ユニセフは、第二次世界大戦の傷跡を生き延びようとしていたヨーロッパやアジアの子どもを 助けるために、1946年に創設された国連機関です。国際社会の変化に伴って、更に、 世界各地の子どもの基本的権利を守るために人道支援を行ってきました。 日本の子どもも戦後15年間にわたり、ユニセフから当時の金額で65億円もの援助を受けたのです。 戦後、目覚しい復興と発展を遂げた日本。しかし今も、貧困や戦争で世界中の多くの子どもたちが戦後の日本以上に厳しい状況に置かれています。豊かになった日本には国際社会の中で、果たすべき人道的役割があるはずです。 当奈良県ユニセフ協会は、奈良という平和で豊かな文化を世界に発信する地で、サポーターとしてユニセフの役割の一端を担い、活動が一層発展し、国際協力の輪が一層広がっていくことを目的としています。