平成17年5月10日(「教科書に出ているところくらいは行っておきたい」と福井県立恐竜博物館に行ってきました。フクイリュウに会いました。)
今,使っている教科書の地学の学習「2 活きている地球」の最初のページには「フクイリュウ」が登場します。この部分は,地球の歴史のところで扱うつもりで保留しているのですが,そのときに,「先生は見てきたよ」と言えるように,連休を利用して福井県に行ってきました。
福井県といえば,地震計を発明し,震源までの距離を求める式(大森公式)を発見されたを有名な地震学者・大森房吉さんの生地です。調べてみると,生誕地にはそのことを示す石碑があり,近くには銅像があり,郷土歴史博物館には最初に作られた地震計が展示されているということでした。
最初は銅像を探したのです見当たりません。交番で尋ねてみても分かりません。そこで,福井市立郷土歴史博物館に行ってみました。入館券を買う前に「ここには大森博士の作られた地震計があるんですね」と尋ねてみると,「それは何ですか」という感じで「ちょっとお待ちください」と聞きに行ってくれました。学芸員さんの話では,以前は展示していたのですが,移転改築した新しい博物館では展示していないということでした。せっかくですから見学しました。福井市が生んだ著名人が並んでいました。しかし,世界的にも「大森公式」で有名なこの人のことはどこにもありませんでした。生誕地へ歩き,銅像にも会いましたが,訪れる人はないようでした。
翌日は,勝山市にある福井県立恐竜博物館に行きました。こちらも素晴らしい施設で,大勢の子どもたちが先生に連れられて見学に来ていました。さわがしい子どもには「静かに見学しようね」「走ってはいけないよ」とやさしく注意する館員のお姉さんがいました。ゆっくりと勉強できる施設でした。
中間考査のあとは化石や地質時代の勉強をします。また,火成岩も勉強します。そこで,火成岩の節理が見られる東尋坊にも行き,「生徒には,この写真も見せてやろう」とたくさんの写真を撮って帰りました。
1 大森博士の銅像) | 2 地震計を説明したレリーフ | 3 大森博士の生誕地 |
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4 福井市立郷土歴史博物館) | 5 隣接の庭園・養浩園 | 6 県立恐竜博物館 |
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7 エスカレーターで地下へ | 8 フクイリュウの骨格標本 | 9 東尋坊の柱状節理 |
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