平成16年6月18日(野迫川村に行き,鶴姫風力発電施設を見学してきました。クリーンな村のクリーンな施設です。)

「野迫川村に風力発電施設ができた」ということを聞いたので出かけてみました。
 久しぶりに出かけた野迫川村です。国道168号線の大塔村小代下から西に入ります。坂道を登り標高1000メートルを超えた山道を走ります。雲海景勝地の看板が出ています。野迫川村の名物・雲海のみえるところです。右手に新しい学校が見えました。昭和55年には6校あった学校がしだいに統合され,とうとう1校になったのです。きれいな新しい校舎から子どもたちの元気な声が聞こえました。
 鶴姫風力発電施設がどこに建設されているのかを役場で聞きました。資料をもらい,ていねいな説明を聞きました。お話を訊いていたら,T教育長が出て来られました。理科の研究指定校の校長としてお力を発揮していただいた先生です。ちょっと昔の思い出を話しました。
 以前は,高野竜神スカイラインと呼ばれていた道が,国道371号線と名前をかえていました。ここを走っていくと,レストラン鶴姫の向こうに大きなプロペラが見えました。鶴姫風力発電施設です。40キロワットのものが1基,10キロワットのものが2基ありました。台風一過の無風の日,残念ながら羽根は回っていませんでした。
 ここで作り出された電力は村営のホテルで使われているとのことでした。クリーンなエネルギーがこの村の自然を守っているのです。
 展望塔の下が展示館になっていて,鶴姫伝説を説明した美しい絵が並んでいました。鶴姫と那須の大八の悲恋の物語です。

標高1000mの道から 新築の野迫川小学校 鶴姫風力発電施設
スバルと名づけられた発電機 展望台をかねた展示室 鶴姫の伝説
 Mokuji Next Back