平成13年4月20日(砂糖と食塩の見分け方が「とっちゃんらーめん」の戸崎誠さんのHPに引用され,リンクされることになりました)

 私のホームページを見てくださったという戸崎誠さんから,次のようなメールが届きました。

竹中先生、はじめまして。
私は個人でらーめんや食情報に関するホームページを運営する戸崎誠と申します。ー先生のホームページ「やっぱり理科は面白い」、じっくりと拝見させて頂きました。私は現在40歳で、正直なところ「理科」という言葉すら忘れかけていました。子供のころは小学館の「科学と学習」という雑誌に付いてくる実験セットでよく遊んだものですが、残念ながら学校での理科の授業ではからっきしで、こちらの方ではあまり楽しい記憶がありません。
しかし先生のHPを拝見させて頂いてからは、身近にある理科がいろいろと目に付くようになりました。私のHPで扱う料理の中にもたくさんの理科があることを知り、非常に驚いております。
このようなことがきっかけで、料理の中にある理科的現象をテーマにした特集を私のHPに追加しようと考えていますが、どうしても先生のHPとの出会いを紹介させて頂きたく、先生のHP記事を一部引用しホームページを作ってみました。(中略)
このあとに、例えば沸点上昇に関する「味噌汁が何で熱いのか?」とか「高地で麺を美味しく茹でる方法」等の、料理に関する理科的現象をテーマに展開させて行くつもりです。
付きましては、本ページの使用(掲載)及び先生のHPへのリンクを是非ともご承諾戴きたく、甚だ恐縮でございますが何卒宜しくお願い申し上げます。

「私のホームページを見てくださっていたんだ」とてもうれしい気持ちでいっぱいになりました。
すぐに,「どうぞ。どうぞ」というメールを送らせてもらいました。「ラーメンの理科」なんて素敵ですからね。そして,ラーメンのスープつくりということから,「お湯を沸かすときダシジャコが沸騰石の働きをしているようだ」という話を書いておきました。私のホームページの中には,「夕食の献立を理科する」という内容がありますが,それ以上に楽しい理科のような気がしました。
戸塚さんからは,またメールが到着。ここには,次のように書かれていました。

早速のご回答に深く感謝申し上げます。もう一件承諾をお願いしているところがありますので、正式にアップデートするまでにはあと2,3日必要かと思います。出来次第ご案内させて頂きますので、宜しくお願い申し上げます。
また「沸騰石」の話、大変興味があります。らーめんのスープ作りでは食材以上に火加減が大事であり、沸騰限界ぎりぎりの攻防を制したものが透明感のある美味しいスープを手に入れることが出来ます。ここアメリカでは電気コンロが一般的のため、火力調節がガスコンロのようにシビアに出来ません(応答性が悪いと言った方が正しいでしょうか…)。そのため微調整は水を入れたり、材料を追加することで行っていましたが、理屈としてはこの「沸騰石」の使い方と同じなのですね。
-理科は理科室の中だけにあるものではない-まさにその通りだと思います。この年になって漸く実感できる様になったとは…こんな気持ちで学生生活を送ることが出来る先生の教え子さんたちを、少し羨ましく思います。

「買いかぶられすぎだなあ」「冷や汗が出るなあ」
そんな気がしました。
でも,「私のつたないホームページの応援をしてくださるんだ」と受け止めさせていただき,今後ともお付き合いいただくようお願いしています。まもなく完成されるであろう戸塚さんのホームページ,私のページの16 このHPへもどうぞ」に紹介させていただくことにします。どうぞご覧ください。

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