本実加工した杉の厚板と梁材を流しダボとビスによる杉板の水平構面を(財)日本住宅・木材技術センターにおける2間×4間の水平構面として新壁量計算法の最大レベルの偏心を有する床面のモデル例を検討する。
1/150rad時の 必要K = M/Ry
= 97t・cm/0.0083rad
= 11686t・cm/rad
1/150rad時の流しダボ仕様 K = 18916>11686t・cm/rad ∴ O.K
以上の検討結果、流しダボ仕様の水平構面耐力は、上記のようなモデルであれば必要剛性を満たしているので、水平構面としての機能も期待できることが分かった。