徒然ぶちまけ日記

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2004年06月19日(土)  さて
電撃HP読みました。
  フフフ...
 これは買っておこう。

 さて、そろそろ(多分明日) WEB拍手の方を閉じさせていただきます。
 拍手∩コメントありがとうございました。
 理由は...まあ、ぶっちゃけ何も無いのですが、元から一定期間だけ付ける予定だったので、その予定通りに消します。
 もともとカウンタと掲示板が無い当ページの救済企画の性質が強かったのですが、(この場合救済するのは来客ではなく自分:笑)
その点については十分に満足しました。普段どんな感じで持っていただいているのだろうとかそんな感じの事が十二分に伝わってきました。感謝。
 まあ、こんなサイトですが、一応感想は欲しいんですね(笑)
 あと、読み手側が意見を出来る場所があれば、少々毒っぽいことも書けるんじゃないかなと言う見込みもありました。
 おかげで少し踏ん切りついたかなあと思う部分もありますが...ま、あんまり変わって無いですね。
 次回開く予定は未定。
 そう遠い話じゃないとは思いますが、消えるとメールみたいな堅苦しい手段でコメントしなければならなくなるので、なにか言い残したいことがある人はお早めに。

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レンティスタ・サンライズ

『概要』
・16歳
旅人ドリフター
・商家の令嬢にしてお尋ね物。公式に一億(Alive only)、非公式に三億(Dead or Alive) の賞金が掛けられている。
・中肉中背。一般人よりは線が強いが、旅人にしては華奢。
・薄っすらと日に焼けた肌、ひまわりみたいにパッチリ開いたこげ茶の瞳、引き結んだ唇が自然と笑みになっている。アップに纏めた金髪が頭をハネるたびに、きらきらと光の粒子が零れる。
・人はまるで全てを熱く照らす太陽のようだと目を細める。
・能天気。
・守銭奴だが金遣いは荒い。
・特技は金策と帝王学と嘘八百、あと唄。なにかにつけ、人をけしかけるのが得意。
・趣味はB級観光地(トマソン) めぐり。
・魔術の素養は平均以下。

『略歴』
・さる商家で、商家の父と政治家の娘であるところの母に祝福されながらおしなべて普通に誕生する。
・産婆が取り上げてから延々と火がついたようにのように泣き叫んでいたが、廊下でメイドが小銭を落とした音を聞いたとたんに泣き止む。一族郎党一抹の不安を覚える。
・〜10才。書道茶道華道園芸演芸バレエ接待ゴルフピアノ等のレッスンをサボり始める。
・反面、一般教養から高等教育まで全て習得してしまい家庭教師を悩ませる。家庭教師が白旗を振ってからは、書斎の経済書、帝王学書を読みまくっていたが、それもすぐに読みつくす。
・11才。趣味で始めた勇者株で財を成す。
・同年。この商家が自分が望む王国ではないのだと静かに確信する。
・同日。夕飯中に自らの王国を創る旅に出ることを決意する。
・12才。○○に出会い、××と宣告される。
・14才。○○と再開。いろいろあって、ついに旅に出る。
・15才最終月。忘れられた工場で△△と出会う。

『兵装』
・財布は常に三つ。
・ソロバン常備。
・キャスター付トランクをころころと引っ張る。トランクは引けるし、押せるし、椅子にも机にも枕にもなる。お婆ちゃんが押している押し車に似ている。いざと言うときは背負える。
・家宝の萬葉剣『サーカス=ミリオネア(Sir-Curse=Millionaire)』 を実家からパクってきている。
・いわゆる、古代文明人の何チャラとか言うありがちな秘宝、刻の賢者の遺産。
・その気になれば山すら吹き飛ばせる。が現在、大半の機能が世界中に散らばったリーフワーズ(言の葉) に封印されている。
・杖としても使えるが、普段はただの剣。斬れやしないがなにをやっても折れないし曲がらないので、鈍器として使っている。
・剣の腕は皆無。良家に育って、運動などやってる暇もなく、旅を始めてからはいろいろとソルデに教わっている。

『Role』
・にぎやかし。
・用意周到、無理算段、天真爛漫、一気呵成。
・主人公。3人中もっとも弱く、最も活躍する。
・タコ+千石。

(『かしまし三匹』)

2004年06月18日(金)  考える。
 若手芸人番組って多いなあ。
 多すぎて普通の芸人さんの出るところがどんどんなくなってきてるような。
 無常。

 近鉄とオリックスの合併後の名前はバファローウェーブスなんてどうだろう。牛ビームみたいな感じで勢いがある。
 ぐぐったら何件かあるのはお約束として、じゃあブルーバッフローズなんてなんだか聞くからに貧弱そうでどうだろうってこれもあるよ...さすが。
 オリックスの前の阪急ブレーブスからとってブレイブバファローズならどうだろう。勇牛だ勇牛。イニシャルでBB。本拠地がヤフーBBスタジアムだから「ヤフーブレイブバファローズスタジアム」 なんて言われたりして。...ブルーバファローズでも言われるか。
 あ、ちなみにバッファローズじゃなくてバファローズです。
 あと一年だけどしっかり覚えとけー。

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(『フンニュウ』)
チリ@台本読み「噴飯モノだぁ!」
ミズノ「?」
チリ 「...ね、噴飯って何気なく使ってるけど、よく考えると凄いよね。御飯を噴出するって書くんだよ」
ミズノ「いや、そこまで勢いよく無いだろうけど。確かにそうしてみると面白い言葉ね」
チリ 「...」
ミズノ「? ...どしたの?」
チリ 「噴くのが御飯じゃなくて、牛乳だったらなんて言うんだろ?」
ミズノ「...さあ」

2004年06月17日(木)  狭いながらも
「のどかって就職してたよね。呉服屋だったけ?」
「まあねぇ」
 こたつに突っ伏して顔を横向けたままふにゃふにゃとミカンを食べるのどか。
 へらへらと笑うのはいつものことだが、
「楽しい?」
「うんにゃ、しんどい。サービス残業とか当たり前だし」
「辛い?」
「辛かったらやめてる。しんどいけど、たぶん君が思ってるよりかは辛くはない」
 むにゃむにゃと、のどかの右手の指が電器の紐を探すかのように宙を泳いだ。
「ノリねノリ、ノリ残業。なんか帰ってもすること無いし仕事しますかーみたいな感じ。若いうちだけだってさ、こんなん」
「...結局、楽しいのかどうか解らないじゃない」
「サラリーマンの面白さは君には分からんさ」
「なにそれ」
「キキやトンボにはなれないけど、キキにモップをあげたお爺さんぐらいにはなれちゃうかもってさ、思わない?」
「モップじゃなくてデッキブラシ」
「そうそ、モップブラシ。社会の歯車ってそう言う事さ。誰でも出来るけど、だけどそれは確かに私の仕事なの。だから誇っていいの。私の仕事が世界を支えたってさ、嬉しくなってもいいの」
「ふうん、確かにウチにはわかんないかも」
 相変わらずのどかの言葉は的を槍ぶすまに放り投げた様な意見だった。

(『のどから長閑のどか』)

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 今日は、ガチャガチャで凄いの見つけたよ。
「ほう?」
 その名もずばり 『鋼の錬金陣スイング』
「...ただのありがちな便乗商品ではないか」
 まあまあ、凄いんだって。物自体は六芒星のキーホルダーなんだけど、種類がいっぱいあってね。まず、『鋼の錬金陣』 だろ?
「うわ」
 『焔の錬金陣』 に 『豪腕の錬金陣』。あとは 『幸運の錬金陣』 とか 『健康の錬金陣』 に 『安産の錬金陣』 とか。
「錬金術が神社のお守りと化しとるのう」
 まあ、流石に最後のは嘘だけど、名前が凄いよね。『錬金陣』 だよ『錬金陣』。
 錬成陣でも魔法陣でもないと言うこの中途半端さ。『鋼の』 までパクっておいてなんでそこで躊躇するのさ(笑)
「そもそも、どのへんが鋼なのかがさっぱりじゃのう」
 『鋼の錬金術師』 ってネーミングの妙味が全て逆効果に再構築されてるって感じだね。
 材質も別に鋼じゃないし、これ (と、手にした六芒星をつつく)。
買ったんかい
 ちなみに種類の違いは真ん中のガラス玉の色だけらしいよ。
「もうええわい」

2004年06月16日(水)  先輩とぼくを読み終える。
 『先輩とぼく』 読み終えました。
 「お姉さま!」 なキャラが出てきました。妹と言えば最近はこっちになるんでしょうか。
 ついでに『めざせマのつく海の果て!』 も読みました。
 相変わらずの、ちりばめられたギャグのセンスに脱帽。
 ムラケンズのムラのある方(ん百年と転生を繰り返す賢者だったりする高校生となんともツボな設定のガイ) が活躍してなかったのが残念です。
 まあ、グウェンダル(フォンヴォルテール卿:趣味編み物) が適度にアニシナ(フォンカーベルニコフ卿:マッドマジカリスト) にいじめられてたのでよしとしよう。
 BSで見れないのが残念です。

 『空の境界』 はじっくり読んでいきたいです。
 長期戦になりそう。

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 さて君、ジュブナイルと言うかYAと言うか、要するに中高生向けの文庫で一番売れてる文庫ってなんだと思う?
「さあのう、御主のよく買う富士見ファンタジア文庫か電撃文庫あたりではないのか?」
 自分もそう思ったんだけどね。実はコバルト文庫なんだって。
「ほう」
 まあ、僅差でファンタジア、少し遅れて電撃なんだけどさ。
 マリ見て効果って奴かな。なんでも最近は男子読者も増えてきてるらしいよ。
「...ジャンプに女性読者が増えたようなもんかのう」
 そのうちアメリカ帰りのクールボーリングレディ(中学生) が日本全国のモデルのような美少女中学生達と、神技や奥義を駆使しつつもホットなバトルを織り成すギャグ小説とか出るかもしれないね。何故か女性読者そっちのけで男性読者に人気が出て、何故か完全に男性視点の恋愛ボーリングゲームとか発売されて、あまつさえ何故かミュージカルまでやって何故か観客は男性だらけ。
「それは何かありそうじゃのう...」
 そんなこんなで、一時期男性読者に媚びた女性向け小説が全盛になるんだけど、やがて骨太で重いテーマを背負った正統派女性向け小説が見直されて、男性読者も「こういう硬派なキャラクターを待っていた」 と大絶賛。
 土曜6時ぐらいにアニメ化されて一大ムーブメントになるのではないでしょうか。
「女性向け小説に硬派なキャラクターもないじゃろうに...」
 歴史はぶり返すのです。
「ぶり...悪夢じゃあるまいに、あほらしい」

2004年06月15日(火)  火曜ビ。
 最近はテレビ欄に「陣内」 と書いてあるだけで視聴率が取れる、ってぐらいに陣内がよく出ています。
 関西意外にもファンができていそう。
 しかぁ〜し。
 陣内は関西で帯番組持ってたり、プイプイに出てたり、吉本コメディ(若手の新喜劇) もしてるしでなんだかんだで関西が一番よくみれるんじゃあ。どうじゃまいったか。(え、そんだけ?)

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 親父が葬式の香典返しにカタログを貰ったそうで。
 電化製品やらバックやら棚やらの載っていて、この中のひとつを好きに選んでくれいと言うことらしい。
 ...めんどくさいなあ。
 絶対、注文し忘れる人とかいそう。
 カタログって、なんか胡散臭いなあ、二級品ばっかりとかだろうなあ。
 割と高いものが注文出来るようだけど、親父曰く
「それ以上に払ったわい」

 たいした相談もせずになぜか除湿機に決まった。
 ナショナル製で自分の大嫌いなマイナスイオンが出るやつ。
 除湿してるのになぜマイナスイオンが出る、あほだ。

 何に使うのだと聞いてみると。
「除湿」 そりゃそうじゃ。
 ハガキとネットで注文出来るらしく、自分がネットで注文することに。
 別のやつ注文したろかな。たこ焼き用の鉄板とか。家の微妙に古いし。
 生憎、たこ焼き焼き器がなかったので普通に注文。
 一週間と待たずに到着。この早さが逆に胡散臭く思えるのは自分だけだろうか。
 親父たちの部屋は風通しいいのに無駄やなあと思っていると、案の定届いた三日目には自分が使うことに。
 ちなみに自分の部屋が一番湿気が多い。
 ためしに運転してみると、なるほど確かに湿気が取れているらしい。
 時折、タンクにちゃぷっと水が落ちる音が聞こえるほどで、これで不快指数が下がるのなら万々歳ではある。暑いのは好きだが、蒸すのは好かん。
 今年の梅雨はなんか凄い。
 霧吹きで吹き付けたような空気、歩いてるだけで水の抵抗を感じてしまう。
 きっと水もたまることだろう。
 二時間ぐらいして、部屋を出てみる。
 扉を開いたとたん、涼しくて爽やかな空気が自分の肌を撫でて、

「窓開けた方がマシやん……」

 所詮は田舎、本気で空気が滞るなんて事ないんだよなあ。
 テレビの方がよかったんじゃない?

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「はい?」
 眉根に皺を寄せると、低い鼻から眼鏡がずり落ちそうになった。
「ええと、つまり丸山先輩がウチのフブキに恋をしたと...」
「...まあ、ぶっちゃけそうなんだ」
 こめかみを指で押さえ、何とか堪えようとしながら尋ねる。
「そ、それでどうしろと?」
「出来ればフブキをこっちの世界に呼び出して後は丸山が告白するなり何なり...」
「じょ」 眼鏡が本格的にずれた。「冗談じゃありません! 友達紹介するとかじゃないんですよ!」
 考えてみよう。もし、丸山さんが...いや、丸山さんだけじゃない。フブキがこちらの世界で誰かとおつきあいするのだとすれば、それは自分の体を借りてと言うことになるなのだ。
 あのフブキだから、流石にまあ突き抜けたようなこと無いにしろ、自分の預かり知らないところで自分の体が誰かとデートしてるなんて、流石にごめんだ。
「念のために言っておきますけど、あのコとは“そういうのは自分の世界で”って約束してるんですからね! 卯月先輩もっ、フブキにこっちの世界で恋愛とかそういうことをほのめかさない下さい! だいたい、一番困るの先輩なんですからね!」
「え、なにそれ」
 ええい、朴念仁。
 とは言え、お誘いの多いのは圧倒的にフブキなので、実際は自分に釘を刺してるわけだろうけど。 
「君が怒るのも無理は無い。わかってる。別に夜宮さんの体でデートしろってわけじゃないんだ...なんていうか一度ぐらいチャンスを」
「チャンスならトールさんに頼んでください! 告白するにしても! あっちの世界でトールさんの体借りてやればいいじゃないですか!!」
「それはそうなんだけど、多分それするとあいつら有名人だしいろいろヤバいて言うか」
「う、そりゃまあ、バレたらフライデーどころの話じゃないでしょうけど」
「それもあるんだけど」
 それも? 
「トールもそれぐらいだったら体貸してくれるだろうけどさ。...あっちの世界、リンがいるだろ」
 カイさんはげっそりと天井を見上げた。
「リンさんが?」
 スーツ姿が凛々しい秘書官さんを思い出す。
「...それのどこが、やばいんですか?」
「やばいって言うか怖いっていうか...人生の波乱万丈さで言えば俺以上...いや、これ以上は俺の口からは言えない」
 身を震わせて、カイさんは黙り込む。
 そんなに怖いんだ。なにかトラウマでもあるのかな。
「ち、ちなみにこの学校にリンって名前の女性っているかな?」
「さすがに名前だけでは...」
 一人心当たりがいるけど、私の勘では多分違う。
 その子は現在厄介な事件に巻き込まれて長期療養中である。自分も心配しているけど流石にそっとしておくしかない。
 大体、リンさんは19歳の筈だ。もし、私とフブキみたいな関係の人がいるとしても、白鳳高校の生徒と言う可能性は低い。
「...ところで、カイさんってフライデー知ってるんですか?」
「毎週立ち読みしてる」
 ゴシップを立ち読みする勇者って...。
 本当に大衆娯楽な物が好きなんだなあ、と思う。
 今回の話もきっとそう言う高校独特の『青臭さ』 を感じ取って、それを楽しみたくて無茶な話なのに、これほど積極的なのだろう。
 はた迷惑とまでは言わないけれど、
「あの」
 と、今まで黙って緑茶を飲んでいた筝曲部の主――比沙さんが、おずおずとたずねててきた。黙っていたけどさっきからずっと聞いてはいたらしい。
「結局どういうことになったのですか?」
「...長月先輩、興味あるんですか」
 しばし無言が続いて、やがて比沙さんは顔を赤らめて、
「...ええ、少し」
 私は思わずため息をついていた。
「カイさんといい...どうして、みんなこの手の話にノリ気なんだろ?」
 こめかみを押さえる。
 ちょっとだけフブキに同情したくなった。

(『ただよし』)

2004年06月14日(月) 
デスノートの
「駄目だこいつ」
 が、本当にガビーンって感じが出ていてオモシロかったです。

テニスの
 ブレ玉は何で、ものすごい動体視力があって初めて通用する技なのに、なんでみんなブレ玉って判るのさ(笑)

武装錬金の
 シーン。岡倉たち教室から出ないでドア越しに叫んでくれた方が自分好みだけど、振り向かない演出を考えればこれもこれでよし、です。
 ラスボス出てきました。どうなるんでしょう、いったん引くのでしょうか!
 ここで倒しちゃうと終わるしなあ。続いてくれ! 続け!!

黒猫の
 最終回。円満終了...なのかなあ。
 いろいろ残してる部分はあるけど、一応纏まりのいいところで終わってるし。
 いやはや、なんだかんだで面白かったです。

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ガラガラガラ
「お、いた。夜宮さん」
「卯月先輩?」
 教室後ろには、まごうかたなきカイさん。さらりとした金髪が眩しい。
 比較的校則がおおらかな白鳳高校だけど、金髪となると天然か演劇部の役作りのどちらかぐらいしか許されていないのだ。
「夜宮さんって、数字組だったんだな」
 私の机まで歩いて来たカイさんは、文系クラスの教室が珍しいのか、しきりにきょろきょろとしている。
「えっと、長月先輩と先輩は英字組でしたっけ。でも、一年は校舎一緒ですよ?」
「いや、別に迷ったわけじゃ無くて、ちょっと意外かなと思ったから」
「...私ほど文学少女な奴もなかなかいないと思うんですけど」
「ん〜その辺わからねえからなぁ」
 思案顔。私も考え込む。数字組が意外なら英字組だと思っていたということになるんだろうけど、私ってそんなに国際派だったっけ?
「で、夜宮さん。放課後ちょっといい? 話したいことがあるんだけど」
「えっと、それは...あのコにですか?」
「あっと、フブキじゃなくて夜宮さんに用事があって」
「私に?...わっかりました。放課後に部の方に向かえばいいですよね?」
「ああ、そうしてくれると嬉しいな。じゃ、頼んだよ」
ガラガラガラ
 と、来た時の唐突さのまま、カイさんは教室を出て行った。
 何でガラガラガラなんて音が聞こえるかというと、パックンマックンのパックンがいるわけではなくて誰もしゃべっていないから静かだったわけで、
 ふと、隣人を見ると彼女は手をわななかせていて、
「ふ...ふふふふふふひゅぶき!?」
「なんで《ふ》 って言っておいて《ひゅ》 になるのよ」
「あ、ああああんた『あの』 卯月先輩と知り合いなの!?」
「え、あ...うん。ちょっとね」
 どの、だろう。別段、壁を作っているわけではないけど、学校内の噂とかその手の話題にはうといのだ。
「しかも呼び捨てにまでされてるなんて...あんた、いったいどうやって皆を出し抜いたのよ!」
 何がどう抜けたというのだ。呼び捨て?
 ...なるほど、確かにそういう風に聞こえたかもしれない。
 いつのまにか人の輪ができていた。
「吹雪、もしかして卯月先輩と付き合ってるの?」
「それより! 長月先輩と知り合いみたいな言いかたしてたけどっ!」
「え、本当!? あの長月比沙先輩と? え、うそ、もしかして付き合ってるの!?」
 まてまてまて。
 ええと、どう説明すればいいのだ。
 よく考えたらまったく接点ないし。
「う〜ん...双子の妹の友人...とか」
『吹雪一人っ子だって言ってたじゃないの!』
 うお、ばれてら。人様の家族構成覚えてもらってるなんて私も友情してるねえ。あと、どうでもいいけどこんな楽しいクラスだったっけ、うちって。
 などと感慨にふけりつつも、
「でも、それが一番近いのよねえ...」
 本当に、どう設明すればいいのやら。

(『ただよし』)

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 数字組、英字組と言うのは、要するに普通科(理数系:1〜2組、文系3〜9組) と国際学科(A〜F組) との区別です。1年3年は同じ校舎で勉強しますが、2年はそれぞれに違う校舎があてがわれます。
 白鳳校は割りとデカいんですね。某月臣学園には負けるけど。
 劇中カイがほぼ英語だけで転入できたのはカイのいる組(2−B) が国際学科だからと言う理由も。

2004年06月13日(日)  対話
「吹雪、最近シャンプー変えた?」
「うんにゃ、全然。なんで?」
「なんかぁ、前よりかなり綺麗になってるんだけど」
「え゛」
 慌てて三つ編みを触ると...なるほど、この髪はフブキのだ。どうやら『戻る』 時に髪の毛の情報をイジってくれたらしい。流石にフブキのあの烏の羽根のような黒髪には負けるけど、それでも以前のくせっ毛だらけの、三つ編みでもしなけれ纏まらない髪でもなくなっていた。
「吹雪の髪、なんて言うか...ツルっとしてコシが出たって言うか」
「私の髪はラーメンか」
 思わずツッコむ。
 なおも髪を触ってくる友人の手を払い、
「...確かに前よりはくせが無くなってるかもね。どうりで三つ編みしにくいと思ってたのよ」
「いいじゃない。いっそ三つ編みやめちゃいなよ」
「...本気でそう思わないでも無いんだけどね」
 ため息。2ヶ月送れて高校デビューって言うのもどうだろう。
「ね、どうやったのよ。柔軟剤使った?」
「私の髪は洗濯物か」

(ただよし)

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デカレン感想

 デカベースはあの図体(都庁ぐらいの大きさ) で東京から京都へやってきたのでしょうか。流石未来の科学。
 あと、センちゃん「3つ! 未来の科学で――捜査!」 てきめ台詞、よく考えると何に対して未来なのかが分かりません。

・ディーソード・ベガは普段は刃を石化させているそうです。
・そして戦闘モードになるとその石化を解除、スパスパと切るわけです。
・すっげえ、マジファンタジーでありそうな設定ですね。カッコよすぎます、犬。
・犬今回着物着てたし(笑)

2004年06月12日(土)  恐怖。
 うわっ!?
「ん、どうした?」
 ...あ、ああなぁんだ。鳩除けの円盤が光っただけか。
――びっくりした。
「...御主が除けられてどうする」

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 ところで君のことフブキだと思ってる人っているのかな。
「まあ、いるじゃろうな。書き分けとか意識しとらんじゃろ、どうせ」
 一応、舞台裏が仮公開の頃から存在しているんだけどねぇ。
 まあマスコットとかになるのかな。
「の割りに、ここ一年とんと姿を見せておらんかったがの」
 フブキと折り合いつけたかったからね。あと君、毒気強すぎだし。
 で、名前は?
「さぁな。忘れたわい」
 ...まあ、名前で住所が割れるから言わないんだけどね。
「実在する神社の神の名前じゃからのう」
 実際にそこの神様の予定だったんだよ。昔考えた『聞華神累学概論』 って小説の。この前の青銅器の話もその設定から起こした話だし。
「没ネタから流用するのは良いとして、名前も明かせぬパーソナリティなぞ初めて聞くがの」
 別にパーソナリティにするつもりじゃなかったからね。一時期マイブームだった弁証遊び(こういう対話風の日記) の相方に使ってたキャラだから使いやすかったという。
「本人目の前に、キャラとかぬかすな」
 いや、まあ、対話風に書いててもどっちとも俺だし...ってこれ前も言ったなあ。
「――身も蓋もない。ともな」

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 Wordの調子がおかしくててんやわんやに。
 一時はあらゆる覚悟(具体的には散財) しましたが、Office再インストールしたら簡単に直ったりして、なぜそれに最初に気づかねえかな、とものすごい徒労感を覚えました。やれやれ。
 バイト先で『ビンゴスタンプ祭り』 みたいな企画が始まりました。
 3*3の升目に9日分の日付がランダムに書き込まれたビンゴカードを配布すると言う企画です。日付の日に買い物をすると対応する日付の升目にスタンプを押してもらえ、縦横斜めに1列〜3列そろうと景品と交換してもらえます。1列でチャーミーコンパクト、2列で上白糖、3列揃うとアタックが貰えるそうで...どうなんでしょうね、この景品? お得感はあるのでしょうか?

 あと、近所では「上白糖」 のことを「じょうじろとう」 と言う人がいます。
 それは方言です、普通は「じょうはくとう」 です(ビシィ)

2004年06月11日(金)  強化月間?
『スクール・オブ・ロック』 見てきました。
 面白かったです(実話)

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「なんじゃジツワって」
 ある日発見したんだ。文章の語尾に「(実話)」 と付けるだけで、話にリアリティが増すって。
「また下らんことを...」
 いやいや、凄いんだって。やってみるとわかるよ。
「ふむ、例えば?」
 『親方、空から女の子が!(実話)』 とか。
「ホラではないか」
 『メラゾーマ!(実話)』 とか。
「用法も違うとる」
 『会心の一撃! バブルスライムに150のダメージ!!(実話)』 なんて、臨場感ばっちりだと思わない?
「...もういい。で、また映画か。懲りぬのう」
 いやいや、今回は前々から見たかった映画なんだよ。ネットでけなしてる人がまずいないと言う凄い映画でね。大阪まで行かないと見れなかったんだけど、行ってよかった。映画のために大阪まで行くなんて、以前のタダ券抜いたら『ブギーポップ』 見にいったとき以来だって話だよ。
「ふむ、マイナーな映画なのかのう」
 いや、ゴールデンウィークの頃の映画だから。
「乗り遅れとるだけではないか、あほらしい。感想は書かんのか?」
 いや、ロックの知識無いし。まあ、徒然の読者もそっち系の人いなさそうだし、いいかなって。
「知識が無いのに見たのか?」
 まあね。あらすじは、バンドをクビになったデューイ(ジャック・ブラック) がひょんなことからエリート小学校の代理教師になってしまい、そこの子供達にロックの才能を見出して、ロックの精神を叩き込んで最後にはロックの大会に出てしまう...って言うベッタベッタの素晴らしいストーリーだから、ノリさえ分かればそれで十分。偽教師のロック魂とそれを受け止める生徒達がとにかく熱い。そういう話。あえて言えば、スタイリスト役の「ゆあきでぃんぐ?」 がツボでしたさ。ラストの「むびいずおーばー」 の歌もツボ。
 でさ、途中ノリにノってリズム取り巻くってたんだよね。そしたら後ろの人にビビられた。
「そりゃビビルわ。映画館では静かにしとらんか」
 いや、いないと思ったんだけどなあ。扉しまる前は自分以外には一人しかいなかったし。
「2人...それで儲かるのかのう」
 それは知らない。ヨン様の『スキャンダル』 には平日4時でも結構入ってたよ。
「アレは、主婦層だろうに...」
 小学生の団体も入ってたよ。
「...それは止めるところではないのか?」
 
 そう言えば、子供の名前に『呪』 が使えるようになったらしいよ。
「なにをいきなり」
 これで呪璃亜ジュリアとか付けれるよね。
「どこのヤンキーじゃそれは」
 苺とか刹とかも付けれるらしいよ。刹那とか漫画でよく見るのにねえ。
「こっからは使えるんじゃ、ことほぐがよい」

2004年06月10日(木)  パート。
 何故かパートのことをパートナーと言うストアでの話。

「パートの種類ってショート(めっさ短い)とレギュラー(5時間ぐらい)とあとなんやったっ?」
「ええ、なんやったかな。レギュラーよりも長かった奴やなぁ」
「なんやったかなあ。ね、なんやったか覚えてる?」

俺「...ハイオク?」
『それは違う』

 ※正解はキャリア

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『シルミド』
 見てきました。映画中の『赤い旗』 の歌の意味が解り切れず、今ネットで復習中です。
 ...なるほど。
 久々に戦争映画見て、何とも言い得ない気分でした。

 あと、どうでもいいけど今の『NARUTO』 の様な1対1×5人バトルをいっぺんに同じ場所で俯瞰して見せれば、いい絵になるんじゃないかなあと、最初の殴りこみのシーンで思いました。
 本来ならじっくりと見せるはずの超絶バトルを同時に同じフレームで見せるわけです。ごちゃごちゃしているにもかかわらず、個々を見ると凄いことやってると言うギャップがかっこよさの演出になるはず。
 マンガや小説じゃできないから映画かゲームとかかな。

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「しかし映画、見倒しておるのう」
 実はあと3本ばかり見たいものがある。
「本気で趣味にするつもりなのかのう」
 いや、どうだろう。
 これを期に趣味『映画』 になればいいなあとは思うけど...金・木・水限定で。
「...会員デーとメンズデー限定と言うわけじゃな」
 1000円で見るなら得したもんだよ。行きつけの映画館はなんとドリンク券までついてくる!
「乗せられておるのう」

2004年06月09日(水)  ふんがふっふっ
 ソロソロこの呪文を知らないミセスサザエフリークがいるのではないだろうか。
うちの学校じゃあ「ふんがっふっふ」 でしたが、他の地域じゃなんていってたんだろ。

 買ったものリスト。
『いつでもどこでも忍忍ニンジャ5:阿智 太郎』
『先輩とぼく:沖田 雅』
『空の境界 上・下:奈須 きのこ 』
 講談社文庫のぞいたら森さんのシリーズが4冊ドカーンと置いてあって、流石にのけぞりました。さ、...今度、貸してもらおう。

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「しかし散財が過ぎるのう」
 うん、家計簿付けるとすごいことになってるよこれ。
「最近妙に映画に凝り始めおったからのう。
 そうさのう。月に買う漫画か小説を4つ以上減らせばいいのではないか? あるいは食費を100%削るか」
 し、死ねと!?
「いや前者は死なんじゃろう」
 いやいや、ジュブナイルと特撮は俺の生きがいなわけだし。
「ふむ、そう言うキャラを作っていこうと?」
 ちゃうわい。んな履歴書に書けんキャラ作るかい。
「映画は履歴書にかけるかのう」
 う、嫌なとこを...
「ま、食費を削ることじゃな。十割は無理として、九割位ならもしかしたら生きていけるじゃろう」
 わーい一割も食えるや。っておいおい(おざなりに)
 ん〜...まあ、世の中には一ヶ月一万円生活の人もいるわけだし?
「アレは人件費が抜けておる。実際問題、わざわざ数時間かけて山に山菜をとりに行く馬鹿はおらんじゃろうに」
 時は金なりかあ。
「みも蓋もないがのう」
 自分も将来的には一秒で一円稼げる人になりたいなあって思うね。二分で缶コーヒーが一本買えるんだ。
「年収3153万6千円か、なかなか殊勝な夢じゃな」
 え゛、そんなに!?(驚)
 い、今のなーし。10秒で一円ぐらいで。
「...計算ぐらいせんか。いきなりしょぼくなったのう」

2004年06月08日(火)  メモを見てそのメモにコメントする。
『朱が交われば、虹になる』
 まあ、すでに色ゴチャゴチャのキャンパスですし、いまさら一色増えたところで大して変わんねえよ。の意。

『あるミカンの上にアルミ缶』
 体言どめ。

『スタイリッシュとダルビッシュの違いもわからない癖に...』 
 別にわからなくてもいいとは思う。

『皮の字になって寝る』
 中難度。大家族にオススメ。
 ちなみに『革』 は上級向けなので素人にはオススメできない。

『orz』
 これって、○| ̄|_ のミニ版なんですって。
 英語の意味があるのかと思ってたよ。

『...』
 三連ピリオド。常々『…』 の代わりに使用して「何かこだわりがあるのか」 と思っている人がいるかもしれないけど、別に何のこだわりもなく『。。。』 で打つと最初に『...』 が出るため、いろいろめんどくさくて全部これにしている。
 某ゲーム会社の、案の定プレミア付きまくりのオマケCD内WEB小説(?)『冒険艦・大逆転号』 で使われていたので、それが元ネタと言えば元ネタ。

『半角宇宙』
 こだわりと言うなら「」 の後に半角スペースを空けていることで、好きな小説がこういう風になってたのにある日気づいたのがことの発端。
 それに気づいたことがなんとなく嬉しくて以後こだわることにした。
 微妙に見易くはなるが、本当に微妙で、その微妙さが割と好き。

ヤフーノートパッド
 57件突破。その大半がしょうもない文章で埋めつくされている。お気に入りリンクだけで飛べ、保存もボタン一発、タイトル付ける必要なし、と使い勝手ではメモ帳をはるかに上回る。

『メモ帳』
 そのメモ帳はと言えば、既に隠居中。ソースを見るのに使うだろうと思いきや、メモ帳は文字化けが激しいのでこっちもサクラエディタに入れ替えている。CGIの設定変える時ぐらいかなあ。

『創作』
 それはメタファーさ。と、希生は呟いた。

『総作』
 いいやシミリだ。と、雪路は笑った。

『一撃殺虫!!ホイホイさん DVD付き初回限定版』
 とりあえず予約。

『ただよし』
 あれこれ悩んでいるうちに次の話が2パターン出来上がるという訳のわからないことに。しかも亨とフブキのネタをUPしてねえのに、日記で書いてることに今更気づく。ま、いいや。
 ちなみに書いてて一番楽しいのは、夜宮吹雪だったりする。

『ネクロマンサー』
 鬼っ子メイ。倫理観が明後日の方向にあるので非常に扱いが難しい。
 「浅墓ですっ!」
 がんばれネクロマンサー。
 ところで、フィブリゾがくたばったらネクロマンサーって呪文使えないんじゃ?

『TakeBack's』
 演劇がたり。
 二年生になった数字組の千里とみずのが部活動をすることに。あれこれ探しているうちに、野球部と勝負をしている演劇部の騒ぎがまいこんで〜と言う話。
 千里は初心者キャラなので熱血バカがいまいち不在。それもまたよし。

『その他』
 『タキシード仮面によろしく』
 タキシード仮面の給料は、なんと月給3万8千円!
 忍者アカデミー研修生の荘司は、試験の最後になぜか5人の美少女戦士達のサポートを受け持つことになる。
 研修忍・荘司は理想とかけ離れた現実の美少女戦士界の矛盾に苦悩しつつも、懸命に日々を送る!
「美少女戦士って...美少女戦士って、一体何なんだ!」
(こーたえーなどーどーこーにもーない〜♪)
 あっはっはっは。

『しゃんぐ』
 ものの5秒で考え付いたHN。由来もかなりいい加減。シャングリラからは来ていない。
 ネーミングがいい加減なわりに、何故か一番定着した。人間、捻ると没個性になるとは言うが...本当かもなあ。
 実のところ、このHNを使用する機会がまったくなく、使ってる当人が一番なじんでいない(笑) 日記で「しゃんぐ的には〜」 とか言わないし、掲示板とかも殆どクッキーだし、一見の場所では波瑠を使うしで...
 まあ、覚えやすさとインパクトとそこはかとない間抜けさはあるとは思う。
 真剣な話の時に、相手が自分のことを「しゃんぐさん」 と、ひらがなで呼んでいると、なんだかいたたまれない気分になることがある。
 改名は考えていない。

 あ〜長かった。
 よしよし、だいぶメモ消費したな。

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「ところで、今日はミニ小説はないんか?」
 いや、今日は全部ネタみたいなもんだし。
「...御主の創作はアイロニーじゃのう」
 その辺はまあ、性分だね。ギャグのつもりのただよしが何故か毎回毎回知らないうちに重い話になってるとか(爆)
 まあ、昔の文章も素直な感じが出ていて好きなんだけどね。
「その素直な文章をWEB上で酷評されて、あすこから根性歪んで今みたいな話しか書けんようになったわけじゃったかのう」
 ゆが...まあ、そうなんだけど。アレは失敗だったね。何が失敗だったって、その酷評を受け入れた事だよ。見返してやろうとでも思ったのかねえ。で、いろいろがんばったけど、アレで自分の文章の面白さが根こそぎ吹っ飛んだ(笑)
「ほう」
 あの酷評って、良く考えりゃ自分のスタイルの長所でもあったたんだ。
 台詞主体だとか、テーマが見えにくいとかさ。
「悪い所と言うは良い部分の裏にできた凹みの様なもんじゃからのう。よほど巧いこと直さねば出ていた部分まで引っ込んでしまうて」
 自業自得だけどね。
 で、なまじ見返してやろうと思って、どんどんわけのわからない方向に(笑)
 今思うと、ご意見ありがとう、残念ながらその意見にはノーと言わせてもらいますが、今後の参考にはしますとかなんとか適当なこと言っておけば良かったんだ。別に悪い人じゃないんだから論破する必要もないし。
「どんな正論でも、合わなければ意味がないと言うことじゃのう」
 逆に言うと自分に必要だと思えば、恥も外聞も捨てて、たとえ敵から教わろうとそれを吸収するぐらいの貪欲さがいるってことだけどね。

2004年06月07日(月)  プーやん。
 スティール・ボール・ランが次週帰ってきます!
 その翌週にはH×Hが!
 ブソ錬も再会!
 なんだか、いきなりジャンプ臭が濃くなって来たような。
 新連載やら遊戯王無いわでどうにもジャンプらしさがなくなって来たのではと思っていたのでいい傾向です。
 ブラックキャットは来週終わるのでしょうか。
 割と好きだったのになあ。

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「ふん、詐欺まがいもいいとこだな」
「え、そうなの?」
 突然現れたフブキがまくし立てる。休憩時間だとかでこっちにやってきたフブキであったが、あいにくワタシはお買い物中だった。今日はカレーにしようかといったら、なぜか猛烈に怒られたので、今日は鍋である。
 そんなこんなで帰り道。私は電気屋の前で思わず足を止め、ウインドウ越しにそれを見ていたわけなのだが。
 なにやら彼女の気に触ってしまったらい。しきりに文句をたれられる。
「わからんじゃと。それでよくワタシと同位体などと言えるな」
「言って無いし」
「とにかくだ、マイナスイオンが体に良いなどと言うのは迷信じゃ。少なくともまともな機関は体に良いとは一戸も言っておらん」
「え、でもだって...」
 なんでフブキが私でも知らないこの世界の情報を知っているのだと思いながらも、何とか自分の知識を思いだそうとする。
「マイナスイオンって確か」
 ずび、とミニチュアのフブキが怒り顔で、
「でももだってもたしかもあるか」
 と、指を付きつけてきた。か、かわいい。(婉曲的自画自賛)
「森林や滝壺などの空気の清涼な所ではマイナスイオンが検出されました、よってマイナスイオンは体に良い、じゃろ? ワタシも見た」
 いつよ、と突っ込む前に彼女の高説が続く。
「言葉巧みに演出してはいるがな...よいか、滝壺や森林の清涼な空気の気持ちよさは、木の呼吸や滝で巻き上げた水の微粒子が主な原因じゃ。ミネラルウォーターで霧吹きした水は気持ちよかろう」
 だから何故ミネラルウォーターとかそう言う言葉を知っているのだか。
 とりあえず頷いてみるも、フブキはこっちの反応など全く見てもいなかった。
「破砕水が多ければマイナスイオンが多いのは当然の事実。あ奴らはその事実をわざといがめて報道しておる。
 森林は体に良い。森林ではマイナスイオンが出ている。この機械はマイナスイオンが出ます。ここだけを強調する。すると消費者はそれを見てかってに「この機械は健康にいいんだ」 と間違った三段論法をしてくれる、と言うわけじゃ」
「さっきの私がそうだと言うわけね……なるほど」
 だとしたら見事に騙されていたと言うしか無いだろう。
 何しろワタシが見ていたのはハロゲンヒーターである。扇風機と見まがうボディのこいつは、もちろん水なんか吐き出さないので清涼な空気なんて望めやしない。
「二酸化炭素が発生していればそこは暖かいと言っているようなものだ、馬鹿らしい。
 ...もっとも。ワタシからすれば、加湿器系以外の物は発生工程もかなり胡散臭いがな。これも、石ころに電気を当てて発生させるという仕組みだが、怪しいモノだ。逆に電磁場が発生して体に悪そうではないか」
 ついには、マイナスイオンが出るかもどうかも怪しいとまできた。お店の人が聞いたら血相を変えて私とフブキを追い出しにかかるに違いない。
「つまりだな、こんな訳のわからん物を買うぐらいなら、れっきとした『こたつ』 を買うべきじゃ。いいな? 二度は言わんぞ!」
「...結局それなのね」
 あいも代わらず、吾が付き人は大和撫子なようである。

(『フブキと吹雪』)

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 何故か今現在も続いている旧日記から抜粋。今現在の日記のありようの試金石的なお話です。読んだらわかりますが、冬に書いています。
 旧日記はBackStageからリンクがつながっていると言うわけのわからない構造でしたが、今回のアレきっかけにリンクはずしました。基本的に自分はネット上でなら毎日日記書ける人なので、「ブラウザで日記を書きつつも人に見せない」 日記を一つ作っておきたかったのですね。
 ここじゃ書けないコラムとか某エントラの没ネタをお送りしていましたが、なかなか楽しんでいてもらえた模様でした。誰が来てるのかわからんかったけど(笑)

2004年06月06日(日)  みるみそ
今週のデカレン
『ツインカム・エンジェル』

 餃子の皮に包まれて、大きな油鍋にリフトで降ろされそうに...
 って、これ摩訶摩訶やん!
 懐かしいなあ。主人公コロッケにされちゃうんだよなあ。

「ウメコはエスパーではない。だから触れても何もわからないのだ」
「ごめん、限界」
「なーんじゃそら!」
「ウメコ、みその付け方ヘン!(怒)」

 そこに怒るんかい。
 死語遣いの美学をみました。
 チャイナやらエンディングやらバスローブやら生身アクションやらダンディ坂野やら(?) ずいぶんとサービス満点でした。

「でももう今日でやめる。今日できっぱり見損なう!」
「そんなのやだ! ...ジャスミンに見損なわれるのなんて、やだ!」
 いいシーンです。認め合うことこそが友情(ほんと?)

 ウメコ敵の酒を、呑んで宇宙酔拳発動。
「良い子は絶対まねしちゃだめよ! お酒はハタチから!」
 そして、酔っ払ったウメコの運転代行でデカマシンに乗り込むデカマスター(犬)。
犬「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな! 絶対にな!」
 さすが良い子の番組。フォローもばっちりだっ!

 ダンディ坂野は...アクションがみたかった(笑)
 「ゴッチュー(GOT YOU)」 は今回だけ「ゲッツ!」 にしてもらえればって欲言いすぎか。
 いやあ、面白っ。

 次回『サムライ・ゴーウェスト』

 なんでデカレンのタイトルって毎回こんなにキャッチーなのかなあ。

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『クミとクマリバース』 クリア(なのかな?)
 一応一段落つきました。
 いきなり「おまけ第二弾」 メールが届いたときにはびっくりしました。
 サプライズですサプライズ。
 いやあ。こういうオマケパターンもあるんですね。
 某所の紹介で興味持って、DLして、はまって。
...これのためにイーバンクに登録する気になったんだよなあ。
 あいかわらず、
シャキーン
「どや?」
 の絶妙な間が面白かったです。
 次回作大期待!

...どうでもいい話ですが「クミとクマリバース」
 ウィンドウのタイトル見るたびに、
「マ、マリバースって何」 って思ってしまいまして(笑)
 本とに何だよ。

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 紙ヤスリで皮膚を削ったような無残な擦り傷が、右ふくらはぎから太股へと白い肌を蹂躙していた。足を焦がす様な刺激が吹雪の脳髄に走り、絶叫しようとして、
――似た傷を負った兵士達が先に絶叫したために喚き損ねた。
「終わり――か」
 つまらなそうに、吉泉は杖を捨てた。
「ま、まだよ」
 右手のリングをしゃらんと鳴らし、灼けるような足の熱を何とかこらえて私は吉泉を遮った。全身の擦り傷が赤く滲み、細い四肢から血が垂れていた。
「その傷で、よくやる」
「あ、あはは。丈夫な体って言うのも、損ね」
 体中を釣り針で引っ張られるかのような苦しみ。だというのに気絶できない華奢な体。フブキの肉体が吹雪の精神を凌駕している。
「って、普通逆だと思うんだけどなあ」
 と、乾いた笑いを残しつつも、健気に指で六紡星を描く。
 まあいいか。申し訳ないけど私の体じゃ無いし。我慢しよ。

(『ただよし』)

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 痛みの表現。

2004年06月05日(土)  ごりごりごりごり
クミクマリバース。プレイ中。

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「卯月先輩はゲーム、好きなんですか?」
「ん? 皆やっているからどんなかなと思って。対戦系は好きだけどな」
「こう言うのもなんですけど...卯月先輩の趣味って、なんだかめいっぱい普通ですね」
「そうか?」 きょとんとされた。それから二、三度うなずいて「ああ、なるほど。そうなるかあ」
 何故かうれしそうな顔。それほど没個性的なことが嬉しいのだろうか。
「確かにそうかもなあ。没個性ってさ、要するに人気のあるのばっかりやってるってことだろ? で、個性的って言うのは人気が一番じゃないのを好んでやるってことだ」
「はあ」
 むちゃくちゃな暴論である。
 まあ、確かに私らが追い求める個性なんてその程度なのだけど。
「俺はさ、とにかく今までの人生取り戻したいと思ってるからさ。そう言う暇なことしていられないんだよ。だいたい、一番人気ものに目もくれないで十番人気のゲームとかやっていたら、なんかおかしくないか?」
「一回目のディズニーランドみたいなものですね。とにかく有名どころ回ってやるぞーって感じで。まるで...」
「ん?」
 観光に来ている異邦人みたい。
「まあ、人生短いし。俺にとってはどれもこれも一回目だからな」
 そう言うカイさんは、コントローラーをせわしなく動かしていて、私もやったことのある大作RPG、そのラスボスに向かって猛攻撃を仕掛けていた。
 形勢は非常に悪い。やったことがあるからわかるけど、主人公たちのレベルが低すぎて攻撃が殆ど効いていない。あれでは熟練のゲーマーがギリギリ勝てるかどうかではないだろうか。
 カイさんはじっくりとボタンの押し方すら丁寧に、思考しコマンドを選択している。
「RPG好きなんですか?」
 勇者がRPGの勇者を操って魔王を倒すなんて、なんだかメタだ。
「面白いぞ」 ボスが魔法を唱え、主人公が倒れた。「好きじゃないけど」
「好きじゃないのに面白いんですか?」
「ああ、でっかい呪文出しても味方吹き飛ばないし、街も吹き飛ばないし、どんな硬くてでっかい化け物だってナイフで勝てたりするし。どんな重症だろうと平気でピンピン歩いてるし、敵に与えるダメージも変わらないし、街の住民は少ないし、石投げてこないし、物乞いしてこないし、死体になってその辺に転がっているわけでもねえし」
「...まあ、ゲームですからね」
 ゲームの中では主人公が秘薬の力で蘇り、何食わぬ顔で戦列に復帰していた。
 地雷踏んだかなと思ったけど、そう言うカイさんはのほほんとしたままで、表情からそれを察することはできなかった。
 フブキなら判るのかな。
「あちゃ」
 声につられて画面を見ると、大作RPGはタイトル画面だった。
 どうやらゲームオーバーになったらしい。
「勝てそうだったのになあ」
「残念でしたね」
 あまりにも悔しがるので、何か攻略法を教えるべきかなって考えたけど、とっさに思い出せるものがなくてモヤモヤする。大作と言う割には何の印象も残っていなかった。
「ええと、夜宮さん格ゲーやる?」
「え? いえ、私って運動系はゲームすら苦手だったりするんで...って、あの」
「ん?」
「さっきのゲーム、もうやらないんですか?」
 見ればディスクがケースに収められて棚に押し込まれていた。
「あれは、もういいよ」
 微笑むカイさん。
 棚からレースゲームを取り出そうとしている。
 私はどこか違和感を覚えた。
 もういいよと言う言葉が、ひどく遠いものに聞こえたのだ。
 だから、
「もう少しじゃないですか」 と、何故かそんなことを言っていた。「レベル上げてまた挑戦すれば」
「――またなんて、ない」
 予想外に――
 強い声だった。強く、そして冷たい。
 まるで体中の熱が一瞬で蒸発したかのような寒気に、身が凍りつく。
 錯覚だろうか、次の瞬間のカイさんはいつもの呑気なカイさんだった。
 レースゲームの蓋を開いて、ディスクを取り出して、
「死んだら――また別の勇者が現れるだけだよ」
 ひょうひょうとした口調でそう嘯いた。
 その瞳は、何処に焦点が合うこともなく、ただ全てを金色に映していた。

(『ただよし』)

2004年06月04日(金)  面白かった。
『トロイ』 見てきました。
 剣と盾ごっちゃまぜの芋洗いのような戦闘とか、盾の鱗で壁アタックとか、ジャンプ一番ブラッドピットとか、後頭部ラージシールドとか、背中槍盾滑走突→横なぎ払いのコンボとか、目に六文銭のシーンはちょっと間抜けとか、オーランドの弓矢サービス(?) とか、とかいろいろありますが、一番面白かったのは『強襲! ファーアーボールアタック !!』 のシーン。火矢を放ちまくった坂道にタンブルウィードの親玉みたいなのを転がして火の玉アタック! ギリシャの人たちてんやわんや!! もう凄すぎてアホらしくて、笑い堪えるのに必死でした(笑)

 あ、木馬はちゃんと出てきました。

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 予告の『キング・アーサー』 ちょっと気になりました。
 夏目漱石も大好き(※)円卓の騎士ですなー。
 最近、ハリウッドは中世とかその辺の戦争ファンタジー映画が多いですね。『指輪物語』 の影響でしょうか。
 『トロイ』 もそうですが、この手の映画ってアメリカの人にとっては「源平の合戦」 とか「三国志」 の映画を見ている感じになるんでしょうね。
 アメリカの人にとっての時代劇は西部劇で、つまり『七人の侍』 を見るアメリカ人は、日本人が『荒野の七人』 を見るような感覚ではないのでしょうか。
 そうなると『ラスト・サムライ』 は日本人が西部劇の映画を撮ったのを見ているような感覚になるわけで、同じ映画を見ていても実際は感じてるものは違うんだよなあと当たり前のことを思いました。

 ※夏目さんは『薤露行』 と言う『アーサー王物語』 の二次創作を書いています。って前にもちょっと書いたなこれ。

 でも一番予告映画で印象に残ったのは、
守護霊よ 来たれ!エクスペクト・パトローナム

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「何であやつはこうも...そのバカなんじゃろうな」
 鹿と戯れるカイ。
 フブキの投げた鹿せんべいを横取りしようとして、それに逆上した鹿たちに私刑リンチにあっていた。群れ為す鹿の大群に防戦一方のカイ。ついには鹿ゴミ(?) に飲まれてカイの足が鹿の首に埋もれた。
 ため息。
 隣ではやはりベンチの後ろから弁当を盗み食いしようとする鹿と戦っているトール...否、丸山亨。
「い、いいじゃないんですか。こう言うのもなんですけど僕なんかよりよっぽど高校生高校生していますよ」
「ふぬけめ...っと言うてやるのも酷なのじゃろうな」
「余生ですからね」
 遠めに見えるカイは何故かセントバーナードの背中にまたがって「走れジョリー!」 鹿から逃げ去っていた。奈良公園は鹿にも増して犬が多い。ブリーダーの格好のお披露目場なのだ。そのブリーダーもカンカンになって鹿と一緒にカイを追っかけていた。
「決めた」 立ち上がり、スニーカーの踵を入れる。「ワタシもこの世界では遊びまくってやる」
「あ、それはいい考えですね。是非とも僕も...って速っ」
 後ろで亨が何やらぼそぼそと喋っていたが、犬とカイを追いかけ走り出したフブキには届かなかった。

(『ただよし』)

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 奈良公園。
 やたら鹿と犬と外国人が多いところです。
 後、古着屋も。

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 例の事件についてはどっかで書いとかなきゃ日記じゃないよなあと思いつつもここで書くのもあれなので別所で書くことに。チャットが問題に挙げられてるけどチャットと言えば年齢の違いは言い訳にはならないーみたいなあれは自分は好きではありません。あれはネットにはいろんな人がいるから最低限の敬意を持つべきという意味であってそういう意味で使うならいいけどどうにもガキが大人の世界に踏み込んでボロクソにいじめられるのはテメーが幼稚だから悪いんだよ自業自得じゃみたいな意味で使われることが多くて多くて。なんていうか陰険な教師だってもうちょっとマシな言い方するぞって言うぐらい何で子供と判ってる相手に大人やりこめるようないい方するかな俺だったら絶対泣いてるって思うのはやっぱり俺だけなのかなと思ったり思ったり。ああかこつけてまったくカンケーないこと呟いてる気がする。

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 昔の日記を読み返す。
 ホラ見ろ!(笑)

2004年06月03日(木)  あっはっはっは。
 ワタオニ(※)のサツキのロックンロールの如きアンラッキーっぷりに可哀想と思う前に笑いが漏れてしまいました。
 お約束とはいえココまではちゃめちゃだと見ていて清清しくなれます。
 帰ってきて、椅子に座って肩を叩く泉ピン子のでっかいため息が、なんだかもう本当にお疲れ様って感じで、来週に報われるのかどうかは分かりませんが、ワタオニだしもう少し転がされそうです。

 あまりに面白かったので自分も何か創作に活かせないかなと、某赤毛の店主の誕生日祝いに黒と黄色の居候たちが一日休日をあげる話を考えましたが、そのまんまじゃないかと自分でツッコミを入れておきました。
 なんかものすごいことになりそうだし。
 まあ、こういうくだらない発想から考えた方が面白いのができるんですけどね(笑)

 ※ワタオニ:『渡る世間は鬼ばかり』 のこと。
        『週刊わたしのお兄ちゃん』 の略ではない。

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「え、こづかい増えたの?」
 ある日のトール。本日はなんちゃら法案の可決がどうたらの重要な会議があるらしいのに、亨に任せてこっちの世界にやってきたらしい。
「まあ、どうせ法案が通るのは事前に決まってるし」
「なんでんな無駄会議...」
「そうでもないと、時間内に決まらないからね。仕方ないさ」
 カイは首をかしげて、
「...よく解んねえけど、そう言う『怠け』 があとあと政治の腐敗とかになってくるんじゃないのか?」
「う、鋭い意見。政治なんて興味なかったくせに」
「興味なかったんじゃなくて、覚える暇がなかったんだよ。って言ってもほとんどテレビの受け売りだけどな」
 TVタックルなんてのも最近は見ているので面白がってコメントしてみたが、適当な意見ではある。
「いや」 と、いきなり真剣な目をされた。挑むように鋭い怜悧な瞳。
「実際に、君は今凄い事を言ったんだよ。今の君の発言は例え預言者でも創造することは出来ない。あくまで預言者の思考は現実のモノ...未来で勉強したわけではないから、本当の意味で見えていることにはならない。しかし、今の君はそれをさも簡単に言ってのけた。この差は絶対だ。絶対過ぎるんだよ」
「未来ねえ...って、この国が?」
「...ん〜政治の面で言えば、もっと劣るけどね。とは言え流石に三権分立を説くことも出来ないし。難しい問題だよ」
「すればいいじゃねえか」
 げ、とうめき声のようなものが聞こえた。
「よしてくれよ、僕はこれ以上神になるつもりはないよ。歴史は歴史の流れるに任すさ」
 そう言うトールの目はほがらかに笑っていたが、瞳の奥ではギラギラと高ぶりを堪えきれないような熱が据わっていた。
「...そんなつもりさらさらないって感じだな」
 これは嘘をつく時の目だ。カイは何故か昔から理解できていた。
「さてね」
 肩をすくめはぐらかすトール。
「それより、君。こづかいどれだけ増えたのさ」
「おお、聞いて驚け。なんと一日60円! 前回から一気に二割り増し!」
「...君は何か二割増しと言う言葉に信念でも持っているのかい?」
 肩をこけさせて、トールはメガネのずれを治した。
「? 何かおかしいか?」
「まあなんていうか...君が満足ならそれでいいか」
 
(『ただよし』)

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 まあ、ゴルソドランはゴルドランの22%増し(当社比) ですし。

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 今週の絢爛。
 はさておいて、絢爛舞踏祭のOPテーマ『Take☆Back』 を購入。
 って...ていくばっく〜?
 ちょ、ちょい驚きました。
 TakeBack は取り戻すとか撤回するとかそういう意味ですね。
 ちなみに白鳳高校演劇部劇団『TakeBack's』 の意味は『青春を取り戻せー』 って意味です。最近は部活をしない輩が多いので、そういう奴らに青春を味わせてやるべ、ってな意味らしいですよ。
 まあ要するに、自分が高校時代部活を中退した時の後悔と大学時代の演劇の楽しさの産物みたいなネーミングです。

2004年06月02日(水)  なんかいや
 難解な映画は何回見てもなんか嫌。
 複雑なのは小説と人生だけでいいよ。 

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「何あきらめてんだよ!」
 金の粒子を振りほどき、カイはフブキの横っ面をひっぱたいた。
「立て! いいから立て! ていうかってうわ殴っちまったよ。すまないけどあやまらねえけどとにかく立てってば!」
 カイはフブキの胸倉をつかんで誰かが乗り捨てて行った車椅子に衝き倒した。
 不意に、肌が粟立つ。
「っ、――壁!」
 虚空から抜き打たれた『槍』 を、ギリギリで出現した金色の壁が阻む。
 回転する白金の槍は金の火花を撒き散らし、壁の大半を抉り取って白く霧散した。威力が上がってきている。恐らく次は耐え切れないだろう。
「フブキ!」
「な、なん」 正気を失いかけていたフブキは赤い頬を押さえながら怯えた目でカイを見た。「何だというのだ...」
「お前俺より強いだろ! 戦え! 俺は俺より強い奴が見て見ぬフリをするんが一番腹立つんだ! 俺より楽すんな、ってか俺に楽させてくれよ! マジホント頼む!!」
 叫び、金の『壁』 を『剣』 に変えて、胆を据える。
 全方位に、いやフブキの居る後方に特に注意を払っていた。
「...ほんに我侭な」 フブキは一瞬だけあきれて、次の瞬間には微苦笑する。
「誰がおぬしより強いじゃ、嘘をつくな」
 両の指先が正三角形と逆三角形を描き、六紡星になる。
「カイ」
「なんだっ」
「あとで、横っ面を用意しておけ」
「う...。あ、ああいいよ。あとでな」

(『ただよし』)

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 う〜ん。骨状態です。肉付けが必要ですね。

2004年06月01日(火)  よくよく
『総理大臣のえる! 神様だよ、全員集合!』
『吉永さん家のガーゴイル3』
 読了。
『バイトでウィザード』 も3巻まで読みました。

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「カイ?」 振り向くとカップを持った比沙がいて、
「ん、ああ。ちょっと昔思い出してた」
 地面まで冷えた庭の中、目を閉じて...苦笑する。
 ろくな思い出もないが、今も忘れがたき言葉が耳に届く。
 返事も聞こえなかったのでベランダを去ったのかと目を開く。
 無関心もありがたくもあり、と溜息をつこうとすると、すぐ傍にまで来ていた比沙と目があった。
 瞬きを何回か繰り返す。何の冗談だ。いや、彼女の技を持ってすれば無音で歩くことは可能かもしれないが、じゃあなぜそこまでして自分を驚かせる意図があるのかが見えない。
 夜風に温もりが混ざって、それもやがて冷え込む。
「どうした? ここは寒いぞ」
「思い出だって、たまに聞きたくはあるのですよ」
 湯気のたつカップを差し出された。
 これは俺のだったのか。
 白い湯気、カップの淵をつかむ細い指、いつもの無表情、
 次の瞬間、カイにとって不思議なことが起こった。
 ふらっ、と。力が抜けたのだ。
 まるで体の関節と言う関節に、ぽっかりと隙間が生じたかのように、がくがくとなんとなくその場にへたり込んで。
 気づいたときには地面に尻をつけて空を見上げていた。
「カイ?」
「...あ、いや、なんでもない。ちょっと大げさだよな」
 月を見上げているうちに、くっくと二回だけ鼻から息がもれた。自分でもそれが自然すぎて止めることが出来ない。何度か笑う。
 比沙は黙ってそれを聞いてくれていた。
「俺さ、割と友人が多くてさ――勇者としてとかじゃないぞ。純粋に俺を俺として慕ってくれる奴らでさあ。俺みたいな魔族ぶった斬るぐらいしか能の無いダメ人間の面倒、ずいぶんみてくれて...ほっとんど早死にしちまったけどさ」
 コーヒーを飲み、喉を潤す。
 とても温く甘かった。
「ほんと、何で先に死ぬんだか。俺より生きたい奴らばっかだったのに。
 それに比べたら...なんかさ。もう今が良すぎて良さ過ぎて、もうそれでいいやって。これ以上は高望みなんだろうなって、もう何も望んじゃだめなんだろうさって。何すればいいかなんてぜんぜんわからないし、でもさ、そう思えることが本当に嬉しくてって、おい」
「はい?」
 振り向けば比沙はずいぶんと下の方ではさみを手にしてネギをチョキチョキ切っていた。
「いや、まあなんだその「でもさ、それじゃダメなんだって...」 とか続けたかったんだけどいやネギ?」
「今日はざる蕎麦ですよ」 
「いや、わかんねえし...」

(『ただよし』)

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 幸福なんてものは相対的な価値観で、ようするに不幸と幸福とのギャップで得られる快感を「幸福だなあ」 と感じるわけだったりする。
 だから貧乏苦学生はWカレー(通常の二倍) に幸せを感じるし、金持ちグルメ野郎は普通の高級食材では満足できないわけで。
 人間、辛かった後のリラックスほど幸福なものはない。
 じゃ、どうすればより多くの幸福感を得られるかと言うと、これはもうより多く金をかけて裕福になるか、より多く不幸を感じて些細な幸福との差を大きくするかのどちらかだ。

 でも後者は好かん。
 そりゃ、働いた後のビールは最高、とか自分の体を苛め抜いて酒や食事を楽しむってのなら理解できるけどさあ。なんていうか、そんなことで幸せだなんて思うなよ! みたいな感じってあるし。
 些細なありふれた幸せが最高なんて言うけど、マイナスから比較するような幸福はなんか間違ってる気がするのです。

2004年05月31日(月) 
kainoji.jpg 168×338 18K カの字。
 今現在ロボとして現世に召喚されいる。
 素体はほぼ人間と変わらない生体ボディで、所々の骨格に金属が使われているが肉体的にはほぼ人間と変わらない。
 と言うより、勇者をやっていた時に人体をずいぶん弄ってたりするので、今の方が人間に近かったりする。(スペック的にも今の方が劣っている)
 カイ (のボディ) は比沙と同じラボによって作られた機体である。
 決定的に違うのは人工知能システムで、比沙とはまた違う独自の機構、その名も『If=CoReCtionS(通称:もしもコレクションズ)』 と言うシステムが採用されている。
『If=CoReCtionS』 とは 『Imitation formula = Condition-point Reference Character generation System』 の略で、日本語で書くならば、 『模倣式条件点検索人格生成機構』 と言う漢字14文字のさっぱりわけのわからないものになる。

 説明がめんどいので是非とも漢字や雰囲気や行間とかなんかそんな感じのモノを読み取って「ああ、あれね!」 と論理の旋律を奏でてもらえるとありがたいが、せっかく考えた設定だし、どうせこんなところじゃないと披露する場もないので、なんとか眠気をこらえて解説してみたい。
 とは言え大したモノではない。要するに、
「観測者(製作者) が初期設定――身体パラメーターやら職業や特技や思考等の人格にかかわりそうな値をしこたま入力してやると、後はシステムが勝手にその条件に最も合致した人物を世界中を検索して捜し、探り当てた人物の人格全てを模倣して自らのAIにしてしまう」 といったよく考えればかなり運任せなAI 生成システムである。条件さえ合えば井伊直弼の人格だろうとウゴスキルマステレヌスの人格だろうと模倣する可能性がある。
 発想自体は「人の力で人工知能を創るには無理があるから機械に任せてしまえ」 と言った、よくある人格学習型AIプログラムと似たような発想で、こちらは人格模倣型AIプログラムとでも言えるだろうか。
「無限の可能性が存在する世界のどこかなら、きっと製作者にとって都合のいい人格の持ち主がいるはず。なら、そいつを探してその人格ソースをコピペすりゃいいじゃん」 と言うプライバシー紙風船な機構で、理屈で言えば仏陀だろうとキリストだろうと夏目漱石やスーパーサイヤ人孫悟空の人格でさえトレースできる。
 劇中、カイが異世界から召還されたのはこのシステムが原因。タシット・モブの情報も同様の方法 (条件点検索) で呼び出されている。
 わかりやすい例を一つあげるなら、ドラクエ3で名前と職業と種を振り込んだら本当にそう言う経歴を持つ人を連れてくるルイーダの酒場みたいなもので、こっちは機械的に入力したんだけど、そのキャラにしてみればちゃんと召喚されて登場している。そんな感じ。
 ソードワールドとかのキャラメイクとか初期値と職業から人格を推測していくあれに似ているんではなかろうかっていうか検証してる暇も無いのでもうそれでいいや。

(『ただよし』より)

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 しんどい。
 何がしんどいかって、英語の当て字を考えるのに小一時間ほど悩んだ。

 ジャンプ購入。
 デスノートがすげえっ(笑)
 夜神局長、男だよあんた。
「こんな元気な自分は生まれて初めてだ」
 笑顔が怖い。ハジケすぎです。
 警察が意地と誇りと勇気を見せた。かっこ良すぎです。人間の盾は震えました。
 と言うか月もう悪役やん(笑)
 でも自分は「二冊目のノート説」 を予想してるんで、あれは月の仕業じゃないと思っているのですが。
 南空ナオミさんも、レイ・ベンパーと入籍していてナオミ・ベンパーとなっていたから助かった説を支持しています。(あのシーンでナオミが振り向いたのは月の横を通った警察が、警察の協力者と嘯く月に気づかなかったから)

 新連載は、十字架が落ちるシーンが面白かったです。
 一話はほとんど設定みたいなので二話目が楽しみ。
 一部ではまるでガンガンの様なマンガだと言われていますが (ハガレンには似てない) こういうのがジャンプで流行ったら面白いだろうなあ。最近のジャンプはロックが売りなので(?) ロック調にしたら勝ち残るかも。
 どうでもいいですが、最近のファンタジーって19世紀イギリスあたりの文化がモチーフの多いですな。流行?

 ブソ錬はパピヨンががんばってましたが、斗貴子さんががんばっていないので書くこと無いです。残念。

2004年05月30日(日) 
hinoji.jpg 306×493 43K 比の字。
 人工AIの問題で有名なフレーム問題と記号着地(※)は独自の常起動型副式複合モニタリング機構(別名:人工無意識) によりクリアーしているが、それでも人間ほどアバウトに物事の取捨選択や、能記の所記化をこなせると言うわけではない。特に微妙な記号識別に問題が残り、人を顔だけで特定するのが非常に苦手。
 休み時間の雑談中、雑談した相手が誰だか思い出せず、授業中になってようやく思い出せるなんてケースもしばしば見受けられる。
 しかし、顔がわからないと言うだけで、一度出会った人間のことはしっかりと声や仕草まで覚えているし、時間はかかるが人物の特定もちゃんとできている。

 ちなみにカイのことは遠くにいても一発でわかるらしい。
 まあ、彼の体に識別信号発信装置が組み込まれているだけなのだが。
 




 同様の理由で、誰かに話かけるとき最初にその人物の名前を呼ぶ癖がある。
 律儀と言うよりは、集中する対象を特定せねばいけないと言うシステム的な問題。
例「カイ、カレーおかわりしますか?」
 「敵、30m移動。追撃します」
 美神のマリアやゼノサーガのKOS-MOSなど、ロボットにはありがちな癖だが、一応比沙はこれを悪癖と理解し、日常では不自然にならない程度には気をつけているらしい。

※フレーム問題と記号着地
 物事を認識したり要不要を選り分けたりする方法に対する問題。
 人間は目に映る全てを認識しないでも、ざっと見るだけですぐに必要な情報のみに集中できたり、逆に本来目に見えているはずの前髪や鼻のコトなど気にせずに行動できるが、ロボット(AI) は目に見える全ての情報を取り入れ総当りで検索をかけてようやく要不要を選り分けると言う壮大な手間が必要になるという問題点がある
 ってまあ、ロボットもののお約束みたいな話なので詳しく知りたい人はググりましょう。

(『ただよし』より)


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 WEB拍手が復帰いたしました。
 今の保険制度に満足がいっている方は押さないで下さい。

 と、久々にあほみたいな広告バナーがヤフーに乗ってました。
 思いついてもやるかなあ、ああいうの。

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 デカレン。
 デカベースが立ち上がり、案の定中で働いている人たちがすごいことに(笑)
 自分の職場が90度傾くわけです、た、大変だあ。
 というか職員の扱いヒドッ(笑)
 デカクローラーが変形(というより立ち上がるだけだけど) すると、各職員は廊下のセーフゾーン(というなのタダの壁) に張り付いて待機。

 その目の前に無情に落ちる隔壁。

 隔壁が職員をすし詰めにしながら閉まっていきます。
 デカベース・ロボ時は職員棺おけの中で仰向け状態で待機なのです。
 それでいいのか公務員。

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 ドラマガ感想。

「ライナ」
「なんだ?」
「好きだ!」
「やかましいわっ!!」

 ああ、このやり取りだよなあ。
 イラストマイスターがなにやら大改革してました。
 以下、所感とコメント。


・まず、19〜14だった枠が22に増えてる。今回の応募の数がかなり多いのかもしれない。
・踏まえて、前期の人たちも参加している。
・結果として、活気はあるけど変わり映えがない。
・一年前と比べると描き込みの量が尋常じゃなく増えている。
・が、さしたる変化もなくつまらない。
・ずいぶんと絵柄を絞り込んでる人がいる。
・でも全体的に目が回る。
・見かけは全員すごい上手い。
・かと思えば肩の位置がおかしいのもある。
・いろんな意味でどれが一位になるのかさっぱりわからない。
・どれも綺麗だ。
・だからどれを選んでも同じに思える。
・イラスト講座がなくなった。
・応募者のほとんどがプロ予備軍みたいな人たちだから当然か。
・コメントが絵自体を褒めるのか内容を褒めるのかけなすのか見たままを言うだけなのか揺らぎすぎ。ギャザのようなアドバイスが無いのなら別にいらない。
・いっそのこと、2やら5やら7やらのコメントみたいに絵の技術に触れないほうが自分は好き。
・センスを褒めているものが無い。
・今のセンスを探ってるんだから当然なのだろうか。
・絵右上の数字が邪魔、気が散る。
・それ以前にプレゼントがまったく魅力的でない。
・おそらくドラマガ読者(の中でも更にアンケを出すほどマメな読者) は主なマイスター候補生の名前を覚えてる。
・ファンがつけば点が増えるかもしれないが、逆に前回と似たようなのだと入らない。月刊誌は保存が効き、読み比べるものは多い。

・自分が気になるのは読者の趣味と自分の所感との差異であってそれ以上ではない。

2004年05月29日(土)  ああああああああ...
 今回のエンタの神様。
 郵便局の中の人が陣内に苦情(※)を言って来そうだ(笑)
 郵便局のバイトは最初に「郵便物は捨てるな」 とか「配れなかったら持って帰れ」 とかそんな感じのビデオを見せられますが、それぐらいならホワイトボードなりなんなりで講義してくれよと思った記憶があります。映像化されるとちょっとなあ。

※局員扮する陣内が郵便物を勝手に読んで、それにツッコミを入れるというコント。
 このぐらいなら笑って許すのかどうかは良く知らない。

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 酔いが残ったままバイト。死ぬ。
 二日酔いではないです。基本的に二日酔いしません。
 ようするに、

酔いが残ってる。

 つまり酔った状態でバイト(笑)
 飲んでから6時間も経ってないからなあ。
 ああしんど。案の定、ウィスキーで悪酔いが併発してやがるし、動くと吐きそうになるし、というか吐く前に吐いた。
 吐いたら吐いたで、また腹が減ってきて、よく考えたら昨日シュークリームしか食べてねえよなあと思い出して、どんどん腹が減ってきた。
 飲んだ次の日はこってりしたものが食べたくなる体質なのでバイトの時間中「今日は絶対グータ喰ってやる」「一杯じゃ足りねえから素麺煮てスープに付け足してやる」「そういえばインスタント麺の替え玉って売ってないよな、売れそうなのに」「カップめんの替え玉ベンチャーで年商30億!」「今のがラーメンなら俺は死んでいた!」「あいつは…そうだな…ラーメン…そう…ラーメンそのものだよ」「ラーメン!」 とかラーメンのことばっかり考えて、益々どんどんさらに腹が減ってきった、助けてくれ。

 でも、帰ってからグータのビニールを剥がしたとたん、なんとなく閉口してしまって結局素麺を食べました。グータは寝たあとで食おう。

 あ、インスタント麺の替え玉は、スーパーの袋うどんコーナーで売ってるグリコの生ラーメン(ちぢれ) とかオススメです。別の鍋で3分煮てからスープに放り込みましょう。

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「好きです!」
「へっ?」
 俺は驚いた、驚くなと言うほうが無理だ。
 何しろ今は宴会の真っ最中。自分に至っては五杯目のウォッカ(ストレート)に口をつけたばかりだったのだから。


 木製のベンチに二人で座る。
「あの」
「はい」
「くっつぎすぎじゃない?」
「いいんです」
 なっちゃんは俺にもたれかかるようにして目を細めた。
 その表情はとても幸せそうで、幸せで蕩けてそのままバターになるんじゃないかと思うほどだった。
「先輩がOKって言ったんですから。いいんです」
「そのことなんだけど」
「はい」
「残念なお知らせが」
 がばっと、なっちゃんが顔を上げた。
「あ〜大丈夫、君のことは好きだ。OKしたことに嘘はないから」
「...はい」
 もう一回こっちの肩に頭を乗せて、微笑むなっちゃん。
「でもね、え〜と」
 また顔を上げた。
「なんです? やっぱりだめなんですか?」
「いや、そうじゃなくて、だめとか以前の話で...」
「はっきり言ってください!」
 俺は、意を決してボソリとつぶやいた。
「...俺、今日ウォッカ4杯も飲んでんだよなあ」
「へ?」
「あと、ジンにチューハイにビールも一本飲んだか。後輩の中国土産のやたら薬臭い酒も飲んだし、ポン酒だって飲んだ」
「随分飲みましたね」
「うん、実のところかなり酔っている。顔や態度には出ないけど酒はそんなに強くないんだ。明日になったら多分二日酔いだろうし...自分で言うのもなんだけど、今ここでこうして喋ってることなんてまず覚えてないだろうね」
「え...それって...」
 言わんとしてることが薄々わかったのか、なっちゃんは口を半分開いて眉根を寄せて不安一杯といった表情で、
「そうなんだよ、多分明日まで覚えてない。なっちゃんが告白してくれたこととか、俺がそれにOKしたこととか...」
「そ、そんなあぁ〜〜〜!!」

(『りめんばー』)

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 まあ、こういうのも書いておきたい。

2004年05月28日(金)  飲み
 飲み会。
 ちょい遅刻してもうた為に、遅れを取り戻すようにジャブジャブ飲む。
 駆けつけ1杯目がスピリタス(ウォッカ)という時点でなにかがおかしい。
 その後、アップル酒、芋焼酎、VO、アーリータイムス...
「あの、ビールは?」
「あるわけねえじゃん」
 OK、芋焼酎までは大丈夫。でもウィスキーは悪酔いがひでえしいい思いでねえやって言ってるのに飲んじゃってるよ。ああ二日酔い決定。

 なんだか、子犬のワルツを見たら走り出したくなる人とか、元カノが不倫をしはじめたとぼやく後輩やそいつの彼女とか、カレシが自分じゃなくて劇団の話しか聞いてこないとぼやく人とか、アパートの隣の部屋のホモのカップルが毎日毎日やかましいとがなる人と、台本論やら、最近のお笑いやら、怖い話とか、デカレンジャーの話で盛り上がったり、タモリは面白いのか面白くないのかで盛り上がったりしたような気がしましたがよく覚えてません。ってこの部室部外者の方が多い、現役部員少ねっ。
 っていうか何でローソク囲んで俺ら話してるの、あ、今年から消灯するんだ、へぇ。
 ちなみにデカレンジャーのファンは3人ぐらいいました。しかも自分よりよっぽど詳しい(笑)

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「じゃ、私読むから繰り返してね」
「わかった」
「I like a pudding.」
「あい...らいく..あ.ぷでぃんぐ」
「I ate a pudding yesterday.」
「あいえーと..あ.ぷでぃんぐ...いえすたでい」
「えーとはいらんよ」
「いるわっ」

(『トマソン』)

2004年05月27日(木)  今週の絢爛舞踏祭
 チワワは犬に非ず。
...確かによくみりゃねずみっぽい。
5/29追記とお詫び:
 っと、パロディだったのか。よかった(笑:詫びてねえ)

第9話 「ドキッ!水着だらけの大銭湯」
 どの辺がドキッだったのか小一時間ほど問い詰めたい。男性より女性へのサービスの方が多かったような。
 男集の更衣に聞き耳を立てるエノラ
――って普通逆じゃないの? なにこのアニメ(笑)
 なるほど、ポイポイダーさんはウォードレス脱ぐと喋れないのか。
 田舎では露天風呂のことを普通に温泉と言ったりします。どっちでもいいさ。

 東原恵初登場...って、艦には最初からいたんですか。盲点だった。
 「ひがし“ば”ら」 です。同一存在っぽいネーミングルールだ(笑) クリサリス・ミルヒはそのまんまなのになあ。
 キャラがいっぱい出てきて、益々群像劇めいてきました。グラムはいいので、これからも船員たちをいっぱい出して欲しいです。RBもいらねえや(笑)

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 WEB拍手は現在、サーバー引越し中だそうです。

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「くそったれ! そりゃ確かに俺はこのゲーム中古で買ったし、知ったのだってずいぶん後だったよ! 攻略本だって持っちゃいないし、初回特典版も設定資料集もグッズもアンソロジー本だって買っちゃいねえよ。クリアだって2、3周しただけだし、まして全員の台詞なんて見切れてねえし、隠しイベントだって見てなけりゃレベルもカンストできてないさ。
 だからってな、だからって、

 なんで『好き』 って言っちゃいけねえんだよ!」

(『照れ隠し』)

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 ゲームに置き換えてみました。照れ隠し。
 まあ、ゲームでも恋愛でも「好き」 と言う気持ちを頂点に、無限角に広がると言う意味ではフラクタルかなと。

 それはともかく。

 ディープなファンと言うのは、たまにそれが普通に好きだという人間のことを傷つけてくれやがります。

 ちょっと待ってくれよ、俺もそれ好きやねん。

 なんでさ、あんたに否定されなあかんの?
 なんで何も解ってねえみたいな言い方されなあかんの?
 普通に好きじゃあかんの?

 だいたい、本当はあんたと同じぐらい好きやねんで、それ。
 まさか自分だけが本当にそれを理解してるとか思ってる?
 なんか、そこまで言われるとさあ。
 俺が喋っちゃあかんみたいやん。
 気ぃ使って遠ざかって傍観するって言うか、逆に嫌いになるわ。
 そりゃ彼女とかならわかるけどな。
 仮にも数千数万に対して売ってるものやねんで?
 あんたみたいな人、5万人ぐらいいてもおかしくないねんで?
 5万言うたらWEB拍手の登録数ぐらいやないか。
 気持ちは解るけどさ、せめてさ、せめてそう言うの理解してさ、もう少しだけこっちにも気を配ってくれよ。
 って俺が遠慮しなけりゃ良いだけかもしれないけどさ。
 でも俺が主張したら、今度はあんた傷つくやろ。
 意味ないし。

 と、言うわけで、まあ、自分は雪路にはなれないし桂介ほど強くもないので、いろいろ考えるわけです。

2004年05月26日(水)  ちゃんばーら
トリビアの泉で水戸黄門のアニメが紹介されていました。
懐っかし。
 たしか黄門様が角さんに「角さん、力だすきじゃ!」 って普通の白たすき渡すと、
「おお、これさえあれば百人力!」
 と大木を引き抜き振り回すと言う謎の設定があったんですよね(笑)
 ちなみに助さんの必殺技は
「葵十文字斬り」
 
 しかしまあ...トリビアだったんだこれ。
 子供のころ普通に見てたのに(笑)
 ゴールドライタンとかもトリビアになるのかなあ。
 そう言えば、昔桃太郎と金太郎と浦島太郎が何故かメタルアーマーに身を包み、かぐや姫を助けに行くアニメもあったけど(以下略)

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 ロボットゲームをしている二人。

「今のが拡散波動砲だ」
「かくさん...助さん波動砲はないの?」
「ない」

(『トマソン』)

2004年05月25日(火)  判断に悩む
 しかし、商売をやっていく上では謝り癖をつけておく必要はある。
 変な理屈に凝り固まって、腰の高い態度で接客するのは、まあ最悪なのだろう。
 例えば、事務所に入るとき「いらっしゃいませ」 と言いながら入り、事務所の中のものは山彦で応えると言うルールがある。これはよくよく考えればまったく理不尽で、「挨拶は心から」 なんて主義の人にとっては噴飯ものの慣習だけど、普段からこういう練習をしておけば、癖となって身につくこともまた確かなのである。
 気高くあるのも大切だけど、伴わなければ意味が無い。

 昨日のが意外に受けがよかったのでのけぞる。
 みんないろいろ考えがあるんですね。
 っと、そうです、拍手は10回で止まるようになっています。
 「すみません」 には感謝の意もあるらしいと言う言葉を受けてちょい修正。
 読点が無いのはその通りです、わかってますなあ。
 あと、大丈夫。お前のコトじゃない。バイト先の話だ(笑)

 と、コメントにレスしてみましたが、今後はちょっとレス控えていきたいと思います。
 誤字とかそういうのは、どちらでもかまいません。指摘があればこっそり修正します。拍手してくれた後のコメントですしダメージも低いはず(笑)

 そうそう、「すみません」 で思い出しましたが、謝り方で一番すごいなあと思ったのは『おしん』 のおしんの謝り方です。
「こらえてけろ」 って言うんですよね。謝るようなコトして「堪えてくれ」って、なんてアバンギャルドな謝り方なんだとおののいた記憶があります。
 今になって考えると「許してください」 とかと同じ意味なんだと解るんですけど、当時は「そう言う謝り方もありか」 とカルチャーショックでした。

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「僕の場合はただ一言、謝りたい、ってそれだけなんだ」
「そう」
 パトカーが次々とバックして帰っていく。
 見事なハンドルテクニックだ、と思えるほど若いわけでもない。巻き戻りの人生が既に生涯の三分の一にまで達していた。
 自称犯罪者はパトカーが全部去った後で滑走路の方を見上げた。
「君は?」
「私は、怒りにきたの」
 幸依はそう言ってから微笑んだ。
「怒りに」
「うん、バカって言ってやるの」
 それは、きっと楽しい。
 そう言う自分が、自分でも驚くほどおかしくて、幸依はおなかを抱えてくっくと衝動に絶えた。
「っと、何かツボにはまった?」
「ううん、何でもない。それよりねえ、聞いてよ。わたし今おなかに赤ちゃんいるのよ。すっごくかわいくて、それからかっこ良くなって、頭もよくて、私に庭付きの家まで買ってくれるの!」
「へえ、それはいいね」
「もう父親とは大違い、ホント何でこんなに違うんだろ。遺伝なんて嘘ね。あったとしてもちょっとした程度でさ、実際は親を見て育ってるってだけなのよきっと。
 だからさ、ざまあみろって言ってさ。もしあんたと一緒にあの子育ててたら、きっとろくな子供に育たなかったって」
「そうかもしれないね」
「あんたみたいに、サボり屋で、のんびり屋で、怠け者で、毎日何考えてるのかもわからない能天気な男で、いつの間にか自分のペースでさくさく決めちゃってて」
「うん」
「近くにいるんだと思ったら、いきなりびっくりするぐらい遠くに行っちゃったりして」
「うん」
「私も回りの人たちも結局そんなあいつに乗せられちゃったりして。こっちが落ち込んでる時だって全然フォローもしないでぼんやりしててさ...」
「うん」 
「でも最後まで付き合ってくれて……」
「うん」
「ホントぜんっぜん似てなかった。あの子はいつでも優しかったし世話も焼いてくれたし真面目だったし几帳面だったし。絶対あんたがこの子育ててたら、そんな良い子には育たなかったって……」
「……うん」
「じ、自慢してやるんだ。ざまあみろってし、死んで悔しかっただろうって。こんな、こんなこと言われちゃってさ悔しいでしょ? って」
 語気がどんどん小さくなってついには喉につかえた。
「きっと、悔しいさ。悔しがらせてやりなよ」
 自称犯罪者は、そうう呟いて振り向き、相好を崩した。
 幸依の見上げる先に、タイ行きの飛行機が舞い戻って来ていた。

(『Rollback』)

2004年05月24日(月)  どうかとは思う。
「あのさ、別に謝る必要も無いときに『すみません』 って言葉使うのやめろよな」
 平和な放課後である。気だるげに聞こえてくるトランペットのロングトーンが眠気を誘う。
 チリは顔をしかめて首を傾げた。
「なにそれ、新手のキャラ作り?」
「ちっがう! お前今、俺がアドバイスした時、すみませんって言っただろうが」
「うん、言った気がする」
「アドバイスしただけなのに、なんで謝られなきゃいけないんだよ」
「う〜ん。お礼のつもりで言ったんだろうね」
「だったら『ありがとう』 とか『どうも』 とか言えばいいだろ、すみませんなんて言葉使うなよ。そういう意味もなく卑屈な態度が一番嫌いなんだよ」
「ああ、そういう設定なんだ」
「ちっがう!」
 あ、怒った。
 そうは言われてもねぇ。


(『無題』)

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 実際多いです。日本人の特徴と言うかなんと言うか、例えば落とした書類を拾ってあげたときとか、そこは「ありがとう」 だろうってところで「すみません」 って言われるわけです。しかもその謝り方が本当に悪いことしたって感じで、「すみません」 には「ありがとう」 って意味もあるらしいけど絶対そう言ういいで言ってないよなあと言うことが多々。

 ええ〜、俺そんな謝られるようなことされてないってああ、礼を言ってるのかでもそれってどうよ、礼を言うなら礼を言おうよ、「どうも」 でもいいからさ、せめて「おっ、すまん」 とか気楽な感じだったらいいけど、何でそこまで懇切丁寧に逆に疲れるわい、と毎回思うわけではないのですがたまには思う。

 まあ、だからと言って「やめて」 とも言えへんしと言うか思わんしなんていうかそう言う「くさい」 コト言っていいのって高校ぐらいまでかなあとも思うし大体俺もたまに無意識で言ってるしよく考えたら普通だしうがって考えてみればそうかもしれんなあってだけのコトだろうしだいたい誰がどういった日本語を選択しようとその人の自由だしそんな人格にまでかかわりそうなことえらそうに制限する権利なんてないしどだい俺がどうよって思うこと自体ただ単にその考えに酔っているだけのコトかもしれないしだとしたら迷惑かけてるの多分俺だしじゃあまあ俺がそう言うときに進んで礼を言う人間でさえあればいいかなんて向かい風におでこ広げて太陽のまぶしさに目を細めながら「あは」 と笑いながら何があはじゃ気持ち悪いわってあかんあかんこういう考え方はきっと疲れるそうだこういう場合アメリカ人ならどう考えるのだろうアメリカの人はエクスキューズとかソーリーはあんまり使わないで礼を言うときはサンクーと言うらしいしじゃあ俺の考えはアメリカナイスド的なナイスってなんやそれ言うならアメリカナイズやろナイスって直訳でアメリカヨッシャー的かそりゃすごい。
 あめりかよっしゃー。

 などと考えていると、バイトの暇はつぶれます。

2004年05月23日(日)  久々に
hisa0523.png 200×200 57K 動くビルディングなんて迷惑以外の何者でもない(笑)
 デカベースの秘密が明らかになるかと思ったら、来週へ続くでした。残念。

 比沙。
 ただよしもネクロマンサーもですが、好きで書いてる小説なんだから、別にラブコメラブコメした要素もりこまないでもいいんじゃないかなあと思うこともあります。
 でもラブコメって面白いからなあ。



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「その1」
 丸山亨(16) は、おもむろに人差し指を立てた。
「遅刻遅刻〜と、パンを加えながら走るフブキ嬢と、曲がり角で接触。そこから始まる白馬の王子さま的な出会い」
「無理だな」 カイはあっさりと却下した。
「あいつ朝早いぞ。第一、白馬どころか白虎に腰掛けるような奴だし。まあ、白虎にはねられても構わないのなら止めはせんけど」
 カイの反論に丸山はあっさりと二本目の指を立てた。
「その2、学年一の鼻つまみ者の不良集団がフブキ嬢に言い寄るところに颯爽と現れ、やめろよ、彼女が嫌がってるじゃないか! と抗議を」
「単身で怪老ウルカン・ラナ=デルフィンと海王軍25万兵を滅ぼしに出向いた奴にどうやって絡めって言うんだよ」
 サンドイッチを食む。
「そ、その3」 という丸山の頬には、つつうと汗が滲んでいて、「学年一の優等生&美形で高校なのに何故かファンクラブなんかができちゃってる大富豪のボンボンがフブキ嬢に言い寄るところに颯爽と現れ、やめろよ、彼女が嫌がってるじゃないか! と抗議を」
「...まず、いんのかよ? そんな絵に描いた餅みたいな奴が」
「ああ、もうどうすればいいのさ!」
 ドバシ、と机を叩くと丸山にカイは憔悴した気持ちで溜息をつく。
「無茶いうなよ。俺はそのテの話はしたことが無いんだ」
「そりゃ、13歳で婚約までしていたら疎くなるのはわかるけどっ」
「あ、あのなあ、それはそもそもそれ以前の問題って言うか、ええっ!?」
 何がなにやら。
 丸山にいきなり話を持ちかけられたかと思えば、なにやら脳みそにカリフラワーの生えたような話をされてしまっていた。
「大体、俺に聞くって、なんかおかしくないか?」
「なんでさ、君彼女の元婚約者だったんだろ」
「ああ、確かに『元』婚約者だ」 強調してやる。
 いや大事なことなのだ。皆にそう触れ回っているのに、フブキは相変わらず言い寄ってくるし、トールは相変わらずご愁傷様とか言ってくるしで、まったく状況が変わっている気がしない。
 唯一理解してくれるかなと思っていた丸山もこの通りでは、先が思いやられる。
「だから、君に聞けば彼女の趣味とか嗜好とか、いやそれよりももっと重大な彼女に好かれる秘訣がわかるかもしれないじゃないか」
「って言ってもなあ。俺の意見を参考にしたら最後にはフラれるってことだろ」
「だぁあああ! このボクネン勇者!!」
 口角に泡を飛ばす勢いで責め寄る丸山に、カイはう〜んと首を捻り、
「けどなあ。何でよりにもよってフブキなんだ」
「な、何でって」
「その顔で」
「卯月...喧嘩売ってる?」
「い、いや、そういう意味じゃなくて」
 半目でずずいと詰め寄る7・3眼鏡、怜悧で挑むようなその視線は、かつての大賢者(口の悪い奴は代賢者と言ったりするが) トールの姿そのもので、そいつがフブキとお近づきになりたいだなんて抜かすから、カイとしてはどうしたものやら、だった。
「助けてやりたいけど...リン、怒んないかなぁ」
 気難しいスーツ姿の秘書官を思い出して、カイは溜息をついた。

(『ただよし』)

2004年05月22日(土)  読めと言われて読むものなんて面白くもなんともない。
電波チェックで
「あなたは天然系さんです、日本語を学ぶために純文学でも読みなさい」
 と言われたので青空文庫でも行って来ようかと思います。
 いまさら紹介する必要多分ないけど...
『青空文庫』 とは是非もなく、
「著作権の切れた小説を無料で読める」 サイトです。
 いろんなボランティアさんが著作権の切れた小説を電子化して掲載すると言う、真っ当なサイトさんなのです。
 夏目漱石が充実してるので、よく利用せていただいております。
 って、読んでんのに天然系かよ、俺。

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「カイ、購買心理の八段階って知っていますか?」
「知ってるわけがない」 そもそも、この世界に来てまだ6ヶ月である。
 それなのに文化祭のリーダーを一人で取り仕切れと来たもんだった。
 文化祭のクラスリーダーはどうやら部活動に入っていない奴が選ばれるらしい。
 そう亨に聞いてよくよく見回してみれば部活動をしていないのはカイだけ(比沙は箏曲部) だった。なんて健全なクラスなんだ。
「で、その交配神『リー』の八段変形がなんだって?」
「これはですね」 無視された。コピー紙をプリンタから取り出して、ボールペンをかちりと押す。「消費者が商品を見て購入するまでに辿る変化を8つの段階に分類したモノなのですが」
 と、8つの線を引いてそこに一段階ニ段階と書いていく。
「んなもの誰が考えるんだ?」
「昔から伝わっているおまじないみたいなものです」
 さらさらと動くペン先にカイは見惚れた、速くよどみのない、それこそプリンタが文字を描いていくかのような流れのよさだ。
「一段目から順番に、注目・興味・連想・欲望・比較・信頼・決定...そして行動。これで八段階です。決定と行動を一つにまとめて7段階と呼ぶ人もいますね」
「へぇ...って、どういう意味なんだこれ?」
「つまりですね、

注目・商品の存在に気づき、

興味・商品を詳しく知りたいと思い、

連想・「その商品があればどれだけすばらしいだろう」 と想像し、

欲望・それを欲しいと願い、

比較・「他に適切な商品はないか」 と似た商品を比べ、

信頼・「これなら間違いない」 と納得し、

決定・最後の迷いを振りきり、

行動・購入にいたる。

 と言うわけです。
 この8つを順序良く充分且つスムーズに行えれば客は自ずと商品を購入しますし、逆に一つでも滞れば購入しなくなります。
 さらに言えば、購買心理は1から順に発生しますので、注目ができなければ興味は発生せず、興味が沸かなければ連想も起こりません。
 もっとも、初めから買うものを決めている場合などは、一気に欲望まで飛ぶことになりますが」
「う〜ん」 カイはこめかみを押さえて唸った。既についていけない。
 具体的にどうすればいいのだろうか。スムーズな欲望?
「なんにせよ、上の方が重要だってことだな」
「一概にそうは言えませんが、多分にはそうでしょう。玉が釘を抜けなければルーレットの確率がよくても一緒ですから」
「玉? ルーレット?」
「ともかく」 カイの疑問には答えないで、比沙はボールペンをかちりと鳴らした。「まずは上から攻めていくとしましょう」 と、注目の欄を丸で囲んだ。

(『ロボと勇者と文化祭』)

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 通販のアレとかもそんな感じですね。
 まず商品を紹介して気を引いてから説明。実際に使っている映像を見せてから畳み掛けるように利点を述べて客の欲望をあおり、他の商品をけなしてこれなら大丈夫と信頼させて、迷っていると止めにオマケ商品がバンバンつく。
 見事な構成です。

2004年05月21日(金)  なるほど!
 なるほど!
3^0 =3^(1-1) =3^1×3^(-1) =3×1/3 =1
かっ! 為になった。

 咳をアグレッシブにリカバーリンするために一路病院へ。
 一路と言う言葉を使うたびにゼノギアスのセーブデータタイトル
『一路ニサンへ』 を思い出すがソレはどうでもいい。
 ゼノサーガを久々にやろうと思ってセーブデーターを覗いたらクリアデータとその一歩手前以外を消去していました。
 これでは狂気ノリノリの山寺宏一しか見れません。
 ゼノサーガで一番好きなシーンは、ヴェクター本社艦『曙光』 の登場シーン。『ラインの乙女』 がグノーシスを一掃するシーンなんて鳥肌もの。敵に取り囲まれ絶望的な状況な状況の主人公たちの前に、救世主のように現れる大艦隊。その圧倒的な殲滅力に戦況がたちまちに塗り替えられていく...

「ラインの乙女――
 完成していたのね――」

 う〜ロマンだよなあ。
 いやいやいや。咳の話だった
 と言っても、特に大したことも無さそうなので、病状は割愛。
 一番印象に残ったのは、内科のおっちゃんがパソコンでカルテを書いていたことですね。画面、客にも見えるんだけど、いいのかなあれ。今流行のインフォームド・コンセント?
 ただ、「小1に〜にかかったことがある」 と言う項目を書こうとして、「症1」 って書いてしまったのは情けないぞ。
 しかも後で直そうと一旦保留にしたのに気になって結局直すあたりがまた情けない(笑)
 あと、「In〜」 と言うドイツ語で書く部分を「いん」 で辞書登録しているあたりがまた(笑)
 画面見せない方がいいと思うなあ...

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「くそっ、これまでか」
 360度×180度、見渡す限りの空を100体ものドラゴンに囲まれて、空挺旅団長は死を覚悟した。
 そのとき。
「団長! 二時の方向に巨大な船影、準要塞級です!!」
「何! どこの船だ!」
「識別信号確認...す」
「どうしたっっ!」
「スーパーマーケットです!」 
「なんだとぉぉぉぉぉお!?」

「メインエンジンをフライトからホビィに。カウント入ります減速用意」
『減速用意!』
「...2,1。OK、本店は航空モードから停空モードに移行します」
「店長、状況真っ赤赤ですぜ。ありゃ5秒もあればぜぇ〜んぶドラゴンどもの糞になるな」
「救難信号は」
「今来ました」
「やっこさん半信半疑だねぇ。無理もない」
「大人しくしてろって言っといて。サナダ、9番繋いで」
「ほいほい、ぽちっとな。
 ごほん、あ〜あ〜本日も是好調。おいらの船は三千トン。従業員各位にご連絡。これから店長っ娘のありがた〜いお言葉があるので心して聞くように。録音は禁止だかんな」
「なんだねそれは。...あ〜野郎ども」
「店長、海賊じゃないんですから」
「うぃ。従業員の皆様に告ぐ。
 諸君、お客様の危機です。今、我々が助けに入らねば彼らは悪食極まりない空トカゲの餌となるでしょう。故に、我々は空に糞を撒き散らすしか能のない糞害野郎の群れへと突っ込み、貴重な貴重な客の救出に出向こうかと思う。異論は許しません」

 歓声。

「お客様は神様だ。神がお困りならば我々は全てのサービスを駆使してニーズに応えねばならない。
 いい? 復唱。お客様は神様です」
『お客様は神様です』
「声が小さい。もっと艦全体に声を響かせる。
 畜産チーフ、今月の標語を全力で暗唱」
「はっ、山彦と笑顔の絶えない店にしようです!」
「全員復唱」
『山彦と笑顔の絶えない店にしよう!!』
「お客様は神様だ」
『お客様は神様だ!!』
「欲しがりません売るまでは」
『欲しがりません売るまでは!!』
「ようし、全員従業員基本姿勢! BGM鳴らせ! 声を上げろ」
「無線、本店にあわせます」
「プライスカード90% 棚出し率99.99% いつでもいけるぜ」
「航空型スーパーマーケット3332号店『ピーシフル・テンペスト』
――開店!!」
『いらっしゃいませ!!』

(『戦場のスーパーマーケット』)


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06月19日 さて
18日 考える。
17日 狭いながらも
16日 先輩とぼくを読み終える。
15日 火曜ビ。
14日 
13日 対話
12日 恐怖。
11日 強化月間?
10日 パート。
09日 ふんがふっふっ
08日 メモを見てそのメモにコメントする。
07日 プーやん。
06日 みるみそ
05日 ごりごりごりごり
04日 面白かった。
03日 あっはっはっは。
02日 なんかいや
01日 よくよく
05月31日
30日
29日 ああああああああ...
28日 飲み
27日 今週の絢爛舞踏祭
26日 ちゃんばーら
25日 判断に悩む
24日 どうかとは思う。
23日久々に
22日 読めと言われて読むものなんて面白くもなんともない。
21日 なるほど!