ニセコ湯本温泉 国民宿舎雪秩父 (北海道)
   

雪秩父は、ニセコ湯本温泉の大きな源泉「大湯沼」の横にある素朴な国民宿舎で、数多い露天風呂が売り物だ。

雪秩父は、町営の国民宿舎で大湯沼のすぐ横に建つ。
1966年の開業、校舎のようなシンプルな建物、外壁だけは塗り替えているように思えるが、館内は建設当時のままなのだろうか、内装も調度もいまどき珍しい古色蒼然たる雰囲気だ。


風呂は内湯が2つとニセコ山々をまじかに見渡せる開放的な斜面を利用して、5つの露天風呂が配置されている。1995年に造られたもので、個々の風呂はそれほど大きくないが、1,000uもの敷地がある
これだけ風呂が充実しているとかなりの感動を呼びそうなものだが、どうもいま一つわくわく感が生じなかったのは、次の理由によるものだった。
・内湯は温泉が落ちておらず、露天風呂は湯口がなく浴槽の中から温泉を注いでいるらしく、風景に活気がなく水溜りのように見えた。
敷地内に植樹が無く、石板を敷き詰めた床も浴槽も温泉もグレー、沈鬱な色調だった。
・冬季の凍結による転倒防止のためだろうか、風呂から温泉が流れ落ちていなかった。


蘭越町は後志支庁の南西部に位置し、周囲をニセコ連峰と羊蹄山に囲まれた盆地を形成していて、町の中央を道南最大の河川「尻別川」が東西に貫流し日本海に注いでいる。

その流域に広がる平坦地は肥沃で水田に適しており、ここで生産される米は蘭越米と呼ばれ特Aにランク付けされている。

気候は道内では比較的温暖ではあるが、冬は積雪量が多く特別豪雪地帯に指定されている。

蘭越町へは、JR函館温泉で札幌・函館からともに3時間程度、札幌から車では国道230号線と道道でニセコ町を経由して至る。

また、日本海の海岸線からは、ニセコ連峰を横断して洞爺湖へと走る岩内洞爺線(パノラマライン)が通じ、美しい山岳風景を楽しみながらドライブが出来る。

町域には新見・湯本・薬師・湯本・昆布・昆布川など、ニセコ温泉郷の数多い温泉が湯煙を上げている。

所在地 : 磯谷郡蘭越町


温泉名 : ニセコ温泉郷ニセコ湯本温泉 

温泉は、単純硫黄泉と鉄泉の2本が使用されているようで、一方はすぐ裏手の大湯沼から引かれている。

日帰り入浴は9時30分〜20時までで、事前の予約は不要、入浴料金は大人500円(中学生以上)、子供(小学生)300円になっている。

部屋は和室(BT無し)が26室、宿泊料金はHPによれば2食税込みで6,700円(2009年1月現在)と、公共の宿らしく低めに設定されている。

料金帯がないので、1室宿泊人数・曜日・季節等による加減がない一律料金と思われる。
四季の登山・ハイキングや冬のスキーなどの際に利用すると大変便利だろう。

住 所 北海道磯谷郡蘭越町湯里680−2
電 話 0136−58−2328
交通機関 札樽自動車道小樽ICから約80km
JR函館本線ニセコ駅からニセコバス五色温泉行きで30分 湯本下車
施設(日帰り用) 売店、ロビー、駐車場(50台)
宿 泊 和室24室  税込2食付き 6,700円 (2009年1月現在)
泉 質 単純硫黄泉、鉄泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 午前9時30分〜午後8時 
定休日 年中無休
入浴料金 大人500円 子供(小学生)300円 
入浴施設 内湯男女別各1 露天風呂男女各1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、 ロッカードライヤー
観光スポット スキー、登山・トレッキング、尻別川ラフティング、カヌー、大沼、神仙沼、長沼、大湯沼、ニセコ名水「甘露泉」、有島記念館
お土産・食事 館内で昼食・喫茶不可
近くの温泉 ニセコ温泉郷(ニセコ薬師、ニセコ昆布、ニセコ五色、新見、昆布川、ニセコ湯の里、ワイス、ニセコ東山等多数
蘭越町HP
観光協会HP
雪秩父HP
http://www.town.rankoshi.hokkaido.jp/
http://www7.ocn.ne.jp/~kankou/
http://www7.ocn.ne.jp/~yusenkak/yukichichibu/index.htm
雑記帳 ニセコ(ニセコアン)」とは、アイヌ語で「崖の下を流れる川」という意味。北海道にはアイヌ語を語源とする地名が多いが、その多くには漢字が当てられている。ニセコにも漢字表記があったが、これが定着せず今もカタカナで表示されている。
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

積丹・小樽とともに「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」を構成するニセコ連峰は、倶知安町側のニセコアンヌプリから日本海の岩内町にある雷電岳)に至る全長25kmに及び、1000m級の山々が連なる。

JRニセコ駅の北、ニセコアンヌプリの裾野に広がるニセコ高原には、アスピリンスノーで知られるスキー場が4ヶ所あり、年間70万人のスキーヤーやスノーボーダーが訪れる。

羊蹄山を東に仰ぐ高原には、湯量豊かで素朴な温泉(宿)が点在しており、これらを纏めてニセコ温泉郷と呼称している。

ニセコ湯本温泉は、湯本の名の由来である大きな源泉「大湯沼」の横にある。
普通、湯本の名がつくと大きな温泉地を想像するが、ここは素朴な宿が数軒あるのみだ。

ニセコアンヌプリ(1308m)。ニセコアンヌプリ火山群の主峰で、尻別川を挟んで東の羊蹄(ようてい)山と相対す(右下は美しいコニーデ式の羊蹄山)。

校舎のような建物

古い病院の待合室の雰囲気。

内湯は2つある。

硫黄臭が漂う大湯湯。周囲は遊歩道が整備されている。

施設名 : 国民宿舎雪秩父 (入浴日:2008.6.25)
気のせいだろうか、温泉の鮮度が欠けているように見えた露天風呂群。

この露天風呂だけ温泉が元気だった。