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ボクらの歴史[2008年01月の歴史]
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2008年01月01日(火・祝)
■平成20年■
年が変わりました。
平成20年もしくは2008年、さらにもしくは皇紀2668年です。

旧年中はこの様な辺境かつ偏狭サイトに訪問いただけ、
更に様々にお世話になりました。本年もどうかよろしくお願いします。

で、本年の抱負。

漠然とででもいいので今年よりも良い一年に、
終わるときに少しは頑張ったかな?と思える一年に出来れば、と思います。

「抱負」というもの、毎年あまり明確には決めません。
状況も気分も時が経つとともに変わりゆくものですから。

とりあえず変な後悔だけはなき一年にしたいですね。

ともあれ、ご迷惑やご心配をお掛けするやもしれませんが、
本年もよろしくお願いします。

■去年の宿題■
昨年末の冬コミ遠征については元旦現在で30日の二日目終了後までは書きました。
大晦日朝帰還してからの分は明日にでも加筆予定。
■いつもの元旦■
ちなみに元旦の一日は例によって例の如くのんびりといつも通り。

やっぱり9時頃に起きて、お煮染めと白味噌の丸餅入りお雑煮の朝ごはん。
年賀状を分けて…は喪中でないので、一段落したら近所のお宮さんに初詣。

晩は恒例のウィーンフィルのニューイヤーコンサートをNHKで。
指揮のジョルジュ・プレートル氏は浅学故存じなかったのですが、予想以上(?)によかったです。
何でも史上最高齢の指揮者とのことですが、
それを全く感じさせない非常にメリハリが効いて勢いのある、
しかもそれでいて詩情豊かないい指揮でした。

またCDでも買ってみよう。


2008年01月02日(水)
■戻るべき処■
部屋のDVD及びPS2ソフトをちょっと片付けていて「WA3」のソフトが出てきたので
久し振りに序盤をプレイしてみました。

当時は結構何度もプレイしたので筋やセリフやなんかも結構しっかり覚えているのですが、
ちゃんとプレイするのは本当に数年振りだったので何とも懐かしく。

ジェットの「……うんざりだぜ」であったりトカ、
ヴァージニアのの「羽ばたかなくちゃッ!!」であったりトカ、
クライヴの「はあ、あったかいものどうもです」であったりトカ、
ギャロウズの「兄弟の絆が奇跡を起こせば、無限大!」トカトカトカ…。

でも、懐かしくはありつつも、その後の話やキャラ同士の関係の変化やなんかも知っている故に
ちょっとしたシーンの重さや意味もまた以前とは違って感じられたりして新鮮でもあったり。

後発の「Vth」やら「XF」がまだまだ途中なのですが、
こっちを引き続きプレイしてしまいそうな予感(苦笑)


2008年01月03日(木)
■やるせないにゃ〜■
晩、NHK-BSで映画「風と共に去りぬ」をやっていたのでなんとなく観てました。

実はこの映画、全編で4時間近くあるので未だに全編通しで観たことがありません。
母が好きなこともあり、それなりに観る機会はあったのですが、
いつもいつも部分部分を観ているのみ。ちなみに今日もちょうど真ん中辺りから。

ベタと言えばベタな展開の映画です。
でも、キャラクタのちょっとした気持ちのすれ違い、掛け違いで
関係や状況が悪くなっていくのは(一部では良くもなるのですが)
なんとも観ていて切ないやら悲しいやら。

「グイン・サーガ」辺りでもそうですが、読んでいて(or観ていて)
自分として「こうなって欲しいッ!!」という展開があるのですが
なかなかその通りにならない(むしろなる方が少ない)。
むしろ思っている最悪の方向に話が進んでしまう。
 # イシュト絡みなんかが正にそれ

それはやはりなんともやるせないのですが、
そう感じると同時に「そういう展開もやむなし」とも思えるんですよね。
それはその展開にある種の「必然性」があるから。それがキチンと描かれているから。

前者の「こうなって欲しい」というのは感情での納得。
後者の「そういう展開もやむなし」と考えるのは頭での納得。

やはり物語としてはちゃんとねられて作られているなと感心した次第。

■一応書いておこう■
年始の挨拶、PCメールなり、PHSのメールなりで頂いています。どうもありがとうございます。
ですが、私、実はこの年始は喪中でして、こちらからの御挨拶は遠慮させてもらっています。
その旨のお返事は個別には差し上げていますが、こちらで書いておらず申し訳ありません。

ちなみに、こちらからは「年始」でなくて「年末」に
どうもありがとうございました、なメールを出していたりもするのですが(苦笑)


2008年01月04日(金)
■終焉の原初■
NTT DoCoMoのPHS。

私がはじめて持った移動体通信機器(広義の携帯電話)でした。
ですが、この1月7日24時をもってサービスが終了します。

既に昨年4月から告知がなされ、度々同社のFOMAや他キャリアへの引き継ぎの案内もなされてきました。
しかも色々とサービス付で。例えばFOMAへの引き継ぎだと端末代金無料だとか継続利用期間の継続だとか。
周りにも結構使っている人は多かったのですが、この手の優遇措置で一人減り二人減り…、
気が付くとほとんど私のみになっていました。
終了が決まった当時はみんな「意地でも停波まで使うッ!!」トカ言っていたんですけどね。

さて、私自身は、というと。
以前にも日記に書きましたが、どうしても今回の件は納得をしかねるものがあり、
結局終了直前のこの時期まで維持し続けて来ました。もはや半分意地というか(苦笑)。

 # もっとも、事実上は既に3年前の最初のDoCoMoのサービス終了の発表を受け、
 # 別個にWillcomのPHSを使い始めていたのですけれど。

この引き継ぎの優遇措置、端末代金や事務手数料やなんか全部をひっくるめると
実に数万(高いのだと5万とか6万)をできることになります。
ですから、他のみんなが移行したのもまぁ分からなくはないです。
私自身もその辺でどうしたものかなー、と結構悩んできましたから。
以前の日記では「DoCoMoにゃ世話にならん〜」トカ書いていいたにも関わらず。

そして、もはや停波まではほんの数日となりました。
しかも、明日からは仕事で出張なので、移行の手続きをするのなら今日一日がデッドライン。

ここ数日、結構時間があったので、どうしたものか〜と考えていました。
折角ならこの「得」を利用するのもアリなのかな、って思って。

とはいえ、現状、Willcomのサービスで十分に満足しています。
そこに別個に携帯電話を持つ必要があるのかな、と。

Willcomは、確かに少々サービスの内容で携帯電話主要3キャリアと比すると
遅れを取っている部分はなくはないのですが、少なくとも「私自身」は現状で十分。
むしろ、DoCoMoのPHSでもサービスさえ続けてくれるのなら問題はなく。

というわけで、結局は現状通りWillcom一本で行くことに。
DoCoMo端末は7日24時の停波を迎えることとなりました。

出張先のホテルで、ということになりますが、
ちゃんと最後にアンテナが立たなくなるまで見届けてやろうと思います。

■ちょっとはやいしごとはじめ■
うちの会社の仕事始めは7日の月曜日なのですが、
私は明日から出張ですので明日が仕事始め、というような格好に。

愛媛県の方に三泊程度で。火曜日には帰ります。
基本的にここの更新は出来ません。
何かあればmixiなりPHS(DoCoMo希望(苦笑))にでもよろしく。

では行ってきます。


2008年01月05日(土)
■「こんなに」か「まだ」か■
宿にCAT5eの口があったのでJornada680にて更新。

というわけで、本日より愛媛は大洲への出張です。
といっても、今日は基本的に移動のみ。本格的な仕事は明日明後日。

バイト君二名と大阪から鉄道での移動。
岡山まで新幹線で30分、そこから在来線の特急で3時間半ほど。
ここまでの距離だと結構な「旅行」ですね。

そして、期せずして今日乗った予讃線・内子線を以てJR四国の全線を完乗となりました。
特急でスパーンッと通過してしまったのであんまり感慨はありませんでしたけれど。
ちなみにJR各社線を完乗したのは今回の四国会社が初めて。

以下、名松線と東海道本線(美濃赤坂支線)の一部を残している東海会社、
三江線の一部及び可部線を残す西日本会社、と続きます。
東日本は東北・北関東を結構残していますし、九州はほとんど手付かず、
北海道に至っては完全に白紙の状態。

さて、この程度の完乗率、果たして「こんなに」なのか「まだこの程度」なのか。
自分が(ほぼ)生まれついて以来の鉄道好きだという自覚はあるのですが、
あまり完乗だとかいう「記録」的ことを意識していなかったので
いわゆる乗りつぶし的な乗り方をしてこなかったんですよね。
気の向くままに途中下車をして隣の駅まで歩く、なんてことをやっているので
なんだかあちこちにちょこちょこと乗り残しがあったりして。

とはいえ、あくまで個人的な気分としてはそこそこの達成感のようなものはありますね。
これからは多少は意識して乗ってみようかな。

■のんびりめの夜■
朝に大阪を出て到着は3時頃。現地の下見後、投宿。
その後市内をブラブラしたり。

典型的な地方都市とでもいうか。
多少なりとも観光地的要素があるのでまだマシなのやもしれませんが中心市街地の停滞感は否めず。

本屋さんでなかじ有紀さんの新刊と大洲の歴史関係の本を購入。
夕食後にペラペラと。

なかじ有紀さんの作品は派手な物語の流れはあまり見せず、
あくまで淡々とした日々のエピソードの描写を積み重ねていく描き方が好き。
人の気持ちやなんかが日々の出来事の中でゆっくりと、時には急に変わっていく、動いていく、
そんな感じが出ていて。

現地調査の為の出張で余裕があるのはこの前日の晩くらい。
調査当日なんかはやることが山積みでてんてこ舞いですから。
今しばらく寝るまでこのゆったりした時間を満喫したいところ。


2008年01月08日(火)
■帰りました■
とりあえず、愛媛は大洲から無事帰還。
日記ネタは多少はあるので明日以降補足予定。
とりあえずは帰還報告のみにて。
■メモ■
01/10- 「ぐるっと浜名湖ツーリズム2008 浜名湖サイクル・ツーリング」申込
-01/15(web18) 「三都物語38」申込

2008年01月12日(土)
■理想と現実、そのギャップ■
目一杯おしごとな一週間でした。
年末のポカの尻ぬぐいだとかで大わらわ。

ふと気がつくと夕方になっていて、
次に気がついたらもう既に9時をまわっていて、
しまいには、あっという間に終電の時間。

そんな感じで一日が終わってもなんだか仕事が片付いた気がしない。

自分がやるべきこと、やらなければならないことと
自分の処理能力が釣り合っていない。
5年くらい前のパソコンを頑張って使おうとして
始終HDDがミリミリミリミリ…とうなりを上げている感じというか。

手をつける前には比較的楽に出来そうに思える。
でもやりはじめると意外と難しい。なかなか片付けられない。
なんとか片付けられても細かいミスや見落としが多い。

自分の能力が足りていない、とは思いたくはないのだけれど
なんだかへこみっぱなし、テンションが低いままの一週間でした。

とはいえ、ここ一番が頑張りどころ。
来週も気合いを入れていきましょ〜。

…と思ったら月曜休みですかぁ。
なんだかスタートでけっつまづいた気分(^^;

■「ひみつ道具」の世界■
と、まぁ、そんな感じの一週間でしたので、
ほとんど帰りにどこぞに寄る、なんてことは出来ず。
だって、本屋もCD屋も開いてませんから。
で、毎年行っている今宮のえべっさんにも足を運べず。
なんだか一年間の福のチャージが足りなくなりそう。

辛うじて金曜日は帰りに天満橋のジュンク堂に。

能田達規さんの「おませ!ピース電器店」、
津田雅美さんの「eensy-weensy モンスター」の2巻、
あとは「グイン・サーガ」の続きやらを購入。

「ピース」は以前にチャンピオンで連載されていた
「おませ!ピース電器店」の番外編2編他の作品集。

能田さんも言及されていますが、
「ピース」は「ドラえもん」的「ひみつ道具」の世界。

ただ「ドラえもん」と決定的に違うのが
その「ひみつ道具」が電器店の「製品」であること。

主人公のケンタロー(あるいはピースパパ)がトンテンカンテンッ!!と「製作」し、
某かの科学的な「理屈」があり、それを電器店の「商品」として売る、
この一連の流れが独特の説得力を醸し出しているんです。
近未来のお茶の間ちょっぴり超科学まんが、とでも言いますか。

ドラえもんの「ひみつ道具」の場合も、
一応は22世紀のデパートやらの「商品」ではあるわけですが、
その「製作」やらの部分がないので「なんだか分からんけど未来の技術ってすごいのね」に
終わってしまう。個人的にはあまり好きな言い回しではないのですがあまり「リアル」じゃない。

「ピース」での「製作」や「理屈」も無論完全ではありません。
そもそも未来の技術、まだ完成されていない技術を
今の言葉やなんかで完璧に説明なんぞ出来るわけもなく。
ただ、その未来の技術らしきものを「トンテンカンテンッ!!」という形であっても
何らかで描いてみせることでだいぶ説得力が増すんですよね。

特に私みたいな所謂文系出身でありながら
「ブルーバックス」辺りちょこちょこ読み続けてきた
ちょっぴり科学好きな人間には何ともタマラン作品で、
「チャンピオン」連載時代は結構しっかりはまっていたものでした。
それが、今回番外編2編という形ではあるものの、
久方ぶりに新作を読めたというのはなかなかに嬉しきこと。
久し振りに昔のコミックスを発掘したくなりましたよ。

■「勢い」って大事よね■
明日13日はインテックス大阪での「Comic City 大阪67」。
11月三都以来ですから丸二ヶ月半ほど振りのサークル参加になります。
去年もなんやかやでほぼ一ヶ月一回程度の頻度でサークル参加していたので
なんだか2ヶ月程度でも随分久し振りに感じてしまうのはどうなの、と。

ですが、例によってというかなんというか、新刊間に合わず。
一応冬コミ直前に本文は完成していたので、それを編集してしまえば
今回には間に合わせることは出来なくはありませんでした。

ですが、冬コミ以降、正月三が日辺り、時間がある折に改めて書き上がった本文を見ていると
「ここもダメだ〜!こっちもダメダメだ〜ッ!!」な感じであちこちを加筆修正しているうちに
収拾がつかなくなった、と(^^; なんだか冬コミの折に話していた通りになってしまいましたよ。
やっぱり不十分、未完成でも一気に仕上げてしまわないとダメですね〜。

とりあえず、冬コミの折に鳴海さんの所に委託させてもらったところの
「続いてく空、続いてく未来」表紙リニューアル版を更に数部ほど刷って持っていこうかと。

ではいらっしゃる方はよろしくお願いします。


2008年01月13日(日)
■残念無念■
昨日の日記を更新した時点では新刊は諦めていたのですが、やはり一念発起。
深夜に必死で加筆修正に構成見直しやら。未明にはなんとか印刷まで了。
ギリギリまで頑張って〜♪いたので自宅を出たのは予定より少々遅れての7時半頃。

が、悲しい現実が私を待っていたのです。

いきつけの(いきつけって…)Kinkosに着いてみると同業者(^^;)で一杯。
15人ほど待ちとの由。折角昨晩頑張ったのですしなんとかデッドラインまで待ちます。
なんとか一般入場開始に間に合う9時半過ぎ、あと二人待ちまでは粘ったのですが
そこで限界。遺憾ながらインテックスに。

コスモスクエアに着いてみるとすごい人。

最近のインテでのComicCityでは、最寄駅のニュートラム中ふ頭駅からよりも
中央線コスモスクエアからの来場が案内されています。
ですからある種それが功を奏しているわけですが…。それにしてもこれはちょっと混みすぎ。
もともと無駄に階段を登って降りなければならない難儀な構造の駅であるところに、
なぜだか最大の階段が通行止め。人の波の捌けないこと捌けないこと…。
以前は楽に行けた印象があるのですが、最近は回を追う毎に混んできているような気が。
しかも、ビッグサイトのりんかい線全通の様に今後状況が抜本的に改善する要素もないですしねぇ。

結局インテックスに着いたのは10時半の一般入場開始直前。ギリギリセーフでした。

■冬のインテックス2008■
「ComicCity大阪67」

なんとかバタバタと準備を済ませた頃、一般入場開始。

そんなこんなで結局昨晩は一睡もしていませんし、
もともと先週一杯仕事でカツカツだったこともあり、
あまり出歩かず、自分のスペースにひきこもり状態。
多少お知り合いさんの所に挨拶に行った程度。

でも、それでも十分に楽しめるんですよね。
お隣さんなり、たまに来てくれるお客さんなりと話したり、買ってきた本を読んでいたり、
何をするでもなくぼ〜っと会場の雰囲気に浸っていたり、と。

で、肝心?の自分の所の話ですが、なんだか思ってた以上に売れました。
なんだか結構WA本に飢え気味な方が多いのかしら。
なんというか、需要はあるのだけれど、供給が追っついていないんでしょうかね。
そんなこんなでWA本の在庫がほとんど払拭してしまいましたよ。
まぁ、もともとあまり刷ってはいないわけですが。

これでいよいよ次のWAでの参加の折には新刊を出さないと行けなくなってきました。
あとはそろそろ旧刊の再録とかも考えようかな、と。
なにしろ去年が「とりあえずイベントに参加していた」だけに終わった感が強いので、
今年はもう少しペースを落としてでも中身の充実を図りたいところ。

そして終了後。
朝以上にコスモスクエア駅が混んでいます。
以前からちょっとした入場制限はありましたが、今回はなんだか2,30分も並ばさせられましたよ。
コミケのが楽じゃないですか(苦笑)

ボロボロ気味だったのでまっすぐ6時前には帰宅。
日が落ちると風が冷たいね。

■謝辞とほんのりと決意表明■
そんなこんなで2008年最初のイベント「ComicCity大阪67」は無事?終了。
お会いした方、お世話になった方、どうもありがとうございました。
お陰様で今年最初から楽しく過ごすことが出来ました。
またの機会にもよろしくお願いします。

しかし、いつもこの手の大きい目のイベントに参加して
参加者の人たちの「好き」のオーラに触れるとなんだか創作意欲が刺激されますね。
もっとも、得てしてその直後がおしごとが忙しかったりして、
その刺激をいかしきれていない感は強いのですが(^^; 今回はなんとかしたいところ。

というわけで、次は来月の「三都」です。


2008年01月17日(木)
■暗き情熱■
やっぱりこうなるのね、という感じですが、
連休明け火曜日から見事なほどの残業戦士振り。

それで微妙に色々停滞気味。
とりあえず来月の「三都」の申し込みがまだだったので、
今日は万難を排し気味に19時半過ぎ、早い目に会社を脱出。
 # 「早い目」といっても既に残業2時間↑なわけですが。

帰宅後、早々に申し込みを。
なんやかやですっかりそちらばかりになってしまったオンラインでの申し込みで。
最初のうちは色々言っていたものですが、慣れてしまうと離れられませんな。

そして、「三都」ついでに次回の夏コミ「74」の申し込みの準備も。

ちなみにうちのサークルではじめてコミケに申し込んだのは2002年の冬「63」。
その初挑戦、その次の夏の「64」と連続の抽選漏れで、ようやくその次、2003年末の「65」で初当選。
しかし、本業の事情で欠席をせざるを得ず、涙を飲みます。

その欠席でもってダミーサークルだとでも誤認されたのか、
その後、04年夏「66」から06年夏「70」までなんと謎の5回連続抽選漏れ。
ようやく受かれた06年冬の「71」まで実に丸2年半コミケにはサークル参加出来ず。

今から振り返ってもこの丸2年半はキツかった。
お知り合いのサークルさんはコンスタントに受かられているにもかかわらず、だったので。
そして、そのお知り合いさんもこの間に一つ減り二つ減り…。
ようやく受かった「71」の頃にはもはや某Nさんの所くらいしか
ジェットxヴァージニアで活動されているサークルさんは残っていなかった、という。

今となっては(多少は)笑い話的に語れますが、当時は本当に空しいやら悲しいやらで…。
しまいには、これが受かれた理由なのかは分かりませんが、
「71」の申し込みの折のアンケートに、

「二度連続して抽選漏れの場合は次には救済措置が行われるとのことだが、
 当サークルは実に5回連続で抽選漏れとなっている。
 ついてはその救済措置の適用基準及びその具体的な内容について
 次回コミケットプレスで記載されるか、あるいは、その内容を記した文書を当方宛に
 配達記録郵便にて送付せられることを強く希望する」

なんてことを書いたトカ。
いやぁ、なんだか暗い情熱だわ(苦笑)

夏コミは受かれるといいなッ!!


2008年01月18日(金)
■海の向こうからやってきたアイツ■
このところの「いつも通り」(!?)に、終電ギリギリまでの残業。
そこそこヘロヘロで深夜に家に帰り着き、玄関前でBROMPTONを畳み、玄関に入った所にヤツがいたッ!!

ヤツ
↑ヤツ

子犬です、そう、子犬!!
そして、そのおうちと思しき中にお布団を敷いた段ボール箱。

しかもこの犬、なんだかやたらと人懐っこい。突然入ってきたアヤしいおっさんおにいさんに
なんの警戒もせずに尻尾振り振り寄ってくる訳ですもの。その上ぺろぺろかみかみ。
そして、こちらはこちらで、この子が何故ここにいるのやらなにも分からないにも
関わらず、生来の犬好きでもありますし、見事にその可愛さに籠絡されているわけです。

その後、親に話を聞いたところ、親父が買ってきたとの由。
職場のある徳島のお店で。そして百数十キロを親父の車で運ばれてきた、と。
しかも、夕方に会議があったにも関わらず、「緊急に人と会わないといけなくなった」
ということで若手に任せたんだとか(:-p なかなかの策士(?)ですな。我が親父。
ちなみに、12月1日生まれ、生後一ヶ月半ちょっとの柴犬のオス。

前の飼い犬のちびころが5年ちょっと前に亡くなって以来、
しばらくはその想い出もあるのでなかなか「次」という気分でもなかったのですが、
さすがに最近はその想い出も笑顔で語り合えるようになり、
むしろ何かその手の愛玩対象がいても悪くはないな、という思いになりつつはありました。
というわけで、以前からちょこちょこ話はあったのですが、
実際新たに飼うとなるとそれなりに覚悟もいるので微妙に二の足を踏んでいたわけで。

ですが、実際にこうして目の前で子犬が尻尾を振っているだけで十分なのです。
二の足を踏んでいたことなんぞ何処かに飛んでいってしまいましたとさ。

オスということでメスだった前のちびころと比べると随分のやんちゃな様。
実は明日も朝から仕事があるにも関わらず3時過ぎ頃までいじったり眺めたりしていましたとさ。


2008年01月19日(土)
■愛情一杯夢一杯■
朝から仕事。
姫路やら三木やら小野やら。
兵庫県は播磨を走り回っていました。

が、微妙に上の空。
理由は明白、家で待つ(?)わんこ故。
まぁ、無論仕事はちゃんとやりましたよ?

 # ちょっと、家に嫁さんやら子供やらが待っているお父さんの気分?
 # や、まぁ、一応、本来は普通に家庭を営んでいても悪くはないはずのトシゴロなのですけど(苦笑)。

で、晩9時頃に帰ると大歓迎してもらえましたよ。
どれくらいかというと微妙にジーンズの裾に穴が開くくらい(^^;

昨夜の時点では、まだまだ歩くのも微妙にたどたどしい様子だったんですが、
今日はもうぴんこぴんこと跳ねています。このくらいの子犬は一日一日成長しますものね。
それにしてもやんちゃなことしきり。おうち(というか段ボール箱)の中の
お布団をくわえて引っ張っておうちそのものを移動させたり、と。
この調子で成犬になったらどうなるのやら…。

親の話によると、昼にはもっと大騒ぎだったとの由。
親父が庭で作業をしていたらしいので、その近くでうろつかさせていたらしい。
走り回るわ、跳び回るわ、トカゲをハントするわ……、と大変だったとのこと。

ただ一つ気になったのは人懐っこ「過ぎる」こと。
近くに座って様子を見ていると、近付いてきて足に擦り寄ってくる。
しまいには抱いて欲しいらしく、こっちの懐に鼻を突っ込んできたりする。
その上服やら手を舐めたり軽く噛んできたり。

うちのわんこはこの子で三代目なんですが、
これまでの二匹はここまでではなかったんですよね。

で、一つ思い当たったこと。
これまでの二匹は近所なりの飼い犬が産んだ子供を譲り受けていたんです。
が、今度は初めてペットショップで買ったわんこ。
もしかすると両親や飼い主やらの「愛情」にあまり触れられていないのかな、と思うんです。
何しろ前述の通りの様子。「人懐っこい」というよりはむしろ「甘えた」の風情。
それは翻ると「淋しさ」の裏返しではないかな、と。
愛情やら暖かみやらにある種飢えている部分があるんじゃないでしょうか?

話によるとペットショップで子犬を売る場合は
遅くとも生後1ヶ月半くらいまでには売り始めるとの由。
2ヶ月以上経つと要するに成長しすぎて子犬として「可愛くない」ので売れないから。
が、生後1ヶ月半まで、となるとまだそれこそ母犬に甘えていたい、
親離れし始めるにしてもまだまだいざとなると近くにいたいでしょう。
それを仕方がないとはいえ早くに母犬と引き離されてしまう。
それが影響しないわけはないんじゃないか、と。

人にせよ犬にせよ、やはり愛情一杯の下で育ててあげなくちゃね。

明日は一日家にいてわんこと遊ぼう。


かみかみ中
かみかみ中

2008年01月20日(日)
■わんことの一日■
すっかりわんこの成長日記になりつつある「ボクらの歴史」ですがみなさんお元気でしょうか?(笑)

というわけで、昨日の宣言通り(?)、今日は日がな一日わんこと遊んでいました。
最初は玄関で、次いで庭で、雨がちらついてきたのでまた玄関で、と。

で…、確かに大層なやんちゃさ加減です。
庭で離しているとそれこそ弾丸かの如く走り回っていますし、
落ち葉の山の中で冬眠している皆様が愛してくれた私ですぞーなトカゲを追い立てては
寝ぼけているところハントしたり。というか、丸呑みはどうかと思うの…。
まだご飯もミルク程度なのに…。

とはいえ、午後辺りからはさすがに走り回り、跳び回って疲れたのか、
布団やら私の手の中やらで居眠り気味。

これもまた不思議…、というか意外で、
先代のちびころはあまり人に抱かれるのを良しとしなかったんですよね。
どちらかというと苦しそうで、身をよじらせて腕の中から脱出しようとしたものでしたから。
自ら人の腕の中に収まり来るなんていうのは想像もつきませんでした。

成長していけば変わっていくのではないかとは思うのですが、
正直どう対処していいのやら少々困惑気味。

ある程度は優しくしてやるべきだとは思うのですが、
この子の望むとおりに優しくし過ぎるのもまた何か違うんじゃないかな、と。
生まれ育ちの境遇は確かに同情されるに然るべき部分はあるとは思います。
ですが、それも過ぎればただ甘えさせているだけになってしまいかねない。
わんこのワガママに振り回されているだけになりかねないかな、と。

昨今はそれこそ「飼い主の手を噛む」様な飼い犬が増えているとの由。
それはもしかすると、飼い主がこういう「甘えのワガママ」を
無条件に聞いてしまうところからきているのではないでしょうか?

犬というのは結構ヒトとの上下関係を明確に判断するといいます。
一般に犬は飼い主の家族の中での自らの位置を
「末っ子の子供のちょっと上」程度と認識するらしいです。
そして、一度そう認識すると基本的にそれに従うとのこと。

ところが最初の段階で、犬に、
「コイツら、俺がワガママ言っても幾らでも聞いてくれるぞ」だとか
思わせてしまったが最後、勝手に自分の順列を人間よりも上、と
認識してしまいかねない。すると飼い主が何を言っても聞かなくなってしまいかねない。
それこそ一生ずっとワガママを言い続けるような犬になってしまう、と。

と、まぁ少々悩みはしたのですが、
あくまでもヒトはヒトとして自らの生活を乱されない範囲で可愛がってやろうかと。
そして可能な範囲、程々な程度でキチンと愛情を注いでやる。
それでいいんじゃないだろうかな、と。
実際これまでもそうしてきましたものね。

もっとも、寂しそうな目で構って光線を照射されると
思わず可愛がってしまいたくなるのですけれど(^^;

あ、ちなみに名前はまだ決まっていません。

初代(雑種)は「チロ」、二代目(紀州+柴)は「ちびころ」ときたのですが、
分かりやすく(呼びやすく)、変でなく、かわいらしく(もしくは格好良い)名前、
そういうのはないのかなー、と思案中。

個人的には和風テイストでいきたいところなのですが、
なかなかいいのを思いつかないんですよね。

初対面の時にiPodで聞いていた「子連れ狼」から「大五郎」とか、
記紀から「タケミカヅチ」「オモイカネ」とか、
あとは徳島の「ポッポ街」で買った子なので「ぽっぽ」とか、
徳島の蜂須賀公にひっかけて「はっち」とか…。

ぼちぼちは考えているんですけどねー。
何かいい案があれば是非アドバイスなどよろしくッ!!


さーちんぐ
さーちんぐ

もっとさーちんぐ
もっとさーちんぐ

囚われの博士
囚われの博士

かきかき
かきかき

かみかみ
かみかみ

立ちッ!!(ちょっとえらそう)
立ちッ!!(ちょっとえらそう)


2008年01月25日(金)
■とりあえず一週間■
わんこがやってきて今日で丸一週間。

この一週間、仕事中も微妙に気もそぞろ。
内心出来うる限り早く帰りたい、と思いつつも仕事量そのものはいつも通り。
そしてそれをこなす自分の能力も普段と何ら変わりはしません。
ですから結局は普段通り、そこそこ(もしくは派手に)遅い帰宅。

そして、帰宅後はなんやかやとずっとわんこに構っているので、
なんだか他のことが色々と停滞気味になっていますよ(^^;
やりかけのゲームが増えていきますし、物書きもほとんど手つかず。

基本的に帰宅後就寝までは、

帰宅->晩ご飯->わんこタイム->風呂->寝る

で終わってしまいます。

なにしろ、「子犬のいる生活」というのが随分と久し振りですから、
まだまだ「非日常」、特別な時間なのですね。
徐々に「当たり前の時間」になっていけばまた違うのかも。

で、そのわんこですが、ホントやんちゃでワガママで大暴れ。

最初の数日こそ多少はおとなしかったのですが、
数日経って慣れてくるに従って周りのあらゆるものを
舐める、噛む、引っ張る、抱え込む、持ち歩く。

 # 無論しまいには小便だの大便だの、なわけですが。

なんだか家の中が壮絶になっておりますよ。

もっとも、私は朝出掛ける前にちょっとと帰ってからしばらくの間直面するのみ。
ほとんど相手をしているのは家にいるお袋。
そういう意味では私なんざ気楽なものなのやもしれませんが。

■飼い主バカ■
そんな言葉があるのかどうかは知りませんが、「親バカ」の応用形ということで一つ。
というわけで、会社の端末のデスクトップはこんな。

2008年01月26日(土)
■やっぱりわんことの一日■
わんこがやってきてから2度目の週末。

明日は少々徳島にお出掛けの予定なので
今日の土曜日、存分にわんこで遊んでおきます。
さらにカメラを手に写真も撮りつつ。

さて、この一週間。

子犬は三日見ないうちに育つ、などとも言いますが、
うちのわんこも例に漏れず、どんどん成長中。

まず目立つのは足がのびたこと。
先週末だとどうにも足が太短くて、
なんだか寸足らずというか、ずんぐりむっくりな感じでした。
ところがこの一週間でその足の太さにある程度(あくまで「ある程度」ですが…)
見合う長さになってきたように思います。

ちなみに、前のちびころは結局最後太短いままだったんですけども。
もっともそれが故に何とも言えない可愛いフォルムだったわけで。

後は多少耳が立ってきたかな、と。
先週末段階ではまだぴっち「ふた」がされているような感じでしたが、
今だと鉛筆だとかペンだとか入りそうな、入れなくなりそうなくらいの
「隙間」が開いていますから。
もっとも、当のわんこはみみを触ると何故だか起こるのですけれど。

まぁアレですよ。
やはり親バカならぬ「飼主バカ」絶好調中なのであります。


たべてます
たべてます

ちょこなんと
ちょこなんと

山に挑む
山に挑む

もいっちょ挑む
もいっちょ挑む

かんでます その1
かんでます その1

かんでます その2
かんでます その2

かんでます その3
かんでます その3

かんでます その4
かんでます その4

かんでます その5
かんでます その5

かんでます その6
かんでます その6

2008年01月27日(日)
■ヒトの街からわんこやにゃんこに■
朝から日帰りで徳島へ。
シンガーソングライター皆谷尚美さんのライブです、昨年11月以来。

皆谷さんのライブにはよく足を運んでいる訳ですが、今回はちょっと毛色が違います。
所謂「チャリティライブ」。主催はNPO「動物福祉活動」。

昨年来地元マスコミでも取り上げられている阿南の山中での50匹かなの犬の大量飼育
その犬たちを救う費用集めのためのチャリティとのこと。

実は、私自身は「チャリティ」や「募金」、「署名」といった類は苦手。

無論、ちゃんとした理想や目標を持ってキッチリやっている人がほとんどだとは思います。
ですが、その一方である種の「善意の押し売り」をする人も多く。
「自分はこんなに高い理想に基づいてやってるんだから賛同しろ」というような
ある種の「傲慢さ」を感じさせる活動や活動家。

というわけで、これまでは好きなうたうたいさんのライブでも
チャリティ要素がある場合は正直少々避け気味でした。
実は今回のこのライブも直前まで悩んでいました。
にも関わらず足を運んだのはやはり久方振りに自分で犬を飼い始めたというのが大きかったから。

更に、以前から近所のいい加減な飼い方の猫を見続けており(この辺トカこの辺)、
「飼い主サイドの無責任さ」について腹を据えかねていたということも大きく。

■沢山の度し難さとちょっとの希望■
このところのここを見れば分かるかと思いますが、私も無類の犬好き、動物好きです。

ですから、今現在もどこかの施設で犬猫が殺処分されているという事実はやはり感情としては「嫌」です。
ただ、だからといってただ単に「かわいそうだから殺すな、生かせ」で片付く問題じゃない。

各地の犬猫の一時保管施設には日々新たな犬猫がどんどん収容されています。
それを突然処理するな、なんてことになれば施設はあっという間に犬猫で溢れかえってしまう。

だからこそ、今回の主催されているNPOさんなんかは
そもそもその収容される犬猫の数そのものを減らす方策を模索しておられます。
つまりは飼い主サイドの意識の向上。

実際、そうした施設に持ち込まれる犬猫達、
獰猛な野犬とかならまだ分からなくもないですが、捨てられたもの、
あるいは生まれたはいいけれど世話が出来ないので持ち込まれるものが少なくないといいます。
まさに飼い主サイドたる人間の勝手な都合。それをなんらか改めさせていけないか、というもの。

ペットを飼うということ。
ペットといえば「かわいい」だの「癒される」だの、いい面ばかりが喧伝されがちです。
特にマスコミや何かでは。

ところが、実際に飼ってみるとこれがなかなかに大変。
実際、今のうちのわんこもそうですが、暴れますし、鳴いたりするのもあくまで犬猫の気分、都合。
それと付き合っていかなきゃならない。しかも相手は生き物。
短くて数年、長ければ十数年付き合い続けることになるわけです。

そこには最期の最期まで付き合う、付き合いきる「覚悟」が要ります。
飽きたから、面倒だから、そんな自分勝手な理由で
最新流行のファッションを追う様に勝手に飼って、勝手に捨てる。
そんな身勝手が許されるでしょうか。
しかも相手はいざ放り出されてしまっては自らで生きていくことは困難。
そして、彼らをそうしてしまったのは我々飼い主の都合、興味本位の行動。

「ペットを飼う」ということの大変さ、その重さ、それをキチンと認識した上でないと
ペットを飼う「資格」はないんじゃないか、そう思います。

ですが、だからといってそんな現状を変えられるような「何か」が
今現在の私に出来るとも思えず。(この辺ある種の「欺瞞」だなとも思えますが)
ですからとりあえず自分の出来る範囲でうちのわんこをキッチリ飼い通すところからはじめようかと。

■歌声のチカラ■
さて、ライブそのものですが、なかなかに楽しかったです。

皆谷さん以外は、高知のシンガーソングライター芳花さんに、地元のアコギデュオのピーダラジーさん。
芳花さんは何とも言えない伸びやかな歌声になんとなしに圧倒されましたし、
ピーダラジーさんは弾けそうな(むしろ弾けてる!?)元気な若さが感じさせられる歌。
三者三様で一粒で三度美味しいライブでした。

そして、動物の為のチャリティライブで聴く皆谷さんの「ヒトの街」、なんだかグッと来ましたよ。

夕方6時台の高速バスで帰路に。
6時間ほどといつもにもまして短い滞在でした。

そして、家で迎えてくれたわんこの歓喜がなんだか嬉しく。



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