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ボクらの歴史[2007年3月の歴史]
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2007年03月01日(木)
■二月は逃げる■
「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」と申します。
昔の方は上手く言ったものですね。

いや、そうじゃなくて…。
ごめんなさい、丸一ヶ月飛びました。
このままではまたしても戻って来れなくなるので奮起して書いてみています。
 # そもそも、日記を奮起しなければ書けない、という辺りで
 # 何か違う気がしないでもないのですが。

一応の言い訳。
ここでは何度となく書いているような気もしますが、
仕事がいい感じでずっとカツカツなんですね。
そんなわけで、先月の「三都」も新刊が出せませんでした(^^;

来週辺りにはちょっと大きな業務が片付くので少し落ち着く…かなぁ。

■いたちごっこ■
最近、かくも辺境の我がサイトのBBSにも
宣伝、あるいはワンクリック詐欺の為と思しき書き込みがされるようになりました。

モグラ叩きよろしく逐一削除、NGワードの設定を繰り返しているのですが、
それでも手を変え品を変え書き込まれる始末。まだ数日のことですがちょっと疲れ気味。
こんな調子の「戦い」がこれからずっと続くかと思うとちょっと気が滅入りますね。
何処のサイトでも軒並みBBSをたたんでしまっているのも納得。

「匿名性」がインターネットの特徴、とよく言われますが、
それが行き過ぎるというのもちょいと考え物ですね〜。

ちなみに私は可能な限りインターネット上でもキチンと名乗る主義です。
自分の発言にはキチンと自分で責任を持ちたいな、と。
 # 本当なら本名でいきたいところですが、さすがにそれは出来ないのが何とも口惜しい。


2007年03月03日(土)
■おわかれ■
今日、母方の祖母が亡くなりました。

ここ数年寝たきり状態となり、母ら4人の姉妹がメインとなって自宅介護でした。
最近は徐々には体力が衰微している様子ではあったのですが、特に急変というようなこともありませんでした。

ところが、昨日の午前中辺りから急変。母は昨日のうちから様子を見に行っており、私も恐らく最期の挨拶になるかと思われたので今日のお昼に祖母宅に足を運びました。

無論既にまともに意識はなく、ただただ呼吸を続けるのみ、という感じだったのですが、そのピッチも安定しており、まだしばらくは大丈夫なのかな、と思われたのですが、晩7時過ぎに急変。ほんの1、2分の間のことでした。呼吸のピッチが間遠く、弱くなり、ふっ…とろうそくの火が消えるように止まりました。その後も1分ほどは多少は身体が動いたりはしていたのですが、結局祖母は亡くなりました。19時12分のことでした。ちなみに、時間を見たのは私の腕時計。

祖母は明治末の生まれ。
青春時代を大正〜昭和の大阪が一番華やかに輝いていた時代にそのまさに中心部で過ごした人でした。一緒に中之島や船場辺りを歩く機会もあったのですが、街の角々で想い出を口にする姿が印象的でした。また、岡山に親戚で旅行に行った際に立ち寄った竹久夢二の記念館でそれこそ少女の様に喜んでいた姿も今をもっても思い出せます。

最近私は、その祖母が青春時代を謳歌していたその時代の大阪の姿に面白みを感じだしていたところでした。もう少し早ければもっともっと祖母に話を聞いたりできたんでしょうね。それが心残りです。

ちなみに近しい者が亡くなるのは小学4年の頃の祖父以来。
キチンとことを把握し、考えられるようになってからは実際のところ初めて、ということになるのやもしれません。

今のところ、不思議と寂しい、悲しいとかいう思いはあまりありません。
長く寝たきりだった、ということもあり、我々残された側としては遠からずお別れの時が来る、と覚悟も出来ていましたので、ほとんど涙もなありませんでした。むしろ「おばあちゃんおつかれさま」という感じで。もう少し時が経てばまた気持ちも変わるのかもしれませんが。

ともあれ、明日の前夜式、明後日の告別式と続きます。
 # ちなみに祖母の意志でキリスト教式で行うことに。
きっちり送ってこようと思います。


2007年03月26日(月)
■03/10:山本正之「春のおたのしみショー・アニソン編」@大阪・バナナホール■
はや10数日も前のことになってしまいましたが、正之先生のライブに行ってきました。
しかも、チケットの整理番号14番ということでが何の因果か最前列で。

ちなみに今回は「アニメソング縛り」。

そもそもが、「タイムボカン」シリーズで響く正之節を子守歌の如く聴いて育ち、
高校の頃に「あ〜る」に激しく影響を受けた私。
後天的とはいえ、DNAの二重螺旋の随から正之節に染まっているといっても過言はないわけで。
そんな私にとっては正之先生のアニメソングは正に「戻るべき場所」にも等しく。

普段の先生のライブの「心に染みる」という風情、というかノリは違いますが
これはこれで楽しかったです。ノビノビとノリノリで楽しんできました。
# もっとも一部に明らかにノリが弾けちゃっている方々がいらっしゃいましたが

とはいえ、終盤の♪「パラダイス・パラドックス」、♪「ZEったい消エナイ」、
さらにアンコールの♪「ボカンで育って大人になって」辺りの落とし方は
「アニソン縛り」とはいえやはり正之先生のライブだな、と。
染みました。

終了後はいつもの面子(苦笑)で肉ッ!!

■03/17-18:浜名湖サイクルツーリズム2007「チャリ・DE・浜名湖!!」■
この日曜日、18日に行われた浜名湖サイクルツーリズム2007「チャリ・DE・浜名湖!!」に参加してきました。

この「チャリ・DE・浜名湖!!」、浜名湖の周りをグルッと自転車で走ろう、というもの。
毎回好評で、なんでも今年で5回目になるとのこと。

浜名湖一周ということでコースは85km。
長すぎもせず、かといってそこそこまとまった距離、ということで
私程度のヌルい自転車乗りでも気軽に参加できるのがいいのやもしれません。

去年も参加しようと思ったんですが、申し込み開始後すぐに定員が一杯になってしまい、
参加できませんでした。今年はすぐに申し込んだので参加することが出来た、と。

現地には前日に移動。
大阪の自転車乗りのお知り合いと一緒に18きっぷを使いJRで。
しかも大阪から関西線経由で。ちょっぴり旅気分、ということろでしょうか。

が、今日日のローカル線の宿命とでも言いますか、
短い車輌がたまにしか来ないダイヤだけに混んでること混んでること…。

TVの旅番組で「旅情満点ッ!!ローカル線の旅」だとかやっているが如く
「出演の芸能人(しかも男女二人)しかまともに客がおらず、
4人掛けBOXに余裕をもって座って『わぁ!!綺麗な景色〜〜〜ッ!!』などと素っ頓狂に叫ぶ」
なーんてことが出来るわけもなく、駅弁一つを食べるのにも苦労する始末。

とはいえ、亀山で「志ぐれ茶漬」を、豊橋で飯田線詣時代懐かしの「ういろうスモール」を
キッチリGetしたり、と抑えるところは結構きっちりと抑えましたが。

お昼の2時頃に弁天島着。

で、駅の外に待っていたのはいきなりハンディッ!!
お知り合いさんのBD-1ならさておき、自分のBROMPTONですらたいがいだと思っていたんですが、
まさかハンディで参加される方がいらっしゃるとは…。
変態自転車(最高の褒め言葉)の同志がいるようで一安心。

少し時間があったので、近くの観光名所を少しばかりまわります。
脇本陣がなかなかによかったかと。しかも無料だし。
畳敷きのおトイレがなかなかよろしゅうございました。

今日のお宿の「民宿いのうえ」さんで旅装を解き、まずは明日のスタート(&ゴール)の浜名湖ガーデンパークの下見に。
……が、そこに辿り着くまでの橋の上がすごい風。追い風ならばまだしも、真横からや下手をすれば向かい風。
現地で準備中のスタッフさん曰く、これでもまだマシな方…、らしい。とんでもない。

さて、、お宿の「民宿いのうえ」さん。
予約が取れず、直前に決まったお宿だったんですが大当たりでした。
無論あくまで「民宿」ですから豪華なお部屋、とかいうことはないんですがまずは民宿故のアットホームさ、
更にもともと料理屋さんも兼ねている、ということで料理が非常に良かったです。
しかも、料理のお客さんが多いということでお隣の空き部屋での部屋出しという。
懐石のコースで6時から8時頃までの2時間。堪能致しました。
しかも魚介が新鮮。海老さんなんて跳ねてました(笑)

朝が早い目だったこともあり、晩ご飯の終盤辺りから早眠気が…。
ご飯が終わって部屋に帰ると無論お布団が敷かれているわけで、
やばいな〜と思いながら二人して見事に沈没。気が付くと10時過ぎでしたとさ。

翌朝は6時頃起床。

スタートが早い目ということで朝ごはんは省いていたのですが、
コーヒーとお菓子をごちそうになってから宿を出発。

ガーデンパークに着いてみるといるわいるわ…。
見渡す限り自転車ばかり。まぁ、当たり前ですけれど。
でもやはりというかなんというか、変態自転車は少ないですねー。
小径も極小径も数えるほどしかいない感じ。ちょっと寂しいかも。

9時過ぎにスタート。
前半は湖畔の自転車道中心のコースなので快適快適。
しかも天気はこれ以上はない、というほどの快晴ときたもんだ。
気持ちいいのでサクサク飛ばしていると
あっという間に舘山寺の第1チェックポイント。

が、ここでトラブル発生。
同行のお知り合いさんのBD-1がパンク。
結構この手のロングライドイベントには参加されている方なのですが
パンクは初めてとのこと。しかもこんな序盤ですし。
幸先あまり良くない…のかしら(^^;

ですが、その後は非常に快適に。
チェックポイント毎にご当地モノが出るのですが、
第1が「緑茶」第2が「みそまんじゅう」、
第3がご当地モノでまとめた「チャリで浜名湖弁当」、
第4が牛乳とチーズ、第5が新居銘菓「うず巻」という感じで。
せめて各ポイントでのドリンクは欲しいところですが、
こういうのも手作りイベントっぽくていいのやも。

と、非常に快適ではあったのですが、
その中で敢えてキツかったところを挙げるのならば
第3CP->第4CPの湖西の坂道、
あとはやはり「風」ということになるのでしょうか。

坂道については小径のBROMPTONでの参加ということで
参加前からキツそうと覚悟はしていたのですが、
いざ走ってみると意外と楽でした。
むしろ、ちゃんとしたロードやクロスの方に
早々に押して登っている方が多かったのはどういうことなのかしら。

去年春に大阪の自転車乗りのお知り合いさん達で
「しまなみ海道」に行った際もそうだったのですがその際にも思ったこと。

小径、あるいは極小径自転車は確かに平地ではあまりスピードは出ませんし、
坂を登るのはホントにキツい。ですが意外とマイペースで淡々と走れるんですよね。
滅茶苦茶速くは走れないですが、かといって滅茶苦茶遅くなってしまうこともない、
ですから、何故か気が付いてみると意外と淡々と速かったりなんかして。

閑話休題。

そしてもう一つキツかった「風」。
こっちはホントにキツかったッ!!
終盤に浜名湖にかかる「はまゆう大橋」を渡るのですが、
後半の下り坂が目一杯向かい風。
気を抜くと進まないどころか後ろに戻ってしまうのではないか!?というくらい。
下り坂で全力でペダルを漕いだのは初めての経験です(^^;

4時過ぎ頃、ゴールに到着。
無事に完走。お疲れ様でした。

一日で50km↑というようなロングライドは非常に久し振りのことでした。
正直、申し込み当初にはちゃんと完走できるのかしら?とか思っていたのですが、
正に案ずるより産むが易し。
前述の通り、ほ〜んの少しはキツいところもありましたが
それもすぐに「良き想い出」に出来るほどのこと。
むしろその部分も楽しかった。

終了後は当初は「温泉〜〜」だとか「うなぎ〜〜」だとか思っていたのですが
結局は真っ直ぐ帰ることに。しかも淡々と東海道を辿るのみ。
駅弁やなんかで変化をつけてはみたものの
やはりなんかただ「運ばれている」という感じいまひとつ。
疲れていることもあって転がせるBROもなんだか重い…。

乗り継ぎ乗り継ぎ、自宅には終電で到着。
BROを展開していると後ろが突然暗くなりました。
駅の電気が落ちるのをこの目で見たのははじめての体験、かも。

なにはともあれお疲れ様。



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