夢咲塾イベント 2008年11月
ホーム
夢咲トップ
夢咲・響会イベント
リスト

前へ  次へ

第6回高田夢まちウォーク
      〜秋の横大路・伊勢街道ウォーク〜
   今回のテーマは横大路。当麻の長尾神社から桜井の仁王堂の寺川にかかる小西橋にいたる約12.kmを東西に走る道で、古代からの主要街道。シルクロードの終着点といわれる奈良への大阪からの通り道であり、ある意味、奈良のシルクロードと言える道である。浪速津についた中国・朝鮮の使者たちは二上山をめざし歩き、竹之内峠を越えて大和に入り、横大路を通り、そして下ツ道で、北に向かい平城宮に至るのである。もちろん、現在の道がそのまま古代の道であると判らないところもあるが、のどかな田園風景の中でみる葛城の山並みなどは古代のロマンを感じされるに十分な風景だろう。また、横大路は、長谷街道や伊勢街道とう言い方もあり、中世から近世にかけては、長谷寺や伊勢神宮に向かう主要街道でもあり、江戸時代のお蔭参りの流行の際には、街道沿いでは施行が行われ、相当な賑わいを見せたようである。
 で、今回のまち歩きは、流石にそのすべてを歩くことは難しいので、近鉄磐城駅前に集合し、長尾神社を出発、高田の竜王宮解散という約4km程度の行程のみ。雨模様で少し足元が悪い中ではあったけれども、10数人の参加者とともにゆっくりと歩きました。最初の長尾神社では、神主さんも出てこられて神社のいわれの簡単な説明もしてくださいました。そのあとは、尺土のまちを通って高田へ。この間は特に見るべきものはなく、ひたすら田園風景。天気さえよければ、二上山をはじめ素晴らしい山並みの風景を見れるのだろうが、少しもったいない感じがどうしてもしてしまう。高田に入れば、ある意味いつものコースとなり、静御前の塚、大中公園、静御前の笠掛けの松と回った後、長谷本寺へ。長谷本寺でも副住職さんが出てこられ、県の文化財でも本尊十一面観音像の話などいろいろな話を聞かせてくださいました。その後は、高田の東口と呼ばれた旭町の大神宮高灯篭まで。お蔭参りで建てられたこの灯篭の火は、昔は遠くからも見え、高田の場所を示すものであったそうである。そして最後は、少し戻り、竜王宮へ。出発点であるの長尾神社と竜王宮は、お互い向かい合って建っており、竜王宮が竜の頭で長尾神社が竜の尾であるという伝承もあり(一説には大神神社が頭で、竜王宮は腹)、今回通ってきたこのルートは竜の道であると言えるのだろう。
 時間と体力さえあれば、さらに東に足をのばし、八木、桜井、長谷、さらには遠く伊勢まで歩くのも楽しいだうろ。是非、機会を作ってこの続きの道を、古代のロマンを胸に抱きながら歩きたいと思った一日でした。 (2008.11.09)
映画「大和川慕情」撮影協力
   夢咲塾は毎年「高田夢まちシアター」と題して映画上映会を行っているが、第1回で上映をした「あかりの里」を撮った横田監督が高田のまちを舞台にした映画を撮るということで、夢咲塾は前面協力をすることになりました。専立寺や弁天座前の通りをはじめ、製氷店、お風呂屋さんなどでロケが行われました。特に製氷店は、主人公の父が製氷店をしている設定で、ここが物語のメインの舞台になるところ。その他にも、高田の各所で映画は撮られ、おそらく完成した作品は、高田の素敵な風景を描き出してくれているだろうと思う。
 初日は、マンションでの撮影から開始ということで、夢咲のメンバーは夕方駅前に集合して、弁天座前など、高田のまちを歩くシーンの撮影で交通整理などを手伝うことになりました。しかし、5時過ぎには集まったもののマンションでの撮影が押して、結局、3時間ほど待たされて、8時過ぎにようやく開始。はじめて撮影風景をみるということもあり、最初のうちはなかなか楽しかったが、駅前、高砂町、天神橋と撮影が続くうちにだんだんと撮影の大変さが身にしみてくるようになりました。結局、初日の撮影が終わったのは、深夜2時。最後まで撮影に付き合ったのは数人でしたが、これが1週間続くとなるとなかなか大変だなぁというのが初日からの感想でした。
 で、二日目の午前中は専立寺でお葬式シーンの撮影。本町の人たちにもエキストラに来てもらい撮影が行われました。寒空の中、ワンカットワンカット撮っていく作業は、エキストラの方も、大変だったようです。午後は、お風呂屋さんに行き、庭での撮影、風呂場での撮影と続きました。狭い場所での撮影はなかなか大変で夜の8時過ぎまで続きました。その後も駅での撮影などが続き、その日は11時ぐらいまで撮影が行われたようです。で、さらに次の日は、午前中、高田のまちでの撮影。で、午後はいかるがホールに場所を移しての撮影となりました。いかるがホールでの撮影では、インターンで夢咲塾に来ている学生たちをつれてエキストラとして出演もしました。楽屋前でのシーン、観客席でのシーンとエキストラにも細かい裏設定や演技指導があったりと案外エキストラというのも大変だと実感しました。そのその日の撮影は5時には終わり、スタッフも少しはゆっくりできる時間があったようです。
 4日目の午前中は、弁天座前で、弁天座に出演している役者を交えてのシーン。初日とは違い昼のシーンなので、交通量も多くまた踏み切りも傍にあるので、O.K.がでるのも一苦労でななかな大変なシーンでした。監督の話ではこのシーンが一番撮影に苦労するだろうなと思っていたそうなので、とりあえず、ここを終えたことで一安心といった感じだそうです。午後からはメインの製氷店での撮影。氷作りの職人技なども見せてもらい、なかなか貴重な体験をすることができました。製氷店での撮影は、翌日も行われ、さらにその次の日は、御所での撮影。このあたりは、ほんんど参加することはできませんでしたが、撮影は順調に行われたようです。
 最終日の朝は、再びお風呂屋で撮りきれなかった分の撮影。さらにそのあとは、天神橋西にある路地での撮影。日頃通っているよく知った場所である筈なのに、こんな路地があったということは全く知りませんでした。映画を撮るに際して監督は、高田を歩き回り、ロケ地をさがしたそうで、地元の人もあまり知らない素敵な場所を見つけてくることにすごく感心をしました。で、最後は天神橋のギャラリーでの撮影。この日もインターンの学生が二人参加してくれ、エキストラをはじめ、いろいろと手伝ってくれました。昼のシーンが終わったあとは、夜のシーンの撮影のため、商店街の電気が落ちるまでの、2時間ほどの休憩。その間は、学生さんたちと高田のちま歩きをし、高田のまちをみてもらうことに。最後は、軽くSCAR FACEでカレーでも食べ腹ごしらえをしてから、撮影の再開。で、その後も撮影は続き、学生さんたちは途中で帰ったものの、結局、撮影は、夜中の2時まで。無事、全日程を終えることができました。
 なんだかんだと結構大変だった一週間。映画の撮影を近くで見ることができて、いろいろと勉強になることもありました。とにかく、映画撮影なんて、好きじゃないとなかなかできないものだと言うのが、正直な感想。日頃は、映画を観て好きなことを言っているだけでしたが、映画の様々な側面をみることができて、大変なりに、有意義な一週間でした。(2008.11.24-30)
 
 ホーム//読む/聴く/歩く/見る/語る/創る