|
|
■2005年05月16日(月)
それ以上でも以下でもないから踊っているのさ
|
 | (by Scrubbing)が更新されています。 皆さんこぞっていきましょう。(にしても「。」がいったのか...)
この絵は関係ないけど、絵の法則に、 「遠景ほど淡い」 というものがある。 なぜ淡くなるんだろう。 遠くに行くほど物が詰まっているんだから、濃くなればいいのに。 さっぱりわからない。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
いつのまにやら膨大になった過去ログをなんとかするために、 検索・一覧機能を設置しました。 てんやわんやです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
今週の響鬼
何か師弟関係ってマリみてみたいですな。
いや、アスムとヒビキさんの会話が、 「姉妹の契りを結ばなくても私たちは友達だ〜」 って言ってるように聞こえたもんで。
戸田山変身体、見事「轟鬼」 襲名。 「戸田山のトをとって」 って身も蓋もないネーミング理由だなあ(笑)
| | |
|
■2005年05月15日(日)
一花に香の大小無くし手は菜に萌えることができない。
|
「結局、世界はエントロピーの増大と解放で出来ているのさ。 ほら。だから、犬は哺乳類だろ?」
前述の内容が意味ワカメでも、後述のたとえ話が的を射ていたら説得力を感じてしまうと言うギャグ。
人は往々にして、この手のレトリックに騙される。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
土曜日は、夜中にハガレンの再放送がある。 今回はちょうどニーナの家にお世話になったり、ヒューズ中佐に子供が出来たり、試験があったりする回。来週が例のお話。 ニーナが「めーでしょ」 って言うと、ののみにしか聞こえない。
そうだ、映画ハガレンもあったんだ...またひとつリストが増えた。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
ひさびさに絵チャ。 お題はええと、妖刀娘? ちなみに、両儀式ではないのであしからず。(自分も思ったけど) |  | | |
|
■2005年05月14日(土)
ジーパンなんてかけんつーに
|
一番気になっていた挿絵を上書き。 ちょっとはマシになったかな。
タイトル、スカイロケッツ。 打ち上げ花火、あるいはロケット花火と言う意味。 ペットボトルで空を飛ぶネタは特報王国のエスパー伊東のネタです。 トリビアでも似たようなことやってたらしいけど、あれは関係ない。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
コンスタンティンにおまけ映像があることは、事前にレビューを読んでいたので知っていました。 もしそうじゃなかったら、絶対帰ってたね(笑:エンドロール長杉)
実際、自分以外の約10人の客中、最後までいたのは自分ともう一人だけでした。 「まだあるっ!」 って言おうかなあと思ったんだけど、自分も見た訳じゃないから本当にあるのか半信半疑だったんですな。
コンスタンティンは 「ディスイズ、コンスタンティン。コンスタンティン、アス・ホール」 とか、そう言う部分が面白かったです。 あと、ルシファーが取り出した肺がこれでもかと言うぐらい真っ黒だったこと(笑) | | |
|
■2005年05月13日(金)
おしなべて何もない。
|
ゴールデンウィークと言うだけあって、五月からは映画ラッシュ。 ...肝心の五月にはそんなにいいの無いけど。
とりあえず逆境ナインが待ち遠しい。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
映画と言えば、コンスタンティンってコナンみたいにエンドロール後も映像があるんですが、あれ、どういう意味なんでしょうね。 どうって、まあ見た人じゃないと意味さえ分からないでしょうけど...(以下ネタバレ)
チャズの扱いは、おまけ映像がないと報われませんね。 エンディングは意図的に無視してたんだなあって、気づけました。
自分はチャズが神様なんじゃないか(あるいは神がガブリエルの謀反を察してよこした監視役)と思ったんですが、どうもただ単にハーフブリードに転生(ガブリエルの後任) したってのが正しいらしい。 ん〜それじゃなんかつまらん気がするんだけどなあ。 | | |
|
■2005年05月12日(木)
れっつごーそろばん
|
「評論なんてのはカタルシスとかメタファーとか適当に使ってれば、それっぽく見えるんだよ」
コラムの盗用問題。多分昔からあったんだろうなあ。 ポコポコ発覚してくるのは、まさしくネットのチカラって感じです。 さておき、全文パクるより、ネタだけパクって適当に描いた方がはやいと思うのだけど、いかがなものか。
それもさておき、来週か再来週の木曜洋画劇場は「トレマーズ」 らしいのですよ。 めっちゃみたい。再来週まで覚えてられるのかが謎だけど。 | | |
|
■2005年05月11日(水)
ゴーストネゴシエーターはどうなったんだろ。
|
「交渉人 真下正義」 を見てきました。 非常に楽しめました。踊る2より面白かった。 まあ、いまいち真下は活躍しないし、犯人のやってることも統一感がないしですが、その辺は結局「真下だからなあ」 なんですよね。 格好良くても駄目だし、完璧でも駄目。 キャリア組だから熱くもなれないし、真下だからクールにもなりきれない。 そんな微妙なキャラクターだから、こんな感じがいいのではなかろうかと思うわけですな。 とっ組み合いもなかったし。 作品の様式美とか、完成度とかこだわる人は首を傾げるかもしれない。 そんな感じでした。
主人公があまり頑張らない分、周りの人達がしっちゃかめっちゃか頑張ってました。SATは毎回頑張ってますな。 でも、小泉孝太郎がどこにいたのかはわからなかった。 それと、フリーゲージのアナウンスが若本ボイスなところで不覚にも爆笑。 なぜ解説をあそこまで渋格好良くする必要が(笑)
邦画のCMで面白そうなのが多かった。 今年は邦画三昧の予感。戦国自衛隊ってのはリメイクなんですか? なんだか面白そう。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
魔法陣の振り付けを試す人が続々現われているようで(笑) え〜あ〜。こんがらがるのは無理ありません。 本人さえこんがらがってます。(下図参照) シェディの振り付けも間違ってたなあ、そう言えば。 問題は起点なんですよね。起点さえ間違わなければ。 よし、覚えとこう...ちゃんと。 |  | | |
|
■2005年05月10日(火)
ぴぴるぴるぴるバブルマン
|
バブルマンの声はアンガールズの田中さんだそうです。 カツオ(テニプリ) の声がグレチキだと知ったときぐらい驚きました(どのくらいだ、それ)
机を漁っていたら、大量のルーズリーフに書かれた小説が出てきました。 読むと二時間ぐらいは潰せそうです。 手書きの文章は、なんだかまとまっていて読みやすい印象がありました。 やり直しがきかないという、緊張感がある所為でしょうか。
にしても、昔の自分はアバンギャルドだ。 「ポチの丸焼きはうまい」 とか今の自分に思いつくだろうか。 ポチってのはモンスターの名前ね。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
六芒星魔法陣、実践なされた方がいたようで(笑) やってみると、結構すぱっと決まるので格好いいですよね。 実は、書き順とか手の位置とか、かなり試行錯誤していたりします。 さあ、みんなもレッツトライ。
最初 :右手を左肩の前、左手を右腰の前、 一画目:右手を右肩の前、左手を左腰の前、 二画目:右手をへその前、左手を喉の前、 三画目:腕を重ねるようにして最初の位置、
ぐるんと両手で半分ずつ外接円を描いて完成! 人によっては、上下の手を入れ替えてみてもいいかもしれません。 壁をイメージして、つーか壁に向かって描いてイメージを掴みましょう(掴んでどーする) 無駄にこう言うの考えるのが好きだったりします。
| | |
|
■2005年05月09日(月)
夢を飛び出すジェットで
|
極上生徒会って、面白いよね。ナマステ(お助けインド人) とか。
上書き挿絵(縮小版)
正三角形と逆正三角形を同時に描いて六芒星を―― 良く使う表現ですが、イメージどおりに描けて満足。 セルフ挿絵じゃ無きゃこの再現度はありえないね(そこ、虚しいとか言わない)
実際にやってみると分かりますが、三画目で両手が斜めに交差するため窮屈になります。そこから両手を解くようにして、ぐるっと円を描いて完成。
影のメリハリがつかないと悩んでいましたが、減色フィルターを使えば色が減る(中間の色が飛ぶ) ので無理矢理メリハリが出るということに気付く。 やった、コレでもう悩まないで済むぞ(根本的に何かおかしい)
今回は、逆光フィルターも使用しています。 調子に乗りすぎて「逆光は勝利」 状態だけどたけどまあいいや。 自力じゃ一生でき無い技法だなあ。ツールに感謝。 まあ、ツールで便利になった分、より高みを目指さないといけないんですけどね。 21世紀は便利との戦いですよ。
| | |
|
■2005年05月08日(日)
クオリティ高ーー。
|
むきりょくかんにて、新作のフラッシュノベルゲーム 「ごがつのそら」(by『Scrubbing』) がはじまりました。 週一で五月いっぱい更新という企画だそうです。 やっほう、これで五月が好きになれるぞ! ちなみに、義理リンクは推奨してないみたいなので、自分が期待しているポイントをサクッと七つ書いてみましょう。
その一、「五月観」 その二、「柏餅」 その三、「五月いっぱいだから、そんなに待たなくて良い点」 その四、「新イラストレーターさん参入」 その五、「ラブ」 その六、「コメ」 その七、「美麗なピアノ曲との一体感」
以上。 さあ、びしばし読みしめに行きましょう。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
今週のエウレカ>> 悪役っぽい人たちが、王道の粋を極めたような暗黒会議をしていたのが、めちゃくちゃ面白かった。
「信じられん、まさか実際に起るとは...」
「あの計画書通りだ...」
「あれは廃棄されたはずのものでは...」
「忌むべき過去、その亡霊がふたたび立ち現れたと...」
「いずれにしても事は起ったのです...なんらかの対処を...」
「! まさかあの男を召喚すると...」
「いかにも...」
「何を考えておる、この男は吾等の手で幽閉した...」
代名詞と専門用語が多くて、これぞまさに暗黒会議ッ!
(暗黒会議:やたら偉そうな人達がやたら暗い場所で、訳の分からない物体とかを囲んで行う会議。電気つけろ電気)
響鬼感想>>
まさかいきなり引退とは(泣) でも、引退する斬鬼さんよりも、裁鬼さんの容態が気になります。 気になると言えば、 「いよいよ次は鬼だな」 のアキラさんも気になりますね。 史上初めての女子高生ライダーの誕生でしょうか。
キャベツが安いトクトク市で出会うヒビキと明日夢の母。 なんてほのぼのしているんだろう(笑) | | |
|
■2005年05月07日(土)
ねだるな! 勝ち取れ! さすれば与えられん!!
|
挿絵。 淡い印象ですな。 人の影が映り込むように描きたかったのですが、力量不足。 影に差をつけることに勇気の持てない人間です。 誰かコツを教えてくれ。RGBの下げっぷりがわからーん。 肌色だけは以前赤身を残して緑と青を落とすと良いと教えられたのを愚直に従っていたりしますが、他は全くわからん(笑)
空中煉瓦を歩く絵も考えたんですが、絵にするよりもイメージのままにとどめておいた方がよっぽど綺麗だと言うことに気づき断念。
コメントありがとうございます。 こんな遅筆で稚拙な小説ですが、待ってくれている人達がいるのだと思うと励みになります。 更新頻度は、本当にもう少し上げていきたいですねw
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
「一回でも否定できれば、入賞出来よう。 二回なら、一位も取れるだろう。 三回、否定が起きるなら...一度すべてを諦めるべきだ」
ネタ投稿の掟。 心で念じます。
一度目の否定はネタの甘さ。 二度目の否定はクオリティの低さ。 三度目の否定はノリ(調和)の悪さです。
基本上から積んで行きます。 ネタが甘いとクオリティが高くても受けることがない。 ノリが悪いのはそれ以前で何か失敗しているという意味です。 ノリで悩むくらいなら、ネタを100回練った方がましと言うわけです。 下に行くほど、ある意味本人がどうしようもないものとなっています。 | | |
|
■2005年05月06日(金)
呼んでいる 胸のどこか奥で。
|
ただよし更新しました。 でも、まだ続きます。残念。
思うに、週一で一ページなり二ページ更新した方が集客効果があるのではなかろうか。 どうでしょう。 でも、自分手直しが多いからなあ。 羽の数なんて、こだわっているのに枚数を間違うし。 吹雪とフブキなんて、素で表記間違うし。亨とトールみたいに捻れば良かったなぁ。いや、ヤモリの誤変換で吹雪と出るようにすれば...う〜ん。 カイと戒の表記違いなんて本人しか分からないし。 誰だ、こんなややっこしい設定にしたの。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
「どういうつもりだ?」先を歩く少女に声を掛ける。 「あら、なんのことかしら」振り向かずに落ち着いた口調で彼女は返してきた。 「その言葉遣いは止めろ」 ふふ、と笑い声が聞こえた。 再び廊下。水場に戻り備品の洗浄をしようと思ったのだが、どうもレミィがそれを許してくれそうになかった。ついてこいと言う無言の微笑み──大抵良からぬことを考えている時の表情に圧されて、彼女について歩くより無かった。ここで無視すると、あとでひどい目に遭うからだ。 「感謝しなさいよ」 「ああ、感謝する。減給をまのがれたし、あのカエル面が青ざめるのも見たしな」 「あの人ホントにカエルにそっくりね」どうでも良いことに食いついてくるレミィ。「ダバガエルに瓜ふたつだったわ」確かにその通りではある。 「それはどうでもいい」 「あ、そう」 少々の沈黙を持って仕切り直す。 「...俺はああいうのは好かん」紙巻き煙草を胸ポケットから取り出す。「嘘までついてする事じゃあない」 マッチは勿体ないので廊下に備え付けてあるランプの灯を拝借する。最近はガス灯や電灯なんてものが増えてきたが、歴史だけは古い軍舎はいまだに油の明かりだった。 先端に火を寄せて吸い、中の草に火を付ける。 と、横からレミィがそれを摘んで奪い取った。 「おい」抗議に口を開いた途端、レミィがもう一方の手に持っていた何かを口に放り込んだ。 異物感、わずかな甘みが食べ物であることを舌に伝える。口に指を入れ、取り出して見る。ガムだった。 「それでも噛んでなさい」そう言って煙草を自分の口に寄せる。控えめに煙を吐き出し、苦い顔をして煙草を壁にこすりつけた。「何でこんなの吸えるのかしら」 葉巻とは違い紙巻きなのだから肺まで吸わないと旨くないに決まっているのだが、それは黙っておいた。 「変わった味のガムだな」おとなしく味わうと、かなりわざとらしい甘味と共に微妙な苦みもある。甘みは苦みを隠すためにのみあるようだった。 「禁煙ガムよ」レミィは俺のポケットからガラ入れを取り出し、そこにほとんど新品の吸い殻を入れてそう言う。 喫煙が自他問わずに健康を害する事が知れ渡りはや数年。 煙草は御三家の一つ、�犇Ω�社�瓩砲茲辰毒�大な税金が掛けられ、世の喫煙者達は追いこまれていた。レミィも彼らの煽動する健康運動にすっかり毒されているに違いない。嫌な世だ。 レミィに言わせると、このガムは煙草と同じ成分を微量に含んでいるそうである。それって禁煙になるのだろうかと思いながらも、確かに噛んでいると喫煙欲が消えていくのが解る。 俺は渋々それを噛み続けることにした。 言うことは言ったので、沈黙できさえすれば何でも良かったと言うこともある。 黙ってついていく。 驚くべき事に道中彼女は何も喋らず、そのせいで俺は逆に落ち着かなくなってしまった。「わたしが嘘なんか付くわけ無いじゃない」と聞こえたがガムを噛む振りをして黙っていた。
(『Practical Practice』)
| | |
|
■2005年05月05日(木)
そうだ、映画見に行こう。
|
真下は見に行くだろう。 踊る2はあまり面白くなかったので、今度こそ期待。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
昔の文章を読んでいると、ある時期...PC98を使っていた時代の文章がやたら面白い。 絵も文章もそうだが、自分は「上手くなった」 とはあまり思わない。 「変化した」 と思うことにしている。 文章に関してはまさしくそうで、変化している。 昔の文章は台詞が多い。今も多いがもっと多い。 だが、テンポがよい。 それに比べて、今の文章は会話のテンポが悪い。この辺はただよしの序章と新作を読むとよく分かる。 読みやすい文章のルールっぽいモノは守れている気がするが、それだけの気もする。 台詞を制限している分よけいな部分まで制限されているみたいだ。
なにより、ネットやソフト、ツールが無いことを理由に、クオリティの低いもので妥協するまいと言う心意気を感じる。
便利であれば、その分苦労をしなければならない。 これだ。 何か、現代人の使命っぽいぞ。 でも、前に言った気がするなあコレ。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
軍隊が動くとそれなり以上に金がかかるが、やはりいざという時、刃が錆びついていてはしゃれにならない。 誰も死なない、 何も手に入らない、 金と備品だけはとにかく消耗する。 ──そんな軍事演習だって、する必要はあるのだろう。 末端の末端、歩兵である自分がそんなこと考えても意味のないことだが。 「あれ? トラント、レミィちゃん来てなかった?」 月一回の大規模な演習が終わり、ペンキのついた前掛けや、塗料をつけていた訓練用の刃などを丁寧に洗っていると、ハルが頭を掻きながら姿を見せた。 「レミィ? さっき怒って帰ったぞ」 「またやったの? 今度は何?」 呆れて訊いてくるハル。 「毎度のことみたいに言うな」 たわしを持つ手は止めずにそう言い返す。 「毎度のことじゃないか」 と、ぼやいてからハルは、「仲良くしなよ。せっかくレミィちゃん君のこと好きなんだし」 「利用されてるだけだ」 何がせっかくなのかが解らなかったが、そう言い返す。 「今日だって、わざわざ演習場まで足を運んできてくれたんだろ?」 「大の大人ばかりの演習場にあいつがいること事態が問題だろうが。いくら族長の娘だからって優遇がすぎないか?」 「うーん。それはまあ、そうだけど...」 「レミィに何か用か?」 「まあね」 頭を掻いて困った表情をする。「あ、君は呼び出しだから。今すぐ、隊長室」 「げ」 ペンキの張り付いた兜を放り出して呻く。「ついに来たか...」 「減給されるの解っててさぼるかな、普通」 そう呟いたハルは、水場を離れ来た道とは別の廊下へと歩いていった。 何とは無しにそれを見送る。 「減給されるのはあの万年隊長の機嫌が悪いからだ...」 ぼやいて手を洗い水を切る。 万年隊長アレウス・ヴィル。文字通り十年前も十年後も隊長をやっていそうな、要するにうだつの上がらない、カエル顔の中年親父。 今回の作戦の失敗を俺たちさぼり組のせいにする事は目に見えていた。 だったらさぼらなければいいじゃないかと思うかも知れないが、あの下膨れはこちらが真面目にやろうがさぼったと言い張るに決まっているのである。 だったらさぼるしかないではないか。 「定年まであと三年、あと三年」 小隊では誰もが唱えるそのおまじないを胸に立ち上がる。 気乗りはしないが、隊長室へと足を向けた。 「そんなにいやなら、出世すればいいじゃない」 不意に声が聞こえる。 「レミィ...」 見上げる。屋根の上に彼女はいた。「隠れていたな」 「そうよ」 ふわりと降りるレミィ。隊長室に向かう俺に付き添うように歩いてくる。「出世すればいいじゃない。トラントなら出来るって」 「出世なんてする気がない」 逃げるように歩きながらそう言う。「いつからいたんだ?」 「ずっとよ」 追いつこうと少し足早になるレミィ。「でも、いやなんでしょ?」 「出世するのはもっと嫌だ」 少し歩を弱める。「ハルが探してたぞ」 「知ってる。どうせ父様のこと」 口調が不愉快そうだった。「何で出世がいやなの?」 「楽じゃないからだ」 あくまで前を見たまま答える。「族長に? 何の用なんだ」 「ご機嫌取り」 先回りをしてきた。視線が合う。レミィはきつい目でこちらを睨んできた。「楽じゃないわけ無いじゃない」 「平社員が一番気楽なんだよ」 気のない返事を返す。「それって、ハルの親父からレミィの親父にってことだろ? えらい回りくどいよな」 「ハルのお父さんはあたしとハルを結婚させたがってるもの」 まだ睨んでいた。「わたしは全然楽じゃない。気楽でもない」 「俺は楽」 レミィの横を通り過ぎる。扉はすぐそこにあった。 ノックを正確に二回する。 「最後、答えてないよ」 詰問するような口調でレミィが言う。 「一等貴族だったよな。ハルの親父さん」 「そうよ」 中からいらえがあった。それ以上は何も言わず、「じゃあな」 と手を振って扉を開ける。 「失礼します」 と、中に入った途端、レミィが無言で侵入して追い越していった。 「失礼します」 呆気にとられてカエル中年の前で、毅然としてレミィが挨拶をする。「初めてお目にかかりますね、アレウス・ヴィル中佐」 カエルが正気を取り戻す。 「こ、これはマルティン族のお嬢様。ご機嫌宜しく存知あげます」 慇懃に、しかしどこか泡食ったような挨拶を返す隊長。 「あまりよろしくありません」 慇懃無礼に微笑んでそう応える。「フィアンセの減給が決まってしまうのですから」 「フィ、フィアンセと申されますと...」 目をぐるぐると回して、多分それよりも回っていない頭を働かせてアレウスが考える「ああ、セイ・アヴェル・ティス・ハルですね。いえ、彼は非常に優秀で減給などとんでも──」 「違います」 遮ってレミィが言う。「そこにいるトラント・モーツァ・ルズのことです」 今度こそ目を点にして泡を食ったような顔をするアレウス。 「はっ? え、ご冗談を──」 「それは私に対する侮辱ととってよろしいですか?」 目を細めて聞き返すレミィ。こういう時の彼女は自分がどのように振る舞っているかが、第三者の目を介しているかのように理解している。 アレウスは滑稽なほどに青ざめた。 「い、いえ...滅相もございません」 ぶんぶんと首を振って否定する。 「誰がフィアンセだ...」 ぼやくが、誰も聞かなかった。 俺は前に出てデスク越しにアレウスと向き合った。 何と応えて良いのか迷いつつ、 「トラント・モーツァ一等兵。参りました」 そう挨拶する。 「う、うむ...」 アレウスは明らかに動揺していた。おそらくありとあらゆる皮肉と嫌味を駆使して減給を言いわたそうとしていたのであろう。が、出鼻をくじかれ釘まで刺され、どうしたものかと悩んでいるようだった。 「用件はやはり、本日の演習のことでしょうか?」 「あ、ああ」 「力及ばず早々にして戦線を離脱してしまいました。恥ずべき結果です」 いけしゃあしゃあと言ってやる。「いかなる罰をも受ける所存です。減給もやむをえません」 「そ、そうか...」 アレウスが卑屈な笑顔を作る。 「その椅子座り心地が良さそうですね」 レミィが微笑んだ。 「い、いや反省しているのであればいい」 顔面は蒼白から真っ白に変わっていた。 「は。寛大な取り計らいに感謝の言葉もありません」 はなから感謝などする意志がないから感謝の言葉などあるはず無い、と言う意味が含まれているのだが、どうやら伝わったようである。アレウスの顔が今度は真っ赤になっていた。 「た、退室しなさい」 「は、失礼しました」 俺はすぐさま回れ右をする。 と、後ろからこんなやりとりが聞こえてきた。 「よかったわ、これ以上安月給になるのではと心配していましたの」 「はあ、あ、あのお嬢様」 「何です」 「い、いくらふぃ...」 言い淀む。「フィアンセの職場とは言え...あなた様のような方があまりこういう所にいらしては...その、お父上も心配されるでしょうし...」 「あら、お気遣いありがとうございます」 「いえ...滅相もありません」 「父にもよろしく言っておきますわ」 多分ここで微笑んでいるのだろう。ドアノブを持つ手を止めてそんなことを考える。 「は、はい是非」 喜色を帯びた声が聞こえる。 「でも良かったわ...」 何でもない風に、「お噂でしか聞いておりませんでしたので...失礼を承知で言いますと少々悪い印象を持ってましたの」 「いえ中間職なんてそんなモノです」 ものすごく機嫌が良さそうな声が返る。 「本当にお会いできて良かったわ。もし噂通りの方でしたら父に相談して職場改善を願わなければと愚心しておりましたもの」 沈黙。 「...そ、そうでありましたか」 悲鳴に似た声がした。 「まあ、下々のやっかみなどというのは自身の信念を貫いてさえいれば次第に風化されるものですわ。いずれ良い噂も耳に届くこともありましょう」 早急に良い噂を聞かせないと手を回してぶっつぶす──そう言う無言の圧力が言外に含まれていることは背中越しからでも存分に聞き取れた。
(『Practical Practice』)
| | |
|
■2005年05月04日(水)
日記らしい日記を書いていない。
|
たとえば、遊戯王GXとか陰陽とかはミクシィに18:00アニメ関係が好きな人が多いので、そっちで十分に語れる。(語ってないけど、人の日記にレスしたり) 愚痴とかもやっぱりミクシィで書くことが多くて以下同文。
自サイトの話はネタが尽きたときに無理に書いてるだけだったりする。
人間、そうそう毎日書かなければならないことって無いモンだ。
それにしても、今回のナルトはすごかった。 これが噂に聞く神動画の回ですね。リーの酔拳とか火影様バトルとかアクションの見せ場には通常の三倍ぐらいの枚数使ってそうな勢いの動画が使われるという... いやあ、いいもん見た。
『JR西ボウリング問題』 マスコミがこぞって叩いているが、こういうアホみたいなゴシップに話を向けてどうするのだろうか。 話自体が陳腐な方面に持って行かれそうで、それがJRの思惑なんじゃ無いかとさえ思えてしまう。 保証がどうなるかとか、遺族会はスムーズに結成されているのかとか、事故原因とか、日勤教育の実態とかそう言うところを報じて欲しい。 | | |
|
■2005年05月03日(火)
ルートはいつでも無限大。
|
雪路。 豪快さん。 部長。ちなみに名字。 「雪路の発音は、福沢諭吉の諭吉のようにすること。 間違っても朝丘雪路の様には発音しないよーに。言ったらぶっ飛ばす」 とは口癖だが、これは彼女一流のギャグだったりする。 家来伝統の発音法としては解説通りなのだが、本人自身は別にどっちでもいいと思っている。 しかしまあ、この手のこだわりを力説すると笑いがとれるため、ワザとこだわっているフリをしていたりする。
非常に人間好きで、みんなでわいわい騒ぐのが好き。 演劇部自体も演技や脚本自体にはあまり興味が無く、大勢で何かをやり遂げようとする課程が楽しいらしい。 文化祭の準備にやたら張り切るクセに、当日他クラスを回らなかったりと積極的に楽しまないタイプ。 吉本フリークで、彼女の演出はほとんど吉本を意識している。 つまり、こてこてのべたべた。 | | |
|
■2005年05月02日(月)
広がる空は闇よりも深く。
|
TRPG終了。 色々ややっこしかったけど、終わって見れば楽しい思い出って奴でしょうか。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
――シャアラ、お前はどうするつもりだ。
「はい?」 枯れかけの草木をかき分け、団長の足を追う。 足首から脛にかけての疲労が、そろそろ帰る頃合だと訴えていた。 「将来、ですか」 しばらく考えてから、シャアラは団長の足に答えた。 「考えたことがありません」 団長も黙々と探索を続けているが、疲労の程はどっこいどっこいだろう。 生まれて14年間自警団員としての鍛えてきたシャアラと、そろそろ壮年にさしかかる団長とでは、キャリアの差を考慮してもそれほどしか差が出ない。 その事実が、ひとえにシャアラが自ら進む道に悩まず村の番人としての将来を見据えていることを証明していた。 「そうか...」 団長は一息ついてから「つまらんな」 「そうですか?」 弾む息で反論する。「どんな仕事だって、就けばそれなりに生きがいがあると思いますけど」 「そう言う意味じゃねえんだがな」 団長が珍しく苦笑して、すっと手を上げた。静止の手信号だ。 「終了ですか?」 「いや...足跡だ」 顎で差す。シャアラは頷きもせずにしゃがみ込んだ。心得たもので、最低限の身振りと会話である。 足跡は、腐葉土にめり込む形で点々と付いていた。 「熊...ですよね。小さいけど」 木の葉と腐葉土にめり込む足跡はシャアラの掌ぐらいの大きさだった。 足跡から推測できる熊の体格は、小柄なシャアラよりも小さく、体重は同じくらいだった。生後4、5歳のオス、もしくはメスの成体だろう。 続けて足跡を追って、シャアラは息を飲んだ。 「これ...立って歩いてる?」 足跡は、腐葉土と言うことを差し置いても深い。 通常の熊より体重がかかっているということである。 熊はかろうじて二足歩行することができるので、立って歩いたと考えるのが妥当だろう。現に前足の後がない。 二足歩行の足跡は、延々と草葉に隠れ見えなくなるまで続いていた。
(『ワイルド・ディキシィ』)
| | |
|
■2005年05月01日(日)
雨の日に上を向いて。
|
みずの。金持ち万能びじん小鳥。
今週のヒビキ>> 「イブキ、ご飯にしよう」 と言ったヒビキさんに、 「はい、ご飯」 と応えるイブキが面白かった。ご飯と後から付け足すあたりが笑えてしまう。 次回は、斬鬼と轟鬼が新登場? 楽しみです。 | | |
|
■2005年04月30日(土)
つ、つかれた。
|
ワイルド・ディキシィを纏めてみたので読みたい人は小説コーナーにレッツゴー。 ついでに、わりとイタい注釈をしてみました。 こーゆーの練ってるとおもしろいですよね。うん。 他に分からないことがあったら聞くが吉っす。
今回、革命的なことにスタイルシートを(意識して) 使ってみました。 外部読み込みは使ってないんですけどね。 脱ビルダー先生のぐちゃぐちゃどろソース! コーミ濃口ソースよりどろってるからなぁ、ただよしとか。
追記:おっと、ツッコミありがとうございました。 付喪神が人精霊と表記されていたのは、完璧な誤植です。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
今週の種運命>>
誰かあの刀振り回してるアホを止めろ。 唯一の良心トダカ一佐ご臨終。惜しい人を亡くしたと思う反面、どうせキレるんならもっと速くキレて欲しかった。 その他のレギュラー、フリーダム・インパルス以外被害甚大。ルナマリアはマジで死んだかと思った...
| | |
|
■2005年04月29日(金)
キッチンスタッフって要するに皿洗いだよね。
|
千里。 TakeBack'sと言う四コマ漫画用に作ったキャラ。 演劇初心者、演劇部員。 このサイトには、マスコットキャラなるものは存在しませんが、立場上最も近いのはこいつ。 もはや描き慣れたものです。
反面、いつまでたっても慣れないのがただよしの面々です。 あいつら描くときは資料とにらめっこしてうんうん唸りながら描いています。
それはともかく、極上生徒会はおもしろいですな。 | | |
|
■2005年04月28日(木)
いちにのさんのしのにのご
|
パブロフの犬のように、小説を書くときにある特定の音楽を鳴らし続ければ、その音楽を聴いただけで執筆欲が出てこないものかと思った。 一度試してみるかな。 問題は選曲だな。出来れば一曲、無理なら同じ歌手限定。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
「つつつ...どこで仕入れたんだ」 晩餐に割らずにクルミがでるわけもない。 インテリアか厨房のそれかのどちらかだろうか。 そんなことをぼんやり考えて、ドアを開ける。 「お済ませですか」 トイレから出ると、待ち構えていた白髪のバトラーが、三歩前から恭しく礼をした。 「旦那様がお待ちですので」 鼻を中心に真っ赤な顔。しゃっちょこばって、妙な訛がある。北の出だろうか。 「主が晩餐会に参加しないでいいのか…いや、いいんですか?」 「ちょうど、奥方様が贔屓にしている交響楽団の解説を始めたところでして」ここでいきなり小声になった。「察するにあと、2時間はあの調子だそうですので」 なるほど。宴会場――とはいわないのだろうが、居間からは壮大でいてやかましい蓄音機の音が漏れ聞こえる。音楽は耳にするだけで眠たいくらいに無知なのだが、さらに耳を寄せれば、なにやら楽譜をなぞって、とうとうと曲の講釈をする女性の声もする。透き通るような通る声で、まるで歌を歌っているようでさえあった。 「ずいぶんとご高説の用で…もったいない」 さすが貴族。解説ごときにそんなテクニックを魅せるなんて、なんとつきぬけた無駄っぽさだろうか。弁士にでもなればいいのに。 「週に5度はあの調子ですので。旦那様もさすがにでして」 もったいないの意味を誤解されたようだったが、気にしないで笑っておいた。 「あ、そうだ。こうやってくれないかな」 脇に抱えたトレーを差し出すジェスチャー。彼は面くった様子で、しかし正確にそれを真似した。 トレーの上に右手を翳し、ありがとうと礼を言う。 「?」 「じゃ、あっちでいいんだな」 めんどくさそうに執事の後ろを通過して、階段へと足を運ぶ。 見送った執事は目を2・3回ぱちくりさせたが、前に視線を戻したとたん、目を見開いて硬直した。 トレーの上に、クルミの山ができていた。
(Q&A)
たとえば、これだけの文章を書くにしても、イギリス式のパーティーの様子とかを勉強しなけりゃならないわけで非常にやっかいです。 こう言うときこそ、ヴィクトリアンガイドが役に立つわけで立ってどうするよとか思いつつ頻繁に利用します。ビバ、ヴィクトリアンガイド。 て言うか、関西じゃエマやってねーよ。 東京の人は、エマのアニメがどんな感じか教えてください。
| | |
|
■2005年04月27日(水)
炭酸発散バブルマン♪
|
ジョン・スミスなんてのは偽名の典型ですな。 元ネタはあるんだけど、忘れた。 少しだけ続きをうp。 場しのぎ用の絵はつきたけど、文章ならいっぱいあるんだよなぁ。 こういう、未完成品を出してもあんまり意味ない気がするけど、まいいか。 ワイルドディキシィも続き書かんとなあ。
今週の遊☆戯☆王GX
一度使ったコンボは二度目には破られるものなんだけど... 蜃気楼+非常食コンボまた炸裂してたなあ。 つか、強欲な壺に、バブルマンまで使って、相変わらず強運ですこと。
アイシールド
ファッキンデブ→ブタマン 他にもヒル魔語はいろいろ改変されてるみたいだけど、自分にはよくわからんなあ。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
廊下の奥の洗面所で溜息をつく。トイレは丁度もさり気無く高級感に溢れていて、メンテナンスも行き届いている。便意がないにもかかわらず一度は使ってみたいと思わせること請け合いである。 以前の成金とは違い、どうやら本気で金持ちらしい。 「何で、こんな金持ち騙すかなあ。見た感じ悪いことはしてなさそうなのに」 館の主――ナントカ商会のカントカ社長にしても、貴族特有の嫌味な感じはあるが、あんなのは所詮文化の違いだ。腹を立てることに意味が無い。 さて、 「ジョン・スミス?」 「...世を忍ぶ仮の名ですよ。他は考えてませんけどね」 背中越しに声がした。見向きもせずに応える。 背広の薄い生地に彼の背中が重なる。 「...痛いんですけど」 「ネコ背だから襟の隙間から入るのではないか。背筋を伸ばしたまえ」 と、ぐりぐりと背中を押し付けられる。 反省して、次が無いようにと願いながら、話を切り出す。 「で、どうするんですか?」 「先ず、そっちの首尾を聞こうじゃないか」 あっちに首尾があるのかどうかが疑問だ。 「...売りつけましたよ、つつがなく」 「それは僥倖」 くつくつと笑われた。 背中越しに、華奢な震えが伝わってくる。本気で笑っているのだろう。 僥倖である。 「よくもまあ、あんなガラス細工でバレないもんですね」 サービスでコメントまでしてみた。 「あのまがい物を社長室で披露したときなんて、どうやって逃げるかしか考えなかったぐらいですよ」 「本物を見たわたしが製作を手伝ったのだ。凡人の目をごまかすぐらいは造作もないよ」 「凡人...」 ねぇ。 仮にも眼の肥えた貴族である。鑑定眼ぐらいは普通にあるはずなのだが。 「じゃ、こっちが質問しますよ、御主人様」 「どうぞ」 「何入れたんですか? これ、軽いのにやたら硬い...ああクルミですか」 「...つくづく教えがいのない人間だな君は。正解だよ。他に質問はあるかい?」 「そうですね。こんなパーティー会場で何をしているんですか? ...とか。 ここには不遇なご婦人も、不幸な令嬢もいなさそうですよ」 「...キミがどういう目でボクを見ているのかが、よく判るね」 後ろ襟を引っ張られ、大きくのけぞった。 首に手を回され、後ろから抱きつかれる。 「ふふ、もしかして妬いてくれたのかい、ハニー?」 耳元で、嬉しそうな声でささやかれる。 「手とか世話なら、地平線まで焼けまくってますよ、御主人様」 「おお、飼い犬が噛みついた。やるじゃないか、見直してあげよう」 「そりゃどうも」 「見直した君にプレゼントだ」 「?」 ざららと、背広の中のクルミが増量した。
(Q&A)
| | |
|
■2005年04月26日(火)
癒えない痛み悲しみに傷ついた...
|
新OPは斬魄刀を咥える夜一と、叫ぶ砕蜂の絡みが熱いですな。 水面を走る日番谷はちょっと間抜け。
悪あがきとは分っちゃいるが、武装錬金にアンケートを出しておいた。 錬金のないジャンプなんて女王騎士のないガンガンと同じじゃないか。 | | |
|
■2005年04月25日(月)
JR福知山線脱線事故
|
『JR福知山線脱線事故』
テレビをつけると、いきなりこのニュースが飛び込んできた。 マンションに突っ込んでくの字型にひしゃげている電車。 「一両目が(後に二両目と判明) 巻き付くようにのめり込んで」 とアナウンサーが実況するのを聞いて「のめり込む」 の使い方は、あっているのだろうかと考えた。 それほどに、まあ実感がない出来事だった。
日記だから、実感がないにしろ書いて置くべきなのだろう。 以前、似たような衝撃的な事件を書き記さなかったのを後悔している自分がいる。 それが、どういう理由からかは深く考えないが。
何でこんな事で人が死ぬんだろう。 まさか死ぬなんて思えない場所で事で死んでしまう。 これほど理不尽なことはない。 理不尽だ。JRの車掌がちゃんとしていれば、と言うことではない。 あの車両に乗らなければ助かっていたかもしれないとか、 一両目に乗っていなければ助かっていたかもしれないとか、 そんな些細な生死を分つ途があったと言う憤り。 上手くは言えないけれども、助かる者がいると言うことがさらに理不尽でやるせなくなる。 何故、そんな明暗ができてしまうのだ。
これ以上書くと、ただの小説になりそうなので辞めておく。 | | |
|
■2005年04月24日(日)
私の涙で溺れなさい!(byケータイ刑事)
|
ヒビキさん、感想。 盲腸だったか。所帯じみてるなあ。 これで授業に後れを取って...みたいな展開になるのかな。 実は盲腸じゃない、みたいな展開でもいいけど。
エウレカセブン 判断に困る。 自分は、この手のスタイリッシュなアニメって基本的に見ないんですよね。スチームボーイとか、見たけど普段は見ない。 でも、エウレカはそこまで観念的ってわけでもないようなあるような。 主人公がいきなり告白したのがおもしろかったし、カットバックドロップターンとかの演出も好きなのでまだまだ見たいという気もある。 と言うか、続きが気になるのでたぶん見る。絶対見る。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
さて、 それはまだ夕方の話。 「詐欺師...ですか」 半分ほど落ちた瞼がさらに落ちるのを自覚する。 「今夜決行だ。演技力と機知に富んだ話術が必要となる。困難な任務だ」 聞き間違いではないらしい。しかも有無をも言わせないらしい。 「なんでまた」 そんなめんどくさそうなことを。 人間には自主的に行えない行動が三つある。 危ないこと、見返りのないこと、そしてめんどくさいことだ。 人間は危なくなく、見返りもあり、めんどくさくないことしか、したくないのだ。 詐欺師...まず間違いなく、危なくて、見返りも無くて、めんどくさいことこの上ないだろう。 「まあ、どうせやることになるんだろうから反論はしないですが...」 「先日、この街で有名な銀行家の邸宅が、とある怪盗の被害にあったのは覚えているかい?」 「覚えてるも何も」そのとある怪盗とやらが目の前にいるではないか。 「そう、その屋敷から孤光の怪盗が盗み出したのは、希望の名を冠す悲劇の、深海の蒼を映す奇蹟の秘宝」 それは執着の呼び水だった。 ――ホープ・ダイアモンド。そう呼ばれる、魔性の宝石。 名前を、形を変えようと、しかし止むことのない呪いの連鎖。 瞼が重い、と言うか眠い。 「その石ころが何か?」 「宝石売りに扮してもらおうと思ってね。この辺でおあつらえ向きな宝石と言えば、『塔』 の宝冠か、例の呪い石のどちらかしか思い浮かばなくて」 どうやら、一番やっこい物しか思い浮かばないらしい。 「あの石は確か、燃えて灰になったはずじゃ......」 実のところ、あの仕事は途中で気絶してしまったので、顛末を詳しくは知らないのだ。 「さて、そればかりは件の怪盗に訊かねばなるまい」 彼はあくまでとぼけた。 「心当たりあるでしょうに。名うての怪盗というじゃありませんか」 「...ところが富に流行職らしくてね」 金髪の麗人は肩をすくめた。 「今年に入ってから新手の怪盗が10名も増えたそうだよ」 「へえ。それはそれは」 その内のひとつに彼が入っているのかと思うと、頭痛を通り越してめまいがする。 「今月も期待のニューフェイスさ。しかも宝石専門なのだよ。名前は確か...そう、怪盗ドキドキ・ジェニファー恋したいな二号」 「一号が存在するのですか」 「...一足飛びにそこを質問しないでくれたまえ。怪盗のネーミング権はその怪盗の第一発見者...大抵の場合は第一被害者にあるのだよ」 「...名前がやけくそじみている理由がなんとなくわかりました」 げんなりしていると、微かな含み笑いが聞こえた。 路地裏と言うのに風が吹く。金髪が水平に舞う。 「話をも戻そう。 さて、君は宝石詐欺師だ。そして私の記憶が確かなら、詐欺師は有りもしない物を売りつけるのが商売だったはずだ」 「いや、詐欺師は商売じゃないんで」 すが、と言いかけたのだが、「んで」 のところで途切れた。彼の蒼眼が呪い石にも負けない不気味さで輝いている。 まずいな。 新しいイタズラを考えついて誰かを困らせる気が満々の子供のような目だ。 タネがないところを子供に確認させているマジシャンのような、すぐにもあっと驚かせてやるぞ、という目。とにもかくにもよからぬ事をたくらんでいる目。 こうなった御主人を止めるのは、彼の辞書に不備がある英雄のなりそこないとて不可能だろう。 訓練所時代から全く変わっていない。 ブリキのバケツに身を預け、首をすくめて熟考する。人が見たら寝てるのではと思われるぐらいに微動たりともしないで。 「? 何を悩んでいるんだい?」 重い瞼をあげた。ひとつ頷いて、 「...どう考えても俺には役者不足なような気がしますが」 「とは言えボクには役不足だと思いやしないかい?」 そう言って頭を振ったので、金髪が翻って夕暮れを反射した。 言葉の意味を噛み含めてから、この上なくいやな顔をした。 「つまり詐欺師の一歩斜め上を行く何かが控えているわけですね」 夕日の逆行に白い頬を溶け込ませて、金髪の主人は微笑んだ。 「内緒さ」 そして、喧騒と栄華の霧の街は、長き夜亘しを奉迎する。
(Q&A)
以上、昨日今日併せて某没ネタでした。 正直、この二人の会話なら何百行でも書ける気がする。
| | |
|
■2005年04月23日(土)
土曜日。
|
余り代わり映えが無いと言うか、なんと言うか。 この日、ブックオフの査定が終わった。 有効冊数約330冊、合計で5500円ぐらいでしたとさ。 そんなもんかなと思いつつも、少しガッカリ。
おかげで本棚はかなりすっきりした。 すっきりはしたが、それでも数十冊、古本は残る。 魔法陣グルグル、幻想大陸、すごいよマサルさん、封神演義etc
何故こいつらは残ったのだろうか。 売ろうと思った本と売らないと決めた本を頭の中で読み比べる。
結局、「今読んで面白いと思えるかどうか」 なんだろうなと、思った。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
「あ〜え〜っと。このような盛大な晩餐会にお招きいただき真に遺憾...いえ、真に有難うございます」 「真に〜」のあたりで後頭部に小石のようなものが当たり、襟から背広の中に入っていった。 どうやら監視されているらしい。 さて、あるところに、ジョン・スミスと言う宝石商がいた。 ジョンが一般の宝石商と異なる点は、扱う品物の全てが盗品であると言う事で、 「こちらこそわざわざ南の遠方よりご足労いただいてありがとうございます、スミス殿」 何のことはない、今ここにいる自分のことである。 無論ただの変装、いわゆる詐欺であり、自分の現在の立場は詐欺師――今、目の前にいる初老の金貸し貴族を騙すのが仕事なのである。 さて、 「さて、急であった故え、かような背広の晩餐会だが、寛いで言ってくれたまえ。土の違う御仁の口に合うかどうかは判らないが、最上級のもてなしで歓迎しようじゃないか。」 ふんぞり返る。「部屋着の質素なパーティだけど我慢しろよ。どうせ味もわからん貧乏人だし、充分満足できるだろ?」 と言いたいらしい。 泥棒市で仕入れた安物の背広――と言ってもあくまで貴族に笑われない程度の安さだが――その背広の後ろに何やら硬い感触。先ほど襟に入った物だろう。 爽快に不快である...まったく。 監視者の姿は、自分の異常視力を持ってしても捉えることはできない。 もそもそと何回か体を捻ってみたが、物は背中で固定されて腰にも落ちない。 「...失礼」 暇を告げると、髭親父がいらぬ気を効かせ、フットマンを呼んだ。 慌ててそれを断り、トイレの場所だけを聞いて早足で向かう。 「そうだ、あとで応接間に来てくれないか」 金貸し貴族――たしか、コールロイ・リースワークとか言う名前の、あと二度季節が変われば爵位に届くであろう貴族が声を掛ける。 「なに、商談の話ではないから安心してくれたまえ。年がいも無く、南の風を知りたくてな」 年がいと言うが、プロファイルではまだ四十過ぎである。昨今の医療技術を持ってすれば、まだまだ若いはずである。 まあ、一種のレトリックな訳だが、 ...わからん。 背中をこちょこちょとイジりながら、ため息をついてぼやいた。
(Q&A)
| | |
|
■2005年04月22日(金)
通り過ぎる人たちが、振り返り僕を見る
|
昨日の日記のグルグルに触発されて、家のビデオを漁る。 実のところ、グルグルは全話撮ってあるのでファイルマンの力を借りなくてもいつでも見れるのだ。
で、改めてみると...意外と覚えてる。 そりゃそうだ、昔めちゃくちゃハマってたからなあ。 ビデオだって何十回と見たし、マンガもぼろぼろ。 カメタコリャとかまで覚えてたよ。
にしても、30分の割にかなり中身詰まっていてびっくり。 ビィトと偉い違いだ。 オリジナルネタも存外滑ってるわけでもないし、いいスタッフだったんだなあ。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
更にビデオ漁ると、いろんな古画像があった。 オーフェンリベンジとか、フォーチュンLとか、デジモンとか、アニメばっかりだw と、思ったら「伝説の教師」 の最終回も出てきた。 もっと探せばおもしろい物があるかもしれん。 | | |
|
■2005年04月21日(木)
たよれるなかまは みんなめがしんでる
|
ギャグマンガ日和のアニメ版は神の出来映えらしいそうで。 てか某所でちらっと見たんですが、もの凄くテンポがいいです。 あの勢いのある間の取り方は流石、マサルさんのアニメ作ったヒトだだなあと唸ってしまう。 DVD出るのかなぁ。
同じ某所で「魔法陣グルグル」 のED2がアップされていた。 やはりグルグル(旧)OP・EDは名曲揃いでなおかつ絵がめちゃ綺麗だ。 でも、本編は絵が綺麗な回とそうでない回のギャップが激しかったんだよなあ。
このEDは、ポニーテールのククリが最高にかわいいわけで...よく考えると自分のポニテ好きの原点ってこれじゃないかな。 普段と違う髪型って、何気にドキッとしますよね。ツボです。 | | |
|
■2005年04月20日(水)
アスラ道場
|
Replay
 | ↑は適当。と言うか、ごめんきもい。
ちょっと閃く。 Dグレイマンというマンガでは、黒目のみならず白目にまで瞳のてかり(赤い部分。てかりっていうのかどうかは謎) が延長している。 図では判りにくいが、白目の上に線が引かれる形でしっかりくっきりと。 ちゃんと眼球のラインに沿うようにかかれているので、あまりリアル調でないマンガにもかかわらず白目を意識した造となっている、様に見える。 おそらく先達はいるのだろうが、この表現法に気づいたのはDグレがはじめてで、なかなか革命的な発見だったと言う印象がある。 よく考えれば、白目もてかってしかるべきなのだなと思った。
そんだけ。 今後主流になるんじゃないかなと思ったり思わなかったり。 | | |
|
■2005年04月19日(火)
コランシャン
|
考えるヒトがおもしろかった。 公募番組はいいなあ。 地域活性化に地味に役立ってそう。 神子原米のキャラクター募集。 2chで「巫女原 舞」 とかそんなキャラ造って送ったりしてそう。
来週あたりテーブルRPGがあるらしい? ルール忘れつつあるけど、まぁ成るように成るだろう。 一応、予習しておこう。
古本を整理した。 一年以内に読まなかった本は、ダンボールに詰めて得ることにした。 何でもそうだが、一年使用しなかった物は生涯使うことはないという。 まて...なんかダンボールが冷蔵庫1台分ぐらい積みあがってるぞ(汗) 何円で売れるのかよりも、引き取ってもらえるのかどうかの方が心配だ。 古本屋で、土曜日に引き取ってもらうよう段取りをつけた。 土曜日が楽しみだ。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
没挿絵。 |  | | |
|
■2005年04月18日(月)
(鼻歌)
|
エウレカセブンのブロードバンド無料配信を見ました。 ボンズでロボが出てるので絢爛みたいだなあとかサーフィンしてるからアムドライバーみたいだとか思ったのはさておいて(栓も無し)
一年ものの壮大な話らしく、ぶっちゃけ一話だけじゃまだ面白いのかどうか分からない。 ってのが本音です。無印ゾイドだってだいぶん後でおもしろいと感じたし。 二話で少年が旅立つのだと思う(無料が二話までだし) のでそれ見てからでも、感想は遅くは無いかな。
主人公の表情が鼻水を出すほど豊かだったのは面白かったです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
武装錬金が終わるらしい。 いろいろ思うところはあるけど、ただただ残念でなりません。
|  | | |
|
■2005年04月17日(日)
グリーングラウンド
|
 | 今週のマジレン>> 兄貴農場って、なんなんだ本当にw
...おお、フラれなかった(驚) 彼女さんは次回以降登場するのだろうか。
ヒビキ>> 一瞬チラッと見えたsabakiと言うのが気になる。
エウレカセブンが面白いらしいと、たれコミが合った。 見のがした orz | | |
PaintBBS Java like a children's Homepage
DiaryCGI [nicky!]
,
|