夢咲塾イベント 2005年2月
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地域づくり団体研修交流会・奈良大会
  今回は地域づくり団体全国研修交流会ということで、夢咲塾を中心に、第2分科会を高田で担当することになりました。初日は経済会館でのパネルディスカッション、二日目は高田のまち歩きで、高田のまちに対する理解をいろいろな角度から深めてもらい、高田を好きになって帰ってもらおうというのが狙い。全国から集まってくる人たちに高田のよさをいかにアピールするかが非常に大事なところ。高田の分科会には、北は福島県から南は沖縄まで、全国から30名ほどの申し込みがあり、地元参加を合わせて50名ほどの参加者になりました。
 パネルディスカッションでは畿央大学の藤原昭先生をコーディネーターとして、第1部では、夢咲塾を含めた高田の4団体の事例報告、第2部では全国からの報告が2例行われました。改めていろいろな報告を聞いていると、この高田の町でも多くの人が、頑張っていろいろな試みをしているということがよくわかる。しかし、現実的な問題、それらがどれぐらい実を結んでいるのだろうかと考えると、楽観的に考えるわけには行かないだろう。当然といえば、当然だが、結局続けていくことしか方法はない。極度の財政難であるこの町で何をしたところで大した変わりはない。でもそんな町でもこの町が好きだから、いろいろな試みをする人がいるのだろう。こうして報告する内容が少しでもあることが、救いなのかもしれない。結局、まちづくりは、結果が何時出るかなんてわからないということなのだろう。
 分科会のあとは、交流会・夜なべ談義と全国から来た人たちと食事をしながらの交流。途中、僕は用事があり抜けていたので、あまりいろいろな人と話は出来なかったが、お酒を飲みながらの会話はいろいろなことが聞けてなかなか面白い。交代交代に自分の熱い思いを語り、時間が足らないぐらいの盛り上がりを見せる。まちづくりをする人たちは、やはり単純に熱い人が多いのだろう。11時過ぎまでなんだかんだで夜なべ談義は続きました。
 2日目はまち歩き。雨が心配されたが、晴天になり、静御前関係の遺跡や高田の市街地・商店街を歩いてもらいました。昨夜の夜なべ談義の続きのようにまち歩きをしながら、いろいろな人と話をし、さらに交流が深まっていったような気がする。本郷通、天神橋商店街、市町、本町と歩く中で高田の町をいろいろと紹介。途中、本郷通の佛願寺でお茶の接待をしたり、天神橋のリサイクルショップで買い物をしたりと、いろいろと楽しんでもらえたようだ。やはりまちを歩くというのは単純に面白い。たとえ、よく知ったまちでも、こうしてはじめて高田に来た人たちと歩いて見れば、いろいろな発見があったりする。質問を受けたりするなかで、日頃当たり前におもっいるものが新鮮に見えたりする。そして多分、こうしてまち歩きをするなが、全国から来た人たちにも高田のよさをわかってもらえたと思う。最後には寺内町である本町の専立寺により、住職にいろいろな話をしてもらい、まち歩きと二日間の纏めとする。参加者の顔を見ているとそれなりに満足してもらえたようである。そして最後に昼食。その場でもいろいろと話が交わされ、さらにさらに交流が深まる。二日間という短い時間で会ったが、高田のよさをそれなりに伝えれたのではないかと思う。非常に有意義な二日間であっただろう。(2005.2.17〜2.18)
 
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