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ボクらの歴史[2007年6月の歴史]
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2007年06月01日(金)
■写真のこと■
私の趣味の大黒柱の一つが「写真」。

撮る/見ることはもちろん、フィルムの現像、焼き付けまで。
というわけで、未だに基本は銀塩のフルアナログプロセス。
もっとも、メモ撮り程度はDigitalも使いますが。

始めたのは中学に入って写真部に入ったとき。
ですからもはや………、考えるのやめよう(苦笑)、
という程長くやっている趣味。
一応一番長く続いている趣味と言えるのかも。
 # アニメや特撮やなんかは「生活の一部」ですから。

もっとも、ただ長いだけで、正直なところ特別上手い、わけでもなく…。
やはり「芸術」あるいは「アート」の域。
経験も大事ですが、やはりメインは「センス」が物を言う、と。

というわけで、今ひとつの作品ではあるのですが、
実はこのサイトでも以前は若干公開していました。
「今月の一枚」として、適当に見繕って。
ある時期からやめてしまったのですが。

理由は生活の激変(学部生->院生)で時間が取れなくなり
真面目に写真に取り組めなくなってしまったこと、かと。

今も無論おしごとが忙しくてあまり時間は取れないのですが、
実はここのところ写真熱が再燃中だったりします。
というのも、この春に思わず80年代往年の名機 Nikon F3、
しかもチタンモデル何ぞを買ってしまったんですよね。
それでせっかく買ったのだし!ということで
忙しい中でも時間を何とかみつけて撮り歩いている次第で。

それで、というわけでもないのですが、
先の「今月の一枚」を復活させてみました。
へっぽこ写真ではありますが、よろしければ見てやって下さい。

さて、それで今月のもの
去年自転車友達と行った「しまなみ海道」は大三島で撮った一枚。

その日の宿は古い木造校舎を再利用した宿泊施設「大三島 ふるさと憩の家」。
「しまなみ海道」のルートからだとちょうど島の裏側に位置します。
海辺の道を淡々と走ってようやく辿り着けるわけで。

「海辺の道」といえば風光明媚ないい道かの様に思われるかもしれません。
確かに景色は綺麗です。しかも新緑の頃。山の緑に空と海の青が美しい。
が、道そのもののはこれがなかなかにキツい。
漁港のある集落-(上り坂)->岬-(下り坂)->集落->... というアップダウンの激しい道が
ずっとひたすら淡々と続きます。

そして私の愛車BROMPTONは「折り畳みにしては」いい走りをしますが、
いざ坂道となるとやはりあくまで小径車。相当にキツい。

苦しみつつペダルを漕ぎ登った坂道。
その登り切ったところから見えたのがこの景色でした。
絶妙の夕陽には少し時間を過ぎていたのですが、なかなかに綺麗。
しばらく時間と疲れを忘れて見ていたものでした。

今後も新旧問わず適当に良さげなものを出してこようと思います。
多少なりとも期待していただけるとありがたき。


大三島 ふるさと憩の家

2007年06月02日(土)
■出張の楽しみ方■
先月後半はこれまでにしては珍しく、…というか、初の快挙!?、で
ほぼ毎日この日記を更新していたのですが、
最終盤の30日、31日は更新できませんでした。

実はこの両日は、

30日 終電帰り残業。
31日 始発で日帰り出張。終電にて帰宅。

と、ほぼ全く日記を更新しているような間がなかった、と。

もっとも、かといってただでは起きないのが私の信条。
「出張」は「会社でお金を出してもらえる小旅行」と脳内変換(笑)

出張先は愛知は武豊、半田。
ちょうどその辺りを走るJR武豊線は未乗。
これ幸いと会社のお金でJR乗りつぶしの旅、というわけで(:-p
しかも現地の足としてわざわざ我が愛車BROMPTONまで
持っていくという念の入れよう。

朝一番で家を出、近鉄、新幹線、東海道線と辿り、
武豊線の起点、大府駅。ここで8時頃。いやぁ、新幹線っ速いネ。

武豊線といえば概ね「あまり面白みのない路線」と評価されています。
確かに乗ってみた印象では車窓風景もあまり代わり映えのしない
都市近郊の風景がダラダラ続くのみ。そして、しまいには化学工場の類まで。

ですが、ある種の生活感、ここに人が住んでいる、という空気が
伝わってきてそれはそれで悪くない、そう感じました。
古い細い道もあれば車がびゅんびゅん走る国道も、大きな高架道も見える。
そしてそこにギュッと家が建て込み人が生きている、住んでいる。

……ちょっと褒めすぎかなぁ(^^;
ただ、なんかあんまりきれいではないんですよね、色々な意味で。

武豊駅前でBROMPTONを展開。
さぁ、ここからは武豊・半田初夏のポタリングッ!!

……といっても、あくまでおしごとですから
のんびりまわっているわけにもいかず、
町内/市内をぐるぐるぅ〜っと走りまわっているだけなんですが。

とはいえ、ポイントポイントではお遊びを混ぜつつ。

武豊駅近辺では旧街道沿いを辿ってみたり、
資料収集に寄った図書館近くでは偶然発見した静態保存電車の写真を撮ったり、
(調べてみたところ、以前武豊駅から先にのびていた
日本油脂の専用線を走っていた従業員輸送用の電車モハ103だとか)
名鉄線の踏切付近の調査ではわざわざ電車が通る時を見計らって写真を撮ったり…、と。

半田市内の半田運河のほとりにミツカンの本社があるのですが、
辺りに酢っぱいにおいが立ちこめていて「いかにも」な感じ。
ミツカンのアイディンティティそのものとでもいいますか。

もっとも、一日で二つの役場に寄り、
町内/市内をまわる、というのはなかなか大変。
もう少し余裕があるかな、と思っていたのですが、
結局夕方までかかってカツカツでした。

帰りはルートを変え、名鉄->近鉄の民鉄リレー。
もっとも、すっかり夜ですから景色を楽しむなど夢のまた夢。
仕方がないので(いや!本当に「仕方がなく」、ですよ!?)、
近鉄のアーバンライナーの中ではビールを買い込み
かっくらっていたわけですが、はい。

もっとも、予想よりもピッチが早く、桑名、四日市辺りでは
既に麦芽系液体燃料が完全に枯渇していたわけですが。

結局今日も終電帰宅、と。



「出張」先にて


旧街道


旧日本油脂専用線モハ103


半田市内路地道


ミツカン本社と博物館「酢の町」


夕闇迫る


これも一つの「予定調和」


2007年06月03日(日)
■知らない方がいい、ってコトもあるよね?■
普段なら深夜の更新だと前日付け、ということにしているのですが、
年に二回、リアルタイムの日付を大事にしたい日なので〜。

はい、そうです。
コミケの当落が本日0時より分かるんですよね。

別に今日、今確認せずとも、どのみち数日後には封書が届き
嫌でも現実を突きつけられることになるのですが、
そこはなんというか…、怖いもの見たさ?

で、コミケですが、ご存じの方はご存じかと思いますが
私は連続5回抽選漏れ!というあまり他に例を見ない経験をしていまして、
もはや既に基本的に落ちることを前提に行動する癖がついてしまっていたり…。

先日も書きましたが、
落っこちてヘコむことを前提に創作意欲を高いめに維持してきていますし。
 # もっともある意味ではその方がダメだった場合の落ち込みも激しい、
 # ということにもなりかねないわけですが。

で、日が変わった頃から見てみようとトライを続けているのですが
さすがにアクセスが集中しているのか全く繋がらない様子…。
別に朝起きてからでもいいわけですが、なんか知ってしまいたいような、
そうでもないような…。

なんか受験の合格発表ですね(^^;

しかも受験の場合はある程度当日の手応えで
ある程度見通しが立てられるだけマシというもので…。

あぁ!楽しみだけどこわいッ!!

■覚めない悪夢などは無く、この現実は終わらせない■
他事しつつ粘ってようやく繋がりました。

して、その結果は…

受かってました───ッ!!

08/17(金)[1日目] 西地区 ぬ-19a

です。

二回連続は初めて。
コミケの神には見捨てられているんじゃないか、トカ
思っていたわけですが意外とそうでもないのかも!?
 # この慢心、油断が彼の次の悲劇への入り口であった…
 # なーんてことがないように…。

さーて、いよいよがんばって新刊書かないと。
あ、その前に今月の「三都」合わせ新刊がありますが。

どっきどきだよー。

余録。

実は今回はコミケでは初めてのオンライン申込でした。
当初は通常の郵送での申込を…と思っていたのですが、
〆切直前がおしごとでバタバタになってしまったんですよね。

ですから少し「ちゃんとできてるのかなぁ?」という不安があったトカ。
ともあれ、無事に申し込めて、しかも受かれて、
「こんなに嬉しいことはない…」。

後は新刊出せればねッ☆ミ
 # うわー、柄でもないこと書くもんじゃない<☆ミ

■Beautiful Morning■
悲喜こもごものコミケ当落発表から一夜明けて。
他の皆さんの当落結果も大勢が判明。

ざっと、の印象ですが、今回は周りは結構受かっているかな、と。
日程の関係で今回は申込そのものを見合わせた人もそこそこいるので
一概にはそう言い切れなくはあるのですが。
それにまだ一部の方の状況は分かっていないですし。

で、例によってお隣は…、
5月のスパコミ昨年末の冬コミ、と
「似非合体サークル」状態のNさんとこですな。
もはや限りなく必然に近い偶然、とでもいいますか。

今回もよろしくお願いしますm(_ _)m

ともあれ、どうやらやっぱり夢ではなかったようで。
 # すっかり抽選漏れ体質(苦笑)

■おもいのこすこと■
もしも明日が晴れならば」、「Chapter.1 Ghost」了。

感想やレビュー…というわけではないです。
最後までクリアした人にとっては物足りないでしょうし、
やっていない人には全然わからないでしょうから。
個人的な印象のメモ書き、みたいなもの。

結構楽しめました。

少々お約束というかご都合主義的展開ではあるのですが、
ただ、シナリオが非常に丁寧なのでそれがあまり気にならない感じ。
あと、キャラの立ち絵の演出が上手くて
動かないキャラ絵にもかかわらず
キッチリ「動き」が感じられるのは見事。
後ろ向き立ち絵もいいですね。背中から漂う哀愁、って感じで。

映画や小説でも「恋人が幽霊に…」というお話は散見されます。
そしてその多くが、「死んでいる」ということで
どうしても微妙に湿っぽいお話になりがち。

ところがこの「もしらば」Chapter.1では明穂の性格故にそうはならず
むしろ微笑ましいコメディタッチになっている。
 # もっともWebでの評価を見ると、この明穂の性格が今ひとつ、という方が多いようで…。
 # 私はああいう愛嬌のあるわがままは嫌いじゃないんですが。
 ## みんな素直で優しい女の子が好きなのか…。

だから、(少なくともChapter.1では)展開がキツくて続きが読めない〜
なんてことにはならずに済みました。これは序盤としてはいいことかな、と。

もっとも、様々な思いや想い半ばにして逝かざる得なかった
明穂の無念さ、寂しさやなんかもしっかり描かれていますし、
残された主人公一樹や妹つばさの悲しみを通り越した喪失感も
痛々しい程伝わってきました。そして、その二人を囲む友人達の思いも。
 # ちょっと一樹と直之の関係に淡泊さを感じましたが…

カラフルアクアリウム」のところでも書きましたが、
ヒロインと主人公のみの関係の描写にとどまらず、
他の登場キャラとの関係、絡みもきっちり描き
ちゃんと「物語世界」が感じさせられるというのは
なかなかすごいことではないかと。

先のお話が楽しみ。

■TQC再び■
この週末は多分に「嵐の前の静けさ」な訳で、
来週以降はおしごとだの〜東京遠征だの〜が目白押し。

というわけで、のんびりしつつWebをダラダラウロウロしていて引っかかった情報。

東京Qチャンネルって未だにCD出してたのねッ!!

多くの皆さんは「東京Qチャンネルって誰?何?」という
感じではないかと思います、おそらくは。

男女二人のユニットで、90年代半ばにアルバム二枚ほどを出されています。
歌詞が独特で、等身大の人間、しかも若いめの女性、の
生活の普通の生活の中での思いを淡々と描くもの。直接的なメッセージ性は弱いです。
ですが、歌詞に描かれる「人生苦もありゃ楽もある♪」の思いの中から
じわーっと何かが感じられる、と。

よくいう「同世代女性に共感される」感じなのかもしれませんが、
その歌詞世界があまりにも当たり前で普通過ぎるのかもしれません。
ぶっちゃけていうと夢がない、と言えるのかもしれませんが。
ある意味リアルすぎる。

その辺りが故なのか、特別ヒット曲があった、という歌手さんではありません。
ほら、アレですよ。
愚民には分かりやすい夢を与えておけばついてくる、と(ナニカチガウ

もっとも、また同時にその辺り故に一部の層には非常に受けたわけですが。

多少なりとも興味を抱いた方は 東芝EMIから発売中のベスト盤「Sweet Works」辺りをどうぞ。
あと、iTunes Store には当時のアルバム「Switch on!」と「SandWich」もあります。

で、新作ですが、mayumi's room辺りによると、
「Wonder Station」と「White Scraps!」を出されているとの由。
「Wonder Station」は既に完売だそうですが、「White Scraps!」はまだ残っている様子。
もっとも、正式リリースのCDと違い「裏側」なものらしいですが、それはそれでいい。
というかその方がいい。

早速申し込んでみましたとも。

しかし、皆谷尚美さんしかり、クレヨン社さんしかり、東京Qチャンネルさんしかり、
なぜに私が好きなうたうたいさんって自主製作(気味)オンリーになってしまうのかしら…(^^;

やっぱり、先に書いたような方向性の歌詞(曲もそうかも)なので
一般受けしないのかな。もしくはそういう方向性が自主製作にそぐうのかも。

■ひとがよって立つ場所■
大河ドラマ「風林火山」第22回「三国激突」。

ここしばらく続いていたツンデレ由布姫(微妙に違う)の一件が
彼女の懐妊というカタチで一つの結。

と思ったら矢先、今度は今川と北条の戦。

久々に今川の義元や雪斎や北条氏康も登場。ちょっとした同窓会チックな風情。
そろそろシリーズも折り返し点な訳ですし、今一度スタート地点の確認、と
いうところでしょうか。

その「スタート地点の確認」という意味では終盤の板垣と勘助が良かった。
前半の流浪を踏まえての勘助の「国は人」発言はなんともきましたよ。

ところでこの「国は人」的なセリフ、
実は今書いている「幻水V」SS「ちいさなまほう」の終盤で
リオンに言わせようと思っていたセリフと微妙に似てるんですよね。

勘助が晴信や武田の諸将、由布姫やミツとの関わりの中で
自分の立つ場所=国=とその意味を知ってきた様に、
リオンもまた王子やフェリドや女王騎士の面々との関わりの中で
「幽世の門」の呪縛から解かれ、自分のやりたいこと、いたい場所を
掴んできたのではないかな、と。

そんなこんなで「やられたなぁ…」というのが正直なところ。
「ちいさなまほう」の終盤の結構肝のところのセリフのつもりでしたし…。
何か悔しい(苦笑)

で、次回は真田様に村上様ですかー。熱い男のドラマ!
いやぁ…、由布姫の一件、悪くはなかったんですが…。
こう!なんかたぎるものがなかったので!!
戦の裏で交錯する人の思惑!!そういう燃えるのを期待。


2007年06月04日(月)
■MOTTAINAI■
昨日今日と弟が帰ってきていました。
普段は仙台で大学院生……というか今は研究生かな、をやってます。

昔でいうところの理学部生物学科。
私には分かるような分からんようなですがなんか海のモンを研究しているらしい。
兄貴の私が言うのはなんですが、それなりにはやっている、と思う。
レフェリー付の論文誌にもそこそこ論文が載っていうらしいですし、
それなりに学会発表もしている。もちろん博士論文も文句なしに出している。
でも「研究生」。まぁ、早い話が就職先がない、と。

ある程度は分野にはよりますが、本気で研究者を目指すと
大学院生っていうのはなかなかに就職先がなかったりします。

理由は色々あるんですが、
敢えて一つ挙げるなら受け入れ態勢のまずさ。

ここ10年ほど、文科省が21世紀に通用する優秀な人材を育成せよ、と旗を振り、
何処の大学も争うように院生の数を増やしました。

結果、一昔前と比べると大学院生はその数もののは表向き飛躍的に増えました。
但し、その質そのものはまちまち。世界的を凌駕するような人もいれば
学部モラトリアムの延長を志向したなんちゃって大学院生もいる。

そして、受け入れ側、まずは大学。

これからは学生数は減少の一途、更に国立大学の独立行政法人化で
余分な研究者を雇う余裕などなく、雇うとしても海のものとも山のものともつかぬ
若手研究者よりもリスクのない中堅研究者。

では、企業はどうでしょう。

先述したような「質のばらつき」に対する忌避もありますし、
もともと日本の一般企業はどちらかというと修士、博士といった
ある種「余分」な学歴を嫌う傾向が強い。

民間企業にとっては余分な理論武装をした高学歴のものよりも
ある程度会社の意志、意図に従ってくれる純朴な人材のがいい、
というところなんでしょう。

というような感じで、どーも国全体として折角の人材を
有効活用出来る態勢になっていない、そんな気がします。

そんなこんなで、何処の大学院でも
ここ十数年ずっと超氷河期が続きっぱなし。
出るに出られぬ「入院患者」、とでもいいますか。
院生の高齢化が進んでおります(苦笑…笑えない(^^;)

例えば、私がいた経済学研究科ですと、
日銭を稼ぐために塾講師だとか簿記学校の講師だとかをやり、
結果としてそのままその講師を続ける、だトカいう人が沢山いる。

私なんかは結局妥協して学部卒待遇(+α)程度で
一般のコンサルに就職、という道を選んだわけですが。
こういうケースも結構いますね。

どうもこういうのは人材の無駄というか、学歴の無駄というか…。
「それなら学部卒時点でさっさと就職すれば?」ということに
なるのかもしれませんが、それでは面白くなかった。
もう少し深く、「研究」というものをやってみたかった。
 # なにしろ今や学部がただの高校の延長に成り果ててますものね…

そういう意欲と意志があった、あるいは、ある人材を
社会全体として忌避し、邪険にし、無駄に捨ててしまっている。
それが今の日本の現状、という訳で…。

う〜〜ん、まとまらない考えをダラダラ書いたので
なんだか支離滅裂気味…。やっぱり私も「ばらつき」の下の方なのかしら(^^;


2007年06月05日(火)
■へこんでます■
大失敗。
しごとで。

本当は今日の夕方までに完成させ、
コピーも終わっているべき報告書が
出来上がったのが晩の7時半、という。
どうもペース配分の見通しが甘すぎたようです。
もう少し先週中に進めておくべきでした…。

趣味の方の新刊の見通しとかも
そうなわけですが…(苦笑…笑えないんだってば)

反省します。
次がんばります。

と言うだけならホント誰でも言える。
次からはちゃんと改善させられるようにしないと。

学習能力欠如、とか言われたりしないように。

大分しょんぼり。
今日はさっさと寝ます。

■インストが好き■
そんなこんなで結構精神的にはまいり気味のはずなのですが、
普段からそんなに早くから寝たりはしていないので微妙に目が冴えて…。

今日は通販で買ったCDが何枚か届いていました。

Amazonからは劇場版「攻殻機動隊」のサントラが。
まず驚いたのは95年公開だったこと。丸々干支が一回りしたということですか。

後のTV版「Standalone Complex」の管野よう子さんのサントラのが
今ではメジャーなのやもしれませんが、元々押井&川井コンビが好きなこともありますが、
私はこちらの劇場版の音楽のが好き。「S.A.C」のも無論好きは好きですけれども。

ああいう近未来モノの作品の音楽に「和」テイストを中心にした
民族音楽っぽいものを持ってくるというセンスが見事。
当時、劇場でオープニングの「謡I -Making of Cyborg」を聴いて
強烈なショックを受けた記憶は今も鮮明です。

無論、当時サントラ盤は買ったのですが、
その後の引っ越しやなんかのドタバタで行方不明なので改めて買ってみた次第。

「栗通販」で、
DVD「吉祥寺MANDA-LA2×5=10Years」(Kuricorder Quartet 10th Anniversary Live & More Vol.1)」
CD「公式BOOTLEG 2×2(Kuricorder Quartet 10th Anniversary Live & More Vol.2 & 3)」
の二つを。一昨年の栗コーダーカルテット10周年記念盤。
なんとなく買いそびれていたので。

栗コーダーカルテットは比較的最近ハマったクチ。
RO繋がりのお知り合いさんに「いいのあるよッ!!」と強烈にプッシュされて。
で、気が付かないうちにもともとあちこちで聴いていたことが判明。
今では立派に(?)栗なしでは生きていけなくなりましたさ。DVDはゆっくり観よう。

あ、どっちも歌がない(^^;
 # 「攻殻」には若干ありますが…。

歌モノは歌モノで好きではあるんですが、
私ってリラックスしつつ聴く分には正直歌が「邪魔」だったりするんですよね。
聴いているようで聴いていないようでやっぱり聴いてる、って感じなので
歌の場合はどうしても歌詞を頭で追ってしまうのでリラックスしていられなくて。

あ、歌詞が追い切れない洋楽だとかはインスト風に聴きますけれど。
ネイティブではないからなかなか聴くだけでは追っかけられないので(^^;

リラックスしつつ、の場合だとある種の自己主張のない曲が好き。

■タイムリミット■
そういえばもう6月に入ってるんですよね(遅ッ

6月といえば私にとっては…まぁなんだ…、あんまり来て欲しくない時期…かも。
ほら、アレですよ、いわゆる一つの誕生日ってヤツです。

さすがに二十歳の声を聞いてからは
単純に喜ばしい日ではなくなってしまった感がありまして…。

何故だか分からないのですが、どうも私実年齢より若く見られがち。
しかも数歳程度ならいいんですが、下手をすると10歳近くもッ!!

「若く見られる」というといいことのように思われるかもしれませんが、
これくらいの年齢でですとむしろ「頼りなく見られている」とも言えなくもなく。
それは正直ちょっと複雑で…。

まぁ確かに自分でも「頼りがいのあるオトナ」とは思えないのですけれど(^^;

また一つ年をとると、また一歳分頼りなく見られるのかな〜、と。
何はともあれタイムリミット25日。


2007年06月06日(水)
■見やすいフォント 〜おしごと編〜■
職場で「分かりやすい、見やすい文字フォント」について話題になりました。
駐車場内の案内表示看板用のフォントの話から。

ゴシックは拡大/縮小すると細かい部分が潰れがちですし、下手に太くしても同じく。
明朝体もその辺りでは似たり寄ったりで、どうしても細い部分、太い部分があるので
特に細い部分が飛んでしまいがち。

というわけで私は丸ゴシック体辺りを推します。
基本的に線の太さが均一なのであまり潰れることはありませんし、太くするのも容易。
特に拡大/縮小時にもあまり影響なく均一に綺麗なのは特筆するべきことではないかと。

■見やすいフォント 〜趣味編〜■
なーんてことを書いていますが、趣味的個人として一番「好き」なのは
旧国鉄の形式表記文字のフォント。あとは駅名標のフォントとか。
 # まぁ、なんやかやで鉄道好きな私

というわけで、お昼休みにふと思いついて
鉄道絡みのフォントがないかWebの海を捜索してみました。

森井 義博のホームページ(Morii Yoshihiro's HomePage); 客車、機関車等の表記文字(4種)
旅と鉄道の盲腸; 国鉄駅名標表記文字(国鉄2種)、国鉄案内表記用ピクトグラム、旧大阪市交通局駅名標表記文字)
ロールズプロジェクト; 国鉄方向幕表記文字

とりあえずこれで一通りは揃った感じ?

個人的な趣味/好みはさておいても、
旧国鉄のフォントは洗練された「今風」のフォントではありませんが、
むしろそれ故にといいますか、一朝一夕に古びないある種の「普遍的」な良さが
あるような気がするんですよね。その上見やすいですし。

とりあえず今月の「三都」の看板用にでも使ってみよ〜。

■うたうたいの矜持■
今日のNHK「SONGS」は大貫妙子さん。

大貫妙子さんはその深い歌詞と変わらぬ綺麗な歌声で
物心ついた頃からず〜っと好きなうたうたいさん。
あと、歌というものに対するスタンスがすごく好き。

きっかけは多分NHK「みんなのうた」の
♪「メトロポリタン博物館」辺りかと。
楽しげだけど、どこか悲しげで、一度聴いたら忘れられず
日がな一日口ずさんでいる。
そんな印象の強い歌でした。
今に至るも大好きな曲。

今日の「SONGS」ではその♪「メトロポリタン博物館」も含め
定番とでも言うべき5曲を歌われました。
あとは葉山での生活や自らの創作スタンスなんかを本人のコメントで。

30分と短いめの番組ではあるのですが、
それ故に中身が濃くてとても良かった。

創作スタンスの話で写真家の岩合光昭さんに言われたという
「ひたすらモノをよく見る」というのがベースになっている、
というのは私自身のおしごとや小説やなんかにも通じることだな、と。
ただ漫然と見ているだけじゃ「見えている」だけで
「見ている」ことにはならないですから。

思わずHDD/DVDレコーダで録画したのですが(音はL-PCMで!)、
どうも冒頭が切れてしまったようなので再放送で改めて…。

ちなみに再放送は総合では来週火曜の午前1:50から、
BS2では来週水曜日の朝8:30からとの由。
 # 微妙に宣伝?


2007年06月07日(木)
■あるべきものがない、ということ■
「三都」の入場券一式が届きました。
いよいよ近付いてきたなぁ、と。

で、それに向けて帰宅後は絶賛執筆中な訳ですが、
今回は、というか、今回も、というか、
同時に絶賛スランプ気味だったりします。

 # こういうことを書くのは、プロでなく、趣味故の「甘え」が
 # 出てしまっているようで嫌なのですが…。

なんというか、想像の翼が羽ばたかないというか、
思ったようにキャラが転がらない感じ。

大筋の話は出来ているので、あとはそれに合わせて
キャラを転がしてはめていくだけなのですが、
そこの所でどうも…。特に幼少リオンが転がらない。

太陽宮に来たての頃、まだ「幽世の門」から保護されたての頃。
つまりは恐らくはまだ一人前のまともな人間の感情がなかったであろう頃。
そんな時代のリオンの描写。

はっきり言ってむしろそれこそが今回のお話の「肝」。

ところが、どうしても「感情がない」というのが上手く描けない。
王子や周りの他のキャラが動かしやすい分そちらでお話が動いてしまっている。
リオンがどうも取り残され、巻き込まれ気味。
一方でフェリド辺りが動く動く…。あと何故かザハーク。
 # 前回はフェリドとガレオンだったわけですが

恐らく、当時のリオンは積極的に自ら周りに働きかける、
なんてことはなかったでしょうから本来はそれでいいはずなのですが、
なんだかそれでは物足りない、というか…。
当時のリオンであるが故に周りに何らか影響を与えられたのではないか、
そう思うんです。

一方がもう一方に依存する、それでは本来の人と人の関係としては
何か足らないのでは、と。あ、もしかしてむしろそれでいいのかも(開き直った

もう少し悩んでみよう。


2007年06月08日(金)
■成果品■

というわけで、こんなんつくってみました。
 # まんまやん、というツッコミは禁止

厳密に言うとほんまもんのとは色々違ったりするのですが
その辺は私の好みと雰囲気重視、ということで。

■歌舞伎でホスト■
恐らくは「歌舞伎町」でホスト、ということなんでしょうけれど。
mixiの某コミュニティのspam書き込みにあったので。
顔にくまどりが入っていて、異様に動きが芝居がかっていて
キレがいいホストさんを想像してしまいましたよ。

今日はちょっと早い目に帰れたのでTVなんぞを観ていました。
NHKの「プレミアム10」、「オペラ座の弁慶 團十郎・海老蔵パリに傾く」。

この3月にあった市川一門によるパリ・オペラ座での初の歌舞伎公演を描いたドキュメント。
日<->仏の文化のギャップ、親子としての團十郎と海老蔵の相克、役者としての相克etc...etc...。
観ていて色々な対比軸があってなかなか面白かったです。

あと歌舞伎そのものも最近は好きで。
独特の芝居がかった雰囲気や演技、鋭利な動きのキレやなんかは
他のモノにはないものだなー、っと。
お話そのものも日本独特、古来の美意識そのものですし。

おまけにNHK大河ドラマ好きとしては、
「武蔵」海老蔵が「弁慶」マツケンで、「信玄」亀治郎が「義経」滝沢だなー、
なんて変な視点で観ていたり。


2007年06月09日(土)
■箸ッ!?■
WILD ARMS XF」の予約特典が発表になったわけですが、

……………箸ッ!?

基本的にこういう馬鹿らしいノリは好きではあるんですが、
あくまでメディアビジョンのスタッフさんだけの悪ノリなんだろうなぁ…
と思っていたもので。
 # ほら、「鳩」とか

まぁ、こういうのは好きなのでいいんですけど、
むしろ「WA4」や「WA5」の時のDVDよりも味があっていいですし。
とはいえ、世間一般ではどーなのよッ!?、と。

ちなみに発売日は8月9日との由。
またしても狙いすましたかのような微妙な時期ですが。
「WA5」かの如くプレイがベタ遅れになってしまいそうでコワいのですが。

■「恐怖」の焦点化■
もしも明日が晴れならば」、「Chapter.2 鬼姫」了。

で、例によって感想メモ書き。

ご近所の「疫病神」千早のおはなし。

最初のうちこそほのぼのなお話だったんですが、
途中から一気に重く(端々で伏線はありましたが)。
微妙に予想はしていたんですが、千早が明穂の死の
「主犯」だったというのはなかなかキツい展開。

ところがその当の明穂が、
幽霊故の諦観なのか優しさ故なのか「済んだことだし」で
さらっと赦してしまうというのは、ちょっと…。
もっとも、心のなかでは様々な葛藤もあったのではないかと
思いますし、今後の展開でその辺りが描かれるのやも、とは
思いますがここまでのお話だけではちょっと不自然だったかな、と。

赦すことそのものは問題はないのですが
もう少し逡巡というか躊躇いというか、
そういう「迷う」部分が欲しかったかな、と。

あともう一つひっかかったのは
「疫病神」としての千早の説明が少し不足しているかな、ということ。
(ここまでの話では)千早の「呪い」による「犠牲者」は明穂のみ。
(関係者である一樹やつばさも間接的にはそうですが)

ですから、彼女の「呪い」の怖さが今ひとつ客観的に感じられない。
千早自身はあんなような気弱な少女そのものですし。

例えば、姫宮の街の歴史とか昔話なんかから引っ張ってきて…、
その「呪い」の前例を描く部分があれば良かったかな、と。

そういう描写がないので、
このCahpter.2の肝の「犠牲者」である明穂からの「赦し」も
なんだか今一つグッと来ないんですよね。
先に書いたような明穂自身の描写も含めて
なんかあまりにサラッと話が流れてしまっているかな、と。

同じ様な例としては「ガメラ3」のイリスがそうだったかと。
「1」のギャオスや「2」のレギオンと違って、
イリスが人類にとってどう脅威なのか、ということが
今ひとつ描かれていなかったので終盤でイリスに懸命に立ち向かっていく
ガメラに、その周囲の人間関係に今一つ感情移入が出来なかった記憶が。

その辺もあって、筋としては結構いい&私の好みにも関わらず
なんだか淡々とテキストを読んでいるだけ〜になっている感じ。

とはいえ、細かい部分が気になる、というのはある意味で
そこが良ければもっと良くなるのにッ!!という思いに他ならず。
なんやかやでやっぱり結構好きかも。


2007年06月10日(日)
■継ぐのは魂■
昨日の晩、「グインサーガ」の残りの手持ち46-49巻を一気に読んでしまい
29時(5時)就寝、だったりしたので朝(?)起きるとお昼。

インテックス大阪で行われた「Comic Communication11」に足を運ぼうとも思っていたのですが、
いまひとつ体調もすぐれないので自宅でダラダラな一日でした。

この「Comic Communication(以下:コミコミ)」、関西では希少な男性向け寄りオールジャンル即売会。
もともとKey・Leaf系からコッチの世界(苦笑)に入ったに等しい私にとっては本来の畑、とも言えるはずなのですが、
どうもあまり縁が無いイベントだったりします。少なくとも「買う」方に関しては。

実際まだ年二回だった初期の頃(春がグランキューブ、秋がインテ、とかだったかな?逆かも)には
お知り合いさんの手伝いでサークル入場したり、そこそこ買い漁ったりはしていました。

ですがちょうどその頃から個人でRPGジャンルでのサークル活動を始めたこともあり、
同人趣味の活動範囲がが男性向け寄りメインから(若干)女性向け寄りメインに変化してしまった、と。
 # 一回抜けてしまうと戻るにはちょっとキツイものもありますし(苦笑)

もっとも、たまに足を運ぶ分には、なんとなしに懐かしい感じがして悪くないんです。
私がガンガン買い漁っていた時代を彷彿とさせる空気なので。
ただし、残念ながら正直なところ「中身」、つまりはサークルさんの出されている本やなんかの質…
というか方向性が当時と変わってしまっているのは否めないような気がします。
以前にもチラッと書きましたが

現在では、いわゆる「萌え」が多少世間から認知、というか是認されてしまった感がありますが、
当時はまだそういうことを口にしたり、同人という形とはいえ表現するということに微妙なためらい
というか恥ずかしさの様なものがあったように思います。
言い換えると「マイノリティであるという自覚」とでもいいましょうか。
そして、その自覚の枠内で描き手も読み手も懸命に描き、読んでいた、そんな気がします。

ところが現在ではそういった部分がすっかり消え去り、
安易に投売りされる「萌え」を「お客様」に成り果てた読み手…、
というかもはや「買い手」という方がいいのやも、が「商品」として買い漁っていく。

当時は同じものが好きなもの同士の「交流」の一環だった同人誌の売り買いが
今では本当にただの「売り買い」でしかなくなってしまった、そんな気がします。
同人誌ショップの乱立やなんかにある種象徴されていますよね。

確かに当時はまだそもそもの「市場」そのものが小さかったということもあります。
そして、現在のように肥大化、巨大化してしまった同人誌業界が
ある種ビジネスライクなものにならざるを得ないというのも理解はできます。
でも心では納得できない。

「懐古」と言えば確かにそうでしょう。
でもあの熱くもあたたかかったあの時代。
その魂を忘れて欲しくはないな、とそう心から思います。

■TV三昧■
晩ご飯まではひたすら読書。
結構読みかけのが片付きました。感想とかは気が向けばまた。

晩ご飯後はTVを。

名作劇場「少女コゼット」は人々がパリに集まり、
シリーズ後半、また話が大きく動きそうな予感。

こういう「嵐の前の静けさ」風な話は結構好き。
嵐に向けて静かに静かに話が進んでいく。波乱の予感を感じさせつつ。
たとえば、「パトレイバー」旧OVAの「二課の一番長い日・前編」とか。
去年の大河「功名が辻」の関が原直前とか。

大河「風林火山」はかの「河越野戦」。
久し振りに派手な合戦のお話で文字通り手に汗握ってました。

男くさい真田、本間辺りが激しくよかったのですが、
むしろ素敵な「バカ殿」振りの上杉憲政に胸ときめかせていた私はどうなの、と。


2007年06月11日(月)
■模様替え■
今日はほぼ終日、部内の模様替え。
同じ階に同居している部が入れ替わった関係で
ちょびっとこちらのスペースが広くなったのでそれに伴って。

机の位置を変えるだけでも結構な手間な訳ですが、
更に電話線だのLANケーブルだのまで引き直さざるを得ず。
社内引き回しの刑……?あら…?お呼びじゃない?
こりゃまたシツレ致しました。

当初の予定では午後から、の予定だったのですが、
早い目に済ませてしまおう!ということで朝から。
にも関わらず、結局終わったのは終業直前の夕方5時前。

流石にちょっと疲れました。
染ノ助染太郎兄弟じゃないですが、
それこそ普段は、こちらは頭脳労働、あちらは肉体労働。
これで頂くものは一緒でございます、です故。
 # 今日は少々お笑い寄り?

そんなこんなで、
これまでははじっこだった私ですが、なんと事務所のど真ん中に。
なんだか落ち着かないのは広いところになれていない貧乏人の血かッ!!

■コピー本製作工場■
模様替えついでに新たに書類用棚やパーテンションを購入することに。
その際に出た話ですが、自動紙折機の導入を考えた方がいいんじゃないか、と。

うちでは結構自治体やクライアントにコピー本を進呈報告書のコピーを渡します。
そのコピーは最近新型コピー機を導入したので比較的楽に出来るようになったのですが、
折り込まなければならないA3図面を折るのが結構な手間なんです。
しかもそこそこキッチリしようとすると時間もかかりますし。

というわけで自動紙折機。エントリークラスなら10万前後。
しかも二つ折りも三つ折りもクロス折りも…(中略)可能という優れもの。
確かに10万という価格は安くはありません。
が、普段紙折り作業に忙殺されている時間の人件費を考えると
中長期的に見ればやすくあがるんじゃないかな、と。

結局は前向きに検討、ということでとりあえず決定は保留、ということになりました。

しかしなんですね。
カラー/モノクロレーザプリンタに高性能コピー機、更に自動紙折機、ということになりますと
コピー本を作るのがさぞ楽だろうなぁ、とか思ってしまう私であったりします。

Kinkosとかでもココまでは充実していないものなぁ…。

むしろ、以前紙折機があるはずの店舗でも「時間かかるので」だとか
「場合によったら紙が巻き込まれるので…」だとか
グダグダ理由を並べ立てて断られたことがありました。
そして、気が付いてみるとサービス一覧から消えていたりするわけで。


2007年06月12日(火)
■まだ…終わらないッ!!■
今朝から「広い職場で心も広く♪」の予定だったのですが、
若干電気配線に問題があることが発覚。たしても床を引っぺがして作業。

仕事してないのに朝から汗だくなんですけれど(^^;

■正視したくない現実■
ここの日記の極々初期のものを久方振りに復活。
一番最初は2000年6月30日ですからほぼ丸7年前、ということになりますね。

当時は…といえば、ちょうど博士前期(修士)課程に進みたての頃。
日記にも研究やなんかで苦労していた当時の様子が妙に生々しく残っていたり。
もっとも、そういった「本業」部分よりも、同人やゲーム、アニメやなんかのオタク的内容の方が
生き生きと記している感がありますが(苦笑)

結構度々途絶えるのですが、なんだかんだで2003年頭くらいまでは意外とキッチリ書いていた様子。
そしてその辺りからは昨年夏の復活まで年に一度程度、ほんのたまに書く程度になってしまうのですが。

今だから書けますが、この空白期間は公私ともにボロボロだった頃。
博士後期課程に進み、大学の先生や他学生やなんかとの人間関係に悩んだり、
どうしてもなかなかに成果を出せない研究生活に苦しんだり…。
一時期は本格的にヤバかった頃もありました。
とてもじゃないですが、その頃の生活を記して人に見せるようなことが出来るわけもなく。

ということは、更新頻度は私の精神状態のバロメータだったりするのかも!?

ともあれ、色々と痛かったり恥ずかしかったりする7年間の私。
よろしかったら見てやって下さい。

だーいぶ恥ずかしくはありますが、はい。


2007年06月13日(水)
■ちょっとした楽しみ■
兵庫県某所で現地踏査のおしごと。

その現地、地図で見ていた段階から「いかにも」旧街道な道沿いの立地っぽかったので、
現地を見に来るのを密かに楽しみにしていたんです。

そして、見事にドンぴしゃ。
一部は某一桁国道の下に消えてはいましたが、
最寄り駅近くからほぼずっといい感じの道が残っていて大当たり。

忙しく流れていくおしごとの日々。
その中にこんなちょっとした自分なりの楽しみをこっそり込めていたりします。

こういうことは本来ならじっくりきっちり時間をかけらるに越したことはなく。
とはいえ、機会が少ないor短時間であるからこそ燃える、ということもまたあって。
かえってセンサーが敏感になる、とでもいいますか。

変に十分時間があると、意外と気が付かないんです。
それにたとえ気が付いたとしても「またそのうち…」という感じで先延ばししてしまう。
正に学部の頃がそうでした。今からするとなんと時間を無駄遣いしていたことか。
 # こういうときにキッチリ出来る人ならもうちょっと大成(?)するのかも。

後悔役に立たず(微妙に違う

■舌が乾かぬうち■
トカ言っている矢先、この週末土日におしごとが入ってしまいました。
実は「三都」直前、ということで結構アテにしていたのですが…。

やっぱり最低限はまとまった時間が欲しいなぁ…(^^;
 # さっきと言っていることが違いますがー


2007年06月14日(木)
■梅雨入り■
今日も兵庫県下某所で現地調査。
場所も中身も違いますけれど。

朝からずっとそぼ降る雨。
思いっきり降れば延期、ってことになるのですが、
影響の出ないほどの降りなので敢行。
雨で濡れるわ、足下がぬるぬるですっ転ぶわで散々でした。
洗いたての作業着がドロドロなんですけれどー(^^;

「銀色のハーモニー」の琴子じゃないけれど、
雨は景色を見ている分には好きです。

特に汽車旅の車窓、しかも山間の路線とかですと
いい感じに景色が白く煙ってそれこそ水墨画かと見紛う様な風情。
最近ですと5月の連休の折の木次線とか辺りがそんな感じ。

とはいえ、やはり実際に降られるとなるとさすがに嫌かな、っと。
服が濡れるとうすら寒いのに変に蒸しますし、そもそも気持ち悪い。

あとは本が濡れる。
…………、ってそれはあまりに特定条件過ぎますが(^^;

なにはともあれ、この雨で6月半ばにしてようやく梅雨入りとの由。
いよいよ蒸し暑い鬱陶しいシーズン到来、ということで。

■ちょっと待ったコールはどうかと思う■
もしも明日が晴れならば」、「Chapter.3 つばさを広げて」了。
以下、例によってメモ書き。

明穂の妹、つばさメイン。
定番気味な「主人公を兄の様に慕っているけれど実は…」なお話。
あと、出来のいい姉に対してコンプレックスも持っている、と。

得てしてこの手の姉妹三角関係モノは微妙にドロドロしがち、
あるいはあまりにファンタシーかつメルヘンなハーレムシナリオになりがち。
 # 微妙にはハーレムシナリオ気味なのかな?結論は。

まだこのChapter.3では「戦いはこれからだッ!!」なところまでしか描かれていないので
ここからの展開によってはそういうパターンになるのやもしれませんが、
ここまでのところではそのいずれにもなっていないのに結構好感が持てました。

その辺はやはりChapter.2に続いて明穂のキャラクターに因る部分が大きいのではないかと。
幽霊にあるまじき前向きな性格(もっとも生前の性格のままなのかもですが)のうえに
妹つばさに対する姉を通り越して母にも近いような愛情。そしてそれでいて妙にフランク。
ある意味でホント「完璧超人」な様相を呈しつつあるメインヒロインな訳で。

しかし、既にChapter.1の感想でも書きましたが、
登場人物一人一人が生きていて、しかもお話にキチッと絡んできているのは見事。
 # 少々同級生2名の影が薄くなりつつはありますが、そこもネタにしていたりして。
しかも、基本シリアスな話でありながら適度に笑えるシーンも織り込まれていて、
テキストを読み進めていくのが苦にならないのもなかなかいいですね。
とはいえ、個別キャラ別シナリオに進んでいけば様子は変わるのかもしれませんが。


2007年06月16日(土)
■出張■
今晩から出張です。
モバイル装備一式を持っていって現地で間を見て原稿をあげようかと。
相も変わらず泥縄です。

月曜未明には帰る予定。


2007年06月18日(月)
■帰着■
ただいま帰りました。
先日事前踏査に行った現場での調査だったのですがなかなかにハードでした。

土曜晩に社用車で現地入り。日が変わった頃に投宿。
日曜は朝からひたすら調査。

普段は概ね二日でこなす調査を丸一日でこなさねばならなかったので
ほとんど休む暇もなく翌日未明3時頃までほぼぶっ通し。
終盤は立ち上がる度に立ち眩みに苦しめられていました(苦笑)

宿に帰ったのは4時前頃。
夜食とも前日の夕食ともつかないご飯を食べ終わった頃には
白々と夜が明け始めていたという。

そして、今朝夕方に帰社したらしたでいっぱい仕事がたまっていたりなんかして。
いやぁ…、仕事って楽しいネ!!

■再認識■
就職して以来思うこと。

ホント、学生の頃の認識って甘かったんだな、と。

学生の頃の「忙しい」なんて「忙しい」と感じている間があるだけまだマシ。
本気で忙しいとそんなことを考えている間もなく
次々と仕事をこなさなくちゃならないですもの。

「キツい」とか「ツラい」も似たようなもの。
それこそ盆暮れの有明の一般入場列のツラさも今となっては
それこそ昨日の調査なんかと比べるとカワイイもの。

夏コミの暑さなんぞ炎天下の大規模ホームセンターの屋根上での
騒音発生源調査と比べると夏のお昼下がりの近所の散歩程度ですし、
冬コミの寒さもみぞれが吹き荒れる湾岸道路での交通量調査と比べると
近所のポストに年賀状を出しに走る程度。

そして、この今の私からして、世の中で比すれば
恐らく他にもっともっと忙しい、キツい、ツラい方も
いらっしゃるでしょうしね。

つくづく学生自分の自分の言の数々など
ごまめの歯ぎしりというか、井の中の蛙の大言壮語というか、
ホントに世間知らずにも程があるな、と。

もっとも、当時はそれでいいんです。
そういう風に感じ、思い、口にしていれば。
いずれ社会の荒波(文字通りだわ(苦笑))にさらされて、
その甘さを心から思い知ればいいんです。

そして当時の自分がいかに幸せだったのか、
親やなんかの様々な人の庇護のもとにあったのか、
そういうことを改めて知ればいいのではないかな、と。

そんなことをまたしても感じた二日半の出張でありました。

■ここからはじめよう■
そんなこんなで、結局原稿はほとんど進まず。結構危機的状況…かも。
とはいえ、随分とお待たせしてしまってもいますので、
今度こそなんとかしたいと思います、…というかなんとかします(言い切ってみた

2007年06月19日(火)
■後半戦開始■
ストックを読み終えてしまったので、
12年振りに「グイン・サーガ」の続きを買いました。
50巻「闇の微笑」から54巻「紅玉宮の惨劇」まで。

「そのうち買おう〜」、「そのうち続き読もう〜」と思ったが最後、
気が付くと干支が一回りしていたという…。なんてこったい。

12年前に読むのが止まってしまったのが42巻「カレーヌの邂逅」。
今になって読み直してみると、非常に先が気になる辺りなんですよね。
グインによる第二次ユラニア遠征の正に途上。
なのになぜ速やかに続きを読まなかったのか謎。

確かに当時は微妙に出版ペースが落ちていた様な記憶もありますし、
私自身が1巻からそこまで一気に読み通したところに一旦続きがなくなって
若干気持ちがさめてしまった、ということもあるのかもしれませんが。

それにしてもなんだかこの12年間、
すっかり損してしまったな、と今になって後悔しきり。
ちゃんと引き続き読んでいたのなら
50巻や100巻達成をリアルタイムで見届けられたはずですから。

ともあれ、いよいよ50巻を超え、初期の公称全100巻からすると後半戦に突入。
実際はつい先日114巻が発売され更に継続中な訳ですから、
「現在出ている分」の半分にすらまだ遠いのですが。
 # もっともある時期からは活字のサイズが大きくなっていますから
 # 文字数ベースですと既に半分くらいになるのかもしれませんが

で、帰りの電車の中で既に50巻を半分ほど読んでしまった、と(苦笑)
この調子なら年内には追いつけるかなぁ…。

ちなみに他には、

桐原いづみ「ひとひら(4)」
満田拓也「MAJOR(16)」

とかを買いました。


2007年06月22日(金)
■ギリギリまで…頑張って…ッ!!■
ギリギリまで がんばって〜♪
ギリギリまで ふんばって〜♪
ピンチの ピンチの ピンチの連続 そんな時♪
ウルトラマンが欲しいぃ〜〜♪
 # ウルトラマンガイアの主題歌ですな
 # こういうシチュエーションにはぴったりすぎる歌詞で微妙にどうかとはおもいますが。
 # でもウルトラシリーズでは一番好き

というわけで、「三都」合わせ原稿、
結局カツカツギリギリで今日、今現在進行中です。
今日一日は代休をもぎとってきたのでなんとか…。
 # その代わり今日を休みにするために昨日が過剰残業気味でしたが(^^;
 # で、帰ったらへろへろだったので見事に寝てしまったわけで

なにはともあれ、今晩には出発です。

■「頑張れば絶対何とかなるねッ!!」■
現在金曜深夜25時30分。23日土曜1時30分、とも言います。
場所は東京行き「サンライズ出雲」1号車8番シングル個室の室内です。
車窓に流れるのは我が青春の地、滋賀の夜、能登川とか安土あたり。
夜に安土城祉に肝試しに来たのがなんとなしに思い出されたりなんかして。

つまりは無事(?)に旅立ったわけです。
そして原稿は……?

なんとか出来ました〜〜〜〜ッ!!

明後日24日の都産貿4F、「三都物語」の「ソルファレナ54」の机には新刊が並ぶのですッ!!

久々の、本当に久々の「幻水」の新刊です。
前回が昨年9月の「三都」だったわけですから実に8ヶ月!!
長かった…、本当に長かった…。

とか書いていますが、それが「長かった」ことの理由にあるのは
ひとえに私自身のスケジュール管理能力の欠如。
「なんとかなるだろう」と安易に予定を立て、
結局はイベント直前におおわらわで原稿を仕上げる事に。

今回も何とかは形に出来たからいいようなものの、
実際に本当にカツカツでした。もしも金曜の休みがとれなかったら
新刊は諦めざるを得ませんでしたもの。

そして、なんとかは仕上がったものの、それが自分で納得のいくものなのか?
と聞かれると正直微妙なところ。あくまで「なんとか」形に出来ただけ。
それを自分が納得できるように推敲し、改善していく過程、
つまり「磨きをかける」時間がまったくとれなかった、というわけで。

「たかが同人、そこまでこだわってどうする?」、
そう思われる人もいるやもしれません。
ですが、曲がりなりにも自分で考え、文章にし、
極めて少数の人々だとはいえ、お金を払って読んでもらうものなのです。
やはりいい加減に済ませてしまう、というのは自分としては納得できない。

まだこれからも夏コミにSCC関西、9月の「三都」、
10月のWAオンリー「ファルガイア・サミット」と続きます。
ここまで半年の自分を見るに、なかなか大変だとは思いますが、
なんとか頑張っていきたいと思います。
後半はせめて二回に一回は新刊を出せればな、と。


2007年06月27日(水)
■無事生還■
三都」の遠征から帰って数日が経ちました。

なんだかおしごとの大忙しに流されている間に過ぎ去ってしまった印象。
「三都」を含め、色々とあった想い出がなんだか遙か昔の出来事の様な気分で…。
とはいえ、実際には極々最近の想い出に他ならず、記憶はきっちりと詳細に渡って、
それこそ「昨日の出来事の様に」覚えている、と。
記憶と気分で齟齬がある、とでも言いますか。どうにも変な気分。

というわけで、忘れ去ってしまわないうちにざっと書いておこうかと。

■22日(金):原稿非常事態宣言■
既にこちらでも書いた通り代休を取って朝から淡々と原稿書き。

大きな話の流れ、それに部分部分は結構形になっていたのですが、
実際その部分部分の間の話を書き、頭から話を組み上げていく過程で
自分が当初想定していたものとどんどん変わっていく。

その「変化」がいい方向のものならいいのですが、
こんなギリギリの泥縄の状況でのものだけに大丈夫なのかどうかどうしても不安。
かといって、話を読み返してそれを確認する時間もなく。

書き上がってみると「意外と悪くもないかな?」とは思えますが、
かといって心から満足のいく出来かと問われると到底そう言えるわけもなく。
書いている時点で気になっていたところが結局は最後まで尾を引いてしまった感が。

非常に怖くはあるのですが、買っていただいた方、
忌憚のないご意見、ご感想などを頂けるとありがたいです。今回は特に。

結局は夕方頃にはなんとかプリントアウト完了。ペーパーや看板類にまでは手が回らず。
看板なんぞはそこそこ前から準備していたというのに…。

そして、細々した旅の準備は晩ご飯後、出発直前まで。
本も然りですが、どうにも今回は泥縄が過ぎるというもの。
大きい忘れ物がなければいいのだけれど。

21時過ぎ頃に出発。

で、大阪駅に早く着きすぎたので、そのまま三ノ宮へ移動。
「サンライズ」を待ち受ける格好に。

それにしても0時過ぎの発車まで1時間ほどあったので
駅前のKinkosでさっさとコピーを済ませておきます。

0時06分、「サンライズ」三ノ宮駅発。
往路は「シングル個室」。山側下段。

例によって個室内で一人宴会(トカ書くと淋しいヤツだ(苦笑))のつもりだったのですが、
一週間のおしごとの疲れ&ここ数日の睡眠不足からか
ちょっとだけビールを飲んだだけで壮絶な睡魔に襲われて沈没。
しかも浴衣にも着替えず、シャワーも浴びず、布団も掛けず。

目が覚めたのは名古屋駅での運転停車中。
さすがに翌日がこのままのばっちい子ではなんなので、睡魔を振り払って今更シャワーを。
更に残っていたお酒で半強制的に眠気を誘発してようやくちゃんとお休みなさい。

■23日(土):森とピアノとおしゃべりと■
目が覚めると横浜停車中。

さすがに疲れ気味だと寝てばかりになっちゃいますね。
無論、あくまで「寝台列車」。基本的に車内では寝るのが一義。
なのですからそれでいいはずなのですが何とはなしに損をしたような気分。
 # 世ではこれを貧乏人根性という

さて、今日は日吉真澄さんのピアノソロライブ「Forest Concert Vol.5」。仙川の住宅地の真ん中の林の中にある「森のテラス」にて。
初夏の鮮やかな木々の緑の中、アットホームでとてもいいライブでした。

日吉さんの曲を聴いたのは笠原弘子さんのアルバム「Nature」のインスト曲が最初でした。
ライブには何度かは青山のマンダラ辺りへは足を運んだのですが、このところは少々足が遠ざかり気味でした。
どうしても東京近辺(あとは故郷の伊豆辺り)での活動が中心ですのでなかなかに都合がつかず。

日吉さんの曲はなんというか…、聴いていると風景やストーリが浮かんでくるんですよね。
ドラマチック…というと少し違う気がするんですが。深層心理下に眠っている想い出が共鳴する、そんな感じ。
一般では恐らく「ヒーリング」系にカテゴライズされるんじゃないかと思うんですが、
それもなんかちょっと違うかな、と。個人的には「癒し」というよりは「優しい」感じがする。
しかもただ単に甘いだけの優しさではなくて時には厳しさも込められたような優しさ。

………感じていることが文章に出来ない自分の語彙力の無さが情けなや…。
少しでも興味を持たれた方、是非聴いてみた下さいな。それで分かると思うので。

ご一緒して下さった某Rさん、どうもありがとうございました。
しかも始まる前から終わってからも長く付き合っていただけ恐悦至極。
色々バカな話もしていたような気もしないでもないですが、またご一緒してただければありがたき。

で、晩は例によってきえざ氏宅…の予定だったのですが、
話を通したのが彼が見事に飲んだくれの時だったようで…。
まぁなんというか…「突然押しかける」格好になってしまいましたとさ。
そんなですのに結局転がり込ませてくれたきえざ氏に感謝。

■24日(日):同人のちから、モノクロームのちから■
翌24日は「三都物語35」。

久々に新刊を出すことができました。「ちいさなまほう Chapter.2」。
前の「Chapter.1」は去年9月の「三都」でしたから幻水ではなんと8ヶ月振りの新刊。
しかも一応続き物なのにここまで間が開いてしまったのはなんとも情けなき。

恐らく「Chapter.1」を奇特にも手にとって下さった方にもはや忘れ去られているんだろうなぁ、と
覚悟して行ったのですが、なんと、「待ってたんですよ〜」と言って下さった方が
何人かいらっしゃって驚愕しつつも感謝感激雨霰。
実は出た冊数そのものは実は微々たるものなのですが、その言葉だけでも本当に嬉しいです。
これからも続きを書いていく心の糧になります。

実は、前日晩がきえざ氏と結構うだうだと飲んでいたので寝不足気味でした。
ですから、微妙に愛想が悪かったり、軽く船を漕いでいたりしたやもしれません。
その辺では十分に楽しめなかった部分もあって勿体ないことをしたかもしれず…。

そして、帰ってから判明した驚愕の事実。
お隣さんが実は以前から本を買わせて頂いていた小説サークルさんだったという!!
せっかく色々とお話させてもらえるチャンスだったのに〜〜。残念至極。

終了後は駆け足で竹橋は国立近代美術館へ。
アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」展を観てきました。

ブレッソンといえば「決定的瞬間」の写真家として有名。
一見すると日常のなにげのない、なんでもないスナップ写真。
でもそれぞれの一瞬は変えようのないものを持っている。

またプリントが綺麗。黒は冴え、白は抜け、絶妙の中間調の灰色。
特に、ブレッソン本人によるヴィンテージ・プリントが展示されていたのですがこれがまたいい。
ブレッソンは撮影に集中するためにプリントは他に任せていたとされていますが、
にもかかわらずあれほどのプリントが出来たとは…。天は一人に二物三物を与えるのね(苦笑)

閉館時間まで時間がなく、あまりゆっくりと観てまわれなかったのですが、
それでも行って良かった!!むしろもう一回もうちょっときっちり観たいところ。
期間が8月12日までなわけですが、もう一週間長ければ……。

終了後は学部時代の後輩MAGRO君と東京駅で「サンライズ」の発まで飲み。
アヤしい話から年相応のネタまで色々とお話が出来て楽しゅうございました。
なんやかやで当時からきっちり縁が続いているのって彼ときえざ氏辺りだけなような。
今後ともよろしう。

22時ちょうど発の「サンライズ」で帰路に。
帰りは「ソロ」個室下段、何故か往路と同じく山側下段。

寝不足&疲れ気味のうえに出発前まで飲んでいたのでなんだか往路と同じ羽目に…。
軽い目にビールを飲んだだけでやっぱり寝こけまくっていましたとも。

目が覚めると名古屋で運転停車中。なにもここまで一緒でなくても(^^;
そしてこれもまた同じでシャワーを浴びて酒でも飲んで寝よう…と思ったんですが
シャワーから戻ってきても、「三都」での成果品の読書会に突入してみても
名古屋から発車しない「サンライズ」。

結局は1時間半ほど遅れで発車。あとで分かったことですが、
木曽川駅構内での貨物列車による人身事故の影響で止まっていたとの由。

1時間半も遅れるとなると色々と普段と違うことがあり、それはそれで楽しかったりします。
まず普段なら真っ暗なはずの関ヶ原や京阪神近辺が結構明るい。
しかも折も折、ちょうど夏至を過ぎたところですし。

確かに普段から見慣れている景色ではあるのですが、
ベッドに半身横になりながら、というのはなかなかにないこと。
もっとも、大阪近辺の駅では微妙にホームの人達の視線が痛かった気もしますが(^^;
そりゃまぁ、朝っぱらから浴衣姿で汽車の中のベッドに寝っ転がって
酒をかっくらっている(微妙に残っていたので…)なんてのが目の前を通ったら何とも言えませんよね。
こっちは微妙に「旅の恥はかきすて」なのですが(微妙に用法が違う気が…

姫路まで乗り、その足で直接市内の現地踏査の仕事を済ませ、お昼前に会社へ。
お昼ごはんは大阪駅で買った名物弁当「八角弁当」。関西な薄味が美味しい美味しい。
やたらと濃い味のコンビニ弁当と比べるとなんと美味しいこと。

と、中途半端にまだ旅気分だったわけですが、
結構力仕事気味な仕事が多くて帰る頃にはヘロヘロになっておりましたとさ。

■謝辞/まとめ■
さて、今回の上京。

前回5月の様な無茶な大旅行と比べると非常にこぢんまりとした旅行でした。
とはいえ、曲がりなりにも3泊、そこそこ長い旅行であることは確か。

そして、その途上でも無論様々な人にお世話になしました。
特に、23日にライブにご一緒して下さったRさん、その晩に快くも泊めてくれたきえざ氏、
24日に当日のお誘いでしたのに付き合ってくれたMAGRO君。
ここを見ているかどうか分かりませんが、どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

さて、次はいよいよ夏コミ。
そこに向けて色々とやらなければならないこと、やりたいこと、できること、
そんなことを考えていかないと。今度こそがんばりますとも。


2007年06月28日(木)
■何が正しくて何がおかしいのか■
おしごとでとある統計調査の結果をもとに資料を作成しています。
が、どうみてもその調査の結果そのものにどうみても不自然な部分があり、
そのまま進めていいものかどうか非常に微妙なところ。

一応は公的なちゃんとした統計調査だけにちょっとびっくり。

確かに本来は表に出ないはずの細かい部分の結果を利用しているので
ある程度は仕方ないかもしれませんが、それにしても意外と綿密にはなされていないんだなぁ、と。
あとはそもそもその調査はごく普通の一般人を対象にしたものなので、
その記入の時点でみなさんがてきと〜に済ませてしまっているのかもしれませんが。

んでもって、そのことを上司に諮ると、
「確実に調査結果がおかしい、と言えるのならいいけれど、その辺胸張って言える?」
トカ釘を刺されたりなんかして。
なんでも近いうちにその調査の集計をされたトコロの人と打ち合わせで同席することになるそうな。
確かにそこで「アンタのとこの調査おかしいやん」とははっきりは言いにくいですし、ねぇ(^^;

そんなこんなで今日は一日中データをこねくり回していましたとさ。
もっとも、かといって満足のいく結果などは得られるわけもなく。

いわゆる「徒労」というヤツです。
やれやれ。

■迫り来る脅威■
そんなこんなで誕生日までの残り数日の一日を半ば無駄にしてしまったわけです。
さすがにこの歳になるとあんまり喜ばしいものではなく
近付いてくるのが微妙に怖いというか侘びしいというか…。

2007年06月29日(金)
■好っきとかっ 嫌いとか♪■
言いだしたのは〜 誰なのかしら〜♪
駆け抜けてゆく〜 私のめもりあ〜る♪

さておき。

先程、部屋の片付けをしていて先程とんでもないものを発見してしまいました。
10年程前に声優の笠原弘子さんの同人誌に載せた座談会を録音したMD。
少しだけ流してみてすぐ停止しましたとも。

あまりの恥ずかしさにッ!!

なんといいますか……、好きなのはいいんですが、
その好きな気持ちがはみ出てるというか暴走しているというか…。
どうにも肩に力が入りすぎてるんですよね、どうしようもなく。
なんだか好きであることに一生懸命に理由や意味、意義付けをしようと
躍起になっている、そんな気がします。他との違いだとかを色々考えたりなんかして。
正に認めたくない若さ故の過ちです(苦笑)

当時の自分に「好きなら好きでいいじゃん」と肩を叩いて言ってやりたい。
難しいことなんて考えることもない。むしろ単純に「好き」でいい。

……もっとも、てなことを書いている時点で全然肩の力抜けてないやん、って気もしますが(苦笑)

■永遠の17歳■
てなわけで、今日は日付の上では17歳(25進)最後の日でした。
明日からは17歳(26進)です。

2007年06月30日(土)
■普通の一日な誕生日■
6月30日、ちょうど1年の折り返しポイントです。
で、私の誕生日でもあるわけです。

といってもまぁ、何が特別な一日なわけでもなく。

小学校の頃こそ誕生日パーティとかやりましたが
中学に上がった頃からはそういうのもやらなくなりましたし。
そもそも中学以降ですとこの時期はモロに期末テストの時期になるんですよねー。
祝って欲しくても祝ってもらえるわけにもいかず(^^;

そして、今の歳にもなると あまり「めでたい」とも感じられませんし、ね(苦笑)

というわけで、極々普通の土曜日でした。
一週間の疲れを癒やすべくお昼前頃までぐーすか寝て、
ブランチ気味のごはんを食べて一日ブラブラと。

比較的涼しい目の一日で心地よかったですし、
自室で軽い目に扇風機を回して淡々と読書やら片付けやら。

そして普通に日が暮れて、普通に晩ご飯を食べて、普通に寝て、と。

それもまたよし。

■とはいえ■
mixi辺りではボツボツおめでと〜なメッセージがあったのですが、
今日に限ってこのサイトのアクセスが一桁台前半ってどうなの(苦笑)


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