所在地 : 下高井郡野沢温泉村
野沢温泉には13の共同浴場がある。大湯・熊の手洗い湯と並んで歴史のある河原湯で3年ぶり、2回目の入浴をした。前回は日中、今回は夕食後の入浴、趣きが全く違っていて、楽しい入浴となった。
ここは常に高温、入浴するとシャキッとするので、「朝湯の河原湯」と地元で呼ばれているそうだ。
大湯・河原湯・熊の手洗い湯の3つは特に歴史ある外湯だ。
大湯と同じく、江戸時代の面影を残す湯屋建築で規模は若干小さい。
大湯からほんの少し下った先にあり、もともとは流れ下っていた細い渓流沿いにあったのでこの名が付けられたそうだが、なるほど地形がそれを物語っている。
内部は他の共同浴場と同じく、浴室と簡単な棚がついた脱衣場が一体となった形式だ。
浴室は石タイルが敷かれた立派なもので、浴槽は3mx2mくらい、一度に8人は入れるだろう。
温泉はわずかに硫黄の臭いがする含石膏-食塩・硫黄泉(観光協会HP)、光線の具合もあるだろうが黒ずんで見えた。
湯の温度が高く、朝入るとすっきりすることから地元では「朝湯の河原湯」と呼ばれているらしい。
大湯を少し小さくしたような湯屋建築の河原湯
他の外湯と同じく脱衣場と浴槽が一体となったスタイル。
ここにも、外来者には便利な貴重品入れが設置されている。
住 所 | 長野県下高井郡野沢温泉村 |
電 話 | 0269−85−3111(野沢温泉村役場) |
交通機関 | 上信越自動車道豊田飯田ICから国道117号線等で約20km JR飯山線戸狩野沢温泉駅からのざわ温泉交通バス野沢温泉行きで20分、終点下車 |
施 設 | 簡単な脱衣室のみ。 付近に駐車場スペース無し。300mほど離れた野沢温泉村営駐車場を利用 |
宿 泊 | 無し |
泉 質 | 含石膏-食塩・硫黄泉(観光協会HPに記載の通り) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 | 5時〜23時(11月〜3月は6時〜23時) |
定休日 | 無休 |
入浴料金 | 宿泊客は無料でいいと思うが立ち寄り湯の場合は寸志を投入したい。 |
入浴施設 | 内湯男女各1 |
浴室備品 | シャンプー類無し、小型の貴重品入れあり。 |
観光スポット | 近隣:おぼろ月夜の館[斑山文庫]、上の平高原ハイキング、つつじ山公園、麻釜、千仏堂、日本スキー博物館 善光寺、妙高高原、黒姫高原、戸隠高原 |
お土産・食事 | 土産:本場の野沢菜 「新杵製菓」の温泉まんじゅう 食事は温泉街に多数 |
近くの温泉 | 馬曲温泉、松之山温泉、秋山郷の温泉、赤倉温泉、新赤倉温泉、妙高温泉、関温泉、燕温泉、渋湯田中温泉郷 |
村観光協会HP 旅館組合HP |
http://nozawakanko.jp/ http://nozawa.jp/ |
雑記帳 | 信州第一位の土産はなにか? 文句無く野沢菜の漬物だろう。信州の温泉・観光地や中央・長野自動車道のSAには、ワサビを上回る量で、いろいろなブランド名の野沢菜の漬物が並んでいる。中にはワサビ味の野沢漬も売られている。細かく切った野沢漬をご飯にのせて(又は茶漬けにして)食べると、程よい塩味と独特のシャキシャキした歯触りで、とても食が進む。 帰京するとき、また東京から帰るとき、中央自動車道の諏訪湖SAに立ち寄って、必ずこれを買い求めている。 |
施設名 : 河原湯 (入浴日:2009.5.15 2回目入浴:2012.7.11)
石タイルが敷かれ格調高い雰囲気。源泉は河原湯源泉、経時変化により黒ずんで見えた。(右と共に再訪時の夜間に撮影)
湯口には熱湯注意の札。源泉温度は64℃とそう高くは無いが、源泉に近いのか、風呂内は激熱で入浴不可能。誰もいなかったので、1分ほど加水させて頂いた。。
共同浴場の「大湯」と並ぶ野沢温泉のシンボルで天然記念物である「麻釜(おがま)」。立ち入りが許されている地元の人が野菜などを茹でたりしている。