天使の輪を求めて

ハイブリッド処方

くせ毛、縮毛と言っても、色んなタイプがあります。さらに、それぞれパーマ、カラー、ブリーチ、アイロンセットなどにより、ダメージもさまざま。
同じお客様でも、1回1回髪の状態は異なります。カラー直後、カラー2ヶ月後、矯正毛にパーマをあてて、気に入らないので取りたい時など、根元から中間、毛先と全部薬液は変えます。
結果、従来の15種類を遙かにオーバーした、薬剤の種類になりました。薬剤の使用方法もメーカーマニアル通りではなく、その場に合った薬剤選定です。

女性の縮毛矯正

ビビリ毛の矯正

通常では手に入らない高濃度毛髪補修剤と中性システアミンとチオグリセリン!!
本物の補修剤でないと出来ない結果が、ここにあります。と言いたいところですが、実際「ビビリ毛」は完全に元のキレイな髪に戻すのは簡単ではありません。難しいです。

自分なりのヘアケア、または従来のパーマやホームカラーを続けてきたために、
現代人の髪は、どんどんむしばまれています。

キューティクルが損傷したために、内部のマトリクスおよびコルテックスの一部が崩れて流出し、 髪の色素であるメラニンは形が崩れてスカスカに・・・。

 こんな髪は、水にぬらすと『もづく』のように「ビョーン」とのびて、ちょっとひっぱっただけでも切れてしまいます。この状態でヘアダイをしたり、普通にパーマをかけたら大変です!!
髪はきっと溶けてしまうか、損傷しきって、ブチブチきれてしまうでしょう。

この状態の髪をビビリ毛と言います。
ブリーチやヘアダイ、そして過剰なパーマ処理で傷んだ髪。
 さらに、それをドライヤーやストレートアイロンの高熱処理で熱変性をさせ、髪の表面が縮緬状に
萎縮してしまった結果、髪は過収縮をしてしまう。。。そんな傷みきって手のつけられなくなった髪を改善するのが「ビビリ毛矯正」です。

ビビリ毛矯正は、「髪の改善」であって再生しない髪を「直す 治す」というレベルには現実には届きません。これはどのサロンでも言えることだと思います。 「ビビリ毛矯正、修復」=「改善」であって、持続期間も数日~1ヶ月が良いところと、ご理解ください。

ビビリ毛矯正のお客様LinkIcon

矯正アイロンによるビビリ毛

アイロン熱による毛髪の炭素化、高テンションによるちぢれ毛、ビビリ毛はトリートメントだけでは改善しません。

毛髪が堅くなり変なクセがしっかりついているので、特殊な薬液(化粧品扱いのトリートメント)で毛髪を矯正します。

ビビリ毛矯正の前後で、ラメラ液晶構造の疎水トリートメントを行います。

※あまりに激しいビビリ毛の場合、キレイにビビリ矯正出来ないことが、あります。
※また特殊な薬液(化粧品扱いの還元作用のあるトリートメント)も作用させるので、軽いダメージの場合だと、あえてビビリ修正はせず、ホームケアを徹底的に続けられるほうが良いこともあります。

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初めての酸性スピエラ。

初めての酸性スピエラ
これこそ、髪を痛めない と言い切れる(初めて)初の薬剤です。
今までの薬剤は、ほとんどが、アルカリ性域でしか、パワーを発揮しないものであり、髪はアルカリに非常に弱い性質であるため、ダメージは半ば避けられない状態でした。
特に強い縮毛を矯正する場合は、薬剤そのものが、強くなければなりませんでした。

スピエラは、アルカリで髪を軟化する必要がなく、酸性域で1番パワーを発揮します。
髪の傷む最大の原因がアルカリ剤です。このアルカリを使わない酸性スピエラによる縮毛矯正は、髪を傷めず縮毛矯正できる画期的なものです。健康毛の部分には使わず、損傷毛の部分に使います。

酸性パーマ

今は当たり前の塗り分け法。

縮毛矯正剤について:徹底した塗り分け法
縮毛矯正において、いいかげんは絶対に許されない。 一度痛んだ髪は二度と元の健康毛には戻らないから。
髪質に合わせ、特に前に矯正した部分と新しく伸びた縮毛の部分との境目を強弱の薬を、キチット塗り分ける技術が大事です。
いくら、良い補修剤を駆使しても、クスリの塗布が雑では、元も子もないのです。

男の縮毛矯正

男性の縮毛矯正は自然さが1番。

ナチュラルさが1番。ビシーッと伸ばせば、ナチュラルさが無くなる。
男性のストレートや縮毛矯正では、いかに自然なスタイルになるか!が大切です。
伸ばしきると、ペタンコの変なスタイルになっちゃいます。
ジャニーズ系のスタイルなら「毛先までツンツンにしてやればイイんですけどねー。
それでも、根元は、潰れていないようにしないといけない。

男性のナチュラル矯正

男性のショートスタイルの縮毛矯正は、難しいです。
伸ばしすぎると、「カッパ」になります。根元もペタンコでヘアスタイルになりません。 
「弱めに伸ばす」とか「根元を多めに残して矯正する」というサロンもあります。
弱い薬で軽く伸ばせば、根元もフワッとしますが、クセは残りますし、すぐに戻ります。
根元のクセや縮毛が気になる方は、やはり「根元から」伸ばして欲しいでしょう。

髪の自由を出来るだけ無くさずに、クセ、縮毛を伸ばします。
生え際や耳周りのクセは、気になるものです。ペタンコにはしたくないが、クセは伸ばしたい。根元付近まで塗布します。
根元には、コットンやティッシュなど挟み込んで、伸ばしながら根元のボリュームを残します。
プレーンリンス前、根元は潰れていません。
メンズの根元アイロンを使って、おもにフロント、トップに立ち上がりと自然な動きを出るようにします。
次に他をロールブラシを使って、髪の根元と毛先に丸みを付けながら修正ブローします。この修正ブローもポイントです。
あと、細いストレート&カールアイロンも使います。
ショートといえども2液は確実に。(ボリュームを崩さないように)

ドライヤーで乾かしただけで、自然な立ち上がりと、ストレート感が欲しい。
手ぐしでスタイルが決まる男性の縮毛矯正がの私の理想です。

ワックスでさらにツンツン感や動きが出せるように。 詳しくはLinkIcon

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ロング、縮毛矯正、京都

ストレートまたはカールのヘアアイロンをお使いの方いらっしゃいますか?

その際に間違った方法で使用すると、髪を傷めたり、頭皮・顔などヤケドする恐れがあります。
TV通販でもよく宣伝されていますが、「~だからこのアイロンは傷まない」ということはありません。
また縮毛矯正をしている場合は変なクセが付く場合があり,また毎日の高熱によるダメージが一番恐ろしいことです。キレイにしているつもりが、逆にダメージを増していることになります。
次の事に注意して使用してください。
A、アイロンの熱から守る保護剤(アイロン用ヒートケラチンやナカノ グラマラスカールなど)をつける。
B、必ず髪がしっかり乾いている状態でアイロンを使用する。
C、長時間・何度も同じところにアイロンを当てない。【アイロンの温度は 100°~130°を目安にして下さい
AとCは髪のダメージを抑えます。Bはヤケドを防ぎます。
 少しでも髪に水分が残っているとアイロンを当てた時に蒸気が出てその蒸気でヤケドする事があります。 
特に顔の周り、生え際、根元部分をする時はご注意ください。

縮毛矯正を施術する時などにヘアーアイロンによる髪のハイダメージで、縮毛矯正ができない場合も出てきますし、毛先などがチリチリ、バサバサになる原因にもなります。縮毛矯正の時は、サロンアイロンの温度は180°。ダメージのある毛先でも150°前後で使用します。 これは特殊な例で、ご自身では低めの温度に設定してくださ。
もし アイロンをされている方で縮毛矯正を施術する方は最初に、美容師にアイロンでセットをしている事を必ず言いましょう

毎日アイロンを使用すると 髪の中の水分が蒸発してパサパサになりますので 洗い流さないトリートメントなどで、常に髪に油分を補給する必要があります。