なぜ、中性、酸性がいいの!?
中性&酸性パーマ
チオグリセリン&スピエラは良い!
オービットでは、「中性と酸性」のカーリング(パーマ)を始めています。
髪と頭皮、肌はタンパク質で弱酸性です。アルカリ性には、大変に弱い性質があります。
パーマをかける場合、髪の表面のキューティクルは丈夫なため、アルカリ性で、髪を柔らかくして隙間をつくり、パーマ成分が髪の内部に浸透しやすくしています。
そのため、髪自体がアルカリでフニャフニャに弱くなり、髪の隙間から、髪内部のアミノ酸などが流出して髪は傷んでしまいます。
また、1度浸透したアルカリは、髪からなかなか消えません。
それを補うため、アミノ酸やタンパク質をパ―マ中に補ったり、酸リンスをします。
これが、一般に「トリートメントパーマ」と言われるものです。
中性や酸性のカーリング剤では、アルカリのように髪は膨潤軟化して、弱くはなりません。
しかし普通のパーマ成分は、これでは髪に吸収されず、パーマはほとんど、かかりません。
そこで中性、酸性カーリングでは、今までと全く違う新成分が採用されています。
キューティクルを開かなくても、髪の中に吸収され十分パーマがかかります。
★中性カーリングは、「チオグリセリン」 ★酸性カーリングは、「スピエラ」という、新成分で作られています。
ニオイのきわめて少ないスピエラ:酸性新プロアージュこの2つによって、
A、髪や地肌を痛める最大の原因「アルカリ」は無くなりました。\(=^O^=)/ワーイ。
酸性パーマは、髪にツルッとしたハリ、コシがでます。
B、中性パーマは扱いやすい、ナチュラルでとてもソフトな手触りが持続します。
もちろん、欠点もあります。
① アルカリ性のパーマに比べ、ウェーブのかかりが、若干弱めです。
② 酸性パーマは独特の、成分臭、トリートメント臭がありますが、髪に残ることはほとんどありません。 中性パーマは全くニオイは気になりません。
オービットでは、ストレートパーマ、縮毛矯正にも、
中性、酸性矯正剤を導入しており、特にダメージ毛に、とても良い結果が出ています。
(健康毛ストレート¥15750。縮毛矯正&ダメージ毛¥21000~)
カラー毛や超ダメージ毛にも安心して、ストレートパーマが出来るようになりました。(★^〇^☆)ニコッ
中性、酸性カール剤は、アルカリより、パーマをかけるのが難しいですが、
近い将来、アルカリのパーマは無くなるか、1部でしか使われないことに、なってしまうかもしれません。
ぜひ,お試しください!!
パーマの簡単説明
ご存じ あんみつ だよ
スィーツの「あんみつ」の寒天
スィーツの「あんみつ」の寒天を作られたことがありますね。
パーマとは、その行程と同じです。
① 寒天の固まり(棒状のもの)を手で細かくちぎります。
② 鍋で水にひたし、火にかけて、十分煮ます。
③ 寒天が完全に溶けたら、別の容器に入れて、冷やします。
A パーマ液の「チオグリコール酸」「システィン」「サルファイト」「システアミン」「スピエラ」 など還元剤と言われるものが①番にあたります。
B パーマ液に配合されている、アルカリ剤や浸透剤が②番にあたります。
C ロッドに髪を巻いた状態が、③番にあたります。
つまり、
① 髪の成分を分解して、髪の形を変形しやすくする。
② ①の分解反応を促進させるために、アルカリを使います。
③ 髪が十分変形しやすくなったところで、パーマロッドに巻いた状態を2液で固定します。
A だけでは実際は、髪を分解するチカラはほとんど無く、髪を痛めることも、まずありません。
B のアルカリのチカラを借りて初めて、Aが強く働きだします。
C は髪のバラバラになった成分を又繋ぎ合わせるために、とても大切な行程です。
<髪を分解、バラバラとか書きましたが、実際には髪の半分20~50%ぐらいに働きます。>
★★「チオグリコール酸」「システィン」「サルファイト」には、アルカリ剤が必要ですが、「チオグリセリン」「スピエラ」はアルカリが無く、中性や酸性状態でも、髪を変形しやすく出来る全く新しい「化粧品扱いのお薬」です。
髪や頭皮はタンパク質なので、アルカリには弱く、できれば中性や酸性のパーマでヘアスタイルが出来ればいいですね!