● やなぎさんからのプレゼント
● 内外薬品様からの回答
● まぐぞーさんからのプレゼント
上記の疑問について会社より、次の通りご回答がありました。
●なぜ関西版は小さいのか?
・古くから関西の銭湯では、湯舟から桶で掛け湯をする習慣があります。この時に関東版では湯が入りすぎて重くなってしまうということで、一回り小さい関西版の湯桶が誕生しました
・小さい方がお湯の量が少なくて済みますので経済的です。
●その他の工夫
・木桶のタガに当たる段があり持ちやすいように設計されています。
・もう一つの特徴はその印刷技術です。従来の印刷ではインクを乗せるようになっていて長時間の使用に耐えられません。ケロリン湯桶で採用しているキクプリントという印刷技術はインクを埋め込むかたちになるので熱や薬品に強いという特徴があります。
●歴史
ケロリン湯桶というと黄色の湯桶を想像されると思います。実は当初の色はプラスチックそのままの色(白)でした。しかし、白ではすぐに汚れが目立ってしまいます。丈夫で長持ちする湯桶を気持ちよく使っていただくために試行錯誤した結果、現在の黄色が最適であるということがわかりました
写真の銀山温泉の他に、東根温泉(何れも山形県)のものも頂きました。
まぐぞーさんは、当初、黄色のケロリン桶が色落ちしたと思われたそうです。
相互リンクさせて頂いている「はしご湯のすすめ」を運営されている「まぐぞー」さんから、お宝映像を頂きましたのでご披露いたします。
左:下記しましたが、ケロリン桶は、当初、黄色の色付けなしで白でした。
現在は製造されていない幻の一品です。
右:これも珍しい特製ケロリン桶、温泉名が記されています。
さすがに老舗旅館や高級旅館には置いてありませんが、それ以外の格式を重んじない宿や共同浴場などではよく見かけます。
なにせ鮮やかな黄色なのでとてもよく目立つのです。
この桶の利点は、とても軽いこと。
掛け湯や上がり湯のとき、湯をすくっても重みが少ないので、素早く体に何回もかけられます。
この桶に出会うと「お前、ここにも居たのか」と声をかけたくなり、これを置いている旅館や共同浴場の評価が、何故か急上昇してしまうのです。
謝辞
この記事作成に際しては、「内外薬品」様及び温泉サイト仲間の「やなぎ」さん・「まぐぞー」さん他多数の方のご協力・ご支援を賜りました。」及びサイト仲間の「やなぎ」さん「
ケロリン桶
今回購入したA型(関東)
鹿沢温泉・紅葉館(群馬県)のはかなり使い込んでいました。
フェイスタオル(写真 840円)とバスタオル(2.310円)も買いました。
ケロリン桶があると、なぜか評価が1ランク上がって、どこも名湯に見えてしまいます。
(写真をクリックすると記事へ)
東京オリンピックの前年(昭和38年・1963年)、営業スタッフが提案したのがきっかけで商品化され、、これを最初に採用したのが東京温泉(東京駅八重洲口)でした。
その後、木桶と比べて軽く、衛生的等の利点もあって、全国の銭湯・温泉・ゴルフ場で採用となり、これまでに延べ200万個が出荷されているそうです。
因みにこの商品を提案した営業スタッフは現社長とのこと(当記事作成時)。まさか、この大ヒットを評価されて社長に就任された訳ではないでしょうが、とっても愉快な話です。
掲示板あるいはメールでケロリン桶の写真と温泉・施設名・都道府県それにメッセージをつけてお送りくだされれば、掲載させていただきます。 |
2006年12月に伊豆を周ったとき、連続して3ヶ所の旅館と共同浴場でコイツと出会い、急に欲しくなりました。
自宅に帰りインターネットで内外薬品のホームページにアクセスしたところ、見つかりました。
「ケロリンファン倶楽部」というページがあって、主力製品のケロリンと肩を並べてケロリン桶が堂々と紹介されていました。
ここで初めて知ったのは、ケロリン桶には関東サイズと関西サイズの2種類があること。
ケロリン桶の購入方法は幾つかあります。
一つは本家の内外薬品の通販で購入することが出来ます。
もう一つの方法は、Yahoo、アマゾン、東急ハンズなどの通販で購入することが出来ます。
桶はどちらのタイプも1個1,300円(税別)です。
内外薬品では、バスタオル・フェイスタオル・バスマット・キーホルダー・携帯ストラップ・スリッパ・薬用入浴剤なども揃えてあり、購入金額が2,500円を超えると送料が無料になります。
A型(関東)はB型(関西)より一回り大きく、100G重くなります。
カップウドンやソバは、味付けを違えた関東版と関西版がありますが、この桶の大きさと重さに違いがあるのはなぜでしょうか?
悩みます(悩まなくていい!)。
関西人がイラチ(せっかち)のためでしょうか、体力が劣るからなのでしょうか、関西の温泉は湯量が不足気味なので、温泉をあまり使わせない陰謀なのでしょうか。
考えさせられます(考えなくていい!)
是非、内外薬品に問い合わせようと思ってます。
(内外薬品様から回答が来ましたので下記ご参照。)
温泉愛好家なら二度や三度はお目にかかっているこの黄色いプラスティックの桶は、通称「ケロリン桶」と呼ばれています。
これは、富山市に本社を置き、資本金5千万円・従業員100名の医薬品会社「内外薬品」の販促グッヅです。
この会社の主力製品は、頭痛・生理痛・歯痛向けの医薬品(薬局・薬店で買える一般薬)・「ケロリン」です。
腰掛けてもビクともしない頑丈さなので、永久桶とも呼ばれてるそうです。
今回、私はA型(関東)を購入しましたが、いつも使っているものと比較して少し大きく重く感じました。
B型(関西)の方が普及しているのでしょうか。
これもやなぎさんからのプレゼント。
はじめ写真を見たときなぜ瀬戸物の鉢? と不審に思いましたが、これもケロリン桶でした。
長野県の加賀井温泉で見かけられたそうで、温泉成分が付着して変色したものです。
永久桶を自負する内外薬品ですが、さすがにここまで変身するとは想定していなかったでしょう。
長野県の加賀井温泉にてて。
私は関東型を2個買いましたので、視覚的な大小をお見せすることが出来なくて残念に思ってました。
ところが、相互リンクさせて頂いてるやなぎさんから大小比較の写真を頂戴しました。
ご本人の了解を頂いて掲載させていただきます。
これを拝見すると、やはり、温泉宿・共同浴場等に置いてあるケロリン桶は関西型(小)が多いような気がします。