(1) ホールダウン金物の15kN用を、背割りと直交にM12ボルトを設置した。 |
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(2) 浮き上がりによるズレ≒10mm程度で、ホールダウン金物が降伏し始めた時点で、土台の曲げ破壊が起きた。 このような土台の破壊は脆性的でかなり危険な破壊性状である。 |
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(3) 座付きボルトでホールダウン金物を設置する際は、その両側に近接したアンカーボルトA−70と座金80角×9.0を設置する必要がある。 しかし、15kN以上のタイプでは、その所定の耐力を発揮する前に土台で破壊してしまい、思いもよらぬ脆性破壊へとつながる恐れがある。 |