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ボクらの歴史[2007年12月の歴史]
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2007年12月03日(月)
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■師走の空の下…■
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12月になりました。
先生とサラリーマンが走ります。
さて、昨日一昨日と現地調査でした。
拘束時間33時間、で。
現地は海側から六甲山をトンネルで抜けた裏側にある某店舗。
なんというか…「一応」神戸市内とでもいいますか。有馬温泉がほど近い辺りですね。
道すがらの六甲山は紅葉がなかなかに綺麗。
少々セピアがかった見頃は少し過ぎたかな、というくらい。
ですが、それ故に赤に黄色に緑に…とカラフルではあるんだけれど落ち着いた色調。
快晴の空やかいま見える海の青とのコントラストがなかなかによかったです。
今年は時間が取れずちゃんと紅葉を見られる機会はなかったので、
「これで今年の紅葉狩りはできた、ということで」、とか同行の社員さんと言っていましたとさ。
朝9時半頃に現地入り。最初はその社員さんと調査。
蜘蛛と対決したり、何故か屋根の上に散乱している獣の骨の干涸らびたものを踏んでしまったり。
夕方からは私だけが残り、24時間の騒音調査。
もっとも「24時間」といっても常時張り付いている訳ではなくて、
毎正時から10分間x24回の調査。残り50分間は休憩。
つまりは、拘束24時間、実働4-5時間、ということになりますね。
と、算盤で時間を弾くだけですと比較的楽かのように見えるやもしれませんが、
これがなかなかに大変。大半が休憩とはいえ、調査地点から下手に離れるも叶わず。
トイレ…は、お店のものが使えますが、お風呂は入れませんし、
寝るのもワゴン車の床にキャンピングマットを敷いてシュラフにくるまって数十分程度。
最初のうちこそ本を読んだり、音楽を聴いたり、小説のアイディアを考えたり…と人間的?な生活をしているのですが、
そのうちに、「起きる->準備->調査->片付け->寝る(この間所要15分)」というあたかもタイマー制御の計測機械かの如き状態に。
# 某究極超人の「インターバルタイマー」とでもいいますか
しかも山間なので夜が冷えるッ!!
車の窓は内側からはびっしり曇り、外側からは一面の霜。
計測機器も10分あまり外に出しているだけで夜露で濡れてしまう。
昼間はまだ晩秋の風情ですが、夜はすっかり冬なのですね。
とはいえ、決して悪いことばかりではなく。
同じ場所に24時間いる、ということは時の流れとそれにともなう変化やなんかを目にすることができます。
昼->夕方のちょっとした日の光や空の色のちょっとした変化、
暮れていく頃のなんとも言えない空の色、
街で見上げるよりずっと明るく見える星の光とずっと暗く見える空の漆黒、
そんな空の下、静かに寝静まっている街、
たまに走りすぎていく道の車やバイクのライトの明るさ、
やがて空の漆黒が徐々に薄れ黎明の紫に、
さらにそこから少しずつ青く明るい朝の空に。
あとは、今回が騒音調査だったからなのですが、
いかに静かな夜とはいえ、無音というのは有り得ないということ実感できたこと。
確かに深夜に向かうに連れ、鉄道は走らなくなり、車も減り、家々からの生活音も聞こえなくなります。
それでもせいぜい静かになって30dB台の後半。
風も鳴りますし、秋と比べるとほとんどないものの虫も鳴きます。
家々や24時間営業の店舗の暖房や冷凍冷蔵庫の室外機も低くうなっています。
深夜や早暁であってもなにかしら音を立てているものがある。
その事実が数字の形で見られたというのはなかなかに興味深く。
そんな様子をずっと見るでもなく見ている。聞くでもなく聞いている。見ていられる。聞いていられる。
こういうのはなかなか経験できることではないですよね。
少なくともやろうと思ってやることではないですから。しんどいもの(苦笑)
そういう点では仕事で「やらざるを得ない」環境に置かれるというのもそれはそれで貴重なのやも。
いやまぁ…、キツかったですよ?
帰宅後はお風呂を済ませたら晩ご飯すら食べず、8時前には寝てしまった程。
中学生の頃以来だよ、こんな時間。
でもそんなキツい仕事でも、「やってられるかぁッ!!」と文句を言っているよりも、
こんな様に「それなりに楽しむ」というスタンスでいるというのは大事なんじゃないかな、と。
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2007年12月08日(土)
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■強制起動■
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連日終電ダッシュクラスの超!残業続きだった今週。
無論、金曜日も深夜の帰宅。
で、今朝。
明日は仕事なのですが今日はお休みなのでゆっくりしているつもり…だったのですが…。
朝一番に母親に叩き起こされましたッ!!
せっかくの休日、たまには有意義に過ごせとのお達し。
いや…、だから有意義にダラダラしようかと…、そう思っていたのです…が……。
高校生やら学部の子を起こす親ならまだしも、
曲がりにも社会人な子をそういう理由で叩き起こさないで欲しいのですよ。
てなわけで、3時間睡眠な寝不足状態で強制起動(って何…)
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■有意義な週末の過ごし方■
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と、そんなこんなで時間があったので原稿を……と思ったのですが、
社会的生活充実の第一歩(?)にベタ遅れになっている喪中の葉書の準備を。
いやまぁ…どうしても年末は色々と忙しいので
ここ数年まともに年賀状を出せていなかったのですよ。
さすがにこれ以上の音信不通はよろしくないかなーっと。
で、まずは住所録のデータを………………
と思ったら先日クラッシュしたハードディスクの中だったらしい…。
しかもバックアップは3年前の年末のものしかなく。
仕方ないのでそれをベースに新たに入力し直しましたとも。
なんやかやで完成時点でで既に夕方。
で、その後は晩ご飯を作ったりしていてあっという間に夜に。
で、夕食後、一気に印刷を〜と思ったら喪中用の葉書が分厚い目なので
メインのレーザプリンタでは紙送りが出来ず。
ならば、とサブのインクジェットプリンタを…と思ったら…
しばらく放ったらかし気味だったのですっかりインクがすっからかんに。
しかも予備もなく。そして既に買いに行けるお店もないような時間帯。
というわけで、結局一日かけたにもかかわらず結局完成せず。
有意義だったのか、そうでなかったのかなかなかに微妙な休日でありましたさ。
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2007年12月11日(火)
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■「姫路にはもう銀河鉄道は来ないわ…」■
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というネタは既に以前にmixiでやったのですが、敢えて。
日曜日は姫路に調査のおしごとでおでかけ。
現地からちょうど姫路市営モノレールの軌道跡が望まれてちょっと得した気分。
廃止から30数年を経た今現在もその軌道跡は天を渡り、
うねうねとのびています。なんだか不思議なモノ。
まるで「銀河鉄道999」の銀河鉄道のカタパルトレールの様にも、
所々撤去されているので「門」の様にも見えます。
そしてその朽ち方になんとも言えない背徳的なものを感じてしまったり。
(広義の)廃墟の魔力、とでも言いますか。
帰りに姫路駅までブラブラ歩いていると、
住宅地図にこれまた20年程前に廃止されている国鉄飾磨港線の表示が。
既にその線路跡は折からの姫路駅高架化工事と山陽電鉄線の付け替え工事の進行で
ほぼ完全に姿を消しています。でもこの地図の中ではまだ存在している。なんだか不思議な気分。
写真もちょびっと撮ったので近日中に載せようかと。
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■「これは演習ではないッ!!」■
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会社帰りにJR鶴橋駅で事前予約で申し込んでいた年末上京用の切符の受け取り。
ちなみに往復とも「サンライズ」のシングル個室が取れました。
で、近鉄のホームに上がると、なんだか空気が変。
スピーカというスピーカからけたたましいサイレン音が鳴っています。
構内放送では特に説明もないので、お客さんは「すわ何事かッ!!」な感じで気もそぞろ。
帰りの列車の車内放送によると、駅構内で線路内に侵入した馬鹿な人がいた、との由。
あのサイレンはそれに対する警戒音だった、というわけですね。
そしてその侵入で各線に5〜10分程度の遅れが。
私の奈良線も例に漏れず、個別の列車が遅れている上に、
石切駅での緩急連絡が上手くいかなくなってしまっており
結局家に帰り着くのが20〜30分程遅くなってしまいましたとさ。
折角久方振りに19時台に帰り着けるとか思ってたのに。
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2007年12月22日(土)
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■変わるもの変わらないもの■
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10日ちょっと振りです。
おしごとの大きい目の業務の山が昨日で、そこに向けて部内全体が先週今週とてんてこ舞いでした。
私はその業務には直接は関わっていないのですが、その分他の通常業務のフォローをやらざるを得ず。
今週なんぞ4日中3日が終電帰宅でした(月曜は出張)。
そんな中、先週末土・日・月と愛知に行っていました。
土曜は安城での山本正之先生の「リクエストショー」、
詳しい内容については書けないのですが、楽しい時間を過ごせました。
終了後は名古屋に移動、手羽先をむしゃむしゃしてました。
翌日曜は仕事兼プライベートで名古屋市内及び東部丘陵エリアを自転車でウロウロと。
もっとも、仕事の資料収集で寄ったはずの愛知県図書館に数時間こもってしまったりもしましたが。
だって、飯田線絡みの資料がてんこ盛りだったんですもの。
月曜日は仕事で瀬戸市に。「せともの」の街ですね。
この街には友達が住んでいたので学部時代に何度か足を運んだことがあります。
当時から数年が経っているのですが、あまり様子が変わっていなくて一安心。
が、帰路に通った愛環線・リニモの八草駅界隈、当時とすっかり様子が変貌していてしばし呆然。
去年だったかに愛知万博があったエリアですからまぁ変わっていて当然といえば当然ではあるのですが、
なんだか自分の心の中に残っていた風景とのあまりのギャップが…。
駅前に転がっていたポストを拾って彦根の下宿に持ち帰った頃の八草駅ではないのね、と(苦笑)
先月の彦根、そして今回の瀬戸及び八草界隈。
普通に時が過ぎゆくだけならそうそう突然に変貌はしないんですよね。
もっとも、少しずつ、少しずつは変わっていって、
十年、数十年経てば「すっかり変わったね」」ということになるんですが。
そう、そこに「変えよう」という意志が存在しなければ、ですが。
一方で八草やその先の海上の森(万博会場)には「万博」という意志が存在した、と。
最近昭和30年代辺りの回顧が流行っている様子ですが、
あの時代より後、30年代後半から40年代の所謂高度経済成長時代もそうですね。
「変わらなければ」「変わるのが正しい」と思いこまれ、
それまであったものがすっかり変貌を遂げてしまった。
そこにどんな意味や価値があったのか、ということに思いを馳せることもなく。
そして、そういったものに思いを馳せていなかったが故に
とりあえず真新しいもの、これまでと違うもの、ということで日本中あちこちに
無駄に巨大な建造物が雨後の筍の如くに乱立することになった。
従来の街の美観からは完全に逸脱したようなものが。
そして、いずれの街もどうしようもない美しくない街に成り果ててしまった。
私は別に変化そのものを厭う訳ではありません。
時間が制止したように何も変わらない、というのもまた変ですから。
ただその変化のスピードがはやすぎるのもどうかな、と思うんですよね。
ゆっくり少しずつ変わっていって、「ああ、以前より良くなったよね」と心から思える
そんな変化であって欲しいな、と思います。
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■大坂冬の陣■
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来月の「COMIC CITY大阪67」の参加証が届きました。
# 確か先週中だった気がするのですがまともに郵便物をチェックしていたかったので(^^;
スペースは、
6号館Cゾーン は13b
との由。6号館の2階です。
一番大きな6号館ですが、配置されるのは随分久し振り。
多分「幻水III」ではじめて大阪CITYに参加した頃とかそれくらい。
もっとも、大きすぎる故にそれこそビッグサイト同様に風通しが悪いだの
2階だと熱がこもるだのと色々難点があるので個人的にはあんまり好きではないんですけれど。
足を運ばれる方よろしければいらして下さいな。
新刊…はなんとかしたいところ。
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2007年12月24日(月)
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■こんな三連休■
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三連休。
1日目の土曜日。
先週があまりにあまりの多忙さだったのでお昼前まで寝てました。
あとはちょっとだけ部屋を片付けたり小説をちまちま書いたり。
2日目の日曜日は終日姫路市内某店の調査。
始発気味で出発、終電で帰宅、とかそんな感じ。
前日と比べると多少寒さは和らいで穏やかな一日でしたが
さすがにほぼ丸一日外にいると身体が冷えること冷えること。
夕方〜晩と進むにつれて疲れも蓄積され、それに伴って眠気も。
最後の数時間はあまりにつらいのでドリンク剤でドーピング。
その効き目たるや凄まじく。ココロは睡眠を欲しているにも関わらず、
身体が眠らさせてはくれない、そんな感じ。なんだか気持ち悪い。
3日目の月曜日、クリスマスイヴ。
前日がそんなだったので、土曜日よりもがっつり寝て、起きたのはお昼の2時頃。
正に泥のように寝てました。部屋の明かりはついたまま、ラジオも流したままで。
遅い目のお昼ごはんを済ませて大阪に。
まずは心斎橋のそごうへ。
お歳暮…には少し遅いのですが、今年お世話になった方に贈り物を。
贈り物の類は「自分が好きなものを」と決めているのでマリアージュのお茶で。
その後は日本橋に移動。
電話帳……もとい、来週に迫った冬コミのカタログを買おうかと。
実は夏コミの折、直前に買おうと思ったらどこの店も売り切れで買えず、
結局当日ビッグサイトで買う羽目に。
そこで、今回は事前に予約をしておいたのですが、
今度は引き取りに行く間が全くなかったという。
が、とらだのめろんだのをまわってみたのですがどこもかしこも既に冊子版は売り切れ。
なんとか見つけられたのはアニメイトで。
以前は直前でも結構どこででも買えた様な気がするんですけれど。
あとはハガレンの最新刊とか買って帰宅。
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■地球に優しくない私■
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ちなみにコミケのカタログは冊子版派。
いつも事前に十分チェックの時間が取れない、というのがまず大きいのですが(^^;
もともと私のコミケの参加の仕方は、
目当てのサークルのスペースを調べてそのポイントポイントをまわる、というパターンではなく、
おおむねのジャンルのみ把握しておいて、後はその場でよさげな本を探してまわる、という感じ。
ですから、CD-ROM版の特徴の検索性の高さを生かせませんし、
むしろジャンル全体でどんなサークルさんが参加しているのかというような
横断的な見方が出来る冊子版の方がありがたいんですよね。
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2007年12月28日(金)
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■納まらない仕事納め■
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仕事納め。
…のはずだったのですが最近の仕事に結構致命的なミスがあったことが発覚。
丸一日その対応に追われることに。他の社員さんは掃除をしていたり、
納会でお酒を飲んでいたりするのですが、私はひたすら仕事。
にもかかわらず結局タイムアップ。微妙に来年に持ち越しに。
その後は部の忘年会だったのですが、私は言うまでもなく、
他の社員さんも先日書いた業務がまだ完全には片付いておらず
微妙に来年に宿題を残し気味なので今ひとつ「年末」という感じがせず。
よってなんだか今ひとつ気持ちよく飲めない酔えない風情。
料理やお酒は美味しかっただけにちょっと残念。
23時過ぎ頃に解散。
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■[冬コミ:往路]テンション低き旅立ち■
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その足で大阪駅へ。「サンライズ」で上京、冬コミです。
が、そんなこんなで今ひとつ年末、冬コミという感じにならない。
どうしてもテンションがあがってこない。
仕事面では様々な業務が見事な程に途中。
それが「年の瀬」という暦の理由で一旦サスペンドされただけ、
というような格好ですから。年が明けてそれが一気に動き出したときが恐ろしい…。
しかも、年始ののっけ5〜8日は調査で出張。
ですから帰ってからのスケジュールがさらにタイトに…。
さらに同人面ではやはり自分のサークルが受かれていないのが大きく。
お知り合い各方面に委託はお願いしたので置いてはもらえるんですが、
なんだか「がんばろ〜ッ!!」ってな感じで盛り上がれなかったのは如何ともし難く。
そんなこんなで結局この冬も新刊はなし。
来月のCITY大阪に持ち越しになりました。
よって、「サンライズ」の車内でも比較的ゆったりと。
忘年会でそこそこ飲んだにもかかわらず、やはりちょこっとお酒を買い込んでちびちびと。
残念ながら雨模様なので星空は全く見えないのですが流れゆく夜景を 眺めつつ。
野洲山の山容が闇の中に見えたのが最後の記憶。
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2007年12月29日(土)
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■[冬コミ:1日目]雨降りコミケット■
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「サンライズ」、定刻で東京駅着。
都バスでビッグサイトへ。ほとんど待ち時間ゼロ。コミケじゃないみたい。
ビッグサイトには8時前頃に着。東館の一般入場列に。
東京は雨。概ね予報通りというところですか。
もっとも、常時降っているわけでもなく、たまにそこそこまとまって降る、という感じ。
一般入場列に並んでいる間も、雨合羽を着込んでのちゃんとした対降雨装備でいくか、
それとも、降っている間のみ傘でしのぐかがどうにも微妙なところ。
一般参加で雨、というのは4,5年前の夏コミでありましたが、
あの折はそれはもう壮絶な降りで、頭の先から足の先までぼっとぼと。
会場入り出来た時点では、いい男ではないですが派手に水が滴っておりました。
それと比べるとホンのお湿り程度の雨です。
10時の開場後10分ほどで会場内に。
早速目当てのサークルの本を買いに走り…はせず、
とりあえずまずは荷物の組み直し。
「サンライズ」でしっかり寝すぎてしまい、
荷物をちゃんと「買い」シフトにしていなかったんですね。
「戦場」は概ね東4-6ホール。RPGとかその辺り。
他は若干東1-3に行った程度。結局西にはまわりませんでした。
というかですね、後半は委託をお願いしていた鳴海さんのとこに居着いてました(笑)
本来はウチの指定席気味なお隣のサークルさんがお休みなのをよいことに。
# むしろウチの本を並べたい思いが沸々と…
で、気付いたこと。
最初はWAだけかな、と思ったのですが、なんだかRPG全体のサークルさんの数が
少なかったように感じました。WAも島の半分くらいでしたし、テイルズシリーズが二島ほど、
幻水も2,3島程度、と。RPG全体が元気がないのか、それとも何か他の原因があるのか…。
WAもせめて1島程度はないとちょーっと盛り上がりに欠ける感があるんですよね。
なんかさびしい。
終了後は流れで東京駅の駅ナカでみなさんと晩ご飯。
なんだかちょうど1年前にしんさんと来たお店だったり。
みなさんテンションが高いコト高いコト。飲んべえは見事に隔離されておりました(違
21時過ぎにお開き。
宿は本郷の朝陽館本家さん。
旅館です。和室です。広いお風呂です。でも料金はリーズナブル。
のんびりゆったりさせてもらいました。東京遠征時の定宿にしようかしら。
そして、この時点では気がついていなかったのですが、
実はとんでもないポカをやらかしていたのです。それに気付くのは明日のこと。
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2007年12月30日(日)
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■[冬コミ:2日目]wa・su・re・mo・no■
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出発前にコインロッカーに突っ込んでおく荷物と現地での荷物の二つに分けます。
そしてその時点で気付いたとんでもないこと。
昨日会場で忘れ物をしたッ!!
それもJornada680sと小説用のネタ帳(なぜかアニメ版CCさくら柄)の入ったポーチをッ!!
私の小説書きの概ねのやり方。
まず一番最初の段階でネタ帳に思いつくことやセリフ、ちょっとしたシーンなんかを殴り書き。
それを整理した上でJornada680sでざっとしたストーリを打つ。それをPCで整形・清書・編集。
ですから、件の忘れたポーチは小説を書く上でなくてはならないもの。
しかも、まだ形になっていないアイディア段階、あるいは書きかけの小説もネタ帳にも
Jornadaの中にも残っているという。
しばし頭を抱えてしまいましたが、今ここで悩んでいても仕方ないので宿を出発。
ビッグサイトを目指します。
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■[冬コミ:2日目]もう一人のワタシ■
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今日はお知り合いのしあきさんのところで売り子のお手伝い。
東京駅のコインロッカーに荷物を突っ込み、昨日サクッと移動できたので都バスで会場へ…、
と思ったのですが、昨日と比べるとどうも列が長い。そして列の進みが遅い。
様子を見ると、どうも昨日と比べると一台一台のバスに詰め込む乗せるお客さんの数が少ない目。
なんとかバスに乗れた時点で8時半前。待ち合わせは8時半にビッグサイトですから遅れるの確定。
それどころか、会場に着くと一般列の移動のために会場入口前への道は既に閉鎖されている状態。
スタッフさんに頼み込んでなんとか通してもらえましたが次からはないようにしないと…。
しかも、前回に続き2回目ですし。気をつけないと。
やっぱりバスだと微妙に時間が読めないので、鉄軌道にするべきなのやもしれず。
普段?は三日目の創作少女ですが、今回は二日目。
それでなのかなんだか少々人の流れが、更には本の売れ方も違う様子。
普段より少し売れ行きがいい感じなんですよね。
やはり、「創作少女」ジャンルではありますし、
女の子日の方が需要と供給が一致する、ということなのでしょうかね。
もっとも、最初の内は新刊よりも近刊のメガネ本の方が出ていたりするわけですが。
………みんなメガネっ子好きなのね(笑)
買う方は昨日から若干セーブ気味で終始していたのですが、
お昼過ぎ、頭の奥の方で何かが囁きました。
そして、何かが弾けました。ええ、そんな気がします。
そして、気が付くと、近場の創作少女、近くの創作文芸に歴史etc...etc...で
ガンガン買い漁ってしまう私がいます。そして築かれていく本の山。
もっとも、その山の高さが増すに連れて微妙に気が沈んでもいくのですが。
あぁ……、自分馬鹿だ、って思ってしまって(苦笑)
結果、昨日分と合わせて小振りの段ボールにちょうど丸一箱ほど。
往時とは比ぶるべくもないですが、久し振りに思い切り買ったような。
そんな「戦い」を繰り広げている内に16時、二日目の終了。
そして、二日目までの参加の私にとってはコミケット73そのものの終了。
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■[冬コミ:2日目]俺の手の下に戻れッ!!■
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昨日の忘れ物、その後の顛末。
お昼前頃、一度インフォメーションに問い合わせてみたのですが、
その場のスタッフが把握している限りにおいては届いているかどうかは分からず。
2日目終了後の一斉返却の際に今一度聞いてみて下さい、との由。
終了後17時からの一斉返却。
しあきさんとるかさんには待ってもらい聞いてみました。
スタッフ:「忘れたものはどんなものですか?」
PAT:「えっと…、25cm×20cmくらいのポーチです」
スタッフさん:「中には何が入ってましたか?」
PAT:「あー、CCさくらのノート(実はちょっと恥ずかしい)…と、小さい目のPCです」
スタッフ「ハンドヘルドPC?HPの?」
PAT:「──ッ!! は、はいッ!!そうです!! HPのJornada680です」
スタッフ:「こちらでよろしいですかー?」
PAT:「はい!!これです!これ!!ありがとうございましたッ!!」
スタッフ:「よかったですね。これからは気をつけて下さいよ」
というわけでありましたッ!!届いてました!!助かりました!!
もうコミケスタッフに足を向けて寝られません!!
そして、そもそもちゃんと届いていたというのが僥倖。
届いていたはいいけれど、中身が空だとかいう事態も危惧していましたので。
中身のJornadaだけ持ち去られている、とか。
後発の最近の所謂スマートフォンの類なんかと比べますと
そのスペックでは及ぶべくもないのですが、このJornada、キータッチの秀逸さでは
今に至るも一日、いや二日三日四日…(中略)…の差がありますので
換えが効かないんですよね。換わるものがない。唯一無二。
これからはもっともっと大事にしようと思います。
そして、万一のことも考えて、ヤフオクやなんかで
同じJornada600系列、あるいは700系列を入手しておこうかと。
何はともあれよかったよかった。
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■[冬コミ:アフター]狂乱の宴■
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ビッグサイトを脱出後は東京駅へ移動。
晩ご飯はしゃぶしゃぶ食い放題。
もはやはっきりと「若い」とは言い切れない我々ですが、
いざ「食い放題」となると激しい勢いですな、いやいやまだまだ若い。
お肉は勿論、野菜もうどんも食べて食べて食べまくる。
更にはデザートのはずのアイスも途中からガンガン食べてるし。
しかもそれでいてまた濃い話も尽きることはなく。テンションも高く。
90分がなんだかあっという間でした。
夕食後はしあきさんはまだ「明日」がありますし21時前ちょっと早い目に解散。
お疲れ様でした。
帰りの下り「サンライズ」の発車まではしばらくありますので
駅構内の喫茶店で時刻表を繰ってみたり。
「サンライズ」の切符は明朝の姫路までなのですが、
なんとなくその先まで乗って軽い目に乗り回そうかな、とか考えたので。
が、取らぬ狸の皮算用。
ざっとのスケジュールを考えて、追加の切符代を用意しようと思ったのですが…、
ビッグサイトから送った買った本の荷物に残ったお金4万程も突っ込んでいたのでした。
というわけで真っ直ぐ帰ることに。
ま、大晦日にあんまり遊び回るのもなんですしね〜。
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■[冬コミ:帰路]銀河鉄道は遙かなり■
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帰路。
下り「サンライズ」は定刻通り22時に東京駅を発車。
例によって、流れゆく景色を眺めつつ、買い込んだお酒をちびちびと。
結構眺め慣れた景色なのですがやっぱりいいな、と思います。
東京発車後の街の夜景、それが徐々に少なくなっていくに従って見えはじめる夜空。
真鶴辺りの夜の海とそこに映った月の光。
往路は天気が今ひとつで楽しめなかった分改めてゆったりと楽しみます。
上段個室ですからベッドに横になると窓から見えるのは一面の星空。
しかも月が比較的細い目なこともあり、結構暗い目の星まで見えます。
まるで星空の中でも走っているかのよう。
普段ですと帰路の下り「サンライズ」は疲れていることもあり
比較的早い目に寝てしまうのですが、久し振りに時間が経つのも忘れてずっと眺めていました。
富士辺りの工場の光辺りまでは記憶にあるので、恐らくはそのあとで眠ったのでしょう。
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2007年12月31日(月)
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■[冬コミ:帰路]この冬一番寒い朝■
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「サンライズ」では大体の場合は勝手に目が覚めるのですが、今日は珍しく目覚ましに叩き起こされました。
やはりズルズルと遅くまで起きていたからなのかも。
まだ夜の闇の中の姫路でホームに降りると身を切るような、突き刺さるような寒さ。
ぴゅ〜っ、とマンガ的擬音でもなりそうな感じでとっさに待合室に駆け込みましたとも。
駅前のコンビニで前述の事情で少々心許なくなったお財布の中身の補充と食料の補給。
液体燃料はまだ微妙に残っていたので問題なく(苦笑)
山陽線を東に、大阪に向けて戻ります。
ちょうど舞子、須磨の海辺辺りで夜明け。列車の進む東の空がなんとも綺麗。
そんな光の中にちょうど明石大橋が見えるのがなかなかの妙。
巨大建造物も場合によってはなかなかいいものです。
微妙にどこなとに寄りたい気もしないでもなかったのですが
時間もまだまだ早いですし、その上に年の瀬のこの時期、どこが開いているわけでもなく。
駅そば屋さんまでゆっくりの開店だったのにはちょっとしょんぼり。
寒い朝に食べるのはまた格別なんですけどね。
そんな訳で、結局まっすぐ帰り、自宅には8時過ぎ頃着。
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■年の瀬の実感、未だ来たらず■
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朝ご飯を食べつつTVのニュースなど。列島各地の大晦日の風景とか。
あらためてもう大晦日なんだなぁ、と。
でもあくまでそうなんだ、と思うだけ。なんだかココロから納得出来ない自分がいたりして。
クリスマスも過ぎ、仕事納めも過ぎ、冬コミも終わり(3日目はまだ開催中ですが)、
流石にそろそろ年の瀬が実感できるのかな、と思ったのですがどうもまだまだ無理みたい。
紅白を流していても、ゆく年くる年を観ていても、年越しそばを食べていても
やっぱりなんだかまだまだ普通の日の晩の様な気分。困ったモノです。
まぁ、無理に年末気分に浸る必要もないのですが、なんだか損したような気分(苦笑)
そんなわけで、例年通り、「ゆく年くる年」を観つつの年越しでした。
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■2007年最後の本■
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2007年、最後に読了した本は、「グイン・サーガ」の100巻「豹頭王の花嫁試練」でした。
昨年末辺りから改めて1巻から読み進めてきていて、100巻まで辿り着きました。
というか、大晦日に到達できるように計算していたのですけれど。
無論、一読み手でしかないわけですが、やはりなんか「100巻」というのは感無量ですね。
このシリーズも色々と叩いている人らもいるらしいですが、
その手のノイズがいかにあろうともやはり本当に「100巻」にまで辿り着く、というのは
すごいことですよね。
さて、現在の最新刊までは後20巻弱。今月か来月中には追いつけるかな。
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