから光の護封剣。
 あと、戦隊物ではお馴染みの満月斬り。
「チェック・メイト!」
 それはあれか、「ゴッチュー」 に対抗したのだろうか。

 次回はピンク?

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 バタンと閉まるドア。
 置いてけぼりにされた、鬚と村長と長老。
「髭の若いの、茶飲むけ?」
「不味い茶と苦い茶、どっちがいい?」
「普通の茶は無いのかよ、じじい」
 悪態をついて、ジェイクはどかりと椅子に座った。
 古い木材が軋んで悲鳴をあげる。
「で、」 顎鬚をさすり、ジェイクは意地の悪い笑みを作って、
「わざわざ、世界呪法網ネットまで使って海の向こうの冒険野郎を呼び出してくれた...
――出資者様はどちら様で?」
 見比べるように、好々爺を睨む。
 老人達は、のほほんとした顔を崩さずに、
しじゃあ』
 二人いっぺんにそう言った。

(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年03月05日(土)  風を操りどこまでも自由に
 昨日の「マッハのごとく」 はmixiで書いた日記引っ張ってきただけだったりします。両方の読者にはお詫びをとか何とか。
ミクシィねぇ。藤崎竜も入っているって言うあれだよね。最近良く聞くけどさ、」
 それじゃ説明になっちゃいないが、まあブログと同盟と紳士的な2ちゃんねるが合わさったみたいな会員制のサイトさ。
「よけいわかんないねぇ」
 まあ、基本はブログだよ。ソーシャルなんちゃらって言う友人探しちゃいましょうサイトなんだけど、出会い系サイトではない。
 ちなみに会員数30万以上、なおも増大中。登録には18歳以上の年齢制限と友人から紹介状メールをもらう必要があるけど。
「数の多さに安心感がモテるけど、メールとか18禁とか微妙にあやしいわねえ」
 禁言うな。実際はサイトをお気に入りに登録するぐらいの気軽さなんだけど。それはやってみないと実感できんよ。
 まあ、おかげでミクシィ内は本音トークが多い。本名を公開している人も多い。
「あんたも本名公開してるしね。で結局何してるの?」
 自分はもっぱら日記。愚痴道場になってるな。
「愚痴道場?」
 あまり公にできんバイトの話とか、自作のあれこれとか、ウェブサイトの決まりごとみたいなもんの愚痴とか、今やってるTRPGの不満とか、まあいろいろ。mixi内では普通に公開してるけどね。
「あんたにも愚痴あるんだねぇ。やっぱり」
 やっぱりってなんだ?
 ちなみに愚痴を書いてる理由はコメントがもらえて、自分もレスができるからだけどね。昔からそう言うページは作りたかったんだけど、今更こっちのスタイル変えるのもあれだしでちょうど良かった。
 管理不要の日記サイトが一つ増えた感じ。
 まあ、一番面白いのはコミュニティだろうけど。
「コミュニティって? なんかいろんなバナーがずらっとある奴だよね」
 コミュニティは、簡潔に言うと雑談掲示板つきの同盟だ。
 自分はもう68個も入ってるよ。
「ほう、どんな?」
『女王騎士物語』とか、
『劇場版テニスの王子様』とか、
『マジマザー』とか、
『ダイナマイト四国』etc.
「...見事に趣味が反映されてるわねえ」
 趣味しか反映されないとも言う。
 実際結構便利なんだよ。会員数が多いから、どのコミュニティも雑談が弾んでるし。会員しかいないから、アラシもいない。
「まあ、それは美点かもね」
 ちなみに、『女王騎士物語』 は自分で創った。
「創ったんだ...」

 そんなわけで、ミクシィをやってみたいと思った人はウェブ拍手のコメントにでもメアド(フリーメール可)と名前をプリーズ。
「まあ、いないだろうけどねぇ」
 何もしないでROMるだけでも、面白い。
 ウェブでしか面識ない人でもOKですよ...と、一応言っておきます。
「んなこと言ってないで誘えばいいのに」
 自分が誘いたい人、ことごとくメアド知らないんだよなあ。
「...ああ、紹介すれば金が入るんだね。一人1000円?」
 入るか(笑)! なんもかも無料だよ。

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 さて、いつもならこの辺でドラマガの感想が入るんだけど、
「買ってないね」
 今月はなんかビニルがついてなくて立ち読みできたから買ってないんだよな。買ってない本レビューするのって気が引けるし。
「あんた、以前やったじゃない。塩の街」
 やったから引けるんだよ。
 あれだ、「買ったものの悪口を言えるのは購入者の権利」 と言う持論を強固にするためには、逆に買ってないものに難癖つけてはならんと。
「そういうもん?」
 買ったものに難癖言うのは、最終消費者の当然の権利だと思うけどね。たとえ未購入者の購買意欲を阻害しようとも。
「とはいえ舞台裏じゃそこまでのレビューは無いわねぇ...」
 mixiに書くか。
「そう言う使いかたは間違っている気がするけどねぇ。
論点ズレてるし。ドラマガはどーなったのよ」
 これを契機に買わないってのも手だよなあ。小説も五六個しか読んでないし。
「そんだけ読めば十分な気がするけど...」

2005年03月04日(金)  マッハのごとく!
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 ハヤテのごとくがマッハのごとく売り切れたのは前に書いたが、今日さっそく重版が本屋で売られていた。
よ、ようやく買えた。
初版3月15日
二版3月20日

...5日て。

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「おいが村長だ」
「そしてわいが長老だ」
 ジェイクが目を丸くしながら、チェアに荷を降ろす。
 暖炉の炭がバチンと爆ぜた。
「双子ですか?」
 杖を突いて32ビートを刻むヨボヨボの爺さん二人に訊ねる。
 二人の爺さんは、まあ見た目どおり物凄い爺さんだ。
「いや、従兄弟だ。似てるとはよく言われてるけどな。同じ年生まれだし」
「ええと、どちらが長老でどちらが村長?」
「わいが長老だ」
「おいが村長だ」
 沈黙。
「おいが村長だったかな?」
「そうだったか?」
 ジェイクがひそひそと耳打ちしてきた。
「こんなんが村長でいいのか...?」
「こら、失礼だぞ」 たしなめるシャアラ。
 聞こえたらしく、長老(カーキのカーディガンを着ている) が、ジェイクにつばを飛ばした。
「失礼な! おしゃまだまだ現役の長老じゃ!」
「いや、そりゃ長老は自動で現役だろーけど」
「そろそろ、若い奴らに譲ろうとは思ってるんだがのう」
「や、長老譲ったらあんた死んじゃうから」 
 とつぜん、何の脈絡もなく村長(エンジのカーディガンを着ている) が、ゼンマイが切れかけたブリキ人形のように笑った。
「ぇっふぇっふぇっ、村の若い連中は虎視眈々と長老の座を狙っているからな」
「ひでえ村だな、それ」
「まともに取り合うな...村長、タロヒさんは?」
 登山靴に登山服を脱ぎ捨てて、壁に掛けてあるコートを羽織る。
「孫は会議中。あとで顔を見せてこいシャアラたん」
「たんっ!? いや、あとでじゃなくて、すぐさま行くつもりですけど」
 靴箱から普段履くブーツを取り出し、足を泥まみれの靴下ごとつっこんだ。
「えぇ。そんなつまんな。わしらに街の話聞かせてくれんのかのう」
「互いに生きてたらあとで何回でも聞かせます」
 踵で床を叩く。
「ジェイク、あんたは村長と長老の相手しててくれ、いいな」
「お、おう」
 暖炉のスープを味見していたジェイクが、びっくりしたように振り向いて、手を振った。

(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年03月03日(木)  ゲットオンザデック!
 フブキです。あ、五個しかないや。

 まあ、流石に只はなかなかお目にかかれませんが、この間、
卵11個(サイズいろいろ) 98円と言うセールがありました。
 これは安いのでしょうか。スーパーでバイトしていても良くわかりません。卵担当のチーフも「安いの?」 と言っていました。
 ただ、人は思いっきり並んでいました。ええ、開店前から。
 そして、12時ぐらいには売り切れていました。
 空っぽの玉子コーナーを見るなり舌打ちをした主婦の方が印象的でした。


 遊☆戯☆王GX感想。

 十代は【融合】 が無くても強いよーと言うお話でした。
 けど、【悪夢の蜃気楼】 は禁止カードだ。
「そしてリバース・カード オープン! 【非常食】」のシーン。
 興奮しすぎてカード見せてる(笑)

「【ダイヤモンドドラゴン】 を特殊召喚!」
そんなカード、社長は36枚持っているよ。

 あと、【マスマティシャン】 の効果でデッキから捨てたカード、
【破壊輪】 じゃん。
 運悪いなあ、三沢...

どうでもいいけど、【スカイスクレイパー】 は強すぎると思います。

 以下カードの説明。こっちの方が長いな...

【融合】 決められたモンスター2体以上を融合させる。
【悪夢の蜃気楼】 相手ターンの最初(ドローよりは後) に手札を4枚になるようにドローする。
 自分のターンの最初(ドローよりは後) に4枚捨てる。
【非常食】 フィールドの魔法・罠カードを破壊することで、1000回復。相手のターンでも使える。十代はこれで四枚捨てるリスクを失くした。
【ダイヤモンドドラゴン】  原作でも出てきた、かなりのレアカードらしいが、社長に破り捨てられていた。
【マスマティシャン】 呼び出すときに山札から一枚捨てる。
 破壊されると、山札から一枚引ける。
【破壊輪】  モンスターを破壊し、その攻撃力分のダメージを両プレーヤーに与える罠。三沢がマスマティシャンを呼んだときに捨てたのがこのカードだった。
 マスマティシャン呼ばなきゃ普通に勝てたのに...運悪すぎ。
【スカイスクレイパー】  「エレメンタルヒーロー」と名の付くモンスターが自分より攻撃力の高いモンスターと戦闘する場合、攻撃力が1000ポイントアップする。アホみたいに強い。

2005年03月02日(水)  いちかばちかのカウンター
放送局情報
 ・
 ・
 ・
サンテレビなんて映るかっ!!
(ノ ̄▽ ̄)ノ┻━┻☆)* ̄□)ノ)) ゴン!!


エマ=冬間由美
エマがっ一緒に逝きましょうっっ!
なんだろう、物凄い意外なんだけど発表されてみるとこれ以上ないキャスティングのように思える。

ハキムの声がポケモンのタケシなのは似合いすぎだ。

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「ここがウチの村だ。ひなびて寂れているが、ウチはここで一生を過ごすつもりだ」
「いい村じゃねえか」 ジェイクは鼻を鳴らしてコメントした。「棄てられた山道に幻の村落を見た...って感じだな」
 やたらのんびりした口調で言うジェイクの脛を蹴っ飛ばして、シャアラは駆け足で獣避けの柵に近寄る。
「...無事だ。熊が通ったあとが無い。村には来てないみたいだな」
「自警団事務所と牧場はどの辺だ?」
「東の山に面している。ここから正反対の方向だ」
 はやる気持ちで膝丈程度の柵を跨ぐ。
 短い間だったが既に懐かしかった。
「あとで連れてってやるよ。どうせ、東の街に行くんだろ?」
「ああ、まあそうだな」
 微妙に言い淀むジェイク。シャアラは気にせず、
「じゃあ、今日はウチの家んちにでも泊まって行け。格安だぞ」
「金取るんかよ」
「そりゃあ――」
 こつ、とシャアラの背中に何かがぶつかった。
 足元を見ると、畑の土には不自然な石ころが転がっていた。
 拾おうとかがむシャアラ。
 その頭に鈍い衝撃がはしった。ゴツと言う頭の骨の音が響く。
 赤ん坊のこぶし程度の石が、また畑の土の上を転がる。
「坊主!」
 ジェイクが慌てて柵を跨ごうとする。
「はいってくるな!」
 村側の遠くから、子供が怒鳴った。
 それは、シャアラには聞き覚えのある声だった。
「はいってくるな! そこはっ父さんの畑だぞ!!」
 遠くの少年が石を拾っては投げながら叫ぶ、いや泣きわめいている。
 状況がわからず、戸惑うジェイク。おたおたと、妙に情けない顔をしている。
 シャアラは苦笑して北のほうを指差した。
「あっちの雑草だらけのところから、まわって来い。
ズボンが露に濡れるだろうけど、まあそれぐらいはガマンしてくれよ」
「あ、ああ」
 意外と、素直に聞き入れるジェイク。
「なあ...大丈夫なのか」
「大丈夫、こんなとこから入ったウチが悪いんだ」
 なおも石は飛んできたが、シャアラにそれを避ける気は無かった。
 だけど、柵を出る気も無かった。
「ウチがね――」

(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年03月01日(火)  漫画フォントのつくりかた
manga.jpg 327×586 102K
 漫画フォントの作り方を参考に漫画フォントを製作し、フォトショで試してみた。
 Pixia台詞入力フィルタ(三個目) だとアンチエイリアスかかんなかった、無念。
 と思ったら、画像を一度拡大して元のサイズに縮小することで、アンチエイリアスの効果が得られると判明。台詞だけ別のレイヤーにして、拡大縮小をすればOKとのこと。
 これで、全部無料で漫画の台詞が作れるようになったぞ、ばんざーい。

 三コマ漫画は適当なのが見つからなかったので、TakeBack's四コマから拝借。
 まあ、実際は一週間ごとに役者入れ替えなんですけどね。吉本新喜劇。
 けど、二週連続で出場する人もいてびっくりする。よく覚えられるなあ、こつとかあるんかなあ。

2005年02月28日(月)  アバレた数だけ...
今週のテニプリ>>
 しかしブロックサインに「監督狙い」 がある比嘉中はどうだろうと。
 田仁志様がファインプレイヤーに思えてきたよ。

 アイシールドのヒル魔の声をロンブー淳がやると言う情報よりも、
時間帯がテニプリの時間だと言うのが気になる。

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 『あばれ』 で変換すると、『アバレ』 が真っ先に来ました。
 自分が使いたい言葉は『暴れ』 だったのでスペースをもう一回押しました。


 なんか、妙な喪失感。
 しかたないので、もう一回『あばれ』 と打ち込み『アバレ』 と変換しました。
 そんな日。
 何のことかさっぱりわかりませんね。

 一見の来客を突き放す、それが舞台裏クオリティ。


 マジレン感想。
 長男はこれから延々おバカキャラで攻めるのでしょうか。

 マジレンジャーはロボ戦が見所のようです。
 今週の敵はワーム。首がミミズのヤマタノオロチのような形状のモンスターでした。
 ヒーロー物と言うより、ゴジラにでも出てきそうな怪獣ですな。
 対するはお兄ちゃん合体マジドラゴン&末っ子。
 ドラゴンの火の玉を、末っ子のオーバーヘッドシュート。
 結局シュートかい。

 というか、マジキングはいつ出るんだ。OPテーマでマジキングが三角帽子のつばをくいっと上げてる仕草が物凄くかわいいのに。
 もう3話も過ぎたよ。
 早く見たい早く見たい、いつまで引っ張るんだぁ。
 OPと言えば、あれ火薬の量多すぎやしませんか?
 五人をバックにナパーム弾の武装錬金が炸裂したかのような火柱が起きてるんですが。
 さすがオーストラリアのロケは一味違うなあ。
 空中ブランコするんだもんなあ。

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「それで、どうするんだ」
 薄いコーヒーを飲んで落ちついたジェイクが訪ねてきた。
 シャアラのカップの黒い液体が微かに揺らぐ。
「...取り合えず村に戻って尊重と長老に意見を聞くよ」
「また、狩人を捜すのか?」
「そうなるだろうね。遠いけど、今度はもう一方の街に行ってみることになるかも」
 熱いうちに一気に流し込む。苦味が喉を走り、熱が肺腑を焦がした。
「金、持ってたんだろ?」
「ん...まあね。おかげで大分助かったけど」
 お腹をさすると、紙の束が腹巻に縫い付けられているのが分かる。
 肌身離さないでいたら、蹴られた衝撃を緩和できると言うおまけがついてきた。
「あの時、ウチはどうしても払う気にならなかった...
 同じ狩りを縄舞にするものとして、許せなかったんだ」
 カップを持つ手が震える。急に夜の寒さが肌に染みてきた。
「最低だ。些細な、プライドで...ウチは村を」
「プライドじゃねえさ。そう言うのはな」
 ジェイクの穏やかな声。
 シャアラのカップにコーヒーが注がれる。
 金属製のカップを通して、手にボンヤリとした熱が伝わってくる。
「...じゃあ、なんだって言うんだよ」
 一気に飲むと、喉が焼けた。吐く息で毒づく。
「勘?」
「しょぼいぞ」
「そうでもねえさ」 ジェイクはさらにもう一杯注いだ。
「勘ってのは自分の論理と経験測を総動員したひらめきのようなもんだ。
 お前の勘が、拒絶したってんなら、それはお前の記憶と経験が、あの狩人じゃ駄目だって言ってんだよ。
 村の奴らも、お前の勘を信じたからこそ、お前を派遣したんだろ?」
「何も知らないくせに...そんな、慰めは要らないんだよ」
 思わず、カップの中身をジェイクの顔に掛けたくなったので、その前に飲み干した。
 あいつのにやけ顔にこの苦味はもったいない。

(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年02月27日(日)  咲いて 咲いて 散るまで咲いて
 なんかアクセス数が一気に増えたのでいぶかしみ、理由を解明し、対策に追われてみた。

 昨日の「それが○○クオリティ」 の元ネタ判明
 東急かぁ、関西人にはわからないはずだ。

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 山の夜は、早く長い。
 太陽がするすると落ちると、すぐに寒さが増してきた。
 闇の訪れと同時、夜空一面に星が星座の見分けもつかないくらいに沢山、瞬き始める。
 星粒の砂漠を見下ろすような浮遊感に包まれ、シャアラは山肌から街を望む。
そこもまた、星にも負けぬ光の粒がばら撒かれていた。
 あの光よりも多くの人間が住んでいるのだと言うことを、シャアラは未だに信じられないでいた。信じたくもなかった。
「...あいつらは?」
「む、向こうでキャンプ張ってた...さ」
 ジェイクは焚き火の前で体を震わせ、組み木に吊るしたポットのお湯が沸くのを待っていた。
 唇を紫色にして、白い息を吐いて一生懸命手をすり合わせている。
「大げさだなぁ、これぐらいの寒さで」
「だだだったったら、その服、かかか貸してくれよ!」
「やだよ、寒いじゃないか。だいたい、まともな防寒具買ってなかったあんたが悪いんだ」
 もともと寒がりなのもあるのだろうが。 
 ジェイクがザックから何かを取り出した。
 ペーパードリップのコーヒーだった。コーヒーはシャアラも良く飲むので割りと高い部類のコーヒーであることが判る。
 ジェイクは震える手でアルミのコップの上にペーパーを乗せた。乗せる途中でコーヒーの大半が地面に飛び散った。
「...寒いんなら、コーヒーなんて造ってないで白湯でも飲めよ」
「おおおお俺はちちち違いのわかる男なんでな」
「なんだそれ」
「たったた楽しみにしてたんだ。山に登ったらコーヒィーげほ」
 「ヒー」 のところで灰を吸い込んだらしく咽るジェイク。
「...まあ、いいけどね」
 そうこうする内に、お湯はぐつぐつと沸立つ。
 ジェイクはしっかり10秒待ってから震える手でポットを掴み、案の定お湯を撒き散らして絶叫を上げた。

(『ワイルド・ディキシィ』)


2005年02月26日(土)  人の意思と書いて億と書く。
 最近、
「それが○○クオリティ」
 っていう使い回しをよく聞くのですが、何か元ネタがあるんでしょうか。
 検索してもわからね〜。

例文:
「ディスク射出は仕様。それが○SPクオリティ」
「押した□ボタンが戻らない。それがPS○クオリティ」

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 狩人たちは一定の距離を保ち、シャアラたちの後を追っている。
 捲こうにも森の中では逃げようがない、どうやっても形跡が残る。
 さらに言えば、追いつこうと思えば追いつける距離だというのが不気味だ。
 まさか、後ろを歩くジェイクを恐れていると言うわけでもないだろうし...
「なんでついてくるんだ?」
「村がどこあるのか判らないからじゃないか」
 丸太で無理やり作った階段状の山道は鬱蒼とした木々に囲まれ、トンネルの様になっている。
 振り向くと、ジェイクは頭にかかる木の枝をうっとおしそうに掻き分けていた。
「さらにそうじゃなくて」
「さらに?」
「何故ウチの村に行きたいんだ――」
「そりゃ、化け熊を狩る気になったからだろ」
「最後まで聞けよ。何故ウチの村に行きたいんだ...って質問じゃない。ウチはそもそもあんたに尋ねたんだ」
 俺か、と聞かれたのでむすっとして頷く。
 彼は俯いて足の踏み場を探しながら。
「船は苦手なんだよ」
「嘘つけ」 毒づいて、雑草だらけの登山路をひたすら登る。
 登山は、たとえるなら空を駆け上がるかのような爽快感がある。
 ひたすらに上を目指し、目指せば必ず頂へ届く。その確信に裏打ちされた一歩が、わずかに気持ちを高ぶらせ上を目指す勇気をくれる。
 向上心――まさしくそれだ。
 上向きの気持ちの中で、シャアラはあれこれと考える。
「化け熊に懸賞金でもついたかな」
「いい読みだっぁ」
 ジェイクは息も切れ切れだった。
 靴底につけた金かんじきアイゼンが柔らかい土に食い込んで、必要以上に足を捕られるらしい。
「お前がつけたのか?」
「ああ、縛り方がマズいのかゆるゆるで外れそう。てか、これ重いな」
 そう言う意味じゃないのだが...ワザと違う話に持っていこうとしてないかこいつ? ま、いいけど。
「それは雪の上で使うんだ...まったく、使い方も知らないのにガキみたいに浮かれていろいろ買って」
 山に登る前、旅用品店に装備や食料の補充に行ったのだ。
「役に立つと思ったんだけどなあ...」
「あれほど使わないといっただろうが」
 シャアラは呆れて息を吐いた。ちなみにまったく疲れていない。
「次から次にしょうもないもの買いまくって...」
 そのときジェイクがうきうきとカートに入れていたグッズは、ジョイントをつけると椅子になる杖とか、展開すると椅子つきテーブルになる板切れとか、がんばれば椅子になる水筒とか、椅子つきの携帯シャワーとか、泥水を飲み水に変えることができる今買うと椅子が付いてくる筒とか、一粒で30日間腹が持つ丸薬とか、まったく必要がないものばかり。丸薬に椅子は付いていなかった。
 山積みのカートを見て激怒した貧乏性のシャアラが、とっとと返して来いと怒鳴らなければ、今頃ジェイクは泥水に顔ごと突っ伏してへたり込んでいただろう。
「...そういや、あんたなんでそんなに金持ってるんだ?」
「故郷から持ってきた香辛料が高く売れたもんでな」
「そうか...冒険者って儲かるんだな」
 そう、こいつは自称冒険者なのだそうな。
 冒険者というのは、ようするにお宝を発掘して一攫千金を目指す人間たちだ。
 彼らは、旅しながら希少価値の高いものを収集し、それを高く売ることで金を稼ぎ、手に入れた軍資金でさらに「冒険」 を繰り返す。
 まだ見ぬ秘境、まだ見ぬお宝を求めて。
「まぐれだよ、まぐれ」
 ジェイクは限界だとばかりに手近な木にもたれかかった。
 ぜえはぁ言っている。体力は自分と同じぐらいありそうなのだが、山道に全く慣れていないのだろう。ホント、なんでついてきたんだか。
「香辛料の資金は借金だし、ホントは美術品も持ってきたんだが...こっちは買い手がつかなくてなあ」
「美術品?」
 正直、美術にはまったく興味がないが、それでも異国の芸術と言うものには興味があった。
「ああ、ブロンズ製の木彫りの熊だ。鮭を銜えてる奴。ブロンズ像の匠が、木と彫刻の質感を出す為に試行錯誤を繰り返した、伝説的な一品なんだが」
「意欲作と言うことは認めるけどさぁ」
「見るか?」
「いや...」
 熊は正直見たくもない。

(『ワイルド・ディキシィ』)

2005年02月25日(金)  夢は赤色の灰に染まり
 ハヤテのごとく!(注) が疾風の如く売り切れているらしい。
 そういや、焼き立てジャぱんも最初めいっぱい売り切れてたなぁ。
 ネットとか、前人気分かる時代なんだから、そろそろ初版の数を予測できるようにしてもらいたいものだ。

注:第一話が試し読みできます

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 村は山を二つ越えた向こうにある。
 どのみち最低2回は夜を通すことになるので、日の沈む夕方に出ようと特に支障があるわけではない。
 街は郊外に出ると一気に寂れる。
 山へと伸びる道は遥か、どんどんと短くなり鬱蒼としたふもとの森へと飲み込まれている。その山といえば山肌一面に霞がたなびき、てっぺんにいたっては雪が白く積もっている。
 街の人間がその光景を見れば、何故あんなところに道が伸びているのかを疑うことだろう。あの先に村があるなどと誰が信じるだろうか。
 今にして思えば――
「お前、これを装備無しで帰るのって...」
「うっさいな、無理だったよどうせ」
 サバイバルの知識が無いわけではないが、こんな冬に十分な食料を期待できるものでもない。
「けどまあ、なんてか。乗合馬車も無いのな。道も人の使ってる形跡ないし」
「山の向こうの向こうに街――昔は国だったけど、開けた街があってね。そこへ続く登山路だったんだ元々。ウチらの村もその時の宿場町の名残」
「名残?」
「河路が開通してからは誰も使わなくなったからね。わざわざ倍近い労力と金を掛けて登山路使う人間なんて、気まぐれな旅人ぐらいなものだ」
 その旅人にしてもカッターシャツに外套姿の青年とか、身の丈三倍はある長い刀を携えた少年とか、2mはある全身毛むくじゃらの偉丈夫とか、山村なのに何故か着物を纏って来るとんでもなく美人の女性とかわけのわからない人間ばかりである。
「あ〜。そういう奴らが来るところなのか...なるほどね」
 ジェイクはなぜかめんどくさそうな顔をして、登山路を眺めた。
「ところで、ゲ...ボーイ」
「ゲボイ!?」
「気づいてるか...って聞くほどじゃあないが」
「まあね。いい加減出てくるなら出てきて欲しいんだけど」
 街の方角の建物の影が微かに動き揺らめいた。

(『ワイルド・ディキシィ』)
 













2005年02月24日(木)  見果てぬ夢を追いかける君とならば
 リクありましたので 100質改ただよしver.

 今回は60問しか答えていませんがちょいと趣向を凝らしております。
 でも、根本的にめんどくさがりの自分は文章にしか凝れないのでした。

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「これ、後半のリアクションが鬼門ですねぇ」
「だろうな。これは、もう演技の領域だ」
「確かにまあ、エチュードみたいですね。喜怒哀楽とか」
「そう、演劇部員なら誰もが経験したことある感情表現エチュードだ。
あの恐怖が今、黄泉返る...ってな」
「あれ横暴ですよ〜。いきなり何の前振りも無しに怒ったキャラやれとか」
「解らんでもない」
「だいたい、感情なんてのはそう感じるべき場所に立たされてはじめて発露するものじゃないんですか?」
「...ふぅ」
「な、なんです? いきなりでっかいためいきついて」
「これだから、お前らペーペーは」
「な、何がですか」
「先入観や演劇に勝手に抱く妄想に惑わされてすぅぐ“ブリ”やがる。
 いいか、そー言うのは、一通りできるようになったいっぱしの役者が言ってはじめて意味が通るんだよ。お前の場合はただ恥ずかしがってやりたくないだけ」
「そ、そうかなあ。そんなこと」
「あるんだよ。いいか、役者が最初にやるのは自己啓発だ。臆面もなく、感情を吐露できるようになってからじゃなきゃ、演技なんてロクに出来ねえんだよ。
 だから言うだろ、馬鹿になれ、開き直れってな」
「恥ずかしがってたら上手くはなれないってことですか?」
「そーゆーことだ」

(『TakeBack's』)

2005年02月23日(水)  あのとき同じ花をみて
 貴方のキャラに100の質問をやってみたのであった。
 割と面白いかな。なんかエチュード(即興劇) やってるみたいです。
 もう二・三人やってみようかなあ。誰がいいだろ。
 リクエストあったらコメントよろしく。ちゅーかリクくださいw

 疲れたので今日の日記はおしまーい。

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 アレキサンダー見てきました。
 見事なホモ映画でした。
 でもコレでもアメリカでは描写が甘いらしい。
☆ミ
 まあ、なんにせよ象は強敵です。
 お母様がやたらコワい。あれは名演だ。

 GX感想。
 三沢のキーカードは「魔法カードを無効化し、その魔法カードをゲーム中使えないようにする」 と言うトラップカードでした。
 ようは融合カードを封じたわけですが。よかった、メタっぽさが少ない(笑)
 「融合ができなくなる」 なんてトラップだったらどうしようかと思ったよw
 そういやアニメの遊戯王のルールって、OCGと違うんですね。
 どうも、裏表示で召喚できないみたいだ。
 アニメはコナミに忠実みたいなイメージあったけど、違ったのかなあ。それとも別ルール?


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03月24日時には険しく長く辛い道でも 二人なら
23日 涙で滲んだ この時空を 見上げるたび...
22日 オール(;0w0)ウェーイ コカコーラ
21日人生がワンツーパンチ。
20日 試食その2
19日 ペプシ甲羅
18日 あう、すんません
17日いんをきれ
16日 さあ、なんもでないぞ。
15日 日記書きのあるあるネタ
14日マジキング、ナンバーワン!
13日 限界チャレンジャー
12日 そーんがーーーーいばいしょ
11日 あめあめふれ
10日どーゆらいおおさっかー
09日たちまちオツムが、
08日夢を載せて走る夜明けには
07日 おねがい三村さん。
06日 時をかける希望
05日 風を操りどこまでも自由に
04日マッハのごとく!
03日ゲットオンザデック!
02日 いちかばちかのカウンター
01日漫画フォントのつくりかた
02月28日 アバレた数だけ...
27日 咲いて 咲いて 散るまで咲いて
26日 人の意思と書いて億と書く。
25日 夢は赤色の灰に染まり
24日 見果てぬ夢を追いかける君とならば
23日 あのとき同じ花をみて