平成20年4月18日(富山県魚津の埋没林博物館に行ってきました。よくこんなものが…と驚きました。)

 「チューリップが見たい」「蜃気楼が見れたらいいなあ」そんな期待をもって富山県に出かけました。蜃気楼は無理でしたが,蜃気楼資料館を併設している魚津埋没林博物館を見学しました。
 「向こうの水中展示館から一通り回ってこられたらいいでしょう。その頃にハイビジョンホールで蜃気楼の上映が始まりますから」という案内で,まずは水中展示館に行きました。
 縦8m,横16m,深さ2.5mという大きなプールの中に大きな樹根がありました。海中から発見されたそのままの状態で保存されているのです。説明によると,この海底から水温の低い真水が湧き出ているために,こんなに良い状態で保存されたのだということでした。2000年前に生えていた木がそのまま残っているということに驚きました。階下に降りると,プールの側面から見ることができます。
 この木の根っこを枕にして縄文人が寝転んでいたのだろうか,その周りで子どもたちが遊んでいたのだろうか,そんなことを想像しました。そんなことで時間を費やしてしまい,蜃気楼の上映が始まる時刻になりました。
 急いで,ハイビジョンホールに行きました。ほかに誰もいない貸し切り状態で,まだ見たことのない蜃気楼を堪能しました。「今日は見えませんか」と尋ねて見ると,気温や水温を確かめてから「今日は見えそうにありませんね」とのことでした。
 この町で蜃気楼が見えたときには,放送で知らされるのだそうです。また,見え方が良い日には花火が打ち上げられるのだそうです。そんな日に来てみたいと思いました。
 

1 四季彩館です 2 チューリップです 3 水中展示です 
4 乾燥展示です 5 大きいことがわかります 6 蜃気楼の映像です

 


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