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ボクらの歴史[2001年3月の歴史(1)]
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2001年03月01日(木) 春はさよならの季節
■"卒業"の朝■
今日はひびきの高校の卒業式。
とはいえあくまでバーチャルな世界での話なので現実には何が変わるわけでもなく、無論今日もただの平日。
その証拠にほら、見事にお昼過ぎに起動(爆)。

というわけで今日までの母校写真部の卒業展はパス。ごめんね後輩、せっかく呼んでくれたのに。
だって〜、彦根遠すぎるんだもん。今から行っても終わってるよ(^^;;;

■あいてー革命■
遅い目の朝昼兼用ご飯をふにふにと喰らう。例によって、自作炒飯(笑)。

食後は総務庁統計局のサイトに繋ぎ、ゼミの春休み課題レポートの為の統計データのダウンロード。
学部の頃は一つ一つ表を見つつ自らの手で打ち込んだものだったから、数年の間に格段の進歩ですな。
IT革命(死語(ぉ)まんせ〜って感じか?(笑)

とはいっても、公開されている物は全体からすればまだまだほんの一部。
肝心の資料はほとんど公文書館の類に探しに行かなければならないわけで…。
ま、著作権やなんかの関係もあるし難しいのかもしれないけれども、もう少しWeb上で公開して欲しいものですな。

■我が青春のアルカディア■
で、ダウンロードと並行して、卒業式当日のひびきの高校に登校。
校内をD組の3人(1人は"エセ"Dだけど(笑))うろついてみたり。

さすがに卒業式の日で「ああいう高校」。各所のチャットでは大告白合戦が繰り広げられたいたりする。
やー、青春だねぇ…(笑) でも、なんかこっちの方が恥ずかしくなってしまったり(笑)
相変わらず「結構純情少年だねぇ」(誤&謎)なわかやま君なのですよ、はい。

さて、で、今日は卒業式。といっても、まだ今月一杯はひびきのネットのサービスは続くので、特に今日でなにが変わる訳でもない。とはいえ、なんかこう…気分が、ね。

形だけでバーチャルなものとはいえ、「高校」「クラス」「クラブ」なんてものに今一度参加できたこと…。
そして、そこでこれまで知らなかった人たちと交友を持てたこと…。
去年の11月頃からのほんの数ヶ月だけだったけれども本当に楽しいひと時だったと思う。
# もっとも、結局ほとんどD組談話室のチャットにしかいなかったんだけど…(苦笑)

■水面思うか 鰯雲■
結局そんなこんなで1日中ダラダラと過ごしてしまったような感じ。
やれたことといったら、日課の新聞記事スクラップと前述のダウンロードくらい(^^;;;;
3月も初日からこれじゃぁやっぱりダメダメなのかなってな予感に襲われる(苦笑)。
イベントも盛り沢山なわけだし、よっぽど自分をちゃんと律していかないとダメだなぁ…。
本日のBGM/BGV:野田順子「勇気の神様/もっと!モット!ときめき'99」
「ときめきメモリアル2 オリジナル・ゲーム・サントラ vol.1&vol.2」

2001年03月02日(金) 永遠のはばたき、さようなら白鳥
■伝言ゲーム■
10時過ぎに大学の友達からの電話で起動。
今日の勉強会の内容の連絡。一部私がやらなきゃならんらしい。せめて前日に連絡欲しいんですけど(^^;
あ、開始時間聞き忘れた。

というわけで、とりあえず前の開始時間13時に間に合うように11時前に出撃。
…が、どうも15時からだったらしい(T^T)

■生きること■
勉強会。久し振りの西村ミクロ。
前が2月はじめだったから都合3週間振り?とはいえ今日は久し振りにスムーズに進む。楽でいいんだけれどもちょっと物足りないかも。

終了後は研究室の同室のDCの方と駅前の回転寿司屋で晩ごあん。
実はこの人、めでたくもこの春から無事になんとか大学教員として就職することになったとのこと。
おめでとうございます。

食べながら、大学院生としての生き方、研究とは一体なんなのか、研究者を続けていく事の大変さ…
そういったことについて真面目に聞いてみる。
正直自分でも分からなくなってしまっている気がすること。でも、考えなくちゃならないこと。
もちろん話を聞いただけで結論が出るわけもない、でも少しだけ気が楽になったような気がする。

■白鳥 永遠の旅立ち■
JR大阪駅19時過ぎ。1番乗り場…。

ホーム上の人・ひと・ヒト・hito……、無遠慮に輝くスピードライトの光……。正直見たくなかった風景。
別に来るつもりだったわけでもなかった。ちょうど帰りの時間があっただけ。

特急「白鳥」…。
子供の頃からずっと鉄道ファンをしてきて、ある意味一つの象徴的な存在だった様に思う。
それをなにか汚されてしまうようで見ていられなかった。
チラッと見ただけですぐに環状線の列車に飛び乗った。

乗ったのは数年前に京都〜富山間の1度きり。しかも写真は一枚も撮った事はない。
彼らはそんな私よりも自分達の方が遥かに「偉大」なことをやっている、と思うのかもしれない。
でも、本当に好きならむしろ静かに最後を看取ってあげたい。私はそう思う。

さようなら特急「白鳥」。

■予習■
2日後に迫った谷山浩子さんのコンサート。
数年振りなのですごい楽しみである。
そこで久し振りに引越荷物からアルバムを引っ張り出して聴いてみる…。
あ〜〜〜、ここ最近聴いていなかったからなんかこう…心に染み入る感じ…。
いいね〜。いいね〜。いいね〜。
本日のBGM/BGV:谷山浩子「銀の記憶」、「漂流楽団」、「しまうま」、「カイの迷宮」、「僕は鳥じゃない」

2001年03月03日(土) もりにはにわにわとりがいる
■予習の続き■
10時過ぎ起動

今日も朝から谷山さんアルバムを聴きつつお勉強♪
進むんだか進まないんだかよく分からないんだけれども(笑)、とりあえず心地いいことだけは確かですな。

ちなみに今日は昨日よりも比較的以前のアルバムを重点的に。
「水玉時間」〜「冷たい水の中をきみと歩いていく」辺り。
この辺のアルバムには、私がそもそも谷山さんを知った「みんなのうた」系統の曲なんかも入っているので心地よさに懐かしさも加味されたりして、結局手の方はほとんどお留守だったかも(苦笑)。

■方針転換■
とはいえさすがに歌に浸ってばかりではいかんので、夕方頃からはCDプレイヤを封印。
ペーパー読みに集中。
結局こうするしかないのね(笑)。
■マクロの空を貫いて■
ペーパー読みが一段落したので、晩は日記用の秀丸マクロの改良。

今回は日付を入れたら自動的に曜日を吐き出す様なサブルーチンを考えてみる。
当日の日付と曜日を吐き出すコマンド文ならあるのだが、いつも当日に日記をつけているわけでもないので(苦笑)これは不可。そこで、とりあえずは2000年12月31日(日)からの経過日数を7で割った余りで曜日を割り出させることにする。………が、どうも上手くいかない(T^T)

ちょっと他所のマクロをカンニングしつつ四苦八苦してなんとか完成。
名づけて「わかやまくん謹製日記マクロ『だいあルンですくん Ver.3.00』」(笑)。

で、マクロで更新するべき肝心の日記を全然書いていないことにそれから気づいてみたり(笑)

■変化への胎動(by こたろーちゃん)■
煮詰まっている時っていうのは、人から何を聞いてももっともらしく聞こえてしまうもの。
で、それ一つ一つに振り回されて却って状況が見えなくなってしまったりする。
一旦そうなってしまうとでふれすぱいらるっちゃう(ってなによ(笑))のが人間ってもんなんですな。

ですから、肝心なのはその人から聞いたアドバイスなんかを自分なりに納得すること、だと思います。
「分かったつもり」ではなくってね。ま、簡単なことじゃないかもしれませんけれども。>あっき〜さん
# って、偉そうに言える立場じゃないかもしれませんけど、私(^^;

本日のBGM/BGV:谷山浩子「水玉時間」、「透明なサーカス」
「しっぽのきもち」、「お昼寝宮・お散歩宮」、「冷たい水の中をきみと歩いていく」

2001年03月04日(日) 破滅へのプロローグ
■直前講習■
11時ごろ起動。

夕方までは、ふにふにほげほげと来週の勉強会の予習。
もちろん耳の方の予習も抜かりなく(笑)。

■花鳥風月魚■
出掛けにバタバタして、予定より随分遅れて17時前に出撃。
うぐぅ…、開演間に合うか〜〜〜?
結局、梅田ヒートビ−トには17時45分頃に到着。

というわけで、「"ただの"谷山浩子大阪コンサート」(本人談)。
席は19列23番。結構後ろ、というかほとんど最後尾、もとい最後列なのでステージの様子がちゃんと見えるかどうか心配だったのだが、いざ始まってしまうと全然気にならず、すっかり引き込まれてしまう。
……いやはや、久方振りだったこともあってすっかり浸りきってしまいましたよ。うん、楽しかった。

えっ?詳しい内容?それは他所のサイトでも見てください(笑)。

■ぴんち■
フットワークエクスプレスが民事再生法適用。
昔は健全経営だったはずなのだが、バブルの頃に海外展開や不動産業へ手を出したツケが来たらしい。
お約束である。

世の中「不況のせいだ」の大合唱で政府や社会の責任にしがち。でも、そもそもはこういう様な自分達で種を蒔いているっていうことに気がついてないんじゃないかしらん?

もっとも、真っ先に気になったのは「コミケに影響ないかしらん?」だったらしいぞ(笑)。

■ムダナテイコウハヤメテタダチニコウフクセヨ■
晩はIRCでほげる。
で、いきなりPrivで「おめーの使ってるNickは俺が使いたいんじゃ、ボケー」ってな内容(一部誇張)とか言ってくる奴が出現。ちなみに英語で。ふぁるさんの提案で「バカメ」と言ってやる。「バカメ」だっ!!
「あい・きゃんのっと・あんだーすたんど」だとさ(笑)まぁ、そりゃそうだ(笑)
■好きな人ができました■
ひびD談話室でなんとなく成り行きでとある生徒とお付き合いすることになってしまう(笑)。
あ、もちろんあくまでヴァーチャルなものですので…(^^;;;;; 現実世界の方は…、まぁ、相変わらずですよ、うん

で、一部に「人の恋路を邪魔する奴」がいたので、「光る拳」で「馬に蹴られて地獄に墜ちろぉ」とかやっておく(笑)。
どうも大嵐秋葉君は流派東方不敗の後継者らしいです。

本日のBGM/BGV:谷山浩子「カントリーガール」、「Memories」
「HIROKO TANIYAMA '70s」、「HIROKO TANIYAMA '80s」、「心のすみか」
MEMORIAL SONGS COLLECTION:1「銀河鉄道999」、「交響組曲サイボーグ009」

2001年03月05日(月) なんだかなぁ…(^^;;;
■兄貴ぃ〜〜、もう…ダメだ〜〜■
お昼過ぎに起床。
どうも最近以前にも増して昼夜逆転度が増しつつある様な(^^;;;;

昼食後に郵便局にお出掛け。が、帰るとどーにも鼻が、目が、耳がかゆい。
先月末頃から相当に怪しい感じではあったものの、どうも今年も本格的に来てしまったようだ。
そう……、花粉症の季節が(T^T)

■燃え燃え■
本棚の整理をしていると、「少年倶楽部文庫」を束で発見してしまう。
佐藤紅緑「ああ玉杯に花うけて」
佐々木 邦「苦心の学友」
山中峰太郎「敵中横断三百里」
南 洋一郎「吼える密林」
森下雨村「謎の暗号」
海野十三「浮かぶ飛行島
高垣 眸「豹の目」
佐藤紅緑「少年賛歌」
山中峰太郎「亜細亜の曙」
で、思わず読みふけってしまっていたりする私(笑)。
■お前達、そんなに漫画が描きたいか?(謎)■
夕方前頃から突然の睡魔の襲撃。堪りかねて炬燵でご就寝。
1時間半ほど寝て、寒さで目が覚める。……寒さ??どうもスイッチが入っていなかったらしい(T^T)。
風邪ひいたりしなけりゃいいけど…。
■今晩の必殺技■
2人のこの手が真っ赤に燃える!!幸せ掴めと轟き叫ぶ!!
石破らぁ〜〜〜〜〜〜ぶら〜〜〜〜ぶ天驚拳!!(謎)
本日のBGM/BGV:シューベルト「交響曲第5番・第8番《未完成》」ベーム指揮/ベルリンフィル
「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード オリジナル・サウンドトラック」
「銀河漂流バイファム音楽集VOL.1」

2001年03月06日(火) みかんの缶詰
■発熱■
朝10時起動。
…が、頭が痛い…、体がだるい…、食欲ない…。
どうも昨日の炬燵寝で風邪までひいてしまったようだ。ちなみに熱を測ると37度8分。
もともと平熱は高い目なのでそれほどしんどいわけでもないものの、さすがに出歩くのはちょっと辛い。
というわけで、友達の携帯電話に連絡をいれて、今日の勉強会はお休みさせてもらうことにする。
■通常業務■

とりあえず軽くお茶漬けの朝食を済ませ、後は炬燵で本やペーパーを読んで過ごす。
本当ならもっと楽にしておく方がいいのかもしれないが、せっかく習慣になりつつあるペーパー読み。
どうせならちゃんと続けないとね。

■父殺しの男が…(誤■
とはいえお昼からはちょっと休憩気味。
とりあえずPS「幻想水滸伝」の続きをやってみる(最近進んでなかったり…)。
んーむ、なんだか泣ける展開過ぎて困る…(^^; グレミオの最期もたいがい来るものがあったのに、今度は親父さんと一対一で対決ですかいな…。しかもその後のセリフが…。むぃ〜。
ていうか、これなら主人公の名前、ライル(KF3ね)にしてもよかったなぁ、とか思ったり(笑)。
■ダメぢゃん■
夕方以降はどうも無事に熱も引いたようで一安心。
で、一安心し過ぎていつも通りダメダメな晩を過ごしてしまう(^^;;;;
結局ぽなくなりは……、考えたくない……(爆)。
本日のBGM/BGV:「ときめきメモリアル -forever with you- オリジナル・ゲーム・サントラ」
バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」ヴァイオリン:シェリング

2001年03月07日(水) 病み上がりの1日
■やっぱりダメぢゃん(T^T)■
気がつくと15時過ぎ…(爆)

まぁ、気分の方は快調で、熱の方は完全におさまった様である。これでとりあえず一安心。
とはいえ、この発熱のそもそもの原因が、このところの昼夜逆転した不規則な生活にあることは明確。
(直接的には炬燵寝かもだけど…)
なんとか生活のサイクルを戻さなければいかんと思いつつも直らない、というか、直せない辺りが私の最大の弱点なのかも。意志薄弱というかなんというか…。

朝、もとい、起きたてから自己嫌悪

■まだこの娘はDG細胞には犯されきってはおらん…■
夕食前には昨日の「幻想水滸伝」に続いて、これまた久方振りにPS2「AC2」。
ふと思い立って初期装備でどの辺までいけるか試してみる。
…が、しかし、どうも中途半端に操作の似た「ガンダム」のせいですっかり腕がなまってしまった様だ…。ミッションは8つ、アリーナに至っては4人で詰まってしまう(T^T)

仕方がないので借金の山をこさえてDG細胞汚染のファイター(誤)を作ってみる。当然パイロット名は「シュバルツ・ブルーダー」(笑)。まぁ、こうなると相当楽で、ミッションはとりあえず12個目まで。アリーナは序盤の山、ランキング42位「ヴァッハフント」までの8人抜き。

まぁ、私の腕ならこの程度までだろな、やっぱり。

■20世紀の遺産■
ここしばらく溜まっていた新聞の切抜きの整理。
結構連載で抜けている所があるのでしばし古新聞と格闘、なんとか補完完了。

と、整理した端から親父に持ってかれてしまったり。自分もいるのでコピーするということらしい。さっさと返せよ〜。
それにしても、親と専門のジャンルがあまり変わらないってのも考え物だわ。

専門書をそれほど自分で買わなくていいってのはあるんだけど(笑)

本日のBGM/BGV:笠原弘子「aria」
加古 隆「パリは燃えているか」NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版

2001年03月08日(木) 春の雪
■特車隊、北へ■
10時半頃起動。
両親は毎年恒例の門戸厄神さんでの厄払いで出掛けているので、一人でふにふにと朝食。

食後は明日からのスキーの為の荷物を作る。手持ちのカバンだとちょっとサイズ的に厳しいかと思っていたのだが、目一杯抑えて第7話の Type-7 の如くアーカイブ(謎)コンテナって事無きを得る。

■F2号の悲劇■
お昼はレトルトカレー。
って、まるで下宿時代の如きわびしき食生活だ(苦笑)。

食後居眠りをしていると電話で叩き起こされる。豊中の叔母からで、弟が先週送ったというホタテ貝のお礼その他。つーか、弟、こっちにも送ってこんかいな。

その後はほげほげとスキーの準備の続き。といっても、いつもの旅行と違って純粋にスキーの為だけの荷物な訳だから別に苦労もしはしないわけで。敢えて言うのならカバンの容量の関係上、我が愛機F2号が持っていかないという苦渋の選択をしなければならなかったことであろうか(苦笑)。

■「あ、雪…(死)」■
随分と冷え込む日だと思っていたら夕方頃から雪。

TVのニュースによると四国や中国地方辺りでも降っているとか。
3月の雪…、なんとも詩的な気はしないでもないものの、実際の所は冗談にならない事態なんですな、これって。
もっとも、私にとっちゃぁ、明日からのスキーの為にも願ったりな状況ではあるんですけど(笑)。

当然外気温が低いので、部屋の加湿器をかけていることもあって、部屋の窓がすっかり真っ白けである。思わず無意味にへのへのもへじなんて書いてみたり(笑)。

■お休みのご連絡■
明日からスキーに出掛けますのでしばらく留守にします。
というわけで、当然、この日記の更新もしばらくとまってしまうかと思いますが(って、よくとまってるぢゃんとかいう突っ込みは無しね(^^;)ご心配なく。
では、いってきま〜〜す(^^)/~~~
本日のBGM/BGV:加古 隆「パリは燃えているか」NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版
「NEON GENESIS EVANGEKION」
「ORIGINAL SOUNDTRACK PATLABOR PHASE II "ASURA from SCHAFT"」
虹野沙希「虹のリトグラフ」

2001年03月09日(金) 白魔へのプロローグ
■10数年間変わらぬ朝の風景■
目を覚ますと10時半過ぎ。……って、お昼から勉強会だよー!!
という訳でクイック歯磨き&クイック洗顔で約10分後に出撃。
だめぢゃん(^^;;;;

何とか開始時間の13時には滑り込みセーフ。……でも例によって(T^T)、まだ誰もいないよー。
うぐぅ…、朝も昼も抜きで急いで来たってのに〜〜。責任者出てこ〜〜い!!……って、誰だろ?

■物思うわかやま■
さて、怒りを沈めつつ西村ミクロ勉強会。

今日は需要独占及び双方独占(需要独占&供給独占)のケース。
内容的には滅茶苦茶難しいというわけでもないので一通りは分かるものの、M2の先輩に逐一「で、なんでこうなるんや?」と聞かれると黙り込んでしまう我々M1。

その先輩曰く、
「テキストの表面上の内容を分かる普通のこと。院生として肝心なのは『何故そうなるのか』までを理解すること」。
とは言われたものの、正直そこまで分かる為の努力を自分がしているのかというと正直自信がない。

ただ何となく言われたやらなければならないことらしいものをただ単純にダラダラとこなして来ただけの一年間。
これでいいのかと自問自答しつつの一年間。
そんな一年間で私が得たものは一体何なんだろうという思いに駆られてしまう。

■出撃■
でも今日からはスキー。
一部からは「柄じゃない」との評価を頂いておりますが、本当に行くんですね、これが。

というわけで、くどくど悩んでいても仕方がないので勉強会終了後はさっさと撤収。
帰宅後は「さくら」64話をかけながら、荷物の最終チェック。何故「さくら」かというと、そりゃぁ予習の為に決まっているのである(謎)。

20時半出発。駅までは父の車で送ってもらう。
そういえば、買い替えてもはや3,4ヶ月経つはずなのだが、父の新車に乗るのはこれが初めての様な気がしないでもない…。ということはそれだけの間ほとんどバス以外の車に乗っていないわけで…。
あぁ、ボクってなんて自然に優しい人なんだろう、とか感動してみたり……は、しません(笑)

■出会いと別れを繰り返して■
待ち合わせの大阪駅御堂筋口北側(神戸屋の近くbyぷ組ひさん)に着いたのは21時20分頃。
ぷ組ひさんがちょっと遅れたものの程なく無事に3人合流。

無事じゃなかったのは私のコンパクトカメラ…。
どうやら、先日、中に入りっぱなしになっていたフイルムを強制排除してしまった際、フィルム巻き上げ用のモータがいかれてしまったらしい…。583系の写真が撮れないぢゃないか〜〜〜(T^T)(ナニカチガウ(笑))

合流後はまず夜食等調達の為にハートインへ。店内は我々と同じ様にシュプール号に乗る前に買物をしておこうという客でごった返している。そそくさと酒や食料を仕入れて退散、ホーム上へ。

程なく583系・485系混結の臨時急行「シュプール妙高志賀3号」が到着。これまでは見るばかりだったシュプール号。まさか自分が乗ることになるとは思わなかった。それも自主的に(苦笑)

停車時間はわずかなので急いで車内に。と、車体が動揺。21時57分。定刻通りの発車である。

■列車内大宴会■
さて、我々の寝台は2号車15番上中下段。2号車の一番後ろになる。
なんとなく成り行きで「上段:たかのさん、中段:ぷ組ひさん、下段:私」ということになる。
まぁ、体格を考慮するとそれが妥当ではあるのだが…(T^T)

新快速なら30分で駆け抜けてしまう大阪〜京都間。ここを我等が「シュプール妙高志賀」はのんびりと運転停車しつつたっぷり一時間をかける。もっともそのおかげで古い車両であるにも関わらず、比較的動揺も少なくそこそこの乗り心地を享受できるわけである。

というわけで、我々も早速お座敷下段寝台で宴会を開始。ちと天井が低い目ではあるものの、足を伸ばして列車内で酒が飲めるというのはなかなかにオツなもの。沙希先ほど買った酒を片手に沙希さきいかをつつきつつ例によって例の如くのダベリ大会。とはいえまだまだ夜行列車の夜は長い。序盤なので比較的真面目「気味」な内容の各自のこの春からの話やなんかが中心。まだまだダメ度は低い目ですな。

京都を出ると列車は滋賀県へ。ここまで来るとここ数日の雪でうっすらとはいえ雪が積もっている。なんとなく『雪国』の「夜の底が白くなった」というフレーズを思い出してみたり。
にしても、大津、草津と停まるにも関わらず何故か我が第二のふるさとたるところの彦根に停まらなかったりする辺りが非常にむ〜。で、たかのさん曰く「元住民がこえ〜から止めないに決まってる」って…(^^;;;

米原から北陸線へ。更に雪が深くなる。
この辺りに「木之本」駅があるわけなのだが当然判別が出来るわけでもなく、むなしく「はにゃ〜ん」とだけ言っておいたり。

日本海側の敦賀に出て壮絶名雪 H^H^ な雪を見て寒気がしたから、というわけではないが、さすがに明日に響きかねないのでこの辺りで宴会はお開き。各自の寝台でぽなくなり。

本日のBGM/BGV:「ときめきメモリアル2 サウンドトラック キャラクターテーマ編」

2001年03月10日(土) 1/2人間のシュプール
■早暁、なおえつ■
早朝5時前の直江津駅。
列車はここで20分余りの長時間停車。せっかくなのでぷ組ひさんとホームに出てみる。

やはり、まず驚かさせられるのはやはりその雪の量。
上屋のないホーム端の方ならまだしも、中央辺りでも上屋の下に雪が吹き込んで積もっていたりする。
これが雪国っ!?…とでも言うのかっ!!

そして、もう一つ驚かさせられること。そう、駅が橋上駅になってしまっている。
どこの橋上駅にもありがちだが、確かに綺麗にはなっているもののなんの変哲もない没個性な駅に。
もっとも、改築前の駅がそれほどよかった、というわけでもなかったのだが……。

さすがに寒いのでホットの飲み物でも買って暖まる。
カフェオレで浩之ちゃんでもやろうかと思ったのだが、コールドしかなかったのでなんとなくココアに。
が、ぷ組ひさん曰く、
「ホットコーヒーで名雪、とかいうと思ったのに」。
……さすがにお師匠様は違いますな。そう…、私はそこまでダメな人ではないのですよ。うんうん。

■えちご、ゆきのくに■
ここから列車は信越線に。
このエリアは日本でも有数の豪雪地帯、正にスキー場銀座。当然窓から見える景色はひたすらに雪、雪、雪…。雪の白と夜の黒だけのモノクロームの風景。陳腐な言い回しかもしれないが、やはり「幻想的」、と言っておこう。

下段寝台をがちゃがちゃいじってみる。
思わず座席にチェンジしてみたり(笑)。でも、事実上は寝台固定で使用しているらしく床が埃だらけなのであきらめてお座敷寝台に戻しておく。いやはや、これこそが寝台列車に乗る醍醐味ってもんですな(ナニカチガウ…)。

ぷ組ひさんが正式にご起床。お座敷で色々語る。
ぷ組ひさんがちょうどクリアしたての「AIR」辺りがネタ。私は発売日前に終わらせちゃったんですけど(^^;
にしても、厳冬の信越県境の雪の中で夏な「AIR」の話っていうのもなかなかにオツなもんですな(笑)。

妙高高原駅には定時5:50に無事到着。
「シュプール」から降りた客でごった返す駅前。既にこの辺りからして巨大な雪の山があちらこちらに…。町の中に雪が積もっている、というよりは雪の中に町があるという感じ。そして、その上まだ新たな雪が散らついていたりまでする。新潟県侮り難し。

バスに乗って赤倉温泉へ。
道の両側は正に雪の壁。それも並みの高さではない。4m…いや5m近いだろうか? また外気温が低いので油断をするとすぐに窓が曇ってしまう。信号の度に運転手さんがなかなか器用に身を乗り出して窓を拭いている。いやはや…雪国ってのは何かと大変で…。

20分ほどで赤倉温泉街に到着。
とりあえず、ホテルへ移動、となるわけだが、凍りついた雪でつるつるになってしまっている路面。滑らない様に歩くだけでもなかなかに大変。雪国に来るのにいつもと同じ様なスニーカを履いて来てしまったのは大失敗だったかも……。

何回か足元を滑らせながらなんとか到着。さすがスキー場近くのホテル、早朝からのスキーヤー受け入れ態勢もちゃんと出来ているようで、受け付け、レンタル申し込み等々はさくさくと完了。母親がン十年前に生まれて始めてスキーに来たのがこの赤倉だったらしいのだが、当時はスキーやウェアも全て持ち込みが原則。しかも風呂場に置かさせられたとかいうことだったらしい。この話を聞いて、正直なところちゃんと朝から動けるんだろうかと心配していたのだが、何となく拍子抜け。いやはや、時代は確実に変わっているということか。

外で店を探すのも大変そうなので朝食はオプションでホテルで食べることに。
食事はバイキング形式。一通りの料理を適当に取っていく。なにやら絶好調で駄洒落を飛ばしまくっているおじさんがいて、なんとなしにお客みんなが和んでいる。(ま、駄洒落そのものはあまりにも"駄"過ぎてすっかり忘れてしまったが(苦笑))そのおじさんのせいか、食事中の我々の話も朝から結構ぶっ飛んでしまっていたような…。(苦笑)まぁ、いつものこと、いつものこと…。

■雪、記憶遥かに■
朝ご飯でお腹が膨れてなんとなしに眠くなってしまったのだが、そろそろ時間もいい感じ。
リフトも動き出した8時半過ぎいよいよ出撃。

天気は日頃の我々の行いの良さ故か(笑)、雲もほとんどない晴天。正にスキー日和というところか。

さて、まずはおっかなびっくりでスキーをつけてみる。ぷ組ひさんが雪が詰まってしまってちょっと苦労している気配。にしても…、やややっ!!こんなに滑ってしまうものなのくわっ!!下手に油断して変に体重をかけてしまうと一発ですっ転んでしまいそうな感じ…。むぃ、果たして大丈夫なんだろうか…。

まずは中央トリプルリフト乗り場までおっかなびっくりで滑りつつ移動。横を他の人がスパ〜〜〜っと過ぎていく…。あぁ、なんかすごいよ〜。びっくりだよぉ〜。
とかうらやましがっていても仕方がない。頑張ってあれくらい滑れるようにならないと。

さて、我々3人は壮絶なブランクこそあるものの、一応は「スキー経験者」。とりあえずは「習うより慣れろ」ということで初心者用のコースを滑りつつ練習しようということに。そこでまずは初心者用の比較的長いコース「エレガントコース」辺りでしばらく滑ってみることにする。

というわけでリフトで上らねばならないわけで……。が、しかし、リフトに乗る際にタイミングを取り損ない、リフトをいきなり止めてしまったり(^^;;;; あぅ〜〜。某ゆかり嬢でもあろまいし…。なんとも先の思いやられるのことよ。
で…この中央トリプルリフト…結構…長い…、で…結構…高い。ボクはアホじゃないので高い所は逃げてなんだにゃ〜、などとアホことを考えているうちにリフトは終点に到着。

さて、いよいよ久方振り(4-5年振り)の「実戦」。うだうだ考えていても仕方が無いのでとりあえずは滑り始める。

が、が、がっ……スピードはえ〜〜〜〜〜っ!!
こゆ時にはスキーをハの字に開いてっ…スピードさげてっ……っと…、
って人がぁ〜〜っ!!人がぁ〜〜。
うぐぅ〜〜〜〜!!どいてぇ〜〜〜〜〜!!

祐一君がよけたぁ(誤)

……ってな感じで(苦笑)、さすがに最初は大混乱。結局下に辿り着くまでに2、3回ほどすっ転んでしまう。
まぁ、復帰第1回目にしてはまだましかもだけど(^^;

とはいえ、久々のスキー、なかなかに楽しいではないですかいな。自らの体で風を切って滑る。しかもそれなりのスピードで。同じ風を切るといってもサイクリングとはまた違う感じ。
うにゅ…なんか癖になりそうだ。

二度三度…ととりあえずはひたすら同じ「エレガントコース」を滑る。

さすがに何回か滑っているうちに徐々に体重移動も出来るようになり、更に体も暖まって来たのでよく動く。とりあえずすっ転ぶこともなくなり、それなり楽しみつつ滑られるようになってきた感じ。しかも天気は上々、景色もよく見える。いやはや、気分いいねぇ〜〜。スキーってこんな楽しいものだったのねぃ…。いやまぢで。(苦笑)

結局ほとんど午後一杯は練習がてらずっと「エレガントコース」。
最後にちょっと気分を変えようということで中央ゲレンデの方にまわってみる。
途中に中級者用の急斜面があり、スピードに持っていかれかけたり、間違えてコース外に突入してしまったりと多少は苦労したもののなんとか滑り終えてお昼ご飯。

■後半戦■
ブーツのストッパーも緩め、帽子やゴーグルも外してしばしくつろぐ。
ちなみにお昼ご飯はカレー。午前中が思いの外楽しかったので3人とも結構語ってしまったり。
とはいえお腹が膨れると前夜が夜行だったこともあり、「それでね、今頃になって眠いの」な野明状態。(苦笑)

で、午後の部スタート。
山の天気は変わりやすい、とよく言われるが午前中の一面の青空とは一転して空はすっかり曇り空。山の上の方の上級者用のコースもすっかりガスに覆われて見えなくなってしまっている。所詮我々の日頃の行いの良さ…は…ここまで…なのかっ!!(富野風56%)

午後はエレガントコース及び中央ゲレンデ辺りを適宜組み合わせて滑る。
午前中で慣れたので上手くいくかな…と思ったのだがなんだかちと腕が後退してしまっている……(^^; それなりに慣れてきているし、体も暖まっているのだが、朝からずっと滑っているのでちと疲れが出てきている様子。
まぁ、でも楽しいわけなんだけど。

しかしっ!!かかしっ!!へったくれっ!!(謎)15時をまわる頃から細かい雪がちらほらと。おまけに気温も下がってきている。うぐぅ…、人がせっかく楽しんでいるのにぃ。

結局は雪の降る中をリフトの運行時間ギリギリの17時頃まで滑り倒す。

■おんせん♪おんせんっ♪■
さて、何とか無事にホテルに帰還。
まずスキーやストック等を武装解除して乾燥室へ。帽子やゴーグルを外してみると雪の中で滑っていたので雪がこべりついて結構すごいことになっている……、あぅ。
さらに数時間ぶりにブーツから自らの足を解放……したはずなのだが、なんだか脱いでもブーツを履いている様な感じで変な気分。しかも体全体がなんともなしに重く感じる。リストバンドを外した武闘家な気分、か?(ナニカチガウ)

武装解除後はフロントで正式なチェックイン。
部屋は「415号室」。たかのさんが「あと二つ違えば…」とか言ったことはここでわざわざ特筆するべき必要もあるまい(って書いてるって(^^;)。重たい体を引きずりってしいな…じゃなくて415号室へ。

部屋で着替えを済ませて、夕食へ。
追加でビールを頼んで乾杯。とりあえずお疲れ様でした。
で、夕食。一部がちと冷めてしまっているのが残念だが、全体としては結構豪華でボリュームもなかなかのもの。はにゃん。(ぉ

食後は風呂、つか温泉〜〜〜♪♪
そもそも赤倉にしたのは「スキー」と「温泉」の両方が楽しめるから、というのがあったわけで…。
# これで「かに〜」もあれば完璧だったのだが(ぉぃ
丸1日の運動ですっかり疲れきってしまった体を湯船に…。
にゅ〜〜〜みゅみゅぅ〜〜〜〜はにゃぁ〜〜〜〜ん。
なんとも…体全体が弛緩してしまいそうな気分ですわ。(苦笑) いやはや、世は幸せぢゃ。ふぉっふぉっふぉ。

にしても、目一杯の運動に腹いっぱいにご飯、そして温泉。いやはやなかなかに健康的でえぇ旅ではないか。普段の様な(苦笑)、汽車旅やユースホステル渡り歩きの旅行もいいが、たまにはこういうある種「普通」な旅行っていうのもいいもんですな。って気が付くのが遅すぎるよね〜。人生において食わず嫌いってのは損以外のなにものでもないのかも。

で、部屋に帰ると3人ともばたんQ。
まぁ、無理もない。

■例によって…■
夜の帳も降りた22時過ぎ頃再起動。
迷惑にもぷ組ひさんまで叩き起こしてしまったり。ごめんにゅ、と今更謝っておいたりする。(ぉ

MDウォークマンの音量を最大にしてBGMにしつつ色々とだべる。お昼のスキーのこと、たかのさんの一般的な意味で極めてこぁい某話題、各自の将来のこと……新潟くんだりまできて結局いつもの喫茶店とたいして変わらんといえばいえなくないものの、個室である分ちょっち謎度UPかも。

てなわけで結局そこそこ遅くまでダラダラと…。
実があるんやらないんやらよく分からんものの、こうして色々と腹割ってあーだのこーだのとアホな会話の出来るっていうのはやぱしちょっと幸せかも。

本日のBGM/BGV:「Kanon サウンドトラック」、「ときめきメモリアル2 サウンドトラック キャラクターテーマ編」


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