データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

白浜温泉 白良湯 (和歌山県

日本三古泉の一つ白浜温泉(他に有馬温泉・道後温泉)は、田辺湾から鉛山湾にかけて点在する新白浜・古河浦・大浦・網不知・東白浜・白浜・湯崎温泉などの総称である。

ホテル・旅館が25軒ほど、総収容人員は1日当たり最大8000人を越え、この他に多数の民宿・ペンションが営業している。

白浜温泉の魅力は、選択肢の広い旅館・ホテル群、恵まれた湯量の温泉、ローカル色濃い共同浴場や足湯群、白良浜・円月島・千畳敷・三段壁などの景勝地、近年養殖に成功した幻の魚「くえ」等の魚介類、パンダが8頭もいるアドベンチャーワールド等のテーマパーク、それに夏の海水浴や花火など、単なる温泉地という枠を超えた四季型リゾート地であることだ。

山間(やまあい)の温泉は雨や霧の日が情緒を増すが、白浜は快晴・青い空が似合う温泉地だ。

同じ海浜の有名温泉地に熱海があるが、白浜の魅力はそれを遥かに凌駕するだろう。

白浜町は人口23,000人余り、和歌山県の南西部に位置し、大きくは紀伊水道に面した半島地域、富田川下流域及び日置川流域に分かれる。

年間平均気温が17.2℃もあり、本州では日本一早い海開き(5月3日)が行われるなど、温暖で過しやすい気候に恵まれている。

白浜町と言えば風光明媚な海岸線に、白浜温泉やパンダが8頭もいるアドベンチャーワールド等のテーマ―パークが加わって、海浜温泉リゾートの華やかなイメージを思い浮かべるが、実際は森林が全体の80%以上を占めている。

また世界遺産に登録された熊野古道の大辺路が通っており、こちらも観光資源になっている。

交通網は、東京方面からは航空路により約1時間程度、京阪神地域からは、JR紀勢本線、国道42号、高速道路(阪和自動車道)などによりおよそ2時間〜3時間で結ばれている。
阪和自動車道は南進が進められており、現在の最終ICである南紀田辺から白浜まで延伸される日も近い。

住 所 西牟婁郡白浜町白浜3313-1
電 話 0739−43−2614
交通機関 阪和自動車道南部ICから国道42号線で約20km
JRきのくに線白浜駅から明光バス・白浜温泉行で1白良浜下車
施 設 駐車場(7台)
宿 泊 無し
泉 質 含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物強塩温泉
微白濁 強い塩味 泉温67.3℃ pH6.73
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 7〜22時(最終入場は終業時間の30分前まで)
定休日 毎週木曜日
入浴料金 大人:400円 中人:130円 小人:70円 
入浴施設 内湯男女各1
浴室備品 無し(石鹸、タオル等販売有り)
観光スポット 円月島、千畳敷、三段壁・洞窟、外湯巡り、海中展望台、アドベンチャーワールド、ハマブランカグラスボート白浜エネルギーランド、南方熊楠記念館紀州博物館日本民族温泉資料館
お土産・食事 土産・食事は近所に多数の店あり。
シーフード全般
は西日本最大級・とれとれ市場南紀白浜でなんでも揃う。
近くの温泉 白浜町内旅館(立ち寄り湯)・外湯6ヶ所)・日帰り施設、椿温泉南部温泉、田辺温泉、えびね温泉
白浜町HP
観光協会HP
とれとれ市場HP
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/
http://www.nanki-shirahama.com/
http://www.toretore.com/tore/
雑記帳 温泉マニアだけでなく、白浜温泉を訪れたら、旅館の豪華な風呂だけでなく、せめて一つの外湯で入浴して欲しい。外湯は、日本人の温泉文化そのものだから。

白浜温泉のシンボル、海水が侵入することもある「崎の湯

鍵付きロッカーがある清潔な脱衣所。

白良浜側からの白良浜。ガラスは曇りガラスで窓を開けると太平洋が眼前に迫る。
宿泊した白良荘グランドホテルから徒歩2分の距離だ。
白浜町・白浜温泉の詳細については特集 南紀白浜温泉参照

日本三古泉・白浜温泉にある6ヶ所の共同浴場の一つで、白砂の白良浜に面し、その前方には太平洋が広がる絶好のロケーションにある。生絹(すずし)湯源泉を使用する風呂は、贅沢に溢れ出るかけ流しだ。

温泉名 : 白浜温泉

所在地:西牟婁郡(にしむろぐん)白浜町

アドベンチャーワールドのイルカショー。ここにはパンダが8頭いる。上野公園のように混み合うことなくすぐ近くで見ることが出来る。

白良湯 (しららゆ) (入浴日:2005.1.17 2回目:2011.11.30)

浴槽の縁から温泉が贅沢にオーバーフローして、床を流れている。湯温は熱めの43℃くjらいだった。

さして大きくない湯船にこれだけ落されている。
源泉名が「生絹湯(すゞしの湯)」で、微白濁・無臭、塩分を多く含む含二酸化炭ーナトリウム・塩化物強塩泉で、強烈な塩味、きゅきゅ感だった。
洗い場にはシャンプー類は置いていない。

白浜温泉には、6ヶ所の共同浴場がある。
崎の湯」、牟婁の湯」、「松乃湯」、「綱の湯」、「白良湯」そして唯一混浴で水着を付けて入浴の「しらすな」がそれである。
最後のしらすなを除く5ヶ所で入浴しているが、湯量豊富な白浜温泉故、すべて掛け流しである。

白良湯は、海岸沿いの浜通りにあって、夏は海水浴で賑わう白砂の白良浜に面している。6〜7台の駐車場があって、平日ならそこに車を置ける。

1階ががらんとしたホールで、浴室は2階に設けられている。
自動販売機で400円(かっては300円)の入浴券を購入する。
浴室は7〜8人入れる程度で中規模、、シンプルなタイル張りでこれぞ共同浴場という雰囲気だ。正面の曇りガラス窓を開けると、白良浜と茫洋たる太平洋が眺望出来る。

公共浴場にありがちな高温泉よりは低いが、それでもかなりの熱さに身が引き締まる。
入浴客は、平日の朝ということもあって、地元の高齢者が中心だった。