こんにちは、美容室オービットです。
店名の"オービット"とは、「恒星の軌道」。
宇宙の恒星は、大宇宙を進む自分の「道:軌道」があり、その軌道は、広大で、魅力ある、未知の空間へ伸びています。
私たちも、お客さまと一緒に「光続ける星でありたい」と願いを込めて名付けました。
サロンのあるこの地は自然がいっぱいで、子供を育てるには良い環境ですよね。
そのような爽やかな土地にふさわしい店でありたいと思い、私たちはお客様に気持ちよく、サロンのドアを開いてもらうため、爽やかなサロン作りに努めています。
薬液のニオイがあまりしないのも、その一つです。そして、私たちの店に来られたお客様には、「ヘアスタイルも心も軽くなって笑顔になって欲しい」と思っ
ています。
その為に、手入れが楽なスタイルを提案させていただき、リラックスできる雰囲気作りに気を配っています。
私は京都河原町で修行を積み、生まれ育ったこの地に戻り、オープンして十数年が過ぎました。
大好きな生まれ故郷でじっくり腰を据えてサロンをやりたかったのです。
まず家を買い、同時に結婚。当時妻は学校を出て美容師免許取りたてのかわいい娘でした。今では・・・いえ、今でも可愛い妻です。
借金し家を買い、改装し、結婚するのを、2ヶ月でやっちゃいました。借金ばかりで、電子レンジも無く、テレビも16インチ1台、シングルベッド1つ、小型の冷蔵庫1台。
店以外にエアコン無し、もちろん車もありません。「南こうせつとかぐや姫」の「神田川」(ちょっと古いですね!)の世界でした。
オープン後は、すべて手書きのカードを毎晩2人でポスティングして回り、イヌに吠えられることもたびたびでした。でもすごく楽しかったなあ・・・て、いい思い出です。
その、昔(今でも)可愛かった妻からは、今では「ずぼら、がんこ、注意にすぐむかつく」と言われますが、自分では「素直、やさしい、家族が一番」と思っています。
このギャップって、いったい何なんでしょうね?
オープン当時からの想いは一つ
「髪を痛めない、髪を大切にしたい」という、
お客様の願いを叶える
ことが私たちの使命ということです。だから髪をいたわりながら施術する薬液と技術にこだわってきました。
そのため薬剤・技術勉強会に多くの時間と費用をかけてきました。
そして、この事に賛同してくださる多くの方との出会いがオービットの力になりました。
少女の頃の、あの質感を甦らせるため、自分たちが納得した薬剤しか使いません。
ニオイや刺激の非常に少ない薬液にこだわっています。
その為には、どんなにコスト的にきつくても本当に自分たちが良いと認めた薬剤しか使いたくないのです。これは、どうしても譲れないこだわりなのかもしれませんね。
あなたに感動していただくためには、私たちは労を惜しみません。いつも「お客さまの希望をジックリと聴こう。
髪のことをもっとお客様に伝えよう」というのがテーマになっています。
あなたの笑顔に会うために
私たちは各自の持てる力を精一杯出し切って、オービットが皆様の安らぎの場であり続けたい。
お仕事の速さや価格等の勝負は他の美容室におまかせします。 だって、そんな勝負つまらないでしょう?
理想論かも知れないけど、
もっと素敵な事があると思います。見ていて心が暖まる事ってたくさんありますよね。
そんな暖かい気持ちで、お仕事をしていきたいのです。
青臭い理想かもしれないけど、いつでも自分に、お客様に正直でありたい!!
みんなの笑顔が集まるお店こんな私たちのお店が、オービット。
ここだけの話
ハイブリーチ毛は透明ストローだ
お染めは、必ずブリーチ(脱色)します。脱色が強ければ強いほど、髪は傷みます。
ヘアカラーは単に髪に色を入れるだけではありません。
お客様のなかに、「パーマは傷むけど、お染めは傷まない。」と思っておられる方が、意外に多いのに驚くことがあります。ハッキリ言って毛染めの方が傷みます。(ヘアマニキュア、ヘナを除く。)
パーマ液には、超強力な薬から化粧品登録のすごく弱い薬まで何十種類もの薬液があります。
従って、ウェーブするのに、さまざまな髪質に十分対応できるのです。
カラーの場合は、それほど自由がききません。
ヘアカラーするには、ブリーチ(脱色)が不可欠です。
脱色と言えば、一時期流行った「ホワイトブリーチヘア」がありますが、ホワイトブリーチした髪は、「透明なストロー」のようなもので、脱色により、髪の内容物(メラニン色素やケラチンなどタンパク質)が、破壊され、中身の無いスカスカの状態になります。
もちろん、髪は弱くなり、ボロボロになることもあります。
この状態の髪は、すでに髪としての強さや弾力が無く、ごく普通のパーマすら、当たりません。
<パーマがかかりにくいのではなく、もう、かけることが出来ない髪になってしまいます。>
現実には、ファッション優先で、「それでも構わない」という方が、ハイブリーチされていることとおもいますが。
ヘアカラーにブリーチは不可欠ですが、落ち着いた色、暗めの色ほど、ダメージ度は低くなります。
酸性タイプのヘアカラーは、脱色力が弱く、明るい色には染めにくいですが、ダメージは少なく、つややかに染まります。
明るく染めるほど、傷みやすいことを分かって欲しいと思います。
サロンでは、このことから、地肌保護オイルや毛髪強化剤など使って、カラーリングします。
が、それだけでは十分とは言えず、ヘアカラーをされてる方は、家でのホームケアは、欠かさずおこなっていただきたいと思います。
髪の内容物を増やすケラチン、コラーゲン、セラミドを多く含んだトリートメント剤をオススメします。
良いものが売れるとは限らないのです。