気胸日記
(その1) (その2) (その3) (その4) (その5)
気胸とは、肺に穴が開いて胸の中に空気が漏れてしまい、肺が大きく膨らまなくなり、胸の痛みや呼吸困難を引き起こす病気です。肺はもともと弱い臓器なのですが、そこに破れやすい部分(ブラ)ができると、そこが原因となってパンクするわけです。
ブラが出来る原因はよくわかっていません。
また、ブラがあっても、気胸にならないことも多いそうです。
ちなみに気胸は、20代の長身痩せ型男性に多いとのこと。
治療方法としては、
- 穴が塞がって漏れた空気が体外に排出されるのを待つ安静治癒
- 胸にチューブを挿して、漏れた空気を強制排出する方法
- 内視鏡などを使って、穴を塞いでしまう手術
上2つの方法では、再発率は50%くらいと言われており、再発を繰り返すにしたがって、その再発率はさらに高まります。
一般的に、再発したら手術が行われることが多いようです。
内視鏡を用いた手術の再発率は5%程度と言われています。
手術の際に必要な入院期間は、最短で3泊4日程度のようです。
私が初めて気胸になったのは21歳の時。
以後、夏〜冬の期間に、左肺に計6回発症しました。
回数 | 年齢 | 時期 | 発症時の行動 | 原因と考えられるもの |
1回目 | 21歳 | 8月発症 | 不明 | 笛の練習(1週間ほど前から)、海水浴(1週間前)、低気圧(前日) |
2回目 | 21歳 | 10月発症 | 歩いている時 | 登山などの急な運動(4日前)、台風接近(3日前) |
3回目 | 22歳 | 10月発症 | 寝ようとした時 | 走るなどの急な運動(前日) |
4回目 | 22歳 | 12月発症 | 歩いている時 | 25分間歩いたこと(当日) |
5回目 | 22歳 | 12月発症 | 寝ようとした時 | 25分間歩いたこと(当日) |
6回目 | 22歳 | 1月発症 | 座ってパソコン操作中 | 笑いすぎ(当日) |
いずれも肺の凹み具合が少なく済んだ(鎖骨下数センチ)ので、全て安静治癒で乗り切ってきましたが、今後も再発の可能性が極めて高いことに変わりはないので、22歳の冬に手術を決断しました。
その時の病弱日記4日分をまとめておきます。
興味のある方はどうぞ(グロ画像・表現は無いつもりです)
ご質問等あれば、ご遠慮なくまで。
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