2011年日記
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2011年1月1日(土)
正月

 結婚してから元旦は東吉野に出かけていた。大晦日の情報で東吉野の三尾という場所で25センチの積雪とのことで早々に断念。このため朝はゆっくり。おせちの朝食後、届いた年賀状を見て、一部返信書き。12時過ぎてから橿原神宮に行った。駐車場は待ち時間なく、元旦にしては人が若干少なく感じた。北参道から入り境内に。境内はさすがににぎわっている。戻りはメインの参道を通り、昼食を兼ねて出店でさつまスティック、たいやきなどを食べた。帰りにイオン桜井店に寄り、福袋3点3000円分を購入してから帰宅。天気は悪くなく時々日も差していたが、かなり冷え込んでいる。にもかかわらず帰宅後、息子と少しだけキャッチボール。年末からボールを投げる時に方に痛みが生じる状態が続いている。夜は家族でUNOを4回。意外にも息子が3勝。

2011年1月2日(日)
ボーリング

 妻と娘が東吉野に行く予定だったが、雪のためバスが菟田野止まりと判明したため断念。午前中、家族で妻の実家に挨拶に寄ってから近鉄百貨店で買い物。帰宅して昼食を取ってから、3時ごろからボウル富士でボーリング。昨年は5日に行って130点を越えたけれど、今年はガーター防止バーの助けを所々で借りながら120点台。何となく衰えを感じる。息子が昨年よりは投げられるようになり徐々に点数が上がってくる。僕は下がっていく。いつ逆転するのかなどと考える。
6時から実家で両親、姉夫婦、弟、僕の家族で夕食。弟は福井で暮らしていて、積雪は50センチくらいとのこと。姉夫婦は年末年始は東吉野にいたが、こちらも積雪50センチくらいあったらしい。

2011年1月3日(月)
カラオケ

 午前、箱根駅伝を見ながらNewton別冊を眺める。11時頃に父が昨日母が料理し忘れたエビフライを持ってきてくれた。
午後から子どもと一緒にカラオケへ。妻は体調が悪いので不参加。調べた中ではボウル富士の1階のカラオケが一番安く、フリードリンク付きで一人1時間400円だったのでそこを選択。ドリンクはセルフサービス。ボーリングやゲームセンターに繋がる通路を横切ってドリンクを入れに行くのでちょっと気恥ずかしい。でも、安いので許せる。2時間歌って帰宅。夕方は、息子が昨日のとんねるずの番組を録画で見ているのを再度Newton別冊を眺めながら見た。
 妻の体調も一応回復したので、夜は1日に続いて家族でUNO。箱根駅伝をまねて元旦を往路、今日を復路として点数を計算。最終戦を前に8戦して息子が5勝、僕が2勝、妻が1勝。娘が最下位なのは受験を前に望ましくないので、最終戦は得点2倍に(得点10倍は息子の大反対で2倍に落ち着く)。都合よく最後は娘が買って復路優勝。全体で息子1位、娘2位と無難な結果に終わった。

 今年も三箇日は暢気に過ごした。ゆったりした時間は大切にしたい。

2011年1月4日(火)
休暇最終日

 妻は今日から仕事。
 午前中は息子と一緒にクリスマスツリーの片付け。その後、ほとんど使用していない2階のトイレに虫が入り込んで死んでいたので掃除。
 昼食は子どもと一緒にケンタッキーフライドチキンで。その後、ツタヤ醍醐店でCD4点とDVD1点を借りる。1階で本を見ているときに高校の同級生に会い、少し話。
家に帰ってCDをコピーし、夕方返却。
 夜10時前から、娘を除く3人でUNOを4回。今日は僕が3勝。

 大逆事件の弁護をした平出修について本を読み返しつつHPに記載。

 明日から会社。

2011年1月5日(水)
仕事始め

 昨年まで仕事始めの日は午前中だけの勤務だった。それが今年は一日勤務に変わった。そういえば毎年配られていた金色の手帳ももらっていない。何となく景気の悪さを感じる。

 仕事帰りに今年初めてのコナミ。ランニングマシンと筋トレマシンを使用。体重+4.1キロ。昨年の記録によると1年前は+3.8キロ。

2011年1月6日(木)
電子書籍

 今日まで子どもは冬休み。でも明日7日は金曜なので始業式を終えると三連休。実質11日の火曜からのスタートになる。
 息子は今日、橿原神宮の書初めに行った。書いた文字は「うさぎ」。
 
 報道ステーションで電子書籍をトップで取り上げていた。番組中で本を裁断するサービスが紹介されていた。裁断した後、高速スキャナで電子化するためだが、これには非常に違和感がある。電子書籍が広がってもよいが、本が雑に扱われる社会にしてはいけない。

2011年1月7日(金)
「考えたこと」

 昨年にHPを少し変えて、日記を「○○年の出来事」として独立させ、それまでの「最近の出来事」を「○○年に考えたこと」という名称で継続させた。けれど日記を書くと「考えたこと」は書きにくいし、そもそも考えなどあまり持っていないような気がしてきた。新年になってから、日記は記録にして、後に残したいことを「考えたこと」に入れようかと思って、2つばかり書いた。けれどそれを「考えたこと」と呼ぶには抵抗がある。再度見直し必要。

 今月2回目のコナミ。体重また増加+4.2キロ。

2011年1月8日(土)
車の不調
 午前、妻は中学の評議委員会。僕は息子のコナミに付き添い。車のエンジンをかけるとエンジン音が不安定。走り出したがどうもおかしい。ふと見ると、PGM-FI警告灯が点いている。でも2分ほどで消え、車も正常に落ち着いた。とりあえずコナミは何とか無事に往復できた。
 もともとこの休みにホンダにオイル交換に行く予定だったので、ついでに見てもらった。この警告はPCを接続して経過を調べることができるそうだ。さすがに最近の車は電子化されているんだと感心したが、それもつかの間で、警告の記録は残っていなかった。一時的な警告表示で、たまたまと判断して記録に残っていないようだとの説明だった。なんだか拍子抜け。様子を見るしか方法はない。車も9年目なので少し不安だ。

 2010年の自殺者数は31560人で、13年連続で3万人を越えた。男性が7割。
2011年1月9日(日)
東吉野、與謝野寛

 例年元旦に東吉野の神社に初詣に行っているが、今年は雪のために行けなかったので今日11時過ぎから出かけた。ただし、息子は少年野球だったので出かけたのは3人。
 名寄峠、大宇陀くらいまではほとんど雪はなかった。菟田野あたりから道端のところどころに雪が残っていた。特に佐倉峠以降、道端の雪が気になった。
でも車が通るところに雪がある箇所は全く無く、ノーマルタイヤでも不安な場所はなくてよかった。
 昼食は桜井まで戻って「なか卯」で。


 與謝野寛(鉄幹)は大逆事件で死刑になった大石誠之助と親交があった。死刑執行後、「誠之助の死」という詩を発表し、強い感情をぶつけている。反語調の詩は次のように締めくくっている。
 「誠之助と誠之助の一味が死んだので、
  忠良なる日本人は之から気楽に寝られます。
  例えば、TOLSTOI(トルストイ)が歿んだので、
  世界に危険の絶えたよに。

  おめでとう。」

2011年1月10日(月)
バーゲン

 午後から妻と近鉄百貨店へ。バーゲンで妻のコートを購入。

 息子の野球チームが6年生抜きの新体制になり、背番号が一新された。息子の背番号は19。上原と同じだと言っていた。

 今日は成人の日。新成人は124万人。初めて人口の1%を切ったそうだ。

 2009年全国消費実態調査で、単身世帯を除く1世帯あたりの貯蓄残高と負債残高が初めて減少した。この調査は5年毎に実施されているので比較対象は2004年。貯蓄は1521万円で35万円減少。負債は584万で41万円減少。ローンを組む元気も失われているということか?ちなみに平均収入は45万円減少。

 3連休中に『逆徒「大逆事件」の文学』
(インパクト出版会)を半分ほど読んだ。その中に幸徳秋水が獄中から弁護士宛に送った書簡があり、取調調書に関する記載がある。そこには、出来た書面を書記が読み聞かせるが疲労していると少し違ったと思っても咄嗟に判断がつかないとか、予審は大体の調べだから公判で訂正すればよいくらいに思ってしまう、などと書かれている。今問題になっているのと似たことは当時からあったのだ。

2011年1月11日(火)
宝くじ

 今日の奈良の最低気温予想はマイナス5度。車は凍っていてエンジンの調子が不安だったが大丈夫だった。

 先ほどようやく年末ジャンボの番号を確認。3千円は3百円に変わった。

 タイガーマスクの贈り物が話題になっている。善意だから真似ることも悪いことではないけれど、マスコミが取り上げるかどうかで行動の価値が判断されるのは好ましくない。

2011年1月12日(水)
くだらない両院議員総会

 民主党の両院議員総会が開かれた。つまらない内容だから、TVでも斉藤佑樹の初練習の方が圧倒的に扱いが大きかった。
 読売新聞のHPで見ると、質問はほとんど小沢グループと鳩山グループ。小沢氏の説明を求めることを内紛と呼んだり、小沢氏を味方と思っているのか敵と思っているのかと聞いたり、馬鹿としか思えない。僕らがボケっとしているから民主党がこんな党になってしまったのだ。情けない。
政策についても、消費税、TPPなどの大きな方向性はいくら将来の見えない民主党議員でもわかっているはずだ。具体的にどういう形にしていくかを議論すべきで、最初から否定してどうするんだ。反対するなら代替案だ。

 朝日新聞に、名張毒ブドウ酒事件の奥西死刑囚が14日で85歳になると書かれている。この事件は冤罪である可能性が非常に高い。1審無罪で2審死刑ということだけでも危うさがわかる。大逆事件ですら戦後に再審請求が却下された国だ。司法の誤りを正す道はほとんどない。
 

2011年1月13日(木)
与謝野馨

 9日に與謝野寛の「誠之助の死」という詩を読んだことを書いた。4日経って孫の与謝野馨氏について書くことになるとは思わなかった。
与謝野馨氏は昨年4月3日に自民党を離党し平沼氏、園田氏らと「立ちあがれ日本」を結成した。その日、私は財政再建を旗印にした政党なら支持が広がるかもしれないと書いた。けれど考えの異なる平沼氏との連携はやはり長続きしなかった。結局、与謝野氏は今日「たちあがれ日本」を離党した。
 問題はそこからだ。与謝野氏が菅首相の掲げる財政再建、社会保障強化路線に共感しているのは今までの発言と一致するものだ。ただ、民主党の子ども手当などをばらまきとして批判してきた経緯があるので、入閣すると民主党の政策との違いを衝かれて動かなくなる。まずは表に出ずに協力してもらいたい。

 今日の民主党大会で森ゆうこ議員が大増税路線にするのかと叫んでいる姿がTVで流れていた。なんでこんな議員がいるんだろうと昨日に続いて思ってしまう。

 昨年10月に生活保護を受けた人は196万人。世帯数は141万7千。受給者数は増え続けている。

 コナミ今月3回目。体重+3.9キロ。
 夜、田村正和主演のドラマ「国選弁護人」を見た。4年半ぶりの連続ドラマとのこと。

2011年1月14日(金)
与謝野経済財政大臣

 与謝野馨氏が経済財政大臣になった。昨日まで他党の代表を務めていた人物を大臣にするのは普通に考えて間違っている。税制や社会保障の議論をする前段階でつまずいてしまう可能性がある。
最近の管首相は主張を明確にしており、この人事も首相周辺で反対の意見があったはずだが押し切ったのだろう。人事は疑問を持つが、財政再建の主張には共感するので私は期待している。
ただ、やる気をみせた途端に党内の反対に遭って失脚した総理が過去に何人かいた。危険な状態でもある。ここを乗り切れるかどうかがポイントだ。乗り切れば国民も進む方向に同意してくれるようになる。サポーターとして応援したい。

 法務大臣に江田五月氏、行政刷新は蓮舫氏留任、枝野幸男氏が官房長官、藤井裕久氏が官房副長官、安住淳氏が国対委員長。馬淵澄夫氏は退任。

2011年1月15日(土)
2重跳び

 夕方寒い中で息子と縄跳びの2重跳びを競争。ルールを決めて勝負。その結果を決める最終回、僕が息子の7回を上回る9回跳んで勝利。息子は悔しがり、僕は単純に喜んだ。

 午前は息子のコナミ付き添い。その間、石川啄木「一握の砂」、眉村卓「僕と妻の1778話」、黒岩比佐子「日露戦争 勝利のあとの誤算」を20分ずつ読んだ。帰宅後、おくやま。妻が仕事なので、昼食は日清やきそばを作った。夕方、縄跳び。夜、娘の習い事の送迎。宇多田ヒカルの番組を少し見た。以前、宇多田ヒカルが山口百恵のプレイバックパート2を歌っているのを聞いて、この子はうまいんだと感心した記憶がある。

 11日に八木駅西側の内膳町で火災が発生しアパートが全焼した。そのニュースは翌日の新聞で知っていたが、今日の新聞に2人の遺体が発見されたと書かれていた。一人は一酸化炭素中毒。もう一人は高血圧性心疾患。あとの方は火災前に亡くなっていたらしい。
 

2011年1月16日(日)
寒い日

 午前と午後に外に出た。ともに日は照っていたが風が強くて非常に寒く感じた。最高気温は2度。
午前は一人でスーパーと本屋へ。本は今回は買わなかった。
午後からは妻とアルルへ。アルル近くの道路は混んでいて、アルルの建物のそばの駐車場に停められず、西側駐車場に回された。中も人が多かった。バーゲンの集客力はすごい。買ったのは息子の野球の防寒具だけ。早々に帰宅した。
その後、近くのスーパーでコメを購入。福井産のコシヒカリが10キロで2980円。昨年来コメの販売価格はかなり安くなった。昨年は一昨年のコメが余っているためとされていたが、まだ状況は変わっていないようだ。

 『逆徒 「大逆事件」の文学』を読み終えた。思い入れの強い文章が並んでいた。

2011年1月17日(月)
口腔外科7

 午後から休みを取って、平成記念病院の口腔外科へ。今回でもう7回になる。30分待って診てもらったのは数分。現在のところ異常なし。次回は4月に再度チェックとなった。
妻が今年から働く時間を増やしていて今日は夜も勤務。20時までの予定だったが実際は21時前まで。インフルエンザの患者さんが増えているらしい。

 2010年のビール系飲料の総出荷数が92年以降最低だった。猛暑だったのに意外だ。ハイボールやノンアルコールビールなど代替飲料が増えた影響もあると新聞には書かれている。アルコール業界全体の数字はどうなのだろう。見たことがないように思うが、発表されていないのだろうか。

 2010年新車ランキングを20年前と比較した表が新聞に載っていた。2010年はプリウス、フィット、ヴィッツ、カローラ、フリードの順。今のカローラはどんな車かわからない。1990年はカローラ、マーク2、クラウン、カリーナ、コロナの順。全てトヨタのセダンなのが特徴的。

2011年1月18日(火)
ネット実名化

 フェイスブックが日本進出に向けた攻勢を本格化、と新聞にあった。フェイスブックの特徴は実名化とされている。以前からネット社会が匿名から実名に変わってほしいと願っていたので基本的には歓迎だ。ただチュニジアの政権崩壊で影響力を発揮したと言われるが、実名主義との関係がよくわからない。

 昨日、芥川賞・直木賞受賞者が発表された。芥川賞を受賞された一人の朝吹真理子さんはとても不思議な雰囲気。書きたいことがあるわけでなく、読者に愛を送っているというようなことを話していた。
2003年に芥川賞を受賞して話題になった「蛇にピアス」(金原ひとみ)と「蹴りたい背中」(綿矢りさ)以来、受賞作品を読んでいない。今回はどうしようかな。

2011年1月19日(水)
奈良新聞

 奈良新聞に「八木中マーチングバンド 中学生の部で全国2位に」という記事が昨日掲載された。掲載してくれたことはありがたいが、大会から既に1ヶ月が経っている。どうして今頃?

 新聞記事

2011年1月20日(木)
中国GDP世界2位

 2010年に中国のGDPが世界2位になることはほぼ確実視されていたが、さらに確度が上がった。今日の報道によると中国のGDPは実質で前年比10.3%増加した。名目で5兆8800億ドル。日本は5兆4000億ドル程度。
5年前でもまだ日本の半分くらいだったのに、伸びだすと早いことに改めて驚く。中国が生産拠点としてだけでなく市場としても注目すべきと僕が最初に聞いてからまだ10年も経っていないように思う。少し前に日産自動車の中国での販売台数がアメリカでの台数を越えたという情報もあった。良くも悪くも、生産、消費ともに大きな存在感を示すようになった。

 昨日に続いて今日もコナミへ(今月5回目)。昨日は目標+4.5キロ、本日+4.1キロ。まだ危険水準。
 
 大逆事件に強い関心を示した石川啄木の歌集「一握の砂」を読んでいる。人物に関する歌は何となくわかるものが多いが、風景の歌になるとさっぱり。景色に関する僕の関心が薄いせいか。

2011年1月21日(金)
フェイスブック

 フェイスブックに登録した。何ができるのかは今から調べる。

 第一三共ヘルスケアから医薬品「ロキソニンS」が新発売。頭痛にロキソニンは非常によく効く。一般医薬品としての販売は僕にとっては朗報。12錠で680円。一回50円ほどなら高いとも言えない。

 NECが中国のPC最大手のレノボと提携交渉中(夕刊一面)

(2009年のPC台数シェア)
①HP  19.7%
②DELL 12.6%
③エイサー(台湾) 12.6%
④レノボ(中国) 8.2%
⑤東芝 5.2%
⑥アスース(台湾) 4.1%
⑦アップル 3.7%

2011年1月22日(土)
アムネスティ新年会

 5年ほど前にアムネスティインターナショナル奈良グループに入った。だが、1年半ほど例会やイベントを欠席し続けていた。今年、活動を再開しようと思い、今日の新年会に参加した。
新年会はメンバーの誰かの話と食事会から成っている。今年は「韓国の国民参与裁判(陪審裁判)」の話を聞いた。

 エコカーの燃費がカタログ値と大きく異なっていると夕刊一面に記載されている。実際の燃費は、携帯サイトのe燃費のデータを用いている。差が大きいのはハイブリッドカーで、プリウスがカタログ値の57%、ホンダ・インサイトが64%となっている。僕が乗っているガソリン車では実際の燃費はカタログ値の75%くらいだ。発進時にガソリンの消費が少ないハイブリッド車の方がカタログ値に近い燃費が得られると思っていたので意外だった。一方で輸入車はカタログ値との差が少ないそうだ。ここでも日本製品の評価が落ちてしまう。

2011年1月23日(日)
書評欄

 今日の朝日新聞の書評欄は興味を惹くものが多数載っていた。
一つは書評ではなく、京都の恵文社一乗寺店の紹介。
「店そのものも文化」という言葉があった。一度行かなくては。
二つ目は「ドストエフスキー(山城むつみ著:講談社)」。ドストエフスキーが他の作家と異質に感じられる要因を「ラズノグラーシェ」という概念を用いて考えている本。ラズノグラーシェというのは、自分でも感じたり考えたりしていることを、他人から言われた途端、激しい違和感に襲われるというもの。確かにドストエフスキーの作品にはそういうところがある。読んでみたいが、なかなか大変そう。
三つ目は「「フェイスブック 若き天才の野望(日経BP社)」。最近登録したフェイスブックの創設者の大学から現在までをたどった内容らしい。
読みたい本は多々あるが、読むスピードが追いつかない。でも、読みたい本があるときは内面的に充実している時が多いように思う。

2011年1月24日(月)

 新聞に「卵は決して高くない」という一面広告が掲載されていた。卵の価格が昔から変わっていないのは有名だ。それなのに広告を出すのは海外との競争もあって鶏卵生産者の経営が苦しいことが背景にあるようだ。生産戸数は40年前は300万戸。現在は3000戸でなんと千分の一に減少。自給率は96%と高いが1965年は100%だった。卵でも国際競争力が関係してきているとは。

 菅内閣が3月、4月に行き詰るという見方が強いようだ。僕は首相が最近の主張を続けていけば、国民が管内閣を見捨てることなく、内閣は危機を乗り切れると思う。

2011年1月25日(火)
済生会病院

 『逆徒 「大逆事件」の文学』(インパクト出版会)の読書記録を書いた。所々読み返していると、注釈に済生会に関する記述があった。

 幸徳秋水たちに対する死刑執行から十八日を経た1911年2月11日、天皇は  「済生に関する勅語」を発布、150万円を「下賜」して「恩賜財団済生会」が設立   され、大逆事件の「教訓」を生かしたこの「社会政策」によって、各地に「済生会   病院」が開設されることになった。これらの病院は、当初、かつて聖徳太子が開設 したとされる医療施設と同じ「施薬院」の名で呼ばれた。

 済生会病院誕生の背景に、医者 大石誠之助ら12名の死があったのだ。

2011年1月26日(水)
口内炎

 2箇所に口内炎ができた。唇も荒れている。あまり自覚はないが体調が良くないのかもしれない。

 石川啄木「一握の砂」を読んだ。技巧を凝らさず、素直に思いを歌っているように感じる。

2011年1月27日(木)
脳ドック

 初めて脳ドックを受けた。13時半過ぎに平成記念病院着。受付後、身長、体重測定。続いて血圧測定と血液採取。その後、メインのMRI(磁気共鳴画像法)。終了は14時20分。
 MRIに関しては検査場所付近に機器の簡単な説明が書かれている。検査する機器の磁力は3T
。磁力が強いほど画像が鮮明らしい。家に帰って調べると3TはMRIの機器としては最も強い部類に属するようだ。
 病院の服に着替えて、装置のベットに横になって頭部を固定される。そのまま丸い筒状の測定部に自動で動いていく。検査時はビビビビ、ドゥドゥドゥとか結構な大きさの音がする。検査時間は15分くらいだったようだ。終了してベットが元の位置に戻される際、わずかにふらっとする感じがした。高磁場の影響だったのかもしれない。
 測定原理を調べると、なかなか難しい。非常に強い磁場を与えると、水素の原子核が全体としてわずかに磁化する。ここに一定周波数の電磁波を照射すると核磁化がコマのように首振り運動をする。電磁波照射を止めると徐々に元の状態に戻る。この緩和時間が組織によって異なる。この違いを画像に変換しているそうだ。これだけでは位置情報がないので、上記の高磁場の他に、距離に比例した強度の磁場(勾配磁場)をかけている。とても興味深い技術だ。2003年にMRIの発見に対してノーベル賞が送られているとのこと。
それはさておき、検査結果は10日余り後に聞くことになる。何もないのが一番良いが、何か見つかっても検査してよかったということだ。

 夕方4時40分頃から息子とキャッチボール。たぶん今年初めてだし、年末もしていないはずなので久しぶり。しばらくしない間に随分しっかりした球を投げるようになったように感じた。毎週やっていると違うみたい。

2011年1月28日(金)
新燃岳噴火

 2日前から霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)の活動が活発化。今日も爆発的噴火があった。降灰による農作物への被害や、灰で視界が悪い上にスリップしやすく自動車事故も発生している。小規模ながら火砕流も発生跡が見られたそうだ。
3年前に鹿児島に行ったとき、霧島神宮にも行った。地図で見ると新燃岳はそこから10キロくらいの距離だ。

 アメリカの格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の国債の格付けを「AA」から「AAマイナス」に一段階下げたと昨日発表した。菅首相が昨日「そういうことに疎いので」と発言したことが野党からの批判を浴びている。でも、こんなことを追求したって何の意味も無い。これだけの国債を抱えているのだから徐々に格付けは落ちて当たり前。格付けがどうなっているかを注目するより、国債をどう減らしていくかが問題だ。この問題に関しては自民党と公明党の責任は重い。自公政権が国債を増やしていったから格付けが下げられるような状況を招いたのだろう。それを忘れたような言い方は無責任極まりない。

 総務省が2010年平均の完全失業率を5.1%と発表。前年と同じ数字。

 仕事帰りにコナミ(今月6回目)。+3.7キロ。口内炎はまだひどい。

2011年1月29日(土)
施政方針演説

 午前中、息子のコナミに付き添い。今日は妻も一緒。運動の様子を見つつ、25日の管首相の施政方針演説全文に目を通した。
 3つの理念「平成の開国」「最小不幸社会の実現」「不条理をただす政治」、年初の記者会見でもこの3つを挙げていたようなので、あまり注目されていない。ただ、大きな柱に「不条理をただす政治」を挙げた意味は小さくないように思う。ここに注目する人が増えることを望む。
 午後から、妻と奈良県立医大病院にお見舞いに。
 夕方、息子と20分ほどキャッチボール。最近は軽く投げても肩が痛い。一時的ではないようだ。

 『日露戦争 勝利のあとの誤算』(黒岩比佐子)を読み終えた。
 フェイスブックをやってみようと思っていたが、良い写真がないため未だできていない。

2011年1月30日(日)
フェイスブック2

 21日にフェイスブックに名前だけ登録した。何が出来るか、どう始めたらよいかが全くわからなかったので、『日本人のためのフェイスブック入門』をアマゾンで購入し一応理解したので今日始めてみた。まずはプロフィール作成から。写真選定にかなり時間を要した。好きな映画や本、スポーツ等々入力するところはあるのだが、考え込んでしまって結局入力していない。イベントの欄があったので、4月27日にあるアムネスティ50周年記念コンサートを入力。今日はここまで。

 夜、紅茶を入れてもらい、恵文社一乗寺店の京都案内 『本屋の窓から見た京都』を読む。とても贅沢な感じがした。

2011年1月31日(月)
小沢氏強制起訴

 小沢一郎氏が強制起訴された。政治家が金に関する疑惑を受けた場合、自らしっかりと説明するのが大切なはずだ。民主党は自民党政権とは違うことを示すチャンスだったのに、自民党以下であることを示してしまった。残念でならない。
挙党一致とか、政権交代に貢献した
恩を忘れるなとか、党内のことしか語れない政治家が民主党内に増えてしまった。理性はどこに行った?

 昨晩からまた北陸大雪。北陸道に800台、国道8号に150台が立ち往生。サンダーバードなどの特急も一晩途中で止まったまま。今日も北陸のJRは全面ストップ。

 エジプトでエルバラダイ前IAEA事務局長が演説。ムバラク大統領の辞任を求めた。反政府デモが始まってから初めて。

2011年2月1日(火)
やや体調不良

 午前中、体調が良くなかった。何か集中できず、ぼおっとした感じ。午後からやや回復。
夜、八木駅前で同級生4人で飲む。このときは体調不良は意識せず。
帰ってからはやはり良くない。口腔外科にかかっていた箇所にふくらみが再発していることに気づいた。最近の口内炎と関係していたようだ。明日電話で予約を取る必要あり。

2011年2月2日(水)
年金制度

 菅首相が民主党の年金制度案にこだわらないことを強調している。良い制度になるならそれは別に構わない。けれども、民主党からまずしっかりした案を提出しなくてはいけない。案を出さずに、他党の案を聞いてから案をまとめるというのはおかしい。今までの案もかなり時間をかけて議論してきたはずだ。どうして今になってそんなことになってしまうのか。

 エジプト100万人デモ。ムバラク大統領 秋の大統領選に出ないことを表明。ただ、デモ参加者は即時退陣を求めている。オバマ大統領も即時退陣を促している。

 大相撲八百長を示すメールが見つかった。警視庁が野球賭博を調べていた中で見つかったようだ。昔から八百長疑惑はよくあったが、今回のものはどうやら本当らしい。

 今日も体調が良くなかった。3時過ぎに会社の診療所に行って診てもらい、抗生物質とロキソニンをもらってその場で飲んだ。少し回復した。ただ、頭痛は少ししているので今晩は読書を控えめにしてゆっくりすることにした。

2011年2月3日(木)
ウトロ地区

 在日韓国・朝鮮人が戦前から暮らす京都府宇治市のウトロ地区の土地を韓国政府系財団が買い取ることになった。昨年12月12日の新聞報道では、2007年に韓国政府が30億ウオンを出して土地を購入することが決まっていたが、遅れているうちにウォン安円高になってしまってウォンの価値が下がって購入できなくなっていた。買取面積を縮小したようだ。上下水道などのインフラ整備について今から検討されるとのこと。今までも人が住んでいたのに上下水道が整備されていないのは一体どういうことだったのかと思う。日本人は在日の方に冷たすぎた。

 2009年7月に桜井駅で高校3年生が同級生に殺害された事件で、「賠償命令制度」が適用され、加害者の少年に被害者両親に8300万円の賠償金が命じられた。当然、人の命を奪った罪はお金では返せない。けれどその中で今後8300万円という大金を返済していかなくてはいけない。親が返そうとしてもあまりにも重い。誰も幸せになれない状況は見るもつらい。

 新聞に蓮舫氏のインタビュー記事。インタビューのタイトルは「肩ひじ張らずに生きていく」となっている。最後に次のようにある。
「上の世代が作ってくれた、肩ひじ張らずに女性が生きていける環境をそのまま下の世代へ引き継ぐ。それが私たちアラフォー世代の役割なのでしょうね。」
報道の先輩の田丸美寿々さん、小宮悦子さんが勝ち取ったものに感謝しての言葉のようだ。肩ひじ張ってそうに見えるのだが、案外普通にしているだけらしい。

 「メディア王」マードックが率いる米ニュース社がiPad新聞「ザ・デイリー」発行。週80円という低価格。毎日100ページ。これはすごい。
昨年「キンドルの衝撃」という本を読んだ中に、マードックのことも書かれていた。マードックは2009年から「タブレットが新聞の将来だ」と発言していた。それがこの低価格のタブレット専門新聞だった。

 夕食後、節分の豆まきを家族全員で実施。4つの方向全部に豆をまいた。今年の恵方は南南東。そちらに向かっての丸かぶりもした。

2011年2月4日(金)
インナーマッスル

 最近ボールを投げるとき肩が痛い。四十肩か五十肩かのようだ。火曜に同級生と飲んだ時にインナーマッスルを鍛えないと、という話を聞いた。まだよくわかっていないが、低負荷で動かすのが良いらしい。脇を閉めてうちわを左右に10回振ることを続けるだけでも効果があるとネットには書かれていた。調べながら少しずつやっていこうと思う。

2011年2月5日(土)
大石誠之助

 大逆事件で死刑になった大石誠之助らの名誉回復への動きが朝日新聞に紹介されていた。ちょうど、「大石誠之助を名誉市民に」という運動について書かれた「大逆事件と大石誠之助」(現代書館)を読んでいる。この事件はもっと多くの人に知ってもらいたい。 

 午前中、息子のコナミ付き添い。帰ってから、前川きよしげ君の国会レポートが書かれたビラを息子と一緒に1時間半ほどかかって近所にポスティング。今日は比較的暖かかったので1時間半歩くと若干汗ばむくらいだった。夕方、ホームセンターと本屋に息子と行った。珍しくどちらでも何も買わず。

2011年2月6日(日)
大相撲春場所中止

 八百長問題のため、大相撲春場所の中止が決まった。不祥事での中止は初めて。本場所の中止は65年ぶりで、65年前は両国国技館の修理工事遅れが原因。修理工事遅れという理由も驚きだが、戦後すぐの1946年だから工事もスムースには進まなかったのだろう。

 書評欄で興味を惹いたのは2冊。「戸塚ヨットスクールはいま(岩波書店)」「戦後児童文学論(大月書店)」

 息子が練習試合に出たそうだ。打席は三振。守備は2つゴロをアウトにしたとのこと。子どもたちは頑張っている。

 フェイスブックはまだ自分の記載だけで、友達申請をしていない。というより、誰を申請したらよいかわからない。この一歩はなかなか踏み出しにくい。

2011年2月7日(月)
口腔外科8

 先週緊急で予約した口腔外科に行った。CT検査によって歯茎にできた丸いふくらみは歯の根本にできていることがはっきりした。歯の神経が死んで菌が入りやすくなっているかも、ということで歯の神経テストもした。でも神経は生きていた。原因はわからないが、昨年と同様に切除することになった。切除は来月。たぶん、1月末に口内炎ができて口の中の状態がよくない時に起こったのだろう。

 永田洋子死刑囚が病死。65歳。

2011年2月8日(火)
脳ドック結果

 10日余り前に脳ドックを受け、今日午後に検査結果を聞きに行った。異常はなくとりあえず安心。上下方向や水平方向にスライスした画像、血管だけが映っている画像を見た。脳へは4つの血管で血液を送っていることを初めて知った。

 今日は検査結果を聞きに行くために一日休みを取った。午前中は『日露戦争 勝利のあとの誤算』(黒岩比佐子著)を部分的に読み返しながら読書記録をHPに記した。日露戦争講和反対のエネルギーは日比谷焼打ち事件となったが、30数年後のアジア太平洋戦争の時に戦争を遂行し続ける政府に対しては国民の反対運動は起こらなかった。以前から疑問を持っていたが、日比谷焼打ち事件と以降の動きが政府のシナリオに乗っていたと考えると納得がいく。

 スーダン南部の独立が決定。住民投票で98.8%が分離・独立に賛成。7月9日にアフリカ54番目の国家として独立する。スーダン北部はイスラム教徒中心、南部は非イスラム教徒が大半を占める。

2011年2月9日(水)
血圧

 今月初めてコナミへ。脳ドックで血圧を少し下げた方が良いと言われたので運動前に計測。今日は上131(下は忘れた)。検査の時は上が高かったので120に下げることを目標に毎回測定することにした。体重は+3.7キロ。

 コーヒー豆の価格が高騰。まもなく10~15%くらい値上げされる。ブラジルは豊作だが国内消費が増えており、その他、中国など新興国で消費が増えていることが影響しているそうだ。

 今日の党首討論の映像がニュースで流れた。菅首相と討論したのは谷垣自民党総裁と山口公明党代表。民主党内閣の弱いのは党内議論がまとまっていないこと。自民・公明の弱いのは何でも反対の姿勢のままでは国民の支持を期待できないこと。

 米運輸省はトヨタ車の急加速問題に関する調査結果を発表。自動制御装置に急加速を引き起こす欠陥はなかったと結論づけた。
 

2011年2月10日(木)
京一会館

 『本屋の窓からのぞいた京都』の読書記録を書いていて、映画館京一会館で引っかかった。一乗寺に2年間住んでいた時に京一会館で1回だけ映画を見たことがある。たしか「スーパーガール」と「もう頬づえはつかない」だ。3本立ての2本だったと思う。「スーパーガール」はスーパーマンの女版だったことしか覚えていない。「もう頬づえはつかない」は桃井かおりと森本レオが出演していて2人が同棲している設定だったような気がする。森本レオが歯を磨いていると、桃井かおりがそれは私の歯ブラシでしょと怒っているシーンをなぜか覚えている。
この映画館は僕が京都から離れて数年経った1988年に閉館になったそうだ。今は建物もない。
ただ、思い入れのある人は結構いるようでネットで調べると、
「まぼろし映画館 京一会館大博覧会」というサイトがあって、一旦閉館した後に再開した1976年から1980年までの上映スケジュールと映像が出ていた。残念ながら僕が見たのはもう少し後なのでスケジュールには載っていなかった。
<http://homepage2.nifty.com/bkbn/hakurankai.html>

 今日は普段より1時間早起きして私立高校受験の娘を駅まで車で送った。

2011年2月11日(金)
積雪

 朝起きると雪が10センチ近く積もっていた。予報通りの雪だが、昨晩には未だ降っていなかったので僕にとっては意外だった。少し遅めの朝食を取った後、息子が一人で外に出て行った。予想通り雪だるまを作っていた。子どもは寒さより積雪のうれしさが勝るようだ。少し遅れて僕も参加。雪だるまを作ったのは初めてかもしれない。ころがして雪玉を大きくしただけだと途中で割れてしまった。少し固める必要があったようだ。2回目は固めることを心がけつつ一緒に作った。寒がりの妻も出てきて雪だるまの写真を撮った。積もった雪は夕方にはほとんど溶けていた。雪だるまは少し崩れながらもまだ形を留めている(はず)。

2011年2月12日(土)
元海上保安官

 尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船に中国漁船が衝突してきた事件で、映像をユーチューブに流出させた元海上保安官が本を出すらしい。出版するのは朝日新聞出版だ。おそらく本の宣伝のために、朝日新聞に元保安官のインタビュー記事が掲載された。
元保安官の発言には不愉快なものを感じてしまう。さほど考え抜いたと思えない行動だったのに、よくやったと言う声が案外多かったことによって強気になっていると感じるからだ。中国漁船の船長が中国で歓迎を受けている映像を見て感じた不愉快さと似ている。

 朝には家の前の雪はほとんどなくなり、雪だるまは後ろ向きにひっくり返っていた。ただ、ちょうど仰向けに寝た形で安定して、夕方も同じ形で残っていた。いとしく感じるのでもう少し残っていてほしい。

 少し前から娘が腹痛がすると言っていたので、同級生の医者に診てもらった。他で診てもらうより丁寧に診てもらった気がする。感謝。

2011年2月13日(日)
アレルギー

 普段から風邪かアレルギーかわからないが鼻炎気味で今日は特にひどかった。夕方少し横になって休んだ。

 午後から親戚のお見舞いに県立医大病院へ。

 昼過ぎに速達で娘の私学合格通知が届いた。とりあえず高校生になれることは決定。
 雪だるまは仰向け状態でまだ残っている。日陰に置いたのが良かった。

 明日妻は仕事で遅くなるので、今日バレンタインのチョコをもらった。

2011年2月14日(月)

 午後から雪が降った。4時ごろ外を見ると土の上に雪が積もっていた。5時ごろ見るとアスファルトの駐車場も白くなりかけていた。仕事が終ると急いで帰路へ。しかし、大渋滞。最初の3キロで2時間要した。結局帰宅まで約3時間。最長記録だった。無事に帰ることができてよかったが疲れた。

2011年2月15日(火)
電車通勤

 朝6時半過ぎに「ならこく」のHPで道路状況を調べると、6時の情報で京奈和道の郡山南ICが雪となっていた。昨日の雪も少し残っているだろうし、朝に雪が降ると渋滞もひどくなると予想し、電車で通勤した。電車の中から見ると、車は快調に走っていそう。警戒して電車に切り替えたり早く出たりする人が多くて、空いていたみたい。道路の雪も大きな道は全くなかったようだ。判断を少し誤った気もするが、往復で1時間半ほど歩いたので良しとしよう。

 報道ステーションで牛乳配達を取り上げていた。最近、牛乳だけでなく米などの食料品を届けるようになってきていて高齢者や共働き家族に役立っているらしい。それとともに届け先の様子がわかることから地域の安心という面からも期待されているという内容だった。牛乳配達業者は1970年代後半に21000あったのが現在9000になったそうだ。僕は勝手にほぼ壊滅したのかと思っていた。まだそんなにあったんだ。今から車に乗れない高齢者が増えてくるので身近な店舗や配達が重要になってくる。課題は配達してもらった食料品を入れる安全なボックスか。

2011年2月16日(水)
人を見る目

 鳩山前首相の言葉がまた問題になっている。鳩山氏は首相だった昨年5月に普天間基地の移転問題で最低でも県外との考えを撤回し辺野古案に戻った。その際に、海兵隊が沖縄に駐留することで抑止力が維持できるという思いに至ったと説明した。その説明が「方便」だったというのである。
何のためにそんなことを発言するのか意図不明だ。
 昨年5月4日に鳩山氏が「最低でも県外というのは党の公約でない」と発言した際に、普天間問題の責任を自らに限定するためと考えたり(5/7日記)、その他でも鳩山氏の誠意と汲み取ったところが多かった。
 しかし、総理辞任後、次回衆院選に立候補しないと言っていたのに事実上撤回したり、菅首相と小沢氏の仲を取り持っていると思っていたらいつの間にか「トロイカ体制」を口にして自分も復権する話にしていたりする。さらには今回のような無責任発言だ。とにかく政治不信に繋がる弊害ばかりが目に付く。こんな人を評価していたと思うと、僕に人を見る目がないことを恥じるばかりだ。

 今月2回目のコナミ。体重+3.5

2011年2月17日(木)
中途半端な行動

 民主党の衆院議員16名が会派離脱を表明した。予算関連法案の採決で造反する可能性も示唆している。一昨年のマニュフェストに回帰すると言っているようだが、マニュフェストに書いたから財源がなくばらまきと言われようが支出を続けるということが正しい選択だろうか。しかもなぜこのタイミングで動いたのか。本来、この主張ならもっと前に動けばよいのに。わざわざ小沢氏の処分が決まった段階で動くというのは小沢氏の力を示したい意味もあるのだろう。
 今回の動きは執行部が離脱を認めないことを想定しての行動だ。全く中途半端だ。嫌がらせ以外の何物でもない。早く離党届を出すべきだ。


 倒閣運動ということが言われている。しかし、菅首相が誰かに交代するという選択肢はない。総選挙は鳩山代表時代だ。法案を出してどうしても成立しない時でも内閣総辞職は許されず、解散して民意を聞くべきだ。

2011年2月18日(金)
民主党幹部

 朝日新聞夕刊一面のタイトルは「首相退陣、公明に打診」。サブタイトルは「民主幹部、予算条件に」である。菅首相を支持してきた民主党の有力幹部が首相退陣と引き換えに予算関連法案成立に協力してもらえないかを公明党幹部に打診したというのが記事の内容だ。こういう記事はつまらない。幹部とは誰なのかがわからなければ意味がない。
 昨日も書いたが、首相交代なら即解散だ。追い込まれたらやるしかない。

 息子が風邪をひいた。いわゆる「お腹の風邪」で、熱はないが吐く。夕方、病院に連れて行った時も、途中で車の中や病院のトイレで吐いた。こういう状態はとてもかわいそう。非常にうつりやすいということで妻はかなり警戒。息子は現在隔離状態。
 

2011年2月19日(土)
日本の税制

 なかなか長時間続けて読めない本がある。こういうときは別の本を並行して読むことにしている。並行して読む本が流れるように進むと、停滞気味の本も流れ出す。不思議な現象で、ほとんどの場合に効果がある。今ゆっくり進んでいるのは「日本の税制(岩波書店)」だ。並行して読んでいるのは小説。「ブランコのむこうで」「あした、次の駅で」が勢いよく流れていった。もう少し勢いをつけるための本が必要だ。今日の夕方に自転車で本屋に出かけて選んできた。勢いをつけることになるか、一緒に停滞するのか、どちらだろう。

 「日本の税制」は今後本格化する年金・税制の議論についていくために読んでいる。基本の基本部分をメモに記載。
 税制の基本

2011年2月20日(日)
前川きよしげ座談会

 1時半から3時前まで前川きよしげ座談会があった。最初に挨拶した。短めにと意識したこともあってつい早口になって落ち着きのない挨拶になってしまった。残念。
会自体は40以上の席が満席になり盛況だった。参加した方からはいろいろな意見や質問があった。
・国家公務員の給料カットを早く実現すべき。
・子ども手当を支給しているのに給食費を払わない親がいる。給食費を子ども手当分から天引きすべき。
・死刑囚の死刑執行はすみやかに行うべき。
・国民に負担を求める前に、国会議員定数削減を。
・小沢氏の処分は党員資格停止では軽すぎるのでは。
・小沢氏の問題で党内がごたごたしている場合ではない。
・救急医療体制はどうしていくのか。
・関西広域連合への参加はどう考えるか。


 このあたりでは有名な塾の広告が新聞折込に入っていた。目を通して、いくら何でも話が小さすぎると感じた。次の2つが書かれている。
①塾の各校舎の校長は地域の学校を知り尽くしている。だから地域の学校に特化した効果的な定期テスト対策が実施できる。その結果、生徒たちは学校で成績上位者となる。
②受験はある意味情報戦である。合格を確実なものにするには圧倒的なノウハウが必要だ。
本当の学力とは関係なく、テストに出るところだけを効率的に学ぶのが塾の役割と割り切っているようだ。もう少し子どもの将来の成長に繋がる大きなことを言ってほしい。某ゼミナールの塾頭記は大きなことを言おうとして支離滅裂だけど、そっちの方がまだましかも。

2011年2月21日(月)
内閣支持率

 朝日新聞朝刊一面に「内閣支持低下20%」という見出し。最近の他の調査数字から見てこんなものだろう。ただ、細かく見ると興味深い点がある。
例えば、「菅さんに首相を続けてほしいか」に対しては、「早くやめてほしい」49%、「続けてほしい」30%。支持率は20%だけど「続けてほしい」が10%増える。支持しないけれど続けろというのはどういう主張になるのだろう。代わりがないということか。
衆院の解散・総選挙に対しては、「できるだけ早く実施すべきだ」39%、「急ぐ必要はない」49%。総選挙を早くと望む人は「早くやめてほしい」49%を下回る。つまり選挙を経ずに首相だけを代えろとの主張の人も10%はいるということだ。これを政党支持別に見てみたい。

 奈良県公立高校の特色選抜試験があった。朝、娘を受験校まで車で送った。
 息子の体調不良が続いている。さほど悪くはないがすっきりしない。数日間、娘最優先にしたために少し心を傷つけたかもしれない。

2011年2月22日(火)
とても興味深い世論調査結果

 朝日新聞の世論調査の詳細が今日の新聞に掲載された。昨日の情報より面白い。菅内閣の今後を占う数字は支持率だけではない。

いまのような政治状況になったのは、菅首相の政治の進め方に問
  題があるからだと思いますか。野党の姿勢に問題があるからだと思
  いますか。

 →菅首相24%、野党31%
 ⇒質問がやや意図的ではあるものの、両方に責任があると見てい
   ることがわかる。
◆民主党は、おととしの衆議院選挙で掲げたマニフェストを見直す方
  針です。このことを評価しますか。評価しませんか。
 →評価する54%、評価しない36%
 ⇒マニフェストの見直しには好意的だ。子ども手当の満額化が支持
   されていないためだろう。
◆消費税の引き上げに賛成ですか。反対ですか。
 →賛成46%、反対45%
 ⇒これも菅内閣にとって悪くない数字だ。
◆社会保障の財源を確保するために、消費税を引き上げる必要があ
  る、という意見があります。この意見に賛成ですか。反対ですか。
 →賛成53%、反対35%
 ⇒菅内閣にとって良い数字だ。
◆行政のムダを徹底して減らせば、消費税の引き上げを急ぐ必要は
  ない、という意見がありまず。この意見に賛成ですか、反対ですか。
 →賛成64%、反対23%
 ⇒質問が不適切だ。これなら賛成が多くなるはずだ。この質問では
   国民の意識は読み取れない。
◆菅内閣の社会保障と税の一体改革への取り組みに期待しますか。
  期待しませんか。
 →期待する38% 期待しない49%
 ⇒期待しない方が多いが、支持率ほどの差は無い。

 ここから読み取れるのは、菅内閣の政策は評価されているということだ。支持率の低下はムードによるもので政策が否定されているからではない。マニフェストの見直し、社会保障と税の改革案の明示を進めれば、確実に支持率は上昇する。それを予感させる世論調査結果だ。

2011年2月23日(水)
名古屋市議選

 3月13日投開票の名古屋市議選への「減税日本」からの候補者が41名になり、定数75の過半数を超えた。国レベルとは違う政党が地域にできることは良いことだ。ただ、借金があるのに減税するという主張は受け入れがたい。それに賛同する人が多いことに疑問を感じる。

 ニュージーランド南部のクライストチャーチで昨日起こった地震で死者75人、行方不明300人と伝えられている。日本人も26人が行方不明になっている。行方不明の日本人の多くがいた建物は6階建てでエレベーターのあった部分を残して崩落し、全く原型を留めていない。建物自体にも問題があったようだ。

 チュニジア、エジプトの動きが、リビアにも。こういう連鎖は想像をはるかに超える。リビアではカダフィ大佐が武力弾圧を加えている。しかし、軍内部で造反が相次ぎ、カダフィ体制崩壊は確実のように報じられている。カダフィを支えるのはチャドやエリトリアなどの傭兵が中心になっているそうだ。

 ようやく息子が本調子になった。余計なことをしゃべっているのは元気な証拠。
 携帯電話を家に忘れて出社。何となく不安を感じて過ごした。

2011年2月24日(木)
リビア情勢

 夕刊によると、リビアで反政府デモ隊が第3の都市ラミスタを制圧した模様。東部一帯は反政府勢力の支配下にある。

 18日に北朝鮮でデモがあったと報道ステーションが伝えた。すぐに鎮圧されたようだが、北朝鮮にも波及するのだろうか。

 松木農水政務官が辞意。想定内の出来事だし、国民から支持されない動きをいちいち気にする必要はない。

 今月3回目のコナミ。+3.6キロ。

2011年2月25日(金)
余計な言葉

 菅首相が昨日の衆院本会議で、2009年の衆院選マニフェストで子ども手当の額が26000円になったことに関して、「議論がなされている小沢代表の当時、ちょっとびっくりしたことを覚えている」と発言した。。小沢氏が中心になって作ったマニフェストに今から考えて多少無理なところがあったにしても、それを国民との約束事として掲げて選挙を戦ったのだ。それを小沢氏に責任があると首相が発言するのは無責任だ。余計な発言をすると、菅首相を応援したいと思っている支持者も離れていってしまう。

 25年位前の村上春樹の短編を読んでいる。「象の消滅」は面白い作品だった。象が消えた話から女性と出会う話への展開が不自然に見えつつ徐々に自然に感じられ、その後の「僕」の人生に影響していることが当然にも思えてくる。

 うまくいけば今日で娘の受験は終了したのだが、まだしばらく続くことになった。残念だけど仕方ない。

2011年2月26日(土)
京大入試で不正行為

 昨日と今日行われた京都大学入試で試験時間中にインターネット掲示板に問題が書き込まれ、回答も寄せられた。数学と英語で開始7分後から問題が書き込まれ、数分後には回答が書き込まれた。投稿は携帯電話からで、受験生による不正行為の可能性があるとして調査中だ。書き込み先がヤフーの知恵袋だったことから、合格のためというより騒ぎを起こすことが目的なのだろう。これは大問題になる。

 午前は息子のコナミに付き添い。久しぶりに妻も同行。
 3時過ぎからは息子と東竹田近隣公園へ。息子は鬼ごっこが大好きなのだが、僕は100メートルほどしか付き合えない。
 花粉症なのか、先ほどからくしゃみを連発。鼻水も抵抗無く出てくる。

2011年2月27日(日)
同じ不正行為

 入試問題の投稿流出は京大だけでなく、同志社大、早稲田大、立教大でもあったことがわかった。今回はオープンな行為だったからわかったが、グループ内で閉じた不正が今までに行われた可能性は否定できない。

 午前中、『日本の税制』(森信茂樹)の相続税の章を読んだ。この章はわかりやすかった。少しひねった日本の相続税の仕組みはよくできているように思った。ただ、相続税の控除が大きすぎる。このため死亡者の4%にしか相続税はかかっていない。
昨年末に閣議決定された税制改正大綱には相続税の基礎控除の変更が含まれている。今の基礎控除は5000万円+1000万円×法定相続人数となっている。法定相続人が3人なら8千万円までは無税になる。改正案では3000万円+600万円×法定相続人数としている。
 相続税メモ

 夕方ラックスに行き、本を3冊購入。夜、「招かれざる大臣(長妻昭)」を少し読む。

2011年2月28日(月)
衆議院予算委員会

 現在、22時半。まだ衆議院予算委員会が行われている。まもなく採決し、日が変わった未明の1時頃に本会議での採決を行う予定だそうだ。

 村上春樹の短編を読んでいる。金曜日に「象の消滅」が面白いと書いた。でも、その後の「ファミリー・アフェア」と「双子と沈んだ大陸」は全く面白くなかったし、何か不愉快な気持ちが残った。

2011年3月1日(火)
ガソリン価格

 今日1リットル135円でガソリンを入れた。昨年11月初めは123円、11月末127円、1月半ばから130円、そして今月135円と3ヶ月余り上がり続けている。チュニジアでの政変は12月半ばに始まったとされるので、その前から上がり始めている。最近の上昇はやはりエジプト、リビア辺りの影響なのだろう。

 京大入試投稿事件はまだニュースに出ているが、大きな進展はない。

2011年3月2日(水)
誤報?

 今日の朝刊に京大入試投稿事件に投稿に用いられた携帯がNTTドコモと特定されたと書かれていた。まもなく投稿した人物や手口が明らかになると思っていると、昼過ぎに産経ニュースが投稿した携帯の持ち主は東京在住の高校生で、別の受験した高校生からの送信を中継したと報じた。しかし、夜のニュースでは東北在住の京大受験生とされている。昼過ぎの産経ニュースは誤りだったらしい。

2011年3月3日(木)
京大入試投稿事件 予備校生逮捕

 京大入試投稿事件で山形県出身で河合塾仙台校に通う予備校生が逮捕された。投稿人物も手口も予想と大きく違っていた。一般的な掲示板への書き込みということから騒ぎを起こすことが目的と思っていたが、合格のためだったようだ。高3の時に父親を亡くし、今年こそはという思いが強かったらしい。少し心が痛む。
逮捕容疑は偽計業務妨害だ。TVニュースによると、偽計業務妨害というのは例えば配達の店に嘘の注文を大量にした場合などに適用される。
今回は京都大学の入試業務を妨害したことになる。今は京大も妨害を受けたと主張せざるを得ない面があるが、犯人が見つかり手口も明確になって反省の姿勢が見られるようなら、被害届を取り下げてほしい。京大はアバウトさと寛容が持ち味だ。

 この2日、帰りの渋滞がひどい。京奈和道に乗るまでの24号線が3キロ渋滞、京奈和から降りるところでも2キロ渋滞。帰宅に1時間以上かかっている。

2011年3月4日(金)
夜回り先生、早大と立教大

 入試問題が入試時間中にインターネット掲示板に投稿された事件で、新聞等にいろんな人のコメントが載っている。朝刊に載っていた夜回り先生こと水谷修氏のコメントの下記の部分が最も印象に残った。
 『警察に持ち込む前に、まず大学として「名乗り出てほしい」と呼びかけるなどして、これほどの騒ぎにせずに済ます方法もあったのではないか。』
カンニングなのだから、そういう手段は確かにあった。
 今は大学の責任者も社会や世間を気にする。社会から対応が遅いと批判される前に世間が納得するように動こうとしている。結果的に個人のカンニングだったわけなので、今になって考えれば、他の対応もあった。
と言っても僕も京大の初期の対応がおかしいとは思わなかったので、そんなことを今言う資格は無い。こんな時に夜回り先生のようなことを考えられる人でありたい。

 そんな状況下で、早稲田大学と立教大学が今日になって被害届を出した。投稿した人物が既に
判明していて、投稿した方法もわかっている。今になって被害届を出して何をするつもりなのだろうか。

 前原大臣の政治資金問題が参議院予算委員会で取り上げられている。正攻法で予算の問題点を議論した方が自民党自体が評価されるはずなのに、攻め方を間違っている。

2011年3月5日(土)
中国第12次5ヵ年計画

 中国の全人代が始まり、第12次5ヵ年計画の草案が提出された。新聞報道によると、経済成長は年平均7%を目標にし、所得格差是正や物価上昇抑制に取り組み安定成長路線に転換するとのこと。環境、省エネにも取り組み、目標数値を示した。ここまでは良いのだが、一方で軍隊の強化にも力を入れ、2011年の軍事費予算は前年比12.7%増。ここは気になる点だ。

 2日に産経ニュースにネット投稿事件に東京の2高校生関与と掲載された。夜には間違いが発覚。産経新聞社は今日、誤報を認め謝罪した。


 午前中、息子のコナミに付き添い。昼食後、1時間横になる。3時から同級生の店で散髪。夕方、1時間半ほど再度横になって少し寝た。肩が痛く、胃の辺りも少し痛む。精神性のような気がする。それでも食事は普段どおり。

2011年3月6日(日)
ついにダウン

 (7日記載)
 午前、娘と田原本のステーショナリーに行って文具を2千円余り購入。午後からは妻と車で東吉野の神社にお参り。土曜から調子が悪かったが、ついに夕方にダウン。珍しく夕食も残した。9時過ぎに布団に入る。

 前原外務大臣が辞意を表明。

2011年3月7日(月)
本当に問題なのか

 前原大臣が辞任した。外国人からの政治献金を受けていたことが問題になったためだ。前原氏の政治団体は、在日韓国人の女性から年間5万円を4年間、計20万円献金を受けていた。これが大問題だと言うのである。献金した女性が外国人だとわかって献金を返金し政治資金収支報告書を訂正して、申し訳なかったと一言謝れば済むくらいの話だ。しかも合計20万円という小さな金額だ。このお金に善意を感じこそすれ、どこにも外国からの干渉や悪意を感じない。外国人の献金を禁止するのは個人の善意を否定するためではないはずだ。法律を変えても良いくらいだ。
 これを大問題だと自民党や公明党は主張している。しかも新聞を見ると一般人でもこれを問題とする人が多そうだ。物事の重要性の判断が全くなされていない。大きな問題と小さなミスとを同じに考えてしまっている。
 さらにこの問題は、在日の方への差別意識も働いているように思える。日本国籍を取らずに韓国籍のままで日本に住む方に、歴史を無視して、出て行けと言わんばかりの態度を取ってきたことが背景にあるようにも感じられる。
 前原大臣の外国人献金問題自体は小さな小さな問題なのに、根は深いのかもしれない。

 
 口腔外科で9回目の診察。今日は昨年4月5日と同様に歯茎のふくらみを除去する外科処置をした。処置後、昨年より痛みが続いたが、4時間ほどするとほぼ気にならなくなった。除去した部分は前回同様、病理検査に回してもらった。来週抜糸。

 箕島高校の元監督 尾藤公氏が昨日亡くなった。68歳。延長18回の箕島・星陵戦はTVで見た。あれは1979年だったそうだ。高校2年の時だ。
 

2011年3月8日(火)
昔の豆まき

 堺利彦の自伝を読み始めた。子どもの頃の生活を書いた箇所で豆まきについて書いている。
夕方に「福ア内、鬼ヤ外」と叫んで家の中に撒く。夜に皆で撒いた豆を集めて年の数だけ紙に包み、その紙包みで身体中を撫でまわす。これは健康のまじない。その後、紙包みを襟筋から背中に入れて、尻から裾へ落とす。これで厄を落とす。紙包みは皆集めて。一年中使い古した火吹竹の中に詰め込む。それを子どもが捨てに行く。捨てるのは四辻で、帰りに振り向いてはいけないという決まりがあるとのこと。
 随分手が込んでいる。これが正式なのか、堺家ならではなのかは知らない。でも単に豆を撒くだけよりは趣きがある。

 昨日の夜に切除した箇所が痛くなったので心配していたが、今日の朝からは無事だった。
 今朝、エンジンをかけて2分くらい回転が不安定でおかしかった。不安定になって少しして1月8日以来のPGM-FI警告灯も点滅した。週末に時間があれば再度見てもらいにいったほうがよいかも。あと3年乗りたいのだが大丈夫だろうか。
 

2011年3月9日(水)
同志社大 被害届出さず

 ネット投稿事件で、同志社大学は被害届を出さないことを決めた。捜査結果はほぼ出ているし、今から出す意味がないと判断したのだろう。妥当な判断だと思う。
 一方で京都大学に電話での批判が相次いでいるそうだ。4日に書いたように結果から見ると被害届を出すかどうかはもう少し慎重に考えた方が良かった。ただ、今の時点で批判するのはフェアでない。 

 子ども手当を6ヶ月延長させるつなぎ法案を検討しているそうだ。社民党、共産党は賛成の見込み。参議院過半数まであと2議席。公明党は反対し続けられるか。

 体調が良くなったので仕事帰りにコナミに寄った。今月2回目。体重+3.4キロ。前回は+4.1キロだった。

2011年3月10日(木)
坂上二郎氏死去

 坂上二郎氏が脳梗塞で亡くなった。76歳。照れのあるコメディアンだった。

 京大で合格発表。問題になった予備校生は不合格。点数が足りなかったのかどうかは不明。

 数日前から肩に湿布を貼ってもらって一日を過ごしている。何となく楽な気がする。でも年寄りじみているので、どこかでやめないと。

 今読んでいる本の中で、社会心理学者の鈴木裕久氏が結婚について書いていることを紹介している。結婚には2つの考え方がある。互いに違った点を持っている方がうまくいくという「相補説」と、社会的態度や資質の似ている方がうまくいくという「類似説」である。うまくいくのは両面がうまく組み合わさっている時だろう。何から何まで違えばうまくいくはずないし、似すぎていても嫌になる。

2011年3月11日(金)
三陸沖大地震

 3時前に会社の床が長時間ゆらゆらと揺れ続けた。数分続いたように思う。震源は三陸沖。マグニチュードは8.8。日本の地震でこんな数字は聞いたことがない。揺れによる被害と津波による被害がともに発生している。大規模火災も発生。被害の出ている範囲も非常に広い。深夜1時現在、TV報道では死者300名以上。
 最初の地震の震源は三陸沖とされているが、その後の余震は茨城沖が増えている。

2011年3月12日(土)
地震被害

 昨日の地震で、東北の太平洋側はどこも津波被害がひどい。海岸から10キロ離れた箇所でも津波被害を受けたとのことだ。気仙沼市や釜石市に津波が押し寄せ家屋を破壊している映像が放送されていた。宮城・南三陸町では人口の6割の約1万人が行方不明。

 午前中、息子のコナミに付き添い。午後3時半からアルルへ。妻が娘の卒業式用の服を購入。本屋で3冊購入。夜、娘のヤマハの送迎。
空いた時間はどうしてもTVで地震のニュースを見てしまう。 

2011年3月13日(日)
計画停電

 地震のマグニチュードが9.0に修正された。今日もTVは全て地震・津波関連。

 東京電力の供給能力が不足することが確実になり、明日から地域ごとに計画的に停電にする「輪番停電」を実施することが発表された。平日の朝6時過ぎから夜10時まで3時間毎に停電箇所を変えていくようだ。関東全域が対象のようだが、企業がどう対応するかはまだ報道されていないようだ。

 野球から帰ってきた息子の表情がけわしいので、どうしたと聞くと急に泣き出した。練習試合の途中のイニングでピッチャーをしたが、1回で10点取られたとのこと。悔しくて涙が抑えられないようだった。落ち着いてから話を聞くと、気づいたことがたくさんあるようだ。いろいろあって成長していくんだろう。

2011年3月14日(月)
福島第一原発2号機

 福島第一原発の3号機で爆発が起き、建屋の外壁が吹き飛んだ。1号機と同じ状況。また、新たに2号機が深刻な状況になっている。冷却機能が失われ、外からポンプで海水を入れているが、燃料棒の周りにまで水が達せず空焚き状態に一時期あったようだ。少しずつ水位が上がっていると21時半頃の会見では報告された。でもまだ1~2割くらいしか水に浸っていない。燃料棒はたぶんウラン。燃料棒は冷却されないと2800度くらいになって溶け出し(炉心溶融)、最悪は、周辺を溶かして最終的には外部に露出されることになる。TVの解説を見るとたいへん危険な状態に思える。

 東京電力の計画停電の発表が、鉄道に大きな影響を与えた。実際には夕方に停電があったが、それまでは電力の需要が減少していたため
停電させなかったとのことだ。計画停電と言っても、移動手段が確保しにくいので予定が立てにくい。鉄道などの社会基盤となる部分は止めないで運営できないものか。

 朝、娘を受験する高校まで車で送った。担任の先生の姿も校門前にあった。
 昼から、先週に切除した部分の抜糸をしてもらった。病理検査の結果はまだ出ていなかった。

2011年3月15日(火)
富士宮市震度6強

 報道ステーションを見ていたら、東京で緊急地震速報が出た。その直後、スタジオがゆっくりと横にゆれているのがわかった。と思っていると、こちらも揺れだした。大きくはないけれど横揺れだった。NHKニュースによると、富士宮で電柱がいくつも倒れているらしい。東北の地震のあと、新潟、静岡での地震が起こっている。やはり気持ち悪い。

 福島第一原発から一時高度な放射能漏れがあった模様。ただ、大規模な漏れにはまだなっていない。何とか抑え込まなければ。

2011年3月16日(水)
福島原発の作業員

 昨日の富士宮市を震源とする震度6強の地震は大きな被害はなかったようだ。ただ、電信柱がいくつか倒れ、外壁が壊れ、けが人も数十人出たことから、かなりの揺れだったことは間違いない。
 福島第一原発の3号機、4号機の外観写真が公表された。上部が爆発でばらばらになっていて、大規模放射能漏れになっていないのが不思議なくらいの状態だ。福島第一原発にはまだ作業員180名が残って対応している。最も危険な人たちだ。作業も放射能がある場所で行っているので短時間で交代しているそうだ。これ以上放射能漏れが進むと避難せざるをえなくなる。今から在日米軍や警察機動隊が外から放水して冷却作業を行うと報じられている。期待は大きい。

 娘の卒業式があった。妻が出席した。式は2時間くらい。式後、教室で生徒一人ひとりが一言しゃべり、最後に担任の先生があいさつしたそうだ。
 仕事帰りにコナミ。+3.0キロ。

2011年3月17日(木)
円高

 円高が進み、1ドル80円を切って79円台になった。一時は76円台にもなった。円高が進んだ理由として、日本経済が危機的な状況に陥り、世界経済に悪影響を及ぼすとの見方が強まったため、と新聞に書かれている。全く意味がわからない。日本経済が危機なら円安のはず。それが円高に動くところがこういう相場のおかしなところだ。新聞をよく見ると、日本企業が手元資金を増やすために円に換えるので、円需要が強まると見てのことらしい。それなら短期的な動きと見た方が良いのかもしれない。本当に恐いのはその後の円安なのだろう。

 今朝、東京電力の供給電力3350キロワットに対して使用量が3300キロワット近くまで達したとのこと。夕方に大規模停電かと言われたが、節電効果が出て大規模停電は回避された。


 震災発生後ずっとCMは公共広告機構ACばかり。普通の広告は自粛しているということか。お金はどうなっているのだろうか。

 娘が公立高校に合格。決まってひと安心。明日に入学説明会。妻が出席予定。

2011年3月18日(金)
東日本大震災から1週間

 今日で東日本大震災から1週間。ずいぶん多くのことがあったように思うが、まだ1週間前の出来事だ。
 生徒を高台に避難させた後、学校から離れた場所で練習中の水泳部員を捜しに出て行方不明になっている先生のことが新聞に載っていた。現在までにわかっている死者は6400人。

 今月4回目のコナミ。+3.2キロ。血圧は上が111だったが、数値が低すぎるような気がする。ちゃんと測れていなかったかも。

 娘の入学説明会があり、教科書等たくさん購入して帰ってきた。校内ではなぜかサンダル履き。僕がプールで履いてもいいような感じのサンダルだ。昔は濃い緑色のスリッパだったが、どうして靴にならないのか不思議だ。

2011年3月19日(土)
普段の土曜日

 東日本大震災のことを気にしながらも、今日は普段の土曜と同じように過ごした。午前中は息子のコナミに付き添い。妻は中学PTAの会計監査役になっているので中学に行った。午後から久しぶりに家族全員でニトリとアルルへ。アシックスのインナーーマッスルを鍛えるインナーウエアを誕生日のプレゼントとして買ってもらった。夜は娘のヤマハの送迎。

 自衛隊の消防車両が昨日、福島第1原発3号機に放水した映像が今日公開された。映像を見ると水は届いているように見える。効果はあるはずだ。雲一つない晴天下での放水作業と放射能はなかなか結びつかない。

2011年3月20日(日)
部屋の整理

 午前中、一つの机を別の部屋に移動した。そのついでに不用物を整理。まだ子ども部屋の中の玩具廃棄が残っている。

 誕生日3日前だが、妻と娘でケーキを作ってくれた。半分を今日食べた。

 

2011年3月21日(月)
イオンモール大和郡山

 雨で息子の野球は中止。娘の部屋のカーテンを買いに家族全員でDoカーテン大和郡山店へ。今の家に移った13年前、カーテン代をケチって、子ども部屋だけをそれまで使っていたカーテンを使うことにした。引っ越した時は子どもは3歳。小学校に入る頃には新しくしようと思っていたのが随分遅れて今頃になった。
 カーテン購入後、イオンモール大和郡山へ。3階で昼食にしようとしたら満席。少し席が空くのを待って席を確保。ハンバーグ、かにチャーハン、ラーメン。
 食事の後、娘と妻、息子と僕に2つに分かれて買い物。僕らはミツハシで野球用品を見て、グローブのメンテ用品とトスバッティング用のボールを購入。
 2時半頃にイオンモールを出て、橿原の香久山墓苑へ。妻の実家の墓参り。
 帰宅後、ボール遊び。
 夜7時から娘は早くも中学の同窓会。今日の門限は10時。時間ぎりぎりに帰宅。

 福島第一原発は放水の効果はあるようだが、まだ先行き不透明。今日も3号機で何かが燃えているような灰色の煙が出たらしい。2号機も白い煙が出ているとのこと。

 プロ野球の開幕をめぐる議論がある。電力の観点からナイターが望ましくないという理由はわかる。ドームの場合はナイターでなくても空調などでかなりの電力が必要になるのだろう。ただ、こんな時に野球をやっていていいのか、とまでは言うべきではないと僕は思う。

2011年3月22日(火)
二葉亭四迷

 山城むつみ著の「ドストエフスキー」を読み始めた。500ページを越える大書で、最後まで読めるかどうかは現時点ではわからない。
 序章に内田魯庵、二葉亭四迷が出てくる。「罪と罰」の英訳を読んで強い衝撃を受けた内田魯庵は、衝撃と同時に二葉亭四迷を憶い出した。二葉亭四迷の「浮雲」はドストエフスキーを手本にして書いたそうだが、魯庵はそれを直接は知らなかったにもかかわらず。「浮雲」にドストエフスキー的なものを感じ取っていたことになる。「浮雲」も読まないといけなくなった。

 誕生日のお祝いケーキの残り半分を食べた。

2011年3月23日(水)
誕生日

 今日は48回目の誕生日。4周目が終了し、5周目に入る。

 温かい食事を食べ、湯船にゆっくりつかって、布団で眠れるということがありがたいことだということを改めて感じる。

 娘は部活の友達と終日USJへ。そういえば僕も妻も息子も未だ一回も行っていない。

2011年3月24日(木)
奈良県知事選

 奈良県知事選が今日告示され、現職の荒井氏、共産党推薦の元県議北野氏、県医師会長の塩見氏が立候補した。塩見氏は民主党から立候補を要請された昨年末には断ったのに、昨日に急に立候補を表明した。選挙中、診察業務のため、演説などしないそうだ。僕はこういう立候補が最も嫌いだ。出るなら街頭に立って演説すべきだ。人の目に触れるところに出て話をすること無く当選を目指すなんていうのは間違っている。医師会様が立候補しているんだという姿勢が許しがたい。

 今月後半に予定されていた学会の講演会を調べてみると、確認した応用物理学会、電子情報通信学会、日本化学会、電気化学会が全部中止。ここで大学での最後の発表を行う予定だった学生さんは残念だろうな。


 今月5回目のコナミ。+3.4キロ。血圧は129/86。

2011年3月25日(金)
リビア軍事介入

 東日本大震災の衝撃が大きかったために、多国籍軍のリビアへの軍事介入の扱いが小さいがとても大きく悩ましい問題だ。17日に安保理決議で軍事力行使を認める一方で、外国軍によるリビア領土の占領は禁じられている。これは地上軍の行動を禁じたことになるそうだ。つまりは空爆だけということになる。リビア軍が空から反体制派を攻撃することはなくなったが、地上軍との市街戦は続いている。ここからどうするかが非常に難しい。
 2007年9月に「正しい戦争はあるか」という大きなテーマを掲げた勉強会を行った。その議事録を今読み返した。正戦論の立場からはリビア軍事介入は正戦と呼べる分類に入る。ただ、そう簡単に考えて良いのだろうか。議事録中に次の言葉がある。
 『もしかしたら、やむをえなかったと後から考えられる戦争はあるかもしれない。しかし、それを最初から先取りして正当化することは許されない。』
 
本当に他の手段はないのか。平和を求めるものは戦争の否定以上にそこを考えなくてはいけない。
 議事録

 知事選は始まったが、ポスターは候補者3人なのに2枚しか掲示されていない。

2011年3月26日(土)
ヤマハ発表会

 午前はいつも通り息子のコナミに付き添い。妻は仕事なので昼食は子どもと一緒に近くの得得に行った。2時に桜井市民会館に移動。おそらく今回が最後になる娘のヤマハ発表会だ。以前は毎年見に行っていたが、平日に行われることもあるので、中学に入ってからは行っていなかったと思う。演奏は好いのかどうかよくわからなかったが、最後と思うと感慨深いものがある。
 開催前に司会者が東日本大震災に触れ、開催すべきかどうかを検討し、子どもの成果の発表だという点と、被災者が中止を望まないだろうという点から開催することにしたという話があった。開催は順当だと思うが、こういう検討をせざるをえないこと自体、少し過剰反応ではないだろうか。

2011年3月27日(日)
片付け

 息子は野球、残った3人で2階の押入れの片付けをした。廃棄物は燃えるゴミ大袋2つ、金属類1袋、古紙、ダンボールなどなど。それでもまだ不十分。残りは来週。

 今読んでいる本は「ドストエフスキー」(山城むつみ)、「浮雲」(二葉亭四迷)、「堺利彦自伝」。どれも興味深いものがあるけれど、少しずつしか読めない。

 「浮雲」の注によると、明治6年の太政官達で、官員の服務時間が「午前9時出頭、午後3時退出」、同年の暑中休暇として8月2日から31日までは「午前8時出頭、正午12時退出」となっている。当時の公務員は随分勤務時間が短かったようだ。

2011年3月28日(月)
サーカス

 自転車で10分程度の場所にサーカスが来ている。昨日チケットを買って今日の午前中に息子と一緒に見に行った。なかなか面白く、息子よりも僕の方が楽しんだようだ。
サーカスは今まで2回見に行ったことがあるが、地方にやってきたサーカスは初めてだ。平日だしガラガラかなと思っていたが、自由席は満席、一般指定席もほぼ満席。BOX席は数人だけで、一番座席数が多いS席は3割から4割くらいと中央に空席が目立つが、全体としては寂しいほどではない。
 サーカスが自分たちの町にやってくるというのは面白い。大げさかもしれないが、やはり文化に関わることだ。
 出演している方の多くは中国人のようだ。団員の待遇はどうなのだろうとか、出演していた子どもの学校教育はどうなっているのかなど気になってしまう。5月までここにいて、その後は福井公演となっている。

 午後には昨日の片付けで出た廃棄物の一部をリサイクルセンターに持って行った。今日は廃棄物を持ってきている車が多く、働いている人の数もいつもより多かった。

 知事選は、塩見氏は街宣をすることにしたそうだ。ポスターも昨日から見るようになった。けれど未だ貼っていない掲示板もあり、組織の弱さが窺い知れる。
組織がないことは別に悪いことではない。けれど選挙が始まってから大阪府庁に行って橋下知事と話をするのはいただけない。橋下知事の人気を利用したいという思いがありすぎるし、そんな状態で当選してしまったら奈良県は属国のようになってしまうのではないかという不信感を拭えない。

2011年3月29日(火)
2011年度予算成立

 2011年度の予算が成立した。参議院で否決されたが憲法の規定で予算は衆議院の議決が優越するので成立。
 民主党のマニフェストをどこまで震災復興に回すか、増税するかが次の焦点になる。子ども手当、高速道路無料化は当面止めてもよいだろう。高校無償化は政策としては続けるべきだが、今年は止めてもよい。法人税の引き下げは当面見送りがほぼ確実。
 こういう見直しをしてもおそらくかなり不足する。ここで巨額の赤字国債追加という対応だけはやってはいけない。
今起きた問題は今の大人で処理するというのが原則だ。答えは増税しかない。

2011年3月30日(水)
さいたまスーパーアリーナ

 さいたまスーパーアリーナを避難所にしていた福島第一原発の周辺住民らが、今日と明日で廃校になった高校校舎に移動するというニュースがあった。さいたまアリーナはマーチングバンド全国大会を見に2回行ったことがある。確かに広くてきれいな良い場所だけど寝泊りするのが楽じゃなかったはず。知っている場所が避難所になると一層身近な問題に思えてくる。

 「浮雲」第1篇が終了。明治20年に言行一致体で書いたということで歴史に残っている書物だけど、本人がドストエフスキーをモデルにしていたとすると、
その後、小説を書くのを辞めたこともわかる気もする。それだけ二葉亭四迷の理想は高かったに違いない。

 コナミ今月6回目。+3.4キロ。

2011年3月31日(木)
大連立

 子ども手当を6ヶ月間延長する「つなぎ法案」が参議院で可決されて成立した。賛否同数で議長判断となっての成立だった。つなぎ法案が成立しないと自治体の手続きで混乱を来たすことになったので取り合えずは良かった。公明党が所得制限付きの児童手当1万円案を提案しているので、そういう方向でまとめることになりそうだ。
 ねじれ国会の状況下で大震災があったために、政府の力を強めて素早い対応をするという大義名分で大連立が現実味を帯びてきた。今までのような進まない国会ではいけないが、大連立は良くない。警戒しすぎかもしれないが、やはり距離を置いて批判する人がいなくてはいけない。

2011年4月1日(金)
神保町の匠

 三省堂書店のHPの書評コーナー「神保町の匠」は週2冊と限られた冊数にもかかわらず、読みたくなる本が数多く紹介されている。今週は『生活保護は最低生活をどう構想したか』(ミネルヴァ書房)、先週は『かぜの科学』(早川書房)が面白そう。けれど積んでいる本が10冊ほど溜まっている。溜まっている本も面白そうなので困ってしまう。

 自衛隊や在日米軍が行方不明者の集中探索を実施。今日28名の遺体を収容したそうだ。行方不明者は1万6千人くらい。探索は気の遠くなるような作業に思える。

2011年4月2日(土)
本も売り切れ

 福島第一原発の問題も起こっていてTVや新聞で解説されているのだが、問題が起こった箇所だけに着目するために全体が見えにくい。それで原子力発電についてある程度技術的な内容が書かれている本をアマゾンで探した。何冊かあったのだが、全部「一時的に在庫切れ」となっている。同じことを思って購入した人がかなりいるようだ。本まで売り切れとは予想外だ。

 2週間ほど前に購入したカーテンを受け取りに行き、午後から取り付けた。窓周辺の汚れがひどかったので随分時間を要した。
 娘は京都のマーチングバンドに体験を兼ねて見学に。妻は仕事。息子はコナミが休みのため今日はずっと僕と一緒に行動。

 「浮雲」第2篇終了。第1篇より緊迫感があり出来が良い。 

2011年4月3日(日)
東吉野、電器店

 10時前に東吉野町三尾の末広教会の春の大祭に出かけた。そこは妻が子どもの頃から通っていたそうで今も毎年何回か行っている。今日も妻の両親、叔父らも出席。行く途中の名寄峠付近で細かな雪が舞いだした。道の上の温度表示が0度となっている箇所があって少し不安になったが、大丈夫だった。3時ごろ帰宅。
 すぐに、娘も加えて近くの電器店へ。(息子は野球で不在) 入学祝と数日後の誕生日のお祝いを兼ねて、デジタルオーディオをプレゼントとして購入。8Gのソニー製。
その後、携帯とオーブンを下見。

2011年4月4日(月)
もう12時

 娘に買ったWalkmanをインターネット接続してダウンロードする手伝いをしていたら12時過ぎになってしまった。今から「英語5分間トレーニング」

2011年4月5日(火)
ガソリン

 仕事帰りにガソリンを入れた。1リットル144円。3月1日に135円だったのが、大震災後の3月14日に144円になり、以降2回続けて同じ価格で入れている。高めの価格ではあるが落ち着いてはいる。

2011年4月6日(水)
福井火力発電所

 僕が小学生の頃、福井県の母親の実家のすぐそばに火力発電所ができた。地図で確認すると数百メートルの距離だ。昭和45年建設開始し、昭和48年に運転を開始した。当時稼動した1号機の出力は25万kW。
今問題になっている福島第一原発の出力は
 1号機 46.0  万kW
 2号機 78.4  万kW
 3号機 78.4  万kW
 4号機 78.4  万kW
 5号機 78.4  万kW
 6号機 110.0  万kW
なので、やはり原子力発電の出力は大きい。
福井火力発電所1号機はいまも稼動していると思っていたが、調べると既に7年前に廃止されていた。今は昭和53年に稼動開始した別の号機(25万kW)が動いているようだ。

2011年4月7日(木)
娘の誕生日

 今日は娘の誕生日。帰宅してすぐに息子がメッセージカードを持ってきたので娘へのメッセージを書き、妻が作ったお祝いのケーキを夕食後に食べた。まだ半分残っている。

 23時32分にまた地震。震源地は宮城県沖の深さ40キロ。最大震度は6強、マグニチュードは7.4。津波警報が発令されている。

2011年4月8日(金)
昨日の余震

 昨晩の宮城県沖の地震で3名の方が死亡。392万戸が停電。今日の夜10時でもまだ43万戸が停電。映像を見ると強い揺れの最中に停電したため真っ暗になっている。これを見ると、家の中の地震対策をもっとしなければいけないという気になる。今は入手しにくいだろうから落ち着いた頃に忘れないように対策しなければ。
 なお、昨日の地震はマグニチュード7.1、震源深さ66キロに訂正された。

 今月2回目のコナミ。+3.1キロ。


 夕食後に昨日のケーキの残りをいただく。残りはあとわずか。

 娘の入学に際しての書類の中に自転車通学許可届けがあった。我が家からの距離を考えると当然許可されるはず。僕が通っていた時も許可制だったけど、思い出せば許可無く自転車で通っていた。いつも正門から入っていたが注意された記憶は全く無い。

2011年4月9日(土)
携帯

 午前中、息子のコナミに付き添い。「トルストイの日露戦争論」を読む。帰宅後、娘も一緒におくやまで買い物。その後ソフトバンクショップへ。先月にメールを使えるようにPCから契約変更したのだが、その後、何もしていないのにWebに繋がって一日あたり50円ほど使用したことになっているので確認に行った。結局、モバイルウィジェット通信というのが自動更新の設定になっていて勝手にお金がかかっていた。これは非常におかしなことだ。だまされた気分で腹立たしい。ソフトバンクのパンフレットを見ると下の方に細かい赤字で書いてある。でも、納得できない。明日、ソフトバンクに電話する予定。

 ソフトバンクの後、イオンで息子の学校用シューズを購入。なぜか靴が20%オフになっていて、さらにワンデーパスポートを持っていたのでさらに10%オフ。こちらはちょっと得した気分。その後、かっぱ寿司で昼食。3人で食べて1500円ほど。

 その後、電器店で携帯を見る。今まで娘に携帯を持たせていなかったが、そろそろかと思っている。安い携帯を調査中。

 夕方、息子と久しぶりに田原本図書館へ。ロビンソンクルーソーに第2部があるそうで、息子が読める第2部があるかを見に行ったのだが、岩波文庫はまだまだ無理で断念。帰る途中でオートバックスでリアワイパーのゴム購入。
その後、少しだけキャッチボール。目が悪くなったのか、取りそこないそうになることが増えたような気がする。

2011年4月10日(日)
奈良知事選結果

 奈良県知事選で荒井正吾氏が再選を決めた。開票率74%で荒井氏22万票、塩見氏15万票。塩見氏が民主党から出馬したらもっと取れたかどうかはわからないが、もう少し荒井県政の問題点が見えたのではないか。関西広域連合への参加に関する漠然とした対抗軸では現職を破ることはできなかった。選挙結果としてはこれで良かったと思う。
 県議会議員選挙橿原・高市郡選挙区では定数4に対して5人が立候補。4位を民主党候補同士が争う結果となり、現職の森山氏が当選、塩見氏が後援会長を務めていた水本氏は塩見氏の伸び悩みと連動したためか落選。

 中学同級生の花見に誘ってもらい夕方から参加。晴天で満開という花見日和だった。明日が月曜のため、22時ごろ終了。

2011年4月11日(月)
統一地方選前半

 昨日の奈良県議会議員選挙結果を見ると、民主党の不振が目立つ。奈良市選挙区で現職が2名落選。4人のうち当選1人という状態で、当選した1名も下位当選だった。民主党は前回を1下回る8議席。ただ、自民党も前回を3下回る20議席。無所属に自民推薦が2名いるそうだが、それでも減少だ。民主党の不振は事実だがもともとの力不足のようにも思える。
 全国41道府県議選のトータルを見ると、僕の印象とはかなり異なる。民主党は前回を6上回り341議席。自民党は24減少の1116議席、公明党は3減少の170議席、共産党も社会党も議席を減らしている。みんなの党は新たに40議席を獲得したものの、既存政党で議席が増えたのは民主党だけで、自民、公明、共産、社民は減らしている。民主党が惨敗のように報じられているが、もっと冷静な分析が必要だ。

 東日本大震災から1ヶ月。今日の夕方にもマグニチュード7.0の余震があり、最大震度6弱。死亡者数よりも行方不明者数の方が多い状況が続いている。

2011年4月12日(火)
福島原発レベル7

 原子力安全・保安院と原子力安全委員会は福島第一原発の事故を「レベル7」に引き上げた。レベル7はチュルノブイリと同じ。ただ、炉心溶融が起こっても被害者はでなかったスリーマイル島原発がレベル5で、最大がレベル7なので細かな区別はされていない指標だ。とはいえ、今まではスリーマイル島レベルと思われていたのが、そこには収まりきっていないことがはっきりしたことになる。早く解決した方がよいのは確かだが、長期間になったとしても急激な放射能漏れが発生しないようにする方が大事だ。

 大きな余震が今日もあり、最大震度6弱。

 プロ野球開幕。TV中継を見ていると、試合中に負けているチームの選手に震災についてコメントを求めていた。何か間違っている。

 娘に購入したライフルが到着。バランス調整用のウエイトをつける部分にずれがあり、業者さんにメールで確認中。

2011年4月13日(水)
勝ったのは誰?

 統一地方選前半で民主党が敗北となっている。確かに三重県や北海道の知事選では敗北しているし、候補者すら立てられなかったところも多い。けれど、一昨日も書いたように県議選レベルでは議席を増やしている。民主党敗北は明確なこととして語られているようだが、勝利した政党は見当たらない。不思議な状況だ。

 一昨日、口腔外科に行って、先月切除した箇所の状態を診てもらい、切除した箇所の病理検査結果を聞いた。状態は問題ない。切除した部分は昨年と同様に高度の炎症細胞とのこと。どこに原因があるかはわからないので、しばらく様子を見て、診察は3ヵ月後。

 昨日、娘の高校の入学式。妻が出席。最近は入学式後に制服で中学に行くのがはやっているようで、娘も出かけた。たくさんの生徒が来てうるさいので、学校は部屋を用意して来た生徒がそこでしゃべるようにしていたそうだ。僕の世代はそんなことはしていなかったと思う。今の子どもは学校好きなのかも。

 今月3回目コナミ。+3.3キロ。

2011年4月14日(木)
伯父訃報

 家に帰ると妻が、電報受け取りは連絡したが荷物はまだ連絡していないと僕に行った。「電報?」何かを言い間違えたのかと思って聞きなおした。確認すると不在通知はやはり電報だった。9時前に届いた電報は年上のいとこからで記載は「えいいちおじしす」。急いで親に電話するとまだ知らなかった。両親とも2日間家を空けていた。おそらくいとこは僕の両親に何度電話しても繋がらなかったため、電話番号を知らない僕に電報を打ったのだろう。今晩がお通夜だったそうだ。明日の葬儀には参列することにした。
 父の兄弟は実質6名。あと2人いたそうだが、末っ子の父が生まれたときには既に他界していたので、父が生まれた時点で6人兄弟。僕が大人になってからも父の兄弟はずっと6人健在だったが、徐々に一人減り、二人減り、昨年99歳の長男が亡くなり、今回次男が亡くなり、僕の父だけが残ったことになる。

2011年4月15日(金)
葬儀

 伯父の葬儀に出席するために、朝10時前に家を出た。朝は晴天だった。近鉄と阪神で春日野道へ。近鉄と阪神が相互乗り入れをするようになって初めて神戸までやってきた。到着間際に少し雨模様になった。
会場は阪神の春日野駅から徒歩10分弱。伯父は享年95歳。空調関係の会社の副社長をしていた関係からか、会社関係と思われる参列者が30人くらい来られていた。

火葬場は車で20分ほどの場所にある神戸市立鵯越斎場。かなり大きな建物で、入り口が5箇所あり、入った場所では5つの炉があった。
お骨拾いにも行った。最後は葬儀場に戻って初七日法要も終えた。帰宅は8時過ぎ。
 伯父は十年余り前に濱田家について知っていることを写真付きで整理したメモを作成している。明日にもう一度見直してみようと思う。

2011年4月16日(土)
機種間違い

 昼前に先週取り寄せを依頼した携帯電話の契約にイオンへ出かけた。しかし、出てきた機種は依頼したものと違う。展示している機種を指し示して確認すると、取り寄せの控えに書いてある機種名が間違っている。先週の担当者が間違って機種名を書き込み、僕も間違いに気づかなかった。早ければ明日届き契約の予定。
 火曜に届いたライフルも結局返品したし、小さなトラブル続き。

 午前は息子のコナミ付き添い。「ドストエフスキー(山城むつみ)」を読んでいるが内容がほとんど理解できず進みが極端に悪い。
 夕方、息子が学校の読書タイムに読む本を買いに田原本の宮脇書店へ。ついでに家族3人で聴いている英語テキストと、「三陸海岸大津波」(吉村昭)を購入。
 吉村昭氏の本は1970年発行。明治29年、昭和8年、昭和35年(チリ地震)の3回の大津波について書いている。帰ってから明治29年の箇所を読んだ。吉村氏は明治29年の津波を体験した人に取材しており、今回の津波でも被害の出た田野畑村の50メートルくらいの高台にある家まで津波が来た話を聞いている。その取材には当時の早野村長も一緒で、村長は、8メートルの防潮堤を設けていて専門家も充分だと言っているが、「ここまで津波が来たとすると、あんな防潮堤ではどうにもならない」と顔を曇らせた、と書いてある。まさにそうなってしまった。
最近、869年の貞観津波が今回のレベルに近いといわれるようになったが、明治29年の津波も相当な大きさだったことが本書からはうかがえる。

2011年4月17日(日)
携帯契約

 いろいろ手違いがあったが、ようやく娘の携帯の契約が終了。安く抑えることを主眼に置き、限られた機種から選んだが一応気に入っている様子。
 ライフルも6時前に到着。さっそく公園で練習していた。

 息子は一日野球の練習。妻も今日は当番で一日付き添い。僕は午前中は「三陸海岸大津波」を読んだ。午後は携帯契約。夜は夏の旅行プランを調査。


 「三陸海岸大津波」を読むと、明治29年、昭和8年は大波が押し寄せたような津波で、チリ地震による昭和35年の津波は水面が盛り上がったような津波だったようだ。今回の津波は映像で見ると、盛り上がった津波のように思えるが、昭和35年とは高さが全く異なるようだ。
 

2011年4月18日(月)
モバイルウィジェット

 昨日夜の携帯電話のアクセス履歴を調べると、9日にショップでモバイルウィジェットの自動更新をオフにしてもらったにもかかわらず、依然としてモバイルウィジェットに勝手に繋がってお金が流出していた。これは腹が立ち、流出防止とお金の回収をしなければと思い、今日の昼に電話をした。モバイルウィジェットを用いない設定はそこで分かった。お金に関しては担当者では判断できないので別に電話するとのこと。夜にその電話があり、モバイルウィジェットに繋がってかかった料金は今後の料金から差し引くということになった。担当者の対応は丁寧で悪い気はしないし、返金は当然だと思うが、会社がうるさい奴にはそれくらいのお金は出してやるという感じの対応方針を取っているように感じられるのが面白くない。

2011年4月19日(火)
鉄道

 原武史氏が朝日新聞のインタビュー記事で、「ローカル線を復旧させよ」との主張をしている。原氏は東北新幹線の全線復旧の目途が立った一方で、ローカル線が切り捨てられることを懸念している。ローカル鉄道は精神と結びつき、復旧によって住民は励まされるので非常時に鉄道が動くことが大切、としている。たしかに新幹線が走っても停車駅は少なく、直接的な影響はない。ローカル線が動けば日常生活を回復させる一歩になる。三陸鉄道北リアス線が地震発生から5日後に無料で部分運行を開始したことはこれまでに報じられていて、良いニュースだと感じていた。いざという時に本当に大切なものが見えてくるのかもしれない。こういう動きが効率やコストという名の下で失ってきたものを取り返すきっかけになるかもしれない。

2011年4月20日(水)
A11(エーイレブン)

 昨晩12時過ぎにTVをつけるとNHK「ためしてガッテン」の再放送をやっていた。テーマは「睡眠障害の原因は脚の不快感」というもの。興味があったので最初の方だけ見た。睡眠障害と脚の不快感は2004年にアメリカで発表されたそうだ。発表した医者は、脚の不快感のために眠れないと話す患者に足がなかったのを見て、脚の不快感の原因が脳にあることを発見したらしい。
 通常、靴下の圧迫などさまざまな刺激を脚は受けていて、脳に信号が送られている。そのような通常の刺激信号が脳に入るのを抑える役割をするのが、A11(エーイレブン)という神経細胞だ。A11の働きが悪くなると大した刺激でなくても脳に届けられてしまうため、不快感となるということだ。
 ここまで見た段階で12時35分くらいになったので途中でやめて寝ることにした。
 番組のHPを見ると、治療としては、鉄補給、ドーパミン作動薬、就寝前の行動療法(マッサージ、シャワーなど)、刺激物をひかえる(アルコール、カフェイン)などがあるそうだ。
 最近はましだけれど、眠れないことは珍しくない。普段から脚には不快感がある。もう少し調べてみたい。

2011年4月21日(木)
スーちゃん死去

 元キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんが乳がんのために亡くなった。55歳。とても寂しい気がする。キャンディーズの解散は僕が高校入学直前の1978年4月4日。なぜか日にちも記憶している。

 3月11日の津波は7波あったというデータが新聞に載っていた。データは釜石市の沖20キロの海に浮かべたGPS波浪計で計測した潮位だ。第一波は最大6.7メートル。その後、マイナス3メートルくらいまで引き、第二波が来ている。平均の間隔は50分程度。最初の津波が来る前に先に潮位が大きく低下するのかと思っていたが、潮位の低下はグラフから見て50センチ程度。

2011年4月22日(金)
「江」のテーマ曲

 娘から「江」の曲のエレクトーンの楽譜とデータが出たから買ってとの依頼。購入はインターネット。楽譜はダウンロードしてプリントアウト。3日間だけしかプリントできないようになっているとのこと。エレクトーンの音のデータはPC経由でUSBメモリにダウンロード。両方で525円。

 本を読む意欲が低下気味。

2011年4月23日(土)
五島列島

 夏の家族旅行の行き先の候補に長崎が挙がっている。図書館で長崎のガイドブックを借りて見ていると五島列島にも行ってみたくなった。長崎から直接行くなら福江島か上五島のようだ。上五島は海の景色がきれいそうだ。教会もたくさんあり、教会めぐりが見どころになっている。上五島へは長崎港から1時間半くらい。「ビッグアース」という定員300名の船が行き来しているそうだ。
船は新上五島町が所有し、五島産業汽船に無償で貸し出し、運航・管理は五島産業汽船が行っているとのこと。町のHPによると、町は船舶を5億7千3百万円で購入。お金は交付金と起債。さらに起債の元利償還金の7割は地方交付税になるので、実質の町の負担金は1年で510万円。12年で試算しているようなので、12年で約6千万円。実際の1割に留まる。

 インターネットで、キャッチャートレーナーという守備練習用グッズを息子に、組み立て書棚を娘の部屋用に、それぞれ購入。

2011年4月24日(日)
三郷町議選

 統一地方選後半の開票日。奈良TVを見ていると、三郷町議選で定数13に対して当選者12名という結果を報道。立候補者は15人いたのにである。13番目の立候補者の得票数法定得票数に達していないためとのことだ。法定得票数に達しないために当選できないという結果は初めて聞いた。12番目の人が500票くらいあるのに、13番目の人は100票少しだから仕方ない。

 TVで日本ハムと楽天の試合を少し観た。日本ハムの先発は斉藤佑樹。
6回を2点に抑えて2勝目を挙げた。でもコントロールが悪く、ずいぶん失投が多いように感じた。

 午前はマッサージチェアに座って読書。午後から妻、娘と自転車で近くのユニクロへ。2人が試着室に行っている間、店内をうろうろ。さほど広くないのでちょっと困った。

2011年4月25日(月)
統一地方選市議選結果

 昨日開票された奈良県内の市議選結果を見ると、民主党は敗北した。特に生駒市で3候補全員落選となり、現職の福中さんも落選した。生駒市は民主党支持が強いと思っていたが、今回は山下真市長の支持団体が現職2人に加えて新人3人を擁立したことが強く影響した。
桜井市は今まで民主党の市議はゼロだったので一人当選でプラスになったのだが、下位での当選で、もう一人は落選した。
天理市は3人立候補し、2人当選で変化なし。ただし現職1人が落選した。
当選した人の票を見ても伸びていない。民主党は市民に期待されていないという結果だった。
他の地方もおそらく似たような結果らしい。道府県議選では民主党は敗北と言われながら議席を増やしていた。しかし今回は敗北だ。

 今の政権がどうこうという問題ではない。たぶん首相が変わっても期待はさほど集まらないように思う。もっと根本的な問題だ。
 橋下知事の維新の会が票を集めている。けれど橋下知事がしっかり考えて行動していると思っている人は少ないだろう。そんな人にでも託そうと思うくらい今の社会が疲弊してしまっているということなのだろうか。
 ぼやいてばかりいても何も変わらない。もう一度最初から考え直しだ。

 21日に亡くなった元キャンディーズの田中好子さんの葬儀が今日あったそうだ。その中で先月29日に録音した音声が流され、公開されている。かなり苦しそうな声で聞くと辛くなる。
 

2011年4月26日(火)
数字で見ると

 統一地方選の市議選で民主党が敗北したと昨日書いた。しかし今日の朝日新聞に掲載された表を見ると、道府県議選と似たことが言える。市議選(定数7104)で民主党は15議席増やして389議席。自民党は84議席減らして514議席。自民党の長期低落は依然として続いている。共産党、社民党も議席を減らした。増えたのは公明党と初挑戦のみんなの党。公明党は915議席。みんなの党は87議席。あまりにも民主党敗北ということに注目しすぎると判断を間違う。野党の支持が増えているわけではないことが重要だと思う。また、地方では政党に属さない無所属議員が多いので、あまり国政との関連を議論するのは正しくない。

 とは言っても、実感として民主党が支持を失っていることは強く感じる。野党に元気があればまだ救いがあるが、自民党も負けている。勝っているのはマスコミが面白おかしく取り上げるようなグループだけという情けない状況だ。
 うまくいかないのを政治家や官僚のせいだけにして嘆くだけでは社会がますます弱くなっていく。今がもう一度、社会運動に挑戦する機会かもしれない。少し動き始めようか。

2011年4月27日(水)
天皇・皇后両陛下宮城慰問

 天皇・皇后両陛下は宮城県の被災地を慰問。報道を見て、こういう時は天皇陛下が適しているんだろうなと感じた。

 今月6回目のコナミ。今日は少しだけ運動量を増やした。すると帰ってから眠い。最近3回の体重は+3.0キロ、+3.3キロ、+3.0キロ。ほとんど変化が無い。

 英語5分間トレーニングより、
 It takes constant effort to improve constantly.
 Losing weight bolstered her confidence.

2011年4月28日(木)
明日からGW

 明日からGW。7連休になる。家族で出かける機会はほとんどなさそう。

 仕事帰りにコナミに寄り、今月7回目。例年1月は回数が多めだが、ほとんどの月は平均4回くらいだったと思うので、7回は珍しい。効果があって遂に+2.8キロ。今年最軽量。

 More efforts bring better results.

2011年4月29日(金)
京都のジュンク堂書店

 久しぶりに京都自由大学の講座に参加した。テーマは「倫理的社会主義~デンマーク型福祉国家への先駆思想」。時間は19時~21時。内容は少し整理してから。
 早めに京都まで出て、ジュンク堂に行った。以前、丸善があった場所の少し北にジュンク堂京都BAL店ができている。四条店より冊数が多いらしいのでまず行ってみた。5階から8階がジュンク堂。書棚が高く、通路が狭い。圧迫感がある。面白い本をゆっくり探すという雰囲気ではなかった。これなら、四条店の方が良いと思い直して四条店に移動すると、四条店も改装したようでBAL店と同じ感じになっていた。ジュンク堂四条店はとても気に入っている書店だったので非常に残念だ。図書館のような丸善の雰囲気も懐かしい。ゆとりのある店舗が京都ですら維持できなくなっているとはとても悲しい。

2011年4月30日(土)
ネバーランド

 2004年公開の映画「ネバーランド」を観た。ピーターパンを書いた劇作家バリの話で、主役はジョニー・デップ。見始めると途中でやめられず最後まで一気に見た。バリと妻との会話に何となく僕と妻との関係を思わせる部分があった。

 朝におくやまに買い物に行った以外、家にいた。読みかけの本をいろいろ少しずつ進めた。

2011年5月1日(日)
まねきねこ、和民

 朝、雨が降ったので少年野球は中止。妻は当番に当たっていて一日出る予定だったのが行かなくてよくなった。午前中、息子の水筒を買いに妻を含む3人でイオンへ行き、容量1.5リットル品を購入。昼食は娘が作ったカルボナーラスパゲティ。昼食後、高田のカラオケ店まねきねこへ。場所は午前中に一番安そうな場所をネットで探して選んだ。一人1時間100円(1ドリンク制)。4人で2時間歌って全部で2084円。とにかく安かった。
 夜、高校の同級生と飲む。場所は和民。日曜夜は空いているかと思いきや、なかなかの賑わいだ。ただ、待ち時間無しでは入れた。6時半から10時まで政治や社会、子どもの話など。勉強会再開の話も少し。
 

2011年5月2日(月)
ビンラディン殺害

 アメリカはアルカイダの指導者ビンラディンを殺害したと発表。40分の銃撃戦で殺害し遺体を回収、DNA鑑定で本人であることを確認し、海へ投棄したとのこと。
TVではホワイトハウス周辺に集まってきたアメリカ国民が喜び合っている映像が映っている。
 ものすごく違和感のある映像だ。人を殺して喜び合っている。アメリカは人を殺す権利をいつ得たのだ。しかも遺体を海に投棄。こんなひどいことが許されるのか。

2011年5月3日(火)
ロシア車検制度

 15年前に書かれた原発事故の記述を読んでいると、チェルノブイリ原発事故に関係して、ロシアに車検制度が無く廃車同然の車が多く走っていると書かれていた。ロシアは最近経済成長しているので、今、車検制度はどうなっているのかをネットで調べてみると、今も車検制度はなかった。整備不良は違反らしいが整備不良かどうかは警察の裁量で判断されているそうだ。
 ただ、ロシアの自動車市場は広がりを見せていて外国の自動車メーカもロシア向けに力を入れているので、近いうちに状況は大きく変わるのかもしれない。
三井物産HP(今年3月1日ニュースリリースから抜粋)には次のように書かれている。「ロシア自動車市場は金融危機後の落ち込みを克服し回復基調に入っており、2016年にはドイツに次ぐ欧州第二の300万台市場へと成長することが見込まれています。」

 二葉亭四迷「其面影」を読み始める。

2011年5月4日(水)
疲れ

 妻と娘は京都市立塔南高校吹奏楽部の定期演奏会を聴くために3時半頃出かけた。6時からで場所は文化パルク城陽、近鉄新田辺駅の二つ向こうの寺田駅から徒歩10分。6時前に満席で座れないとメールあり。
 息子が野球から帰ってきたのが6時頃。着替えてからココスに行って夕食。さすがにゴールデンウイークなので混んでいる。10分ほど待ってから席に。注文してから15分くらいでようやく食事開始。ただ、何となく息子に元気がない。食べる量は普通だったので大丈夫かと思っていたら、帰ってからもどした。その後、TVを見ながらぼぉっとしていたが、お風呂のあと、ようやく元気になってきた。
 妻と娘は10時20分ごろ帰宅。息子は元気になっていたが、僕に疲労感。何もしていないのだが、子どもが不調で妻がいないと精神的に疲れる。普段子どものことをまかせっきりだということを強く感じる。

2011年5月5日(木)
連休最終日

 7連休の最終日。息子は今日も野球。妻は午前中、野球の手伝い。僕は午前中、2階の床のワックス塗り。ワックスは少し前に通販生活で5000円以上出して購入した天然由来成分のみの品。
昼食後に息子を除く3人でサーティワンアイスへ。割引期間のため、店外にまで行列。ダブルカップ¥400(△180)を2つ買って3人で食べた。息子にお土産で小さめのダブルカップ¥270(△130)を購入。

夕方一人で出かけ、100円ショップのセリアでファイル2つ購入。三洋堂で本2冊。川上弘美の書評集が文春文庫から出ていた。川上さんの書評は彼女の本好きが伝わってくる。その本に書いてあった本が読みたくなり2冊買った。でも、川上さんの書評集は買っていない。

 昨日フェイスブックで高校の同級生を2人見つけて友達申請。一人は昨日に承認。一人は反応なし。まだフェイスブックはよくわからない。

 この連休は家にいることが多かった。マッサージチェアにこれほど長く座った期間はない。

2011年5月6日(金)
政府 浜岡原発停止を要請

 7時過ぎに菅首相が記者会見を行い、中部電力に対して浜岡原発の全原子炉の停止を要請したことを発表した。福島第一原発の放射能漏れ以降、東海地震との関係で浜岡原発の危険性が指摘されていたので、適切な判断だと思う。停止の期間は防潮堤などの地震対策が完成するまでの2~3年間を想定している。防災対策の中身と再稼動の判断は停止以上に難しい。

 コナミ今月初、+3.4キロ。

2011年5月7日(土)
宮脇書店

 午前中、数週間ぶりに息子のコナミに付き添い。その間、二葉亭四迷「其面影」を読む。
午後から妻、息子と一緒に田原本図書館。児童書の「原子力発電所」を借りた。
夕方、息子と再度出かけてジョーシンでスチームオーブンレンジ購入。オーブンレンジは以前はあったのだが、レンジ機能、オーブン機能が交互に何度も故障して嫌気がさし、オーブン無しの安いレンジとオーブントースターでやってきた。ちょっと新しいこともやってみようということで今回購入。
その後、宮脇書店橿原北店。
駐車場に入った時に息子が7日閉店の貼り紙があって中に本がないことを僕に伝えた。ついにここも、と思い店内へ。今日が最終日で、本棚の多くは整理され本はほとんどない。あるのは雑誌とごく一部の本。ただ、お客さんは10人くらいはいた。宮脇書店は文庫本が結構そろっていて良い本屋だっただけに残念。

2011年5月8日(日)
原子力発電

 「新版 原発のどこが危険か」(桜井淳:朝日新聞出版)を部分的に読み直しつつ、HPの読書記録に記載。あまり知らなかったが原子力発電では小さな事故はよく起きていたようだ。外部電力喪失だけではなく、配管や伝熱管の破断なども起こっている。福島第一原発で原子力発電の危険性がはっきりしたのだから、今後は新たな建設はできない。すると寿命が来た原子炉は廃炉になっていくので原子力発電は徐々に減っていくことになる。ただ、原子力を使いこなす技術は進めていくべきだと思っている。

 「其面影」を読み終えた。結構面白かった。

 息子は朝7時集合で少年野球。妻も午前中は同行。娘は京都のグリフォンズに今日から参加するためにやはり7時前に出発。ということで朝8時に起きた時は家には誰もいなかった。

2011年5月9日(月)
中部電力 浜岡原発停止受け入れ

 中部電力が浜岡原発停止要請を受け入れることを決定した。国民の支持のある要請なので受け入れざるをえない。今後は夏に向けて電力削減と電力会社間での電力やりとりの話になる。今まで関西は関係なかったけれど関西電力圏での省電力も意味が出てくる。みんなで省電力に取り組んで一つずつ原子力発電所を停止させていけばよい。

 今日は一日中デスクワーク。休み明けにしては集中力は維持できた。

2011年5月10日(火)
セブンネットショッピング

 2日前にセブンイレブンのネットショッピングで書籍を注文。今日セブンイレブンの店で受け取った。1500円未満の場合、家に配達だと送料がかかるので店で受け取りにした。この場合は書籍代だけを払えばよい。アマゾンだと全部送料無料なのでいつもアマゾンで頼んでいるが、今回の本はアマゾンだと新品をすぐには注文できなかった。アマゾンになくセブンイレブンで買えるというのは意外だった。
買った本は京都大学原子力研究所助教の小出裕章著「隠される原子力(創史社)。
 セブンイレブンに行った後、絶版になっている講談社文芸文庫を探しにブックオフへ。奇跡は起こらず、やはりなかった。

 今日買った本を少し読むと、被爆量は少なくても被爆量に比例した影響が出ると書かれている。これをLNT仮説というそうだ。LNTは直線・しきい値なしということ。

 11時すぎに地震があったそうだ。風呂から出る頃で僕は気づかなかった。TVで確認すると、近辺の震度は1で大したことはなかった。マグニチュードは4.1と小さいが、和歌山市は震度4。メールを見ると市役所からの防災メールも来ていた。

2011年5月11日(水)
ソフトバンクモバイルを行政指導

 総務省がソフトバンクモバイルに対し、iPhoneで利用者が知らないうちにパケット通信料が発生することが説明されていないとして、原因の究明と広告表示の改善を行政指導した。これは今日の新聞に載っていた。ソフトバンクは利用者から申し出を受け付けて料金から割り引く形を取るとのこと。これは4月18日に僕が3G携帯のモバイルウィジェットで返金を求めたのと同じような問題だ。ソフトバンクの商売には問題がある。

 今日の朝日新聞一面によると、定期点検を終えたが運転再開を延期している原発が7基。夏までに新たに6基が定期点検に入る。すると、54基のうち42基が停止することになる。電力供給に影響が出ることは確実。これをどうするかは国だけが考えることではない。国民一人ひとりが考えなくてはいけない問題だ。

 足の指の間(薬指と小指)に水泡ができていることに先ほど気づいた。かゆかったのが少し痛くなってきた。ネットで調べると、汗疱か水虫で、より近いのは汗疱のように思う。汗疱とは「あせも」のようなものだそうだ。皮膚科に行けと妻には言われてたが、あまり気が進まない。

2011年5月12日(木)
皮膚科

 昨日見つけた水泡が破れたので、仕事帰りに八木の皮膚科に行った。1時間待ってようやく診察。お医者さんは破れた箇所の皮膚をピンセットで採って顕微鏡で観察。1回目ではよくわからなかったようでもう一度同じことをやり、結果は水虫+細菌。水虫はカビのようなものでそこに細菌が加わって水泡になったとのこと。日本がアメリカと戦争をしてやられている時にソ連がやってきたようなものだと不思議な説明を受けた。結局、細菌に対しては飲み薬、水虫は塗り薬で対応。1週間くらいで良くなるのではとのこと。でも水虫とは何とも不名誉。

 東京電力が有する原子力発電所は、福島第一、福島第二、柏崎刈羽の3つ。福島県と新潟県にあるが、ともに東京電力が電力を供給する範囲の外だ。小出氏はこういう事実が原発の危険性を示していると考えている。この事実は僕に対してインパクトがあった。

 タレントの上原美優が自殺と報道されている。12日未明の2時ごろに発見されてそうだ。ブログを書いていると載っていたので見てみると、最後の記載は10日の夜。2日もしないうちに自殺する人の書き込みとは思えない。他殺の可能性はないのだろうか。

2011年5月13日(金)
主語

 昨日の夕食時に息子の日記の宿題の話が出た。息子が主語を書いていなかったのを見た妻がこれはおかしいと息子に言うと、先生が「僕が」「僕は」という主語を書かないようにと話したと息子が主張したそうだ。昨日は、井上ひさしが主語を書かないほうが日本語としては良い文章になるということを書いていたことを話してから、ただ、誰のことかがわからない時は「僕は」と書いたほうがいいと伝えておいた。
今日になって、実際に井上ひさしがどう書いていたかが気になったので確認した。
「自分を指す人称代名詞は、ほとんどの場合、全部、削ったほうがいいんです。」と書いていた。学校の先生がどういう言い方をされたかはわからないが、おおむね井上ひさしと同じことを言ったのだろう。井上ひさしは次のようにも書いている。「日本語は主語を削ると、とてもいい文章になるというのが鉄則ですから。」 僕が記憶していたのはこちらの文章だったようだ。
妻はまだ納得していない。

2011年5月14日(土)
眠気

 午前、息子のコナミに付き添い。普段、息子の運動中の1時間は本を読んでいるのだが今日はとにかく眠い。途中で本をあきらめ駐車場の車の中で40分ほど仮眠をとった。それでもまだ眠い。昼食後に妻、息子と一緒に近鉄百貨店へ。夕方あまりに眠く、しばらく布団に入って寝る。少し風邪の症状があってまだ眠い。

 近鉄百貨店から帰ってから息子が走る競争をしたいというので、家の前で50メートルくらいを競争。息子は少し前に50メートル走でクラス2番目だったそうでちょっと自信をもっていたが、途中の加速で僕が圧倒し余裕の勝利。
とてもうれしい。息子は無茶苦茶悔しそう。

2011年5月15日(日)
与野党協議

 朝のテレビ朝日の番組に玄葉国家戦略相と自民党の石破政調会長が出演していた。原発が中心テーマで二人の主張にさほど差は無く、協調して進めていけることが映像を通してわかった。

 今日は朝9時から夕方6時過ぎまでずっと一人。午後から散髪に出かけた以外は家にいた。HPの読書記録記載など。

 堺利彦とのつながりで内村鑑三について知りたいと思うようになった。二人は新聞社である万朝報で日露戦争の非戦論を主張して会社と対立し幸徳秋水も含む3人が同時に退社している。内村はキリスト教徒としての立場から非戦を主張した。具体的な主張を知る目的で「信徒 内村鑑三 (河出ブックス)」を読み始めている。
内村鑑三の考えは今となってはかなり特異なもののようだ。例えば1924年にアメリカで日本人排斥の法案が制定された時、内村鑑三は日本人の愛国心の欠乏について書いている。非戦論との関係はどうなのか。読んでいる本に記載はあるか、楽しみだ。

2011年5月16日(月)
内閣支持率

 朝日新聞世論調査が朝刊に出ていた。内閣支持率は前回(1ヶ月前)より5%上がって26%。不支持は51%で前回より9%減。
復興のための増税は、賛成45%、反対40%、いヶ月前は賛成59%、反対31%だったので反対が増えてきている。もう意識が変わりつつあるようだ。

2011年5月17日(火)
大阪府の君が代条例

 君が代斉唱時に教員の規律を義務とする条例案を「大阪維新の会」が出すらしい。私は反対だ。教員は授業をする能力で評価されるべきで君が代の時に起立するかどうかは大事なことではない。この条例の話を聞いて、「茶色の朝」という本を思い出す。
 「茶色の朝」読書記録
最初は教員だけなのだろう。それが公務員に広がる。そして君が代斉唱が日の丸掲揚に広がる。公務員宅では休日に日の丸掲揚が義務付けられるかもしれない。そして一般人にもその圧力がかかっていく。私はそんな世の中にしたくない。だから、今、この条例に反対だ。大阪府民はそんなことをしてもらうために「大阪維新の会」の議員を増やしたのか。それが大阪維新なのか。大阪維新と君が代はどうつながるのか。やはり国家に依存する大阪なのか。大阪人はもっと自由を求めていると思っていたが、思い違いだったか。

2011年5月18日(水)
児玉清さん死去

 児玉清さんが胃がんのため77歳で亡くなった。少し前にTVに出ているのを見た。その時はNHK BSの「週刊ブックレビュー」という番組について話していた。児玉さんはとても本好きで、その番組の内容や一緒に司会をしている中江有里のことをとても楽しそうに話していた。病気のためにアタック25も週刊ブックレビューも休んでいることは知っていたが、まだ1ヶ月くらいだと思うので、状態が急に悪くなったようだ。ご冥福をお祈りする。

 今月3回目のコナミ。+3.4キロ。

2011年5月19日(木)
1999年の東海村臨界事故

 1999年、茨城県東海村で燃料加工中にウラン溶液が臨界状態に達して大量の中性子線が発生し、被爆した2人が死亡した。こんなに大きな事故だったのに、僕の記憶は非常に薄い。なぜそんなに無関心でいられたのだろう。情けない思いだ。
この事故で35歳の大内さんという方が亡くなっている。その治療を取材したNHKスペシャルが2001年に放送されている。しかし、これも僕は見ていない。さらにNHKスペシャルをもとにして書かれた本「朽ちていった命-被爆治療83日間の記録-」が新潮文庫から出版されていて、最近になってようやく僕が関心を寄せたことになる。
本書の内容は実に衝撃的だ。放射線被爆とはこれほど恐ろしいものなのかを初めて知った。放射線を浴びて染色体がばらばらに破壊される。設計図を失った体は新しい細胞を生み出すことができない。人間の皮膚は2週間で新しい皮膚に代わっていくものらしいが新しい皮膚を作り出せないと皮膚はわずか2週間くらいの間でぼろぼろになってしまう。粘膜も同じ状態。ぼろぼろになった皮膚や粘膜の表面からは出血したり水分が染み出てきたりする。本当に怖い。原爆での被爆者にも同様の症状の人が多数いたはずだ。皮膚がやられたのは熱線のためだけではなかったのだ。
本書を読めば、原子力発電、原子爆弾の見方が大きく変わるだろう。

2011年5月20日(金)
京都出張

 京都での学会に参加するため朝5時20分起床。6時33分の電車で京都へ。シンポジウム、懇親会、反省会に参加して夜11時前に帰宅。

2011年5月21日(土)
プリウスアルファ

 午前中、息子のコナミ付き添い。待っている間に「朽ちていった命」を読み終えた。帰ってから息子とおくやまで買い物。その後、娘も一緒にくら寿司で昼食。人が多く20分くらい待った。200円引き券利用で支払い1480円。午後3時ごろ妻が仕事から帰宅。3時過ぎに息子と田原本図書館。次にオートバックスでフロントのワイパー購入。その後、トヨタカローラ店へ。プリウスアルファの展示がないことはわかっていたが、とりあえずカタログだけ貰いに寄った。近々奈良県にプリウスアルファが3台展示されるらしく、そのうちの一台が橿原店に展示されるとのこと、時期は今月末から来月初め。プリウスアルファには魅力を感じている。ぜひ見てみたい。

 長門裕之氏死去。77歳。認知症を患った妻の南田洋子さんが亡くなったのは2009年10月。

2011年5月22日(日)
午前中だけ雨

 朝9時から息子と妻は野球に。10時過ぎから雨。段々強くなり風も出てきた。12時前に中止になって帰ってきた。体が冷えていたので二人はお風呂で暖まった。グローブは布団乾燥機を使って僕が乾かした。
 2時から息子と三洋堂書店へ。少し前に行ったときは明るさを落としていたが今日は今までどおりの明るさだった。オークワに寄ってから帰宅。
 4時半に家族全員でユニクロへ。パイレーツオブカリビアンのTシャツを買おうと思っていたが、家族からさほど共感を得られず、取りやめ。その他3点購入して帰宅。

 パナソニックは国内従業員を1割削減する方針。2010年3月の15万3千人から、13年3月末までに1万数千人を削減。事業売却や希望退職などで対応

2011年5月23日(月)
内科

 帰りに薬局で仕事中の妻から電話。息子の咳が続いているので薬局の隣の内科に息子を連れてきてという内容。家に着いてから息子を連れて桜井の内科へ。待合には2,3人だけだったので10分くらい待って診てもらえた。大したことはないとのこと。診察後に薬の処方箋を持って、隣の薬局へ。妻から薬を受け取って帰宅。息子は元気が無い時はほとんどしゃべらないが今日はよくしゃべるので特に病院に行く必要はなかった。

 三谷幸喜・小林聡美夫妻が離婚

2011年5月24日(火)
放射能安全基準

 文部科学省が校庭の使用を制限する基準として年間20ミリシーベルトと設定したことに対して、昨日、保護者ら500人が撤回を求めて文部科学省を訪れた。
一度に7シーベルト程度の放射能を浴びると死亡率は100%。人体に影響が出る放射能量は年間100ミリシーベルトが目安となっているが、被爆量は少なくても被爆量に比例した影響が出るという説(「直線・しきい値なし(LNT)」仮説)も有力。それを考えると年間20ミリシーベルトはかなり高い数値になる。僕がそこにいたら、やはり基準を下げるように求めるだろう。もう少し基準を下げないといけない。

 震災翌日の福島原発への海水注入に関し、東電が注入を中断した経緯が問題になっている。自民党は国会でも追求しているし、発言の訂正なども行われている。問題発生から2ヶ月以上経過したので初期対応の検証はやり始める時期だという認識があるのだろう。しかし、まだ福島第一原発の危機が終息段階に入ったとも思えない。検証作業に力を入れるのは早すぎるのではないか。

 夕食後、日曜に娘が作ったパウンドケーキの残りを食べた。今月買ったオーブンレンジが活躍。

2011年5月25日(水)
自然エネルギー

 朝日新聞に環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長へのインタビュー記事が載っていた。そこには、自然エネルギーを用いた発電能力が原子力発電を昨年上回ったと書かれている。記事中の2010年米国ワールドウオッチ研究所報告書のデータによると、
 太陽光4300万、バイオマス6500万、小水力8000万、風力1億9300万で合計3億8100万キロワット。
 原子力は3億7500万キロワット。
 世界的には風力がかなり大きなウエイトを占めている。これを見ると、原子力を自然エネルギーで置き換えていくことは将来的には十分可能に思える。

 TVでプロ野球を観ていると、主審の頭にちょんまげのようにカメラが取り付けられていてその映像がTVで放送されていた。非常に迫力があって面白い映像だ。

2011年5月26日(木)
ニュートン

 二年に一度くらい雑誌ニュートンを買う。結構面白いのだが続けて買うとなぜか読まないので時々しか買わない。7月号は今日発売で原発を取り上げていることを知っていたので書店で見て買ってみた。トピックスが掲載されているページでサイエンス詩の記事を紹介して、「不規則な生活を送ることで、脂肪を燃やす遺伝子のはたらきが落ちるようだ」と書いてある。気をつけよう。

2011年5月27日(金)
リコー人員削減を発表

 帰宅途中の京奈和道が渋滞し、帰宅に1時間10分かかった。コナミに行くつもりだったが取りやめ。

 リコーが2013年3月末までに国内外の従業員を1万人削減すると昨日発表。現在の従業員数は国内4万、海外7万。国内でも数千人削減予定。間接部門の人件費を減らし収益力を高めるのが目的とのこと。

 朝日新聞に「津波の文献 関電放置」という記事があった。400年前の「天正大地震」で若狭に津波が押し寄せたという文献があるのに地元には「ない」と説明してきたというもの。文献とは、吉田神社の神主だった吉田兼見の日記とポルトガル宣教師の記録を指している。ただ、天正大地震は内陸の断層で起こったとされているようで、本当に津波の被害があったかはわからない。
本記事を読んで面白くないと思った。それは電力会社を悪者にしようという意図が見えるからだ。こういう書き方をするならもう少し深い調査が必要だ。

2011年5月28日(土)
ニュートン7月号原発説明

 ニュートン7月号の原子力発電に関する特集は非常にわかりやすい。特に「核燃料サイクル」の箇所が良い。使用済み燃料を再処理してウランとプルトニウムを化学的に抽出する際に高レベル放射性廃棄物が出る。それは放射性物質を含む廃液で、ガラスの原料と混ぜられてガラス固化体になる。それはキャニスタと呼ばれるステンレス製容器に入れられるが、ガラス固化体は非常に高い放射能を持ち、人が触れると20秒で致死量の放射線を浴びることになるほどだ。これの処理は地下深くに埋め立て処分する予定だが、何万年も放射能を出し続ける。
つまり、核燃料サイクルという計画は廃棄物処理という一番やっかいな問題を解決できないままだということだ。見直しは避けられない。

 一日中雨。昼食は子どもと一緒に彩華ラーメン。汗をかいた。

2011年5月29日(日)
化粧品

 午後、妻の化粧品買いについて行った。化粧水やら乳液やらクリームやらいつどういう順番で使うものか全然わからない。さらにカウンセリング化粧品30%引きとか書いてあるが、カウンセリング化粧品という分類もよくわからない。専門の販売員さんがお客さんにカウンセリングして販売する値段の高い化粧品だと想像するのだが、それって販売する側の言葉であって購入する側の言葉じゃない。客からすると効能が高い化粧品ということなのだろうか。

 今日も一日雨。息子の野球は中止。娘は一日京都でマーチング練習。午前中、次に乗る車(何年後かは不明)は何が良いかをネットで調査。急に5ナンバーのセダンが好いような気がしてきた。トヨタのアリオンが格好良く見えた。ただ、ネット情報では来年5月にフルモデルチェンジらしい。今のモデルには縁がなさそう。

2011年5月30日(月)
警報

 今日は有休。朝、大雨警報が出ていたので子どもは待機。息子は9時までに解除されなければ休み、娘は11時までに解除されなければ休みという規則。
9時:警報は解除されず息子の休みが決定。
9時25分:橿原市の警報解除。娘は奈良県北部の警報が有効なのでまだ待機。警報は奈良市と五條市継続
11時:休みが決定したかと思っていたら3分ほどしてTVで警報解除のテロップが。
気象庁のHPではまだ解除なし。でも少し遅れて解除に変わる。解除の時間を調べると何と11時ジャスト。

「11時まで」というのは11時を含むということらしく、午後から授業が行われることになり、昼過ぎに娘は登校。
「○○まで」は到達点を示す言葉で、○○を含むことになるそうだ。数学では含まなかったような気がしたが記憶違いかもしれない。「まで」は数学用語ではないが。

 夕方5時、息子を誘って徒歩で近くの電器量販店へ。一眼レフなどのカメラを見た。最近お金もないのにいろいろ欲しいものが次々と出てくる。
6時頃に帰ってくると、おくやま近くの交差点で自動車事故があった様子。レスキュー車、救急車、パトカーなど次々と計5台以上来た。左前部が大きく破損したミニバンが見えた。

2011年5月31日(火)
食事会

 天理の事業所にいた最後の3年間でつながりのあった方々5人との食事会に参加。帰宅は23:50。いろんな話を聞いてしっかりしなくちゃという思いを強くした。

2011年6月1日(水)
決意なき内閣不信任案

 自民党・公明党が明日内閣不信任案を出す見込みだ。震災後に政局を混乱させることがいけないという理由で不信任案提出を批判する声もあるが、それは場合によってはある得るだろうと思う。しかし、今回の不信任案提出に関してはしっかりした意思が感じられず、政局を混乱させようという意図しか感じられない。

 内閣不信任案が可決した場合は、内閣総辞職か衆議院解散かのどちらかになる。衆議院議員は解散によって自らの地位を失うことを覚悟して不信任案を提出するからこそ重みがある。しかし、今、衆議院選挙を行うのは大変困難だ。選挙人名簿すらない地域で選挙ができるかどうか大変な問題がある。そういう時に不信任案が可決されると、解散できずに総辞職以外の道はないだろうという考えが垣間見える。だから今回の不信任案には決意が感じられない。
 また、もし総辞職になった場合もどうするのかの道筋がない。谷垣総裁は管総理が辞めれば協力体制が築けると今日の国会で主張していたようだが、誰と連携するつもりなのかわからない。民主党の内紛に乗じて提出することになっただけのように思える。

 自民党は野党だから、民主党の内紛に乗じることはしてもよいのかもしれない。大問題なのは民主党で賛成しようという議員だ。
民主党代表選は昨年9月に行われた。私のようなサポーターや党員も投票して菅代表を選び、菅総理が引き続き政権を担当することになった。それからまだ8ヶ月余りである。自分たちで選んだリーダーの政権を、自分たちでつぶそうとし、自分たちこそ民主党だというようなことを言っている。正統な代表選で選んだ代表の政権に対して出された不信任案に賛成することは、党員、サポーターに対しての裏切り行為でもある。決して許されることではない。どうしても賛成するなら、党を離党してから賛成すべきだ。離党せずに賛成しようとする態度に決意は感じられない。
菅内閣の支持率は低いが、これは菅内閣だけのせいではない。内閣の支持率とともに民主党の支持率も大きく下がっているのである。統一地方選の結果も民主党が支持を失ってきていることを示している。それなのに、総理を変えたら支持率が上がって自分の選挙に優位になるとまだ勘違いしている議員がいることが腹立たしい。

 鳩山由紀夫氏も賛成するらしい。新党さきがけができた際は、自民党を離党してから内閣不信任案に賛成した。鳩山氏もそのように行動したはずだ。鳩山氏の言動はとても軽いものになった。

2011年6月2日(木)
内閣不信任決議案否決

 自民党・公明党が昨日提出した内閣不信任決議案は反対多数で否決された。それに先立って菅首相が「退陣意向」を表明したことになっている。
代議士会での菅首相の発言は次の通り。
「震災への取り組みに一定のメドがついた段階で、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代に責任を引き継いでもらいたい。一定のメドがつくまで責任を果たさせてもらいたい。」

 具体的にいつなのかがよくわからないこのような表明によって、不信任決議案に賛成しようとしていた議員が反対に回るとは、いかに決意が軽かったかがわかる。小沢氏は棄権。松木氏だけが賛成。
 不思議なのは菅首相が代議士会の前に鳩山前首相と話をして文書まで交わしていることだ。国民からの信頼が全く無い鳩山氏と合意したって何の意味も無い。小沢氏に代わって出てきているのだろうが、今さらなんで鳩山氏なんかと取り引きするようなことをするのだろう。全く理解できない。
 それにしても菅首相が退陣表明と取れる発言をしたことは残念だし、間違っている。おそらくこの表明によって菅政権は1ヶ月程度で終らざるを得なくなる。変な取り引きめいたことはすべきではなかった。

2011年6月3日(金)
流星光底長蛇を逸す

 谷垣自民党総裁は不信任案が否決された後に感想を聞かれて「流星光底長蛇を逸す」と答えたそうだ。難しい言葉を使うなあ。気になるので調べざるをえない。
けれど、「流星光底」も「光底」も広辞苑に載っていない。
ネットで調べると、「流星光底」は、振り下ろす刀剣の閃光、流星のように一瞬煌めく光という意味。全体で、虚しく獲物を取り逃がすこと。


江戸後期の儒学者の頼山陽が、上杉謙信と武田信玄が戦った川中島の合戦での上杉謙信の心中を読んだ詩で使われている。謙信が10年間磨きをかけてきた名刀で信玄に切りかかったが討ちそこなったということらしい。

 鞭聲粛粛夜過河  べんせいしゅくしゅく よるかわをわたる
 暁見千兵擁大牙  あかつきにみる せんぺいの たいがをようするを
 遺恨十年磨一剣  いこんなり じゅうねん いっけんをみがき
 流星光底逸長蛇  りゅうせいこうてい ちょうだをいっす


 大阪府議会で公立校の教員に起立斉唱を義務付ける「君が代条例」が成立。
君が代が好きな人ほど、義務で歌わされる状況を批判しなくてはいけないと思うが、なぜ大阪府民は反対しないのだろう。大きな禍根を残した。
また、国旗・国歌法を根拠にしてこんな条例が成立したことを国会議員はどう受け止めているのか。

2011年6月4日(土)
アルルで買い物

 昼から家族でアルルに行って買い物。1時頃からミスドで昼食。その後、男組と女組に分かれて行動。男組は、スポーツオーソリティでボールなど、靴屋で息子の長靴、本屋で3冊購入。途中でHONDAで展示車見学。その後、合流。娘の通学用リュックがもう破れかけてきているそうで、新しいリュックを買わざるを得なくなって購入。自由に選べると不便なこともある。

 夜、NHKのドキュメントドラマを観た。タイトルは「雲仙・普賢岳~避難勧告を継続せよ」。雲仙普賢岳の大火砕流は1991年6月3日。20年前になる。

 大阪維新の会の公約には「君が代条例」はなかった。おそらく内部でもあまり議論していないテーマだろう。会に属する議員全員が賛成したとすると、一人がこっちといえば全員が賛成するという集団ということだ。そういう集団は議会において最も有害だ。一人しか考えていないのに票だけは多いからだ。一人ひとりで考えることができる議員を選ばないと大変なことになるという事例だ。

2011年6月5日(日)
次の民主党

 朝、NHKの政治討論番組を30分ほど見た。話は菅首相がいつ辞めるかばかり。その後どうするかは全く見えてこなかった。
普通は内閣不信任案否決となると、一段落ついたことになるが、現状は一層混沌としている。菅内閣が遅くとも8月には退陣することが確実だ。菅・鳩山・小沢の3氏を中心としてきた体制はここで終わることになる。実質的に3氏とも中心メンバーではなくなる。次はどうなるか、どうするか。
朝日新聞の世論調査では大連立賛成が53%と多数を占めるようになった。確かに大連立になると提出した法案はスムースに通ることになる。でも大震災対応だけに主眼を置いた期間限定政権といっても、原発の対応、仮設住宅以降の復興対応となるとある程度長い期間を想定せざるをえない。細川内閣の時のように政治改革法案が成立すれば一段落とはいかない。僕は大連立は好ましくないと思う。緊急のいくつかの法案は与野党連携して通すとして、復興については地方だって一つの考えにはまとまらないのだから論争があってしかるべきだ。代わるべきものが失われる状況は危険だ。

 子どもは通常の日曜どおり一日中外へ。妻は平日の仕事を増やしているので家事で忙しい。
僕は一人自由な時間が長い。午前は「パレード(吉田修一)」を読み終えた。午後は「信徒 内村鑑三(前田英樹)」を少し読む。内村鑑三の本はようやく非戦論の辺りの話になった。けれどあまり理解できない。日清戦争を義戦と捉えていたのと日露戦争に反対するのとが不連続のことのように思えるのだ。残り100ページで明らかになるだろうか。

2011年6月6日(月)
ドイツ、国内全原発の廃棄法案を閣議決定

 ネットでニュースを見ていると、「ドイツのメルケル政権は6日、2022年末までにドイツ国内の全原発を廃止することを定めた原子力法改正案を含む10の法案を閣議決定した。」とのこと。
ドイツにある原発17基のうち、現在一時停止している8基はこのまま閉鎖。残り9基は22年までに徐々に停止する。
発電量全体に対する原子力の割合はドイツでは2~3割なので日本と似ている。日本も結局は同様の方向に進まざるをえないだろう。

 昨日途中まで見たNHK政治討論はどうやらその後大連立の話になったらしい。今朝の新聞では急速に大連立の方向を伝えている。ただし谷垣さんはあまり乗り気でない。自民党から大連立を言うのはおかしいことだから当然かもしれないが。

2011年6月7日(火)
東芝・ソニー液晶統合

 ソニーと東芝が中小型液晶事業を統合する見込み。年内にも新会社設立らしい。官民共同設立の産業革新機構が出資する方向で協議中と新聞に書かれている。産業革新機構って何だろう。

 フェイスブックで友達申請が届いた。高校の同級生。すぐに承認。でも相変わらず、フェイスブックをうまく利用できず。

2011年6月8日(水)
同窓会準備

 今日は午後から休み。スーパーで食料品を購入してから帰宅。2時すぎに妻、2時半すぎに息子が帰宅。3時前に妻は眼科で見てもらう娘の付き添いに電車で出かけた。夕方久しぶりに息子と少しキャッチボール。6時頃、娘と妻が帰宅。
 夜7時に中学の同窓生10名余りが集まって、夏に開催する同窓会の案内の発送準備。発送数は三百数十通。

 
 昨晩、フェイスブックで高校の同級生を見つけ友達申請。今日、承認とメッセージが届いた。

2011年6月9日(木)
不眠

 昨晩は3時過ぎからは起きずに寝られたが、それまでうまく寝付けなかった。そのせいか今夜はとても眠い。

 仕事帰りにコナミ。+2.9キロ。今月たぶん3回目。

2011年6月10日(金)
村上春樹スピーチ

 村上春樹氏がカタルーニャ国際賞の受賞スピーチで「核に対するノーを叫び続けるべきだった」と発言。新聞とTVニュースで見たのでネットで全文を確認。
タイトルは「非現実的な夢想家として」

 関西電力が7月1日から9月22日までの間に、利用者に対して15%の節電を呼びかけた。企業・家庭を含めてだ。脱原発のために最も有効なのは節電だと思う。今年、節電で乗り切れたらその流れを作ることができるはずだ。

2011年6月11日(土)
トヨペット

 午前中は息子のコナミに付き添い。帰ってからおくやま。昼食は子どもと「かごの屋」。
昨日、妻のお母さんが入院したので、午後から息子とお見舞い。その後、田原本図書館、宮脇書店。さらに、トヨペットへ。プリウスアルファを初めて見た。内部は質素で見所はあまりなかった。展示してあった車7台に息子と一緒に次々乗り込んで様子見。その中でもともとのプリウスが気になりだした。見積もりを作ってもらうと15万引き。定価に近い価格で販売していると思っていたので意外だった。納期は震災の影響で3ヶ月とのこと。今までトヨペットに行っても扱いが冷たかったが、今日はそうでもなかった。

2011年6月12日(日)
保護者総会

 娘が入れてもらっているマーチングバンドの保護者総会があったので京都の高校まで行ってきた。総会終了後、顧問のT先生に挨拶。先生には昨年11月に見学させてもらった時にお会いしていて以来で2回目。その後、練習見学。ガードはライフル練習だった。中学の時の扱いと違うようで苦戦している様子。6時過ぎに帰宅。

 京都の学校に着く直前の2時前から雨。帰りはずっと雨。
野球は3時半で終了したそうだ。練習試合で相手チームの人数不足のため、相手チームに加わって試合に出たそうだ。3試合の半分に出場。3打席で1三振2四球。

2011年6月13日(月)
岩瀬286セーブ

 中日の岩瀬が昨日プロ野球記録の286セーブに並んだ。抑え投手が日本で注目されたのは何と言っても江夏だと思う。当時は最後の2イニングや3イニングを投げていたように思う。今はほぼ1イニング限定なのでセーブ数は増えた。そういう面があるとはいえ、岩瀬はすごい。何年か前から衰えが指摘されているのに、昨年42セーブ、一昨年41セーブを挙げている。スライダーのコントロールがすばらしい。僕は表情を変えない投手が好きなので、岩瀬や涌井が好きだ。

2011年6月14日(火)
イタリア脱原発

 イタリアが国民投票によって脱原発路線を進むことになった。
 投票の内容は、安全性に関する科学的見解が得られるまで原発建設を進めないことを定めた「原発凍結法」から、前提条件を削除することの賛否を問うもの。投票率50%以上が確実になって結果が有効になり、開票結果は92%程度が賛成した模様。国民投票結果を覆す内容の法律は5年間は提出できない。
ただ、イタリアはチェルノブイリ事故以降に4ヶ所の原発を全て閉鎖しており、現時点で原発はない。ベルルスコーニ首相が新規原発建設を進めようとしたが、これでできなくなった。
 こういう時のヨーロッパの動きは早い。

 自民党の谷垣総裁の妻が昨日病死された。谷垣さんと同い年で、数年前から体調を崩されていたらしい。ご冥福をお祈りする。

2011年6月15日(水)
皆既月食

 明日の夜明け前に皆既月食が見られるはず。起きられるだろうか。

 村上春樹氏のスピーチをもう一度読み直した。原子力発電を原爆と同一視して「ノー」というべきだったという主張には抵抗がある。効率重視で安全性を軽視した点の指摘は正しい。それは倫理と規範の問題にもなる。しかし、それを原子力爆弾と同じレベルで考えることが正しいだろうか。人間の力で物理現象を制御しようとすることは間違いではない。まだ、制御できていないのに制御できていると主張してきたことが問題であって、制御しようとする試みが間違いだったわけではない。その意味でこのスピーチをそのまま受け入れることができない。

2011年6月16日(木)
月食見られず

 目を覚ますと朝4時半過ぎ。すぐに西の空を見たが月は見えなかった。曇っていたようだ。外はすでに明るかった。沖縄では見られたようだが、その他の地域は雨や曇りでダメだったようだ。

 夏に開催する中学同窓会の案内が同級生のもとに届いたようで、同級生から問い合わせの電話有り。

2011年6月17日(金)
人類愛

 今日読んだ本の中に「人類愛」と「祖国愛」との違いについて紹介してあった。アンリ・ベルクソンが「道徳と宗教の二源泉」という本の中で指摘していることらしい。このベルクソンは「笑いについて」を書いたベルクソンだ。(僕は読んでいないが確か実家にはあった) 
家族、村、祖国といった共同体への愛は、連続性があり拡張していくことができる。、これらの共同体には相対する共同体が存在する。相対するものが無いという点において「人類」は共同体を表わす概念とは異なる。ベルクソンは「人類」という概念の発生には共同体とはまったく別の宗教的な力が働いていると考えたらしい。
念頭にイエスキリストがいるようだ。でもキリスト教ではないはずだ。キリスト教も他の宗教と相対しているという意味において、共同体的な性質から抜け出ることができなかったのだ。
今読んでいる本は、内村鑑三について書いた本だが、ベルクソンをもっと知りたくなってきた。

2011年6月18日(土)
内海9勝目

 巨人対西武の試合をTVで少し観た。巨人は内海、西武は涌井。内海は緩い変化球が有効に働き、140キロ台前半のストレートに打者は振り遅れていた。打点を挙げても表情を殆ど変えず、試合への集中力の高さが窺えた。試合は2対1で巨人の勝利。内海は9勝目。やはり表情を変えない投手は良い。

 午前、息子のコナミに付き添い。オークワとおくやまで買い物。午後から妻と息子と一緒に東吉野のお稲荷さんへ。2時間半ほどで帰宅。

2011年6月19日(日)
浄化装置停止

 福島第一原発の炉心冷却の切り札として登場した放射能汚染水の浄化装置が昨日稼動したものの、わずか5時間で停止した。放射性物質の吸着装置の放射線計測値が交換基準を超えたため。汚染水に汚泥や油などが大量に含まれていることが原因らしい。この装置ではこれほど汚い水を処理した実績はないらしい。カートリッジを交換するようだが、おそらくすぐに同じ状態になる。前処理の強化が必要だ。

 高速道路の休日1000円が今日で終わる。僕は全く恩恵を受けたことがない。案外そういう人も多いのではないか。これで3500億円くらいの収入増になるそうだ。

2011年6月20日(月)
原発

 原子力発電について考えるべきこと。
・原子力発電の安全性:メルトダウン発生時に対応方法はないのか
・核兵器反対との関連:原子力を発電に用いる考え自体が間違いなのか。
・今後原子力発電を続けるべきか:他の手段があれば不要か。
・原発のある地域は廃止を望んでいるのか:原発雇用、補助金がなくなってもいいから廃止と言うのか、それとも存続を望むのか。
・辞める場合の対応策
:節電、他の電力供給手段の道筋

 10日ほど前に「AKB48総選挙」というのがあった。投票結果で曲のメンバーが選ばれ、一位がセンター位置になるそうだ。人間の商品化を徹底するやり方は嫌いだ。

2011年6月21日(火)
高校の音楽会

 娘の高校で音楽鑑賞会があって、西村由紀江さんが来られてピアノ演奏をされたそうだ。ピアノの表現力に感動したそうだ。
そういえば僕が高校1年の時には声楽の立川清登さん、中沢桂さんが来た。1年生は講堂の一番後ろで聴いていたが、中沢桂さんの歌声はすごく伸びていて、もう口を閉じているのではと思える時でも、ピーンと糸を張ったように音が伝わってきた。この時ほどのすごい歌声はそれ以来聴いたことがない。

2011年6月22日(水)
サマータイム

 サマータイムが採用されると会社で発表があった。期日は7月1日から9月22日。基本の勤務時間は8時からになるが、今の勤務地では時差出勤を採用しているので8時開始組と8時半開始組に分かれ、僕は8時半組。サマータイムは電力のピークには役立たないので現在の電力不足の解消には関係しない。むしろ就業後の活動が活性になり、景気対策に役立つのだろう。

 国会は70日延長されることになった。50日とか70日とかどうでもいいことでもめているように見える。国会延長は議決で決めると今回知った。自民党から河野太郎氏と岩屋毅氏の2名が賛成。岩屋氏は新党さきがけにいたことがある。先ほど岩屋氏のHPを見るとさきがけの文字は全く無い。寂しいことだ。

2011年6月23日(木)
出場辞退

 天理高校が夏の野球大会出場辞退。野球部3年生4人が2年生3人に暴行を加えたため。隠していたが外部からの情報提供で発覚したとのこと。2009年も辞退している。

 今日は暑かった。橿原の最高気温は33度だったらしい。

2011年6月24日(金)
身長

 会社の健康診断を受けた。最近は業務委託している。最初に身長と体重を測定。同時に値が出る。身長は172.5センチ。昔は171センチだったのでどこかで1センチ余り成長した。

 小笠原諸島が世界自然遺産に登録されたそうだ。たくさんありすぎて覚えられない。

2011年6月25日(土)
ウイルス感染

 昨晩PCが動かなくなった。その前に子どもが使っている時から頻繁に固まったらしい。今朝からDドライブのデータのバックアップを取り、まずはDELLの付属CD-ROMでハードの故障かどうかを調べた。その理由は昨晩、Vista Ricoveryというのが立ち上がり、ハードディスクが故障しているような表示をしていたから。結果、ハードは大丈夫とわかった。どうやら昨晩立ち上がっていたのはウイルスらしい。PCが正常に動いている時間が限られているのでネット情報もあまり取れない。結局、システムの復元で1週間前に戻し、一応復旧。ただし、インターネットのお気に入り、メールアドレスは失われてしまった。人に迷惑をかけることになっていなければ良いのだが。。
また、家計簿ソフトも動かず、再意インストール。こちらはデータも大丈夫だった。
先ほどネットで見ると、recoveryウイルスは5月、6月に流行っているようだ。ウイルスバスターズ2011を入れているのに、防ぐことができなかった。


 午前、息子のコナミに付き添い。午後から、義母のお見舞い。その後、息子と田原本図書館、宮脇書店。さらにホンダでハイブリッドカーのフィットシャトル試乗。今乗っている1700ccのストリームより、ちょっと非力な感じがした。1300ccでは少し苦しいか。とはいえ、大きさは我が家には適しているので、まずまずの印象。

2011年6月26日(日)
ココス

 午後2時半ごろから妻は済生会にお見舞い。家にいても暑いので車で送って娘と一緒に近くのココスで休憩。アイスとドリンクバーで1時間ほど。僕は読書、娘は試験勉強。ドリンクは5杯。

 息子は一日野球。暑そうなので少し心配だったが元気に帰宅。日焼けで顔が赤い。練習試合に出て、三塁線を破る当たりとバントヒット、後は2四球だったそうだ。

 フェイスブックで宮城県の中学校の給食の写真を見た。ご飯の上に鶏肉か焼き豚かが一つ載っていて、あとは牛乳パックだけのようだった。全体的には食料は足りているのに給食は全くダメらしい。給食センターが復旧しないからという理由らしいが、他の手段もあるはずなのに。これは自治体の問題か。

2011年6月27日(月)
余弦定理

 娘から数学に関する質問。辺の長さを求める問題で、余弦定理を使って2次方程式から求めると、答えが2つ出てくる。なぜ片方だけが答えになっているのかという質問。少し考えるから後でと伝えて理由を考えた。絵を描いてみると、角度A、辺の長さaとcが決まっているだけだと三角形は一つに決まらず2つの形が存在する。だから方程式の解は2つあるんだ。自分で納得。娘にも伝えた。まだまだ数学Ⅰくらいなら大丈夫。

 浄化装置を用いた循環冷却装置を稼動させたが、1時間半で停止。16日は放射能レベルが交換レベルに5時間で達したためだったが、今回は水漏れらしい。きちんと人と時間をかければ防げるはずだが、放射能レベルが高いので監視体制がどうしても弱くなる。この冷却装置は何としても動かさないといけない。

 HPのアクセス数を見ると、9990を越えている。まもなく1万だ。見てもらえているから続けることができる。感謝。

2011年6月28日(火)
何でも叩けばよいのか

 マスコミは事故が起こった後、悪いと決め付けた相手に対しては本質を外れた批判を行い続ける傾向がある。これは以前、JR西日本の脱線事故の際に書いた。
 JR脱線事故に関する本質はずれの報道 2005.5.6

今悪いのは東京電力を始めとする電力会社である。
今日の朝日新聞の社会面に「大震災の夜 送別会」という見出しがある。東日本大震災の起こった夜に、関西電力和歌山支店管内の営業所の幹部ら数十人が支店元幹部の送別会を開いていたというもの。和歌山県に大津波警報が出ていたことはあるが、一企業のメンバーが送別会を開いたことがとんでもなく悪いことと言えるのだろうか。新聞社は事実を書いただけで判断は読者がすれば良いことだと言うだろうが、それは無責任だ。憤りを無意味なところに向けさせてはいけないのだ。深く追求できないからと言って浅く広げていくのは無能力でもある。

2011年6月29日(水)
アクセス数1万

 ホームページトップページのアクセス数が1万を越えました。どうもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 夕刊に「イカ京」との見出し。何かと思って読むと「いかにも京大生」の略らしい。記事は最近「イカ京」が絶滅の危機にあるらしいというもの。「いかにも京大生」とは何かというと、
チェックのシャツのすそをズボンの内側にしまいこんでいるような奴ということだそうだ。普通じゃないか、それが絶滅とはどういうこと、と思ってしまうのはよほどファッションに縁遠いのだろう。
記事の最後に、合コンしたら「サイン、コサイン」と話しかけてきた京大理学部生がいたと書かれている。意味がわからない。けれどHPに余弦定理が云々と書いている僕は同類の絶滅危惧種かも。

 高校野球奈良大会の展望を県高野連会長ら5人で話し合った記事が朝刊に載っていた。よく見ると、5人の中に高校の同級生k君の姿が。いろんなところに同級生はいるものだ。

2011年6月30日(木)
日立も。。

 東芝、ソニーが中小型液晶パネル事業統合というニュースが今月初めにあった。これに日立も合流すると新聞に出ていた。本当にうまくまとまるかは未だわからない。

 妻が棚卸しで帰りが遅くなるので、子どもと一緒に外で夕食。行き先は王将。7時頃に着き、待ち時間20分でようやく席につけた。3人で1700円弱。

2011年7月1日(金)
サマータイム開始

 今日からサマータイム。始業は8時半。今日は夜に送別会があるので電車通勤だったため、さらに早く家を出た。サマータイムの影響は送別会開始時間にも影響し、いつもなら19時開始が今回は18時半開始。帰宅は22時過ぎ。

 家に帰ると報道ステーションに黒柳徹子が出ていた。ハイチと震災後の東北に行った映像が流れていた。相変わらずよくしゃべっていた。年齢を調べると77歳。


 ウインブルドンでシャラポワが決勝進出。最近不調だったので随分久しぶり。久しぶりと言ってもまだ24歳だった。

 サブローがロッテから巨人に移籍。今日代打で出場し勝ち越しホームラン。しかし、その後逆転され巨人は負け。借金7。
なぜロッテはトレードに出したのか。選手1名+金銭でのトレードだ。昨年の日本シリーズでも活躍していてロッテの中心選手の一人なのに。こういうトレードは野球をつまらなくする。

2011年7月2日(土)
グラブ修理

 息子の野球グラブは買ってからたぶん5年。チームに入ってから各所が擦り減り、傷みが目立ってきた。一部のレースが切れていたり、先端が減っていたり、手を入れるところの生地が破れていた。そこでグラブの本も書いている郡山のスポーツ用品店で修理をやってくれそうなので電話をしてから持っていった。既にかなり傷んでいるので全部を直すのは難しいし費用も時間も新たに買うよりも高くなるとのこと。今回はレースを直してもらい、その後、乾燥させてオイルを塗ってもらった。息子は帰りの車の中でグラブをずっと触っていた。道具を大切にする習慣を身に付けてほしいと思っているので、グラブを修理してくれる店が近くにあってよかった。

 久しぶりにテニス中継を見た。ウインブルドン女子決勝のシャラポワ対クビトバ。勝者はクビトバ21歳。パワーで勝っていた。

2011年7月3日(日)
夏ばて?

 朝から皆出かけて一人。午前は寝室でバルサンをしておいて、NHKで刑事コロンボ「構想の死角」をやっていたので最初から全部見た。その後、なんだかだるく何もやる気がしない。昼食後、本を読んだりTVをつけたり集中力のない時間を過ごした。
雨が降ってきて野球練習が早めに終ったので3時過ぎに息子と妻が帰宅。2階に上がって布団に寝転んでうとうとしたり本を読んだりして3時までと変わらない状態。
目の疲れが関係しているような感じもする。

 以前の家計簿を調べると、息子のグラブを買ったのが2005年8月20日とわかった。5歳の誕生日のプレゼントとして僕用のグラブと一緒に買った。別に欲しがっていたわけではないのに妻にも相談せず勝手に買ったものだ。

2011年7月4日(月)
佐々木マキ、どしゃぶり

 朝刊の文化欄に「佐々木マキ 今も新鮮」の見出しとともに写真が掲載されていた。佐々木マキ氏の絵は村上春樹の初期の作品によく載っていた。けれど佐々木マキが男だったとは。女だと思い込んでいた。

 午後から出張のため、今日も電車通勤。妻が仕事で遅くなるので、会議が終わると挨拶もそこそこにすぐに帰宅。
電車に乗っている時には雨が降っていたのに駅に着くと雨は降っていなかった。運が良いと思って歩いていると、あと5分くらいのところで大雨。風も吹いて傘が壊れそう。傘をたたんで走ったが前が見えないくらい。シャツもズボンも靴もカバンも水の中に入れたのと同じくらいびしょびしょ。運は全然良くなかった。すぐにお風呂に入って一息ついた。
 9時過ぎ妻もびしょ濡れで帰宅。やはり一番雨が強い時に帰ってきてしまった。夫婦そろって運の悪い日だった。

2011年7月5日(火)
松本復興相辞任

 松本復興担当相が就任から9日で辞任。被災地訪問での発言が批判されたため。昨日TVで放送されていた宮城県知事との会談の映像は確かにひどかった。内容云々以前に、えらそうに命令口調で話す姿勢がとても嫌な感じだった。松本氏は社会党の国会議員からスタートしている。何となくそんな風に思えたなあ。一時期は社会党を支持していたのでとても情けない。

 昨日の雨で中までびしょ濡れになった靴に新聞を詰めておいた。1回新聞を換えておいて丸一日が経った。先ほど見ると予想以上に乾いている。紙の吸水力はさすがに強い。

2011年7月6日(水)
真面目

 民主党がどう悪いかを帰りの車の中で考えた。真面目さが失われたと考えると説明できるように思う。
 ・不信任案賛成への動き。誰かに言われたからという動きのようで覚悟がなかった。民主党を除籍になった松木議員の「俺は真面目にやっているんだ」という言葉が最も本質を捉えていた。
 ・不信任案騒ぎでの菅総理の辞任ほのめかし。あいまいな辞任発言をすれば不信任案は回避でき、あいまいなまま続けられると誰かに入れ知恵を受けたのか、姑息な手段を取ってしまった。正しいと考えることを真面目に訴えるという民主党のあるべき姿からほど遠い。いい加減な状況で1ヶ月以上経ってしまった。

 蓮舫議員のツイッターに、今日の予算委員会での自民党の石破茂議員の指摘にはうなずけることがあると書いてあった。報道ステーションを見ていたけれど少なくとも前半には取り上げられていなかった。TV的ではなかったのだろう。


 昨年クーラーを最初に入れたのは7月19日。当然今年は未だ入れていない。
 久しぶりにコナミ。先週は口内炎ができたりして体調が悪かったので行けなかった。体重+3.3キロ。

2011年7月7日(木)
ヤクルト青木

 夜にTVをつけるとヤクルトと巨人の試合が延長戦となっていた。11回裏ヤクルト攻撃で無死満塁。投手は越智。2死までこぎつけたが、ここで青木。低い構えから叩きつけた打球は2塁ベースの右側への内野安打でサヨナラ。2死になってもヤクルトが勝ちそうな雰囲気があった。それだけ青木の存在は大きい。

 七夕だけど雨。

2011年7月8日(金)
九州電力メール事件

 佐賀県の玄海原発は現在1、4号機が稼働していて、2,3号機が定期点検中で運転再開できるかどうかが注目されている。再稼動に向けて政府が説明する番組が6月末に放送されたそうだ。九州電力の幹部が、この番組あてに再稼動賛成の意見をメールで送るように協力会社に働きかけたことが問題になっている。社長が辞任の意向とも伝えられている。
 県民の意見を聞こうという番組に当事者が関与したことは問題だ。けれど、こういう手法で県民の意見がわかると考えることの方が危険だ。表に出ていなくてもこういうことは十分にあることだと思っておいたほうが良い。
当事者が関与していなくても特定のグループが大量の意見を寄せることはよくあるし、必ずしも批判されるべきことでもない。オールスターのファン投票結果が全野球ファンの意見を反映したものだとは誰も考えていないだろう。その程度のものと見るべきだ。


 京大入試でインターネットの掲示板に投稿した不正入試事件で、山形家裁が受験生を不処分とした。もう十分制裁を受けたと思われるので不処分は妥当。

 近畿地方が梅雨明け。いよいよ夏だ。

2011年7月9日(土)
奈良テレビ

 全国高校野球奈良大会が開幕。昼過ぎに奈良テレビを見ると何故かTVショッピングをやっていて試合の中継をやっていない。調べると昨年から1,2回戦はワンセグのみの放送で、通常の放送は3回戦かららしい。ワンセグだけというのはなにかおかしい。kcnのケーブルテレビでは放送しているそうなので、kcnのケーブルテレビの契約を増やすために地上波放送をやめたように見える。放送局としては哀しいことだ。
奈良テレビは僕が小学生の頃に始まった。最初は高校野球奈良大会の中継にTVカメラがなく、事実上ラジオ放送のようだったことを記憶している。それがTVカメラが入り、しかも複数になり、いつからか放送中にもすぐビデオ再生ができるようになるなどちゃんとした中継体制が取れるようになった。それを喜んでいたのに、中継自体を放棄してしまうとは残念だ。

 暑い日だった。けれどもエアコンは無し。

2011年7月10日(日)
スラックス

 午前中、妻の実家に行ってリフォームの話。午後から妻とイオンへ。家で洗濯できるスラックスを購入。
 午前中に妻の自転車に乗ると前のタイヤの空気が少ない。自動的に空気が注入されるタイプなので空気が減ったということはパンクのことが多い。イオンに行く前に妻が自転車屋さんに乗っていって修理に出し、車で拾って、帰りは自転車屋さんで降ろした。自転車のタイヤ交換3500円。
 今日はずっと晴天で非常に暑かった。息子は一日野球。さすがに帰ってきても動きがにぶい。30分あまり横になって休ませた。なぜか僕も一緒に。

2011年7月11日(月)
地域包括支援センター

 午前中、橿原市保健センター内の地方包括支援センターで介護保険適用のリフォームについて打ち合わせ(1時間余り)。午後から平成記念病院口腔外科で定期的なチェック(診察時間2分ほど)。3時半からはシステムバスの展示場でリフォーム機器確認(1時間半)。
 夜、同窓会の出欠が返ってきていない人への電話。5人ほどかけたが参加者が増えない。結構お盆も仕事の人が多そう。出席者が増えないのがそのせいだけかどうかはわからないが。

2011年7月12日(火)
福井県民調査

 福井県内を対象にした原発に関する世論調査結果が新聞に載っていた。新聞の見出しは「福井県民9割事故不安」「老朽原発 廃止66%」。見出しからは、国内最大の15基の原発がある福井県で不安を訴える人が多く、廃止を求める声が高まっていると伝えようとしているように見受けられる。しかし、記事中の数字を見ると見出しとは異なっている。
「30年超の原発について、廃止したほうがいいか、安全対策を施して運転延長をしてもかまわないか」」に対して、廃止66%、運転延長24%
古い原子炉廃止に代わり新しい原子炉をつくるに対しては、反対65%、賛成23%
トラブル続きの「もんじゅ」については、「廃止したほうがいい」が
55%、安全対策を施して試験運転を再開したほうがいい」が30%。

全国の調査では脱原発賛成が77%で、古い原発廃止に賛成は86%だ。これと比べると福井県内では原発運転を望む人がかなり多い。この調査ではここに着目すべきだろう。原発のある福井県では、他の地域よりも原発を肯定的に捉えている。都会が押し付けているという見方は正しくない。

2011年7月13日(水)
3D映画

 サマータイムを利用して、夜に家族で映画を見に行った。映画は「パイレーツオブカリビアン 生命の泉」。初めて3Dの映画を観た。思っていたより3D用のメガネが気になった。たぶんメガネの上にメガネをしているからだろうが、もう少し工夫が欲しい。映画としても特に3Dでなくても良いように思った。
 息子が「パイレーツオブカリビアン」の大ファンで、第3編は覚えるほど見ているし、本も映画の内容だけでなく、外伝とかいうものまで読んでいる。僕は蛸のおばけのようなデイビージョーンズが
お気に入り。今回見た第4編にそんなキャラクターが出てこなかったのは残念。

2011年7月14日(木)
地域包括支援センター2

 3時から予定が入ったため、午後から休みを取った。少し時間に余裕があるので、イオンモール大和郡山の喜久屋書店に寄った。本3冊購入。昼食は橿原まで戻ってガストで日替わりランチ。
 3時から妻の実家で包括支援センターの方と工務店さんと打ち合わせ(約1時間)。介護保険認定を受けることができると想定してリフォーム補助申請の準備。
担当の保健士さんがきちんとしてくれるので助かる。
 6時ごろから息子とキャッチボール。まだコントロールは僕の方がかなりいい。

 職場での作業用にスラックスを買って裾直しを頼んでいたが、ミスで裾の位置を再度合わせ直しという電話があったそうだ。一言文句を言うべきか。でも、そんな小さなことでごちゃごちゃ言うべきじゃないんだろう。もっと大きなことで言えるようにならないと。

2011年7月15日(金)
今年最軽量

 仕事帰りにコナミへ。今日はかなり空いていた。運動後、目標体重+2.5キロ。今年計測した中で最も小さな値だった。

2011年7月16日(土)
座談会、同窓会打ち合わせ

 2時から前川きよしげ座談会に息子と一緒に参加。場所は橿原市商工経済会館。参加者は20名ほど。参加者からの意見は政局がらみの郵政法案、義援金など。あまり厳しい民主党政権批判はなかった。ちょっとまずいと思って、最後の方で発言。
次のことを言ったつもり。
・代表選で選んだ代表を1年も経たないうちに内閣不信任案賛成に回ろうとするのはサポーター、党員に対する裏切り行為だ。
・それに対して菅首相が辞任をほのめかして回避したのは姑息な手段で残念だ。
・選挙で選んだ代表をしっかり支えていく体制を作れないなら、次の代表選後も同じことになってしまう。

上記のことは前川君なら言われなくてもわかっていることだ。けれど国民の声として何度でも伝える必要があると思っている。

 7時から同窓会打ち合わせ。参加は十数名。今のところの参加者は前回を下回っている。返信が来ていない人への対応を相談。
その後、少し歩いて飲み会。10時半頃まで。生ビールと酎ハイ2杯。生ビールの量が多かったこともあってか、少し酔った。最近の限界はこのくらいにあるようだ。

 高校野球奈良大会で母校畝傍が郡山高校を3対1で破り、3回戦進出。郡山に勝つことは画期的なこと。今日の投手の母親は中学の同級生だと今日の飲み会で聞いた。こういう情報はこういう場でしか得られない。

2011年7月17日(日)
近鉄百貨店

 2時半頃に妻と車で近鉄百貨店へ。近づくと車の列が長い。お中元とバーゲンが重なっているためか。妻を降ろしてそのまま列に並ぶ。20分ほど並んで駐車場前まで来たが入るのが嫌になり、少し離れたスーパーに停めて妻の買い物が終わるのを待つことにした。けれど携帯で妻に呼び出され、歩いて百貨店内に。食料品売り場はかなりの賑わい。八木駅周辺のスーパーが減ったので日常的にここで買う人も増えたのかもしれない。1時間弱で終えて、車を停めたスーパーでも少し買い物をして帰宅。

 5時過ぎに息子が野球を終えて帰宅。
腕と顔が日焼けで真っ黒。まだ元気は残っていたので安心。

 夜、同窓会のお誘いの電話を数件したが、ほとんど繋がらない。登録していない番号には出ないのかも。

2011年7月18日(月)

 朝から雨で比較的涼しかった。台風が近づいているらしい。
午後から妻、息子と一緒にお見舞いと買い物。

 漱石『私の個人主義』より、
「今までは全く他人本位で、根のない萍(ウキグサ)のように、そこいらをでたらめに漂っていたから、駄目であったという事にようやく気が付いたのです。」
漱石でもこんなことを思っていたらしい。ロンドン留学中のことらしく漱石は33か34歳で、僕よりは15くらい若いのだが。

2011年7月19日(火)
公明党

 朝日新聞朝刊に公明党の原発災害対策本部長の斉藤鉄夫氏のインタビュー記事があった。見出しは『「脱原発」に危うさ感じる』。
菅首相の「脱原発」発言をムードだけと批判した点は当たっている。しかし、以降の発言は公明党の論理の弱さをはっきり示している。
ムードの危うさとして、まず電力の安定供給を挙げているのは良いとして、次に「中国や韓国、インドなどが原発を利用しようという中、新しい知恵を出さなければ日本は二流国、三流国になってしまう」と述べている。電力供給が足りているとしても原発開発を進めるべきという主張に読める。これは公明党としての考えなのだろうか。現実の問題から乖離しすぎた発言だ。また、二酸化炭素排出削減との関係も述べているが、事故の危険性があってもCO2削減優先と言っているようでこれも受け入れられない。

民主党は与党になったため、直近の電力供給を重視した主張に傾きがちだ。本来、野党がもっと「脱原発」の理念を出すべきではないか。それを菅首相に取られたがために変な主張をしてしまっているように見える。もっとしっかりしてほしい。

2011年7月20日(水)
自民党国家戦略本部報告書「日本再興」

 自由民主党国家戦略本部が昨日、「日本再興」と題した報告書を発表した。報告書は6つの分野に分かれている。第1章「成長戦略」に今ざっと目を通した。

1.21世紀半ばの目指すべき国のかたち
  「強くてしなやかな国」:強い産業と豊かな文化国家
2.日本を建て直し、再発進させる5つの基本戦略
 ①成長再生のための「創造」
 ②成長再生のための「安心」
 ③成長再生のための「人材」
 ④成長再生のための「転換」
 ⑤成長再生のための「地域」

でもあまり面白くない。例えば「転換」という戦略の箇所に、既存原発の稼動維持と再生可能エネルギーの積極的な普及促進が併記されており、何から何への転換なのかわからない。もっと過去の政権担当時の反省を明確にし、そこからの転換を書けば内容が充実すると思うのだが。まだしがらみが強く残っているのだろうか。


 朝6時過ぎてから警報が解除された。休みだと決め込んでいたので大慌て。
 夜、コナミへ。体重最軽量値を維持。

2011年7月21日(木)
雑誌ぴあ

 報道ステーションで雑誌『ぴあ』が休刊とのニュース。関西版は既に休刊になっていて、首都圏版が最後まで残って今日最終号となった。僕は『ぴあ』を買ったこともあるが、『Lmagazine』の方が多かった。『Lmagazine』は2008年に休刊になっているらしい。

 夏目漱石の講演集「私の個人主義」の一部をHPに記載。まだアップできず。

 松井、日米通算500本塁打。

2011年7月22日(金)
ロボット

 会社の宴会があった。その中で次の話が出ていた。
「福島原発事故でお掃除ロボット「ルンバ」を作っているiRobot社のロボットが原発内部に入って調査していたが、政府が日本国内に呼びかければ国内のロボット技術を有効に使えたのではないか。」

 ネットで調べると朝日新聞5月14日に次の記載がある。

●廃棄された原発無人ロボット 東電など「活用場面ない」

原発事故での使用を想定し、国の予算30億円で開発・製造された遠隔操作ロボットが、東京電力などが「活用場面はほとんどない」と判断したために実用化されなかったことが分かった。だが、福島第一原発の事故では、人が入れないほど放射線量が高い場所での作業に米国製ロボットが投入される事態に。事故の想定の甘さが、ロボット開発でも浮き彫りになった。

 遠隔操作ロボットをめぐっては、1999年に茨城県東海村で起きた「ジェー・シー・オー(JCO)」の臨界事故を受け、当時の通商産業省が同年度にロボットの開発費として30億円の補正予算を計上。開発事業を受注した日立製作所、三菱重工業、東芝など4社は2001年に計6台のロボットを製造した。だが、電力会社などからの配備希望がなかったという。

 その後、東京電力、関西電力の原子力担当幹部や、原子力開発関連の国の外郭団体幹部など5人で構成される実用化評価検討会は02年12月、「高放射線下の災害現場の状況調査・監視などの作業には使用が想定される」としつつ、人に比べて歩行速度が遅く、移動可能距離が短いことなどを指摘。災害現場では人が作業できるエリアは必ず確保されており、人が現場で作業を行うことは十分可能として、「原発などの災害で活用する場面はほとんどない」と結論づけた。この結果、不要とされた6台は06年3月、廃棄処分となった後、一部は東北大に引き取られた。そのうち1台が現在も仙台市科学館で展示されている。

 実際には使えるものがなかったようだ。

2011年7月23日(土)
ライフル修理

 昨晩、会社の飲み会帰りに妻からメール。娘のライフルのウエイトが中に落ち込んで取れないとのこと。帰って実物を見たが、対応不能。とりあえず明日(つまり今日)にバンドでスタッフさんに聞いてみるのと、僕の方で販売店に確認する両方を進めることにした。
 今日、
最終的には販売店に修理に出すことになった。夜、デジカメで問題箇所の写真を撮って販売店にメール添付。元々不良品に近かったようにも見えるので、文面で少し触れておいた。どう対応してくれるか。

 午前は息子のコナミに付き添い。たぶんその時間に中学の同級生3人が同窓会の会場と打ち合わせをしてくれていたはず。少し申し訳ない気持ち。
 午後4時から妻の実家のリフォーム最終打ち合わせ。お盆前に何とかしたい。

2011年7月24日(日)
ベスト4

 朝スーパーで広告の品を購入してから、ライフルを宅急便で送付。価格は1370円。千円を越えると高く感じるが明日午前中に届くことを考えると高くないようにも思える。
 帰宅後、高校野球奈良大会の準々決勝第二試合をテレビ観戦。母校畝傍がベスト4に残った。
2年前もベスト4だったが、今回は状況がかなり違う。残る強豪は智弁だけで残りは普通の公立校。準決勝を勝って、30年ぶりに決勝に出てほしい。

 午後から妻と一緒にお見舞い。帰ってきてから同級生の店で散髪。同級生の娘さんも我が家の娘が今年卒業した中学のカラーガード部に入っていることが判明。

 今地震あり。2回揺れた。NHK速報で見ると、震源は三重県で深さ40キロ、マグニチュード4.7。宇陀市で震度4。

2011年7月25日(月)
中国高速鉄道事故

 中国の高速鉄道で2日前に追突事故が発生。39人が死亡と伝えられている。今日、脱線した先頭車両を事故現場で砕き、畑に埋めたと報じられている。写真も出ている。隠し切れないのはわかっているはずなのに、こういう対応になるのは不思議だ。

2011年7月26日(火)
岡田幹事長文書

 岡田幹事長が自民・公明の幹事長との会談で渡したマニュフェスト不履行に関する文書が新聞に載っていた。歳出が増大する一方で歳入が増えなかった点について見通しが甘かったことを認めるものだ。内容はごく常識的なもので、多くの国民の認識と一致するだろう。それなのに、民主党内から批判が出ているようだ。どれだけ国民意識から離れれば気がすむのか。

 畝傍高校は準決勝で敗退。コールド負け。30年ぶりの智弁との決勝は幻となった。

 ライフルの修理について販売店からメールの返信。落ち込んだウエイトは取ることができ、再度取り付けたとのこと。しかし、ねじ溝がわずかしか残っていないところに付けているので次は完全に壊れるかも。明日バンドの先生に相談するように娘に伝えた。

2011年7月27日(水)
天候

 1週間前の台風のあと、朝夕が涼しい。お盆の後くらいの感じ。7月の残りの日の予想最高気温は30度程度。もう夏も終わり?

 コナミ。+2.7キロ。

 やはり智弁が甲子園へ。8対3で桜井を破る。

2011年7月28日(木)
三洋の白物家電売却

 パナソニックは三洋電機の洗濯機と冷蔵庫事業を中国ハイアールに売却。2千人の従業員もハイアールに移る見込み。ハイアールの日本国内での地位が上がった。かなり気になる。

 昨日の朝日新聞朝刊に神里達博氏が福島原発事故の真の原因について次のように書いている。
 『誤解を恐れずに言えば、この事態は「閉鎖的な専門家システム」と「大半の国民の無関心」の、いわば共犯関係によって生じたのである。』
何でもかんでも国民全体の責任にするのは適切ではないが、後者の要因を無視できない。

2011年7月29日(金)
京都大学シンポジウム

 仕事を休んで京都大学シンポジウム「原発事故の教訓とこれからのエネルギーシナリオを考える」を聴講に行った。
 10時前に家を出て出町柳着が11時45分ごろ。京大の中央食堂で昼食。昔の中央食堂は場所が少し違ってもっと広かったような気がするのだが、記憶が定かでない。中央食堂は今日で終了し改装されるそうだ。
昔は時計台の地下に書店があったので探したが見当たらない。時計台の中にあったパンフレットを見ると西部に移っていた。行ってみたが何も買わず。
 13時過ぎに会場へ。開場は京都大学芝蘭会館稲盛ホール。東一条のすぐそばで、随分立派な建物だった。京セラさんの寄附なのだろうが、立派過ぎて僕には馴染めない。
 講演は13時半開始。終了予定は17時となっていたが全く時間を気にせずに進行されていて、最後の講演が始まった時間が既に16時45分。結局18時過ぎて終了。いい加減なところが京大らしいところか。けれど、内容は僕の望むような京大らしいものではなかった。

2011年7月30日(土)
橿原市民プール、原子力安全保安院

 小4の息子と橿原市民プールへ。9時20分に着くと50メートルほどの行列。でも中に入るとそれほどでもなく場所は確保できた。家を出た時は日が差していたが、着いてしばらくすると雨模様。雷注意報が出るなど一時は強く降った。午後2時ごろからは日が差し、少し日焼けした。プールにいた時間は5時間半ほど。
かなり疲れ、帰ってから3時間も寝てしまった。それでもまだ疲れた感じが残っている。


 原子力安全・保安院が原子力関連のシンポジウムで参加者動員と発言を電力会社に指示していたことが報じられている。このシンポジウムはプルサーマル発電の説明会で、指示された電力会社は中国電力と中部電力。2006年と2007年のこと。
 今月初めに九州電力メール問題が発覚した時は、そんなこともあると思っていたほうがいいと7月8日に書いた。
 けれど、今回はもっと問題が大きい。原子力安全・保安院は経済産業省内の組織だ。しかも経済産業省はシンポジウムの後のアンケート結果として安全性を理解したとの回答が6割と公表していた。これこそが「やらせ」であり、「こんなこともあると思っておいたほうがいい」では済ませられない。
おそらく組織の問題としてずっとこんな体質なのだろう。しかし、これは実際にやるのは人である。指示した責任者を許してはいけない。これを曖昧にするからこんなことが続くのだ。ずっと続いているなら全部の責任者を追及すべきだ。名前を出すべきだ。
 昨日の京大でのシンポジウムも基本は原発を推進しようという方向のようだったが
、環境中の放射線物質の状態について講演された先生が「学生には開発・工学の人の話を信頼するなといつも言っている」と話すなど、否定的な意見もあったし、会場の意見もいろいろあった。
 ただ、集まった人はせいぜい50人。ここに動員された人が来て発言をたくさんすれば状況は大きく変わってしまうだろう。力を持つ組織に負けない社会を作ること、これも同時に問われていることかもしれない。
 

2011年7月31日(日)
留守番

 家族みんなお出かけで僕は留守番。妻と息子は野球チームのバーベキュー。娘はマーチング。
 僕は午前は先日読んだ本を軽く再読。午後から近鉄百貨店と図書館とホームセンター。どれも頼まれもの。

 息子は夏休み中に「奈良県統計グラフコンクール」に提出しようとしている。
好きなことに関係させた方が良いと思ったので、野球をテーマに選び、巨人の小笠原の各打席を調べている。見ているとピッチャーが投げているのはほとんどストレート。全部ストレートの打席も珍しくない。それを打ち返すことができずにいる。振り遅れというより軌道がずれているように見える。視力の問題ということはないのかと勝手な推測をしたりしている。結果をどうまとめるかは全くわからないけれど、結構僕の方が興味を持って見ている。

2011年8月1日(月)
原水禁「脱原発」

 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)が福島で世界大会を開催し、「脱原発」を打ち出した。吉永小百合さんが広島の朗読会で「原子力発電がなくなってほしい」と挨拶したことも新聞に載っていた。核兵器廃絶を求める声が、脱原発へと広がりを見せている。

 
(読売オンライン)『自民党の新藤義孝、稲田朋美両衆院議員と佐藤正久参院議員は1日午前、竹島に近い韓国領、鬱陵(ウルルン)島視察のため、全日空機で羽田空港を出発し、ソウルの金浦空港に到着した。だが、韓国政府は「日韓両国の良好な関係に否定的な影響を与える」などとして入国を許可しなかった。3議員は同日中に日本に戻る見通しだ。』
 もめそうなところに敢えて行く必要はなかったと思うが、韓国による入国拒否は駄目だろう。早めに謝っておいた方が良い。

2011年8月2日(火)
冷房未稼働

 朝晩ともにかなり涼しい。家の冷房を今年は一度も使っていない。

 昨日、福島原発の建屋の外で10シーベルト/時以上の放射線が観測された。1時間経たないうちに死に至るほどの高濃度。周辺のモニタの計測値は上がっていないようなので新たに放出されたのではないようだ。それでもまだこれほどの高濃度の場所があるとはかなりショッキング

 円高続く。76円台に入った。。

2011年8月3日(水)
暑さ戻る

 涼しい日が続いていたが今日は暑かった。予報ではこれからしばらく猛暑。

 仕事帰りにコナミ。運動後の体重計測で今年最軽量を更新。+2.3キロ。

 1日の新聞にシャープの一面広告が出ていた。タイに世界最大級73メガワットクラスのメガソーラー発電所ができるというもの。面積は190万平方メートル。東京ドーム40個に相当する広さだそうだ。73メガワット=7.3万KW。最近の原発は1基で大体100万KWだからおよそ10分の1くらい。これを大きいと見るか小さいと見るか、スケールが大きいだけに常識を超える想像力が必要だ。

2011年8月4日(木)
子ども手当

 子ども手当を今年度で廃止することを民主、自民、公明3党が合意した。来年度からは所得制限を設けた児童手当が復活する。
 ある程度の所得制限を設けても子ども手当の考えに反するとは思わない。子ども手当は一人当たり月に2万6千円という額が児童手当と違った大きな意味合いを持ったのだ。
結局一度も全額支給されることなく終わりを迎える。現在の財政状態でこの政策を採用することは最初から無理があったと残念ながら言わざるを得ない。

 先月29日にあった京大でのシンポジウムの資料送付を依頼しているが、全く返答無し。

2011年8月5日(金)
慰労会

 定年退職される上司の慰労会がホテル日航奈良であるので電車通勤。朝は風があって比較的涼しかったが、夕方と夜の移動時は少し歩いただけで汗が出てきた。慰労会は7時から9時半。帰宅は11時過ぎ。

 昨日と今日、小笠原がホームランを打った。息子によると両方ともストレート。ようやくストレートを捕え出したようだ。

2011年8月6日(土)
広島原爆の日

 広島原爆投下から66年。朝日新聞夕刊は原爆被害地が福島第一原発事故をどう捉えるかに注目していた。この捉え方には違和感がある。逆だろうと思う。福島第一原発で放射線による被害の大きさを知ったから核兵器はとんでもないと考えるのが普通の流れだ。核兵器廃絶を求める声が原発への対応で意見が分かれたり、声が弱まったりすることを恐れる。

2011年8月7日(日)
武村正義回顧録

 「武村正義回顧録(岩波書店)」を読み終えた。
 武村氏は政治改革を進めて小選挙区制を導入したのだが、小選挙区比例代表制度に自信がなくなってきたと語っている。導入前に宮沢喜一氏に話したとき、「武村さん、小選挙区は日本人の体質に合いますかね」と言われた。その言葉を重く感じるそうだ。
 最近の衆議院選挙では国民は一方に300議席という多数を与え、その反動で参議院で野党側に多数を与えている。結果的に衆議院で多数を有しているにもかかわらず、ねじれ国会で物事が進まない状況が生まれている。
300議席を取った政党も、議員になる準備ができていない人が比例で上がってきて、多数派工作にだけ使われている。元に戻すのが良いわけではないが、もう一度考え直すべきかもしれない。

2011年8月8日(月)
世論調査

 朝日新聞と読売新聞の世論調査が出ていた。中味を見るとなかなか興味深い。内容を細かく見ていると時間がかかった。内容は整理中で、明日アップ予定。

 娘が5日間のマーチングバンド合宿を終えて夜に帰宅。途中からメールも来なくなったので心配していたが、心配の必要はなかったようでとにかく楽しかったそうだ

2011年8月9日(火)
同窓会最終打ち合わせ

 19時から14日開催予定の中学同窓会の最終打ち合わせ。参加者10名余り。名札、資料の準備と当日の役割決め。終了後、21時過ぎから「わん」で夕食会。参加者は男4名、女4名の計8名。11時10分ごろお開き。

 世論調査結果については明日に持ち越し。

2011年8月10日(水)
クーラー

 仕事から帰宅後にエアコンを入れた。冷房は今年初めて。7時前からだったら電力供給ピークは過ぎているから好いとした。
 夕刊に「家庭の電力ピーク 本当は夜?」という記事があった。電力会社は実測データがないとしているが、資源エネルギー庁などのデータによると本当のようだ。


 国会での菅首相の発言を受けて、朝日新聞の見出しは「首相、月内退陣明言せず」。毎日新聞のネットでは「菅首相:退陣を明言「残り2法案成立時」」。記事の中味はほとんど同じだが、どこに重点を置くかで、否定形になったり肯定形になったりしている。

2011年8月11日(木)
近々民主党代表選

 特例公債法案と再生可能エネルギー特別措置法案の成立が確実になった。これにより菅首相の辞任は8月後半になり、今月中に代表選も行われる見込み。今、立候補する意向なのは、野田氏、馬淵氏、樽床氏、鹿野氏。「増税反対」は政策ではないので、マスコミは間違えないようにして報道して欲しい。

 家に帰ると冷房が入っていた。

2011年8月12日(金)
岸8失点

 昨日に同級生からの電話で「いつまで仕事?」と聞かれて「明日まで」と答えたのだが、実は休みを取っていたので今日から事実上夏休み。
今日は息子と京セラドームにオリックス・西武のナイターを観に行った。息子は学校から招待券をもらっているので内野自由席無料。付き添いは半額の1200円。
先発はオリックスが中山、西武が岸
。試合開始早々、西武が4連打で2点を取り、一方的な試合かと思いきや、5回表が終わって2対1の接戦。オリックスが5回の裏に5点を取って逆転し、終盤に西武も追い上げて最終回一打同点のチャンスを得たがオリックスが岸田で逃げ切った。西武は7回まで岸を引っ張って8失点。
最近、ランナーがいなくてもセットポジションで投げる投手が多いが、岸はワインドアップして投げる。僕はワインドアップして投げる人の方が好きなので岸も好きなタイプの投手だ。5点取られた5回はゆったりした良いフォームで投げているような気がしていたのだが結果は駄目だった。残念。11時前に帰宅。

2011年8月13日(土)
夏休み初日

 午前中、息子のコナミ付き添い。午後から家族3人で買い物。エバーグリーン、イオン、ライトオンで計2万円くらい使用。
 先ほどからNHK「思い出のメロディー」を見ていた。久しぶりに小柳ルミ子を見た。

 朝日新聞の星浩編集委員が特例公債法案と大平正芳氏について書いていた。1975年の三木内閣の蔵相だった大平氏は赤字国債発行を決断する。翌年も赤字国債発行が避けられないことから一般法を出すべきと進言を受けたが、大平氏は毎年法案を出して苦労することが赤字を減らす思いを保つというようなことを語って1年毎の特例法になった。その後、首相になった大平氏は財政再建のために消費税が必要と主張して総選挙に挑んだが挫折した。星氏は今の政治家に大平氏のような「執念」がないと批判している。
 同じ朝日新聞を一枚めくると経産省所属で政権批判などのために待機ポストに1年半干されている古賀茂明氏のインタビュー記事。44兆もの歳入不足を埋めるのは消費税では無理で、消費税で財政再建などありえない。必要なのは成長戦略と語っている。
成長を目指して十数年間財政出動を続けてきて今の状態ではないのか。増税しても不足するから成長しかないというのは無責任極まりないと思う。未だにこのような発言をよく目にする。

 ヤマダ電機が住宅メーカーのエス・バイ・エルを子会社化。太陽光発電などの住宅機器事業を狙う。エス・バイ・エルの家は昔、展示場で見た。たしかパネル工法だった。知人にこのメーカで建てた方がいる。

 明日は5年ぶりの中学校の同窓会。幹事集合は開始1時間15分前。

2011年8月14日(日)
中学同窓会

 今日は5年ぶりの中学校学年全体の同窓会。今回が3回目で場所は橿原ロイヤルホテル。参加人数は100名余り。会計担当なので会費合計の計算をしたりするために途中で少し外に出たりしたこともあって、ちょっと時間不足の感があった。といってもその後にまだまだ続きはあるのでこのくらいが良いのかも。2次会は畝傍御陵前の「元気」。ここには8割くらいの人が参加したようでなかなかの人の数だった。3次会はいくつかに分かれた。僕は八木駅近辺に戻った「たち花」組に参加。ここには20名余り。これだけの人が集まる機会はそうは作れない。めったに会えない人とも話ができて楽しかった。小学校の時に一緒のクラスだった人から、音楽の時間に先生から僕が指名されて前に出て歌を唄ったこととその時の歌声を覚えていると言われた。僕が唯一小学校で褒められた時のことを覚えてくれている人がいてうれしかった。
3次会で中3のクラスの同窓会を年末にやろうという話が出た。前回、中3と小6のクラスの同窓会を開くことになったが僕が動かなかったのでそのままになってしまっている。心苦しいところがあるので今回は開催しよう。

 3次会後、実家に寄る。弟夫婦が福井から来ていたので30分余りだけいて帰宅。

2011年8月15日(月)
「平和の鐘を鳴らそう」コンサート

 フェイスブックで再会した高校の同級生がライブ演奏をすると知って、妻と息子と3人で出かけた。会うのは高校の同窓会以来6年半ぶり。
 天理ユネスコ協会が主催の「平和の鐘を鳴らそう」という企画で、天理の長岳寺で午前11時から30分間の演奏。彼は6年連続で参加して演奏しているそうだ。
 開始時間の10分前に着くと、演奏準備中でギターを弾いていた。開始直前に僕を見つけて「浜田君か?」と言って下に降りて来てくれた。やはりうれしいものだ。
 演奏は全部で6曲。ソフトな雰囲気の中に意志を感じさせるコンサートだった。
「平和」という名の下で何かすることは結構難しい。僕自身は敢えて言葉で言えば「感情」ではなく「理性」によって世の中を何とかしたいと思って「平和に関する市民勉強会」を2年余りやった。けれど不完全燃焼で中断してしまっている。彼はこの会だけでも6年連続でやっている。彼のしなやかさな強さを感じる。夜に今日のコンサートについて思い返しながら、いろんな形の活動があって僕には僕らしい形がきっとあるはずだ、そんなことを考えた。

 演奏を聴いた後、妻の父のお見舞いへ。帰宅して昼食をとってから、今度は妻の母のお見舞いへ。ただし、僕は妻と息子を車で送った後、妻の実家のエアコンを買いに電機量販店へ。今日は店員さんが少ないようで店員さんが走る姿をよく見た。お金を払うだけでも10分以上椅子に座って待たされた。その後、イオンで少し買い物をして帰宅するともう5時半。一日の過ぎるのは早い。

2011年8月16日(火)
4日遅れの記載

 17日から家族旅行。出発が早いのでHP更新無しで休んだため4日遅れの記載となった。

 昨日買ったエアコンの取り付けのため、朝8時半前に妻の実家へ。終了は11時前。
 デジタル一眼レフが到着。少し試し撮り。
 夕方、旅行の荷物の確認

2011年8月17日(水)
長崎旅行初日

 年に1回の家族旅行。今年の行き先は長崎。

 朝4時起床。4時40分出発。伊丹7時40分発のJALで長崎へ。
 長崎空港から長崎駅まで空港バス。荷物を駅からホテルまで一つ200円で配達してくれるサービス「手ぶらで観光」を利用。これはなかなか良い。
長崎駅からバスに乗って「ペンギン水族館」へ。これは息子の好み。さほど広くはないが変わった魚もいて結構楽しめた。
昼食を取ってからバスで「長崎歴史文化博物館」に移動。ここは長崎と海外との交流の歴史展示をしている。併設で大河ドラマ館があったがこちらは宣伝のような展示でお金を払う価値はなかった。
その後、長崎駅まで歩いてからバスで稲佐山中腹にあるホテルへ。部屋からの夜景が素晴らしかった。

2011年8月18日(木)
2日目は龍馬

 2日目は龍馬。途中で福山雅治の実家を遠めに見つつ駅までバスで移動。駅から再度バスで風頭山まで上がってから下りのコースで散策。風頭公園の龍馬像や風景をバックに写真を撮った後、亀山社中記念館。亀山社中の建物は龍馬らが使った後、何度も改修されているそうだ。どこが昔のままかはよくわからないが雰囲気はかすかに味わえた。ブーツ像と通ってからずっと下って眼鏡橋へ。近くの「きっちんせいじ」で昼食。ここは路面電車の外観をしていて何度かTVで取り上げられているそうだ。
 昼食後、出島へ。既にかなり疲れていて集中力が維持できない。僕は時々椅子に腰掛けて目を閉じて休憩。出島は周辺が埋め立てられたりしてすっかり様子が変わった場所だ。昔その場にいた人が見た風景が目に入るとか何かないと、昔の雰囲気を味わうのは難しい。
 出島を出てからは市電で大浦天主堂近くのホテルへ。チェックイン後、周辺のお土産店を散策。カステラや角煮まんじゅうを試食。
夕食は新地中華街まで歩いて出かけた。ちゃんぽん、春巻、水ぎょうざ、角煮まんじゅうを食べた。
 コンビニでスイーツとお酒を買って帰り、ホテルで食べた。疲れとお酒で僕は早々にお休み。

2011年8月19日(金)
旅行最終日

 最終日は大浦天主堂とグラバー園。26年ぶりくらい。昔、大浦天主堂に感動したが、今回は以前の感動は蘇らなかった。グラバー園の屋外のエスカレーターにはびっくりした。そこまでするとちょっと嫌味に感じてしまう。
 昼食は洋館住宅群の中で取った。オランダ坂も上がった。自動車が下りてくると結構怖い。
 3時前に帰路に着いた。今回車を使わなかったので歩きつかれた。今まで家から車で行くか、電車で移動してそこからレンタカーというパターンが多かったので、楽だったんだということがわかった。
 家族旅行はとても気楽だ。来年も楽しい旅行ができることを望む。

2011年8月20日(土)
普段の土曜に戻る

 昨晩9時過ぎに疲れて帰宅したが、娘はマーチングの練習に朝6時前に出た。と言っても、僕は寝ていて出て行くところは見ていない。午前中は息子のコナミ付き添い。帰ってきていつも通り、息子とスーパーで買い物。昼食後、妻の母親のお見舞いに行く妻と息子を病院まで車で送り、僕はしばらく近くのマクドで一休み。帰宅後、息子の夏休みの提出物の統計グラフポスター作りの手伝い。疲れはとれたよう。

2011年8月21日(日)
夏季休暇最終日

 朝はゆっくり。昼前に妻の父のお見舞いに妻と一緒に行った。雨模様で息子が帰って来るかもしれないので早めに帰宅。昼食後しばらくしてから、B級家具の店を2つ見に行った。夕方、実家に長崎のお土産を届けに寄った。なぜか野球を終えた息子が家から走ってやってきた。涼しかったので元気が余っていたみたい。

 夏季休暇にこれほど本を読まなかったのは珍しい。けれど、中学同窓会、高校同級生の演奏会、長崎旅行を通して、心の高まりが生まれてきているような気がする。これをどう具体化するかは未だ見えていない。

2011年8月22日(月)
PC不調、リビア、代表選

 突然PCがリセットされた。セーフモードで立ち上げるか聞いてきたのにそのまま起動すると、ピーピー言って立ち上がらない。2回やっても駄目。チェック用CD-ROMを探してきて起動しようとすると今回は何もしなくても起動。ネットで調べるとピーピーはハード不良でボードやメモリの接触不良の可能性が高いようだ。キャビネットの開け方から調べておかないと。

 2月24日に反政府デモ軍が第3の都市ラミスタを制圧というニュースがあったが、その後膠着状態にあったようだ。今日急に新聞もTVもリビア情勢について、カダフィ政権崩壊寸前と報じている。

 民主党代表選が近づいている。前原前外相が立候補に傾きつつあるようだ。菅内閣の外相だったのを辞任した経緯があるので今回は辞めておいたほうがよい。今回出るくらいなら、大した問題でもなかった外国人献金問題で辞めるべきでなかった。

2011年8月23日(火)
前原氏 代表選出馬表明

 前原前外相が民主党代表選への出馬を表明した。前原氏が外相を辞任したのは3月6日。東日本大震災の5日前だった。3月7日にも書いたが、在日外国人の方から年間5万円の献金をもらったことは大した問題ではなく、それを問題にする社会や政治の方が根の深い問題なのだ。
 前原氏の代表選出馬に関して、自民党などから首相になればこの問題を追及するという声が出ているようだ。物事の重要性を考え直した方が良い。
 そんな問題の責任を取って前原氏が辞任したことが残念だったし、不人気の菅内閣から早く出たかったと思われても仕方ないような行動だったと思う。だから今回の代表選には出て欲しくなかった。
 代表選には多くの人が立候補予定だ。政策を検討したいが未だ明らかにしていない人が多い。順番がおかしい。
 

2011年8月24日(水)
うまく進まず

 明日、介護に関して包括支援センターと最終打ち合わせを予定していたが状況が変わり予定通り進めにくくなった。状況は変わるものだと思わざるをえない。

 島田紳助氏が暴力団関係者との親交を理由に芸能界引退。十数年前にトラブルを解決してもらったことがきっかけだそうだ。

 米格付け会社ムーディーズが日本国債の格付けを1段階格下げ。中国、台湾と同ランク。財政再建を進めないと下がり続ける。

 アメリカ東部でM5.8の地震。
原子炉2基が緊急停止。外部電力供給が停止し、非常用ディーゼル発電機が正常に稼動し冷却機能を維持できている。アメリカ東部では67年ぶりの規模となるらしい。

2011年8月25日(木)
介護準備、愛宕祭

 午後から休みを取って畝傍御陵前駅そばの包括支援センターで2時から打ち合わせ。2時間弱で当面のサービスについて決めた。昨日は予定を変えないといけないかもと思っていたが結局は当初予定通りに進めることとなった。一応やるべきことはほぼやった。後は様子を見ながら対応していくしかない。

 夜、娘を残して3人で愛宕祭に行った。いつもは自転車で行くが今回は車で行ってタイムズに駐車。晩成小学校に着くと、ステージで松竹芸能の人の手品をやっていた。晩成小学校でのステージは今までもあったのだろうか。初めて見たように思う。晩成小学校と道の途中で焼きそば、焼き鳥、フランクフルト、からあげ、かき氷を分け合って食べた。昨年は晩成小学校までの往復でくたくたと書いていたが、今年は涼しかったせいか楽だった。
 

2011年8月26日(金)
菅首相辞任、代表選

 菅首相が正式に辞任表明。菅内閣は1年3ヶ月で終わった。

 民主党代表選には 前原、野田、馬淵、鹿野、海江田の5氏が立候補予定である。今回は党員、サポーターに投票権はない。意志を示すことができず残念だ。

 TVで、海江田氏と小沢鋭仁氏が鳩山由紀夫氏との会談の席で小沢鋭仁氏が降りて海江田氏に協力するように言われて、そうしますと言って二人で握手するような場面が流れていた。そんな映像を撮らせるのはどういうつもりなのだろう。鳩山氏は自分が力があることを示したいようだ。でも、言うことを聞くのは民主党国会議員のごく一部だけで、国民は馬鹿らしいと思うだけだろう。海江田氏も鳩山氏の言うことに従うと公開で約束した形になり、魂を売ってしまったように見える。これじゃ国民の中に海江田氏を支持しようという人は出てこないだろう。
 報道ステーションで馬淵氏は復興の国債は今までどおりの60年償還で後々の人まで負担すれば良いと発言していた。まだ先延ばしとは。今の出来事は今の世代で処理しなくてはいけない。近い将来にもっと大きな震災が起こるかもしれないのに、どんどん先送りするのは無責任すぎる。
 財政再建の意志を明確にしているのは野田氏だけだ。ただ増税について曖昧になってきていたり、小沢氏の処分見直しを匂わせたり、A級戦犯は戦争犯罪人ではない、と意図がはっきりしない発言があったりして積極的に支持しにくい面がある。
 鹿野氏は政策をたぶん明確にしていない。論外だ。
 前原氏は国交大臣職をあまりうまくこなせなかったイメージが僕にはある。外相もすぐに辞めた。前に代表を務めたときも短かった。短命にならないか不安がある。

 結局、もし僕に投票権があっても、今日段階では迷ってしまう。期間がもっと長くて党員サポーターの投票もある選挙にしないと、票読みだけに終わってしまう。

2011年8月27日(土)
PC不調、NHK討論番組

 午前、息子のコナミ付き添い。月末は進級テストがある。けれど本を読んでいて視線を上げるとちょうど息子の順番が終わったところだった。
 おくやまで買い物の後、息子と醍醐町食堂で昼食。ずいぶん久しぶりに行った。品数が減ったように感じたが並べ方が変わっただけかもしれない。
 その後、ナフコ、コメリ、ニトリ、ディッグで買い物。家で妻と合流し、妻の実家で1時間ほど準備。ニトリで買った室内物干しを組み立てたらどうもおかしい。始めから組まれた部分を外してやり直して何とかなった。苦情を言いたいところだけれど面倒なのでやめた。

 夜にNHKでエネルギー問題に関する市民参加討論番組があった。ふと見ると参加者の中に10年余り前の上司で今は大学教授をしている方がいた。録画を見てどういう発言をされたかをチャックしないといけない。

 夜PCを起動させようとしたら動かない。ピーが4回鳴る。ケースを外してメモリを差し替えたらピーが2回に。何度やっても同じで諦めた。
*ということでこの日の分は28日に記載

2011年8月28日(日)
PC起動、代表選

 今朝起きたときに、ふとメモリの差込が不十分だと気づいた。早速差し込みをし直し。立ち上げると「Diskette drive 0 seek failure」と表示。選択肢が2つあって適当に選んでいてもうまくいかなかったのに、3回目くらいで起動。チェック用CD-ROMでチェックしても正常。
 ネットで調べると、上記の表示は何故か存在しないフロッピーディスクを読みにいっているために起こる
らしい。
 対応は、
 BIOSのStandard CMOS FeatureでDrive Aを選択し、表示画面で「None」を入力してEnter→F10→Y→Enter
 これを行うと確かに表示は出なくなった。とりあえずはOKだが、それ以前の問題は全く分かっていないので再発が心配。

 午前中、代表選の立候補者がTV番組にそろって出ていた。海江田氏が3党合意やマニュフェスト見直しに関して小沢グループの意向を気にして発言しているのが目に付いた。海江田氏には首相になってほしくない。

2011年8月29日(月)
民主党代表に野田佳彦氏

 民主党の国会議員だけの投票による代表選が行われ、決戦投票の結果、野田佳彦氏が代表に選ばれた。
 海江田氏が首相になったなら20年位前の経世会支配の時のように、担ぐみこしは軽い方がいい、というような扱いになっただろう。それを防ぐことができてよかった。投票後、海江田氏の表情に安堵感が窺えると感じるのは気のせいだろうか。
 代表選出後、小沢一郎氏は人事態勢を見て協力するかどうかを決めると発言したらしい。また、輿石参院議員会長は挙党一致かどうかは挙党体制になっているかどうかをみればわかる、と偉そうな態度で話している。この人たちはいったい何様のつもりなのだろう。
 
 野田氏は前原氏の立候補によって圏外に消えたように報じられていた。それが今日の朝刊を見ると前原氏を上回っていた。国会議員がどう考えて判断しているかはなかなかわからない。

 ◇1回目結果
 海江田万里氏 143票
 野田佳彦氏  102票
 前原誠司氏  74票
 鹿野道彦氏  52票
 馬淵澄夫氏  24票

 ◇決選投票結果
 野田佳彦氏  215票
 海江田万里氏 177票

2011年8月30日(火)
輿石幹事長、長男誕生日

 野田新代表は民主党の幹事長に輿石氏を選んだ。昨日のTVに映っていた輿石氏の態度は代表の地位を軽く見すぎていて腹が立った。輿石氏に野田氏を支える気があるのか。無いなら引き受けてはいけない。また、幹事長は、TV討論などに党の代表として出演しなければならない。輿石氏が議論する姿が思い浮かばず不安がある。
 他には、前原氏が政調会長、岡田氏が財務大臣と伝えられているが、玄葉氏、蓮舫氏などどうなるのか気になる。前川清成君も。
 報道ステーションを見ていると、ゲストとして出ていた時事通信の田崎氏は、輿石氏が必ずしも小沢氏寄りではなく、野田氏は良い人事をしたというような感じのコメントをしていた。どうも政治の世界はわかりにくい。

 息子の10歳の誕生日。長女が野球のグラウンドを模したケーキを作ってくれた。

2011年8月31日(水)
文理選択、要支援

 長女の学校で文系理系の選択に関する説明会があったのだが、僕も妻も欠席。娘の話を聞くと、将来の方向性を全部今決めろと言われているように感じられる。そんな簡単に決められるはずはないので、もっとおおらかに導けないものだろうか。

 妻の母親が退院。明日から介護サービスを受ける。要介護より軽い要支援という認定だが、受けられるサービスが充実しているように思う。介護保険制度によって助かっている人は結構多いのだろうと推測する。

 内閣の顔ぶれは未だほとんど報道されていない。情報がもれないように進められているらしい。

2011年9月1日(木)
文化祭延期、コナミ

 長女の高校の文化祭が土曜日に行われる予定だったが台風のために1週間延期決定。来週は妻が仕事で行けない。残念。

 仕事帰りにコナミ。8月に2回しか行かなかったためか体重が増加し+3.5キロ。

 最近、夜にアルコールを飲むことが多くなっている。良くない。


2011年9月2日(金)
岡田克也内閣入りせず

 岡田克也氏が官房長官を固辞し、閣僚にも入らなかった。菅首相を支えきれなかったことに対する岡田氏なりのけじめだとは思う。けれど首相から内閣閣僚を依頼されて自分のけじめのために断るのは、判断基準が岡田氏らしくないと思う。岡田氏が関わらない野田内閣はやや安定感を欠いているように見える。

 蓮舫氏は行政刷新兼公務員制度改革担当相、玄葉氏は外務大臣に就任。40代が5人いるが、特に安住財務相に重圧がかかる。小沢氏に近いグループからは山岡国家公安委員長(68歳)、一川防衛相(69歳)が就任。もう少し若い優秀な人材を選べなかったのか。それともいなかったのか。
 党人事と閣僚人事を見て、輿石幹事長、藤村官房長官がどうなのかに不安がある。

 台風による警報発令により長女が休み。

2011年9月3日(土)
液晶TV価格

 妻の実家に液晶TVを買うつもりでいたところ、今日の量販店の広告に32型アクオス29800円(5台限定)とあった。これは安いと思って、息子をコナミに送った後の開店直後に店に入った。TV売り場に行っても29800円の表示がない。店員さんに聞こうと思っても店員が近くにいない。別の売り場の店員を探して聞いてもTV担当が対応中なので少し待ってくれとの返事。ようやくTV担当と話ができ、無線で確認してもらうと案の定5台は売り切れ。5台以降は37300円で、この価格も十分安いとのコメント。ほぼ開店時間に入ったのにもう売り切れとは世の中の人の出足は異常に早い。298に呼び寄せられた後、37300円で買うわけにはいかず、別の電器店へ。結局、そこで35000円で買った。

 それにしても液晶TVの値段は下がった。昨年1月27日にアクオス37型8万5千円、エコポイント等を除いて6万5千円に驚いたが、エコポイントが無くても今はもっと安い。いったいどこまで安くなるのか。底が無い。

 午後からTVの設置にいったが、アンテナからの信号が確認できなかった。信号レベルがゼロ。実家でブースターを借りて最後試したがやはり駄目。さっき調べると持っていったケーブルがショートしている。無駄な時間を送ってしまった。

 夕方、長男のグローブを購入。帰ってからずっとグローブを触ったり今までのグローブと見比べたりしている。

 台風12号の影響でずっと雨。昨晩は時々風が吹いていた。今日は風は全く無し。長女の話では京都は雨はほとんど降っていないが風が強かったそうだ。

2011年9月4日(日)
受信レベル

 昨日設置した液晶TVのケーブルを換えるといくつかの地上波デジタル放送は受信できた。受信レベルを見ると40から50くらいで不足気味。ブースターを買って取り付けるととりあえず映ったが、それでも受信レベルは50から60でやや不足。アンテナかもしれないが、むやみに長いケーブルを使ったことも関係しているかもしれないので次回確認予定。
 TV台も購入。長男と組み立て。


 橿原市の防災メールが時々届く。大雨警報が継続中だ。金曜の夕方に発表されてから丸2日以上出たまま。

 今から長女を駅まで迎えに行く。外部のマーチングバンドに参加するのは予想していたよりもかなりハード。

2011年9月5日(月)
オール電化と原発

 河野太郎氏は、原発増設推進派が夜間の消費電力を上げようとしてきたと書いている。原発は出力調整が困難なので電力使用量の少ない夜間電力以上にできない。現在は出力調整のために、揚力発電を行っていて、夜間に余った電力で水を汲み上げて昼間にその水で発電している。夜間の電力使用量が上がればその必要がなくなる。
 何年か前に我が家はオール電化に切り替えた。夜間に給湯器を使用して夜間電力の増加に貢献してしまった。電力の均一化によってピーク電力を減らす効果はあるのだが原発の優位性を高めることにも寄与していることになる。そういうことは意識の片隅にもなかった。

 大雨警報が続き、長男は小学校休校。10時半頃警報が解除され、長女の高校は午後から登校。
 台風12号は奈良県の十津川村や和歌山県の那智勝浦などに大きな被害を与えた。死者・行方不明者を併せて100名近くになっている。

2011年9月6日(火)
経済産業委員会

 前川清成君が参議院の経済産業委員会の委員長に就任。ウィキペディアを見ると経済産業・景気対策、中小企業、エネルギー等を議論する委員会となっている。
海江田大臣が号泣したのが衆議院経済産業委員会だったようだ。原子力発電所の問題はここで扱われるのだろう。責任重大だ。この2日間、彼のツイッターの書き込みがない。必死で勉強中かも。

 仕事帰りに田原本の宮脇書店へ。
 「先生と呼ばれるほどのばかでなし」

2011年9月7日(水)
視力

 最近、車運転時とそれ以外でメガネを換えることが多い。近視の度の強いメガネでは近くが全く見えないからだ。しかし、度の弱い方でも近くが見えにくくなってきた。視力の変化が急速でメガネを新調してもすぐに駄目になるかもしれない。気分が乗らないのも視力に関係しているかもしれない。

2011年9月8日(木)
やってはいけないこと

 前原政調会長が武器輸出三原則の見直しに言及した。以前から産業界から強い要望があると言われている。武器輸出を認めることは企業が武器輸出によって利益を得ることを認めることだ。利益を得るためにはたくさん使ってもらったほうがよい。戦争が起こったほうが儲かることになる。必ず日本が作った武器が戦争に使われる。そして人が死ぬことに貢献することになるのだ。そんなことを進めていって良いはずがない。決してそんなことをやってはいけない。

 未明と朝に風邪薬のPLを飲んだために一日中眠くて仕方なかった。ようやく眠気が治まってきたのが夕方5時頃。夕食後にPLを再度飲んだのでまた眠くなってきた。

2011年9月9日(金)
落ち込み続く

 風邪は良くなった。眠気も今日は治まった。けれどまだ精神的な低迷状態が続いている。本は読むようになったが勢いがない。しばらくゆっくりしよう。

2011年9月10日(土)
世論調査、文化祭、鉢呂経産相辞任

 朝日新聞朝刊に「震災半年全国世論調査」が掲載されていた。
その中で気になったのは、原発輸出への賛否を問うものだ。賛成30%、反対51%である。反対が多いが賛成もかなりの割合を占めている。
一方で、将来日本で原発をやめることに賛成なのは77%に及んでいる。ということは日本国内では原発は危険があるから減らしていくべきだが、海外の国に危険があるものを売ることは構わないと考える人が少なからずいるということだ。これは恐るべき考えであると同時に恥ずかしい考えだ。


◆日本は原子力発電所を外国に輸出する政策を取っています。
  この政策を続けることに賛成ですか、反対ですか。

⇒賛成30、反対51
◆原子力発電を利用することに、賛成ですか、反対ですか。
⇒賛成34、反対45
◆原子力発電を段階的に減らし、将来はやめることに賛成ですか、
  反対ですか。

⇒賛成77、反対13

 長女の高校の文化祭が行われ、暑い中、息子と出かけた。9時から14時までだけの公開で、12時前に着いたので中にいた時間は2時間弱だけ。焼肉バーガーではパン切れ、わらびもちアイスではアイス切れとなって買いに走っている最中だったりするなど、前売りの食券を買っていた6品目を手に入れるだけでかなりの時間を要した。それでもあまり申し訳なさそうでないところが高校生らしいといえるのかもしれない。13時15分から30分までいた講堂でのライブ演奏はなかなか良かった。僕が高1のときに使っていた教室で写真部の展示をやっていた。古いままだが、天井に扇風機が回っていたり、エアコンは取り付けられていたところは変わった点だ。

 鉢呂経産相が辞任。福島第一原発周辺の自治体を「死のまち」と表現したことは適切ではないが謝ればよいと思っていた。けれど、視察後に記者に「放射能つけちゃうぞ」とふざけたことを言ったことも出てきたために早々に辞任になったようだ。辞任と言ってもとても軽いものになった気がする。

2011年9月11日(日)
心はあるのか

 昨日「ダンゴムシに心はあるのか」という本を書店で見つけて買った。「心」を行動に現われない抑制する力と捉えているようだ。この捉え方は興味深い。まだ15ページぐらいしか読んでいないので、これからが楽しみ。

2011年9月12日(月)
中秋の名月

 月の光がとても明るい。高い位置にある月はとても小さく見える。

 経産相に枝野幸男氏が就任。

2011年9月13日(火)
二条城

 土曜に文化祭があったため代休で長女は休み。だいぶ前から代休を利用して1人で京都方面に出かける計画を立てていた。迷った末に二条城に出かけていった。昼に面白かったかとメールを打つと、すぐに、むっちゃ良かった、雰囲気が好き、との返事。楽しくていいな。「マーチングに行かない休みの日くらい勉強しろ」とは言ってはいけない。
 

2011年9月14日(水)
運動、八ツ場ダム

 仕事帰りにコナミへ。先週行っていないのでまだ今月2回目。わき腹を引き締める器具が最近のお気に入り。体重+3.3キロ。

 昨日のニュースに下記のものがあった。国土交通省の試算を誰が信用するのだろうか。
『八ツ場(やんば)ダム(群馬県)の建設の是非を検証してきた国土交通省関東地方整備局は13日、河川改修などを中心とする代替案に比べて、ダム建設が治水や利水で最も効果的とする検証結果をまとめた。前田武志国交相は同日の閣議後会見で「(早期建設を求める流域の)1都5県の知事たちの意見は重い。有識者の意見も聞き、結論を得たい」と述べ、建設再開の可能性が強まってきた。

 八ツ場ダムの建設中止は民主党の政権公約の一つで、政権交代直後の2009年9月に当時の前原誠司国交相が本体工事の中止を宣言。同整備局が昨年10月から八ツ場ダムの必要性の検証を進めてきた。

 検証では、八ツ場ダムを建設した場合と、建設しないで河川改修や土地利用規制などを組み合わせた場合の4案とを比較。その結果、治水効果を確保するために今後必要とされる経費は、ダム中心の対策だと約8300億円で、他の4案より1300億~1千億円安かった。利水効果を得るのに必要な経費も約600億円で、1千億~1兆円以上も下回った。』(Asahi.comより)


2011年9月15日(木)
OMM

 大阪マーチャンダイズマートの展示ホールに出張。ここの展示ホールに来たのは初めて。天満橋に来たのは20年ぶりくらいかもしれない。
会場自体それほど広いわけではないので大して歩いたわけでもないが、疲れた。


 「平和に関する市民勉強会」を終えてから早や3年になる。昨日から新たな構想を描きつつある。実行に移していけるか、そして構想どおりに進めていけるか。

2011年9月16日(金)
「大学」構想

 大学でもう一度学びなおしたいと思うことがある。けれど実際にはなかなか難しい。大学で学べないなら、大学を作ってもいいのではないか。そんなことを思っている。
京都自由大学というのがある。6年前に開校した。単位も卒業もない。
金曜の夜と土曜の夜に講義が行われている。年間スケジュールもしっかりと立てられていて、講師は毎回異なり、多くは大学の先生でおそらく講師料は無料だ。6年前にはかなりの回数参加した。その進め方を参考に「平和に関する勉強会」を行った。ありがたいことに毎回異なる講師を迎えることができた。お金にならなくても講師を務めてくれる方は京都でなくてもいるのだ。けれど聴衆を集めるのには苦労した。結局、講師に行き詰る前に、聴衆不足を強く感じてしまった。1人でやろうとしたこと、個人開催の会を広報するのが難しかったこと、会の名称が魅力無かったこと等々反省はあるが、それを変えたところで本当に変わるのか、それはわからない。
まだ、このあたりを行ったりきたりしながら考えている最中だ。

 コナミ今月3回目。+3.8キロ。

2011年9月17日(土)
アレルギー

 午前中、長男のコナミに付き添い。その時からくしゃみが頻発。体温調整も少しおかしく寒かったり汗をかいたり不安定。コナミのあと、スーパー、妻の実家、天理のスシローで昼食、義父のお見舞い、田原本の宮脇書店と回って、3時ごろ帰宅。体の調子は悪くはなっていないけれど良くもならない。アレルギーか風邪か。PLを飲んだためか、また眠くなってきた。

2011年9月18日(日)
マーチング京都大会

 マーチングバンド・バトントワーリング京都府大会が、宇治市の山城総合運動公園体育館で行われた。長女の属するバンドは最後に登場するので終わりの方の1時間だけ妻と見に行った。マーチングの演技を見るのは今年初めて。マーチングの季節がやってきた感じ。

2011年9月19日(月)
マーチング奈良県大会

 マーチング奈良県大会を天理大学まで妻と見に行った。長女からの依頼で八木中と天理教校の演技をデジカメで動画撮影。八木中のカラーガードは1年生が多くどうかと思っていたが、予想よりははるかに良かった。

 大江健三郎、内橋克人、落合恵子らが呼びかけた「さよなら原発集会」が東京で開催され、脱原発デモには6万人が参加したそうだ。
まず、長期的に原発を廃止することを決めること。次にいつまでに廃止するか、供給減少分をどうするかの道筋をつけること。
 

2011年9月20日(火)
JAF

 JAFから毎月送られてくる冊子に「各国のエネルギー別の発電量(2008年)」が掲載されていた。
 火力、原子力、大規模水力、その他の自然エネルギーの順に
 アメリカ:71.4%、19.3%、5.9%、3.4%
 ドイツ :61.4%、23.5%、3.3%、11.8%
 フランス:9.6%、77.1%、11.2%、2.1%
 ブラジル:12.8%、3.0%、79.8%、4.5%
 イタリア:80.6%、0%、13.3%、6.1%
ブラジルでは水力発電が約8割を占めている。原発もある。

 仕事帰りに義父の入院する病院に寄った。最近は火曜はだいたい寄っている。

2011年9月21日(水)
また休校

 台風15号の影響で朝4時に暴風警報発令。長女は11時、長男は9時時点の警報状況で通学か休校かが決まる。長女は今年2回警報解除で午後から通学したが、今回は終日の休校となった。長男は今年たぶん3回目の休校。こんなに休校が頻繁なのは初めてだ。
 昼頃、家の周辺でも風が強かったそうだ。コナミに寄ってから帰宅した時、家から数十メートル離れたところに前川きよしげ君のポスター付掲示板が落ちていた。家のフェンスを見るとやはりポスターがない。車を駐車場に入れてから拾いに行った。

2011年9月22日(木)
人工衛星落下予測、原発輸出

 アメリカの古い人工衛星が落下してくる。日本時間では24日になる。人工衛星の重量は6トン。燃え尽きない金属破片532キロが落ちてくる。NASAは世界の誰かに当たる確率を3200分の1と試算している。結構高い確率だ。

 西大和学園中学校・高校が新聞に一面広告を掲載。「お仕事帰りに参加できる学校説明会を開催します」という内容で平日19時から2箇所で説明会をするとのこと。「この日は、お子さんのために残業をお断りください」と書いている。あまり良い気分にはならない。

 近鉄百貨店が構造改革を発表。枚方店を閉鎖、桔梗が丘店を百貨店部を縮小しテナント誘致。阿倍野新本店に集中投資。橿原店については書かれていないのでそのままのようだ。

 前原政調会長がインタビューで原発を積極的に輸出していくとの姿勢を示した。日本では危険だから将来的には廃止の方向に行こうとしているのに、海外には国がバックアップして輸出するのは恥知らずな行為だ。企業が輸出するのを止めることはできないかもしれないが、国が積極的に輸出を進めるなんてあってはならないことだ。
 

2011年9月23日(金)
期待値、人工衛星、驚愕の観測結果?

 雑誌を見ていると、期待値について意外なことが書いてあった。それは「和の期待値」=「期待値の和」というもの
 書いてあった例では、
「1から10までのカードが各1枚あり、A、Bの順に1枚ずつ引く。引いたカードは戻さない。A、Bが引いたカードをそれぞれX、Yとするとき、X+Yの期待値を求めよ」
 Xの期待値をE(X)と書くと、
 E(X)=1/10×(1+2+・・・+10)=11/2
 E(Y)も同じ
 したがって、E(X+Y)=E(X)+E(Y)=11 ・・・これが答え。
 これだけで求まってしまう。Aが引いたXの値がBが引くYの値に影響を与えるのに、期待値を計算する時には影響しない。ちょっと面白い。

 地球に落下してくる人工衛星の落下時刻は明日の未明から午前だそうだ。日本近くには3回回ってくる。1回目が北方領土付近、2回目が中部地方、3回目が沖縄の南側。

 名古屋大などのグループがニュートリノが光より速く飛んでいるとする観測結果を発表した。光より0.0025%速いとする結果だそうだ。差はほんの僅かだが、これは大変。全ての物理理論が変わるかも。影響が大きいのは宇宙論か。
 

2011年9月24日(土)
アルル

 午後から息子とアルルへ。スポーツオーソリティで野球のスパイクを購入。その他にソックスやグローブオイルなども。喜久屋書店に寄ったが僕は購入無し。
 明日朝が早いので10時半に就寝。

2011年9月25日(日)
草むしり

 5時前に起きて、始発電車に乗る長女を八木駅まで車で送る。6時40分すぎには妻と長男が野球に出かけた。今日は妻が当番。朝早くから1人になった。
 午前中、田原本図書館に行った。次の旅行先の候補に北京が挙がっているので、北京の旅行案内を4冊借りた。
 帰宅後、庭の草むしり。比較的涼しかったけれど日が差すと玉の汗が出てきた。
午後からも続きをやった。今日は2回着替えた。
 そのあと、八木駅前の橿原市観光交流センターを見に行った。5階が市民活動交流広場になっているので、勉強会などを開催する場所がないかを確認するのが目的。スタッフの方に話を聞くと、会議室のような閉じた場所はないとのこと。ただし、印刷機(紙持ち込みで1枚1円)で印刷できたり、PCで作業できる場があり、打ち合わせはできることはわかった。

2011年9月26日(月)
サマータイム終了

 先週でサマータイムが終了し、今日から9時始まりに戻った。

 小沢一郎氏の元秘書である石川知裕衆議院議員に有罪判決。石川氏は控訴する見込み。

 先ほどから頭痛。肩もだるい。

2011年9月27日(火)
石川知裕衆院議員有罪判決

 昨日、小沢一郎氏の元3秘書に対して有罪判決が下された。この判決に対して、ジャーナリストの江川紹子さんが的確なコメントをしていた。
「今回の判決は証拠ではなく推測や裁判官の価値観で事実認定をしていく手法で、非常に危ないと感じた。」
「渡した側は渡したと言っているが裏付ける証拠もない。何人かがやったと言えば事実になってしまう。時代に逆行した判決だ。」
 新聞報道を見る限りでは、水谷建設が渡したとする裏金の証拠は水谷建設側の証言だけ。それを認定するのは無理がある。けしからん奴らだから証拠がなくても有罪にしていいと国民は考えるべきでない。

 しかし、この判決が適切でないことと、政治家として問題がないこととは全く別の問題だ。裁判で、石川氏は小沢氏の4億円があるのに同額の銀行融資を受ける操作をしたことについて、「合理的に説明できない」と証言したそうだ。裁判ではこの発言ですむのかもしれない。しかし、政治的にはこれではすまない。貴重な政治資金を扱いながら、払わなくてすむ高額な利子を支払う方法を取るとは一体どういうことなのか。石川氏は衆議院議員である。政治資金をいい加減に扱ってきたことをどう説明するのか。「合理的に説明できない」とは何なのか。小沢氏の元秘書としてではなく、今、衆議院議員である責任として説明しなければならない。

2011年9月28日(水)
同窓会会計

 お盆に行った中学の同窓会の収支をExcelで整理した。立て替えてもらっているお金を明日返却するためにお金を封筒に入れて準備。

 仕事帰りにコナミ。今月5回目。+3.9キロ。

2011年9月29日(木)
中学同窓会打ち上げ

 8月14日に行った中学同窓会の打ち上げが今日7時半からあった。場所は八木のちゃんこ堂さん。話を聞いているだけですぐに時間が過ぎる。適度にかまってくれるし何となく心地よい時間だ。なんで皆こんなに面白いんだろうとよく思う。

 6日に全日空機が一時ほぼ裏返し状態で急降下していたことがわかった。副操縦士がトイレから戻った機長を操縦席に入れるために扉を解錠しようとして誤って尾翼のかじを動かすつまみを操作してしまったためらしい。回復操作は適切だったため重大事故にはならず、客室乗務員2人が軽傷を負ったくらいで済んだ。飛行機も危険と隣りあわせだ。

2011年9月30日(金)
「福島の原発事故をめぐって」

 山本義隆氏の「福島の原発事故をめぐって」を読んだ。
山本氏は東大全共闘の元議長で、東大を去った後、駿台予備校で物理を教えている。数年前に「磁力と重力の発見」という山本氏の著作が話題になった。全3巻を前にしてとても読破できそうな気になれず見送ったことを覚えている。今なお気になっている本の一つだ。
その山本氏が福島原発事故について書いている。自然科学の歴史を踏まえて、原発が人間に許された限界を超えていると指摘し、何万年も処理できない放射性廃棄物
を残し続けることを子孫に対する犯罪と言っている。
原発技術を持つことで原爆保有の潜在能力を他国に示す大国主義も批判している。
100ページほどの短い本だが、非常に優れている。さすが、みすず書房。

2011年10月1日(土)
アレルギー

 今日は朝からくしゃみを連発し、体力を消耗した。夜にマスクをつけると鼻が出る。風邪ではなくアレルギーのようだ。かなりつらい。

 午前、長男のコナミ付き添い。近くの幼稚園が運動会なので人が少ない。昼食は最近では珍しく家族全員でマクドナルドへ。マックリブとやらを食べた。夕方、義父の入院先で担当医に状況確認に出かけた。
 長男は夕方1時間野球の練習に行った。明日は4年生以下のジュニア大会に出場。サードかピッチャーをするようだ。そろそろヒットも出ればいいが。

2011年10月2日(日)
回復、14失点

 昨日はくしゃみと鼻水で苦しんだが、今日は一転して楽になった。午後からは先週に続いて図書館に行き、その後、庭の草むしり。

 長男は朝7時半集合で野球の試合に。1試合目先発し5イニング全部投げたが、0対14で大敗。5回にストライクが入らず9失点。妻のよると、5回はふてくされたような表情で態度が悪かったとのこと。
2試合目はショートで出場。9対4で勝利。守備機会は1回でそれをエラー。打撃は2試合で5打数1安打。
なかなか思うようにはいかないけれど、うまくいかない時に頑張ることで成長すると信じたい。

2011年10月3日(月)
電圧での磁力のスイッチ

 京都大学化学研究所のグループがコバルトの磁力を電気的にスイッチングすることに世界で初めて成功したと発表。0.4nmのCo薄膜を、GaAs基板上にPtとTaの下地層を介して成膜し、絶縁膜とゲート電極をコバルト膜の上に形成。10Vの電圧を加えると、磁石の性質が消える。

 家に6時半頃帰宅すると、長男が暗い中で塀に向かって投球練習中。それで良い。

2011年10月4日(火)
口内炎

 数日前から口内炎ができている。今日になって悪化。1月以来だ。体調が良くなくて口内の殺菌作用が低下しているのだろう。完治まで1週間くらいかかりそう。

 仕事帰りに郡山のイオンモールの喜久屋書店に寄った。なぜかここの書店は僕と相性が良くない。本の数は多いのだがあまり訴えかけてこないのだ。といいつつも今日は3冊購入。

 シンボリルドルフ死。競馬は全く詳しくないが僕でも知っている馬だった。
 

2011年10月5日(水)
二酸化炭素排出

 国際エネルギー機関の統計によると、2009年の二酸化炭素排出量は、世界1位が中国、2位アメリカ、3位インド、4位ロシア、5位日本となっている。こういう統計で発表されるのはなぜか昨年のデータではなく一昨年のデータだ。ちょっと遅すぎる。
それにしても2009年段階で3位にインドが入っている。変化は早い。

 朝は体調に不安があったが、薬が効いたのか通勤中から楽になった。帰りにコナミにも寄った。+3.7キロ。

 10月8日から京都国立博物館で「細川家の至宝」展。長女が行きたがっている。11月23日まで。

2011年10月6日(木)
ジョブズ死去

 アップルの創業者であるジョブズ氏が死去。56歳。アップル製品は何も持っていないが、そんな僕に対しても影響は強かった。

 昨晩は考え事をしていたら眠れなくなり、4時ごろまで寝付かれなかった。その割には今日の仕事中に眠くならなかった。不眠を訴えている人は案外寝ていると以前読んだことがある。たぶん正しい。

2011年10月7日(金)
iPhone

 iPhone4Sがソフトバンクとauの両方から発売されるということで通信費だとか機器代金とかの比較表が新聞に載っている。そこまで宣伝してあげなくてもよいのに。

2011年10月8日(土)
バッティングセンター

 息子がバッティングセンターに行きたいと言ったので午後から王寺ドームスタジアムまで出かけた。25球200円と少し安めだったので選んだがガソリン代を考えれば効果は消えたかもしれない。70キロのスピードでもやや遅れ気味。それでも少し慣れてきたのか徐々に良い当たりも出るようになった。25球を計7回。
 親子で来ている人や1人で練習している大人もいた。となりではハイヒールを履いた女性2人が交互に何度も打っていた。何か不思議な雰囲気。

 午前は長男のコナミ付き添い。昼食は広陵町のビッグボーイに行ったが、8組くらいが待っていた。しばらく待ったがあまり進まず断念。イズミヤ横の得得に変更。レジでイズミヤレシートで10%引きを知った。少し損した気分がした。

2011年10月9日(日)
調べ物、散髪

 長女は昨日から2泊3日でマーチング練習。長男は朝から野球。妻は野球の当番。僕は午前は調べ物。昼食後、同級生のところで散髪。同級生の子どもさんもマーチングをやっているので、全国大会の話など。
 帰宅後、アマゾンから届いた本を少し読む。夕方、妻の自転車のカギが壊れていたので夕方イオンで購入。
 夜7時過ぎに妻と長男帰宅。すぐに3人で「かっぱ寿司」へ。しかし待ち時間30分で断念。同じく寿司の「さんきゅう」に行くと空いていた。「さんきゅう」は久しぶりで2回目。
 そこそこ忙しいのだが、大したことは何もできないまま連休2日目が終了した。

2011年10月10日(月)
完投勝利

 今日は橿原市の4年生以下のジュニア野球大会。試合を見に行っていた妻からメールで勝利の連絡。帰ってきた妻から聞くと、先発して4回を投げきり6対3で勝ったとのこと。ヒットで打点も挙げたそうだ。先週の14失点でめげずに勝てて良かった。

 昨晩は鼻水が出てなかなか寝付けず。今日はできるだけマスクを付けて過ごしたせいか少しましになった。朝から書類書き。午前はイオンで自転車のチェーン調整(315円)。昼食は一人。昼食後、1時間半ほど眠る。夕方、妻の誕生日と長男初勝利のお祝いのケーキを買いに桜井へ。木風に行ったら休みだったので、ローゼの花瓶で購入。9時前に2日ぶりに娘が帰宅。夕食後にケーキを食べた。

2011年10月11日(火)
診療所

 のども痛いので会社の診療所で診てもらった。のどは赤くなっているそうだ。抗生物質とのどの薬、アレルギーの薬の3種類をもらった。すっきりしたい。
 明日は日帰り東京出張。 

2011年10月12日(水)
出張

 約1年ぶりの東京出張。今日はなぜか新幹線の座席が狭苦しく感じた

 まだ胸のあたりがすっきりせず、咳をしてしまう。くしゃみ、鼻水は今日は大丈夫だった。

2011年10月13日(木)
新興国景気にかげり

 朝刊に「新興国景気にかげり」という記事があった。欧州の債務問題で投資のお金が万一に備えて引き上げられているというのだ。7月末と9月末との比較で株価は軒並みダウン。ロシア▲31.8%、中国▲12.7%、ブラジル▲11.0%、インド▲9.6%。通貨もドルに対して下げている。資源価格もダウン。債務問題は広がっている。

2011年10月14日(金)
作家

 昨年から大逆事件にこだわり、今年はそのつながりで明治時代後半に関係する本を読んでいる。注目している人物の一人が二葉亭四迷で小説を2冊読んだ。それに飽き足らず、5月に買って読んでいなかった「二葉亭四迷伝」(中村光夫)を今日から読み始めた。
 最初に二葉亭四迷が命を終えたのは46歳と書いている。僕はもうその年を越えている。夏目漱石が亡くなったのは49歳だ。まもなく追い越しそうだ。実績の差は如何ともしがたいが、思考レベルとして少しでも近づこう。

 少し咳が出る時があるが、概ね回復した。仕事帰りにコナミ。+3.9キロ。

2011年10月15日(土)
運動会延期

 雨のため、小学校の運動会が明日に延期になった。明日は実施できそうだが、朝は雨模様らしく、運動場の状態が心配。

 回復したと思っていたが、今日はまた鼻水が出たりくしゃみをしたり。週明けに病院に行くことにした。

2011年10月16日(日)
運動会、あさすぽ

 昨日延期になった小学校の運動会が今日は開催された。保護者席には水溜りがあちこちにあって状態は悪かったが、児童が走る運動場の中央はきれいに整備されていた。
 今回はムービーは妻に任せて、僕は望遠レンズに付け替えた一眼レフで初めて写真撮影した。倍率はまずまずで、子どもを探すのにも役立った。息子の前に別の子がいると、そちらに焦点が合ってしまったりして思うようにいかなかったこともあったが、なかなか面白い。もう少し使いこなしの練習をすれば僕でもそこそこ撮れそうだ。
 息子は楽しそうに走っていた。おじいちゃんおばあちゃんと思われる人も相当多く、観客は例年より多かったような気がした。卒業後36年経った母校のにぎわいを感じられるのはうれしいことだ。

 昼食に帰ってきたときに、妻が日曜の朝日新聞の折込に入っている「あさすぽ」を見ていて、息子が写っているのを発見。よく見ると、2週間前に14対0で負けたときに投げていた写真だ。勝ったときの写真だったら良かったと思いながらも、写真を2枚申し込んだ。(あさすぽに掲載された写真は申し込みができることを今回初めて知った。Lサイズなら1枚40円と高くない。)

 クライマックスシリーズに出場できないことが決まった阪神の真弓監督が事実上の解任。来年はひょっとして落合監督では。

2011年10月17日(月)
東竹田公園

 息子が運動会の代休なので休みを取った。午前は2時間ほど東竹田公園で野球練習。どこかの幼稚園から遊びに来ていたこともあって平日なのに人が大勢。昼食はびっくりドンキー。ここも結構なにぎわい。3時ごろから郵便局と銀行で振込み。

 ポカリスエットがインドネシアで人気らしい。販売数は日本の半分に達する勢いで、年間約6億本(330ミリリットル缶換算)。

 朝日新聞世論調査で、復興財源にあてる増税案に、賛成40%、反対49%。増税自体に反対なのか、増税には賛成するが中味に反対なのかがわからない。たばこ増税は賛成63%、反対29%。

2011年10月18日(火)
中日優勝

 中日が横浜戦で引き分け、優勝を決めた。最後は浅尾。80試合近く投げて防御率が0.5以下という素晴らしい成績だった。
 パリーグは最終戦で、3位オリックスが破れ4位西武が勝ったため順位が入れ替わり、西武がクライマックスシリーズ進出を決めた。西武の先発はベテラン西口。今日は140球を投げたそうだ。今年11勝を挙げて見事な復活を遂げた。

 阪神の監督は日本ハム監督の梨田か元阪神の和田かと報じられている。でもまだわからない。日本ハムは元ヤクルトの外野手の栗山氏と接触しているそうだ。
今年はCSシリーズを今から戦う日本ハム、中日の監督が変わることが決まっている。やはりおかしい。

2011年10月19日(水)
脂漏性角化症

 3週間くらい前から、喉から胸の上部あたりの気管支がすっきりせず、浅い咳をしていた。長引いているので内科で診てもらった。肺炎などにはなっていないのでアレルギー性の刺激などですっきりと治らない状態ではないかということで、漢方薬を含むいくつかの薬を処方してもらった。
 皮膚科もしているのでついでに気になっていた箇所のことを聞いてみた。気になっていたのは、左足にできたほくろのような膨らんだできものだ。先生は一見するなり、「それはほくろではなく、悪い名前が付いています」とのお言葉。正式には脱漏性角化症、一般には老人性角化症と呼ばれるものだそうだ。皮膚の老化現象の一つらしい。治療は液体窒素で凍らせれば2週間くらいでぽろりと取れるとのこと。すぐにやってもらった。いったんへこんだが、今は元の状態に近い。いつ取れるか、ある意味楽しみ。それにしても、「老人性」という名前の付く症状になるとは力が抜けてしまう。

2011年10月20日(木)
パナソニックTV事業縮小

 パナソニックが薄型TV事業を縮小する。昨年本格稼動したばかりの尼崎のプラズマパネル最新鋭工場を休止。千葉の茂原にある液晶パネル工場も売却を検討中とのこと。薄型テレビはCRTに対しては完全に勝利を収めたが、事業として成立しなくなってしまった。

 新聞には「韓国経済が急減速」との記事もあった。8月1日と比べて通貨ウォンが対ドルで10%低下、株価15%低下、経済成長率見通し0.3ポイント低下(4.6%→4.3%)。韓国の経済数値をあまり見ていなかったが、経済成長率予測が結構高いのがやや意外だった。

 横浜ベイスターズの買収先として名前の挙がっているモバゲーの株価が昨日8%低下。売る側のTBSは上昇。ベイスターズは経済的にも人気がないようだ。村田もFA宣言するようだし、あまり良い情報がない。

2011年10月21日(金)
カダフィ大佐死亡

 チュニジアで反政府デモからベンアリ独裁政権が倒れたのが今年1月。エジプトで反政府デモからムバラク政権が倒れたのが今年2月。リビアでの反政府デモが報じられたのが2月だったが、カダフィ大佐側が武力で鎮圧を図ったが失敗。3月にはカダフィ政権崩壊は確実とされていた。徐々にカダフィ大佐は追い込まれ、昨日、出身地のシルトで反政府側(反カダフィ側)に捕らえられ、その後、死亡した。反カダフィ組織は護送中に戦闘になって頭に被弾したとしているが真相はわからない。映像を見る限り殺害した可能性は高そうに見える。独裁者であったとしても力を失った状態にある人間を殺すのは間違っている。ビンラディン殺害のときも同じだ。とても嫌な感じだ。

 仕事から帰ったあと、長女を八木まで迎えに行き、そのまま耳鼻科に連れて行った。僕と同じように最近鼻水が出たりしてアレルギー症状が見られたためだ。終了時刻直前だったので待ち時間なし。結果は風邪とのこと。風邪とアレルギーの融合のような状態もあるのかもしれない。

 今度はドイツの人工衛星が落ちてくるそうだ。前回のアメリカの衛星が落ちてきて人に当たる確率は3200分の1だったそうだが、今回は2000分の1。明日かあさって。最近の人工衛星は大気圏突入時に燃え尽きる素材を用いるようにしているそうだ。

2011年10月22日(土)
精神修養

 初めて長男の野球の試合を見に行った。4年生以下のジュニア大会で先日1回勝った続きになる。今日も先発したが、初回四球を連発してしまい、ワンアウトも取れずに6失点で降板、チームも1対9で敗れた。最初の四球の後、自信のなさが背中に表れてしまっていた。きつい状況は精神修養の場となっていた。次に繋がるものがきっと何かあるだろう。

2011年10月23日(日)
結婚記念日

 18回目の結婚記念日。でも、特に何もイベントは無し。10時半頃から一人で田原本図書館と宮脇書店。旅行ガイドブックを借り、新書と文庫本を1冊ずつ購入。
昼から妻がケーキ作り。僕は本を読んだり、横になってうとうとしたり。
夕方、息子が野球から帰宅。練習試合で1回を三者凡退に抑えたと少し安心した様子。バッティングはインコースが全く打てないと言っている。
夜、娘がマーチング練習から帰宅後、夕食を食べた後に家族でケーキを食べた。ケーキがあると家族に笑顔が出てくる。

2011年10月24日(月)
橿原市長選

 昨日、橿原市長選が告示され、現職の森下氏と共産党推薦の霜島氏が立候補した。朝日新聞奈良版によると、森下氏の第一声は次のようになっている。「4年間はあっという間で、したいことはほとんどしてしまった。でも、次にやりたいことが、またまたたくさん出てきた。」 やるべきことを終えたら惰性で続けずにやめるべきというのが筋だ。無風選挙ならではの軽口だ。結局、何を言おうが当選してしまうのが今の状況だろう。この4年間に橿原がよくなったかどうかを検証しなくてはいけないが、僕自身全く調べてもいないし考えてもいない。これじゃ橿原が良くなるわけがない。しっかりしなくちゃ。

2011年10月25日(火)
政令指定都市

 11月27日に大阪府知事選と大阪市長選が行われる。橋下知事が主導する大阪都構想が争点になる。大阪都構想の最大のポイントは大阪市を政令指定都市から外して大阪府の下に置くことにある。
 
そもそも政令指定都市は何のためにあるのだろう。政令指定都市になると、県が行う事務を市が行うことができたり、県の財源を委譲され主体的な財政が可能になる。つまり県を介さずに独立した自治体になるという意味で、地方への権限委譲という考えに基づいている。
 大阪の場合、独立した大阪市と堺市、それ以外が集まった大阪府に分かれている。大阪市と堺市以外もどんどん自立していく方向を目指すのか、個別に独立していくのではなく大阪府全体の権限を集中して存在感を増そうという一種の集権を目指すのか、というのが本来の争点だと思う。大阪市と大阪府でダブっているところがあるから無駄が多いと論点は確かにあろうが、それは当然調整して無駄を減らしていかなくてはいけないことで、政令指定都市以外の市と大阪府の間であっても同じことがあるはずだ。大きな論点を間違えないようにしないと思わぬ方向に進みかねない。

 先週水曜に処置した俗称「老人性角化症」のできものが今日お風呂で取れた。処置してしばらくは少し痛みがあったが、ここ数日はすっかり忘れていた。取れた箇所は今は赤くなっている。

 マレーシアで覚せい剤を持ち込んだ罪に問われた邦人女性に死刑判決が言い渡された。マレーシアでは危険薬物の違法売買は死刑となるそうだ。被告は無罪を主張しており、上訴する見込み。
 

2011年10月26日(水)
歩道と自転車

 警察庁が全国の警察本部に、幅3メートル未満の歩道の自転車通行を許可しない方向で見直すように通達を出した。朝日新聞も、「危ない自転車 歩道は歩行者に返そう」というタイトルで、上記の通達を支持する社説を掲載している。
僕は自転車の車道通行には反対だ。自転車を「軽車両」とすることが間違っていると思う。あくまで自転車は歩行者に近い存在だ。自転車が本当に車道しか走れなくなると、国道など通行量の多い道路での自転車と自動車の接触事故は急増するだろう。危険性は歩行者と自転車の接触事故の比ではない。
僕は家族に自転車で車道を走れとは決して言わない。命を危険にさらすような規則は、規則の方が間違っている


 円高が進み、一時1ドル=75円73銭となり、戦後最高値を更新した。欧州の政府債務問題の影響が続いているが、日本にも大きな債務問題があり、どうして円が信用されているのか不思議だ。今のままだと近い将来に日本の債務も国際的に話題になって円安となり、取り返しの付かないことになってしまう。

 朝日新聞のオピニオン欄で、福井県敦賀市長が敦賀市は原発を増設したいという主張をしている。「我々は一定のリスクを背負った分、経済的なメリットを受けるという選択をしています」とはっきり述べている。
7月12日に福井県民への世論調査結果から読み取れたように、原発は都会が地方に原発を押し付けているというだけの見方では解決できない問題を抱えている。脱原発の最大の問題かもしれない。
とはいえ、原発受け入れで経済的なメリットを受けるのは、今、敦賀に住んでいる人だけだ。将来世代には人が何百年も住めない放射能汚染した土地を残すかもしれないのだ。そこまで考えると、上記のようなすっきりした発言だけではすまなくなるはずだ。

 コナミ、今月たぶん3回目。+3.9キロ。

2011年10月27日(木)
トナーカートリッジ

 昨日プリンタを使うとトナーランプが点灯。残量が少ないと警告しているのでトナーカートリッジを注文した。使っているのはブラザーのモノクロレーザプリンタ。調べるとプリンタを買ったのが2006年1月。トナーカートリッジはプリンタ購入時と2007年に買っていて今回が3回目。今回で交換トナーカートリッジ代が本体購入金額を上回った。ブラザーのホームページを見ると「本製品は、供給部品の保有期限が過ぎたため、修理対応を終了させていただきます。」となっている。日付は今年の4月。故障しても修理するつもりは既になかったけれど、こういう記載を見てしまうと、トナー購入は今回が最後になりそうだ。

 オリンパスが大変なことになっている。企業買収の際に、買収金額の3割に相当する約600億円をアドバイザーに支払ったそうだ。通常では考えられない金額とされている。今日詳しい経緯を副社長が説明したようだ。会社としては問題ないとしている。ただ、これからの追求の中で問題が出てくると深みにはまる可能性がある。社長辞任時が新たなスタートを切るチャンスなのに、問題対応をせずに社長が交代してしまったためにずっとひきずってしまう。

 先週水曜に内科で処方してもらった薬を飲み終えた。喉から胸のあたりの違和感はなくなったが、鼻水、くしゃみは相変わらずだ。次は耳鼻科にいかないと。

2011年10月28日(金)
香久山、皇太子

 今日は午後から出張のため、JR香久山駅まで歩いた。駅のホームに立つと、正面に香久山があり、さらに後ろに高い山並みが見える。よく見ると、その山並みは香久山を含めると4重に重なっている。これには初めて気が付いた。香久山の後ろに衣を何枚も干したようだ、と思った途端、あれっ、そんな歌があったじゃないかと驚いた。
「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」(持統天皇)
この歌の解釈は知らないが、香久山の後ろの風景を衣に見立てたという解釈はないのだろうか。少し気になる。

 5時半過ぎ、京都の烏丸丸太町の道路に出てくると、2人の警察官が道路の真ん中で青信号にもかかわらず通行している車を止めていた。何があったのだろうと見ていると、どうやら誰か偉い方が通行するようだ。少しして反対側の車線に白バイが見え、その後ろに車が続いていた。中を明るくし窓を開けた車に乗っていた方が手を振っているのが見えた。皇太子殿下だった。皇太子殿下の乗った車の後ろにもかなりの数の車が続いていた。やはり大掛かりなものだ。

2011年10月29日(土)
川上弘美と原発

 作家の川上弘美さんと原発事故というのは最もかけ離れたもののように感じられる。おそらく僕以外の人でもそう思うだろう。にもかかわらず意表をついて朝日新聞の意見欄「放射能汚染を物語る」に川上弘美さんのインタビュー記事が掲載された。
何度か書いているように川上弘美といえば、小説「神様」の書き出し、「くまに誘われて散歩に出る」が忘れられない。ただし、彼女の最近の小説は、そこから徐々に離れているように感じていた。それがなんと「神様 2011」という小説で、放射能に汚染された地域を、くまと私が散歩に出る話を書いたというのである。彼女の小説の世界ですら放射能汚染されている。このこと自体が衝撃的だ。

 娘はマーチング、息子は野球に出かけた。朝は息子の代わりにワールドシリーズ第7戦をTV観戦。TVをつけた時は1回裏で2アウト1,2塁、2点を追うカージナルスの攻撃。打者は昨日9回に同点打、11回にサヨナラホームランを打ったフリース。ここで凡退すると一気に意気消沈する可能性があると思っていると、左中間を抜ける当たりを打ち同点。これはすごい。この同点打で試合の流れは決まった。4回くらいまで見ただけだが、本拠地の盛り上がりで流れは変わりそうになかった。結局カージナルスが勝ってチャンピオンになった。

 ワールドシリーズを途中まで見てから、妻と外出し、クリーニング店とスーパーへ。午後からは午前で野球練習を終えた息子と妻を乗せて、八木駅まで娘を迎えに行き、そのまま桜井文化会館へ。娘がヤマハのアンサンブル地区大会に出場。中に入ると中学の同級生がいて少し話。4時過ぎに終了。妻の実家に寄ってから帰宅。
夜、実家に寄ってから、八木駅前の「やまとや」さんで中学同級生5名プラスワンの飲み会。

2011年10月30日(日)
ブレーンワールド仮説

 ニュートン12月号に「ニュートリノは本当に超光速なのか」という4ページの記事があった。9月23日に名古屋大などのグループがニュートリノが光より速く飛んでいる観測結果を発表したことの解説である。
 実験は730キロ離れた2地点間をニュートリノが移動するのに要した時間観測である。730キロを移動する時間は、約0.0024秒。これが光速の場合と比べて60ナノ秒短いというのだから、通常の速度計測とは訳が違う。
 この結果と反する観測として「超新星1987A」の観測結果が紹介されている。これは1987年に超新星の発生(恒星の大爆発)の際に、光とニュートリノがほぼ同時に到着したというもので、もし、ニュートリノが今回の測定差分だけ速ければ、超新星からのニュートリノ到着は4年前になる。たしかにこれは説得力がある。
 一方で、今回の観測が正しかった場合の理論も考えられている。その一つが「ブレーンワールド仮説」だ。3次元を超えた次元が存在し、ニュートリノは光と異なる次元空間を通り、実質的に近道しているとするものだ。妙なことを考え付くものだ。けれど面白い。
 今後別の施設で同じ実験が行われるようだ。光速を越えるものがある方が楽しいので、同じ観測結果が得られることを願っている。

 橿原市長選で現職の森下豊氏当選。投票率は約29%。得票は約24000。

 クライマックスシリーズで西武が日本ハムを破り2連勝でセカンドステージ進出を決めた。先発の西口が好投、8回無死1、3塁、1点差の場面でリリーフ石井が後続を断った。石井が三振を狙ってその通り糸井を三振に討ち取った場面は迫力があった。 セリーグは巨人がヤクルトに今日は勝って1勝1敗。

 午前中は『輿論と世論』を部分的に読み直し、重要な箇所に付箋貼り。
昼からホンダでオイル交換。後部座席のドアロックが連動しない時があるのでそれもチェックしてもらったが、アクチュエータ交換が必要で工賃込みで1万7千円ほどかかるとのこと。10年過ぎているし、我慢することにした。
 

2011年10月31日(月)
ベトナムへの原発輸出

 野田首相とベトナムのグエン・タン・ズン首相が会談し、原発2基の建設継続を発表した。福島原発事故の教訓を踏まえた安全な原発を輸出するということだ。この共同声明によって日本は脱原発路線を取らないと宣言したことになる。2020年になっても2030年になっても日本は原発を続けていく。私たちに力がないことを痛感する。また、危険性には目をつぶり、たぶん大丈夫だろうというくらいの考えで、原発をベトナムに売るのだ。お金のためには、良心や倫理はどうでもよいものとなってしまっている。日本人はここまで堕ちてしまったのかと情けなく思う。私たちはこんな国を子どもたちに残すことになってしまうのだ。
 これは大問題だと思うのだが、あまりTVニュースでやっていないようだ。おそらく国民の関心が薄いためだ。なぜだろう。

 セリーグのクライマックスシリーズはヤクルトが巨人を破って、ファイナルステージに進んだ。(セカンドステージとは言わないらしい)
リリーフに出たヤクルトの村中がすごかった。こんなすごい投手とは知らなかった。

2011年11月1日(火)
くだらない提案

 今日の新聞に下記の記事があった。
「内閣府の園田康博政務官は31日、東京都内での記者会見の席上、東京電力福島第一原発にたまっている低濃度の放射能汚染水を浄化処理した水を飲んだ。低濃度だと証明するために飲んだらどうかとのフリーライターの求めに応じた。 」
レベルの低いフリーライターだ。飲んだから安全だと書くつもりなのか。こういう記事を読むと腹が立つ。

 パナソニックが通期の業績見通しを下方修正。純損益を4200億円の赤字とした。営業利益は1300億円黒字(2700億円から修正)。工場停止、設備廃棄費用を計上したため。TV事業縮小は周辺への精神的な
ダメージがある。

2011年11月2日(水)
「よろん」と「せろん」

 『輿論と世論』(佐藤卓也:新潮選書)によると、「よろん」は世間一般で公開討議された意見、「せろん」は世の中の雰囲気を示す言葉だった。「よろん」は「輿論」、「せろん」は「世論」と書く。戦前から区別が曖昧になりつつあったが、決定的だったのは戦後に「輿」が当用漢字から外れたこと。ここで「世論」を無理やり「よろん」とも読ませて一緒にしてしまった。著者の佐藤氏は「輿論」を取り戻そうと呼びかけている。この意見に賛成だ。
世の中の空気は移ろいやすく無責任だ。そこから脱却して将来の世代に示しても恥ずかしくない普遍性のある意見を発しないといけない。

 明日は祝日、文化の日。1946年11月3日に日本国憲法が公布された。
 午前中は長男の休日参観、午後から舞洲で長女の出場するマーチングバンド関西大会。

2011年11月3日(木)
休日参観、マーチング関西大会

 午前は小学校の休日参観へ。普通の授業を見たいと思っているが、いつも参観は特別授業だ。今日は今年できるようになったことを発表するという企画だった。鉄棒をできるようになった、手伝いをするようになった、けんかをしなくなったなどを以前書いていてそれを見ずに各自1分くらいで発表する。面白かったのは「野菜をお茶で飲み込めるようになった」という発表。タイトルが印象的。口に入れた野菜を出してはいけないと言われていたのだろう。お茶で流し込めるようになった、とは子どもでないと書けない。小さな声で聞き取りにくい子が多かった。今の子も案外恥ずかしがりなのだろうか。少し意外だった。

 昼食を早めにすませて一人で舞洲アリーナまで出かけた。マーチングバンド関西大会一般の部を観戦するためだ。最後に娘が加わっているグリフォンズが登場。娘を目で追うとミスをしないかが気になって苦しくなってくるので全体を見るようにした。見ていると何故だか目に涙がにじんでくる。演技は、金管楽器も打楽器も音に迫力があったし、ガードも柔らかな動きと速く切れのある動きが組み合わされていて良かった。たぶん9月18日に京都大会で見た時より随分良くなっているのだろう。結果は一位で全国大会出場が決まった。
来月は埼玉スーパーアリーナだ。

 帰ってきてTVをつけると中日・ヤクルト戦が0対0で終盤に。8回表2死ランナー無しでヤクルト石川投手に代打。0点に抑えてきた投手に代打を出すとは追い込まれてしまったなあ、と思っていたら、なんと代打飯原がホームラン。これが効いてヤクルトが勝利。小川采配が当たった。これで流れが変わるかも。

2011年11月4日(金)
ブリダンのロバ

 空腹でしかも喉の渇いていたブリダンのロバは、馬草の入った桶と水の入った桶のどちらに行こうかと迷っているうちに、飢えと渇きのために庭の真ん中で野垂れ死にしてしまった。これは13世紀のフランスの哲学者ブリダンの提示した問題だそうだ。
増税か経済成長かと言っているうちにどんどん借金が増えていく財政問題に当てはまりそうな比喩だ。

 夕刊一面は「ギリシャ国債急落」。10年物国債の利回りが10%以上上昇し、27%になっている。こんな利率だと年間の返済額がとんでもない額になっていく。破綻が近くなるとこういう現象が起こるということか。ギリシャから日本人が学ぶことは多い。

 先日、長男が小学校での視力検査でひっかかった。眼科で検査して医師の意見書を学校に提出する必要がある。視力低下も心配なので眼科に連れて行った。我が家では眼科は榛原に行っている。こちらの質問に丁寧に説明をしてくれる良い先生だ。視力はやや近視で1をわずかに切る程度、アレルギーが見られるが本人が気になっていないなら何もしなくて良い、他には視力低下に繋がる要因は見つからないなどの説明を受けた。残念ながら定期的に検査には通わなくてはいけない。

2011年11月5日(土)
借金1000兆円

 2011年度末に国の借金が1024兆円に達する見通し。GDPの2.2倍になる。
 戦後すぐの頃、国債残高はGDPの3倍あったそうだ。昭和21年2月に「預金封鎖」と「新円切り替え」という無茶な手を打った。まず、銀行から一日に引き出せる金額を低く制限した。さらに日本円を新円と旧円に分け、一定期間後に旧円を使用できなくした。多くの旧円を引き出すことができないまま移行期間が終了し、国民は資産の多くを失った。国債を持っているのは日本人だから安心というのは、被害が国内に留まるということを意味しているだけであって、日本人にとって安心なわけでは全くない。

 西岡武夫参院議長死去。8月の代表選に出馬という話もあったことが事後に伝えられたが、まだ3が月ほどしか経っていない。僕には最近の言動が理解しづらかった。

 旭屋書店本店が今年末で閉店する。ビルが築42年と老朽化して建て替えが必要というのが理由。ビル全体としては大きい本屋だが各階ごとには適度な大きさで本を探しやすかった。少し残念。

 昼から息子とケンタッキーで昼食。その後、ナフコで息子の枕を購入。なぜか息子は枕がある方が寝やすいようで、時々僕の枕の上で寝ていた。少し前に買ってあげようかというと喜んでいた。ようやく今日購入。

2011年11月6日(日)
背番号4

 息子が野球から帰ってきて背番号の布を見せた。番号は4。6年生が事実上卒業して新チームとなり、例年このタイミングで背番号も新しく決め直しているらしい。
 昨日の練習でフライを取り損ねて目に当て少し腫れていたが、今日はほぼわからない程度になっていた。元気に行っているので今のところ安心。

 午前、田原本図書館へ。駐車場が満車で停めるのに時間がかかった。帰りに見ると田原本町の文化祭をやっていた。
 午後から妻と義母と一緒に義父のお見舞い。
 夜、クライマックスシリーズをTV観戦。中日が日本シリーズ進出を決める。ヤクルトはあまりにも打てなかった。最終戦まで行ってほしかった。

2011年11月7日(月)
また口内炎

 昨日から舌の先に口内炎ができている。肩こりもひどく抵抗力が低下している。

 夕刊に直径400メートルの小惑星が9日に地球の近くを通り過ぎるとの記事あり。月よりも近い位置を通るというのだから相当近い。衝突すると直径6キロのクレーターができ、マグニチュード7の地震が起きるそうだ。どこまで計算できているのか知らないが、いつかは衝突するものが出てくるはずだ。このサイズの小惑星が接近するのは1976年以来で、次回は2028年。

 12月のマーチング全国大会のチケットが当たっていれば今日返信葉書が戻ってくるはずだった。けれど音沙汰なし。3通じゃ駄目だった。

2011年11月8日(火)
フロートゴムボール

 少し前からトイレのタンクの水がわずかに流れていた。たぶん栓をする黒いフロートゴムボールが劣化したのだろうと予想していた。ホームセンターで見なくちゃと思っていたがさぼっていた。今日になって、ぽたっ、ぽたっという間隔が短くなった。放ってはおけないのでネットで調べると1000円ほどで買える。INAXのネット販売価格で買うつもりだったが、アマゾンで調べるとこんな部品も売っている。価格はINAXより高かったが送料無料なのでやはり安い。早速注文した。何でもアマゾンで買わないようにしているが、安くて早くて一応信頼できるので買ってしまう。

 オリンパスがさらに大変な事態になっている。企業買収に関わる巨額支出が損失をごまかすためだったことが発覚。副社長を解任。分かりにくい事態だったのが急に分かりやすい理由が見つかってしまった。当然ながら株価は急落。

2011年11月9日(水)
今年最重量タイ

 口内炎が直らず体調は今ひとつだったが、久しくコナミに行っていなかったので行くことにした。軽めの運動を終えて体重を測ると目標体重を4.5キロオーバー。1月と並んで今年最も大きな数字だ。秋になって徐々に増加している。ここで止めないと。

 今年7月の生活保護受給者数は205万人で、これまでで最多となった。過去の最多は1951年度だったらしい。95年に88万人と最小を記録した後、99年に100万人を突破、今年3月に200万人を超えた。
雇用状況が悪いこともあるが、請求することへの抵抗が減ったことも関係しているのかもしれない。

2011年11月10日(木)
DEPO開店、TPP、フロートゴム取り付け

 仕事帰りの8時すぎに中和幹線を通ると左車線の進みが悪い。前方を見て、今日スポーツ店DEPOが開店することを思い出した。前を通ると駐車場はもちろん満車だし、自転車もたくさん停まっているのが見えた。さらに道路を横断する親子もいた。家に帰って広告を見ると、開店時間が夕方6時。そんな時間からなのに人が集まってくるとは驚きを越えてあきれてしまう。何を買うのが目的なのかが気になる。

 野田首相がTPP参加を今晩表明すると報じられていたが、明日に延期になった。一晩考えるということだそうだ。最近のTPPの議論はおかしくなっている。参加交渉に入ってからの不参加は可能かどうかとか、アメリカのために参加する必要があるとかないとか、だんだん本質が見えなくなってきている。本質から外れるにつれ、強硬な意見を言う人が増えてくる。

 トイレのフロートゴムボールが届いた。さっそく取り付けた。古いゴムボールを触ると手が真っ黒になる。気をつけたがそれでもかなり手に付いた。実質10分程度で取り付け完了。漏れの音はしなくなった。

2011年11月11日(金)
大惨敗?

 巨人の清武球団代表兼GMが記者会見を開き、コーチ人事に渡辺会長が口出しすることを批判した。事前に了承を得ていたのに、9日に急に覆されたと言う。いろいろとやりきれないことが積み重なってのことだろう。ただ、組織内のことだから、外部に向かって会見を開くという手法が適切かどうかは判断が難しい。
 僕がこの件で気になったのは、この件を受けて桃井オーナー兼球団社長が話した経緯の中の言葉だ。桃井氏は会長に事前に相談していたことは事実とした上で、クライマックスシリーズでの「大惨敗」で渡辺会長が考えを変えたと説明した。この「大惨敗」という言葉を聞いて、桃井氏に球団に対する愛情がないことを感じ取ってしまった。クライマックスシリーズで巨人はヤクルトに1勝2敗で敗れたが、悪い試合ではなかった。頑張ったが及ばなかったということだ。決して「大惨敗」ではない。それを大惨敗と表現したのは明らかに上を向いてのことだ。選手やファンのことは眼中にない。誰しも上を向いて発言してしまうことはある。けれど、外部に向かってこの言葉はないだろう。

 野田首相がTPP交渉参加を表明。正確には「TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入る」ということで、事前協議には入るという言葉も報道で使われている。TPP反対派は大反発しているのかと思いきや、妙に納得している。参加表明ではなく、事前協議参加表明だかららしい。何を言っているのだろう。さっぱりわからない。

2011年11月12日(土)
意図的言い換え?

 昨日の桃井オーナー兼球団社長の会見を朝日新聞朝刊で見ると言葉が違っている。「クライマックスシリーズ第一ステージで負け、会長としては状況は変わった、見直しが必要という判断だったと思う」と語ったと書かれている。「大惨敗」という桃井氏の考えは全く反映されていない。新聞に書かれた言葉での説明もあったのだろうか。あったにしても、引用する場所を間違えていると思う。もし朝日新聞が言い換えたなら、括弧でくくってはいけない。

 昼に息子と近くに開店したスポーツ店DEPOに出かけた。野球用品を見た。今回購入は無し。

 午後から日本シリーズ第1戦をTV観戦。両チームとも打てない状況の中、中日が逆転でソフトバンクを2対1で破る。チェンが徐々に調子を上げて1点に抑えたことが勝因。

 夜、明日から開催される少年野球新人戦の開会式に子どもたちを送迎する役として、参加した。時間は6時から。場所は橿原運動公園の軟式球場。来賓で市長や森山県議、岡県議が来ていた。


 口内炎がようやく直った。

2011年11月13日(日)
外壁塗装

 たまに外壁塗装のチラシが郵便受けに入っていて、数日してからチラシを入れた業者さんから電話がかかってくる。今まではあっさり断っていたが、そろそろという思いもあり、一度話を聞くことにした。今日来られて説明を受け、見積もりももらった。やってみたい気にはなったが、本当に大丈夫かどうかはわからない。他も当たって比較してみるしかない。

 新人戦は敗退したと妻からメール。公式戦はしばらくない。

2011年11月14日(月)
腹痛

 夕食後、急に腹痛がして下痢。やや貧血気味で眠気がしてきた。妻からもらった薬を飲んで9時に就寝。

2011年11月15日(火)
回復

 昨日9時に寝て今日は7時起床。薬が効いたのか腹痛は治まった。

 仕事帰りに義父のお見舞い。今週末にようやく退院見込み。

2011年11月16日(水)
イタリア国債

 朝刊一面に「イタリア国債 再び急落」の記事。昨日の欧州市場でイタリア国債金利が一時7%台に入った。7%台は財政運営が厳しくなる危険水準とされている。
イタリアの債務残高はGDPの120%と高いものの、単年度での財政状況はさほど悪くない。プライマリーバランスは黒字とされている。日本は債務残高がGDPの220%あり、単年度での赤字も大きい。当面の目標とされているプライマリーバランス黒字化の目途も全く立っていない。国債の多くは固定金利だそうなので国債金利が上がってもすぐに利払いが急増するわけではないが、続くと当然利払いが増える。もし、7%になれば、今より利払いが40兆円増え、税収が全部吹っ飛んでしまう。

 こんな状況なのに、まだ日本では危機意識が少ない。これでやっていける訳がない。

 コナミ+4.2キロ。

2011年11月17日(木)
牽制は1回だけ。財政と社会保障(1)

 今日の日本シリーズの解説は野村克也氏。7回表、一塁ランナーのスタートを見た野村氏は、チェン投手の牽制は1球だけというデータがソフトバンクにあるんじゃないかという話をした。
 次の投球前にチェン投手は牽制を1回した後に投球し、ランナーはスタートした。打者はファウル。
 次は牽制無しで投球。ランナーは動かず。
 さらに次は牽制1回してから投球し、ランナースタート。
野村氏の指摘は当たっていそう。さすがに目の付け所が面白い。


 現在の年金制度は、必要な原資をその時の現役世代の保険料でまかなう賦課方式が基本となっている。原資の一部は税金から支出され、年間6兆円ほどになるようだ。高齢化が進むにつれ、多数の高齢者の年金を減少している現役世代が支えることになる。今、年金を受給している人の多くは、払った保険料以上の年金をもらっているのに対し、現在の若い人は払った保険料を下回る年金しかもらえないと言われている。
 ただ、年金を損得で考えるのは間違っているように思う。想定より早く死んだ時のリスクを回避するのが生命保険で、想定より長く生きた場合のリスクを回避するのが年金だという考え方を聞いたことがある。
 年金を自分の収入と考えるのではなく、リスクを回避するためにお金を借りるという風に発想を変える制度にしたらどうかと考えている。
 つまり、生きているうちは年金を受給するが、死んだら返金するという制度である。
例えば、年金は年70万円受給したとして20年受給すると、1400万円になる。死んだ時に1400万円以上の資産がある場合は、1400万円を返却するのだ。
もし受給した年金額の半分の700万円の資産がある場合は、700万円だけ返金する。残した資産は年金を受け取っていたからこそ残せた資産だ。だから受け取った年金を預かった、または借りたと考えて、死んだら返すというのは特に無理がないように思う。
 返却されたお金は、年金の原資に回す。すると、若い世代から高齢者へのお金の流れを、死者から高齢者へ、または今後受給する若い世代へのお金の流れへと変えることができる。
 ここでは年金だけを考えたが、医療保険も同じに考えて、利用した公的医療保険の金額分を死んだら返すのだ。さらに社会保障全体に広げ、生きているうちは積極的に利用し、死んだら残った資産から可能な限り支払う。こういう制度が良いと思う。
 その場合にどの程度社会保障に回すお金を増やせるのかを調べてみたい。
 

2011年11月18日(金)
超光速、財政と社会保障(2)

 ニュートリノが光より速い速度で移動するという発表が9月にあった。発表したグループに参加しているイタリア核物理学研究所が同じ実験を行い、やはり光より速い速度を観測した。同じ装置での同じ実験で同じ結果が得られたというだけではあるが、実験の精度は大丈夫なようだ。ブレーンワールド仮説(10/30)登場か?

 昨日の年金制度に関係して、亡くなった方の残した資産、それまでに受け取った年金額、医療保険を用いた金額のデータがないか探している。年齢別の貯蓄額はあるが、亡くなった方に焦点を当てたデータは見つかっていない。
 高齢社会白書によると、高齢者世帯の年間所得平均は297万円。公的年金・恩給が209.8万円、年金以外の社会保障給付金3.2万円
 貯蓄額は世帯主が65歳以上の世帯では2305万円(全世帯平均1638万円)
。4000万円以上の世帯は16.8%を占めている。
 高齢者は平均で年間200万円程度の公的年金を受け取っている。5年受け取っただけでも1000万円になる。2305万円のうちの少なくとも1000万円は年金から貯蓄に回ったと捉えることができる。年間100万人が亡くなるとして、50万世帯から1000万円を回収できたら、5兆円になる。思ったより金額がやや小さい。

2011年11月19日(土)
オウム事件刑事裁判終結間近

 オウム真理教が起こした坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件の刑事裁判が21日に終結する。現在までに12人が死刑、5人が無期懲役。毒ガスを作って撒くという殺人を行う宗教集団が日本に現われた衝撃は計り知れない。幸いなことにそれから十数年の間には同じようなことは起こっていない。経済的に不安定になっていったときに、精神的不安を偏った方法で解決しようという集団が現われても不思議ではないが、決して起こって欲しくない。
裁判は終わるが未だ逃亡中の容疑者がいたはずだ。1995年か96年頃は僕が住んでいたハイツにも警察が回ってきたりしていたことを思い出す。

 義父が退院するので病院まで迎えに行った。家に帰る前に散髪に行きたいとのことだったので、料金の安い散髪屋さんに寄った。9席あってほぼ満席だった。

2011年11月20日(日)
ソフトバンク日本一

 ソフトバンクが中日を4勝3敗で破り日本一になった。ソフトバンクはクライマックスシリーズ制度が導入されてから日本シリーズに進めなかった。その分、喜びは大きかったようだ。試合終了後、選手一人ひとりと抱き合う秋山監督の涙が印象に残った。

 妻の実家からタンスをひとつ業者さんに運んでもらった。タンスのサイズを測って納戸のレイアウトを決めて予定していた場所に収めた。しかし、タンスの中央部で採寸したため、下部が3センチ幅広になっていることに気づかず、他のタンスを予定した場所に置くことができないことが判明。痛恨のミスだ。まだ廊下にタンスが置いたまま。

2011年11月21日(月)
風邪

 くしゃみが出て鼻水も出る。今回は昔から馴染みの症状で風邪だ。先ほどPLを飲んだので一晩眠れば直るはず。
 妻から風邪をひいていたらインフルエンザの予防接種を受けられなくなるので早く直して予防接種を受けて来いときつく指導。家族3人は先週に済ませている。

2011年11月22日(火)
オウム真理教刑事裁判終結

 昨日の最高裁での死刑判決で、一連のオウム真理教の刑事裁判は終結した。189人が罪に問われ、死刑13人、無期懲役5人など計188人に有罪判決が下った。事件発覚当時の信者は僕と同世代が多かった。事件を起こしたのは89年から95年で、時代の閉塞感は今の方がはるかに強いように感じる。しかし、満たされない心は僕にも常にあったし、彼らにもあったのだろう。起こした行動の違いは大きいけれど、心の状態に行動ほどの差はないような気がしている。

 朝にも風邪薬を飲んだため、昼過ぎまで強烈な眠気が襲われた。何とか持ちこたえ、3時ごろから楽になった。

2011年11月23日(水)
円高、立川談志死去

 何となく落ち込んだ気分で一日を過ごした。そんな中、「最終戦争論(石原莞爾)」を読み終え、「弱い日本の強い円(佐々木融:日経プレミアシリーズ)」を半分ほど読んだ。大震災後の円高、円高で株安という状況をどこまで理解できるか

 立川談志死去。75歳。

2011年11月24日(木)
予防接種、同窓会費

 仕事帰りに近くの医院でインフルエンザの予防接種を受けた。2200円。待合にいた方の何人かは同じように予防接種を受けに来ていたようだ。最近は受ける人が多くなった。

 神戸の小学校の同窓会の資金700万円を着服した容疑で同窓会前会長が逮捕された。同窓会の銀行口座から2回預金を引き出し、残金はほとんどなかったとのこと。業務上横領という罪名になるようだ。
 今、中学の同窓会のお金を十数万円預かり、銀行口座を作って管理している。これを使うと業務上横領になる。覚えておこう。

2011年11月25日(金)
車広告、商品

 今日の朝日新聞朝刊に、3つの車メーカーの一面広告があった。6面にメルセデスベンツ、10面にボルボ、12面にフォルクスワーゲン。協調して売りに来ている。ちなみに広告に出ている車は一番安い価格で、フォルクスワーゲンが279万円、ボルボが375万円、ベンツは価格記載無し。新聞をめくっていくと、スバルが広告を出している。こちらは154万円から。日本車で話題になるのは小型、高燃費、低価格のものだ。今後は200万円を越えるクラスの車を外国メーカに取られてしまうのではないかと今日の広告を見て感じてしまった。

 電通が今年の「話題注目商品ランキング」を発表。1位は昨年に続いてスマートフォン。そこまでは別に良い。4位になでしこジャパン、5位にAKB48。グループを商品として扱うのはもう仕方ないのかとやや諦め。でも、6位の「芦田愛菜さん」に至っては認めてはいけない。芸能人だから商品として扱ってもよいと電通は考えているのだろう。しかし、一人の子どもを商品として扱って発表することに異論はなかったのだろうか。間違っている。絶対に間違っている。

2011年11月26日(土)
西本元監督死去

 昨日、阪急と近鉄の監督を務められた西本幸雄氏が亡くなられた。91歳だった。監督をされていた頃はパリーグのTV中継は少なく、あまり西本監督のイメージがない。TVでは西本氏と関連付けて1979年の日本シリーズでの江夏の21球が取り上げられているが、日本シリーズしか万人の記憶に残る試合がなかったのかもしれない。
 思い起こせば1979年、1980年
は広島と近鉄の日本シリーズだった。前年の1978年のセリーグは広岡ヤクルトが優勝している。その後に2年連続で古葉広島がセリーグの覇者だったことになる。巨人のV9が1973年で終わり、弱かったチームが優勝するようになった面白い頃だった。

 午後から息子とアルルへ。らーめん一刻堂で昼食、FLAXUSで妻用のスリッパを探し出して購入、喜久屋書店で息子が雑誌1冊、僕が文庫本3冊購入。今年は読んでいる冊数が割合多いので、それ以上のスピードで購入しないといけない。アルルの帰りにスバルに寄って車を見てから帰宅。

2011年11月27日(日)
「愛していると云ってくれ」

 カセットテープを聴きたくなった。選んだのは中島みゆきの「愛していると云ってくれ」。たぶん初めてレンタルレコード店で借りたアルバムだと思う。
A面、「元気ですか」「怜子」「わかれうた」「海鳴り」「化粧」
B面、「ミルク21」「あほう鳥」「おまえの家」「世情」
この頃の中島みゆきの曲は言葉が前面に出て、ストレートでわかりやすい歌詞が多い。ただし一方で「世情」など解釈が必要な曲もある。聴き入って今日だけで2回聴いてしまった。次の車ではオーディオにカセットを付けようか。

 妻と買い物をして家に帰ると妻の実家から留守電が。午後から病院へ行くなどバタバタした。

 大阪ダブル選は橋下市長、松井知事となり、大阪維新の会の勝利に終わった。大阪府民、大阪市民が選んだ結果だ。当然選んだ責任がある。

2011年11月28日(月)
渋滞

 仕事帰りの道が渋滞。京奈和に乗って流れていると思ったら出口で2キロ渋滞。結局、普段より30分以上かかった。

 昼に日経新聞のHPを見ていると、10年物国債利回りが1.065%に上昇と出ていた。じわじわと来るのかなと思ったが、ここ数年の利回りを見ると、小さな幅で上がったり下がったりを繰り返し、1.065%は低い水準だった。


 まともなことを言う人はいて、それに共感する人は少なくはない。けれど、それが社会を動かす力にならない。大阪ダブル選でもそうだし、「脱原発」でもそうだ。「脱原発」は社会の声かと一時は思ったが、もう消えつつある。共感しても活動しないために弱くなっていく。

2011年11月29日(火)
全部あげる

 大阪ダブル選での橋下陣営勝利に関して、昨日の朝日新聞には「突破力求めた民意」と解説した。橋下陣営に投票した側から見ればそう言えるのかもしれない。でも外から見ると少し違う。
大阪府民は、先の統一地方選で大阪維新の会を勝利させ、今回は知事と市長を勝たせた。一連の結果は、議会による監視などはどうでもよい、全部の力をあげるから何でも好きにやって、という大阪府民の意思表示だ。平松陣営がいくら「独裁」と批判しても勝ち目はなかった。

 沖縄防衛局長が辺野古アセスメントに関して不適切な発言をしたとして更迭された。くだらないことを言ったことは間違いない。ただ、報道各社との非公式な懇談の時の言葉だ。公式の場と非公式の場は違う。そこは報道する側も区別すべきだ。

 寝違えたような首の後ろ側の痛みと肩こり、それに口内炎。さっき右肩に湿布を貼ってもらった。

2011年11月30日(水)
東芝3工場閉鎖、大阪デモクラシー

 読売新聞のHPに下記の記事。
 『東芝は30日、光半導体を製造する北九州工場(北九州市)と「浜岡
  東芝エレクトロニクス」(静岡県御前崎市)、パワー半導体の組み立
  てを行う「東芝コンポーネンツ」(千葉県茂原市)の3工場を2012
  年度上期中に閉鎖すると正式発表した。
  約1200人の正社員は他の工場などに配置転換する。1ドル=77
  円台の超円高が続き、収益を得ることが難しくなったため、半導体
  の国内生産体制を抜本的に見直す。』

 今読んでいる本から判断すると、円高はまだ当分進行しそう。日本の貿易黒字とアメリカの貿易赤字。さらにそれをバランスするほどアメリカの金利が高くないこと。これによって円高が進行する。輸出割合の高い電機産業は今後も厳しい。

 朝日新聞夕刊に、「大阪デモクラシーの行方」という記事あり。幕末の「ええじゃないか」に似た雰囲気を感じるという声や、爽快な主張の政治家を選んで溜飲を下げ、後は任せきりでは解決にならないという意見を紹介している。問われているのは政治家ではない。

 肩こり、首の痛みはかなり和らいだ。口内炎はもう少しかかりそう。明日は京都出張。

2011年12月1日(木)
特急

 京都の丸太町に出張。7時前に京都直通の急行がなかったので、数日前に特急券をインターネット予約した。
今朝は冷え込みが厳しかった。けれど7時過ぎの特急に乗ると、気持ち悪いほど暑い。せっかくお金を払っているのに気分が悪く損した気分。
そんな中、ふと前を見ると、小学2年生くらいの子が2人別々の席に乗っている。朝早くから大変だなあ、と思ったものの、毎日特急で通学?と思い直して、そこまでして私立に通う必要があるのかと疑問を感じた。

2011年12月2日(金)
今日も京都

 昨日と同じ電車で京都へ出張。学会のイベント終了後、京都駅のイタリアレストラン「ITARICO」で実行委員の反省会。ワインを結構飲んだ。

2011年12月3日(土)
4時50分

 4時50分に起床。始発電車に乗ってマーチングの練習に行く娘を八木まで送る。帰ってから朝食を取って、また寝る。8時過ぎに2度目の起床。何となく疲れた気分で動きが悪い。結局ぼおっとして一日過ごしてしまった。

2011年12月4日(日)
「神様」が教科書に

 新聞の書評欄に井伏鱒二の名前があるのを見つけた娘が、教科書で習っている太宰治の「富岳百景」に出てきたと話した。近くに国語の教科書があったので見せてもらうと、なんと教科書に川上弘美の「神様」が載っている。「くまに誘われて散歩に出る」は教科書にも出ていたのだ。出版社は明治書院。
娘に「神様」が載っていると話すと、学校では飛ばしたとのこと。出だしを読んでみ、というとすぐに読み始めた。やはり書き出しのインパクトは強かったようだ。ラストが意味深だね、というのが感想。残念なことにラストの記憶は僕にはなかった。今度は僕が読んでみなくては。
「神様」を教科書に載せるセンスはすばらしい。けれど、どういう風に教えるのか。押し付けの解釈は厳禁だ。

 昼過ぎまで体調が今ひとつだったが、午後からようやく普段に戻った。戻った頃に休日が終わってしまうのが哀しい。

2011年12月5日(月)
肩痛

 右の肩が痛い。正確には右肩と首の後ろと背中の間あたり。かなりのだるさ。最近はどこか調子悪い時が多い。体調がすぐれず運動不足、それが体調の悪さに繋がるという悪循環になっている。

2011年12月6日(火)
神様2011

 10月28日の朝日新聞に川上弘美は今年「神様2011」を発表したことが書かれていた。それから1ヶ月余り経った一昨日、川上弘美の「神様」が高校の国語の教科書に載っていることを知った。「神様2011」はいつか読むに違いないと思っていたが、一昨日に今がその機会に違いないとアマゾンで注文した。
 帰宅するとアマゾンから本が届いていた。わずか50ページの本だ。「神様」と「神様2011」の両方が掲載されている。一気に読んだ。
 「くま」と「わたし」の不思議な日常が放射能の影響を受けている。圧倒的な力が同じ日常であることを許さない。小説の世界ですら汚染されている。恐ろしく哀しい話だ。
 こんな恐ろしい状況があるのに、もう原発事故を忘れている。電力供給は気にするのに原発周辺の人の住めない地域のことは忘れている。
 原発輸出、核抑止。想像力の貧しさだ。

 昨日の夜に妻からもらった薬を飲み、アンメルツを塗り、寝る前に湿布を貼った。おかげで今日は気にならずに過ごせた。

2011年12月7日(水)
クリスマスツリー、「草上の昼食」

 仕事帰りに病院へお見舞い。帰宅後、屋根裏からクリスマスツリーを降ろし、息子と飾る。昨年は12月3日に飾ったので4日遅れ。今年は結構バランスよく飾れた。

 短編集『神様』に表題作「神様」とともに「くま」が出てくる作品がもう一つあったことを思い出し、『神様』を書棚から出してきた。作品名は「草上の昼食」。「神様」を読んだ後で読むと、切ない。「くま」も「わたし」も僕自身とのつながりが生まれている。

2011年12月8日(木)
群馬大教授処分

 読売新聞のHPに気になる記事。群馬大教授がツイッターへの書き込みで処分を受けた。福島県の農家をオウム真理教信者に例える記載をしたためだ。
書き込みは不適切だ。ただ、大学が自らの判断ではなく社会の批判を恐れたための処分と見受けられるので気分が悪い。馬鹿なことを言っていれば社会からの信頼は失われる。いちいち処分する必要はない。
 最近は一つの小さなことを大騒ぎしている。小さな騒ぎは大事なことから目を逸らさせる役割を果たす。



[読売新聞HPより]
 福島第一原発事故による放射能汚染地図をいち早く作製したことで知られる早川由紀夫・群馬大教授(55)(火山学)が、簡易投稿サイト「ツイッター」に、福島県の農家をオウム真理教信者にたとえる書き込みをしたなどとして、同大は7日付で訓告処分にした。
 同大によると、問題になったのは「セシウムまみれの水田で毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者と同じことをしてる」「福島の農家が私を殺そうとしている」などの書き込み。6月以降、再三注意したが改善されなかったという。
 早川教授は8日、記者会見を開き、「放射能の危険性を多くの人に迅速に伝えるために、あえて過激にした。処分は学問の自由を奪う行為で、大学の自殺」と批判した。
 同大の堀川光久総務部長は「研究成果とは言えず、言論統制ではない。大学にも多数の苦情が来ている」とし、改善されない場合は懲戒処分も検討するとしている。
 JA福島中央会の橋本正典総務部長は「農家の苦しみを全く理解していない。国立大の教授という立場ながら無責任極まりない」と話している。


2011年12月9日(金)
忘年会

 会社の忘年会のため、電車通勤。いつものように香久山駅まで歩く。駅から香久山方向を見たが、今日は幾重もの山々は見えなかった。

2011年12月10日(土)
始発

 先週に続いて始発電車に乗る娘を八木駅に送った。 昨日の雨と昨晩から冷え込みで車が氷で覆われていた。フロントガラスの氷の厚さは経験ないほど厚かった。早めに用意していてよかった。
帰宅後、朝食を取って再度休む。全国大会まであと一週間になった。

 息子は午前中野球の練習、妻は仕事。午後から息子と出かける。「のらや」で昼食。田原本図書館、宮脇書店、ステーショナリー、トヨタネッツに寄って4時ごろ帰宅。その後、久しぶりにキャッチボール。少し暗いとボールが見にくい。集中していないと危ない。練習用のバトミントンの羽根でバッティング練習。

2011年12月11日(日)
用事いろいろ

 午前中、実家でkcnと打ち合わせ。午後から妻の実家に寄ってから病院へお見舞い。途中で妻と抜けてイオンで買い物。その後、病院に戻ってから帰宅。さらに一人で不用品を持ってセカンドストリートへ。しかし、駐車場満車で入れずそのまま帰宅。夕方から高校同級生3人での忘年会の予約の電話をする。10軒以上電話してようやく1軒確保したものの、30分遅れのスタートになってしまう。
10時過ぎ、八木駅に娘を迎えに行く。年末にかけて宿題はたくさん残っている。

2011年12月12日(月)
週明け冷え込み

 夕刊を見ると、次の日曜は冷え込みそう。娘の所属するマーチングバンドが宿泊する場所の気温予想をネットで見ると零下5度。厳しい寒さのもとでの早朝練習になる。
 仕事中に頭痛。今は肩こり状態。すっきりした日は少ない。

2011年12月13日(火)
セカンドストリート

 日曜に駐車場満車で入れなかったセカンドストリートに寄って衣類を売りに出した。売上げ600円強。スーツはネーム入りのため売れず。紳士服店の下取りサービスに出すことになりそう。

 朝も頭痛がしていたが、ロキソニンで回復。

2011年12月14日(水)
インフルエンザ

 朝方、目を覚ましたとき寒気がした。そのまま寝て朝起きた時には寒気はしなかったが、若干不安を感じつつ通勤。職場で同僚の一人がインフルエンザで休みとの連絡が入った。ますます危険。今週家庭内にインフルエンザを持ち込むわけにはいかない。今日一日は無事だった。予防接種をしておいてよかった。

 家電量販店の11月のテレビの売上げは前年比9割減。昨年はエコポイントでTVバブルになっていたとはいえ、衝撃的な数字。

 エコカー補助金復活の見込み。一定の環境性能を持つ普通車を買うと10万円の補助金が出る。年末に買ったものから補助が出るようだ。以前は環境性能にほとんど関係なく補助金を出したが、もっと対象車を絞らないといけない。

 今月2回目のコナミ。+3.9キロ

2011年12月15日(木)
財源の目途

 政府は北陸などの整備新幹線の未着工区間の着工を認める方針を固めた、と報じられている。財源の目途が付いたそうだ。どこかで削ったり、どこかから集めてきても、効果があるかどうかわからないことにすぐ使ってしまうから借金は膨らむばかりだ。今回認めた3区間で2兆7500億円。本当にこれだけで収まるかどうかも疑問。新幹線を通すと当然在来線は縮小になる。これが地域の幸福に繋がるのだろうか。おそらく当面は縮小しないために自治体が補助金を出すことになる。これも税金だ。しがらみのない民主党はどこにいってしまったんだ。

 2004年12月13日に次のように書いた。路線着工予定が決まっていないうちに新幹線福井駅着工を認めさせた連中は「してやったり」だろう。ここでも僕たちは負けている。

【7】恥ずかしい福井駅
・与党は、整備新幹線の3区間の来年着工を決定。事業費1兆2千億円
・北陸新幹線は、富山-金沢間で着工。開通は約10年後。なぜか、同時に、新幹線の線路のない福井駅の駅舎工事も着工。
 ⇒福井県には母の実家があるので、昔からよく行っている。そこで、線路がいつできるかの目処のないうちに駅を先に100億円で作ることを決めた。おそらく駅ができた後は、「線路を引かないと駅に費やした費用が無駄になるではないか」という理屈を使えるということで福井県の国会議員は大きな顔をしているのだろう。なんとも恥知らずなことだ。これを決めたのは、与党の整備新幹線検討委員会のワーキンググループだそうだ。誰がメンバーかを書こうとして今、調べてみたが、現在のメンバーがわからなかった。ここのメンバーは信用してはいけない。

2011年12月16日(金)
出発

 夜8時、娘を駅まで送る。いよいよ全国大会がやってきた。京都の高校に22時集合、23時出発で明日の練習場所である西湖に移動する。西湖のホテルで朝食予定で、そこで17日に出場する八木中メンバーと顔を合わせる。17日は西湖宿泊で18日朝に埼玉へ移動しスーパーアリーナでの本番を迎える。帰ってくるのは月曜。笑顔で帰ってくることを祈る。

2011年12月17日(土)
上野

 昨晩出発した娘を追うように、3人で朝から東京へ移動。11時前に東京駅着。上野のホテルに荷物を置いてから上野散策。
アメ横を歩いてケバブを食べる。トルコ風サンドイッチらしい。結構おいしい。

その後、旧岩崎邸庭園へ。三菱創業者の岩崎家本邸だったところの一部。今でも十分広いが、説明パンフによると往時には現在の約3倍の敷地があり、建物も20棟あった。現在は洋館、和館、ビリヤード室が残っている。洋館とビリヤード室は地下通路で繋がっているそうだ。通路は非公開だが地下への階段だけは見ることができた。建物を建てたのは弥太郎の息子。戦後、国有財産になり、現在は東京都の管理。
岩崎邸のあとは、上野動物園。オカピ、きりん、さいを見たところでレストランで軽食。レストランを出た時には既に3時。この頃から急速に冷え込む。アリクイ、ひぐま、アジアライオン、パンダなどなど、息子の先導に付いて歩く。昔は引き連れていたのに今は引っ張られている。閉園時間の5時直前に動物園を後にした。

 夜、娘からのメールで八木中マーチングバンドは銀賞だったことを知る。なかなかに厳しい。

2011年12月18日(日)
グリ6位

 マーチング全国大会一般の部当日。朝9時過ぎの上野発でさいたま新都心駅へ。今回で3回目なので場所には慣れた。小編成の途中から観戦。11時過ぎから大編成。2つ目のヨコハマスカウツは悪女風のガードが印象的。多少ずれようが勢いで乗り切ってしまうような力を感じた。4番目にグリフォンズ登場。無難に演じたように感じたが、関西大会時の迫力は感じなかった。スーパーアリーナは広いためか、音が出ていないような気がした。娘がミスしたところがたまたま目に入ったが、何とか演じきったようだった。5番目の綾北はガードのライフルの使い方が一番大胆だったが落とす場面もいくつか見られた。ヨコハマロビンズはさすがにうまい。ただやや大胆さに欠けるきらいも。創価ルネは男中心(男だけかも)。うまいのだが、僕の好みではない。天理教愛町は衣装に違和感があった。結果、1位は創価ルネ、2位愛町、3位ロビンズ、4位ヨコハマスカウツ、5位綾北、6位グリフォンズ。

2011年12月19日(月)
江戸城お休み

 朝から江戸城跡を見に行こうと東京駅に荷物を置いてから皇居方向に歩いていった。桔梗門のところに警備の方3名。ふと見ると東御苑閉園という札がかかっている。確認すると月曜、金曜が休みとのこと。せっかく来たのに残念。諦めざるをえない。二重橋の前を通り、桜田門へ。そこをくぐって国会議事堂を眺めた後、日比谷公園へ。ちょうど12時になり、公園内の鐘が鳴った。しばらくすると背広姿の人がぱらぱらを現われ、バットを持ってきて素振りしたり、鉄棒で懸垂したり、エアゴルフをしたり、いろんな人がいた。
 僕らはこんなところにまで来たのに鬼ごっこ。息子を追いかけたが捕まえきれず、これ以上追うと貧血を起こしそうで断念。まだ短い距離なら負けないと思っているのだが、50メートル以内で勝負しないと死にそうになる。
公園のベンチで昼食をとってから再度東京駅まで歩く。戦後GHQが
本部を置いた第一生命ビルに入ってみた。1階だけを少し歩いてみた。どこまで昔の状態なのかはわからないが、立派な建物だった。
 東京駅に入る直前で宝くじ購入。2時前の新幹線で帰路に着いた。今回の埼玉・東京旅行は終了。

2011年12月20日(火)
鼻づまり

 数日続けて断続的に鼻づまり状態。今までこんなことはなかったのに。

 昨日の帰りの新幹線の中で金正日総書記の死去を知った。今後どうなるかは不明。

 マーチングの部門別得点で娘のチームのカラーガードは5位だったそうだ。上位5チームのガードはなかなか良かったので、そこに一つ食い込めたのは高い評価を得たと言える。

2011年12月21日(水)
貿易赤字確実に

 2011年の貿易収支が1980年以来31年ぶりに赤字になることが確実になった。震災による自動車や家電の生産量低下と円高による輸出減少が要因と新聞には書かれている。貿易赤字なら円安方向に動くはずなのだが、未だなっていない。

 鼻づまりはかなり良くなった。けれど舌の裏側に口内炎。上唇の裏の口内炎が良くなったとほぼ同時に発生した。殺菌力が弱っているみたい。

2011年12月23日(金)
忘年会

 夜8時から高校同級生3人での忘年会。場所は八木のKICHIRI。8時からの予約だったが、なかなか席につけない。ようやく席につけたのが8時20分。文句の一つも言いたくなったが、大人なので我慢。3時間ほど気楽に過ごした。口内炎はまだ良くなっていないが楽しい時間は気にならなかった。

2011年12月23日(金)
アルル、病院、実家

 10時前から娘とアルルへ。娘が買い物をする間、1時間はカフェで読書、1時間は本屋などをぶらぶら。本屋では3冊購入。最近は読むスピードが落ちているけれど買うスピードは落ちていないので相当溜まっている。けれど読みたい本は買わないといけない。読みきる自分を信じないと。
アルルでの最後の1時間は一緒に買い物。帰宅は14時ごろ。

 昼食後、妻と病院へお見舞い。
 4時半頃帰宅し、5時に実家へ行って実家の年賀状作成。7時過ぎに帰宅。今年も残り1週間ほど。

2011年12月24日(土)
ごまかし予算

 夕刊に野田内閣が2012年度政府予算案を閣議決定したとの記事。一般予算は今年度より2兆円少ない90兆3千億円。しかし、復興費を特別会計に計上し、基礎年金の国庫負担も特別会計にして将来の消費税増税をあてにした「公布国債」とかを使い、結局、今年度を上回る96兆円を越える大型予算になった。特別会計は減らしていくべきというのが本来の民主党の主張だったはず。ここでも大きな後退。
消費税増税はすべきだと思う。ただ、4年間の任期中は上げないと約束したのだから、増税前に総選挙で信を問うのは当然だ。来年には総選挙をしないといけないだろう。
 2012年には国債の発行額が174兆円になる見込み。もちろん、過去の国債の返済期限に合わせて借り換える分を含んでのことだ。ただ、これだけ発行するとなると、少しでも金利が上がると金利返済が膨らむことになる。どう見ても危険な状態だ。


 夕食はチーズフォンデュ。食後、妻と娘が作ったクリスマスケーキをいただく。今まではスポンジのケーキ台を買ってきて周辺のデコレートだけをやっていたが、今回はスポンジから作成。膨らみが悪かったと言っていて、確かに重みのあるスポンジだったが、とても美味しい。量も豊富で明日も楽しめる。

2011年12月25日(日)
My nose is stuffed up

 鼻が詰まっている、というのを英語で「My nose is stuffed up.」というそうだ。常に詰まっているわけではないが最近詰まっていることが多い。風邪かアレルギーか、年明けにしっかり治そう。他に目の疲れも顕著になっている。2つのメガネを使っているが、合っているのかどうかわからない。目の疲れが肩こりにも繋がっていそうだ。こちらも年明けに眼科に行ってみよう。今年感じているもやもやを年明けの早い時期に吹き飛ばしたい。

 夕食は味噌味のちゃんこ鍋。食後、昨日のクリスマスケーキの残りをいただく。

2011年12月26日(月)
あと5日

 今年もあと実質5日。昨日娘の年賀状プリント。今日は息子の年賀状プリント。自分の分は後回し。表書きの時の紙送りが不安定で、手を添えてやらないといけない。インクカートリッジを買ってしまったのでもう少し頑張ってもらわないと。

 トヨタが小型のハイブリッドカー「アクア」を発表。リッター35.4キロの燃費。エンジンは1.5リットル。価格は169万円から。少し小さい。5人乗り5ナンバーのワゴンのハイブリッドカーの選択肢が増えて欲しい。

2011年12月27日(火)
武器輸出三原則緩和に反対

 夕刊に「武器輸出三原則緩和」の記事。野田内閣の財政政策の方向は賛成だが、原発輸出に続く武器輸出には反対だ。HPに別枠で記載。かなり腹立たしい。
 武器輸出三原則緩和に反対
友人の国会議員にも少しイラついたメールを送ってしまった。

2011年12月28日(水)
インクカートリッジ

 数日前にプリンタのインクカートリッジを買いに電機量販店に行った。エプソンのインクカートリッジはたくさん並んでいたが、僕の欲しい番号のものはなく、もっと番号の大きい、たぶん新しい機種用のものばかりだった。少し離れたところに純正品でないカートリッジが並んでいて、ちょうど僕の機種対応のものがあり、当然少し安いので初めて純正品以外を買ってみた。
 今日、インク切れになった。しかも、黒とカラーが同時。そこで先に買ったエコリカ リサイクル インクカートリッジを付けた。黒は問題なし。しかし、カラーはインクが出ない。クリーニングを2回やってもテストパターンの線の半分も出ない。駄目かもと思いつつ、3回目のクリーニングをすると出ない箇所が少しある程度まで改善。さらに1回したが完全ではない。これ以上やるとインクがもったいないので本番の印字をした。何とか使えたが、かなりインクの出は悪そう。安くてもこれでは次は買わないだろうな。

 明日から1週間休み。最近根気がない。粘りを出さないと。

2011年12月29日(木)
家族忘年会

 朝は銀行へ。わずかな預金と振込みなど。
昼前に妻とオークワ、ジップドラッグ、サンディで買い物
昼食後しばらくしてから息子とキャッチボール。1時間余り横になり、その後、年賀状作成。
夜は初企画、家族忘年会でちゃんこ江戸沢へ。ちゃんこ2種類を醤油味と塩味で楽しむ。雑炊とちゃんぽん麺
で締め。

 うさぎ年もあと2日。

2011年12月30日(金)
不用品廃棄

 午前に出かけたついでに不要な服一着をリサイクル店で売却。400円。その後古いスーツ3着を紳士服店に引き取ってもらう。一応割引券と交換。
 午後からお見舞い。その後、リサイクルセンターに新聞、ダンボール、小さな整理タンスを持っていった。結構片付いた気分。


 民主党は消費税を2014年4月に8%、15年10月に10%とすることを決めた。2009年総選挙時のマニュフェストに任期中は消費税を上げないと記載したことを考慮したものだが、それは消費税増税時は選挙をするという意味だったはずだ。国会内で反対がなければ選挙する意味がないことになるが、現在は自民も公明も反対しているようだ。ならば、堂々と解散総選挙を行うべきだ。停滞感があるので来年前半が望ましいと思う。

2011年12月31日(土)
大晦日

 遂に今年も最終日。朝起きると灯油が切れたと妻に言われ、近くのガソリンスタンドへ灯油を入れに行った。まだ8時過ぎだったにもかかわらず、洗車機前に8台の車が並んでいた。世の中の人はきれい好きだ。
 部屋の片付け、クリスマスツリーの片付けなどした。やり残していることはあるが、今年はこの程度で良しとした。

 夜は焼肉。11時頃には年越しそば。年末はかなり食べた。

 先ほどHPアクセス数を見ると、10906。今年もアクセスしてくれた方に感謝。


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