施設名 : 噴泉池 (入浴日:2006.11.25)
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所在地 : 下呂市
温泉名 : 下呂温泉 
  下呂温泉 噴泉池 (岐阜県)
住 所 岐阜県下呂市幸田
電 話 0576−24−2222(下呂市観光商工部)
交通機関 JR高山本線下呂駅から徒歩5分
中央自動車道中津川ICから約53km
東海北陸自動車道関ICから約64km
施 設 特になし 駐車場(河原近くの病院裏側)
宿 泊 無し
泉 質 単純温泉 
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 24時間(清掃タイムを除く)
定休日 無休
入浴料金 無料
入浴施設 混浴露天風呂1(女性のみ水着着用可)
浴室備品 無し
観光スポット 下呂合掌村、旧大戸家住宅(重要文化財)、民芸の郷、悲太陶房、中山七里
お土産・食事 温泉街にて
近くの温泉 乗政温泉、飛騨金山温泉、白川温泉、萩原温泉,湯屋温泉
下呂市HP
観光協会HP
旅館組合HP
http://www.city.gero.lg.jp/HP/index.cfm
http://www.gero-spa.com/
http://www.gero-spa.or.jp/
雑記帳 河原の露天風呂は、有名な和歌山県の川湯温泉、群馬県の尻焼温泉、岡山県湯原温泉、大分県天ケ瀬温泉、同じく長湯温泉など数多いが、男でもなかなか勇気のいる風呂が多い。
ここ下呂温泉の噴泉池は、その入りにくい露天風呂の一つだ。
2004年3月、益田郡の下呂町・小坂町等5町村が合併して下呂市が誕生した。下呂市は県の中東部に位置し、御嶽山系の1000m級の山並みが迫り、中央を飛騨川が流れる。

奈良時代後期、この地には、宿駅として下留(しもつとまり)が置かれていた。
これが室町時代には、音読みとなって「ゲロ」と読まれていたことを明かす古文書が残っている。


観光では大型温泉地の下呂を中心に、飛騨木曽川国定公園が市域に及び、年間300万人の観光客を集めている。

また、今回の合併により、通年営業では標高が最も高い濁河(にごりご)温泉も市域に入った。
噴泉池からの下呂温泉街
下呂温泉は、飛騨川の両岸に大小50軒ほどの温泉旅館・施設が建ち並ぶ中部地区最大級の温泉地だ。

もともと4km離れた山で発見された源泉は、鎌倉時代に一度涸れたが、現在の飛騨川の河原で再び発見された。今も、河原には源泉塔が多数立っている。

下呂温泉の中心街に「林羅山」の銅像が立っている。下呂温泉を日本三名泉として書に残し、現代にあっても宣伝してくれている恩人だからだ。
徳川家康以下4代将軍に使えた儒学者・林羅山は、摂津・有馬温泉にて作った詩文集第三に「諸州多有温泉、其最著者、摂津之有馬、下野之草津、飛騨之湯島(下呂)是三処也」と記述している。
いでゆ大橋
下呂温泉には、幸乃湯、白鷺乃湯、河原の噴泉池の公衆浴場の他に、日帰り施設が2軒ある。
それに6ヶ所の足湯があって、通りすがりでも気軽に温泉を楽しめる


中でも、「噴泉池」は、下呂温泉のシンボルにもなっている河原の露天風呂だ。
温泉街の真ん中を流れる飛騨川(益田川)の右岸、下呂駅から徒歩で5分もかからない「いでゆ大橋」の左下にある。

この日、宿泊した湯之島館をチェックアウトして、9時過ぎにここにやって来た。病院裏の駐車場に車を停めて河原に出る。
噴泉池の周囲は、河原の石を利用したと思われる石材が敷き詰められ、きれいに整備されている。風呂の規模さは10人程度が一度に入れる大きさだ。
それにしても、あまりにもオープンな周囲だ。、前後には旅館が建ち並び、正面すぐ前に車が頻繁に通るいで湯大橋。その間に隠蔽物は一切ない。

結果として、ここには足を浸けるだけで「入浴」と見なしてしまった。
湯が半分ほどしか入っていなかったからだ。
辺りに管理する人を見かけなかったが、半分ほど抜いて、これから温泉を注ぐのか、それとも完全に抜いて新しい湯を入れる途中だったのか定かではなかったが、一方では、やれやれ入浴せずに済んだ、と思ったのは事実だ。
ここは暗くなってからの入浴が多いようで、特に週末の夜間は混み合うようだ。尚、女性のみ、水着での入浴が認められている。
湯が落とされて入浴できなかった。
目の前がいでゆ大橋で丸見えだ。
両岸の旅館から見下ろされる風呂。仕切られている前方が熱めの風呂になる。