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第51回 公開講座 

2004年9月25日(土)

企画力を磨こう!

終了リポート

 

企画力

 

 

■実施前の募集要項

●日 時:平成16年9月25日(土) 18:30〜21:00  
(受付18:00より)遅刻入場も可能です。

●場 所:大阪産業創造館 17階 Aルーム
大阪市中央区本町1-4-5 TEL 06-6264-9800(代)  
地下鉄中央線・堺筋本町駅2番(または12番)出口から徒歩約5分(東警察署対面)
http://www.sansokan.jp/map/

●テーマ:「企画力を磨こう!Vol.1」 企画力養成講座シリーズ

●内 容:ビジネスマン(ウーマン)に一番に求められているスキル
”企画力”についてシリーズ(3回完結予定)で学んでいきます。
また、講座形式はセミナー・スタイルではなく
ワークショップ形式の全員参加型で進めさせて頂きます。

 3部構成
 ・基調講座
 ・ワークショップ
 ・ディスカッション(まとめ)

(ワークショップの目的)
共同創作を通じ、ビジネスセンスの向上をめざします。
参加者相互の間での考え方や意見の違いがあるためのバトルを経てこそ、
新しい何かが生み出されます。

(ワークショップの流れ)
1.3〜5人のグループに分かれる
2.各グループで“3つのキーワード”にまとめる
3.グループ代表による“まとめ”の発表
ふり返り 参加者数人に意見・感想を述べてもらう

●コーディネーター:祭 作太郎(まつり さくたろう)氏
・関西交流大学コラムニスト
・トラベルイベント、販促提案を中心に様々なビジネス企画を手がける。

●会 費:2,000円 (当日徴収させていただきます。)


●御申込先:総務担当幹事・金澤までお願いします。 kanazawa@itsuzai.net 

参加要領(重要) 必ずお読みください!

〜企画の狙い〜

月イチ講座としては50回を終えた関西交流大学。
どうして今改めて、企画(力)なのか?
そもそも企画と言うモノの定義は、範囲は?
そんな疑問をお持ちだと思います。

過去、(ビジネス)スキル向上を目指したテーマとしては
マーケティングから始まり、プレゼンテーション、ブレーンストーミング
などなど多岐に渡りますがある意味”企画力”
を養う為のプレ・チェックイン(前座)とも言えます。

会社経営者の方に講師役をお願いした事も幾度かありましたが
メンタル部分を除いて光を放つものは
(その方の持つ)企画力”に他なりませんでした。

営業職であろうと事務職であろうと店舗販売でも、外商でも
総合力として評価されるのが企画力であると断言致します。
なぜならば、お客様を満足させるもの(お買い求め頂くもの)
その究極の吸引力は、他との差(別)です。
その差(別)を創るモノが企画力と言えます。(詳しくは当日)

もちろん、社外だけではなく、社内向けにも必要なのが企画力です。
また、創造性も独自性も全てひっくるめて企画力に含まれます。

そして、この企画力養成講座として、もう一つ付け加えたいもの。
それは、サラリーマン(ウーマン)大歓迎と言う要素です。
個人事業者(SOHO)方々に来るな〜
と言う意味では決してありません(許)。

どちらかと言えば、この企画力養成講座は
(ある程度の)組織に属されていた方々の方が
即実践出来るコンテンツが多分にある(予測段階)からです。
受注だけではなく”仕事・発注能力”もないと
ホンモノの企画力を培う事は困難であると思えるからです(私見)。

悲しいかな、この国を動かしているものは結局
組織(大雑把に言えば役所と大企業)に他なりません。
ただそれに媚びず、埋没せず、自らを高める事が出来る
サラリーマン(ウーマン)よ来たれ!!

現段階での関西交流大学の集大成とも言える
企画力養成講座で共に磨きましょう!

 

■終了リポート

−−− 3つの企画極意 「トリ」 −−− 

1.盗り

2.トリ

3.鳥

文字に直すと,(盗り、トリ、鳥)この3つになります。

1.盗り

読んで字の如く、良い企画は他人のモノを盗れ(トレ)と言うことです。
「二匹目のドジョウ」と言う言葉を良く聞きますが 世に出回っている商品(サービス)で独自(コレダケ)と
言うモノは今やほとんどありません。

インスタントラーメンだって、目薬だって、自動車だって 何だって類似品ばかりです。
良いと言うモノは他者からドンドン盗めば良いのです。

但し、真似をする事と、盗む事は少々意味が違います。
真似とは、まったくの模倣品。 盗むとは、自分のモノにして再加工する事です。 ここがポイントです!!


2.トリ

ここでのトリとは、ラストを飾るあのトリの事です。
( カラオケ大会などで最後に歌う人=トリ )

企画の極意的には、結論を先に持ってくる(=トリ)と言う意味で捉えてください。
企画(書)作りで通常のセオリーでは 一定の流れ(企画の背景や仮説)があって
初めて結論(企画の本旨)があるかと思います。
(ここで言う極意では)セオリーに反していきなり最初からトリ(結論)を持ってくると言う考え方です。

荒ワザであり、正統ではありませんが企画初級者には有効な方法だと思います。
なぜなら、正攻法にこだわって結論がボヤケルより 最初からやりたい事を、企画決済者(上役や取引業者)
にスバリ!伝える方が100倍良いに決まっています。


3.鳥

ラストは空を飛ぶトリの事です。
貴方は、大きな施設(博物館や遊園地、百貨店)などに行かれると何から始めますか。

私は、パンフレットをもらうか、なければ壁なんぞに掲示してある
鳥瞰図(ちょうかんず)を見ます。
鳥瞰図とは・・・・・鳥の目(上)から見た様な・・・・・全体図のこと。

企画(書)を作っていく際に。この鳥の目の感覚で自分の描くモノをアバウトで良いから全体図(像)を捉えること。
これが極意中の極意と言えます。

全体図(像)を把握する事によって企画進行中、次に何をすべきか、今何が足りないかが分かります。

何より、まず最初に全体像を捉える思考法が出来る人は企画のみならず
あらゆる分野の達人と言えます。
せめて、我々凡人は鳥の気持ちになってモノゴトを捉える気持ちになることです。

例えば、新発売の缶ビールを手に取り社会の流行(トレンド)を読むとします。
表面的な事を考えるだけではなく高い所からソレを見下ろす感覚になりましょう。
そうすれば、単に缶ビールの製品自体だけではな工場、原料、物流、流通、広告、などなどそれに関わるモノ、
携わる人などもっと大きな構図が見えてくるはずです。
この大きな構図=企画であると言えます。

◆企画担当幹事


 

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