白浜温泉 松乃湯 (和歌山県)
白浜町・白浜温泉については特集 南紀白浜温泉参照
白浜温泉は、奈良時代に「牟婁の温湯」の名で登場し、日本3古泉の一つに数えられている。

白浜温泉は、田辺湾から鉛山湾にかけて点在する新白浜・古河浦・大浦・網不知・東白浜・白浜・湯崎温泉などの総称で、ホテル・旅館が25軒ほどだ。
しかし大型のものが多いので、1日の最大収容人員が8,000人を超え、この他に多数の民宿などがある。

白浜温泉の魅力は、恵まれた湯量、洗練された設備・料理・サービスのホテル・旅館、白良浜・円月島・千畳敷・三段壁などの景勝、新鮮な魚介類、数多いテーマパークなどのレジャー施設、それに夏の海水浴など、単なる温泉地という枠を超えた総合力にある。

山間(やまあい)の温泉は雨や霧の日が情緒を増すが、白浜は快晴・青い空・青い海が似合う海浜温泉リゾート地だ。

因みに、大型テーマパークのアドベンチャーワールドには、パンダが8頭(日本全国で11頭)もいて、大変な観光資源となっている。

「外湯の量・質が温泉地評価の重要な基準」とは温泉教授・松田忠徳氏の持論だが、ここ白浜温泉には5つの公衆浴場がある。
崎の湯
牟婁の湯しらすな・白良湯・松乃湯である。
(老朽化で取り壊された綱の湯は、町としては再建を考えているが、財政と地元の話し合いなどがあってまだ見通しが立っていない。・・・2007年2月町役場で確認)

松乃湯は、崎の湯のある瀬崎方面から白良浜を通り過ぎ、大型旅館の「武蔵」を左手に通り過ぎてすぐ先の角にある。白い2階建ての建物で目の前が海だ。

駐車場は目の前の海側にあって、10台程度が駐車出来る。

円月島。公衆浴場松乃湯前から撮影。
入浴日:2007.2.28
松乃湯は「老人憩いの家」の内部にあり、玄関から中に入ると病院のような白い壁のロビーと廊下。
番台のようなものは無く、事務所の前に置いてある箱に200円を入れる。

立派なロッカーに衣服を置いて中に入ると、石板を敷いた無機質だが清潔感漂う風呂場だった。
銭湯なので、当然のことながらシャンプー類は置いてない。

風呂も石造り、5〜6人が入れる大きさで、含む塩化土類食塩泉が間違いなく掛け流しで溢れ出ていた。

源泉は67度の高温泉のため加水されているが、無色透明で口に含むと濃い塩味がした。
角にある白い2階建ての建物。海が目の前だ。
機能的で清潔感がある浴場。
住 所 和歌山県西牟婁郡白浜町瀬戸743−1
電 話 0739ー43-0988
交通機関 阪和自動車道南部ICから国道42号線で約20km
JRきのくに線白浜駅から明光バス・白浜湯崎温泉行で20分白浜バスセンター下車
施 設 駐車場(約10台・・・松乃湯の目の前の海側)
宿 泊 無し
泉 質 ナトリウム・マグネシウムー塩化物温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 13〜22時(最終受付21時30分)
定休日 毎週火曜日
入浴料金 大人200円  小学生以下100円
入浴施設 内湯男女各1
浴室備品 シャンプー類無し、ロッカー有り
観光スポット 円月島、千畳敷、三段壁・洞窟、外湯巡り、海中展望台、アドベンチャーワールド、白浜エネルギーランドハマブランカ南方熊楠記念館、紀州博物館
お土産・食事 温泉街又は西日本最大級・とれとれ市場南紀白浜での海産物購入が手っ取り早い。
近くの温泉 白浜町内旅館(立ち寄り湯)・外湯(5ヶ所)・日帰り施設、
椿温泉
日置川温泉えびね温泉、南部温泉、田辺温泉
白浜町HP
観光協会HP
とれとれ市場HP
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/
http://www.nanki-shirahama.com/
http://www.toretore.com/tore/
雑記帳 これで白浜温泉の外湯5ヶ所の内、4ヶ所で入浴した。
残る「しらすな」は、冬季は足湯のみ、夏季は水着着用の混浴風呂なので、ここに入るつもりはない。従ってこれにて白浜温泉の共同浴場巡りは完了となった。
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。