ナチュラル(自然な)縮毛矯正とは、弱い緩い縮毛矯正ではないと思います。
弱い(伸びてない)縮毛矯正をかけても自然とは見えないですネ!
縮毛矯正も長持ちしませんし、クセや縮毛がまだ残っているということですから。
ナチュラルな縮毛矯正とは、特に男性の場合、理容のアイロン技術が必要だと考えて来ました。
でも私は美容師で理容のアイロン技術はありませんでした。
しかし、最近自然な縮毛矯正を希望される男性のお客様が多くなり、今まで以上に理容のアイパー技術が必須だと確信しました。
ただ、アイパーをしただけでは、縮毛&クセは伸びません。
かといって、美容の縮毛矯正技術でストレートにしてから、アイパーをかけても、ナチュラルウェーブはつきません。
ここに、美容の矯正技術と理容のアイロン技術の合体、融合が必要になります。
クセをストレートにしながら、ナチュラルウェーブを少しプラスすること。
特訓が始まりました。理容のアイロンも手に入れました。
一朝一夕にはいきません。難しかったです。
しかし、アイロンはあくまで矯正したツンツン毛に、ちょっとニュアンス程度の流れとボリュームを出すために使用するだけで、「パンチパーマ」をあてるわけではありませんので、美容師でも練習すれば十分使いこなせます。
ふつう縮毛矯正では、薬液のチカラだけでは縮毛などは伸びきらず、中間に必ずストレートアイロンで熱と適度なテンション、プレスなどを加えて、残った縮毛をきちっと伸ばします。
この中間のストレートアイロンのところに理容のアイロンパーマを入れたら!?
ダメです。クセは残りますし、これこそアイパー&パンチ です。
クセ、縮毛は伸ばさないといけません。 どうするか?
え!?ハイ お客様だけが実感できると思います。
5cm以下でも縮毛矯正をかける事は可能です
2cm以下の所も可能ですが、「矯正の伸び、持ち」は少し弱いかもしれません。
でも男性は髪短い場合が多いですから、それまでにカットしてしまうでしょう!
2ヶ月もたてば気になりますもんネ。
これは男性にも女性にも、言えることですが、ストパや縮毛矯正をされる人は髪をセニング(ハサミで梳く)しすぎないようにして下さい。 つまりソギソギになっているクセ毛や縮毛は、うまく
矯正をすることが難しいのです。表面がツヤのある状態になりません。
短い毛は伸ばしにくいですし、特に男性で根元からソギが入っている時はまずいです。
跳ねやすい状態になる場合もあります。
女性の場合も、シャギースタイルが多いですが、あまりに毛先の毛量が少ないと毛先が伸びにくいだけでなく、傷みやすくなります。毛先だけフワフワして落ちつきにくくなります。キレイではありません。
レザーカットされている髪の場合、矯正後2~3ヶ月して、毛先がビビルようになるときがあります。いや多くがクニュクニュ曲がってきます。
ヘアーデザインもありますが、ストパや縮毛矯正のヘアースタイルにはレザーによるソギソギカットは避けたほうが無難ですよ。