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No.4 改正基準法(仕様規定化)に伴う接合金物の仕様について

2002年8月


3-3-4 仕口構造方法の詳細

各軸組の種類および柱位置に応じて算出される柱の引張力に対してそれに応じた金物等を選定し、その金物等仕様が告示1460号表3に別記されているが、その金物は基本的に筋かい仕口同様Zマーク表示金物を想定したものであり、Zマーク表示金物の同等認定品は、認定の対象となっているZマーク表示金物と同じ使用部位に使うことが可能である。

その詳細を下図にしめすが、参考図書としては筋かい金物と同様に(財)日本住宅・木材技術センター発行「使い方シリーズB−Zマーク表示金物」を参照のこと。

金物の許容耐力の単位はSI単位表示し、そのうち( )内値は設計の参考として暫定的な数値とする。(従来のkg単位に読み替える場合は 1kN≒100kgf )




 記号  金物の仕様
 い  短ほぞ差し 又は かすがい
 ろ  長ほぞ込み栓ち 又は CP−L金物打
 は  CP−T金物 又は VP金物
 に  羽子板ボルト(ZS50釘無し) その1
 に  短冊金物(ZS50釘無し) その1
 ほ  羽子板ボルト(ZS50釘有り) その2
 ほ  短冊金物(ZS50釘有り) その2
 へ  H.D金物1.0t用
 と  H.D金物1.5t用
 ち  H.D金物2.0t用
 り  H.D金物2.5t用
 ぬ  H.D金物1.5t用×2

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 ©Tahara Architect & Associates, 2003