第52回 公開講座　

2004年10月30日（土）

企画力を磨こう！２

〜副題：驚異の販促術を盗め〜

終了リポート

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　　　　　　　　　「企画力を磨こう！」資料　　販売促進実例・超分類法
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〜企画の狙い〜

大男の腕を「クルッ」と、小さな男が軽やかにヒネル。
「バタッ」と大男が倒れる。
相撲でも、他の武道でも小が大を倒す瞬間は爽快です。

ビジネスの世界でも同じ事が言えますよね。
各業界に巨人（ジャイアンツ）的存在がいます。

一社ほぼ独占・・・と言う本当のジャイアンツ状態もありますが
大手企業数社が業界の大半のシェアを分け合っているのが
現状ではないでしょうか。中小は、正直言って、歯が立ちません。

貴方の所属する会社や他の組織でも同じ事で
何らかの「主流」があるはずです。

でもね、あるんですよ、普通では無理でも勝てる方法が！
大男の腕を「クルッ」と、小さな僕達が軽やかにヒネリ飛ばす方法が！？

もし腕力の話なら、カラダを一から鍛えるとか空手を習うとか何かしらの
戦術が存在すると思います。

戦国時代、小大名であった毛利元就は寡兵を持って
素晴らしい戦術を武器に１０倍近くの大兵（敵）を倒しました。
そして、現代ビジネスの世界にはビジネスの戦術が必要なはずです。

貴方の業界でもありませんか？
山椒の様に小粒でも、時々ピリッとしたヒット商品を飛ばす所が。
貴方の会社にもいませんか？
日頃はボヤ〜としている様に見えて
しっかり大口受注を取っているヤツが。

何かを隠し持っている持っているはずなのです。
ビジネスパーソンの「戦術」→→→→→販売促進
を関西交流大学で共に学問しましょう。

■終了リポート

そもその企画とは何か？ その定義を私なりにお話致します。
企画と計画は少しニュアンスが違いますよね。

●現状
　
　↓　　　企画・・・達成させるための仕組みづくり（仕掛け）

●目的（目標）

例えば中世時代の戦に置いて、
原野で、敵兵と正面切って正々堂々とぶつかるのが計画とします。

企画は、敵が通る道に予め穴を掘ったり
その穴に竹槍を隠して置いたりする仕掛けの事です。

城攻めで言えば、単に武力で攻めるだけではなく
秀吉がやった様に、周囲の川をせき止め
その貯めた水を一気に流し込み城を水浸しにする（水攻め）。

或いは、相手の食料が尽きるまで気長に城を囲んで待つ兵糧攻め。
様々な計略をビジネスに置き換えると企画が分かり
易くなるかも知れません。

今度は、釣りに置き換えて見ましょう。

●現状　（お腹が好いた。）→●目的（魚を食べたい）　 とします。

企画は、その達成させるための仕組みづくりです。

その企画にあたるものが
釣り竿や糸、針、餌ですよね。

●現状　（お腹が好いた。）

　↓　　　釣り（企画)・・・達成させるための仕組みづくり
　　　　　 (釣り竿、糸、針、餌）

●目的（魚を食べたい）

そして、さらに詰めると

うまく目標を達成する（魚を得る為）には
他の要素が必要です。

・腕前（テクニック）　・・・・・　スキルや経験や知識

・釣り場所情報　　　・・・・・　マーケット・リサーチ

・季節や天候　　　　・・・・・　状況判断

そして、最後は行動力。

これは、釣りもビジネスも同じ事。
いくら、準備を丹念にしても、動かない事には意味がありません。

追伸、釣りでも糸や針の組み合わせを
「仕掛け」と呼びます。

◆企画担当幹事