「ヤドカリの物語」の続き作品2です。

シロクマのノエル(小4)

そのあと、ヤドカリはどんどん深くもぐり、いろんな魚に会いました。
するとすごくキレイなサンゴを見つけました。
ヤドカリは「キレイだなぁ~。」と思い、そのまま見とれてしまいました。
数分後、「あ、早くもっと深くもぐらないと。」と思い、もっとも~っと深くもぐりました。
すると、いろんな海の仲間たちが、力を合わせてくらしていました。
そのとき、思いました。
「生きるわけは、自分のためでもあるし、みんなが悲しまないためだ。」
と、ヤドカリは思いました。
ヤドカリは、苦しくても生きていきたいと思いました。
自分のために。みんなのために。
ヤドカリは深い海の底から、小さな島の、小さいいそにもどってきました。
その後、ヤドカリは「何のために生きるのだろう。」と思うことはありませんでした。

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