平成16年8月17日(孫たちと大滝ダム学べる建設ステーションと森と水の源流館に行きました。美しい水を作り出す森,洪水を防ぐダムについて学びました。)

 東京から帰ってきた孫たちと吉野にドライブ。大滝ダム学べるステーションを見学しました。平成のはじめ,この展示施設の企画委員を務めていた私にとっては非常に懐かしい施設です。すでにダム本体が完成したのですが,貯水を始めてから,白屋地区で地滑りが始まったため,まだダムは空っぽなのは残念なことです。しかし,昭和34年(1959年)9月の伊勢湾台風(この村の近くで教員となって2年目のことでした)のような被害を2度と起こさないという目的で作られたこのダム,早くその機能を発揮してほしいものです。孫たちは,こうしたダムのはたらき,ダムの工法,そして,この村の豊かな自然について勉強してくれたようです。その後,みんなで豪雨体験室に入りました。下の孫は身長が125センチに満たないことから,ガラス窓からお兄ちゃんの姿を見たり,小さな穴から手を入れて豪雨を体験してくれました。
 つづいて,森と水の源流館に行きました。ここでは素晴らしい映像を使って,川上村の自然が紹介され,自然と親しみ,自然を大切にする気持ちを育ててくれたようでした。紀の川の下流から上流までの長い区間に生活している魚類が泳ぐ水槽は魚好き(見ることも,食べることも)の孫がとても喜びました。
 最後に,入之波温泉(しおのはおんせん)山鳩湯に入りました。茶褐色の掛け流しの湯でゆっくりと体を休めました。
 2人とも,ジイジの住む奈良県に親しみを持ち,奈良県をしっかり勉強してくれた1日のドライブでした。

パパのレガシィからジイジのレガシィ 大滝ダム学べる建設ステーション 大滝ダムの説明を聞く
豪雨体験のための雨合羽 紀ノ川の生き物を見る 「きれい。おいしそうだな」

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