平成16年8月4日(信州霧ヶ峰高原を訪ね,天然記念物の八島湿原と車山山頂気象レーダーを見学しました。)

 夏休みは,地学の授業の素材収集に当てることにしています。これは,奈良学園に勤務するようになってからのことで,もう4年目になります。「なんといっても涼しいところがいい」,今年は霧ヶ峰に出かけました。
 8月3日朝出発,東名阪・東名・中央・長野の各自動車道を経由して美ヶ原に到着しました。ここでは,高原美術館を見学,この夜は鹿教湯温泉のみやこ旅館に泊まりました。和風の良さがいっぱい詰まった宿です。出発前にみやこ旅館のホームページの中に見つけた「女将散歩録」に書かれたとおり,きれいな花がいっぱいでした。
 翌朝,中庭の露天風呂で東京から来られたという夫妻に会いました。「おはようございます」の挨拶の後,旅の情報,こうしたことが旅の醍醐味なのだと思いますが,こうした会話が弾まなくなってきている昨今をさびしく思います。
 八島湿原を歩きました。高山植物の多くにていねいに名札がつけられていてしっかりと覚えました。同じものを見つける度に名前を復唱,確認しました。忘れないように努力したいと思っています。
 車山の山頂へは2つのリフトを乗り継ぎます。相当な距離,高度差,往復1400円は安いと思いました。ビーナスラインのあちこちから見えていた丸いドームは近くで見るとびっくりするほど大きなものでした。この中にあるアンテナが反射してくる電波を捕らえ,それを解析することで雨や雪の強さを推定できるのだそうです。8月10日には内部が公開されるとのことで,来るのがちょっと早すぎました。旅は翌日に続きます。「Next」をクリックしてください。

八島湿原・天然記念物です どこまでも続く遊歩道 ヤナギランです
イブキボウフウです 車山にリフトで登りました 気象レーダーです

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