第28回 公開講座 終了リポート

講師:書家 西村 佳子 氏

〜黒潮・女流書家の半生記〜 

『素敵な女性になろう、自分の言葉を探す旅』


■実施前の募集要項

●日 時:平成14年9月20日(金) ※午後6時40分より受付      

●場 所:難波市民学習センター(OCAT 4F ) 第4研修室

地下鉄四つ橋線・千日前線・御堂筋線「なんば」駅下車
近鉄「難波」駅・南海「難波」駅下車
なんばウォーク・OCATウォークを通ってOCATビル地階1階へ直結エレベータで4階へ
JR「難波」駅上、市バス・JR難波駅下車すぐ
http://www.city.osaka.jp/kyouiku/establish02_3.html

●講 師:西村 佳子氏  (書家)
【経歴】
南紀白浜出身。6歳の頃から書にふれ、
書の出展コンペ等では和歌山県内の3本指に入る。
立命館大学へ進学、西洋史を専攻。卒業後、東京にて中央公論社に勤務。
この間も芸術としての書を学び続ける。

同郷の同級生と恋を実らせ結婚、2児の子宝に恵まれる。
1983年NEC・PC98シリーズの毛筆ワープロソフト用フォント(書体)提供
セイコーエプソン社の毛筆ワープロソフト用フォント(書体)提供

後、大阪に移住。
1992年アートスペース「パピプペポ」(兵庫県芦屋市)
「ギャラリー・モーク」(和歌山県田辺市)
「高島屋外商サロン(展示即売会)」「なにわ画廊」にて個展。
1993年川柳作家 梅津香折氏の著作「のばら」題字担当。
1994年團伊玖磨作・オペラ「素箋鳴」題字担当。 
など個展など創作活動を中心に活躍。
1999年大阪府和泉市に創作工房「なゆた」設立。
書道の中でも「今様かな書」という独自のかな書を確立。
かな書独特の美しい線を現代風のシンプルな独自のスタイルで表現。

2001年WEBクリエイター(東 亜弥氏)と出会い
2002年3月 今様仮名 「いろは屋」設立
筆文字とDTPを組み合わせた、ユニークで個性的
な作品(店舗ロゴなど)をインターネット販売。
http://www.dmeets.com/irohaya

関西交流大学の筆文字ロゴも作成して頂いております(参考ページ)。

●コーディネーター東 亜弥 (WEBクリエイター・いろは屋店長)
第15回 公開講座・講師

〜黒潮・女流書家の半生記〜 
『素敵な女性になろう、自分の言葉を探す旅』

●内 容:
西村講師の半生記の中から
『自分のやりたい事をする』という生き方を学び、
その中からテーマである『言葉』とは何であるかを考えます。

後半、参加者の方のそれぞれの『言葉』を見つけて頂いたり
新鮮な視覚体験学習を実施。
また、日本古来の書と現代のコンピューター技術を組み合わせた
インターネット・ショップの最新情報なども公開予定です。

●定員35名様(先着順)

●会 費:2,000円(当日徴収させていただきます。)
 ※懇親会は別途自由参加(3,000円程度)。

 

西村 佳子氏西村 佳子氏

〜今回の狙い〜


◎ごく普通に生まれ育ち、ごく普通に学生時代、OL時代を過ごし
ごく普通に恋をしめでたく結婚。そして2児のママとなった。
でも奥様は書家だった。

西村講師は、常に自分の『言葉』を探し求め
その生き様の中で新らしい創造を追い続けていらっしゃいます。

その『言葉』とは何か、仕事、恋愛、人生。
貴女にも貴女だけの『言葉』がきっとあるはず。

書の創作活動を通じて
洗練された感性と、自らのこだわりの中で
西村講師があたため続けている宝の扉を
参加者の皆様であけてみましょう。
そこにはきっと知らなかった素敵な明日が待っている。
そんな気がしませんか。

書の指導はされているものの
西村講師もこのような講義スタイルは初めてとのこと。
講師も受講生と一緒に学ぶ、新しい何を一体となって体験する。
この新しさこそが他では味わえない関西交流大学・流であります。

【対象参加者】

◎女性としての素敵な生き方を探している貴女
◎書、書家、芸術などに興味のある方
◎インターネット・ビジネスに興味がある方

◆関西交流大学・企画部

事前取材リポート


☆清流茶屋☆  書家のアトリエ空間

残暑の厳しい8月末某日、女流書家・西村佳子先生のアトリエを訪ねた。
9月関西交流大学の講師をお引き受け頂いたので、その事前取材である。

JRの和泉府中駅前商店街を抜け2,3分歩くと
古いが風情のある昔ながらの、エル字型の長屋がある。
長屋と共同の庭の間を挟んで通路。
共同の庭にはたぬきなどの陶器の置物がさりげなく並べられている。

この長屋の庭を眺めつつ歩くと、幼い頃の昔に戻った気がする。
私も大阪の下町で生まれ育ち、長屋の日当たりの悪い通路が
子供の頃の遊び場だった。

10件ぐらいある長屋の一番奥まった家屋が、
西村先生のアトリエ『創作工房なゆた』だ。

アトリエに入ると乱雑に所狭しと書が置かれている。
あるものは飾られ、あるものは棚に入れられ、また机の上に転がっている。
墨の匂いが心なしか漂う気がする。

西村佳子先生の話し方ほど
関西弁の代名詞『まったり』と言う表現が似合う方も珍しい。
が、聞けば紀州産で東京暮らしも長く大阪在住は20年にも満たない。

その『まったり』さから想像できないが
彼女は才女であり、書以外にも学生時代に西洋史に取り組んだり
勤めてから教職の免状を取ったりと活動的である。

結婚して子供も授かりいわゆる普通の主婦業をこなしてきた。
が、胸に宿り続ける生きた鼓動が何を訴え続けてきた。

その何かは、先生ご自身も本当の所はわからないのではないか。
書の創作欲そのものなのか、他に眠っているものがあるのか。

その何かを解き明かす鍵は次回の関西交流大学・公開講座の中にあるはずだ。
先生は、いわゆる書を教えると言う教鞭は過去いくども取られてきている。

しかし、自分と向き合って、不特定多数の方の前で講義をされることは
初めての経験だと言われた。

かと言って物怖じすることも、はしゃぐこともなく
たんたんと新しい何と向き合おうとされる姿勢が新鮮に写る。

長居を詫び、アトリエを辞して駅までの短い道を急ぐ。
遠くにかすかに聴こえる蝉時雨。
夏の終わりを感じさせない生温い夕暮れの風。

うっすらとかいた汗をぬぐって冷房の効いた電車内に座り込むと
急に心地よい眠りが襲ってきた。
目を閉じると、アトリエでふれた
墨文字が創る優しい不思議な空間がぼんやりと頭に浮かんだ。

◆祭 作太郎

終了リポート

前半、西村先生の半生をたどりながら
自分の持つべき『言葉』について考えるにいたったことをご解説頂きました。
そして『半泥』という言葉にたどり着く。
阪神大震災(人や家屋はこうも簡単に崩壊するのか)
でもショックで5年間筆が持てなくなった時期を
乗り越えて再度自分と向き合う。

その時、その時の心境の変化にともなって書体もかわる。
心おだやかな時は優しい字が
悩める時には激しい字が。
筆は腕で書くものではなく心で書くのだと参加者は実感。

後半、コーディネーター東亜弥さん登場。
西村先生と出会ったきっかけから
今にのインターネット・ビジネス共同経営に結びついたなれそめを激白。
また、現在のお二人の積極的な活動についてもご報告頂きました。
西村先生の別の一面を覗かせてもらった。

また、全参加者に自分の持ちたい言葉を発表してもらいました。
しっかりと自分の言葉をもっていらっしゃる方
言葉を探し中の方、様々でした。

そして西村先生に葉書で各参加者の言葉を筆に書いてもらいました。


ゆったりとした心落ち着く公開講座となりました。

◆企画担当幹事

懇親会 (関西女流大学編)

第2部の懇親会では炭火焼肉料理店に場所をかえて設定。
参加人員男性5名・女性10名(おい!男性諸君元気がない。)
関西女流大学の開始!?
ウーマン・パワー炸裂の、大盛会の夜でした・・・・・。

西村先生いわく、やっぱり女性の方が根性がある。
男性諸君お互いに負けずにがんばりましょう。

参加者様の声
●西村先生のお話し、大変興味深く聴かせていただきました。
特に、「人間の都合や想いなんかに関係なく、天変地異はやってくる」
というお話しは衝撃的で、帰宅してからも頭から離れませんでした。
「人間のちっぽけさの自覚から、芸術やら宗教やらいろんなものが
きっと始まるのだな」と思った次第です。
東さんとの天然なコンビもグッドでした。
【男性会員】

●書家と書道家との違いはとの質問に先生は、
書道には型があるが、書家には型がないとのお答え。
小生は、ここで気がつきました
つまり書家先生の作品とはア−トであると。
モディリアニやマチスの画風がそれぞれ違うように、
書家先生の作品にはそれぞれ思い入れが有ると言うことでしょうか。
【男性会員】

●順風満帆のとき。混沌のとき。そして、それを越えたとき。
それぞれのときにおける作品を、作家自ら解説してもらえるなんて、
本当、贅沢な経験でした。
後半では実際に筆を貸していただける、ということで、
迷ったすえに“光”と書きました。

へにょへにょで不安定であまりに下手クソで、そそくさと隠したのですが、
今、こうして秋晴れの太陽の下で眺めてみると、この筆が迷ってる感じが、
まさに“光”を求めている今の私自身、と受け取れなくもない。
左下に印を押して、机の前のよく目に付く位置に貼ってみました。

表現しつづけることは大切ですね。
西村先生の書の変遷を目の当たりにして、
どんな経験も無駄じゃないな、とごくシンプルなことを再確認しました。

お仕事のことから、ごくプライベートなことまで、
あっけらかん、としたお話しぶり。あの自然体な感じが良かったです。
【女性会員】

●私自身、退職、サロン開業と転機に差し掛かっており
’自分らしい生き方、自分の納得’というテーマについて
考えることも多いため、西村先生の
’自分が自分であるということ’という言葉には、共感を持ちました。
また、先生の50年の人生をお聞きして、私の30年弱の
人生には深みがないなぁと実感しました。
これまでの人生経験の上に先生の自然体の生き方があるんですね。

参加者全員の’自分の言葉’を聞くことが出来たのも大変印象的です。
参加してる方はそれぞれ自分の信念を持ってらして
それぞれバックグランドを感じました。
これから、自分の言葉を意識していきたいなと思います。
今回は私の友人が2名初参加だったんですが、
二人とも大変満足してたようです。
【女性参加者】

●西村先生は、穏やかな語り口調で、「書家」といえば非常にプライドの
高い方なのかという予想を良い意味で裏切ってくださいました。
その西村先生の書を上手に生かそうと試みておられる東さんとの
出会いも自然で、不思議なコンビネーションを感じます。

「素敵な女性になろう」というテーマに反して
男性の参加者も意外におられたのは、やはり更衣室を覗いてみたいという
心理に似ているのでしょうか?
やはり、関西交流大学のメルマガのタイトルは、私の命名した
「自己実現のための更衣室」にして、男子は廊下で着替えて頂きましょう。
【女性参加者】

●今回のセミナーは、自分の職種(コピーライター)のこともあり、
毎日を振り返るいいきっかけになりました。
(自分の言葉くらい持たなきゃいけませんよね)
ではまたぜひ出席させてください。ありがとうございました。
【女性初参加者】

●西村さんのお話と東さんの売り込み状況とを幹事さんがうまくつなげておられていて、
面白い企画だなあと感じました。手作りながら、しっかりとした構成だと思います。
講座には初参加させていただきましたが、和やかな雰囲気でよかったです。
西村さんの書家としての生き方みたいなものが伝わってきて共感できました。

参加者の中にも西村さんの持つ言葉
―「半泥」に共鳴される方が多かったようですが、
バランス感覚って大切だなと思いました。

状況を「受け入れる」ことの重要さを実感しながら、
自分の思いを書いてみたのですが、今一歩という感じがしました。
書には自分の今の気持ちが如実に出ると思います。

2次会では和気あいあいとした雰囲気で初参加の方ともお話できてよかったです。
自分のできることをいかに売り込んでいくかが難しいと感じながら、
そういった状況に直面している仲間と情報交換できたのはうれしかったです。
皆さん熱心に取り組んでいる様子がうかがえました。ありがとうございました。
【女性初参加者】

●こんにちは。
素敵な公開講座に参加させていただき、ありがとうございました。
今日送られてきたメールマガジンを見ましたが、
みなさん、さすがに行動が素早いですね。
私はすっかり連休モードで週が明けてからいいや、
と思っていたら、レポート付きの公開講座の様子が送られてきて、
ちょっとアタフタしてしまいました。

どうしても仕事で瞬発力を求められるので、
私生活はどうしてものんびりしてしまって…。
(言い訳です!)

西村先生の所へはメールを送らせてもらったのですが、
先生の人柄とあいまって、
気分の良い時間をすごさせていただきました。
仕事上でも、有意義な出会いを持たせていただき、感謝します。
講義後の交流会にも参加させていただいたのですが、
がんばる皆さんに元気をいただいた気がします。

お隣になった企画担当幹事さんにも申し上げたのですが、
異業種交流会といっても、中小企業の経営者対象の交流会か、
若者(!)の‘出会いの場’提供に流れているものが多く
本来の意味での(私が思う)‘異業種交流’
「異なった業種に勤める者が、仕事や、働き方や、生き方について
経験や理想を語り合い、元気になる、人脈を拡げる、友を得る」
が少ない!気がします

(少なくとも関西でサイト検索しましたがこれは、というところがあまりない!)
そういう視点で貴会のHPを拝見すると、コンテンツも豊富でかなり奥深く、
熱心で優秀ななスタッフ(ライターさん)を抱えておられ、
(そのような方が肩入れしている!)
まじめ、かつユーモアあり!と、拝察しました。
これはぜひ公開講座に行かなければ、と思っていた次第です!

というメールを2日がかりで書いているほど
常にバタバタの私ですが、
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!

【女性初参加者】

●西村 佳子先生  「すてきな女性になろう 自分の言葉をさがす旅」参加レポート

“自分の言葉”・・・その一言に強く惹かれて今回の講座参加を決めた私。
そのわりには何の心の準備もしていかなかったことを、
後で悔やむことになってしまったけど・・・。

西村先生のお話はとにかく解り易かったです。おそらく気取ってない、
作りすぎてない、ご自分の言葉でお話されていたからだと思います。
「こんなところで喋るような立場じゃないから。」と何度も
おっしゃっていましたが、退屈とは無縁の時間を過ごさせていただきました。

さて私が何を悔やんだかと言うと・・・。
テーマを知っていたにも関わらず、“自分の言葉”について、
あらかじめ考えていかなかったこと。
初参加のため、まさか発言する場があるとは想像しておらず、
ただぼんやりと出席してしまいました。

参加されていた方々のほとんどが、“自分の言葉”をお持ちで、そしてそれに
対する考えを述べられたことに対して驚き、そして自分の怠慢を深く反省しました。
まして私はコピーライター。一応文章を書いて食べている人間です。
大切にしている言葉は?の問いに何も答えられないようでは、恥ずかしすぎるでしょう。
普段たくさんの言葉に囲まれ、仕事としてとらわれすぎていて、
逆に“言葉”を大切にしなくなってきているのかな・・・と自分の生活を
振り返ってみるいいきっかけとなりました。

関西交流大学の雰囲気はとてもいい感じでした。
休憩時間に会員の女性の方から積極的に名刺交換のきっかけを
作っていただき、とけこみやすかったです。
ただ、今回の講座タイトルが少し残念に思えました。
タイトル名だけで女性向きだなと判断され出席をためらわれる
男性もいらっしゃったのではないでしょうか?
実際西村先生のお話は男性にも積極的に聞いていただきたかった内容なので、
ターゲットが限定されるようなタイトルはもったいなかったなぁと感じました。
(今回は特に女性の参加者を増やしたい、という目的で開催されていたなら
大きなお世話の意見ですねー。その場合はごめんなさい)

またぜひ参加させていただきたいと思っております。
その時はよろしくお願いします。

【女性初参加者】

西村先生の言葉『半泥』とは・・・


半(なか)ば泥(なず)む、
なずんで半ば泥まずという意味。

なずむというのは執着するということだそうです。
執着することは大切ですが執着して
その他のことを受け入れないということではなく
時には執着しすぎず
受け入れる事が必要ということです


西村先生にお書き頂いた半泥です。
画像をクリックすると詳細画像のページに飛びます。 

ま と め
関西交流大学の皆様

今回は、「いろは屋」の西村、東よりお話させていただき有難うございました。

今回の公開講座のお話を企画担当幹事さんからいただき、
西村先生にお話したら
「何を話せばいい?」っていう返事ではなく
「やってみたいです」の即答メールがきました。

それから、企画担当幹事さんが取材に来られ
いろいろ先生にインタビューしてくださってるときに
「言葉」の話がでてきました。

以降当日まで何回か先生から、何を話したらいいやろうか?
作品もっていこうか?なんて話はでたものの結局一度も打ち合わせることなく
当日になってしまいました。

・・・というより私は、先生の中できっと話したいことが決まって
いるから何も打ち合わせる事もないだろうな...と思っていました。

当日のお話は、私と先生のいつもの会話の中ででてくるいつもの話。
でも昨日はちょっと場所を変えてあらためてじっくりと聞いてみるととても感慨深い
ものがありました。

先生が自分がもっている言葉「半泥」という言葉は
先生の生き方そのものだといつも感じていてます。


人にはいろんな魅力があって、
夢や希望に向かって何が何でもやりたいことは実現させるっていう
情熱家で行動派の人、地味で自分の中の小さな世界だけれどもこだわって生きる人、
周りの人との共感で楽しむ人
・・・・その中で、先生は自分のこだわる世界を大切にしながら、
人と共感し楽しむことも同じぐらい大事に思っている
そんな両方の魅力をもっている人だと思います。

「いろは屋の商品」はそんな先生の情がたっぷりはいっていますので、
きっとこだわりを残しひととの
共感を忘れない商品になっているのではないかと思います。

昨日皆さんの持っている言葉を聞いてどれもなんとなく
その人に似合っていて素敵だと感じました。
そしてもってる言葉は、ずっとかわらないものもあれば、成長していく中で今まで
もっていた言葉が正反対に思えたり、変わって行くのだと思いました。

私も今は考えてもでてこない深い言葉が、
いろいろな経験をして成長すれば自然とも
てるようになるのではないかと自分なりに楽しみに思いました。

●東 亜弥 (WEBクリエイター・いろは屋店長)

東 亜弥 氏

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