水菓子(塩キャラメルジェラード)
お品書きにない皿
振る舞い(きのこ汁)
小鍋(きりたんぽ鍋)
強肴(根曲がり竹)
鮎の塩焼き
お造り(金目鯛・岩魚・紅鱒)
小吸代り(稲庭うどん)
膳菜(山菜・前肴盛り合わせ)
先付(わらび)
食前酒(ラ・フランス)
渡り廊下に下がる男湯の暖簾
右上に女湯・男湯の表示。今回も女湯に紛れ込みそうで不安だった。
野趣たっぷりの露天風呂の照明
朝 食
夕 食
妙乃湯から続く露天風呂の寝湯。
コンクリート製の露天風呂 を改修し、檜風呂にしたもので、比較的浅めの湯船。背もたれと枕があり、寝湯として使うのに適している。
一番好きな妙乃湯。昭和20年代から使われてきた青森ヒバの内風呂で、以前は男女別に仕切られていた。床も壁も風呂もすべて木造で、なんとも趣きある浴室・風呂だ。奥の壁は少し前まで使っていた湯船の床を記念として残したもの。
一部
食事処は、和室24畳の草庵とテーブル式のシックな都忘れがある。
2人とも足腰に支障があるので、あらかじめテーブル式を頼んでおいた。
料理は秋田郷土料理のきりたんぽ鍋や鮎の塩焼き、根曲がり竹などの山菜をはじめ、素朴な山川の品を中心に、選び抜かれた食器に盛られた一品毎に、スタッフの丁寧な説明付きで供される。
しっかりした朝食。ベーコンエッグは自分で作る。納豆は懐かしい藁のもの。
前回は道路側の眺望の無い椿館だったので、今回は、先達川の渓流を真下に眺めるさくら館の部屋(1階おみなえし)を予約した。
料金は,少々高くなって、税・サ込・2人1室で1人20,940円(平日)だった。
部屋は落ち着いた和室で、10畳に2畳程度の広縁(ロッキングチェアー付き)、風呂は無いがトイレはシャワー付きだった。
先達川の向こうは原始林が生い茂り、秋はさぞかし紅葉が見事だろう。
2011年度版のガイドブックでは、「風呂の一部がかけ流し又はかけ流し・循環併用」のマークが付いていた。
妙乃湯を別の角度から。
唯一の岩風呂(露天風呂)
丸い那智石が敷かれた「喫茶去(きっさこ)の湯」
清潔で使いやすい脱衣所
重厚なオール木造の洗い場。
最新鋭の貴重品入れロッカー。
仙北市は秋田県の東部中央に位置し岩手県と接しており、市のほぼ中央に田沢湖があり、東に活火山の秋田駒ケ岳(1637m)、北に八幡平(1613m)、南は仙北平野へと開けている。
観光資源に恵まれ、大きくは「八幡平・玉川(温泉)エリア」「乳頭(温泉)エリア」「田沢湖高原・水沢・駒ケ岳エリア」「田沢湖エリア」「抱返り・神代・白岩エリア」「角館エリア」などに分けられる。
城下町・角館の町並みは380年を経た今でもほとんど変わらず、みちのくの小京都して、枝垂桜が開花する春を中心に年間200万人が訪れる大観光地となっている。
田沢湖は秋田県の中東部に位置し、最大深度は423.4mで日本第一位の深さである。かつて、田沢湖は摩周湖に迫る透明度を誇っていたが、1940年に発電所の建設と農業振興のために、別の水系である玉川温泉からpH1.1に達する強酸性の水(玉川毒水)を引き入れた結果、田沢湖は急速に酸性化し、そのため固有種であったクニマスが絶滅した。
しかし、つい先日、卵が放流されていた山梨県の西湖での生存が確認され、大々的に報道されたのが記憶に新しい。
煮物(山菜きんちゃく)
住 所 | 秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ケ岳2−1 (旧)秋田県仙北郡田沢湖町生保内字駒ヶ岳2−1 |
電 話 | 0187−46−2740 |
交通機関 | 東北自動車道盛岡ICから国道46・国道341号線、県道などで約60km JR秋田新幹線(田沢湖線)田沢湖駅から乳頭温泉行バスで約44分、妙乃湯温泉前下車 |
施設(日帰り用) | 休憩所(食事処草庵利用)(有料個室休憩有り)、 食事処(稲庭うどんセット1260円〜) 駐車場は旅館の先方に約15台分、玄関2〜3台 |
宿 泊 | 16室 1泊2食付12,855円(税・サ込)〜22,000円前後 |
泉 質 | 単純泉 マグネシウム・カルシウムー硫酸塩泉 |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 | 10時〜15時 |
定休日 | 日帰り入浴は毎週火曜日(不確実につき電話で紹介下さい、HPには記載なし) |
入浴料金 | 大人700円 貸切風呂は別途1時間1050円 |
入浴施設 | 内湯:男女各1、露天風呂:男女各1、混浴露天風呂1、寝湯(露天風呂)、貸切風呂(宿泊客無料要予約、立ち寄り湯の場合は1時間1050円) |
浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー |
観光スポット | カラ吹き湿原・周辺ブナ二次林・千沼ヶ原など散策、田沢湖周辺、角館、八幡平、抱返り渓谷 |
お土産・食事 | 館内で昼食可 昼食 11:00〜13:00ラストオーダー 稲庭うどん1,260円、きのこ汁のお膳2,625円、3,675円 |
近くの温泉 | 乳頭温泉郷の他の温泉(鶴の湯、大釜温泉、黒湯温泉、孫六温泉、乳頭温泉(休暇村)、蟹場温泉)、田沢湖高原温泉郷、水沢温泉郷、玉川温泉、国見温泉、後生掛温泉、ふけの湯温泉など多数 |
仙北市HP 観光協会HP 乳頭温泉郷HP 妙乃湯HP |
http://www.city.semboku.akita.jp/ http://www.tazawako.org/ http://www.hana.or.jp/~nyuto/ http://www.taenoyu.com/ |
雑記帳 | 温泉組合で発行する「湯めぐり帳」を購入すると、各温泉(7ヶ所)に1回入浴できる。 但し、購入できるのは7つの旅館に宿泊する者だけで、有効期間はないので、周りきれないときは次回以降で使用できる。料金は1500円で割安だ。 |
貸切露天風呂の「やわらぎ」。宿泊客は無料で予約制(1時間)。外来も1000円で入浴可。
景色が見事な混浴の妙見の湯(金の湯)
同じく妙見の湯(銀の湯)は2,3人程度。
風 呂
食 事
田沢湖湖畔のレストラン「ORAE」で昼食。隣の席が韓国ドラマ「IRIS」の主役男女が座ったテーブルだった。
先達川を眼前に見ながら入浴する混浴露天風呂「妙見の湯」(女性はタオル巻きOK)。前方が茶色の金の湯、後方が透明な銀の湯」
都忘れ
草庵
広くないが洒落た雰囲気のフロントロビー、ここでチェックインする。
館内の洒落た照明