平成15年9月2日〜5日(みちのく浪漫紀行4日間に参加,陸中海岸,十和田湖を訪ねました。紅葉には早すぎましたが,理科を勉強して帰ってきました)
秋にはまだ早い東北に出かけました。目的はいつものとおり理科の教材探検,今回の目玉は日本三景の1つ松島,陸中海岸,浄土ケ浜,北山崎展望台,そして,大カルデラの十和田湖です。
旅行というと,自分の車で走るか,鉄道を乗り継いで行くかなのですが,どうも東北地方は苦手です。なにしろ距離感がつかめないのです。そこで久々に添乗員さんに連れて行ってもらう旅にしました。
新幹線で仙台へ,そこから3泊4日のバス旅行,そして,八戸から新幹線で帰ってくるというコースです。
1 松島海岸=昭和55年,仙台市で開かれた全国中学校理科研究大会に出席した後,一度訪ねています。しかし,このときは山の上から散らばる島を見ただけでしたので,今回は遊覧船でじっくりと眺めました。ここには島が260ほどあるとのことでしたが,乗船のときにもらった地図に書かれた島を数えてみたら116ありました。これらは沈降してできたものでもとは丘陵の高いところでした。
2 浄土ヶ浜=石英粗面岩の奇岩が並んでいます。色は違いますが和歌山県の橋杭岩を思い出します。ここは宮古市で本州最東端の町,東経142°4′34″の「本州最東端訪問証明書」を頂きました。100円でした。
3 北山崎展望台=海に突き出ています。ここからの眺めは素晴らしい。石段を718段下りると海だそうで,ここの高さは200メートル,隆起による海食崖はすごい迫力でした。
4 十和田湖=青森・秋田の両県にまたがるカルデラ湖,最も深いところは326.8メートル,面積は61平方キロメートルもあります。前に来たときは見事な紅葉に包まれていましたが,緑の今は赤根岩が鮮やかでした。
一般的なツアーで近くに行きながら,太陽崇拝の祭祀場ではないかとも言われる大湯環状列石・大湯ストーンサークル館や久慈琥珀博物館,鉄の歴史館,十和田湖博物館などに行けなかったのは残念でしたが,秋北バスのガイド,安保さんの土地の言葉を生かした素晴らしい案内に東北を満喫した4日間でした。またいつか別のコースで会いたいと思います。
そして,乗り物大好きの私にとっては,「ひかり」(700系),2階建てのMAX「やまびこ」,「こまち」を併結した「はやて」などにも乗れたうれしい旅でした。
「ドットハレ」安保さんに習った言葉「これでおしまい」です。ほかにもあったけど覚えられませんでした。今度はICレコーダを持って行きます。