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起床 8:00 日に日に起きる時間が遅くなります。昨日シャワーを浴びずに寝てしまった二人は朝から大忙しでシャワーを浴びて、食事に行きました。ようやく準備も整って、さぁ出かけるぞ!という時間は10:00でした。今日から2日間自由行動なのです。さて何処に行こう?
宝石屋 週末なので朝は遅くてよかったようです。この日は土曜日。休みの日はデパートなどのお店は全て11:30開店なのだそうです。

そんな事とは露知らず、近所の伊勢丹に歩いていこうとして、少し道を間違えました。そしたら、私服の警察に呼び止められたのです。彼は英語で話しかけてくれました。
Police:「何処行くの?」
Me:「伊勢丹」
Police:「今日は休日だからまだあいてないよ。それにこっちからは行けないよ」
We:「・・・・」
Police:「伊勢丹は高いよ。タイの人はその隣の駅のデパートでみんな買い物してるよ。地図持ってる?」
We:図書館で借りた地図を出すと。
Police:「今はここ。伊勢丹はここ。安いデパートはここ。」とボールペンで○○○
Me:図書館の本なのに・・・。
Police:「でも今から行っても開いてないから、安い宝石屋に寄ってから電車で行くと良いよ。」
Police:「宝石屋へはトゥクトゥクで20Bで行けるから。呼んであげよう!」

ということで、PoliceManの言われるがまま、親切だと信じてトゥクトゥクに乗り込みました。場所と料金の交渉までしてくれてとっても親切でした。母がチップを渡そうとしても、自分は警察だからいらないよ。と言って受け取りませんでした。
で、付いたところは、いかにも怪しげーな宝石屋。誰も、買い物客なんて居ません。どころか、ここは何処?って感じです。とにかくお店に入ってみました。

もちろん本物の金・サファイア・ルビーなどなど・・・。初日を思い出すような商品の数々です。正直、欲しいけど、でもすっごい欲しいわけでもなく、無理して買うのもどうかと思うって感じで一通り商品を見て帰ろうかと思いました。店の人は、PoliceManの紹介なら2割引きとか言い結構強引です。なんだかあのPolicemanも怪しげになってきました。値段は多分安いんだと思います。2万円前後でペンダントトップが購入できるぐらいです。もちろんサファイヤなどの石つきで。帰るに帰れなくって、一番安い商品を見てこれのホワイトゴールドを見せて欲しいと聞いてみました。店員は、商品を持ってこず書類などを記入しはじめます。

Sales:「クレジットカードを!」
Me:「いやいや、商品を見てから出ないと購入できない」
Sales:「ここには商品は無い。先に支払いをしておいてくれれば、夕方ホテルまで持っていく」
いかにも怪しいではないですか!!
Me:「じゃぁいらない」

Sales:「30分待ってくれれば、商品を持ってくる。その間お母さんこれはどう?」新しい商品を母に見せてきました。
正直、値段も商品も悪くは無いんです。でも、商品を見ずに購入だなんて、ちょっと無理でした。勇気を振り絞って、「帰る!」と良い。母と妹を連れて店を後にしたのでした。

はぁ〜、無事出れて良かった。あの警察はなんだったんだろう・・・。

伊勢丹へ さて、疲れ果てた私たちですが、ここで気を許すわけには行きません。店を出たのはいいけれど、ここは何処?って感じです。

トゥクトゥクのお兄ちゃんが声をかけてきます。片言の日本語だと結構怪しいです。
兄ちゃん:「何処行くの?」
われわれ:「伊勢丹」疲れたので伊勢丹に戻ることにしたのです。
兄ちゃん:「20Bで行ってあげる代わりに、お土産屋に5分だけ寄って!」
われわれ:「じゃあいい!」もうこりごりです。早く私たちを伊勢丹にかえしてくれー!!

とにかく、駅の方角まで歩きます。今日からの自由行動が不安だった私は、昨日のバスの中で起きて道を覚えていました。でもここは知らないところ。そして、寝る前にも地図を見て復習をしていました。そのおかげで、なんとなく方向感覚があり、駅の方角などは判るようになっていたのです。

また、途中日本語で話しかけるタクシーの運転手
運転手「何処行くの?」
母「伊勢丹」
運転手「200Bでどう?」法外な値段を吹っかけてきます。
母「20B」
運転手「OK!20Bでお土産屋に寄って!」またかよ!
母「いらない!」
運転手「土産屋寄らずに70Bでどう?」
このタクシーはメータータクシーです。なのに、交渉制とはどういうこと?と思いながら、ここは知らない所。この後、タクシーが捕まったとしても同じようなものでしょう。特に週末はこんなのが多いそうです。私と妹が70Bで折れて伊勢丹に連れて行ってもらうことに合意しました。こうでもしないと、いつまでたっても伊勢丹までたどり着きません。

タクシーに乗ると、運転手はわれわれが日本人だと判っていながらも、おもむろにマスクをし始めます。それ感じ悪いって!
そして、バックミラーでチラチラと私の顔をみて「ゆみこ!ゆみこ!」と言い始めます。ますますおかしな行動です。勝手に人の名前を付けてるのかと思って、無視してると、「ゆみこに顔が似てる」といい始め、妹と二人はとてもキレイだと言ってくれました。でも「ゆみこ」って誰やねん。疑問を残しながらもようやく伊勢丹に辿りつきました。伊勢丹に着くまでが長かったー。
ここで、弁明しておきますが、タイの人は皆さん悪い人ではありません。どちらかと言うと親切心からこうなるんだと私は考えます。日本人が困っている外国人に気軽に声をかけられますか?タイの人はそれができるんです。ちょっと尊敬します。

エステ 伊勢丹をうろうろとしていると、昨日夜中の予習で見た、コーセーのエステサロンが見えてきました。値段を確認してみてもそんなに高くありません。確か一人2100円程度で1時間半だったと思います。仕上げにマッサージとお化粧までしてくれるとの事で、女3人で来た時しかできないと思い、やってもらうことにしました。
妹は17歳。まだ化粧はしていません。でも、エステが終わって、化粧をした妹を見て思わず惚れてしまいました。かわいいー!!

とっても気持ちのいい1時間半でした。なんだか口を開けて寝ていたような記憶もあります。

昼食 気持ちよくなると、今度はお腹がすいて来ました。そこで、伊勢丹の最上階のレストラン街へ行きます。有るのは日本料理・中華料理屋・フランス料理・カフェ。

迷わずカフェに行き、カレー・トムヤンクンとタイらしい食べ物を頼みました。でも、やっぱり日本人の口には合わないぐらい辛いんです。頭痛がしてのどが痛くなったのですが、それでもちゃんと平らげてきました。心配した店員さんが水を持ってきてくれました。母は、唐辛子をそのまま食べてしまったのです。店員さんも「それはあかんよ〜」って感じでした。ツアーで行くところは高級なレストランで、やっぱりそれなりの味なんだと実感したのでした。

ジムトンプソン さて、買い物タイムです。伊勢丹1階のジムトンプソンで旦那様のネクタイを物色します。そのほかTシャツ・手鏡も購入しました。
ジムトンプソンはタイシルクで有名です。手触りもよく、何よりも柄がとってもステキなんです。値段もお手ごろで、ちょっと気を張る方へのお土産には不自由しないと思いますよ。 
お土産1
WTC 伊勢丹はWTCと隣接しています。ここで、その他の専門店外を見て歩きました。

ジムトンプソンと同じようなものを売っているのですが、シルクではなくてもっと格安で手に入るお店も1階にありました。「NAYURA」とかなんか言うお店だったと思います。そのほか家具や、デパートなどなど勢ぞろいでした。伊勢丹の5階にはスーパーが有ります。日本でよく見るものも多いのですが、タイでしか購入できない調味料なども売っていて、ちょっと面白いですよ。

右の写真の右側はフライ用のタレ・左はタイスキ用。

休憩するなら、1階にKFC/スタバ/ミスド/ダンキンドーナツなどのファーストフードがたくさんありました。

お土産2
夕食 昼食に失敗したので、夕食は絶対失敗しないと思われるホテルのバイキングに行くことにしました。目指すはヒルトンです。タクシーに乗っても言葉が通じない可能性があるので、現地の言葉で「ヒルトンホテル」とメモ書きをどなたかに頼むといいですよ。今回は妹が英語で挑戦して来ました。英語が通じそうなガードマンにお願いし、ガードマンが知っている人を紹介してくれて何とかメモをGetです。

ヒルトンホテルはすごかった!!やっぱり大きくて広く、立地条件も良い様子。中には写真のように民族楽器を弾いている美人のおねーさんがいました。妹がこのおねーさんに惚れ込んで写真を1枚取らせてもらいました。

夕食は非常に満足でした。ロビーの下にあり、ホテルの雰囲気を堪能しながら食事をいただけます。一人3000円程度です。日本のヒルトンでディナーを食べることを考えると安いですが、タイのお金で考えるととっても贅沢なお食事です。タイ料理・日本料理などが楽しめ、麺・カレー・スープ・前菜・その他肉料理や魚料理・デザート・フルーツ・アイスがとっても豊富です。飲み物は別料金です。もちろん味は文句なし!本当においしいものが食べれます。

ただ、難点はここのウェイターでした。お客は他にも居たのに私たちのテーブルに張り付いていて、どうやらずーっと話を聞いている様子。なんだか食べにくいというか、話しにくいというか・・・。たとえば、「コーヒーでも飲む?」って3人で話しているだけで、飛んできて「コーヒーですか?」とか言ってくる始末。最後の最後に確認したところ、日本語も少しわかるそうです。やっぱり話全部きいてたんやなぁ。もしかしたら、昼のタクシーの「ゆみこ」の話をしてたんが気になったのかもしれへんなぁ。「ゆみこ」って誰やねん。

タイのきれいなおねえさん2
帰宅 ホテルに帰宅するのもやっぱりタクシーです。ホテルではドアマンがタクシーを呼んでくれました。行き先を聞いてきたので「バイヨークスイート」と言うと。「何故?」というような顔をして、不思議そう。ヒルトンに泊まりたいのは山々だけど、われわれはバイヨークスイートに寝に帰らなくてはいけないのよ〜。

明日は最終日!何処へ行こうかなぁ。

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