●高野山周辺
龍神温泉
無料になった高野龍神スカイライン
(国道371号線)で約1時間
東大寺・大仏殿
厳島神社
●日本の世界遺産
熊野古道・中辺路周辺
那智の滝
熊野本宮大社
洞川温泉からの大峯山
吉野山 国宝・金峯山寺蔵王堂
●熊野那智大社、青岸渡寺、那智の滝周辺
*各所に車で30分程度
・紀伊勝浦温泉
・めざめ温泉(休暇村南紀勝浦)
●熊野本宮大社・熊野古道/中辺路周辺
・湯の峰温泉
・川湯温泉
・渡瀬温泉
*国道168号線で30分程度
・十津川温泉郷
●吉野山・大峯山周辺
*吉野山の文化遺産観光に便利
・吉野温泉
・吉野山温泉
・新吉野温泉
*大峯山登山のベースキャンプ
・洞川(どろがわ)温泉
紀伊山地の世界遺産登録によって、周辺温泉街への経済効果がかなり期待できるようになった。
各地の文化遺産を観光あるいは熊野古道を歩く場合に便利な温泉は次の通りである。
●紀伊山地の温泉
熊野速玉大社
(1)霊場(山岳三霊場)
霊場名 |
所在地 |
構成資産 |
特徴 |
吉野・大峯 |
奈良県 |
吉野水分神社、金峯神社、金峯山寺、吉水神社他 |
修験道の本山 |
熊野三山 |
和歌山県 |
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、青岸渡寺、那智大滝他 |
神仏混交の熊野三山 |
高野山 |
和歌山県 |
金剛峯寺、丹生都比売神社、慈尊院、丹生官省符神社他 |
真言密教の根本道場 |
(2)参詣道
参詣道名 |
所在地 |
特徴 |
大峯奥駆道 熊野参詣道中辺路 同小辺路 同大辺路 同伊勢路 高野山町石道
|
和歌山県 三重県 奈良県 |
三つの山岳霊場に通じる道。 吉野・大峯と熊野三山を結ぶ約80kmの大峯奥駆道の大半は、標高千数百メートル級の山々を越える。 熊野三山と京都・高野山・伊勢神宮を結ぶ「熊野参詣道(熊野古道)」は、時代によって複数の経路が出来た。 |
●「紀伊山地の霊場と参詣道」の範囲
遺跡、文化的価値の高い建造物、貴重な自然環境を保護し、人類共通の財産として後世に伝えるため、世界遺産条約(1975年発効)に基づき、世界遺産にリストアップされたもの。遺産には3種類あり、全世界の件数は次の通り。
・文化遺産(遺跡・建造物など)・・・582件
・自然遺産・・・149件
・複合遺産・・・23件
●世界遺産とは
法隆寺地域の仏教建造物 (文化遺産) |
姫路城 (文化遺産) |
屋久島 (自然遺産) |
白神山地 (自然遺産) |
古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市) (文化遺産) |
白川郷・五箇山の合掌造り集落 (文化遺産) |
原爆ドーム (文化遺産) |
厳島神社 (文化遺産) |
古都奈良の文化財 (文化遺産) |
日光の社寺 (文化遺産) |
琉球王国のグスク及び関連遺産群 (文化遺産) |
紀伊山地の霊場と参詣道 (文化遺産) |
2004年7月1日、中国で開催された第28回世界遺産委員会で、和歌山・奈良・三重県にまたがる「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産(文化遺産)への登録が承認された。
1993年に初めて「法隆寺」や「姫路城」など4件が登録されて以来、今回の登録でわが国の世界遺産は合計12件となった。
紀伊山地の世界遺産登録によって、紀伊半島南部の熊野古道・熊野三社・観光地・温泉地への巡礼・ウォーキング・観光・温泉などを目的とする旅行者の増加が見込まれることになった。
しかしながら、この地方は東京、大阪方面から来るとなると交通の便が悪く、秘境と言ってよい地域となる。
その中にあって、俄然注目されるのが、白浜温泉だ。
東京からは飛行機で南紀白浜空港に約1時間余りで到着する。大阪からは紀勢本線スーパーくろしお号を利用すれば2時間弱で白浜駅に、車では阪和自動車道を利用して約3時間で到着する。
一方、白浜から中辺路経由で本宮町(熊野本宮大社・湯の峰温泉・川湯温泉・渡瀬温泉)へは、よく整備された国道311号線を利用すれば、距離にして約60km、バスで1時間半、マイカーで1時間ほどだ。
那智勝浦町(熊野那智大社・那智の滝・青岸渡寺・熊野速玉大社・那智勝浦温泉など)へは、国道42号線で約100km(車で2時間)、紀勢本線で約1時間半だ。
こうした交通の便を考えれば、白浜温泉を三角形の頂点とする本宮・那智勝浦とのゴールデントライアングルが構築される。また、遠方の来訪者は1泊でなく、2泊、3泊して熊野古道を歩いたり、参拝したり、観光したり、温泉旅館に宿泊することも多くなるだろう。
紀伊山地の世界文化遺産登録
●白浜温泉
熊野古道・本宮・那智勝浦周辺の登録遺産・観光地・温泉の拠点
*国道311号線で熊野本宮大社まで約1時間
*国道42号線で熊野那智大社まで約2時間
白浜温泉と熊野三山及び周辺温泉地等へアクセス
●白浜へのアクセス
*東京から飛行機で南紀白浜空港まで1時間
*大阪から紀勢本線スーパー黒潮号で2時間弱
*大阪から阪和自動車道で約200km、3時間
●白浜からのアクセス
*白浜から快適な国道311号線、中辺路経由で本宮町(熊野本宮大社・湯の峰温泉・川湯温泉・渡瀬温泉)へは、距離にして約60km、バスで1時間半、マイカーで1時間
*那智勝浦町(熊野那智大社・那智の滝・青岸渡寺・熊野速玉大社・那智勝浦温泉など)へは、国道42号線で約100km(車で2時間弱)、紀勢本線で約1時間半だ。
紀伊山地の世界文化遺産登録によって、紀伊半島南部の熊野古道・熊野三社・観光地・温泉地への巡礼・ウォーキング・観光・温泉などを目的とする旅行者が増加するだろう
しかしながら、この地方は東京、大阪方面から来るとなると交通の便が悪く、秘境と言ってよい地域となる。
その中にあって、俄然注目されるのが、白浜温泉だ。
白浜の下記のようなアクセスの優位性から、白浜温泉を三角形の頂点とする本宮・那智勝浦とのゴールデントライアングルが構築されよう。。
白浜観光協会HPから借用
紀伊山地の世界遺産登録と白浜温泉
白浜温泉は世界遺産「紀伊山地の霊場・参詣道」の観光拠点