杉の板材を利用した水平構面の性能実験(流しダボ工法)


本工法における注意点

本工法は、木構造建築研究所 田原の独自の工法と思われるので、使用に当たっては現行の建築基準法の仕様規定に則って、実務で使用時には仕様規定を守る必要があります。

本工法ではあくまでも杉の可能性を引き出し、その性能を確認するための実験を行なったものなので、そのため、実務においては使用する際は、確認申請等において火打ちの設置が必要になります。

この様な工法も建築確認申請をしようとすれば、建築基準法令46条4項における性能評価機関(数百万以上の資金と半年から1年程度の評価期間が必要)の評価申請を行なうことで、建築できる可能性があります。

ただし、評価機関の評価方法も同様なので、このデータで十分通用するのですが、日本で5〜6箇所しかない評価機関でしか、評価出来ません。



 @はじめに
 A実験概要
   (1)実験実施機関
   (2)実施期間
   (3)実験者
   (4)実験体
 B試験結果
   (1)試験結果の表
   (2)試験体の破壊状況
   (3)各試験体の荷重−見かけの変形角曲線
   完全弾塑性モデルによる降伏耐力・終局耐力等の求め方
   (4)試験結果より得られた剛性
   (5)流しダボ仕様の検討例
   (6)杉の厚板による従来の隠し釘による検討例
   (7)実験データからの床倍率算定結果
 Cまとめ


戻る


 ©Tahara Architect & Associates, 2003