気胸日記
(その1) (その2) (その3) (その4) (その5)
入院 3 日目。麻酔はとっくに切れているはずなのですが、我慢できないような痛みはなし。
それよりも、おなかとおなかが引っ付きそうなくらいおなかが空いていました。
でも、体中につけられているチューブをはずさないことには、食べられないどころか体を起こすことさえできないわけで。
さっそくチューブを引っこ抜いてもらいました。
ところがまぁそのチューブを抜くときの痛いこと痛いこと。
特に尿道カテーテルは死にそうになりました。
傷口にマキロンを吹きかけたときのあの痛みですよ。
胸の痛みよりもそっちのほうが痛かったですね。
ちなみに朝食は、あまりの食欲に写真を取ることも忘れて食べましたw
食パン2枚とゆで卵、みかんに牛乳。学校給食よりも質素なメニューでしたが、これほど食パンをおいしく食べられたのは久しぶりです。
つくづく日本って飽食だよなぁと思いました。
その後、レントゲンを撮って肺が正常に膨らんでいることを確認。
ここに来てようやく、明日の退院が現実味を帯びてきました。
この頃から、ちょっと喉が痛み始めてきました。
風邪をひいたような感じ。
これは、全身麻酔時に肺に空気を送り込むチューブを挿入する際についた傷が原因のようです。
昼食の魚定食を食べた後は、面会に来ていただいた方々と談笑。
いやはや、わざわざ遠いところからありがとうございました。
夕食はまさしく学食。「チキングリル・ケチャップソース和え」みたいな感じ。
これだけでは飽き足らず、妹にもらったチョコをデザートに。
ねぎさんごめんなさい。
夕食後は、談話室でサッカー(対フィンランド戦)を視聴。
時間の関係上後半の30分しか見られませんでしたが、日本の得点シーンを2つも見られたからいいや。小笠原選手はスゴイ。
というか、日本は ダメFW の代わりに MF を増やした布陣で試合をしたら強くなるんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。
消灯時間後はパソコンでアリーテ姫を視聴。
内容はなんかよくわからん。
でも、文明人が未開の地に放り込まれて、もう後戻りができないというシチュエーションは個人的にグッと来るんですよ。
こういう作品は、視聴後に無気力症候群に陥りやすいのですが(例:猿の惑星、未来少年コナンetc.)、案の定陥りました。
この後に他のムービーを見ようと思っていたのですが、見る気が起きない。
さっさと寝ました。
明日はいよいよ退院!