黒川温泉・山みず木
●選者は大手旅行代理店関係者が多く含まれていることもあって、無難、オーソドックスな選考結果と言えます。
しかし、一昔前なら「秘湯」と言われ西山温泉・扉温泉の旅館が選ばれていて、時代の流れを感じさせます。
●熱海・別府・道後・伊東・箱根・鬼怒川といった日本を代表する温泉地の旅館はなく、これも時代の変化を象徴しているのでは。
その中で、温泉力日本一の草津からは小規模な高級旅館が選ばれているのはさすが。
●北海道を代表する定山渓・登別の名は無く、温泉地としてはマイナーな阿寒湖温泉の旅館が東日本一となったのは驚き。
北海道の温泉は全く未宿泊・入浴なのでこれ以上のコメントは出来ません。
●湯布院から2つの有名旅館が選ばれていますが、肩を並べる黒川温泉からは選ばれていません。
これは黒川の旅館が、湯布院より概して低料金なことが影響しているのかもしれません。
●温泉・風呂にこだわる人なら、宿泊対象としない旅館が西日本に若干あります。
●残念ながら、私の温泉巡りの際の標準宿泊料金と比べると50%〜100%高いため、宿泊した旅館はありません。
(北海道の旅館以外はすべて見聞きしていますが・・・。)
●私の定年のとき、同じように娘からJTBの旅行券(額面10万円)をプレゼントされました。
嬉しかったですが、すぐに使うのは勿体無くて2年ほど大事に持っていました。
でも、5万円x2人の宿に泊まる発想はまったくありませんでした。
最終的には、九州方面11泊の旅の中で、黒川温泉「山みず木」と湯布院温泉「ほてい屋」分を旅行券で使わせてもらいました。
因みに両方の旅館とも、大変人気の高い宿です。
旅行券は、けっこう長い間使われないケースが多く、旅行代理店にはキャッシュフローに大いに貢献してくれるようです。
因みにJTBでは、どんな古いものでも有効で、係りの人が見たことの無いような古い旅行券を持参される事例も珍しくないそうです。
「なかなか使えない」・・・この気持ち、よ〜く分かります。
●管理者コメント