表1に平屋・最上階柱(2階建ての2階柱)の配置および壁倍率別による接合種類を指定し、表2に最下階柱(2階建て柱の1階柱)での場合を指定し、表3に具体的に接合種類の仕様を規定してある。
以下その表を取りまとめ、添付する。
※欄:例示以外の倍率の軸組を設けた場合やこれに当てはまらない部位等について、講習会テキストに述べられている別途算定式で必要金物を算出した。
筋かいは圧縮側で有効に抵抗する。
三ツ割筋かいでは圧縮と引張の耐力比が2:1となり、柱頭・柱脚金物引張耐力算出に関しては、その圧縮:引張の応力分担比を考慮してある。
※欄:例示以外の倍率の軸組を設けた場合やこれに当てはまらない部位等について、講習会テキストに述べられている別途算定式で必要金物を算出した。
表Aは、一般に構造計算にて算出される金物にくらべて、厳しい内容になっている。
なぜなら、2階・1階共同じ種類の耐力壁が使われているという想定で算出されているからである。
故に平屋・最上階で筋かいの場合は応力分担比を考慮したが、最下階の場合、上下階で圧縮と引張の応力分担比が相殺されるので、筋かいたすき掛けの場合と同様になっている。